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『フォーキャスト2018』レイモンド・メリマン著
ただ今株式会社投資日報社さんのサイトにて予約申し込み受付中です(12月25日発売)
『マンデーン2018』Kindle版は2018年春の発売予定です

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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーで販売中です。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。
 
 

January 21, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント1/22【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年1月22日(フリー版より)

翻訳:hiyoka     
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているようですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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来週のメリマン・コラムはお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        “米国政府機関の閉鎖への懸念の高まりを受けて米ドルが3年来の安値に苦しむ一方、金価格は金曜早朝に0.5%上昇したが、貴金属はいまだにここ6週間で初の週を通しての下げの途上だった。”

― Reuters
  “Gold Up as Dollar Hurt by US Government Shutdown Fears”
  2018年1月19日付


        前週末に太陽と金星から天王星へスクエアが形成された後に大きく乱高下しながらも、先週、世界のいくつかの株式市場は史上新高値または数年来の高値まで騰がり続けた。その動きは天王星が関与する際の典型(不安定)ともいうべきものだったが、週末には太陽もまた天王星が支配する水瓶座入りしたことから、一段と誇張されているかもしれない。

たとえばダウ工業平均は、週の初めに26,000以上の史上新高値をつけたが、引けまでにその高値から300ポイント以上下落して終わった。しかし、月曜休場のために取引日が減り、週の第2取引日となった水曜には急な反騰を見せて300ポイント上昇し、26,000以上で引けている。だがその後、政府機関閉鎖への懸念が市場を席巻し、ダウ平均は当初26,153の史上新高値をつけた後、木曜ザラ場で200ポイント下落した。そして金曜、政府機関閉鎖への懸念は取引時間の当初は株価への重石となったが、引けまでにダウは50ポイント以上騰げて26,071と、その日の高値で週を終えている。

株式市場の史上新高値や数年ぶりの高値に湧いたのは、なにも米国のみの現象ではなかった。先週は世界のいくつかの指数に、始まって以来の新高値や10年ぶりの高値が示現している。したがって、こうした価格の伸びは特に米国に限って見られたわけではなく世界的な現象だったと言える。アジア・環太平洋地域では香港のハンセンとインドのニフティ指数が両方共1月19日金曜に新高値をつけた。日本の日経は1月18日木曜に24,084に舞い上がり、1991年11月以来の最高値をつけた。中国の上海指数は金曜、轟音と共に2年ぶりの最高値3498まで騰がった。中国の株式市場は強さを取り戻しつつある。オーストラリアでは、ASX指数が金曜に月の最安値まで落ち込んだ。だがその前の週の1月10日 — 1月8日の重要変化日からわずか2日後 — には10年ぶりの新高値をつけていた。とはいえ、ASXの下落は近隣地域における異市場間弱気ダイバージェンスの事例を生じさせている。

ヨーロッパの市場も先週は明るかったが、やはり異市場間弱気ダイバージェンスのシグナルを示していた。ドイツではDAXが金曜に13,445まで舞い上がり、11月7日につけた史上最高値13,525に非常に近いところまで行った。しかしながらアムステルダムのAEXは金曜に爆騰して570.27と17年ぶりの新高値に達している。ロンドンのFTSEは先週火曜1月16日に7791に達したが、太陽・金星が天王星にスクエアとなった週末直前の1月12日につけた史上最高値7792からわずかに下げている。チューリヒのSMIは前週となる1月9日、これも1月8日の重要変化日に同期して示現した史上新高値から先週は実際に下落している。先週、ヨーロッパで唯一の史上新高値が示現したのはロシアのMICEX指数で、金曜に2306まで反騰した。そう、つまりロシアまでもがこの世界的な株価騰勢の動きに参加していることになる。

アメリカ大陸では先週、全ての指数 — ナスダック総合、ダウ平均からブラジルのボヴェスパやアルゼンチンのメルヴァルまで史上新高値をつけた。

        これらの印象的な反騰は株式市場に限ったことではなかった。多くの商品市場や通貨もまた騰がり、一方米ドルは3年ぶりの新安値に沈んだ。先週の原油は1バレルあたり65ドルと3年来の高値をつけたが、これは『フォーキャスト2018』で示した私達の第一ターゲット65〜70ドルに近い。金は1トロイオンスあたり1345ドルに反騰して9月8日につけた年初来高値1358ドルを試しつつある。ユーロもまた飛び立ち、2014年12月以来初めて1.2300を上回っている。この動きは2017年1月が16.5年サイクルの底となるという私達の予測をさらに裏付けるものとなっている。

        暗号通貨はまた異なる道どちらかと言えば米ドルに似た道を進んだ。ビットコインは水曜に9156まで下落、これは11月30日以来の最安値水準であり、ちょうど1ヶ月前の12月18日につけた史上最高値19,458をはるかに下回っている。金曜に株式市場が引けた後、ビットコインは11,400近辺で取引されていた。イーサリアムは健闘して先週は6266までしか下がらず、12月22日につけた4012の安値を大きく上回っている。しかしながら、これも私達の直近リバーサルゾーンに近い1月10日と15日につけたダブルトップの高値11,356と11,313から見ればはるか下方に沈んでいる。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “...他の国民生活の領域で政府による抑制と均衡が不在であるような時、国防や国際情勢に関わる行政政策と行政権に対する唯一の効果的な抑制力は「見識ある市民」の存在である。確かな情報に基づいた上での重要な世論は、それだけでも民主政治の価値を護ることを可能とする。したがって、機敏で精緻な知識を持ち、かつ自由な報道の存在が憲法修正第一項*の基本的な目的の実現に最も貢献するのはおそらくこの点においてである。確かな情報と自由な報道のどちらを欠いても、見識ある市民の存在はあり得ない。”

— 米国最高裁判決 6-3 1971年6月30日
 (映画「The Post」より「ペンタゴン文書」の報道について
  新聞社を擁護した一節)
 
  * 憲法修正第一項:米国憲法において「言論の自由」を定めた条項


         “我々の政府が国民の意見を基盤とするものであるなら、第一番の目的はそれを正しく維持することだ。そこで私に残される決断は報道抜きの政府を取るか、政府抜きの報道を選ぶかだが、私は後者を選ぶにあたり一瞬の躊躇もすべきではないだろう。”

— トマス・ジェファーソン


        “それはテープに録音された彼(リチャード・ニクソン)の肉声だ。ここで興味深いのは、トランプ大統領がツイートでメディアに言及しているのと同じ内容をニクソンもメディアについて言っていることだ。ただ、このテープが明るみに出るまで私達はニクソンがそんな事を言ったなどとは知らなかっただけだ。”

— Len Downie
  ワシントン・ポスト紙 元編集長
  インタビュー Nicole Carroll, Arizona Republic/USA Today Network
  “From Inside the Newsroom of “The Post”  2018年1月14日付


        株式指数が史上最高値や数年来の高値をつけるというエキサイティングな状況にもかかわらず、他の領域では潜在的な社会不安が高まりつつある。米国におけるその一つは、言論の自由と報道の自由への崇敬の念に関するものだ。言論の自由と報道の自由に相関するジオコズミック要因は水星だ。水星はコミュニケーションを象徴する。米国建国図(始原図)において、水星は蟹座終盤度数に在泊し、冥王星(と月)に文字通りのオポジションを形成している(1776年7月2日の建国チャート)。去年からトランシットの天王星が米国建国図の水星・冥王星オポジションにTスクエアを形成してきたが、それは今年の4月、天王星が牡羊座を離れて牡牛座(お金、銀行、畜牛)に入居するまで続く。

しかしながら、報道の自由への脅威はその時点では終わらないだろう。その後2020年と2021年にはトランシットの土星が冥王星にコンジャンクトし(そして水星にオポジションを形成)、続いてトランシットの冥王星も同様の動きとなるからだ。今、そして今後も大きな争点となっていくのは、言論の自由や報道の自由を脅かすものが、一方で「フェイク・ニュース」であり、そしてもう一方はそれに対抗するところの政権が抱える欲望だということだ。それは政権の観点や企図を支持しない報道はどんなものでも厳しく非難したいという真の欲望だ。

双子座/乙女座の19°〜22°に在泊する米国の火星・海王星スクエアに対し、トランシットの海王星がTスクエアを形成すべく進行中の今、私達が真実を知ることはあり得ないかもしれない。だが確実に言えるのは、私達がもうかなり長い間、ホワイトハウスと報道陣の狭間に置かれて虚報やいわゆるがせネタに影響されており、それに伴い「検閲」への懸念が2020年〜2022年には限界点に達するということだ。またこれは、次の金融危機のタイミングに関する私達の見通しともタイミング的に合致している。この件に関しては2月3日のワールドワイド・ウェビナーで論じるつもりだ。

短期的には、先週のコメントを再掲しておこう。
『私達にとって、最も重要なイングレスはヘリオセントリックの水星が射手座入りする1月19日~30日で、ジオセントリックの火星が蠍座運行を終了する1月26日とも同期する。これらの惑星/星座宮コンビネーションは多くの市場における大きな価格変動との歴史的関連性を持つのだが、特に貴金属と通貨においてその傾向が強く、多くの場合、弱気よりは強気として示現しやすい。私達は12月8日に火星が蠍座入りして以来、すでに貴金属に強気のインパクトが与えられたのを目撃している。金と銀が今月を過ぎてなお、すなわち火星が蠍座を抜け、ヘリオセントリックの水星が射手座を離れてもなお騰がり続けられるかどうかを興味深く見ていこう。』

また短期的に私達が焦点を当てるべきは、1月31日に起きる強力な月食の接近だ。私達は現在〜2月18日まで、ボラタイルで予測不能な星座宮、水瓶座を太陽が運行する時期に入っている。しかしながら、1月31日の月食を除いては、2月4日までリバーサルを示唆するジオコズミック・サインはない。また3月初頭までは最強レベル1のシグナルもやって来ない。これが意味するのは、去年9月の木星・天王星オポジション以来相当な勢いで続いているこの強気のブレークアウトを阻止するほどのジオコズミック上の障害は3月まで無いかもしれないということだ。

この可能性を支持する見方としては、今年の税金シーズンには2月〜3月に退職金口座への巨額の資金流入が起こり、それが株式指数を押し上げる潜在力となるという見通しがある。ひょっとするとそれは夏まで続くのかもしれない。何故なら土星・天王星と木星・海王星がそのあたりまでウェイニングトラインを保ち続けるからだ。こうしたジオコズミック要因についても2月3日に開催する次回のウェビナーで触れていくつもりだ。







訳文ここまで
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January 16, 2018

○1/17の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  1月17日11:37前後、北海道周辺で 11:43前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は11:18前後、沖縄周辺では10:47前後に山羊座 26°54’で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。
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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 山羊座26°~27°― 発効期:1/17~2/15 】
    "A water sprite"
『水の精霊』

    "A mountain pilgrimage"
『山路の巡礼者』

【テーマがもたらす雰囲気と精神の挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられるかもしれません。

→★外界の荒い大声や喧噪を避けてひとりそっとくつろぎたい気持ち
→★完全な弛緩を避け突然の出来事に即応できる機敏さを保つ必要
→★義務の先延ばしや一時の逃避願望が引き寄せる落とし穴に注意
→★霊的または肉体的エクスタシーを求めて危険な淵に立つ
→★叙事詩・叙情詩または内的な体験を詩的に表現する力
→★無意識に宿る目に見えない世界への理解と記憶をたどる機会
→★変わりやすい気分 ― 高揚とどん底、興奮と動揺、
   聖性と野卑さ、祝福と嫉妬などこころの両極を体験する可能性
→★曖昧な文言の裏に隠れた本質、本性、揺れ動く尺度の実態に気付く
→★至高のものを求めて自己を歪め高みを見上げることの無意味さ
→★大きな力に呑み込まれて思わぬ早急な言動に走る危険
→★目に見えない自分の "後ろ側" に重要なもの/ことがあると感知する
→★憑かれたようにトップを目指す or 自分はダメだという考えに取り憑かれる
→★なぜ腹立たしさを感じるのか、常にその隠された動機を探る必要
→★依存による「安全・安心」の対価が「力を明け渡すこと」だという気付き
→★突然の感情の嵐、または外的な状況変化が解放への一歩となる
→★なにか抗いがたい熱情が内部に醸成されつつあることへの気付き
→★「内なる指針」と自由さを頼りに山あり谷ありの道を往く・・・→

エネルギーのポイント:前回の新月『眠っていた人格や方向性の再発見・再構築』
                    
            今回の新月『日々の紆余曲折とは隔絶した内的宇宙を保つ』

180117NM


        今回はいつものように前置きを考えていたのだけど(山羊座と土星の究極についてなど)、なんだか長くなりそうなのでそれは別の機会に回し、いきなり星模様とサビアン・シンボルに行ってみますね。キーワードが多くなってしまい、アスペクトの事例も多いので、読んでくれるひとは迷ってしまうかな?なんて思ったけれど。。 原則としては、アスペクトはネイタルの惑星や感受点がその惑星フォーメーションに触れたひとに起こりがちな事例、新月全体としては、あくまでサビアン・シンボルの大テーマがメインになる...そんな感じで、自分にフィットすることばから感じ取ってみてね。


★1月17日 新月の星模様 すこし★
≪ サビアン・シンボルのテーマの下でアスペクトがもたらす行動面の挑戦 ≫
※遅い惑星のアスペクトは正確な日付の前後数日~数週間発効します。

MCに冥王星(ICにキラルス)、蠍座の木星がセクスタイル 新月と金星(とルシファー)のコンジャンクションが天王星とスクエア、蠍座の火星と魚座のカイロンにセクスタイル 新月と火星がセクスタイル 木星と冥王星・MCセクスタイル

  • 舞台裏で行われる策謀、裏切り、疑わしい材料によって責任ある立場の人物が糾弾されやすい傾向、魔女狩り、事実の一部のみが暴露されるなど
  • 変わりやすい雰囲気や気分。優しさが第一と思う気持ちを利用される可能性。落ち着いて情勢を読み、闘う姿勢を保持する
  • 自分の立ち位置をわきまえずに尻馬に乗って厄介事に巻き込まれる可能性
  • 自然災害(降雨・降雪・地震・噴火など)の可能性
  • 傷やコンプレックスに触れられることによる抵抗や反抗、感情の噴火
  • どこからともなく突然湧き起こる創造性や新しい発見
  • 突然内部から押してくる原初の力を何らかの形で表現していく
  • 後戻り出来ない覚悟を持って事態を収拾する

天王星とオルクスがセスキスクエア
火星と天王星がクインカンクス
  • 溜め込んだ無意識の反発心や復讐心の発動
  • 対象となる物事や人物を裁く行為を通して無意識の欲望が透ける(対象には自分自身も含む)

Nノードにジュノー、Sノードにセレスがコンジャンクト
ノード軸をアスボルスが調停
水星とBMリリス合がノード軸を攪乱
  • 鋭利な刃物のような批評、底意地の悪い"口撃"、ジェラシー
  • 女性性と母性の葛藤、過剰な母性への憎しみ、バランスの模索
  • ジェンダーを超えた「人間力」の希求または予感
  • 感情の起伏を交えずに「正直であること」の価値が高まる

≪その他心理的な注目期≫
( "抑圧と噴火"の刻の始まり)

1月20日金星とルシファーが水瓶座2°台でコンジャンクト
1月21日ケンタウルス族のフォルスが山羊座入り
1月27日~28日、日付が変わるころ火星が射手座入り
イクシオンが銀河中心へ向かう(正確なコンジャンクションは2月13日)
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2018年1月31日 獅子座11°台で満月・皆既月食!
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quasar



★1月新月のサビアン・シンボル ★

        今回の新月が提示するテーマのベースとなるのは山羊座26°『水の精霊』です。水…それはわたし達の生命に欠かせないもの。本来は無色透明でそれ自体の形を持たず、どんなときも、そのときそのときの器のかたちに沿って存在するもの。留まり、流れ、落ちるもの。

水の精霊(または妖精)といえば、神話にも沢山出てきます。たとえばギリシャ神話の海神オケアノスの娘達、オケアニやネーレーイス達。彼女達は神話の中で繰り広げられる様々な葛藤のドラマや因縁話をつむぐ上で、欠くことの出来ない役どころを演じているのですが... それはどれも、わたし達人間から見たときの水の特性 ― 異世界的なとらえどころの無さ、水鏡の幻惑 ― を体現し、それがえも言われぬ魅惑であるような存在として描かれているように思います。


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  B.ボヴィはこのシンボルの解説で、やはりギリシャ神話の中で語られた「ヒュラスの悲運」を挙げていました。ヒュラスは英雄ヘラクレスに愛され、有名なアルゴ遠征隊でも弓矢持ちとしてヘラクレスの側近く仕えた美少年でした。けれども旅の途上で泉に水を汲みにいったヒュラスは、ちょうど祭のために水面に出てきた泉のニンフ達に見初められ、水底に引き込まれて二度とこの世界に帰ることはなかったそうです。

そうそう、美少年と泉といえば、ナルシシズムの語源にもなったナルキッソスのお話を思い出すひとも多いのではないでしょうか。ネメシスの罰を受けて自分のことしか愛せなくなったナルキッソスが、ムーサの山の泉に映った自分の姿を見て恋い焦がれ、そのまま死んでしまうというお話...。どれも主人公の少年にとっては突然降りかかった大きな災難、または不運だったと言えるかもしれません。

これらのお話に共通している事実は彼らが「容姿」、つまり外面の美によって皆に愛された存在だったことです。そしてヒュラスは実体を持たない異世界の存在に引き込まれて別次元の者となり、ナルキッソスは水鏡に映った自分という実体のない姿に魂を奪われ、いのちを失ってしまう... うーん、なんだかそこに存在するはずの精霊達も少年も、水というカタチを持たない境界の狭間で、明確な意志を持つことも出来ずに揺蕩う影のようなイメージがあります。


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  神や精霊、そして悲運の少年達を呑み込んだ「美」っていったい何だったのでしょう?  「水の精霊」はある種のエクスタシーをもたらすとも言われています。 では水面が映す、いのちと引き換えにするほどの美のエクスタシーって...? 自分より大きな力に呑み込まれ、為す術もなく抱擁されて水底に落ちていくエクスタシーって...? ところでナルキッソスは、本当に自分自身を識った上で自分を愛せたでしょうか? それとも外界に自分が愛せる理想の姿を追い求め、ついにその虚無と一体になれたのでしょうか?

        B.ボヴィは水の精霊のシンボルを『影を作らないもの』と言っていました。影を作らない…つまり目に見えないもの、実体を持たないもの。米国の人気作家ジャック・ロンドン(1876年~1916年)の作品に『The Shadow and the Flash』という小説があります。わたし自身その小説は未読で詳しい内容までは知らないのですが、その話の中に同じことばが出てきます。その一節を読む限り、作中では黒髪と金髪である以外は容姿が生き写しの二人の青年による「見えなくなる」ことの探求が描かれていました。一方は「人類が今まで知らなかったほどの本物の漆黒」を追い求め、もう片方は「透明さ」、つまり完璧に「光を避け、反射せず、影を作らない」ものを追い求めている...。

この小説の結末は『影を作らないもの』に魅入られた二人の青年同士の闘い、そして非業の死によって終わるようです。 「完全なもの」「完璧なもの」がもし瞬間的にでも存在するとしたら、それが「美」であろうと「理想」であろうと「夢」であろうと全てが実体を持たないものであり... 水面にも鏡にもけっして映ることがない。だから外界の反応や誰かのことばを鏡として確認したり、投影したり、証明したり出来るようなものじゃない...。 ならば『影を作らないもの』を外界に追い求めても、あやかしのニンフ達や呪いの神ネメシスによって深い水底に誘い込まれるだけかもしれない。そこでわたし達は「運命」と名付けた奔流を自らの手で夢遊病のように創り出していく。そしていつの間にか呑み込まれていく...なんてこともある。それがときに「悲運」と呼ばれるエクスタシーに彩られるとしても。。


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水の精霊はわたし達に問いかけます。

『完璧な漆黒と完璧な透明さの美はどこにあると思う? どこにも映らないものは、どこに存在するか知ってる? ほら、そこに在るじゃない...』

わたし達は答えます。

『え~? 完璧なものなんて全然求めてないよ。人生ってそんなものだって、よくわかってる。ただ毎日、あれがもうちょっと何とかなればいいのに。これがもっとあんな風だったらいいのに…なんて思うだけだよ! もちろん努力だってしてるよ。でもなかなか思うようにいかないんだよね...』

『うん、そうだね。君の言うとおりだね ♪ ところで君は、どこを見てるの?』

精霊はそう言うと軽くウィンクをしてみせ、パシャッと水音を立ててたちまち消えてしまうのでした。。。 なぁんて(^_^;。 


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        でも、社会性の極みとも言える地性星座宮、山羊座も終盤に入ろうというこの度数が、とらえどころの無い「水の精霊」というシンボルを持っていること。そしてこれに対向し補完する力とされる水性星座宮の蟹座26°が『贅沢さに満足と幸福感を覚えながらソファーで読書する人々』という、社会的に功なり名を遂げた人々を描いたシンボルだというのも不思議な気がしませんか? 

実はこれの一つ手前、山羊座25°のシンボルは、社会的な闘いの中で「自信に満ち、断固とした態度で自分の負った責任や役割を世界に表明する」というテーマを持っています。どんと構え、胸を張ったその姿はまさに山羊座第3ディーカンのど真ん中!という感じ。そして対向する蟹座25°は「どんな姿勢を取ったとしても、全ての立ち位置にはそれぞれの影がある」というテーマ。。。 ん?なんだか社会的にも日頃の人間関係にも当てはまりそうな、思わせぶりな組み合わせ。 そして次に直面するのがこの『水の精霊』というシンボルなんです。


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  今、とりあえず自分が持ちあわせているものに護られ、安全と安心の曖昧な境界線の中でそこそこ満足しながらのんびりソファーに横たわるわたし達。あれやこれや、好きな世界に没頭出来るという、実は大いなる贅沢。ひとときの休息や弛緩はけっして悪いことじゃない。だからこそ、遠くはかない美への憧れを感じたり、理想を追い求めたりも出来るわたし達。そんなとき、美しい水の精霊がひょいと水面に上ってくるかもしれません。でも...。 彼らは実体を持たないもの達。影を作らないもの達。居るのに居ないもの達。 

受け取って当然と思ってきた贅沢の中で、けっして捉えられないもの達を追って生きるのか? それとも、捉えられないもの達にいつしか捉えられるのか? 水面の輝きには、無いはずの影が確かに映って見える。そして日々の想いを彩るその曖昧さこそが、居心地良くも感じられる...。

けれどもしわたし達の精神が自己満足の中で弛緩し過ぎてしまうなら、ふいに日常というソファーごと、水底へと誘いこまれるのかもしれません。ならばわたしにとって水面の境界は、果たしてどこに通じているだろう? それはきっと、わたし達の視点がどこにあるか次第なのだと思います。自分が自分であり続けることの難しさ。 この度数は、豊かなインスピレーションを得て見えない世界を感じ取るチャンスも沢山与えてくれるけれど、妄想に囚われて狂った行動に出る危険も含むような、そんな度数かもしれません。


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        ん。。とても面白いシンボルだったので、ついベースのテーマについて文字数を割きすぎてしまいました。

さて、今回のメインのテーマとなる山羊座27°のシンボルは『山路の巡礼』です。今度はなにやら厳しそうなイメージが来ました。巡礼とは宗教者または修行者で、神や聖性を宿すとされる峻厳な山々を巡り歩き、ときにはいのちを賭けて聖地礼拝の旅をする人々のこと。言語の「pilgrimage」の語源は「peregrine」。そう、「ペレグリン」つまり放浪、流浪、遍歴を意味することばです。古典占星術でペレグリンと言えば、ある惑星が在泊する星座宮において、支配星でもなければイグザルトでもなく、トリプリシティやターム、フェイスとしての格も持たない状態を言いますね。その場の何に対しても誰に対しても関わりを持つことのない、常にアウェイな状況を生きる旅人。そこに居るのに、居ない者。それが山路の巡礼者です。


pilgrimage



        彼は自分にとっての聖地を求めて歩き続けます。前人未踏の険しい渓谷をよじ登るのも、聖なるものに近付くための修行に過ぎません。どんなに苦しくても、垂直にそそり立つ急峻な断崖に差しかかっても、彼がひるむことはないでしょう。なぜなら胸の内に明確な目的とゴールがあるから。きっと彼のこころの内には宗教的な想いと情熱が渦巻いているのかもしれない。聖地に辿り着けば得られるという超常体験への渇望でいっぱいになっているのかもしれない。この世の欲にまみれた汚濁と弛緩した精神を嫌い、高次元への旅立ちをひたすら願う。けれどもそんな純粋な願いは、結局は一つのパラドックスを含んでいるとも言えます。この世で人間が抱く最後の贅沢、そして最大の強欲は超越者=神と一体になることを求める修行者としての欲望だということ...。

また、B.ボヴィはこのシンボルの興味深いパラドックスをもう一つ例示しています。山路の巡礼は人も通わない獣道をたどり、切り立つ崖を登っては下り、谷を渡り峠を越えていきます。彼は登りに登って上りつめるほど、物理的にも精神的にも高度を上げていけばいくほど、至高の存在に対して膝を折り腰を曲げ、平伏するようになる。自分の存在はどんどん小さくなり、低くなり、無に近付いていく...。


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  それは聖なる山を支配する至高の存在に圧倒され、呑み込まれることかもしれない。 あるいは、あらゆる草木、蟲や鳥や獣たちの息遣い、渓谷を吹き抜ける風や立ちこめる霧、岩壁をつたい落ちる清水の一滴に溶け込み、ただ我も彼もなく一体となってしまうことかもしれない。 

どちらも人間にとっては一種のエクスタシーかもしれないけど、その味わいは全く異なることでしょう。 また、もし強烈な自我意識を残したまま頂上 — 聖なるフォースの場 — で異次元の力に打たれたなら、その巡礼者の内なる全てが極度に肥大しある種の怪物に変じる可能性もあります。それもまたエクスタシー。そして新たな信念、または妄想が生まれます。

ひとが一旦全てを捨てて巡礼の旅に出るということは、何かの「極み」を求めて流浪することかもしれません。過去を捨てたいとか、忘れたい...という欲望も含めて。 求めるものは、ひとそれぞれ。見出すものも、ひとそれぞれ。でもわたし達は、いつも何かしらの「極み」を求めてやまない存在ではないでしょうか。落ち込みと高揚、汚濁と至高、敗北感と勝利の陶酔、悲哀と歓喜、光と影など、平凡な日常の中でも様々に入れ替わる状況や気分の中に、極から極へと揺れ動く無数の小さなわたし達がいます。求めて...求めて...。


sacredmountain



        社会性の極みとも言える山羊座終盤度数。支配星の土星も山羊座入りして、わたし達は昨日までの人気者があっという間に転落したり、セレブリティが恥辱にまみれて引きずり下ろされたりする光景を沢山見ています。昨日まで元気だったひとが倒れ、無名の誰かが頭角を現す。そして突然の嵐が街や渓谷を襲ったりもする。激しく移り変わっていく風景。この先に何かがある...という予感。それが良いか悪いかはわからない。でも、出来ることなら良くしていきたい...。幸せでありたい。だからこそ怖れ、安全を求める。そんな中で、わたし達はみんな、ある意味 山路の巡礼者かもしれません。たとえ家に引き籠もっているとしても。

自分なりの頂上、自分なりの至高のゴールを目指し、純粋な欲を抱えて歩き出す。贅沢に寝そべっていようと、必死に働いていようと、わたし達は一刻一刻、このいのちを削りながら日々、人生という聖なる山野を巡っている。ならば今、その途上。そこにわたし達は何を見ているのでしょう? 


P1110244



  旅路の水鏡に映る自分の姿は水面の揺れとともに刻々と変化します。わたし達は、その鏡を見下ろしながら自分を嫌ったり好きになったりします。そしてその鏡像の自分を通して世界を判断し、嘆いたり微笑んだりします。けれどそこに映る姿は、はたして本当に自分だったのでしょうか? 旅をしているわたしとは、いったい誰なんだろう? 

人生の山路をひたすら歩きながら、刻々と変化する景観の中で。いつしかこの世の汚濁も至高の聖性さえも一切を捨てきった、無のまなざしそのものになる。もしかしたら、わたし達の後ろにはそんな巡礼者の影がそっと付き従っているかもしれません。ふり返っても、誰も居ないけれど。


        山羊座の終盤、水瓶座でガラッと視点が変わっていくその寸前にふっと湧いて出たような水の精霊と巡礼者のシンボル。ここから先、山羊座終わりまでの度数は、再びあらゆる階層の想いが渦巻く社会性の極みのようなテーマで固められています。その前にちょっと歩みを止めて、深く自分をふり返ってみる。一方向に凝り固まった想いがあるなら、解きほぐす時間を与える。いちど大きく息を吐きだし、軽くなっておく。もし出来るなら、「無」に近いほどに。

今回の新月は、次回 皆既月食の強力な満月を控えてこころと体を澄ませておく、そんな機会を与えてくれると思います。新月図の惑星配置を見ると、今はとても忙しいひとが多いと思うけれど。それでもときには目を閉じて、漆黒の巡礼者になってみる。そういう過ごし方が出来たら.........そんな気がします。



redbaby




have a great trek!!!★



hiyoka(^_^

January 14, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント1/15【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年1月15日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているようですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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今週のコラムは時間の都合により一部抄訳です。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

        “(まもなくFRB新議長に就任する見込みの)ジェローム・パウエルは、今後1〜2年にわたる二律背反の苦渋に直面しようとしている。もし低いインフレ率が低金利を必要としながら、その低金利自体がやがて起きる破壊的な資産の破綻の可能性を高めるとしたら? 彼は今金利を上げることでバブルの初動を抑えるべきなのか、あるいは資産崩壊の後で問題を始末するための計画を立てるべきなのか?”

— Greg Ip
  “For Fed, Stock Boom Brings Bubble Déjà Vu”
  Wall Street Journal 2018年1月11日付


        “12月20日は政治史上の悪名または恥ずべき行い、いやおそらくその両方が具現した日として後々まで記憶されるべきだ。民主党の票が一票も入らないまま — それ自体が非常に特異なことだが — 巨大な税制法案が成立した後、共和党議員達はホワイトハウスの階段でトランプ大統領を中心に集まり、自画自賛の乱痴気騒ぎを演じた... これは何も米国史上最大の減税というわけではなく、しかも連邦の赤字に打撃の追い討ちをかける行為だ。”

— Alan S. Blinder
  “Almost Everything is Wrong with the New Tax Law”
  Wall Street Journal 2017年12月28日付

        “黒人の失業率は6.8%と過去最低となった。つまり、そういうことだ。アフリカ系アメリカ人の失業率は労働統計局の資料に見られる最も古い年、1972年以来下がったことがなかった... この下降トレンドが示す政治的・経済的メッセージは明確だ。すなわち経済成長を早めれば誰にとっても利益となる。”

— “Some Good Jobs News” Opinion page
  Wall Street Journal 2018年1月6日付


        先週、世界の多くの ― 特に米国の ― 株式指数に見られた史上新高値への上昇波は、12月20日の大規模な税制改革法案成立に対するFRB元副議長アラン・ブラインダーの批判コメントを真っ向から否定したように見える。しかしながら、2017年12月20日が「政治史における恥ずべき行いの日として記憶される...」とした彼の言及は、『フォーキャスト2017』と『フォーキャスト2018』で示した「2017年12月20日〜21日が『グレートリセット』における時間的な核心となる日だ」という解説を裏付けるものではある。それは太陽と土星の両方が冬至の当日に山羊座にイングレスするという、1870年以来見られなかった出来事であり、その年からちょうど2年後に起きた、米国史上最長の経済不況へと繋がった。だがそれについてはまた別の機会に触れよう。もし読者の皆さんがこの事に関するよりシクリカルかつジオコズミックによる分析を望むなら、『フォーキャスト2018』の始まりの章のいくつかを参照していただきたい。

以下、世界の株式指数、貴金属、原油、ユーロなどについての先週の動きをふり返る記述が続きますが、今回は省略させていただきます。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫


        今週は株式市場のリバーサルに関連する13種の重要なジオコズミック・サインが互いに近接しながら(12月10日〜1月14日)連続してアスペクトを形成する長期の時間帯の出口となる点で興味深い。その最後尾となる2つのアスペクトは土曜と日曜(1月13日、14日)の太陽と金星による天王星へのスクエアだ。このコラムでも数回にわたって触れたように、天王星が絡む時、それが近くの支持帯または抵抗帯に対してリバーサルになるかブレークアウトになるかは誰にも予測がつかない。株式市場は9月以来、幾度となく抵抗帯を "上抜け" してきていることから、私達はその勢いが続くという可能性を排除することは出来ない。歴史的に見れば、天王星のシグナルの内およそ80%がリバーサルに合致し、ブレークアウトに関連する確率はたったの20%ではあるのだが。

今週は他のジオコズミック要因から見ても注目に値する。それは「イングレス」として知られ、惑星が1つの星座宮を離れ次の星座宮に入っていく動きを言う。これは集合心理に変化が起きる時期を意味し、それが投資家心理の変化として顕れる可能性を持つ。私達にとって、最も重要なイングレスはヘリオセントリックの水星が射手座入りする1月19日〜30日で、ジオセントリックの火星が蠍座運行を終了する1月26日とも同期する。これらの惑星/星座宮コンビネーションは多くの市場における大きな価格変動との歴史的関連性を持つのだが、特に貴金属と通貨においてその傾向が強く、多くの場合、弱気よりは強気として示現しやすい。私達は12月8日に火星が蠍座入りして以来、すでに貴金属に強気のインパクトが与えられたのを目撃している。金と銀が今月を過ぎてなお、すなわち火星が蠍座を抜け、ヘリオセントリックの水星が射手座を離れてもなお騰がり続けられるかどうかを興味深く見ていこう。

今週はまた1月16日〜17日に山羊座終盤度数で新月が起きる。その日は金星が水瓶座入りする日でもあり、また2日後の19日には太陽が水瓶座へのイングレスを果たすというタイミングだ。天王星が水瓶座を支配すること、またこの週末に天王星を含む2つのアスペクトが完了したこと、そして天王星と水瓶座が人々の中に存在する体制に従おうとしない非協調主義、独創性、独立独歩の精神、一匹狼、反抗的性質と関連することを考慮すると、私達はこの1週間で、きわどく下品かつポリティカル・コレクトネスに反する行いを多く目にすることになると予測出来そうだ。

あるいは、もし私達が幸運であれば、その代わりに(またはそれと同時に)真に独創的で素晴らしい新機軸の思想や発見に恵まれる2週間を経験することになるかもしれない。だが、市場が今月終わりまで非常にボラタイルな様相を呈したとしても驚いてはいけない。私達は1月31日に起きる強力な月食へと近付いている。また同様に、個人の領域においても世界の指導者それぞれの言動が興奮しやすく不安定になるかもしれない。もしくは希望を交えて言うなら、良い刺激を受けて友好的になる可能性もある。後者の2つの要素は水瓶座とその支配星、天王星が持つ魅力的な特質を表すものだ。

なお米国市場は1月15日月曜、マーティン・ルーサー・キングを記念する祝日で休場となる。






訳文ここまで
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January 07, 2018

レイモンド・メリマン 週間コメント1/8【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2018年1月8日(フリー版より)

翻訳:hiyoka     
文中の日付・時間はすべて米国/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されているようですので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “今後の景気動向を見るにあたって注目されていた12月の米国経済は非農業部門の就業者数が予想を下回る148,000人の増加となり、失業率は4.1%だったことが金曜に発表された労働省の雇用統計でわかった。ロイターの調べによればエコノミスト予想は非農業部門で190,000人増だった。これは11月の252,000人増を大きく下回るペースだ。ホリデー・シーズンの小売業が予想外にふるわず20,000人減となったことが全体の伸びを抑えたものと見られる。”

— Jeff Cox
  www.cnbc.com 2018年1月5日付

        “米国東海岸の各地を30cm以上の積雪で覆った激しい冬の嵐はボストンとその近郊に近来まれに見る洪水をもたらし、金曜朝には1億人が影響を受けると予測される危機的寒波の襲来に備えて住民が懸命に後片付けをする姿があちこちに見られた。”

— Erik Ortiz
  “East Coast Blizzard Unleashes Epic Flooding Ahead of Dangerous Cold”
  www.nbcnews.com/weather 2018年1月5日付

        “新年は大きな爆音と共に始まる。1月1日は満月であり、その翌日1月2日には天王星が牡羊座で順行に転じる。これは大荒れの気象と厳寒を暗示するものだ。米国の北部地域は記録的降雪に見舞われ、事故や交通遮断、そして生活に不可欠なサービス網の混乱を経験するかもしれない。”

— レイモンド・メリマン
  『フォーキャスト2018』より 2017年11月執筆


        今、私はミシガンに住んでいた頃に知り合った素晴らしい人々や友人達を懐かしく思う。だが同時に、今年はアリゾナに移住していて良かったとも感じている。ここでは毎日天気が良く、気温は過去6週間にわたって心地よい70°〜75°F(21°〜24°C)の間に留まっている。しかし、新年に入って日が過ぎると共に、米国の他の地域は史上最悪のブリザードと寒気に襲われた。これはまさに『フォーキャスト2018』で述べたように、この時期のジオコズミック配置と完全に合致している。

しかしながら、こうした天候も世界の株式市場の勢いを失わせる力は持たず、多くが騰がり続けて数年ぶりまたは史上初の高値へと舞い上がった。原油は30ヶ月ぶりを超えて久々の高値まで上昇したが、これはもしかするとある程度は、極度の寒気に向けて暖房用の灯油が必要になるという予感(そして現実)の影響があるかもしれない。そしてビットコインは金曜にまたも1600ドル以上の大きな反騰を見せて終えた。

米国内においては、例えばダウ平均は25,295で引けたが、これは史上新高値だった。ナスダック総合とS&Pも同様だった。これら全てが蠍座における強力な火星・木星コンジャンクションの1日前に示現している。火星は興奮と出来高(大きなエネルギー)を支配し、木星は楽観と希望に満ちた状態を支配する。

米国のビジネス界はトランプの経済政策がより大きな経済繁栄に繋がると考えて希望に満ち、楽観している。その感覚は、まずオバマがもたらした厄介な法令と懸念、すなわち証券取引委員会によって彼らのビジネスが監視され、自分達がその存在さえ知らなかったような法令に違反したとして罰金を科されたり、それと闘うことさえ出来ないような状況からの解放と共に生まれた。そして次に来たのが新しい税制改革法案の成立だ。これにより事業税は39%から21%に引き下げられ、企業世界には未来の収益の潜在的可能性に新たな楽観的視点が拡がった。

もちろんアンチ企業(あるいは反トランプ)を唱える人々は、企業にとって新たに棚ボタ式利益を与えるような状況を嫌悪し、企業はすでに十分な現金を抱え込んでいるではないかと嘆いている(大部分は正しい)。だが私達の仕事はそんな議論に加わることではなく、なぜ株式市場がその上昇に終わりが見えないほど強力に映るのかという理由を指摘することだ。これから企業はキャッシュを貯め込むよりも支出に向かう傾向が出やすい。つまり、彼らはそうしても大丈夫だと再び信じるようになるのだ。ただ一つの問題は、こうしたいわゆる優遇税制が、中流階層や低所得階層に向けては大したことがないという点だ。だから消費者層が負う平均債務高が非常に高いことを考慮すれば、企業が実際にもっと雇用を増やして賃金を上げていかない限り、もっとお金を使えるのはいったい誰だ?ということになる。土星と冥王星が山羊座(債務)に在泊する今、トランプ政権が考えているだろうほど消費者がより多くお金を使うようになるかどうか、私にはそれほど確信がない。おそらく与信枠の限度まで借りているような時、人々が今までより多額のお金を消費に回せるとは思わない。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “事実、彼は短期金利をゼロまで大幅に引き下げて国債を買い上げ、経済成長と債務償却、そして低金利という正しいコンビネーションによる操縦を行うという、まさにそれ(金融危機)が爆発した時に必要とされることを理解していたという点で(FRBを)褒め称えた。問題となるのは金利とリスクプレミアムが史上最低に近い一方、債務高と資産価格が史上最高近くに上るという状況で、その過程を維持していくだけの燃料がほとんど残っていないことだ。FRBはもう金利をそれほど下げられないのと同じように上げることもあまり出来ない。さもないと債務返済がキャッシュフローを干上がらせ、資産価格は沈没する。かくしてレイ・ダリオ氏は、株価については適正だと考える一方で低金利の時代が続くことを見越し、これからの10年間、典型的なストックボンド・ポートフォリオ*に関してはインフレと税引き後の運用益がゼロ近くなるだろうと考えている。”

— Greg Ip
  “Hedge-Fund Titan Puts Away the Punch Bowl”
  Wall Street Journal 2018年1月4日付


*ストックボンド・ポートフォリオ:株式と債券を組み入れた従来のバランス型ポートフォリオ

        しかし企業にとってこれは本当に安全なのだろうか? そしてもしそうだとしても、土星が今や政府によるコントロールを意味する星座宮、山羊座を運行しつつあり、今後3年の間そこに在泊するという状況で長期的に安全であり続けるだろうか?


        昨今、私がよく訊かれる質問は — 戦争と自然災害についての質問は横に置いて —  何が株式市場下落の要因になるのか?という問いだ。さて、私としては自然災害か戦争か、どちらが株式市場を下落させるかについては確たる解答の持ち合わせがない。何故なら、いずれにしても全ての損傷や被害から復興するために再建し、新たな兵器や武器を製造するという、より大きな必要性と需要が生まれてくるからだ。

だが私は上に引用した記事でレイ・ダリオが指摘した事柄はよくわかったし、もしトランプ氏が既存の貿易協定を断固として拒絶し新たに関税(輸入にかかる税であり貿易戦争の要因となる)をかけ始めるとすれば、それが引き起こすかもしれない様々な問題さえも見てとれた。また、インフレの増大がFRBを従来の計画よりずっと積極的な利上げへと駆り立て、現況の経済興隆を頓挫させる可能性も予見出来る。それは前回、土星と冥王星が互いにバルサミック・フェーズ(コンジャンクション前の最後の45°以内)にある時に起きている。前回のコンジャンクションは1982年に起き、次は2020年だ。あるいは、もしトランプ氏が支持者達の多くの声に応えてロバート・ミュラーをクビにしたら、それが株式市場を動揺させる可能性もあると見ている。それがトランプ弾劾への扉を大きく開け放ち、そして(または)社会不安を引き起こす可能性もあるからだ。

もちろん、これらの問題はそう早々とは飛び出てきそうにない。土星はいまだに天王星とはトラインを形成しており、それは2018年9月まで続く。そして木星もまだ2018年8月に入るまで海王星とはトラインのままだ。ダウ平均が21,600以下へと下げ戻り始めない限り、6.5年と4年サイクルはまだ上を目指している。

だがそれは、その途上である程度の修正安が起きないということではない。そしてこうした修正安は、今もジオコズミック・サインが示すタイミングに非常に良く沿っている。実際、それらの可能性の一つは今現在展開しつつあるかもしれない。1月8日〜14日は太陽、金星、冥王星がトランシットの火星と木星にセクスタイルを形成すると同時に天王星にはスクエアとなる。もしここに天王星が含まれなければ、私達はこれが株式市場の天井を示唆し、急激な下落が起きる可能性についてもっと確信を持てたろう。いずれにせよその確率は高いのだ。だが天王星が強調されることから、株式市場が新高値 ― 誰もが想定外の高み ― へと爆発し続ける可能性も否めない。ちょうど天王星が多くの場合壮大なリバーサルを引き起こすように、どんな抵抗帯をも突破して新高値へとブレークアウトすることも多いからだ。

        この時期、とりわけ蠍座を火星が運行している今は、貴金属にとっても強気となる可能性が非常に高い。この惑星/星座宮のコンビネーションは金の強力な反騰との関連に確かな裏付けを持っており、12月の初頭から始まったことは大方の目撃するところとなった。火星の蠍座運行は1月26日に終わるが、高値はその前につけることになるかもしれない。しかしながら重要な下落を終えた後は、株がこんなにも元気の良い昨今、金を保持する理由などほとんど無いと見る多くの市場アナリストの見通しに反して金はもっと高値に上昇するかもしれない。常に反対方向に動くというわけではないのだ — 木星がこうも強調されている時に限っては...。







訳文ここまで
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January 01, 2018

●1/2の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪

REM2018


今回の満月の星読みはお正月休み変則バージョンです!
今週のメリマンコラムは "本家" の方もお休みになりました。

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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで1月2日11:43前後、北海道周辺で11:49前後、関西方面は11:24頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で10:56前後に蟹座11°37'で満月となります。


今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月蟹座11°~12° + 太陽 山羊座11°~12°】
  "A clown making grimaces" +
  "A large group of pheasants"

『しかめっ面をする道化師』+
 『雉の大群』

  "A Chinese woman nursing a baby with a message" +
  "A student of nature lecturing"

『メッセージを携えた新生児を養う中国人の女』+
  『講義している自然学の学生』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~1/16】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられるかもしれません。

→★いつもの日常、何の変哲もない一日の中に隠れた別の現実への気付き

→★派手に注目を浴びる行為の裏側に見える別の目的または素顔

→★目立ち過ぎないために装い、埋もれすぎないために尖る

→★自分、他者、全ての物事にユーモアを見出しゲームのように身を処す力

→★自分自身を賢くカモフラージュしながら周囲を冷静に見極める

→★やがて動くときが来ることを信じて水面下で的を絞っていく

→★虚実取り混ぜた多様な情報から今、真に必要な物事のみを選択する

→★軽んじられる立場だからこそ可能な人間の「裏」を見抜く力

→★「愚者」が「賢者」を密やかに超越するときがあることを知る

→★型にはまった安全さの影で積もる疲弊を意外な行動で突破する

→★政治的な駆け引きで交わされる計算されたやり取りと予想外の結果

→★器の大きさ、度量の広さ、自己の品位が問われるような状況

→★社会的な階層や型にはまった儀礼に風穴を開ける鋭い笑いの効用

→★自分が本当に帰るべき場所、故郷、スペースは何処かを再確認する

→★ひっきりなしのお喋りや無意味な会話を続けることの危険

→★これまで一顧だにしなかったようなちっぽけな物事の大切さに気付く

→★上手い言い回しではなく無心の熱意によって言いたいことが伝わる

→★芽生えたばかりの小さく柔らかく温かい「何か」を大切にしていく

→★予期せぬ源泉から微かに伝えられる智恵やメッセージに耳を傾ける

→★負うべき責任、到達したい目標、見出したい物事に賭ける意志の確認

→★一時的な高揚や満足、または落ち込みに惑わず、弛まずに休む・・・→


エネルギーのポイント:新月『眠っていた人格や方向性の再発見・再構築』
            
            満月『来たるべき"波"に備えて静かに自己を整える』 

180102FM


2018年、あけましておめでとうございます。m(_"_)m
そして明日は...近地点で起きる満月、いわゆる「スーパームーン」です。

厳しい寒さの中、東京は初雪が降ったけれど...もし晴れていれば、大きくてまん丸な月が凍てつく夜空に煌々と輝き、何かをそっと囁きかけてくるでしょうか?

        いつもなら星々のアスペクトやサビアン・シンボルの解説を長々と書くのだけど、今年はわたしもお正月休みを取ることにして、今年最初の満月記事はキーワードだけを抽出した超短縮バージョンになりました。

21個のキーワードに共通する要素、それは上辺の賑やかさや喧噪、日常の喜怒哀楽とは「異なる層に存在している自分」を常に保つことの必要性かもしれません。今はお正月休みでホッとのんびり過ごしているひと、旅に出ているひと、家族や友人、恋人と楽しいときを過ごしているひとも多いと思います。また、お正月も関係なく仕事をしているひともいるでしょう。

けれど2018年のお正月は、きっと思ってる以上に何か特別なとき。あるいは、それぞれのわたし達にとってそれぞれのタイミングでやがて訪れる「特別なとき」に備えて、自分をなるべく「透明」な状態に保つとよいときだと思います。 いつ訪れるかわからないインスピレーションや内なる声をキャッチ出来るように。これからの一年、様々な大波小波、一時的な凪ぎに惑わされず、自分の行くべき道を選択していけるように。

  蟹座の満月はとても繊細で傷付きやすい面が強調され、無意識のうちに誰かを護ることや誰かに護られることを欲するかもしれません。または誰かを(何かを)責めたり断罪したくなるような気持ちを刺激するケースもあるでしょう。良くも悪くも、周囲のひと達が放射する様々な想いの波動が知らないうちに入ってきていつの間にか同化してしまう傾向も強くなりそうです。それが澄みきった優しさに満ちているといいけれど、ともすると聞こえてくることばの裏に蠢く満ち足りない想いや怖れ、抑圧された欲望が、まだことばにならないナマな状態で入ってくることもありそうです。ん?と思ったら下を向いて抱え込む前に、それは本当に自分の中から湧き起こる想いなのか?それとも何かに浸入されたのか?と、表皮直下で吟味してみる必要があるかもしれません。

  この満月は、(ひとや物事との)日常的な型にはまった関係性の中で何かを望み、満足を得ようとするよりも、自分の中に潜む「異質性」に目を向けていくことが鍵になりそうです。異質であることを孤独に感じるひともいるでしょう。けれどそれはひとや物事を、何よりも自分自身を、新しい側面から理解していく力になります。そこに年齢も環境も性別も階層も関係ありません。今までとこれから。その二つの「刻」に引き裂かれることなく存在し続ける「わたし」。それはまだまだ、沢山の可能性を秘めています。出来ればあなた自身が自分に感じる「異質性」をユーモアを持って眺められるといいな。 静かに、ひそやかに。新しい年に待つ、新しい経験。新しい視座。 世界はまた一歩(数歩?)新たな方向に踏み出し、自分もまた新しい方向を見出す。それはときに交差し、斬り結び、ときに乖離しながら、それでも無数の「わたし」がそれぞれに世界を創り上げていく...。

強力なスーパームーンで始まる2018年。この満月期は去年の自分に「よくやったね!」と声をかけつつ、静かな予感、インスピレーション、かすかに聞こえる内なるメッセージに耳を傾ける... そんな時間を意識的に取ってみるといいんじゃないかな...?



winter_solstice




have a great trek!!!★

hiyoka(^_^