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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーより発売されました。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

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『マンデーン2016』こちらもマンデン・アストロロジーの知識が満載です。併せてどうぞ

October 15, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント10/16【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年10月16日(フリー版より)

翻訳:hiyoka     
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さ んでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
今週のコラムはお休みの予定でしたが、トレンド確定の記述があったのでとりあえずポイント的に抄訳をUPすることにしました。(来週はお休みにするかもしれませんが...^_^;)今後もしばらくはフレキシブルにいこうと思っています。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

ポイント
9月27日±12取引日という影響範囲を持つ3回目にして最後の木星・天王星オポジションは今、世界の多くの株式市場での上方ブレークアウトに相関し、リバーサルではなかったことが明確となった(他の金融市場及び商品市場も同様)。したがって先週は多くの株式指数が数年ぶりの新高値または史上最高値に舞い上がり、これにはダウ工業平均、ナスダック総合、S&Pも含まれていた。

木星・天王星オポジションの上方ブレークアウト・モードの余波が続き、その典型として世界の株式指数にとっては良い状況が続いた。また商品市場でも先週は強気が目立った。

米ドルは例外で、2020年の土星・冥王星コンジャンクションが近付いてくるにつれて、徐々に大きな懸念となっていきそうな雲行きだ。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

    先週は火星が土星にスクエアを形成(10月8日)、太陽が冥王星にスクエアを形成(10月9日)した。これは金融市場のトレンド・リバーサルとしては顕現しなかった。しかし、カリフォルニア州ではワインの産地として知られる地域を襲った凄まじく壊滅的な大火として燃え広がった。火星は火事と関連し、冥王星は生命と価値ある資産の損失に関連する。

    この悲劇的な損失はまた、10月6日に起きた天王星・海王星セミスクエアの171年サイクルにおける全5回中2回目の形成にも関連付けられる。過去のコラムではこのアスペクトをハリケーン(天王星)と洪水(海王星)とに関連付けたのだが、天王星は牡羊座に在泊している。ということは、火事(火星とそれが支配する牡羊座はどちらも火事及び高い気温に関連を持つ)に関わっていた可能性がある。

天王星はまたコンピュータやテクノロジーに関わりを持っている。そして、ネガティブな顕現としての海王星には窃盗行為がある。この二つのテーマを一つに統合して昨今のサイバースペースを見渡せば、スパイ活動、ハッキング、詐欺・窃盗が何故これほどまでに世界を覆う問題となっているかを見て取れる。金融関連の領域では、海王星は泡/バブルに関連を持つ。私達は世界の株式指数にその証拠を見ているわけだが、このアスペクトは2019年に入るまで続くことから、その影響はまだしばらく続く可能性がある。またこれは、偽情報、信用詐欺、そして過去の個人的体験が引き金となる急激な精神障害の発症との関わりも持つアスペクトだ。

    その他にも二つの注目に値する重要なジオコズミック・サインがある。まずは先週10月10日の木星の蠍座入居で、これは13ヶ月間続く。蠍座はOPM(Other People's Monies)、つまり銀行、投資銀行、貸出機関、抵当証券業、証券会社etc.を支配する。まもなく天王星が牡牛座入りして(2018年5月15日)7年間滞在することから、銀行と関連業は2年〜5年続くバブル期へと動き始めることが予測される。だがその後、天王星が牡牛座(銀行のように「価値」を溜め込む場所)を離れる時、バブルは弾ける。この事については『フォーキャスト2018』の中で詳説するつもりだ。

もう一つの注目すべき長期ジオコズミック・サインは3回目にして最後の土星・天王星ウェイニングトラインで、11月11日、今から1ヶ月弱の内に起きる。これは米国株式市場がこの世に誕生してからたった5回しか形成されたことのないアスペクトだ。どの場合も、その中央時間帯に史上最高値が示現した。今回の場合、その時期は2016年12月〜2017年11月の間だ。これまでのところ、市場は過去20ヶ月にわたって顕著な反転を見せてはいない。ならば11月の終わりまでに反転して土星・天王星トラインが示す過去の記録を完全なものにするのか? これらの疑問が私を眠らせない。 まるで全てが良い状況にあって、経済においても金融においても非常に大きな流動性と成長の機会に溢れているように見えさえする今、いったい何が重石としてこれを抑える可能性を持つのか?とあなたは首をひねるかもしれない。この疑問もまた、私を眠らせることがない。

そこで私はメラトニン*に投資しようかと思っている。



*メラトニン:睡眠ホルモン/米国製のサプリメントは日本でも数多く販売されている
       原語「Invest in 〜」で「投資する」の他に口語では「買う」という意味になる



訳文ここまで
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この後にアリゾナ州への移住に関してのエッセイが続いています。

要約すれば:


  引っ越しは厄介事だが変化への期待とワクワク感は素晴らしく、新しい始まりは払う労苦の価値が大いにあると前のコラムに書いた。 で、米国を横断する移住に伴うインターネット接続のゴタゴタは何とかなったものの、なんと電話が繋がらない。こんな状況だということは、きっと私にハードなトランシットのアスペクトが来ているからだと思うだろうが、そのとおり。私の水星・天王星オポジションにトランシットの火星がTスクエアだ。とりあえず私はまだ誰のことも殴っていないし、これまでのところ誰からも殴られてはいないのだが。

  今起きていることといえば、MMAのオフィスに電話やFAXで連絡しようとしても自動的に留守電になり、しかもメッセージ録音も出来ない状態になる。オフィス側では電話のベルさえ鳴らないという事態が続いている。これでは
誰がいつかけてきたのかもわからない。オンラインで調べると、かかってきた数十本の電話が全て番号違いとして記録されているという状況だ。これはもう、誰かを殴りたくなるような状況だが、実際には、まるで誰かから殴られたような感じに近いだろう。

そんなわけで、MMAはミシガン/アリゾナ間の電話・FAXの移行に問題を抱えている。事業者からは来週か再来週には何とかなるだろうと言われているのだが...。 私が祈りの鎮静作用を知っていて良かった。さもなければ誰かを殴るところだ — 誰かに殴られる前に(私は積極的なタイプだ)。

それはそれとして、もしMMAにコンタクトを取る必要があれば、オーダーであればMMAのサイトから、または暫定的なメールアドレス mmacyclesstaff@gmail.com  までご連絡頂きたい。今後1〜2週間で電話は復旧すると思われるが、この試練の間は一時的な電話番号を使うか、通常番号から私達の携帯に転送されるように設定されるはずだ。

  さて... 10月19日木曜(日本時間20日未明)には天王星とオポジションの新月がやって来る。もしかしたら、その後は全て上手くいくのかもしれない。願わくは、地震や新たな予測不能のコンピュータ問題に繋がらないことを祈る。私はこの新月のアスペクトを光明の指標として思い描くつもりだ。そして電話会社にとっても光明となることを思い描こうと思う。どうか私のために幸運を祈ってほしい。私もまた、読者の皆さんそれぞれの幸運と、今週のトレード成果を祈っている。

…ざっとこのような内容でした。


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(以下、後記)

  米国内で会社ごとミシガン州からアリゾナ州に移るということは、北東から南西へと北米大陸を斜めに横断することになります。移転に関わる電話会社の対応ひとつ取っても、日本国内では当たり前に思えるサービス事情が向こうでは全く違っていそうです。きっとビジネスや労働、サービスに関する一般的な価値観やシステムに根本的な違いがあり、何か起きたときにそれが鮮明になるのかもしれません(おそらく人や立場によってかなりの違いはあると思いますが)。

このところのコラムを読んで、メリマンさんは何故『フォーキャスト2018』の執筆期間である今この時に大規模な移住を考えたのだろう? と思うひとは多いのではないでしょうか。わたしもそのひとりです。アストロロジャーであれば誰もが、人生上の大きな決断をするときには自分のチャートを調べます。ネイタルに対するトランシットはもちろん、プログレッションやダイレクション、そしてソーラーリターン、またはホラリーやアストロカルトグラフィなど...。

以下はわたしの推察に過ぎませんが、特に移住や移転の場合、気に入った候補地の中から目的地を決定する際にメリマンさんが重要視する技法の一つはソーラーリターンではないかと思います(著書やこれまでの著述などから)。ソーラーリターンとは一年に一回だけ、そのひとの出生時の太陽の位置にトランシットの太陽がコンジャンクトする "瞬間" のチャートです。なのでほとんどの場合は誕生日になるのですが、時には1日ズレるケースもあります。この場合、移転先の緯度経度を使ってリターン図を描くことにより、その年の誕生日からの一年を暗示する各惑星の「室区分/ハウス」が変わってきます。そして室区分が変われば、その惑星が何をもたらしやすいか、それは人生のどの領域に起きやすいかも変わってきます。もちろんソーラーリターンの場合、次の一年はまた星回りも室区分も変わるのですが、それでも
新しい環境に慣れていくための最初の一年は未来を左右する可能性があり、とても重要な意味を持ちます。そのひとにとって移住の目的がハッキリしているなら、なおさら。。

  メリマンさんはきっと、世界の先行きにも、おそらくは個人としての人生においても、大きな変化がこの先に待つことを予感した上で、今年のソーラーリターン(彼の場合は12月25日)には新しい土地で新しい一年を迎えようと決心したのかもしれません。ちなみにアリゾナ州スコッツデールでのメリマンさんのソーラーリターン図では、資産形成を支配する2室に金星(お金と愛)、木星(発展と幸運)、太陽(生命力/SR図の10室支配)、土星(地固めの力)が入り、その2室のカスプには、ネイタルのMC・ASCの支配星である水星(思考力)が乗っています。また、MC付近には月のNノード、IC付近にはSノードが在泊しており、仕事人としての彼のプライオリティを示しているような気がしました。 また、月のノード軸には蠍座の木星がTスクエアでハードアスペクトを形成しています。その木星はソーラーリターン図のASCとコンジャンクト。そしてプライベートな内面や家庭生活を支配する4室の月・海王星(優しさ、ナイーヴさ、敏感さ、霊感など)のコンジャンクションとは調和的なトラインです。

ASC上の木星は、過去と未来を結ぶノード軸からの大きな試練(Tスクエア)を、明確にそれと理解した上で受け止められること、そしてその際に、木星が持つポジティブな側面(公正さ、寛大さ、発展性、楽天性、法の遵守など)を意図的に使っていくことが出来る... そんな可能性を持ちます。 けれどもし会社と住居が今の住所(ミシガン州オークランド郡ブルームフィールド)のままであれば、2018年は資産を司る2室に冥王星が入り、そして発展を示す木星は、外界に対して力を発揮出来ないと言われる12室に入ります(隠遁生活や外界からは見えないような霊的な側面には力を持つ)。これはどう見てもファイナンシャル・アストロロジャーのためのチャートではありません。

  今後の世界情勢が一層流動的になり、様々な変化や挑戦が待っているのだとすれば、誰のチャートにもそれぞれに、個人的な人生変化を示す星回りが影響してくるでしょう。長年慣れた環境と構築してきたシステムを根こそぎ変えていくのは大変な決断になると思います。けれどメリマンさんが今という時しかないと判断し、そして選んだソーラーリターンのチャートは、仕事人、それもファイナンシャルとマンデーン・アストロロジーの第一人者としては、きっとベストの選択だったのだ...と思えるのでした。


  今現在、訳者はメリマンさんから送られて来た12星座宮/個人の運気予測の翻訳に取りかかっていますが、もしかしたらマンデーン・アストロロジー部分の原稿が例年より遅れるかな?などとちょっと思ったりで...実は少しどきどきしています。でも『なるようになる』以前に『するようになる』というのがメリマンさんのモットーだと思うので、きっと関わる全員が懸命に『するようにして』『なるようになる』のでしょう。2018年の予測はどんな内容になるんだろう? どきどきしつつも...とても楽しみです。(^_^



hiyoka記


【お知らせ】

今週のメリマン・コラムはお休みの予定でしたが、トレンド確定及び(訳者にとって個人的に)興味深い内容もありましたので、ポイント&抄訳をUPすることにしました。日曜のいつもくらいの時間になるかと思います。m(_"_)m


hiyoka_blue at 00:51|PermalinkComments(0) お知らせ 

October 08, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント10/9【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年10月9日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さ んでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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※ 【お知らせ】来週10月16日付のメリマン・コラムはお休みさせていただきます。m(_"_)m
(何か特記すべき内容がありましたらポイントのみ表記するかもしれません)


≪ 先週をふり返って — そして ≫

        “ハリケーン・ハービーとアルマは9月の非農業部門雇用者数が33,000人も落ち込んだことでテキサスとフロリダばかりでなく米国の雇用状況にも打撃を与えた。1ヶ月間の雇用の落ち込みはまだグレート・リセッションの影響から抜け出す途上にあった7年前以来だ。サプライズとなった雇用者数だが、細かく見れば時間あたり平均賃金が年率2.9%と跳ね上がっている。ロイターの調査によれば、エコノミストは8月の16万9000人と比較して9月には9万人の雇用者数を予想していた。”

— Jeff Cox
  “U.S. Lost 33,000 Jobs in September, vs 90,000 Increase Expected”
  www.cnbc.com 2017年10月6日付

        “市場競争の真逆に位置するのは、しばしば巷で信じられているような協調ではない。それは談合だ — そしてほとんど常に、持たざる者よりも持つ者に利益をもたらす種類のものだ。それは何故今日の資本主義への道徳的脅威が社会主義ではなく縁故主義と企業助成政策から来ているかを説明するものだ。”

— William McGurn
  “The Morality of Charles Koch”
  Wall Street Journal 2017年10月3日付

        私達はいまだにミシガン州ファーミントンヒルからアリゾナ州スコッツデールへの移転のさなかにある。こうしたプロセスを経験したことのある多くの人達がよく知るとおり、自宅とオフィスの移転は大変だ。まずコンピュータの調子が悪くなるので本体、モニター、スキャナー、プリンターと付随するシステムをセットアップするスキルを持つ誰かを馴染みのない新たな土地で見つけねばならない。インターネットに繋げるのは思っていたほど簡単ではなく、それは単にコミュニケーションをとったり誰かに電話するのも同様だ。そこかしこに遅れが出る。そしてまた、アシスタントを雇うための面接にも時間がかかる。

特に今回は数多くの資格条件を満たした優秀な人々が応募してくれたため、面接の後で「この人は素晴らしい!」と思うのだがまたもう一人終わるとその人も素晴らしく思える。だがこれら全てのフラストレーションに満ちた過程にあって、人を前進させ続ける何かがある。この過程はエキサイティングなのだ。陽光あふれる土地に移り、数多くのクールで才能と知性を持つ人々と出会うことはエキサイティングだ。私が経験しているような「移住」を計画している人のために一つだけアドバイスがある。自分自身が変化の途上にあるという事実を見失わないことだ。そして変化とは心躍るものだ。だからこそ、全ての遅れも全てのフラストレーションも経験するに値する。何故なら、これからのあなたはそれを為しえたことを知る。そして(私の場合は)陽光あふれる土地に出る。それはあなたの顔に微笑みをもたらすはずだ。

        ところで微笑みということで言うなら、世界中の投資家達は木星・天王星オポジションが先週多くの株式市場をブレークアウトに導いた後で微笑みを浮かべている。これはいまだに12取引日のオーブのさなか(今週いっぱい)にあり、リバーサルとの相関星を保っている。しかしながら、天王星はまた支持帯や抵抗帯を尊重するという原理をほとんど持たない。だからちょうど米国やアジア、ヨーロッパ、南米など世界の多くの株式指数に起きたように、しばしばこの種の縛りが破られる時期と同期する。

これは貴金属、通貨、国債など他の市場では真逆の影響をもたらした。先週は全てが数週間ぶりの安値に沈んでいる。それでも原油に見られたように、そこには木星・天王星期が示す重要なリバーサルのシグナルが存在した。この強力なジオコズミック・サインの3回目にして最後の形成があった翌日の9月28日、原油は4月中旬の金星逆行終焉以来の最高値5.86に舞い上がった。そしてその後は下げ続けている。木星は原油の副支配星であり、これは私達の研究と合致している。

        9月27日の木星・天王星オポジションが過ぎたとしても、影響力のオーブはその後12取引日の間続く。つまり10月13日までだ。またいくつかのジオコズミック・サインの中間日が10月2日〜3日であり、通常はそれも±3取引日のオーブをもって市場リバーサルの "ベスト" タイムであったとはいえ、時に一部の市場は「クラスター」、あるいは互いに近接するいくつかのジオコズミック・サインを含む時間帯の終わりに至るまで反転しないことを考慮しなければならない。とりわけそれらのシグナルが個々に市場反転との高い相関性を持つ時はなおさらだ。これについては拙著 "The Ultimate Book on Stock Market Timing. Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles" で詳説したとおりだ。今回は株式市場その他でこのケースが示現している可能性がある。10月8日と11日に二つの非常に重要なジオコズミック・サインが形成されるからだ。それは金星・土星スクエア、その後の火星・土星スクエアだ。

先週述べたように "トレーダーの皆さんには私達のもう一つのモットーを覚えておいてほしい。「どの市場においても、金星・土星のハードアスペクトに向けて下落してきたものは優れた "買い(Buy)" シグナルの候補だ」" 同じようなことが火星・土星スクエアにも言える。これは政治的フラストレーションとも相関するシグナルだ。この場合は金属、通貨、国債を考えてみよう。その全てが金曜には数週間ぶりの安値まで下落している。通貨と貴金属はその後金曜の引けに向けて反転、急な騰げを見せた。これらの市場が見せた反転の勢いが果たして今週も続くかどうか見てみようではないか。もしそうなるなら、株式市場はどう反応するだろうか?

        個人生活を言えば、私もまたこの移住のプロセスにまつわる様々な煩雑さが反転するのを待っている。早く『フォーキャスト2018』の執筆に専念したくてたまらない。それは1年の内で常にエキサイティングな時だからだ。12星座宮を背景とした惑星達の動きとそれが互いに繰り広げる関係性に基づいて、来年どんなことが起きるかについての「ビジョン」を得る... 私にとってはそんな時間帯なのだ。そしてその後、こうした宇宙のトレンドにのっとり(歴史的相関性を基盤として)、サイクル研究と長期のチャートパターンを結び付けるスキルを通して投資戦略を考案するというのは本当に興味の尽きない挑戦だ。それはまるで壮大なパズルを完成させていくようなものだ。全てのピースを余さず使って一枚のまとまりを持つ美しいアートにまで仕上げようとするようなものなのだ。ピースがそれぞれに填まり合った時には、言葉ではほとんど表現しきれない発見の感触が湧き起こる。そう、ほとんどだ。いつか私はこれがどんな感覚なのかについて書くだろう — まぁ、山羊座に月を持つ人間が「感じたこと」について話せる限りのことにはなるだろうが。

        しかしながら時折、何も感じないほうが安全のように見えることがある。たとえば多くの人にとってその一例となったのが先週ラスベガスで起きた無意味で無分別かつ悲劇的な事件だった。数週間後のいつか(あるいは『フォーキャスト2018』になるかもしれないが)私は先週の天王星・海王星セミスクエアがいかに現実世界からの異常な精神的乖離を生み出すかについて書くつもりだ。

先週はこのアスペクトが形成される全5回の内、まだ2回目にすぎない(2017年8月12日〜2019年5月2日)。海王星は涙を支配する。天王星は他の様々な象意を持つとともに、何の合理的理由も見つからない行動や当人の個人的人生経歴との完全な断絶を示す行為に関連している。それは多くの人類を進歩に導く輝かしい発見の後押しとなり、あるいはぞっとするような行動を喚起し、そして(または)大勢の命を危険に曝す自然災害(直近で私達は多くの例を目撃している)へと導いていく。全て悪いというわけではない。偉大な発見もまたこの時期に成されることが多いし、人類が直面する問題への従来の常識を破るような解決策も生まれる可能性がある。悲劇的にもなり得るし、胸躍る時にもなり得る。天王星が絡む時、安全な境界線などない。そして海王星はどのみち境界線に関しては常に試練を受けるという惑星だ。それでも、この同じ力学が類い稀な能力と輝く才気の源でもあるのだ。この集合的な悼みの時にあっても、まだ私達には楽しみに待つべきそれらの希望がある。








訳文ここまで
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October 04, 2017

●10/6の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで10月6日03:59前後、北海道周辺で04:05前後、関西方面は03:40頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で03:10前後に牡羊座12°42'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 牡羊座12°~13° + 太陽 天秤座12°~13°】
  "A flock of white geese" +
  "Miners emerge from a mine"
『白い雁の群れ』+
 『坑道から出て来る坑夫達』

  "An unsuccessful bomb explosion" +
  "A Children blowing soap bubbles"
『不発に終わった爆弾』+
  『シャボン玉を吹く子供達』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~10/19】
ひとによっては数日前から前倒しで感じられるかもしれません。

→★自分が進んでいる方向性、向かっている目的の是非を本能的に判断する
→★先頭に立つこと、導くことの重さと責任、自己犠牲や覚悟が問われる出来事
→★目的を滞りなく果たすために必要とされる協調と協働作業への挑戦
→★「通気孔」に溜まった異物を取り除く、または息切れや酸素不足に注意
→★空気と風を敏感に読むことで次に向かうべき方向性を探る必要
→★ドラマチックなシフトを創り出すために本能的な感知力を働かせる
→★閉じ込められ何処にも行けない状態の中で全方向的に反発する力
→★爆発力を秘めたデリケートな状況への対応力が問われる試練
→★大きく響きわたる虚ろな音声が象徴する「何か」を感知する
→★過剰にふくらみきった泡が連続音を立ててはじける光景
→★「虚」であったものを「実」にする(またはそう見せる)ための行為
→★気を逸らすことによって緊張した状況を無事に切り抜ける能力
→★お祭り騒ぎと悲劇、歓びと深刻さの両極端が同時に存在する光景
→★「大山鳴動してネズミ一匹」または
  「良くも悪くも取るに足らない小さな事の積み重ねがやがて大きな結果を生む可能性」
→★「突然の終焉/始まり」を正しい流れに沿って最善のタイミングで起こす手腕
→★コロコロと気が変わりやすい状態、集中力を欠く状況に注意
→★内側に溜めたエネルギーを集約して定めた方向への推力にする必要
→★自分の潜在能力とキャパシティ(または限界)を確認しながら慎重に進む・・・→


エネルギーのポイント:新月『次局面に向けての現実的な対応』
            ↓
            満月『目的の中で自分が自分であり続けることの挑戦』 


171006FM


        気付くと今年ももうあと3ヶ月弱。いつもこの季節になると、一年はあっという間だなって気がするものだけど... 2017年は特にそんな感じがします。カーディナル・クライマックスの中枢部を過ぎ越して、本格的な変化期に入った年。沢山のことが同時進行で起きていて、しかも予測のつかない方向にあちこち噴き出てる。毎日のニュースを見聞きしながら色々とセオリーどおりの解釈を当てはめて納得しようとしても、本当にそれで正しいのかなんて誰にもわからない。もしかしたら、わたし達人間の感覚が追い付かないまま、現実の方が先に現象化しているのか?...とも思えるような世界/社会の混迷ぶり。勢いを失ったメルケル首相のドイツに代わってEU改革に意欲を見せるフランスのマクロン大統領だけど...前途多難。そして燃え上がるスペイン・カタルーニャ独立問題。大小のテロが絶えず移民・難民問題で揺れ動くヨーロッパ。そして米国ラスベガスの銃撃事件。外界が凄い勢いで動く中、日本では何が何だかよく見えないままに野党の集合離散が目立つ衆院選挙。株式市場は多幸症みたいにうねうねと騰がり続け、そんな間にも北朝鮮の怪しい動きが続き、18日には中国共産党大会だとか。 


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  今この世界では同じ国籍を持つひと達が互いをレイシストと呼び憎み合い、自分の観点に都合の悪いニュースをフェイクと名付けてる。。 実際、何がフェイクで何が本物かは今、おそらく誰にもわからない。真実はひとつじゃない。幾層にもわたって存在するリアリティ。そんな胎内宇宙を、わたし達はそれと知らずに見始めてる...。

時代の早瀬で知らないうちに変化していくわたし達。 これって単に昔から存在し繰り返されてきた現象をIT技術の進歩が多重情報として浮上させ、地球の隅々に行き渡らせたってことなのか? 多様性の名の下に押し寄せる情報が、はるかに遠い地域や人々の内面までも擬似的に見聞きできる新しい仮想世界の泡を創り上げ、わたし達はその中に... 少なくとも自己の一部を組み入れているのか? 


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        アストロロジーから見れば、今は確かに歴史の節目のただ中。もしかしたらそれは、長い人類史から見て最大とは言えないかもしれない。でも今を生きるほとんどのわたし達にとっては、かなり大きな節目。たぶん何かの分岐点。社会にとっても、ひとりひとりにとっても。これから世界は本当に分かれていくのかもしれない。猛スピードで走る窓の無い電車の中で、変わりない日常を繰り返しながら。いつもの毎日、通り過ぎていく大小いろんな出来事。その都度わたし達は、目の前の現実を既知のことばを通して名付け、意味を与え、それを鏡に映して喜んだり悲しんだり格闘したりしてきた。そんなわたし達の営み。

けど、もしわたし達の現実認識が既知のことばによって成立しているなら、もう足りなくなっているように思える。ことばが。 自分が創る宇宙への新しい認識と、それを表現出来る新しいシステムの "ことば" を、それぞれが見出す時期に入ろうとしているかもしれない。 少し長い目で見るならば。 ......まぁ、そんなことをつらつら考える秋の夜。なんて、なんだかいつもなら記事の終わりに書きそうなことを言ってますが。(^_^;


P1100901



        実のところ、10月の満月は9月の新月が提示するテーマを受けて、ますます現実的な対応を迫られそうな雰囲気を持っています。そして、おそらくこのエネルギーはすでに前倒しで来ているのではないでしょうか(特に満月はその傾向が大きいのですが)。
では早速サビアン・シンボルを見てみましょう。



★10月満月のサビアン・シンボル★

        まず月がとっていくベースのシンボルは牡羊座12°『白い雁の群れ』です。雁といえば、やっぱり「渡り鳥」という印象が先に来ますね。雁は候鳥と呼ばれる渡り鳥で、秋には南に渡って冬を過ごし、春には北に帰るのだそうです。これは牡羊座の中盤に出て来るシンボルだから、北に向かう雁の群れかな?とも考えたけれど、北米に野性として生息する白い雁は、冬になると南の生息地へ渡って越冬することで有名らしいのです。なのでこのシンボルはやっぱり『さぁ、南へ!陽光に向かって!』というイメージかもしれません。


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        風が冷たさを増し、高く澄み渡った空にV字型を創りながら飛んでいく白い雁の群れ。一路、南へ…南へ。体の中に備わった本能というセンサーに従い、仲間達とともに飛んでいくその姿は季節の風物詩として日本でも昔から詩歌に詠われてきました。けれど、安全な子育てと食糧確保のために、生まれて初めての長旅に出る幼い仲間達を護りながら長い長い道程を飛び続ける実際の渡りには、数多くの危険が待っています。嵐に見舞われたり、天敵に襲われたり...。

雁行と呼ばれるV字形の飛行フォーメーション。その先頭に立つ鳥の役割は、自分が作った気流によって後続の鳥への空気抵抗を減らし、飛行を助けることだと言われています。その分後ろの鳥達は楽になるけど、リード役はとても難易度が高く、使うエネルギーも半端ではありません。なので雁達は途中で次々と先導役を交代しながら旅をするそうです。B.ボヴィはこれを、ある集団がその本能をひとつにして共通の目標に向かうときの最も効果的なグループ構造だと指摘していました。

旅立ちの季節。彼らは特有の大声で鳴き交わし、出発のときが来たことを互いに確かめあいます。そして、その瞬間に今までの群に存在した階層や利害関係は脇に置かれ、渡りに徹した新たな役割分担に切り替えられます。そして共に目的地を目指すんですね。一直線に。。(この辺りは牡羊座のシンボルらしい感じ)


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        互いに損な役割を交代で受け持ち、少し楽をしてエネルギーを回復した者から率先して先頭に立つ。これが出来るのは、彼らの目標 — 目的地 — が明確に定まっているから。そして何を護らなければならないかについても、暗黙の共通理解があるから。たぶんそれは…全体で、皆で、いのちを繋いでいく。そのため。

とてもシンプルなんだけど、だからこそ、とても強靱。 途上でどんな予想外のことが起きても、精一杯助け合って切り抜けていく。どんなに辛いことがあっても、きっとぶれることはない。 自分はあくまで自分。だけど、そのとき「自分」を貫くもうひとつ別の軸がある。「わたしは全体であり、先頭でもあり、末端でもある」という軸。わたし達が誰かと共に歩むとき、何かを一緒にやろうとする時、または何かに立ち向かうとき......この白雁の群れのようになれるかな...? 


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        では、月に光を送る太陽のベース・シンボルを見てみましょう。天秤座12°『坑道から出て来る坑夫達』です。白い雁の群れは南の陽光へ向かう旅だったけど、こちらは暗い地下世界から地上に戻る人々が描かれています。炭鉱でしょうか? それとも貴金属や貴重な鉱石を掘っているのかな? いずれにしても、危険のつきまとう仕事です。…そういえば国営ブラジル銀行を狙って600mもの地下トンネルを掘っていた銀行窃盗団が2日に逮捕されたというニュースが流れましたね。秘密の暗闇から明るみに引っ張り出された犯人達の姿もまた、この満月の太陽シンボルを体現した例かもしれません。サビアン・シンボルはたまに描かれたイメージそっくりな形で顕現することがあります。


さてこの度数は何年も前に一度体験したエネルギーだけど、覚えてるひといるかな? その時書いた記事の中から少し抜粋してみますね。

        真っ暗な鉱山の坑道から、次々と姿を現す坑夫達。 原文の "emerge" は「出現する」「浮上する」「明らかになる」という意味を含んでいます。 なので、地中深くから文字通り「浮上」してきたのかもしれません。地下深く掘られた坑道から、一日の作業を終えて出てきたところでしょうか? それとも、落盤事故から奇跡的に命を取り留めた人びとが明るい地上に戻ってきたのでしょうか?


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  今や斜陽となってしまった石炭産業ですが、石炭自体は19世紀初めにその利用が始まってから、1918年をピークに1930年代の大恐慌まで、米国エネルギー産業の中枢を担って、凄い勢いで増産され続けてきたのだそうです。 そんな中、20世紀初頭には事故で年間1000人もの炭鉱労働者が命を落としていったのだとか。 そして1907年冬には、後に米国史上最悪の鉱山事故と呼ばれるようになった 「モノンガー炭鉱爆発事故」 が起こりました。この事故では362人が生き埋めとなって亡くなり、1000人以上の子供達が孤児になったとされています。 また、危険で過酷な労働環境を背景に、組合を巡る労働争議が世間を騒がせることも多かったようです。サビアン・シンボルが降ろされた1920年代にも大規模な紛争がいくつかあったようで、1920年に起きた通称「レッドネック・ウォー」 では、銃器で武装した1万人もの労働者が抗議デモを行い、州兵や地元警察、鉱山の警備隊と衝突するという、後に小説にもなった有名な事件が起きています。この "戦争" は取り締まり側の勝利で終わり、労働者側には多くの死者と逮捕者が出たそうです。

        こうしてみると、このシンボルを降ろしたチャネラー、エルシィの脳裏には、そんな時代背景から何らかの印象が埋め込まれていたとしても不思議はないと思えます。彼らが経験した物事が落盤事故であるにせよ、または権利を勝ち取るための闘争だったにせよ、生死のかかった逆境をみんなで切り抜けていくには、互いに頼りあい、信頼し、力を合わせていく必要があったでしょう。そして、リーダー格の人びとの存在も不可欠だったはずです。彼らはみんなをまとめ、必要なら自分のエゴを犠牲にしてでも全体を明るい太陽の下に導かねばなりません。それにはいつだって "peer"…つまり仲間内でありながら、同時にそれを超えた視座と、先を見通す力、勇気や胆力が必要です。そして危険を回避し、自分達が辿り着くべきところに全員で回帰しようとする、優れた本能の力も。


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        とはいっても、誰もがいつでもそんな優れた能力を発揮できるわけじゃありません。それに、本物のリーダーシップがテーマになってくるのは山羊座に入ってから。ここ天秤座では、窮地を脱する、問題を解決する、という場面に直面した時、ひとりでは動かせない壁をみんなでどう乗り超えていくか?というエゴの葛藤とその成長物語を提示していると思います。そして...その物語がとてもシンプルで具体的な結び付きから始まっていくことも。

アメリカの鉱山史は沢山の命の犠牲の歴史でもありました。それでも、生きのびよう、もっとまともな暮らしをしたい…と、ひとときこころを合わせて闘った人びとの物語は今に語り継がれ、人間が ― たとえエゴのぶつかり合いの中であっても — 共に助け合おうとする思いで動くことが出来ると証しています。その行為は時と場所を超えて、見知らぬ人びとのこころを揺さぶる力があります。わたし達は考えます。自分ならいったいどうするだろう…?  咄嗟のとき、本当に危機が訪れたとき、無私の手を差し伸べ合うことが出来るだろうか? 白い雁はおだやかな南の冬へと向かい、坑夫達は明るい陽光の下へ... 彼らは自分達の本来の場所、安全な「ホーム」のある場所へ帰還しようとしています。皆で。全体で。。 

前回の新月のときも、社会的階層や立場を超えて貫かれる人間存在の「軸」というテーマが出て来たけれど。この牡羊座の満月も、やはり人間関係の中で、まずはそこから何をすべきか考えてごらん?と囁いているのかもしれません。


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        ではメインのシンボルは何を告げているでしょう? 牡羊座13°は『不発に終わった爆弾』です。あらら、ちと物騒な感じ。けどこれは潜在的に大きな災いをもたらす力を持った「何か」が、結局のところ空騒ぎに終わっている…というイメージです。今のところは...。

B.ボヴィの解説によると、原語の "Bomb" はギリシャ語で「中が空洞になった物から聞こえる音」を意味することばに由来しているそうです。そして爆弾 — explosive bomb — とは、空洞の容器に爆発性と発火性のある内容物を詰めたもの。それが爆発しないなら、失敗作の不発弾。けれど災いをもたらさないよう上手く設計された "容器" なら、たとえば内燃機関のように、車を前進させ機械を動かすエンジンとして働くこともあります。それが爆弾であるにせよ、内燃機関の一部にせよ、巧く機能させるためには爆発物を包み込む空洞容器が適切な強度と厚みを持っていることが必須条件です。もし泡のように薄く儚いものだったら? もういつ大爆発するかわかりません。


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        一方、月に光を与える太陽はといえば、天秤座13°『シャボン玉を吹く子供達』。こちらはちょっと楽しそうなイメージかな。シャボン玉は石けん液の薄膜にそっと空気を吹き込んで作る、美しい透明の玉。周囲の光景をその薄膜に映し取りながらフワフワと浮かぶ、はかない命の代名詞です。考えてみたらもう長いことシャボン玉遊びなんてしたことなかったけれど。。 久々に時間が出来たら、ちょっと飛ばしてみたいような...。

        このシンボルのことば「blowing」〜「blow」は、空気を吹き込むという意味の他に「爆破する」「吹き飛ばす」という意味も持っています。また「失敗する」とか「しくじる」、「浪費する」「機会をダメにする」「タイヤをバーストさせる」そして「激怒する」なんていう意味も。。 シャボン玉はすぐにはじける運命だけど、なるべく大きな玉を作ってどれだけ長く飛ばせるかを競うのは子供ごころに楽しい遊びだった記憶があります。B.ボヴィは言います。『子供達がシャボン玉遊びをするとき、周囲は笑い声に包まれる。彼らの目的は出来る限り長い間シャボン玉を飛ばし続けることだ。だがはかない泡の玉は、子供達の笑い声と同じように簡単にはじける。いつはじけるのか?それは予測不能だ。初めから長続きするようには考えられていないのだから』と。


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  確かに、ふわふわと飛ぶ綺麗な玉を追いかけ、パチンと割るのも面白かったな。。  誰かが飛ばしたシャボン玉を横からパチンと破裂させて「あはは、ゴメンゴメン!」「えぇ〜?ひどいな、ヨシそれならこっちも!」なんて。子供のころはそんな適度な意地悪のしあいもまた笑いの種だったように思います。 でも、もし今誰かが自分の夢をそっと吹き込んだ薄いはかないシャボン玉を飛ばしていたとして、それを面白半分にパチンと割ったりしたら... そのひとはきっと激怒するかもしれません。

B.ボヴィはこうも指摘しています。『陽気な遊びごころに打ち興じる最中にも、あなたの "裏庭" に不発弾が投げ込まれるかもしれない』と。不発弾は確かに破裂しなかった。でもだからこそ、いつ爆発して大変なことになるかわからない不気味さと不安を感じさせます。 裏庭の不発弾を何とかするには、警察の爆発物処理班か、大がかりなものなら自衛隊に依頼するしか手立てがありません。爆弾処理…それは世界で最も危険な職業のひとつと言われる仕事です。


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        このシンボルは、本当に些細な日常の何気ない鼻歌気分のときにも、まったく予期しない何事かが起きる可能性が常に潜在することを示唆しています。もしかしたら人間関係の中で、何気ない自分のひと言がきっかけで何かが破裂するのかもしれないし、自分の中で長い間密かに蓄積してきた何かのエネルギーが薄膜を破って噴き上がるのかもしれません。また、あるひとにとってはただシャボン玉がはじけたくらいのことでも、別のひとにとっては不発弾がいきなり爆発するほどの衝撃となるのかもしれません。そんなとき、命も惜しまず手を差し伸べてくれる誰かはいるだろうか? 自分は、誰かに手を差し伸べることが出来るだろうか? そしてもしかしたら... わたし達はみんな、自分のこころの底にいつの間にか不発弾を抱え込んではいないだろうか? 忘れられ踏み固められた土の下で、刻々とエネルギーが満ちるのを待つ不穏な不発弾を。


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        うん、あるかもしれない。じっと爆発を待つ何かが。。 この世を生きてきた中でいつしか堆積してきた無明の地層の中に。ならばその潜在的な無法の力を、エンジンに変えて前進することは出来るだろうか? 誰も傷つけず、誰にも依存せず、肩肘も張らずに。ヒリヒリするような薄膜ではなく、美しい鉱石の空洞容器にエネルギーを溜めて。真っ白な渡り鳥のように、無限の胎内宇宙に羽ばたいていけるだろうか? 自分が自分を思い出す場所に、ホームに向かって.....

わたし達が今、現実と感じている時空。そしてわたし達の前に開けようとしているもうひとつの空間。その両方の世界に今、得体の知れない不発弾の中空音がかすかに響きつつあるのかもしれません。



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        金星と火星のコンジャンクションとほぼ時を同じくして起きるこの満月。感情をたっぷり刺激してくれそうな雰囲気です。ICには小惑星ルシファーが乗って、光と影の葛藤を演じそうだし(どちらが光でどちらが影か?)。そして銀河中心に迫る土星・イクシオンとエリス、NノードのGトライン(打たれながらも自分の道を往くしかない)。 海王星とパラスからは太陽へのYOD(おぉ!その政治力は公正さか欺瞞の顕れか?)、キラルスへの土星・SノードのYOD(カルマ、無垢の魂の犠牲)。 そして金星と火星は8日〜11日にかけて順に土星とスクエアに(宴の後の反動)。9日は太陽と水星がコンジャンクト(こころを修復する日)。木星は10日夜に潜水具の水音を大きく立てて蠍座入りするとそこにはTNOティフォンが待ち構え、ハウメアはいまだにエリスとコンジャンクト(様々な自然現象)、11日は金星・カイロン・フォルス・イクシオン、そして月の一時的グランドスクエア(こころに埋まった不発弾を発見するか?)。15日〜16日小惑星ルシファーとアグニがコンジャンクト、火星・カイロン・フォルス・イクシオン・カオス・リリスのグランドスクエア(霊的火花の狂い咲きが見られる?)。そして17日〜18日は火星とフォルスがスクエア(小さな原因大きな結果).....そして20日未明には天王星とオポジションの新月!

  全般に、これから先はなかなかのデコボコ道になりそうな行程だけど、旅立ちの用意は出来ているかな? 南へ向かう鳥達のように。シンプルに、力強く、助け合いながら。けっして自分を失わずに。さぁ風に乗って、いきましょう!!




have a great trek!!!

hiyoka(^_^


October 01, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント10/2【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年10月2日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

今回はこのパートを抄訳とさせていただきます。


引用記事
・2018年以降のFRB議長選任についてのトランプ大統領とFRB現幹部との話し合いに関する記事
(www.cnbc.com 2017年9月29日付)

・米国保険福祉省長官トム・プライスが出張用に高額なプライベートチャーター機を使っていた件で批判を浴び辞任した件についての記事
(www.cnbc.com 2017年9月29日付)


・先週... それは9月27日、木星・天王星オポジションの最後の形成があった日に代表される週だった。世界の株式市場は奇妙な動きを見せたが、思考をジオコズミック研究に同調させていれば驚きでも何でもなかった。どんな時でも天王星が強調されていれば、奇妙で意外な出来事(予測不能でさえあること)が起きるものだ。天王星が強く関与する時は「奇妙」が規範であり、「予想外」が予測可能な事態だ。

・先週奇妙だったのは、多くの株式指数が年初来高値をつけ、中には史上最高値に舞い上がるものが出た一方で、そこまで行かない指数や数週間ぶりの安値に沈んだ指数も出ていることだ。

・以下、アジア環太平洋地域、ヨーロッパ、アメリカ大陸、金、銀、国債、原油の先週の動きをふり返る記述。原油は4月17日の金星順行時以来の最高値をつけた。これは非常に興味深い。木星は原油の支配星で、最高値をつけたのは9月28日、木星・天王星オポジションの翌日だからだ。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

“米国経済の2017年第2四半期はGDP値3.1%増で2度目の改定値3%、市場予想の同じく3%を上回った。商務省経済分析局によれば、これは2015年第1四半期以来最も強い成長率だ。”

— “U.S. GDP Growth Revised Higher to 3.1% in Q2”
  www.tradingeconomics.com,
  U.S. Bureau of Economic Analysis 2017年9月28日付


        木星・天王星オポジションは現在発効する中で市場のリバーサルに関連する最も重要なシグナルだ。しかしながら、他のシグナルも存在する。注目すべきものはトランシットの木星が13ヶ月にわたる風性星座宮天秤座の旅を10月10日に終えようとしていることだ。先月(9月1日以来)、木星はニューヨーク証券取引所のネイタルチャート(1792年5月17日)の木星・海王星コンジャンクションの上に来ている。換言すれば、米国株式市場は木星リターンの期間中(9月1日〜29日)ということだ。

それは今、終わりつつある。アストロロジーの分野では、木星は『ザ・グレート・ベネフィク(大吉星)』と考えられている。ファイナンシャル・アストロロジーにおいては経済成長と相関するが、確かに米国経済は成長して直近四半期のGDPはここ2年で初めてついに3%を超えた。それを受けて米国株式市場も舞い上がり、いくつかの史上新高値が示現した。こうした現象は風性星座宮、とりわけ天秤座を運行する木星がNYSEの木星リターンとなる場合の予測パターンに符合するものだった。

  興味深いことに、ドナルド・トランプ大統領もまた彼のネイタルの木星を天秤座に持っており、したがって去年は彼の木星リターンでもあった。さて木星が次に蠍座の地下世界を旅する13ヶ月に備えようとする時、株式市場は騰がり続けられるだろうか? ドナルド・トランプの「幸運」はどうだろう? 蠍座は「捜査・追求」「秘密裡に行われた事の露呈」「削除」そして「同盟の終わり」を支配するのだが? 木星が絡む時、多くの変化 — 解雇/雇用 — が起きやすい。これは特に風性星座宮にネイタルの惑星を持つ人々に強く影響する。もう「大吉星」たる木星との宇宙的ハーモニーの影響から外れていくからだ。

        ではここでもっとセクシーな事柄について考えてみよう。何といっても、金星と火星が10月5日に一体となり(コンジャンクション)、太陽は時を同じくして人間関係の星座宮、天秤座に在泊中だ。その4日前、両惑星(金星・火星)は冥王星にトラインを形成するのだが、これはもっとセクシーな取り合わせだ。金星がお金と愛に関連することを考えてみよう(まぁどちらか一方を欠いては上手くいかないもので、きっとこれは金星が「愛」と並んで「強い欲望」を示唆するからだろう)。 また火星は燃える情熱と他者に近付こうとする衝動の惑星だ(彼らが互いに近付くのを見て「何をするべきか?」と考えるなら、それはなかなか良い疑問だ)。 

そして金星と火星の両方が、税金、負債、赤字と同時に「強烈さ」をも体現する惑星、冥王星に調和的なトラインを形成する。 個人レベルでは、多くの魂達が互いに惹かれ合うだろう。しかし実際のところ、惹かれているのは魂ではなく、肉体そのものだ。だがその魅惑はあまりにも強烈かつ明確であり、まるで何かもっと深いもののように感じられる(単なる肉欲 — あるいは税金 — などというものではなく、より深い意味を持つのだという思い込みを伴う)。 

このような魅惑(そして税金関連の提案)に対する本物の試練は、同じ2惑星 — 金星と火星 — が冥王星とのトラインから移行して土星とスクエアを形成する10月8日〜11日にやって来る。熱愛から疑念へ、受容から疑惑へと振り子が振れていく。 何を考えていたのか? 今、何をするのか? 自分自身の口から発した言葉と誇りにかけて現実と向き合い、最後まで取り組むのか? それとも逃げを打つのか? その人物が持つ真の顔が決まる(あるいは露呈する)ような、人間としての体験が待っている。

        今は自分の観点に対する十分な支持を取り付けないままで戦闘態勢に入るには良くない時期だ。あなたは自分が正しいのにと思うかもしれない。しかし、正しいからといって戦争に勝てるわけではない。これは市場(または恋人)が、はっきりした理由もなく背を向けるような時に覚えておくと良いモットーだ。今月は「ただより高いものはない」。

10月11日を過ぎるまでは、どんな魅惑的なポジションとも "結婚" してはならない。そして最後に、トレーダーの皆さんには私達のもう一つのモットーを覚えておいてほしい。

「どの市場においても、金星・土星のハードアスペクトに向けて下落してきたものは優れた "買い(Buy)" シグナルの候補だ」
 そして
「このアスペクトが過ぎた後すぐに戻ってこない恋人なら "売り(Good Bye)" シグナルの候補だ」







訳文ここまで
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