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—2019年の占星学から見る世界と個人の運気予測—
『マンデーン2019』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版]
アマゾンKindleストアにて発売中ですマンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事こちらです。

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『フォーキャスト2020』
2019年12月25日発売です。

February 23, 2020

🌑2/24の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つのではないでしょうか。
    例えば... シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  2月24日0:50前後、北海道周辺で 0:56前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は0:31頃、沖縄周辺では0:01前後に魚座 04°28’ で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月はをココご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月・太陽 ♓️魚座04°~05°― 発効期:2/24~3/23 】
🌑🌞”Heavy traffic on a narrow isthmus”
   『狭い地峡の交通渋滞』
            
🌑🌞”A church bazaar”
   『教会のバザー』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
 ※ひとによっては数日前から前倒しで感じられると思います。
 ※今回は新月から満月を経て次の新月まで共振し続けるキーワードを抽出しています。

 
→★目的へと向かう細く険しい道の途上で寛容さや寛大さを試される経験
→★強力な感情の爆発や “こころここにあらず” から起きる無意識の事故に注意
→★文化や人種という厚い壁を無垢な子供のような遊びごころで乗り越える必要
→★肩書き、外見、ことばや雰囲気に惑わされず、真っ直ぐにひとを見通す力
→★ありのままの物事をそのまま受け止め、それでも幸せと平穏を見出せる器を磨く
→★起きていることの光と影、両側面を知りながら自分を貫くひと筋の流れを信頼する
→★自分の観点にこだわり過ぎて他者が見る「事実」を受け入れられない傾向に注意
→★本当に価値ある物事は「耐えて待つ」だけの値打ちがあるという真実
→★物事はいつも想定外の領域から予測を超えてやってくると知りつつ平常心で構える
→★リアリティを超えた世界で全てが一つの家族となるような夢を創造的に活かす
→★オープンなこころと態度を貫き、和解不能な相違を乗り越えていくための力と挑戦
→★つまらない物や見えないもの、取るに足らない存在の中に聖なる意味を見出す
→★外面的で理屈上の包括性とは極北の「ひとつ」であることの真の意味を知る必要
→★「お手盛り」の報酬やイージーな見返りに飛びついたり期待することの愚かさ
→★落ち着いて物事の流れを見据え「正しく行間を読む」ことを心がける必要
→★ただ自分自身にのみ眼差しを向け、目前の深淵に飛び込んでいく
→★時をかけて耐え、自己の内部で鍛えてきたことばにならない力を信頼して進む
→★不思議さに驚嘆し歓びを感じる感性とユーモア精神で難関を乗り越えていく・・・→


エネルギーのポイント:前回の新月『沈着、休止、見直し、静的発進』
             
            今回の新月淀みと荒波の中で冷たい月の浄さを保つ』                 
            
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★2月新月の星模様とチャレンジ ★

(主なアスペクトとスケジュールざっと)

ASC:射手座1°58 MC:乙女座14°16

新月とキラルス(無辜の犠牲)がセスキスクエア  
新月とグリーヴ(悲哀)がクインデチレ、グリーヴとルシファーがセミスクエア

山羊座の火星・フォルスのコンジャンクションが牡牛座の天王星にトライン、カイロンにスクエア
火星・フォルスが双子座のアスボルスにクインデチレ
火星とフォルスは12月26日の日蝕の位置にきており強化されている

 火星・フォルスのコンビネーションがここで強化されることから、新型コロナウイルスの勢いがまだしばらく衰えないことを示唆すると思われる。突然浮上する物事、噴出する感情に注意

牡羊座の金星・山羊座の木星がスクエア
金星・木星スクエアのミッドポイント(MP)に新月が来る
(本音や本性が露わになりやすい、状況の見極めが困難になる、他者の分まで負う過剰な責任とそこから来るストレス、緊張感に注意)

MCに小惑星ハザード(危機、臨戦態勢)がコンジャンクト
逆行の水星・冥王星・オルクス・キラルスでウォリサム・レクタングル形成

木星・海王星がセクスタイル
(非常に流動的な状況、押しと引きの読み誤り注意、真の出番を待って吉)

土星・カリクロとファエトンがスクエア
(見たいことだけ見る、聞きたいことだけ聞く傾向が強まるのでミスに注意)

冥王星と蟹座のキラルスがオポジション(超長期)

水星とネッソスがオルクスにオポジション、グリーヴにクインカンクス

2月26日:火星が月のSノードにコンジャンクト、BMリリスとでTスクエア
      :水星逆行の中日
2月28日~29日:金星・エリスがコンジャンクト、冥王星にスクエア
月1日~2日:太陽・ネッソスがコンジャンクトでオルクスにオポジション
3月3日:火星がOOBを外れ通常に戻る
3月4日:金星・土星がスクエア
3月6日:カイロン・フォルスがスクエア、金星・ファエトンがコンジャンクト
3月9日:金星・天王星がコンジャンクト

そして
3月10日02:48 乙女座19°37’で満月!
  (ASCに火星がコンジャンクト、水星順行)


≪ これからの流れをざっとメモ的に ≫

  この新月は火星が2019年12月26日の金環日食の位置に乗ってエネルギーチャージ。その後火星は月のSノードを通って3月20日からカプリコーン・ステリウムに合流。木星、冥王星とのコンジャンクトを終えて4月1日には水瓶座0°台で火星・土星のコンジャンクションが起きる(この位置はいくつか存在する中国建国図の一つではアセンダント<水瓶座1°台>の直近となるため、この時期に何らかの事象または変化が起きるかどうか見ておきたい)。

また同時に、山羊座を運行する木星が冥王星とパラスにコンジャンクトしていく。そして蟹座のキラルス、牡羊座のエリスが加わってTスクエアを形成、また乙女座のオルクスとはトールのハンマー/クァドリフォームも形成する。そのため、これからの1ヵ月は世界中にかなり強力な出来事が起きてくるかもしれない。この期間は引き続き新型肺炎のような疾病のほか、地震、噴火、激しい気象などの自然災害や事故・事件、火災、テロ行為の危険期。そして激しい政争や、審判と断罪を望む大衆心理が一段と強化されるかも。

  また太陽が海王星にコンジャンクトし、火星がアセンダントに乗り、水星がアグニ(火の試練)とニアミスしながら順行に転じ、IC近くの3室(コミュニケーション全般)で金星・天王星・ファエトンがコンジャンクトする3月10日の満月期前後も要注意。真実は非常に見えにくい。引き続き、デマ、流言飛語、フェイクニュース、情報の切り取りや操作は増加傾向。不安を抱えたこころはその不安を増幅させるような情報ばかりを好んで引き寄せる。スケープゴートに石を投げる行為や魔女狩りの松明行列に加わるような誘惑は避けて吉。建設的でない行為は巡り巡って自分に戻ってくる。

  集合心理でも個人レベルでも、このエネルギーに触れると感情の起伏は激しくなりがちで、対人関係などちょっとした刺激に喜怒哀楽が増幅されるひとが増えそう。火星とフォルスが強化されるので、お酒の飲み過ぎや薬物(アレルギー反応なども含む)要注意。この新月・満月期は、社会的にも個人的にも、今年最初の大きな節目になるかもしれない。なので、この時期の過ごし方と自己の内的世界のありようは、今後数年間のスタートラインとしてとても大切だと思う。冷静さと温かなこころの両方を保ち、内なる力を蓄え続けることが鍵となりそう。

喜怒哀楽の喜と楽は大いに楽しみ、もし怒りを感じたら天に向かってツバを吐き、そのツバが怒りの対象と自分の頭の両方に怒濤の滝となって落ちてくるところまでを見届けて笑ってほしいところ(単なるイメージです)。そして哀は...もし出来るなら、自分の体にこの瞬間も燃え続ける火を思い出して、そっと温めてあげてね。

前へ出ろ、行動しろ、何か言えと背中を押す力を強く感じるひともいるかもしれないけれど、けっして無理しないこと。基調としては全体の壮大な流れを見ていきたいとき。もし今まで勇気がなくてやれなかったことに一歩踏み出したいと感じるなら、水星逆行期に一度過去の体験をふり返り、踏み出せなかった理由、それを何故変えたいのかを再吟味してみるといいかも。そして順行に転じた後も進む気持ちが変わらないなら、ウォーミングアップ開始…!くらいのペースでもいいんじゃないかな。


…と。この後、最後に新型コロナウイルスとケンタウルス族の小惑星フォルスとの興味深い関連について書くつもりだったけど...そろそろ力尽きてきたので、たぶん数日中に別立ての記事としてUPすると思います。😓


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★2月新月のサビアン・シンボル★


新月のベースとなるシンボル:
 魚座4°『狭い地峡の交通渋滞』

   さて今回の新月、ベースとなるシンボルは魚座4°『狭い地峡の交通渋滞』です。この「地峡」とは、たとえば大陸と半島を結ぶ細長い架け橋のような形の陸地。ちょうどボトルネックになるような地形です。海に向かって拡がった半島には、きっと素晴らしい眺めのビーチや素敵なテーマパークがあるのかもしれません。みんながそこに行きたがる、夢が満載な場所。 何の心配も不安もなく、思いっきりリラックスして羽根を伸ばせるところ。

けれどそこに通じる細い道は、今や観光バスやらキャンピングカー、家族連れやカップルを乗せたマイカーなど沢山の車で大渋滞。もう何時間同じ所に止まっているでしょう? なんだかもう、永遠に行き着けないような気がしてきました。わたし達はイライラしながらフラストレーションを溜め込んでいきます。目指すあの場所に着きさえすれば。あともう少しで何かが掴めるかもしれないのに。夢に手が届きそうなのに。安心出来て、全てが解決するのに。邪魔な車がみんないなくなればいい。何故こんな日に皆、こんな所にいなくちゃいけないんだろう?


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   わたし達の目の前に、たった1本の狭い道、先行きの見えない道しか存在しないことがあります。どうしようもない現実に嫌気がさしても、その道から外れられないときがあります。何故だろう? 気付こうと気付くまいと、自分自身が選んでそこまで来たはず。そこに居るはず。 それとも、自分ではどうすることも出来ないままどうしようもない流れに押されて何故かその道にみんなと一緒に並んでいるのでしょうか? 本当に?

その道は、わたし達の精神そのものを物語っているのかもしれません。自分で選んだ考え方、方法論。頑張って到達しようとしている境地。あるいは、そこを目指せば何とかなると予測して選んだ道。でも、なかなか辿り着けない。行き詰まってしまった。それでもその道一本に集中し、忍耐をもって遅々としながらも頑張って進んで行くのか? 本当は永遠に辿り着けないんじゃないのか? 自分の選択は本当は大きな間違いで、そんな能力なんて最初からなかったんじゃないか? あぁ、疲れた。 何だかイヤになるなぁ。倦怠。またはどこからともなくやってくるブルーな気持ち。別の道、別の過ごし方を選んでいれば、今頃は……。いや待てよ?だいたいこの道を勧めたのはアイツじゃないか。そうだアイツのせいだ。こんなに大変だなんて誰も言わなかったじゃないか! 


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  刻々と時は過ぎ、日は翳り、あたりは少しずつ暗くなってきます。夜になったらどうしよう… だいたいこんな身動き出来ない状態で万一地震でも起きたら逃げられないよ… 苛立ちと不安で思いは千々に乱れます。ふと見ると、先のほうで我慢しきれなくなった一台の車が脇の木立へと入っていくようです。でもスマホのマップで確かめても、そこには道など表示されてない。迂回路もないはず。ん?新しく林道でも出来たのかな? 思い切ってその車に付いていってみるか? どうしよう? 一台、また一台と釣られて列を離れる車が目に付く。けれど彼らがどこに辿り着くかは誰にもわからない。もしかしたらそれは、夕暮れのあやかしが誘う幻の道? 二度と戻れない崖っぷちへの道?

  狭い道で交通渋滞にはまったとき、わたし達は目的地と時間の制約に縛られてついイライラしがちです。けど苛立ちや怒りは今、とても危険。意味のない争いで傷ついたり、大きな事故の元だから(実際、魚座4°のシンボルは大小様々な「事故」に関わるケースも多く見られます。しかも今は水星逆行中でOOBの火星は暴発のフォルスとともに去年の日蝕の位置に。転んだりぶつかったりしないよう気をつけてね)。


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  今、わたし達は渋滞した狭隘路に閉じ込められてしまった。でもそれは、ただ予定外のことが起きた、本当はそれだけ。おそらく他の沢山の車も、予定外にこの道で止まってる。みんながそれぞれに、いろんな思いを抱いてそこにいる。それだけ。物事は遅れる。これから先も何があるかはわからない。でも、ただ、それだけ。

『いや、それじゃ済まないんだよ! あれもこれも、予定がめちゃくちゃだ。どうしてくれる!』

うん、そうかもしれない。でも、済まないならそのときは。きっと「わたし」はその済まなさにちゃんと対応してるんじゃないか? 余計なことは考えず、必死に。または相変わらずブツブツ言いながら。それとも「わたし」は、落ちこぼれてそこにうずくまったままだろうか? そうじゃないだろう。何があってもなくても、その一瞬一瞬、「わたし」は「わたし」として、持てる力を振り絞って何かをしている。あるときは怒りにまかせ、アクセルを思いっきり空ぶかしして前後の車に怒号を浴びせられ、あるときは待ち合わせていた相手に平身低頭で電話する。またあるときは... ただ何もしないことを、してる。泣きながら、怒りながら、失望しながら、笑いながら。懸命に。あるいは淡々と。けれどたぶん、それもあれも、どれもがみな、今という日常のひとコマ。そのひとコマひとコマが実はいったい何なのか、真の意味を与えられるのは、たぶん「わたし」しかいない。


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  このベース・シンボルを補完する対向のシンボルは乙女座4°『白人の子供達と遊ぶ黒人の子供』。沢山の白い子供達と、たったひとりの黒い子供。白と黒、黒と白。その際立つ見かけの差など気にもせず、一緒にキャッキャと遊んでる子供達。いや、そんなんじゃないのかも? 彼らはただ、その「差異」さえも互いに楽しむことの出来る、“遊びの達人”なのかもしれません。

ならもしかして、この世の扉を開けて出て来たばかりの自分に戻れたとしたらどうだろう? そんなことをちょっと想像してみる。本当に、何でもない赤子のような自分。この世で最初の他者である親、家族との触れあい、そのインパクトが起きる以前の裸の自分。そこには見えない道が無数にあったのかもしれない。いや、それは「道」でさえなかった。一本の整備された道があるなんて、本当は幻かもしれない。あれやこれやの小うるさいマインドを、こうすればこうなるという経験知を一度全部吹っ飛ばして、覗き込む先に見えるのは ― 無色透明の純粋な「意志」ひとつ。


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  なら、こうして待っているのも悪くないのかな...。何故なら無色透明な意志にとって、列をなして止まっているその一瞬一瞬がとてつもなく新しいのだから。いつも乗っている小さな車の中にだって、沢山の新鮮な発見があるかもしれない。いつか落として忘れてた座席の下の小さなコイン、片方だけのイヤリング。あの日あのときの写真が見つかるかもしれない。「あれ? こんなところにこんなものが..?」自分という小さな密室の中には、まだまだ沢山の可能性がひそやかに、見出されるのを待っている......。

  ひとつの出来事には無数の解釈と感じ方があります。人間の数だけ。存在の数だけ。あるいは、胎内宇宙の数だけ。 

この世界に「唯一の正しさ」「唯一の幸福」など無く、全ては「自分という意志」とそこから伸びてきた “触手” としての「モチベーション」が鏡に映ったものだったら? 在ることとは「欲」であり、「純粋な欲」がこの世界の全てを支えているのだとしたら? 様々な欲と想いがぶつかりあい絡みあい、進まなくなってしまった隘路の先には何が見えるのだろう?


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  今、年齢も立場も性別も関係なく、そんな世界を遊ぶために生まれて来た たったひとりの裸の「わたし」に一度戻ってみるのも悪くない。幸せ、成功、安定、安心、優位性へのこだわりや利害。傷、痛み、恨み、怒り、嫉み、不安、恐怖。その結果として他者に向けたはずが結局は自分に帰ってくる批判と攻撃。あちこちから湧き起こるプチ不幸の呪文がいっせいに流れ込んで溢れゆく災厄の大河。そんな “システム” が、確かに存在する。それをわたし達は「業」や「カルマ」と呼ぶのかもしれない。ならば人間にとっては全てがアリなんだと認めた上で、一度思いっきり泣き笑いしてみてはどうだろう? ことばを知らない子供みたいに。この新月に示される究極の「狭い道」「狭き門」とは、そんな「裸のわたし」だけが通れるゲートかもしれません。

  今、その門を通るか? それとももう少し先なのか? きっとそれは、ひとそれぞれ。けれど、世界が狭い地峡に差しかかるとき、そこでは常に渋滞が起きるものです。そんなとき...閉じ込められた車の中であれこれ思い悩みながら想像する地峡の先の光景は... ただの幻かもしれません。ひょっとしたら、そこには「世界」さえ存在しないかもしれないのです。もし「きっとこうなる」と思って目指した先に何も無かったら、どうする?
 

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  『ねぇ、車を脇に寄せて、この辺りがどんなところかちょっとだけ探検してみようか? こんな経験、二度とないかもしれないよ?』 

  ん? それってもしかして、何かフラグ立ってない? 行くなら車が視界に入る範囲で、ライトやキーも忘れずに、用心してね。

  『いやぁ、待て待て! マズイよ。だって渋滞が解消したら置いていかれるじゃないか。そうなったら大変なんだ』

  大変? 置いていかれる? うん、そうかもしれない。でも、ただそれだけ。「わたし」が「わたし」である限り、きっと起きたことには対応してる。今はまだ想定外の「わたし」が、予測外の出来事に。 そしてそれが、この先の道を創る。

そしてそれが本当の目的地なら、いつか必ず着く。もしかしたら、予想外のタイミングで。そこには「わたし」を待つ何かがある。たとえ他のひとには見えなくても。だからひとが何と言おうと、裸の「わたし」にとっては成功も失敗も、ありはしない。そう、ただそれだけを、わかっていればいい。さぁ、“渋滞の達人” になってみよう。 正しく “怖れる” のではなく、正しく “用心” しながら、ね。


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新月のメイン・シンボル:
 魚座5°『教会のバザー』


  さて。延々と連なるすったもんだの交通渋滞の果てに、“渋滞の達人” が辿り着いたのはどんなところだろう? それは、教会のバザー。B.ボヴィの解説によれば、1920年代の米国各地域で開かれていたキリスト教会主催のバザーは「霊的な祝祭をコミュニティの全てのひと達と分かち合う場」というイメージなのだそうです。いえ、その地域のコミュニティだけではありません。他所からの訪問者も、放浪の旅人も、バザーで地産品や工芸品を売るためにやってきた商人達や、故郷の楽器を携えて懐かしい曲を奏でる移民達も、全てのひと達を迎え入れ、交流し、神の下に手を取り合うことを旨とした日だったそう。面白いことに、教会の建物外で開催されるバザーでは、他の宗教に関わる品々さえ自由に売られていたのだとか。それは今で言うところの「ダイバーシティ」― 多様性の尊重を、とても素朴なかたちで象徴するハレの日、ハレの場だったのかもしれません」。


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  また、原文の「bazaar」は中東地域から英語圏にやってきた数少ないことばの一つで、元の意味は「公設市場」。ここで売られるものは何でもありという感じ。世界中のありとあらゆる珍しい品や食べ物・飲み物が並べられ、広場は様々な色、音やことば、匂いが渾然一体となった賑やかなお祭り状態。踊るひと、歌うひと、奏でるひと、食べるひと、談笑するひと、商売するひと、ゲームに興じるひとの群れ。そこは非日常を楽しめる異空間というイメージです。

一方、教会を意味する「church」は元々は「力」を意味するギリシャ語の「kuros」、そして「権力者」や「家長」「王」を意味する「kurios」から来ていているのだそうです。つまり「教会=church」はひとびとの王であり、全てを統制する「神」の「家」ということ。だから「教会のバザー」は、「絶対の力を持つ神」の家 ― その破れることのない屋根の下で、あらゆるひとびと、あらゆる生き物達がひとつになり、現世を生きることの楽しみを分かち合うひととき...いわばこの世に出現したミニ天国という構図に近いかもしれません。そこでは全てのひとびとが、何の資格もどんな条件も要らぬままに自由に交流し、一切のタブーも差別もなくどんな物でも売り買いすることが出来ます。楽しくお喋りし、笑い合い、歌い踊りながら。


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  どこからともなくえも言われぬエキゾチックな香りが漂う中。ペルシャ絨毯の隣にはマーサおばさんが焼いたチョコクッキーが、壺入りの中国茶の隣にはサルディニア島のオリーブオイルが、日本の着物があるかと思えばその隣には古いブルースのレコードが山積みに... それを売っているのはジャマイカからやって来たペドロおじさん…。みんな、見たこともない珍品に驚き、美しい民族衣装を試しに着てみたり、おどけてポーズを取ったりしてる。そこには「文化の盗用だ!」なんて咎めるひともいない。小難しい民族的アイデンティティも、イデオロギーも、宗教の違いさえ関係ない。うーん、きっと楽しいでしょうね。それは今も(いえ、今だからこそ?)多くのひと達が夢見る理想の場、理想の社会の縮図かもしれません。

けれど、また別の側面を見てみるなら。教会のバザーは「絶対の力」を象徴する「神の庇護」の下にしつらえられた、特別な場でもあります。何が起きようと、そこなら安心。だって神を超える力などありはしない。たとえ悪魔が来ようと、嵐や疫病が襲ってこようと、神がわたし達みんなを護ってくださるのだから。万物の父なる神が、ひと声「去れ!消えよ!」と厳かにのたまえば、たちまち悪は退散し、不安も恐怖も消え失せて楽しいさんざめきが戻ってくる。そんな夢のような成り行きが約束された世界...。だからこそ、そんな余裕と保証があるからこそ。わたし達は、拠って立つ土壌がどんなに違っていたとしても、富める者も貧しい者も、強者も弱者もみなが互いの声を聴きあい、ともに楽しむことが出来るのではないでしょうか...。


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  けれど現実世界では、なかなかそうはいきません。多くのひとが豊かさや平和を享受出来ているときなら、そんな理想だって描けるかもしれない。けれど不況が足音を立てて近付き、沢山の国々が不穏な空気に包まれ、そこに何だか怖ろしげな伝染病がまん延し始めたら? 固い信仰心や独自の信条を持つひとは別かもしれないけど、大抵のひとびとはまず自分の、愛する家族の、身近なひと達の、いのちと暮らしを一番に護りたいと望むでしょう。そして、穢れをもたらす「魔」の存在をコミュニティから排除したいと欲します。けれど、絶対の力を持つ神の姿は見えない。では何がわたし達を護ってくれるのだろう?  自分達が属する共同体? 国家?

  さてこの感じ… 今、新型肺炎が猛威をふるう中でわたし達が理想として思い描く国のリーダー像にも重なって見える部分があるように思えるのだけど、どうでしょう? 


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  たとえば今、天上で絶大な力を発揮している惑星ペアといえば、山羊座の土星と冥王星です。このペアが意味する社会的な顕れについては、去年12月に出版されたメリマンさんの『フォーキャスト2020』(マンデーン版は4月1日ごろ発売予定)の中で27ページにもわたって詳説されているので、持っているひとはもう一度参照してほしいのですが...。この本の土星・冥王星に関する章『山羊座の土星と冥王星:ヒーローと悪役と』では、両惑星コンジャンクションのキーワードとして「悪役」と「ヒーロー」、二つの表現が使われています。「悪役」とは、山羊座の土星と冥王星が最悪のかたちで顕現した場合の姿。そして「ヒーロー」とは、最善のかたちで顕現した場合の姿です。そう、まさに「黒か 白か?」です。

  けれど実際にはそれほどくっきりとヒーロー役や悪役に分けることが出来るわけではなく、ひとつの実在(政府や公的機関、地方自治体、企業など)、ひとりの人間が、見るひとの気持ちのフィルター(と都合)やそのときの状況によって、ときには黒に見え、たまに白にも見え、多くの場合はグレイだったりするのではないでしょうか。わたし達ひとりひとりがそうであるように、集合体としての統制機関やそれを統轄する存在もまた、わたし達と同じ血の通った人間の集まりにすぎないのだから。


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  山羊座はマンデーン・アストロロジーの世界では国の政府や権力者、公的機関、そして世の中で権威を持つ立場にある個人を意味します(ナチュラルハウス10室)。そしてこれを国民(沢山の「わたし」の集合体/蟹座、ナチュラルハウス4室/護り、護られる)の立場から見るときは、(民主主義や独裁体制などそれぞれの手続きは異なるとしても)その理想像のベースとしてなにかと頼りになる「家長」や尊敬すべき「父」または堂々たる「王」の像を投影する心理が生じることになります。

つまり、何か重大事が起きたときは勇壮なファンファーレとともに現れ、即座に大鉈ふるって「悪」を倒し、一家(国)と家族(国民)の命と名誉を護ってくれるスーパーヒーロー(正義の統制者、または独裁者)を望む集合意識が浮上しやすいということです。破壊を怖れず、外部には冷徹にふるまう強い父/親分の像(そして、内に向けては優しい母の顔を持てれば最高 — 山羊座・蟹座軸)。

平時は法に護られること、法を遵守することを厳しく要求するわたし達だけど、一旦危機がやってくれば、法を曲げてでも派手な大鉈をふるい、いち早く物事を解決してくれる(少なくとも上辺ではそう見える)ヒーローの出現を望みます。右も左も関係なく、ドラマティックな正義の告発者がもてはやされ、その行為から入った小さな亀裂が長い目で見てどんな結果をもたらすかなど、ほとんどの場合、考慮されることはありません。目先の怖れに追い立てられ、神ならぬ身に神業を期待すれば、100点以外はゼロ評価。物事の評価は真っ二つに割れ、あの手この手で断罪の快感を演出するメディアがそれを煽ります。そんなとき、良いニュースは無視され、穏やかな言説は怠惰な臆病者の烙印を押されがち。米国のトランプ大統領や、彼に対抗して極端なプログレッシブ・レフトの政策を掲げるバーニー・サンダース氏がコアな支持層を持つのも、様々な不安感に覆われる今を物語っているのかもしれません。


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  けれど集合意識は気まぐれです。「よしそれなら!」と強権発動すれば、当初は良くても後になって、無理を重ねたひずみが生み出すネガティブな結果と直面するときが来るでしょう。それはやがて、冥王星がうっそりと熟すころに新たな不満となって拡がり、称賛されてきた当事者を打ち据えます。

「ヒーローだと思っていたのに実は悪役だった!」または、もしかすると反対に「唾棄すべき悪役だとされて追われたけれど、本当の姿は違っていた...」なんてこともあるのかもしれません。わたし達の社会には常に多くの不可視の部分が存在し、時が至るまでは全てがグレーかマーブル模様です。けれど、もしもそのときが至って、ひとびとが選択した道の間違いに気付いたとしても...後戻りはないでしょう。社会の変革期に、いいとこ取りは出来ません。古くなったシステムが破壊され、その灰燼から抜け出して再び新たな建設が始まるまでは。この世界では、そんな歴史が幾度となく繰り返されてきたのではないでしょうか。(ただし、日本の戦後始原図にはもう少し別の難しさと展開がありそうにも見えるけれど...その話はあまりに脇道に逸れるのでまたの機会に)。

  間違いを犯すことなどあり得ない神(または神々)の庇護のもとに集うひとびと。愛と優しさと温かさと笑顔に満ちた、素敵なバザー。ある意味でこれはとても魚座らしいシンボルです。そして対向の乙女座5°のシンボルは『妖精を夢見ている男』。これもふうわりとした感じで、どちらかというと、こっちのほうが魚座っぽいかな? こちらは目に見えない繊細な世界を感じ取る細やかな感性を示唆し、現実的と言われる乙女座の芯にひそむ、夢想的な面を描いています。そしてこの軸のどちらの度数も、イマジネーション豊かなファンタジーの世界に誘うとともに、リアリティを正確に知覚出来ないときに待ち受ける危険をも示唆しています(稀な事例では、マインドコントロールで他者を支配、操縦するような傾向も)。

  そんなわけで、この魚座の濃霧を通してほの見える「現実」は、たぶん神様の管轄外。この世界をどうするかは、きっとわたし達人間の裁量と度量に任されているのでしょう。確かに人間はみんな、理想を夢見て生きようとするかもしれない。けれど外側からどんどん現実が押し寄せてきて、夢のとおりにはなかなかいかない。はぁ... ついつい石のひとつも投げてみたくなるなぁ..。


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  絶対者である神。創造の源。あるいは正義のヒーロー。もしそんなエンティティが本当に存在するのだとしても、彼らはわたし達人間の歩み、その一挙手一投足をこと細かく導いてくれたりはしないでしょう。「聖なるもの」がもし在るとすれば、それはけっして 共依存 を許したりはしないから。だから、どんな状況にあっても “自分自身の聖なる空間” を保ち続けたいのなら、それを自身に課すことが出来るのは、ひとりひとりの「わたし」だけです。

それと同じように、惑星の動きや位置、アスペクトが人間を引き上げたり、貶めたり、幸せにするのではありません。星々のシステムはただテーマと挑戦を示唆し、その圧を強めたり弱めたりしながら、わたし達とともに巡り続けています。 そして、生きとし生けるもの達の生を映し、無数の人間が生きたうたかたの証しを自らのエネルギーとしながら、今、この瞬間も 悠々と旅を続けています。彼らは、わたし達です。


  だから、今。もしこれを読んでくれているあなたが、人生の様々なフラストレーションを噴出させながら否定の大河を目指してほとばしる想念の流れから否応なくはじき出されてしまったと感じているなら。ただ静かに自分の中のハレの祭りを祝うとき。

世界中のひとびとが創る壮大な悲喜劇の奔流を背に、新月の闇に包まれながら...世界の不思議さに微笑んでみよう。



heic1406a




have a great trek!!!★

hiyoka(^_^


February 16, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント2/17【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年2月17日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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来週のコラムはお休みします。🙇‍♀️


≪ 先週をふり返って ≫

  “連邦予算の赤字は会計年度初めの4ヵ月で25%増加した... 1月までの12ヵ月で歳入は6.7%増加し、2016年2月以来最大となった。歳出は8.8%の増加で、赤字総体を1.06兆ドルに押し上げた。これは前年度から16.4%の増加となる。”

— Kate Davidson
  “Deficit Widens as Spending Hits High”
  Wall Street Journal 2020年2月13日付

  “(ジュディ・シェルトンによる)生産性(不足)に対する解決策としての金融安定化を精力的に防衛する姿勢は、彼女がかつて提唱していた金本位制などよりも自分達のモデルがいかに優れたものであるかを説こうとした今日の正統派を当惑させた。過去50年にわたる連続的な失敗に照らして見れば、彼らがそれを主張することは出来ない。彼女のFRB理事への指名が経済学の専門家やその友人でもある報道関係者らからの辛辣な批判を引き起こしたのは無理からぬことだ。彼らが示したシェルトン氏への不快感は、彼女がおかしな人物だということではない。彼女が正しいかもしれないということだ。”

— Joseph C. Sternberg
  “Why the Economics Establishment Hates Judy Shelton”
  Wall Street Journal 2020年2月14日付


  先週、米国とヨーロッパの株式指数は好調な推移を見せた。金曜にはドイツのDAXとチューリヒのSMI、同様に米国のS&P先物指数に史上最高値が示現している。それより2日前の2月12日にはダウ工業平均、1日前の13日にはナスダック総合も史上最高値を記録している。またアムステルダムのAEXも、2001年2月以来の最高値水準まで舞い上がった。

ジオコズミクスの観点から言えば、この反騰の一部はトランシットの火星がニューヨーク証券取引所の設立図(バトンウッド・チャート/1792年5月17日)の木星・海王星コンジャンクションに調和的なアスペクトを形成したことに依るものだ。ユーロ通貨は2017年4月以来の最低水準に下落していたが、ヨーロッパの株式指数は弱い通貨に対するサポートとなった。

これは欧州連合の全ての加盟国が財政規律を欠いている中、金融緩和策(マイナス金利など)を続行する時に起きる。米国でも似たようなもので、FRBは最近(金曜までの現先市場など見ても)非常に緩和的な政策を採っており、米国政府は再び1兆ドルもの赤字を積み上げた。全ての流動性は株式市場へとなだれ込む — 債務上限を突破し、信用調査機関が介入してくるまでは。こうした状況は2020年〜2023年、冥王星(負債と税金)が米国、現米国大統領、FRBおよびその議長、そしてニューヨーク証券取引所のチャート上で強力に働く時、浮上してくる可能性がある。ひょっとするとジュディ・シェルトンは本当にこれに対応する正しいアイデア(たとえば金のような資産に裏付けされた通貨制度など)を持っているのかもしれない。

  アジアと極東地域では、おそらくコロナウイルスのパンデミック化に対する恐怖が続いたせいで株式指数に史上最高値は示現していない。それでも上海総合とハンセン指数は2月4日まで続いた大規模な下落から2週間でかなりの回復をみている。

  原油は前週に1バレルあたり50ドルを下回る数ヵ月ぶりの安値をつけた後に強さを取り戻し、好調な週となった。金と銀はいまだに3週の間につけた安値と高値の間で取引されている。これらは方向性を探る形となっており、今週末の2月16日から始まる多くの新たなジオコズミック・サインの訪れとともに向かう先を見出すかもしれない。連邦準備制度理事会へのジュディ・シェルトンの指名承認も、金の強気相場に対する追い風となる可能性がある。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “最も危険な人物 — それは自分が何も知らないことを知らぬまま、自分こそが誰よりも物を知っていると思い込んでいる人物だ。”

— 匿名人の言葉

  “トランプは1987年、マンハッタンの共和党員として登録し、それからは属する政党を5回変えた。2001年8月、トランプは民主党へと所属を変更した。2009年9月、トランプは再び所属政党を共和党に変えた。2011年、トランプは所属政党なし(独立系)となった。そして2012年4月、トランプはまた共和党に戻った。”

— wikipediaより

  “ブルームバーグは2002年最初の任期以来、ニューヨーク市の108代目の市長として連続3期を務めた。人生を通じて長らく民主党員だったブルームバーグは、2001年に共和党員として市長選に立候補するために所属政党の登録を変更している。”

— wikipediaより


  さあ、“彼” が再びやって来る。今週末の2月16日(日本時間17日午前中)には、買ってやられ売ってやられの市場の上下動や、朝令暮改の政策発表など、悪名とどろく兆しの出番だ。彼は3月9日(日本時間10日昼)まで舞台に躍り出る。いや、ドナルド・トランプやマイケル・ブルームバーグの所属政党変更の話をしているのではない(トランプは以前民主党員で今は共和党の大統領であり、ブルームバーグは元共和党のニューヨーク市長で今は再び民主党に帰還して大統領候補選に出馬している)。

今ここで話しているのは水星逆行、すなわち鳥ならミチバシリに例えられるトリックスターで、支持帯や抵抗帯の騙しのブレークアウトに相関し、また全ての事実を把握する前に早計で軽率な決定を下したり、あるいは以前の立ち位置やポジションを覆したりする傾向を促進させる存在のことだ。しかも今回の彼は、持ち前の異世界的かつ非現実的な才能をフルに発揮するかもしれない。何故なら彼は、狂ったような夢心地にもなれるが、多くの場合ファンタジーに陥りがちな星座宮、魚座で逆行を開始するからだ。

  これはあなたが何かハッピーな歌でも歌いたくなる時だ。何故ならあなたは恋をしている。あるいはまた、考え得る最悪の時に最悪なことを口にして恥ずかしさと後悔にまみれ、まるで呪いにでもかかったような気分で今やブルースの一節でも口ずさみたくなる時だ。この魚座の水星逆行が発効中は、何を提案するにあたっても、「当の相手と同じ土俵上に在るかどうか」をしっかり確認したほうが良い。いや、あなたの(または彼らの)頭にあるのは「提案」でさえないかもしれない。むしろ多くの「要求」やら「命令」として口に出される可能性がある。

だが、大統領候補に名乗りを上げている一部の人々のように、伝えるべき言葉選びにしくじったり、相手の名前を間違って呼びかけたりするかもしれない。もし売買の際にブローカーを通しているなら、たとえばあなたの携帯電話が一時的に不通になった後で(水星逆行中にありがちなこと)再び繋がった時、自分の意志が「売り」の代わりに「買い」と(あるいはその反対に)伝わっていないかどうかをよく確認することだ。 水星逆行、とりわけこの魚座での逆行中は、あらゆる分野、領域において奇妙なことが起き、結果的に間違っている可能性がある(それは最初のうちは上手くいったように見えがちだ)。

  さて、これは市場にとって何を意味するだろう? 大したことではない。ただし、近接しあって起きる突然で短期的なリバーサルと相関することを別とすればだが。とはいえ、必ずしもプライマリー・タイプのリバーサルとは限らない。ほとんどの場合、それは取引サイクルの問題だ。つまり、あなたは取引することは出来るが、それと添い遂げようなどと思わないないほうが良い。

  それでもこの水星逆行は、いつもよりもっと重要な意味を持つ可能性がある。火星もまた同じ日に山羊座入りするからだ。これは取引サイクルというよりも、もっと大きなサイクルと相関するかもしれないことを示唆している。これは大きい。(まぁ、木星が支配する魚座や射手座を水星が運行する時は、ほとんど全ての物事が「もの凄いこと」として扱われるのだが..)

それにしても、火星の山羊座入りが何故それほど大きいのか? 
その理由は、連邦準備法が成立したのが1913年12月23日であり、当時太陽は山羊座1°に在泊して蟹座0°の冥王星とはオポジションを形成していたからだ。これはFRBが世の話題に上る時期を強調する兆しかもしれない。そしてそれは多くの場合、Tノートや通貨のように金利に関連する市場を動揺させる新たな政策や発表で、その後間接的に(または直接的に)貴金属や株式市場の価格変動へと波及していく。

  魚座で水星が逆行する時は、全てが非常に上手くいったと思った途端にカーブボール(またはスクリューボール)を投げてよこされるような感覚かもしれない。 突如として関心の焦点は変わる(こう言うと、まるで魚座を逆行する水星が何かに焦点を当てることが可能であるかのように聞こえそうだが)。 しかし、その関心の変化は果たして事実に基づいているのか? それとも単なる噂なのか? 魚座を逆行する水星がちょっと目眩を起こすのは、ここだ。

ある時は、状況は上手くコントロールされているように見える。だが翌日には不安定な状況に戻ってしまう。そして金融市場は多くの場合、こうした良いニュースと悪いニュース、喜劇と悲劇の度重なる転換劇にその都度ムチ打ち状態の上下動(ウィップソー)となって反応し続ける。だがそれは、長期的に見ればほとんど意味を持たない動きだ。

  トレーダーと投資家は、特に水星が魚座で逆行するような時は、より大きな視点から物を見ていく必要がある。この時間帯は、あまりにも多くのノイズや雑音に注意が行ってしまう可能性があるからだ(つまりウィップソーが起きる)。

では、私達が見るべき大きな視点からの物事とは何か? それはまさに、先週のウェビナーで説明したとおりだ。株式市場は長期サイクルの天井をつけるにあたっての延長時間帯に在る(2019年4月~2020年11月)。これは木星が射手座10°~山羊座20°を運行する時期を基にしているが、私の推定では85%の確率で20~50%の下落が起き、そしてその後2021年の土星・天王星スクエアへと続いていく。この詳細は過去に起きた土星・天王星、および土星・冥王星ハードアスペクト一覧に記載されており、ウェビナーの参加者に提供した。

  短期的に見れば(結局のところ私達はトレーダーでもある)、ちょうど2月16日は、多くの金融市場におけるサイクルの各頂点(安値または高値)に対し、歴史的な相関性を持つ8つのジオコズミック・サインが続々と起きてくる3週間の始まりとなる。

2月16日の水星逆行と火星の山羊座入りと同様に(あるいはさらに)重要なのは、2月23日〜3月3日、トランシットの金星が木星、土星、冥王星(カプリコーン・ステリウム)にスクエアを形成していくこと、そして3月8日に起きる太陽・海王星、金星・天王星との2つのレベル1(最強)コンジャンクションだ。またこの日は水星が順行に転じる前日でもある(3月9日/日本時間10日昼頃)。

通常なら、私は今後の3週間に為される約束は突飛で一貫性がないと言うかもしれない。ただし、魚座で逆行する水星の下での約束はけっして果たされない可能性があることを私は知っている。

ならばいっそのこと、歌ったり踊ったり、もしかすると瞑想でもしているほうが良いかもしれない。それでも、「事実」として流布される「噂」には十分気をつけてほしい。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:55|PermalinkComments(0)金融アストロロジー 

February 09, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント2/10【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年2月10日(フリー版より)

翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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今週は...取りいそぎ全体をざっと訳してみました。来週は抄訳か部分訳になるかもしれません。


≪ 先週をふり返って ≫

※引用部分は省略します。
内容は「先週の株式市場の下落について/cnbc.com」「弾劾騒動についてトランプ大統領が語ったことば/cnbc.com」「トランプ大統領とレーガン大統領を比較しての評論/Arizona Repubulic紙」でした。

  コメディと悲劇の両方に彩られた奇妙な週であったにも関わらず、米国経済は依然として堅調だ。一方の悲劇はコロナウイルスの脅威が中国経済に大混乱を巻き起こし、今や世界中の経済にその悪影響が拡がると予測されることだ。

また、大統領を追放する機会を失い、先週初めに大統領候補を決めるための最初の党員選挙を行った民主党にとっても悲劇だったかもしれない。弾劾裁判への証人喚問についてはほとんど完全な党派性による投票が行われ、全ての共和党議員は証人喚問に反対し、罪状として挙げられた2つの論点に関しても無罪投票。全民主党議員が証人喚問と有罪に投票した。

  この悲劇的な党派投票には例外が起きた。共和党のミット・ロムニーが彼の良心に従い1つの罪状において有罪に投票したのだ。そして自分の党と保守系メディアから叩かれた。

この件を今日の山羊座における土星・冥王星時代を生きる上でひとつの教訓としてみよう。あなたがあくまで自分自身の原理原則に依って立ち、自分が属する社会的グループ(あるいは自分の党か?)が受け入れている物事を容認しなかったり忠誠心を拒否するなら、あなたは村八分になったり追放されたり、非難される危険がある。

『フォーキャスト2020』で述べた山羊座の土星・冥王星が示す象意の1つを「ヒーローと悪役」「個人の倫理 VS 腐敗」の戦いとして表現したのはこれが理由だ。そして今日の米国を苦しめているこの党派的な不和においては、敵対するどちらの側も、相手側こそが腐敗した悪だとして非難している。これは皮肉なことだ。

  だが少なくとも論点のひとつについてはトランプ大統領が正しいように見える。民主党はまったくもって「ダーティ・コップス」(汚いことでも何でもありの腐敗警官)のように見えた。まぁ、彼らが本当にダーティ・コップスなのかどうかは不明だが、とにかく先週は “間抜けで騒々しい警官達" が『ヤツは “筋肉モリモリの木偶人形” に違いない...!』と思い込んだ当の相手と戦っていた。その光景は愉快であると同時に悲劇的でもあった。

  とはいえ、先週は世界の株式市場にとって全体に良い週だった。前週金曜に600ポイント下落したダウ平均は木曜までに安値から1000ポイント以上上昇。2月7日金曜には好調な賃金を示す発表にもかかわらずザラ場で300ポイント下落した。市場を怖じ気づかせたのは本当にコロナウイルスという“黒鳥”だったのか? それともこれは、株価がひと息入れて中期サイクルの修正安が入っただけなのか? それはこの日曜に開催する『フォーキャスト・ウェビナー』で詳説しよう。

他の市場では2020年5月に「ビットコイン・ハービング」が実施されるとの信条に後押しされてビットコインが10,000の大台に向けて引き続き上昇した。これは時とともに創造されるビットコインの量が減らされるため、その供給が限られて不足することを意味する。もし需要が一定のまま保たれて供給が減少するなら、それは価格上昇の方程式だ。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  この週末は恒例のウェビナーを開催すること、そしてニューヨーク証券取引所のチャートに火星が調和的なアスペクトを取ること以外に目立つジオコズミック・サインはないため、それほど特筆すべきものはない。あるとすれば来週で、16日に火星が山羊座入りし、その後魚座の水星が3週間の逆行を開始する。

またも “間抜けで騒々しい警官達”と“筋肉モリモリの木偶人形” との戦いのドラマが上演されそうだ。というわけで、観戦準備をしておこう。2020年の選挙を前にして、戦いに終わりはない。そしてもしトランプが再選されたら(あるいは再選されなかったとしても)その後も終わりは来ないだろう。山羊座に冥王星が在るかぎり、調査や捜査は決して止むことがない。

とはいえ、いずれにしてもトレーダーとしては、2月16日〜3月9日の間はやるべき事が多くなるだろう。市場の反転に相関する8つの惑星シグナルが展開し、それには牡羊座の金星が木星、土星、冥王星の山羊座ステリウムに形成するスクエアが含まれている。

  では、日曜に皆さんにお会い出来ることを楽しみにしている。きっとエキサイティングなウェビナーになることだろう。





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:58|PermalinkComments(0)金融アストロロジー 

February 07, 2020

🌕2月9日の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(メモ風?に)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開き実を結ぶときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。それはこの世界に生きるわたし達の意識に与えられたプログラミングの一種かもしれません。そんなシステムをどう使うのか?それとも使われるのか? それはきっとわたし達次第。さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで 2月9日16:52前後、北海道周辺で16:58前後、関西方面は16:33頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で16:03前後に 獅子座20°00'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月♌️獅子座20°→21°/ 太陽♒水瓶座20°→21°】
  月🌕 “The Zuni sun worshippers”
  『ズニの太陽崇拝者

   太陽🌞 “A big white dove, a message bearer”
  『大きな白い鳩 ― メッセージを携えた者』
     ↓↓↓
  月🌕”Chickens intoxicated”
  『酔って興奮する鶏達

   太陽🌞“A woman disappointed and disillusioned”
  『落胆し幻滅を感じる女』

2月24日新月 魚座4°台
 『狭い地峡の交通渋滞』『教会のバザー』
  に繋がっていく

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~2/23】
 ※満月の場合、1週間~数日前から前倒しで感じられると思います。

→★汚濁を焼き尽くす火による浄化、または絶対的な力への畏敬や恐怖
→★父権的な統率力が象徴する護りと秩序へのあこがれ
→★自分が属する“種族”や“ファミリー”に忠実であろうとする
→★偏見に根ざした憎悪、または非現実的な包括主義に極化する傾向
→★荒波の中でも揺らされず真のメッセージを聞き分ける必要
→★個人、または集団レベルで孤立主義(または党派性)へと向かう傾向
→★偽の希望、勝手な期待が裏切られたと感じて逆上や激昂する危険
→★「自分こそが」という感覚や頑ななプライドを捨てる勇気
→★良かれと思っての行為もやり過ぎると逆に毒となる可能性
→★他者に期待しすぎるか、または誰にも耳を貸さない傾向
→★経験不足や無知による錯覚、幻想、勘違い、陶酔と
   成熟し、醒めた現実的な見通しを対比させて判断する必要
→★辛辣さや痛烈さ、モラルすれすれの一時的で派手な言動への誘惑
→★思い込みの強さによる聞き違い、読み違い、パニックに注意
→★自分の小さな現実を基準にして全宇宙を判断する傾向
→★狭く曲がりくねった道を目的に向かって進むために必要な
   寛容さと寛大さ
→★澄みわたるこころのやわらかさを感じそれを常に保っていく
→★「全てはひとつ」という包括的な精神の光と影を見る・・・→


エネルギーのポイント:新月
           『沈着、休止、見直し、静的発進』
            ↓
            満月(新月と同じ)
           『沈着、休止、見直し、静的発進
            

200209FM


★サビアン・シンボル MEMO★

ベースのシンボル:獅子座20°『ズニの太陽崇拝者』


ZUNI
 Image of Zuni Pueblo created during the U.S. Army Corps of Topographical Engineers's 1851
 expedition to Arizona which was led by Captain Sitgreaves


「ズニ」についての豆知識(主にwikipediaより)

  「ズニ」とは主に米国ニューメキシコ州西部に生きるネイティブ・アメリカンのひとびとで、プエブロ族として社会、宗教、農耕などに共通の習慣を持つ集団の中でも、コロラド川支流のズニ川流域に住む集団を指す。彼らは一種の粘土で建造した複雑で複数の階層をもつ住居(プエブロ)を建て、村落を形成して暮らす。考古学的には紀元前1000年からズニ川渓谷に居住しており、当時からすでにトウモロコシ栽培の灌漑技術を持ち、農業と家畜の飼育を行ってきたとされる。その意味で、日本でステレオタイプ化されてきた、テントを張り平原を馬で駆け抜ける “アメリカン・インディアン像”とはかなり異なるタイプのひとびと。部族としての秘儀やプライバシーを大切にしてきた伝統がある。

孤立した言語:特徴として、「ズニ語」は他のネイティブ・アメリカンの言語とは全く関係を持っておらず、その独自性において、少なくとも7000年間はその「完全性」を保ってきたとされている。果たしてその言語はどのようにして生まれたのだろうか?

宗教的人生:ズニのひとびとにとって宗教とその信念体系、それにまつわる儀式は日々の生活の中心とされる。彼らの神話には多くの神々、鬼神や怪物が存在するが、核となるのは「アワナウィロナ」と呼ばれる原初の創造神。そして彼が創った緑色の藻が分裂して「太陽の父」「大地の母」「月の母」となり、そこから世界の全てが生じ、地底はるかな闇の世界には人間が生まれたという。その後ひとびとは太陽の父とその息子達によって昼光の世界に導かれ、現在の人間の姿になった。アワナウィロナ自身が創造の後に自らが太陽そのものになり、「空の父」として雲を創ったともされているので、「創造神」と「太陽の父」は重なる存在なのかもしれない。

また、ズニには『世界には2種類の人間が存在する ― ひとつは「陽に焼けた人」、もうひとつは「焼けていない人」だ』という信条があり、ひとを見る場合その区別/識別が重要とされるそう。


sun


  ズニのひとびとにとって、太陽はおそらく至高の存在。太陽光はいのちの源であり、農作物が枯れることのないように、大地から水を呼び出し雲を創り、恵みの雨をも降らせてくれる。無性の創造神、アワナウィロナが生み出した緑の藻が父なる太陽となり、大地の母となり、月の母となった。そして地下深く闇に生き、角と尾を持つ他は盲目で、口も肛門も、今のような手足もなかった人間を、昼に生きられるよう変容させ、導いた。大いなる父の慈悲の下で厳しい体験に耐えたひとびとは最後に目覚めを体験し、それまでの恐怖から解放されて大いに喜んだと伝えられる。 

今回の満月のベース・シンボル『ズニの太陽崇拝者』には、超短く端折ったとしてもこれだけのコンテクストがある。こうした背景を踏まえて今の世界とわたし達の心理や事象への影響を考えていくとき、何が見えてくるだろう?  

  人間は「力」を好む。何か恐ろしいことが起きたとき、どこからともなく現れて万事解決してくれる英雄を望む。その姿はまるで、万物の祖であり生殺与奪の絶対力を持ちながらも慈悲深い、父なる太陽神。


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  じゃ、わたし達のこころに忍びよってくるのは、その大いなる保護の許にある民として誇りを持ち、一切の穢れを排除したいという願望? 火の力に焼かれることで全ての汚濁と闇から解放され、浄化されることを望む心理? あるいはそんな力の一端を宿す預言者として力をふるってみたいという欲望? 絶対への崇拝を通して期待される絶対的な庇護。神と人間との絆なら、それが成り立つのかもしれない。けれど人間が創った社会という脆弱なピラミッドにこのエネルギーがネガティブに影響したら、どんなことが起きるだろう? 

期待の後で失望したひとびとの怒り。それは何事かが起きたとき庇護者不在の怖れに変わり、怖れはヒステリー状況を創り出す。そして人間ピラミッドは恐怖に駆られたひとびとによって、混乱のうちにその基盤から崩れていく。何が真実なのか、最後まで見えないままに。

このシンボルをことばにすると、何だか時代がかってオーバーにも聞こえるけれど。今、他のニュースを全て吹き飛ばす勢いで拡がっているコロナウイルスの話題に関しては、世界中のメディアで、ネットで、その底流にこれに似た心理のウェーブが強く感じられるように思う。そして、ひとりの人間に過ぎない世界のリーダー達もまた不安と緊張に駆られ、苦悶する。こんなときは(たとえ後により多くの犠牲をともなおうとも)敏速に「穢れの印」を排除し、強圧的にふるまえばふるまうほど評価されることを、彼らは歴史的経験から識っている。そしてそれぞれの国情に合わせ、ギリギリのところで決断することになる。何故ならそれは、儀式と施政の担い手としての彼らが、最終的には自らの手で捧げるべき供物なのだから。それでも、我が身に火の矢が降り注ぐ試練を避けることは出来ない。それが仮想の「太陽の父」が負うべき責任と役割。でもそこから逃避する誘惑と最後まで闘える人間はとても少ないと思う。


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  B.ボヴィの研究によれば、本来、この度数には『どんな物事にも、どんなときや場所やひとにも、それぞれにかけがえのない聖性がやどっていることに深く気付いていく』という含意がある。これは獅子座の中でもかなり霊的な意味が強調される位置。おそらくそれがこの度数の持つ本質ではないかと思う。

けれど(だからこそ?)それと同時に極端なストレスや危機に直面したときに自分自身がどうふるまうのか? それぞれの本質が試される...という側面も持っている。なので、メインのシンボルである次の度数、獅子座21°とともに、今まで見えなかったような「そのひとの無意識の本性」または「何に反応しやすく、どんな問題を抱えているか」が外に向けて露わになりやすい 領域だと言えるかもしれない。

  この満月で月に光を与える太陽側、水瓶座20°のベース・シンボルは『大きな白い鳩 ― メッセージを携えた者』 ... それはきっと、危機のときに助けとなるメッセージ。それは、天空を飛んでやってくる「空の父」からの伝言だろうか? 行き詰まったときに闇を消し去り、こころに平穏と平和をもたらす神聖なコミュニケーション? そんなステキなメッセージを運んでくれる、大きな白い鳩! 「わたし」は眼を閉じ、じっと待つ。そしてそっと眼を開ける。え? 大空には無数の白い鳩が飛んでる!? 鳥!鳥!鳥! ... いったどれがメッセージを携えた鳩なんだろう?


birds


  よく目を凝らして見ると、他の鳥も混じってるような ...誇らしげに大声で鳴く、あれは白いカラス? あれ?白い鶏達さえも浮き足だって羽ばたいてる。それに、それぞれの鳥がいろんなメッセージを携えて飛んでるみたいだ。じゃ「わたし」のために真のメッセージを運んでくるのはどの鳩なんだろう? 

それはたぶん、純白のメッセージ。透明なほどに、純白。期待もプライドも傷ついた感情も苛立ちも、どんな力もそれには触れることが出来ない。「わたし」の中の透明な純白と、大きな白い鳩の透明な純白が重なり合ったとき。そのときだけに、聞こえる声。音。うた。

それは日々の生活の中に、一瞬の何気ない刻の静止の中で、ことばも無く交わされる聖なるコミュニオンだろうか? そして。やがて「わたし」の中にメッセージが生まれる。他の誰でもない「わたし」からの、「わたし」に向けたメッセージが。

それはもしかしたら、とても日常的な、ふつうのことばかもしれない。
『そうだ。珈琲いれよう。』 ...外では沢山のことが起きている。でも、「わたし」の中には何もない。透明で純白の火が燃えているだけ。


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メインのシンボル:獅子座21°『酔って興奮する鶏達』


  このシンボル、原文の「Chicken」には「鶏」や「若い鶏」という意味の他に、チキンレースということばで使われるような「臆病者」「怖がり屋」「小心者」という意味がある。つまり、「恐怖に駆り立てられやすい性質」を持つ存在。そんなチキン達が、アルコールか薬物かに酔いしれて夢うつつになったり、けたたましく叫んだり、自分も空を飛べるような気になって羽をばたつかせている光景。あるいは悪夢にうなされて夢遊病のようにバタバタと騒いでいる光景。「チキンフィード」と呼ばれる小ぶりな穀物が貯蔵中に発酵すると、それをついばんだ鶏達は酔っぱらって普段は見られない異常な行動を示すのだとか。なのでこれは「崖っぷちの危険とエクスタシーとが表裏一体になった状況」を表す、特に社会的にはちょっと不穏な度数かもしれない。酔いと恐怖に駆り立てられた鶏達は、いったいどんな幻を見るのだろう?


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  たとえば、匿名性の高いSNSなどでよく見られる風景。まるで全てを識り尽くしてでもいるかのような大言壮語や決めつけ、上から目線の非難やこころないことば。仮想の街角で起きる火事と喧嘩の華やかさ。おそらく現実社会で素に戻れば見知らぬひとにはかけようもない、手ひどいことばを吐き出せる、そんな一瞬のプチ・エクスタシー。そして自分を合理化するために、平等、公正、正義の鎧を身にまとう。けれど本当にそこに吹き溜まっているのは、おそらく手つかずのプチ・不幸。癒えることのない小さな傷の数々。そのことばは、現実とも仮想ともつかない空間をあてどなく漂い続ける呪文のよう。

こうしてひとびとの癒えない怖れとあらゆる情を、巨大なバキュームのように吸い込み膨らみ、デマやフェイクニュースが活き活きといのちを持ち始める。たとえそれが、時とともに儚く消える泡だとしても。ひとときの危うい祭りとして。 精神のパンデミックとして。 あるいはもしかしたら、見知らぬひとびとによって周到に仕組まれたプロパガンダとしても。 怒り、歓び、嘆きに諧謔。プラットフォームのタブーに触れない限り、乗って踊るも自由、降りて佇むも自由。世界中のあらゆる想いの大河の中で、今も流れていく無数の「わたし」という詩の一片。


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  わたし達は多かれ少なかれ、他者に期待する。たとえば太陽の父や、大地の母のように自分を理解し、育て、誉め、護り、引き上げ、あるいは自由を与えてくれることを。そして他者から期待されると、自分がその期待に応えて力をふるい、成長し、評価され、羽ばたいていくことを期待する。けれど他者への期待も、他者からの期待を借りた自分への期待も、常に上手くいくとは限らない。というより、失望することのほうが多いこの世界。そこには信頼という名の期待があり、期待という名の依存がある。

だからその関係が望みどおりにならないとき、破れたプライドは怒りに変わるかもしれない。あるいはそれは、深い哀しみと落胆かもしれない。それでも。わたし達はいつも、たとえほんのひとときであっても、主役になりたいと望んでる。ピラミッドの頂点に立ってみたいと望んでる。 みんなの中の、主役。あるいは彼/彼女にとっての、主役。 ここは獅子座第3ディーカンの始まり。天から地へと立ち位置が逆転する乙女座の旅を前に、王者・王女の最後の幻をかいま見る場所。たとえ幻想であっても、たとえ崖っぷちでも、それは「わたしではないわたし」になれる絶好の機会。それも良いかもしれない。けれど待つのはひどい二日酔いと疲労、そして後悔の念。もういやだ。大嫌いだ。こんな自分も、アイツも、あの偉そうなヤツらも...!


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  こうして一夜が明け、鶏達はいくら羽ばたいても飛べない自分を識る。どんなに夢見ても、大きな白い鳩にはなれない。天高く舞う白頭鷲やコンドルにはなれないんだ...。「わたし」はいったい、何故ここにいるんだろう? 「わたし」は ...あまりにも小さい。

月に光を放射する太陽側、水瓶座21°のシンボルは『落胆し幻滅を感じる女』。そう、この気持ち。何度も味わってきた気がする。自分がまだ人間であることにさえ、絶望を感じる一瞬。でも... それさえも、まだ夢の続きなのでは...?


酔っ払って。酔いが醒めて。祭りの後の、否定のとき。薄れていく余韻の中で狂った判断の結果を味わい、現実を視る。Dis-illusion。全ての幻が去り、外にも内にも何も残らない。傷は? うずくかもしれない。自分がまだ期待しているなら。ん?何処かで勝ちどきの声...? 青ざめた一羽の鶏が止まり木の上で、勝った~勝った~と虚空に向かって叫んでる。でも、もう誰も聴いてはいない。その姿は小さい? 大きい? そんな基準も、もう色褪せてしまった。でも。 余計な判断も自他への期待も失せたなら、物事の、真実の姿が見えてくる。ただ、在るだけ。それは、もしかしたら幸せなことかもしれない。透明な純白は、透明だったからこそ、まだここに在る。ここから、またやり直せる。空。白。だから、立つ。


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  物事は成るようになり、たぶん、まだ凸凹道は続く。「わたし」の終わりが来るそのときまで。 毒杯の苦さをいっぱい味わうごとに、生まれ変わり、死に変わり。「わたし」はこれからも透明な物語を紡いでいく。それが、いい。探していた幸福は、まだ未知の物語の中に、ただ閑かに。ここに。何もなく。在り続ける。さりげない日常の、今の中に。


  ...どうかな。獅子座20°~21°の、こんな物語。満月図に寄せて、この度数が包含する人間心理のテーマを 社会的な側面からサクッとまとめるつもりが、ずいぶん長くなってしまったけれど。

総じて各星座宮の20°〜21°の度数ペアに含まれる流れは、その星座宮が持つテーマへの最終的な挑戦が示されることが多い。豪放磊落でプライドが高く、遊び好きで自然に人の上に立つような風格と影響力(または自己肯定感)を持つとされる獅子座では、人間が怖れや焦りを感じたとき、あるいは感情に相当のストレスがかかったとき、それを自己の内界でどう処理し、外界に対してはどんな態度を取り得るか? が試されるのかもしれない。

  けれど。酔っ払った一羽の鶏が見る夢は、もっともっと楽しくてバカバカしくて、思いっきりブッ飛んだものだってかまわない。イタズラっぽく狂ってみるのも悪くない。今はまだ幻と知ったうえで、自らのイマジネーションの世界に遊ぶ。好きなことに夢中になることの楽しさを味わってみる。宴の後の、心地よい寂寥感をも引き受けながら。...ネイタルにも依るけれど、おそらくこのエネルギーの使い方はそんな感じが一番健全かもしれないな...。

  と、いうわけで...今元気なひとも、へこたれてるひとにも、こんな流れの中に 何かヒントになるような一節があったらいいなと思います。



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★星模様メモ★

<主な惑星スケジュール>

2月3日 水星が逆行のシャドウ入り
2月10日~3月3日
       火星がOOB入りして
       18日〜24日カイロンにスクエア
       フォルス(蓄積したものの突然の噴出)との
       コンジャンクションへ
      
2月16日 OOBの火星が山羊座入り
2月17日 午前中から水星逆行開始 魚座12°53~水瓶座28°12
       2月26日水星逆行中日
       3月10日昼過ぎ順行

2月24日 0時過ぎ 魚座4°台で新月
       (OOBの火星とフォルスが2019年12月26日の
       日蝕の度数に来る)


<満月図について>

◎この満月図は全体に惑星が西寄り。なので個の内的世界と外部の社会とが否応なく触れあっては斬り結ぶような雰囲気がある。

MCに天王星がコンジャンクト
山羊座ステリウムは6室に集合
ASCにグリーヴがコンジャンクト
火星・ルシファーがオポジション
冥王星・エリスがスクエア
冥王星・レクイエム・RIPがコンジャンクト
火星がOOB入り
小惑星チャイナ獅子座2°台で天王星とスクエア
小惑星ツォンゴー(中国)蠍座28°台で木星とセミスクエア


  水星が17日から始まる逆行の準備段階とも言えるシャドウに入ったので、自分のマインドの動きに注意を払っておくと良い時期。ただ、逆行時の様々な注意点(読解力不足や言い間違い、聞き違い、誤解、うっかりミス、思い込み、迷い、事故や機器類の不具合、過去を思い出す etc.)を前倒しで体験するひとも多いと言われる。また大切な約束や仕事上の契約事は逆行期間中は避けたほうが良いとされる。

  満月で小惑星ルシファー(妄想を持続させる力、または昇華する力)とハードなオポジションを形成した火星(人心操縦や虐待に顕れやすい組み合わせ)は、10日からOOBに入り、それが3月3日まで続く。トランシットの火星がOOB期にあるときは、「勇気」をテーマとする様々な体験が待つことが多い。たとえば今までなかなか踏ん切りのつかなかった物事を思い切ってやってみたくなったり、背中を押されるような出来事。ただし16日には火星が山羊座入りし、17日には水星が逆行開始する。なので「やるべきことをやる」場合も、自分の真の動機は何で、どこまでやるのか、落としどころはどこか... などを明確にしておくことが大切。山羊座の「土星力」(慎重、境界線、忍耐 etc.)をポジティブに使っていく感じかな。

この時期は、フラストレーションが溜まっているとそれが容易に刺激されやすい。カッと燃え上がれば破壊的になりやすいので、過度に攻撃的な態度を取らないよう注意が必要。周囲にもしそんなひとがいたら、出来るだけ距離を置くほうが良いかもしれない。新月のテーマとも呼応して『全体のためにはこうするべきだ』などと押し付けてくるような論調や、情緒を刺激する煽り、脅しにも要注意。迷っていたり、弱いところ、怖いところを突かれて本意ではないのに乗ってしまうのは後悔のもと。OOB期の火星は、まず「自分のこころを強く保つ」ため、そして「ポジティブな冒険心を持つ」ために使うと良いかもしれない。


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  今回の満月図で山羊座ステリウムは6室に入る。マンデーン・アストロロジーでは6室はその国の労働環境や労働市場、軍事、保健衛生状態を示す。 少し前に、緊張が高まるアラビア海〜オマーン海峡への自衛隊護衛艦派遣がニュースを賑わしたけれど、今はコロナウイルスによる新型肺炎の話題でそれもかき消されてしまった。なので、この6室に山羊座の木星、土星、冥王星、それに小惑星ではレクイエム、RIP、アジータ(扇動またはプロパガンダ)、イカルス(無謀さ)が、そして水瓶座には準惑星セレス(保護本能、喪失への恐怖、怒り)やアグニ(火の試練)が入るということは、日本の保健衛生面に深刻な問題が生じている状況が前面に顕現している感じ。

新型肺炎は既往症を持つひと、特に年配の方にとって危険とされるけれど、土星は確かに年配者を示唆するし、何処かに感染対策としての「境界線」を引く必要をも意味する。また冥王星は危機を示唆する。一方、木星は物事を(それが事実でも、幻や妄想であっても)すべて増大させる。特に中国外でも犠牲者が出た今は、このエネルギーがピークに向かって進行しているように見える。

また、満月図をこの時期に「日本の世相を覆いがちな雰囲気」として見るなら、6室が示唆する心理は「疑心暗鬼」(5室で膨らんだエゴと自己肯定から、いったん6室で全てを疑う過程に入り、7室でのバランス習得へと続く)。これは自分自身に対する疑心暗鬼でもあり、それが投影される外界、つまり他者や社会の全てに対する疑心暗鬼でもある。

  一方、土星・冥王星は9室(対外政策、司法、思想、宗教、高等教育)のエリス(既存の不和を浮上させる)とファエトーン(アイデンティティの追求、無謀な行為)のペアにスクエア。3室(情報、コミュニケーション、メディア、近隣国との状況、初等教育)のジュノー(権利の主張)とでTスクエアを形成する。それに12室(見えない敵、諜報、心理面では無意識)のキラルス(無辜のひとびとの死)を加えるとグランドスクエア。

またMC(政府、政府機関)には天王星がコンジャンクトしており、6室のセレスとスクエア。12室(見えない敵、陰謀、諜報)の小惑星チャイナは前回新月のDCだった獅子座1°〜2°近辺(シンボルが「お多福風邪の流行」)に来ており、MCの天王星とはこれもスクエアで、Tスクエアを形成する。また、中国を意味するもう1つの小惑星ツォンゴーは、蠍座28°台(コミュニケーションや協調が必要とされる状況で直面する非常に厳しい問題)に在って、小惑星ハイジーア(保健衛生、治療行為、癒やし)とはハードなスクエア。これは中国国内の政治的状況に起因する初動の遅れと、現在の危機=混乱状態を映し出しているように見える。

『フォーキャスト2020』では、2020年以降は中国が台風の目になっていくだろうと予測されていた。それは2020年12月21日に『ザ・グレート・ミューテーション』と呼ばれる「木星・土星コンジャンクションの風性200年サイクル」が新たに始まり、社会動乱や革命を経た後に資本主義社会から新たな社会主義、またはハイブリッド型社会主義への流れが世界規模で起きてくるとの予測だった。この流れの中で、米国が後退した後に中国が覇権を握る...というふうに受け取れたが、もし香港の反乱や台湾総選挙を経た昨今の混乱状態が今後の中国にとって大きな変化のきっかけ、またはとば口になるとしたら? などと考えてしまう。

(2020年末の “木星・土星コンジャンクション” は中国建国図のASCに来る。また、民主党大統領候補で現在は下位に甘んじている台湾系米国人、アンドリュー・ヤン氏のネイタル・チャートにも同様のトランシットが見られ、非常に興味深い。IT企業で成功した彼はベーシックインカムの導入を主張している。)


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では、満月図に表現された今の日本の政府は…

1)国民の疑心暗鬼とそれが生み出す怖れによるフラストレーション、付随する誤情報や扇動行為(6室の土星と8室の水星とのセミスクエア、土星と3室小惑星イダルゴのタイトなスクエア)、さらに  2)見えにくく混乱した中国の内部事情と増加する犠牲者の情報に悩まされつつ 3)ネガティブな側面を強調しがちな報道、様々なメディアの主張やデマの流布のただ中で 4)予測不能の事態に備えて最善のバランスを考えながら、刻々と変化する全体状況(MCの天王星)に対し的確な即応態勢を取る必要があることを示していると考えられる。

(3室はコミュニケーション全般およびメディア・報道。小惑星イダルゴは「支持または敵対など断固たる方向性に基づいた主張、プロモーション」という象意を持つ。たとえば太平洋の島国ミクロネシア連邦は2月初めから「日本を含むすべての国や地域」からの入国を制限し始めた。これはひとりでも感染者が出た国からは たとえミクロネシア国民であっても入れないということで、日本は制限された多くの国や地域のひとつに過ぎない。人口10万強といわれる小国ミクロネシアでは、新型肺炎のような感染症が入ってくれば対応不可能となることが考えられるし、窮余の策だったかもしれない。けれど、これをまるで日本だけが「汚染国」扱いされたような印象で伝えるメディアは多かったように思う。その結果、ネットの一部では『政府のせいで日本がとうとう加害国に!』などとセンセーショナルな言論が流布された。

8室は負債、死亡率など。また心理的には死への怖れ、興味、または耽溺などを意味する。また財政を支配する2室は満月時乙女座で、その支配星は水星。これも8室に在泊する。今回の中国発のウイルス騒動では、世界経済への重大な影響が懸念される。もし中国経済が大きく傾き、国情が突然混乱するようなことがあれば当然、日本の経済と労働・雇用環境、ひいてはひとびとの日々の暮らしも甚大な影響を受けるかもしれない。たとえば製造業の見積もりひとつ取っても、中国に発注していた価格の倍は計上しなければ対応出来ないとも聞く。当面はどうにか工夫出来たとしても、中国という巨大な人口を抱えた異形のシステムに世界経済が依存してきたツケはかなり大きいのではないだろうか。人権問題、覇権主義、領海侵犯その他、問題山積の厄介な国ではあるけれど、国の経営という観点から見るなら、現在の時点で日本としては乱暴な措置はとり難いという悩ましさがあると思う。)

  また今回太陽は7室、月は1室で、同盟国やそれに類する国々、交渉相手との協力体制と、国民の意識・環境との間の対立関係がクローズアップされることも示している(SNSでは鎖国まがいの極端な言説まで流れていた)。ただしこういった傾向は、コロナウイルス騒動に関連して世界中に見られる現象であり、欧米諸国では中国人排斥とともに東洋人全般に対するあからさまな人種差別が頻繁に見られ始めたという。これは山羊座の冥王星と牡羊座のエリスのスクエアに関連しているかもしれない。


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  牡羊座のエリスは「元々存在しながら蓋をされていた不和を浮上させ、それが究極のアイデンティティを求める自分探しと重なること」を意味する。欧米諸国に「ポリティカル・コレクトネス」という概念が生まれ、それが進歩的な意識の表れとして声高に叫ばれてきたのは、「人類にとっての部族意識や差別意識が文明の発達進化とともに自然に払拭されることはない」という事実を示唆し、わたし達への挑戦として提示している可能性がある。

また、興味深いのは満月図のMC(牡牛座4°台)の支配星となる金星(国の最高権力者=日本なら内閣総理大臣を示唆)が、9室のカスプでケンタウルス族のカイロン、BMリリスとコンジャンクトし、同じく満月図のASC(主権者=国民の意識、状況、アイデンティティ。獅子座12°台)には小惑星グリーヴ(嘆き)が来ていること。これは今現在の日本を代表する最高権力者が負うべき重圧と悲哀をも意味すると思われるが、同時に自らの傷や感情を離れて全体を俯瞰し、観察しながら(BMリリス/月の遠地点)現行法制の範囲内であらゆる智恵を絞り、対応しなければならない...という挑戦を意味するのかもしれない。また、そうあらなければ、緊急事態では行政の末端で手足となり働くひとびとの苦しみが大きくなるのだから。それが民主主義国において「太陽の父」を演じ切ることの重さと厳しさのひとつかもしれない。


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  ...そんなこんなで、かなり厳しいアスペクトが満載の2月の満月図。けれど個人の心理としては、また別の側面もかいま見えます。

それは、サビアン・シンボルで示唆されたテーマと火星OOB、水星逆行などを頭に入れながら、訪れるインスピレーションや前へ出ようとする意志の手綱を上手にとって、自分自身であることを精一杯楽しむこと。もちろん体には気をつけて、インフルエンザ対策としても手を正しく洗い、風邪気味のひとはマスク(売り切れ続出というけれど、ネット上にはキッチンペーパーでも簡単に作れるという情報あり)、うがい、もしあればアルコール消毒なども忘れずに。そしてあまり余計な心配をせずに睡眠をたくさんとりましょう。

このところ何度か言ってきたケンタウルス族のアスボルスは「体の声を聴く」こと。満月図でアスボルスは双子座を逆行中で、1室(わたし)に在る満月とは調和的なセクスタイル。なんだかんだ言っても、この時期をすこやかに過ごすにはこれが一番じゃないかな。

そうそう、曖昧な怖れや幻影を招きやすい魚座の海王星は、今回10室牡牛座の火神ヴェスタとセクスタイル。この組み合わせを読み解くなら、静かに燃える火炎を背に、2本の足ですっくと立って。巷の喧噪を遠くから眺め、オープンで何事にも過度のこだわりをもたないこと。落ち着いて、事実を冷静に見極めること。9日の満月を過ぎれば、エネルギーはゆっくりと次のテーマに向かって進んでいくでしょう。だから。こころや体にくっついた余計なものをはたき落としながら。マイペースで日々を過ごしていきたいと思います。


  メモとか言いながら、後半もやたら長くなりました。詰め込み過ぎ? もしかして酔っ払った鶏が背中に乗ってる? このあたりでやめておきます(笑

でも、この中から何か部分的にでも参考になれば幸いです。書いてある「ことば」どおりじゃなくても、今読んでいるあなたのインスピレーションを使ってみてね。



horsehead-nebula



have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

February 02, 2020

レイモンド・メリマン 週間コメント2/3【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2020年2月3日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されるそうですので、そちらもぜひご覧ください。 翻訳者はこの記事をアストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。投資に関するアドバイスをお求めの方は投資日報社さんまたはMMAサイトにて講読版をお求めください。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。
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≪ 先週をふり返って ≫

  “株価は金曜に急落、ダウ工業平均は1月の上昇分が消し飛ぶ形となった。投資家は急速な拡がりを見せる中国発のコロナウイルスがもたらす潜在的な経済的影響への怖れを膨らませつつあった。デルタ航空とアメリカン航空が米中間の全便を運休すると発表し、それを追って同日ユナイテッド航空が似たような手段を取ると発表した後、ダウは650ポイント/2.3%下落した。ダウはまた、このままの勢いで進めば8月以来最悪の日に向かって...  WallachBeth Capitalのシニアストラテジスト、イリヤ・フェイジンはこれに対し次のように述べた。
『週末を怖れる心理があった。今年のテーマとして上がってきた物事は、どんな物事もFRBとトランプがどうにかして解決するというものだった。だがウイルスは誰にもどうにも出来ない。それが恐怖心に駆られる理由だ。』”

— Fred Imbert
  “Dow Plunges 650 Points as Friday’s Sell-Off Tied
   to the Coronavirus Accelerates Into the Close”
  www.cnbc.com 2020年1月31日付

  先週の世界の株式市場は、コロナウイルスのまん延に関する見通しが「制御下にある」と「制御不能」との間で変化するのに呼応して非常にボラタイルな様相を呈した。月曜はダウ工業平均が450ポイント売られ、ヒステリー状態に陥った。だがその後の2〜3日は、結局ウイルスはそれほどの脅威ではないという見通しが高まった。ダウ平均は月曜の安値から500ポイント以上上昇した。だが金曜になり、ウイルスの脅威は非常に深刻で渡航規制と検疫・隔離が実施されるとの新しい報告が出てダウ平均は600ポイント以上の下落となった。

  コロナウイルスの大流行に関して発表される見通しが突然ころころ変化するという事象は、先週末に発効した射手座の火星と魚座の金星・海王星とのスクエア(制御不能)に対する山羊座の土星・冥王星コンジャンクション(制御を必要とする妄想、または少なくともコントロール下にあるように見える状況を必要とする強迫観念)によって象徴される、典型的なジレンマの様相を呈した。

だが、土星・冥王星はまた自然界、そして人間によって為されたふるまいによって人命に深刻な脅威をもたらす潜在的可能性をも意味する。現在、土星・冥王星に関連するより深刻な長期的影響力は、海王星のアスペクトがもたらす一過性で短期的なヒステリー症状に取って代わるようにも見えるが、これが世界の株価に対し、短期的な影響力以上の力となる怖れはあるかもしれない。

  とはいえ、世界の株式市場における急激な価格の上下動はまた、太陽が水瓶座を運行する時節(1月20日〜2月19日)の典型として見られる事象でもある。水瓶座は市場動向の予測が最も困難な太陽星座宮の一つだ。何故ならそれは — 水瓶座の支配星、天王星と同様に — 支持帯や抵抗帯がものの見事に突破されることの多い時期だからだ。読者の皆さんは2018年2月の水瓶座期において、ダウ平均が1000ポイントを超える下落を見せた2日間を覚えているのではないだろうか。株価は怒濤のように支持帯や抵抗帯を打ち破っていく。この傾向は、水星が今後2週間のうちに逆行に転じるとともに一層目立つようになるかもしれない。これは短期間に強気または弱気から他方に転じる傾向をもって知られる、もう一つのジオコズミック・サインなのだ。

  こういった時期のトレーダーは、より大局的な見地から物を見ることが重要になる。換言すれば、水星の逆行期または太陽の水瓶座運行期である3〜4週間を超えて働くフォースのトレンドに目を向けることが肝要だ。先週初めの急落にもかかわらず、世界のほとんどの指数と金は依然として強気だ。ただし株式に関して言えば、MMAの講読者(日報、週報、月報、及び年刊フォーキャストブック)は50週、および15.5ヵ月サイクルが底を打つ時間帯が発効しており、その期間内に株価は2019年に目撃されたどんな下げよりも激しく下落する可能性があることを十分に認識しているはずだ。結局のところ、木星もまた2020年は山羊座を運行中だ。去年はより強気の射手座を運行していた。

  他の市場では原油もまた急落した。3週間前、原油は2019年4月以来の最高値水準まで反騰していた。だが今や1バレルあたり50ドルを試しており、2019年につけた最安値近くまで下落している。また貴金属にとっては奇妙かつボラタイルな週となった。銀は水曜に17.28まで下落、1月の最安値を記録した。しかし金はなかなか好調な推移を見せ、1月8日につけた6年ぶりの高値を追って金曜に最高値まで上昇した。ビットコインと国債も先週は非常に好調だった。国債の場合は驚くに値しない。人々は危機の時に安全地帯を求めるものだ。

だがビットコインとなると別問題で、11月4日以来の最高値への上昇はジオコズミクス要因に依るものかもしれない。木星は山羊座を運行中だが、ビットコインが生まれたのは複数の惑星が山羊座に在泊していた時だった(2009年1月3日)。このチャートを綿密に研究し尊敬すべき成果を挙げている同業者の一人が AstroCrypto Report のロバート・ウェインステインだ。9月に開催されるISAR2020では、私とともに彼もまた講演する予定となっている。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

  “トランプ大統領は、オバマ時代に達成した2%という経済の成長傾向を引き上げると約束し、その後しばらくの間は税制改革と規制撤廃が功を奏した。しかし、彼の貿易政策と税制へのテコ入れは企業投資とグローバルな製造業を弱体化させ、現在、経済成長は2%の横ばい状況に陥っている。これは不況には程遠い状態ではあるが、失われた機会を思えば期待外れだ。”

— “The Growth Cost of Tariffs”
  Wall Street Journal Opinion Page 2020年1月31日付

  “米国経済は、2019年末までの3ヵ月間に2.1%と緩慢な成長ぶりだった。これはドナルド・トランプ大統領の貿易闘争の結果として起きた世界的景況の停滞と企業投資の急激な後退を受けてのものだった…. 最も懸念されるのは、進行中の貿易闘争が企業にとって先行きの不確実性を高めていることにより、企業が急激に投資を削減していることだ。”

— Martin Crutsinger
  “US Economy’s Growth in 2019 Was Weakest of Past Three Years”
  Associated Press 2020年1月31日付

  2019年第4四半期のうちに木星が機会やチャンスを意味する射手座を離れ、より抑制的で慎重な山羊座に移ったことを考えれば、経済成長の減速と言ってもファイナンシャル・アストロロジャーには驚くようなことでもない。翻ってこれは、米国株式市場の騰勢にも影響する可能性を持つ。以前も述べたように、木星が射手座10°〜山羊座20°を運行する時期は、米国株式市場に見られる長期サイクルの天井と歴史的相関性を持っている。現在、私達はその圏内にある。これは木星が山羊座にイングレスした2019年12月2日から始まり、2020年12月19日まで続く

  ダウ平均の史上最高値はこれまでのところ、土星・冥王星間32年〜37年長期惑星サイクルのコンジャンクションの期日と同じ週内である1月17日に記録された。ナスダックはそれから1週間後の1月24日、天王星とスクエアの新月および魚座の金星・海王星が火星にスクエアを形成した日に史上最高値をつけている。私達の調査においてこれとともに重要なのは、1月10日に起きた天王星順行が持つ歴史的相関性だ。

  先週述べたように、『MMAマーケット・リポートの講読者に指摘したことだが、天王星順行は12取引日のうちに米国株式市場の中期または長期サイクルの終了と最強の相関性を持つジオコズミック指標の一つだ』。

では1月17日の高値はプライマリーサイクル、あるいはそれを超えて長期サイクルの天井だと考えられるだろうか? このジオコズミック指標のみに基づいて見るなら、その可能性はある。1月17日は天王星の滞留からわずか5取引日しか隔たっていないからだ。S&P(1月22日)とナスダック(1月24日)の高値もまた、この天王星が強調される時間帯に含まれていた。さらにこれは、MMAのジオコズミック重要変化日(CRD)の時間帯に関連各市場に示現した異市場間弱気ダイバージェンスの完璧な事例でもあった。

  ここで注目すべきは、水星が魚座で逆行を開始し、火星が山羊座入りする2月16日までの間は、顕著な影響力を発揮するトランシットの惑星シグナルがないということだ。これらはどちらも重要であり、とりわけ金利関連市場に影響を及ぼすジオコズミック・サインだ。また同じように重要なのはトランシットの金星で、木星、冥王星、土星の山羊座ステリウムにスクエアを形成する(2月23日〜3月3日)。そして3月8日には金星・天王星、太陽・海王星と2つのコンジャンクションが形成される。その翌日にはボラタイルな星座宮である水瓶座に戻っていた水星が向きを変え、順行を開始する(日本時間3月10日昼前後、水星魚座入りは日本時間3月16日夕刻)。

  株式市場におけるこの新たな下降トレンドのリバーサルと反騰を示唆する唯一のジオコズミック指標は、射手座終盤を運行するトランシットの火星で、2月4日〜13日にニューヨーク証券取引所設立図(1792年5月17日設立)の木星・海王星コンジャンクションに対しマイルドなセクスタイルを形成する。しかしながら、これはまたTMI(トランプ・マーズ・インディケータ)として設定された宇宙領域にも重なる。

つまり、ドナルド・トランプ大統領、米国、そしてイランのネイタルチャートを互いに結びつける “グランドスクエア” 構造を、1月28日〜2月10日に火星が活性化して回るのだ。この時期はちょうど私達が年に一度開催する『フォーキャスト・ウェビナー』とも重なる(2月9日日曜)。ここで私は多くの事を皆さんにシェアすることになるだろう。







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hiyoka_blue at 20:56|PermalinkComments(0)金融アストロロジー