banner2018F
『フォーキャスト2018』レイモンド・メリマン著
ただ今株式会社投資日報社さんのサイトにて予約申し込み受付中です(12月25日発売)
『マンデーン2018』Kindle版は2018年春の発売予定です

mundane_banner2017
ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーで販売中です。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。
 
 

March 01, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 2/28-2

先日割愛した2/28日付けの≪長期的考察≫です。まだ≪先週を振り返って≫と≪短期ジオコズミクス≫を読んでいらっしゃらない方は、どうか1つ前の記事からお読みください。

3/1 1フレーズ抜けていましたので追記しました。13ブロックめ最終行の下線部です。m(_"_)m


≪ 長期的考察 ≫

    世界は今まさに混乱している。いや、もしスピリチュアルかつ哲学的なアプローチを取るなら、全てが聖なる秩序のもとに起こっているのであって、まさにこれこそが、この世界とそこに住む人々が今在ってしかるべき状況なのだ。私達はただそのマスター・プランを理解できないだけだ。だがこれだけは言える。もしあなたがアストロロジー、特にマンデーン・アストロロジーの本質を理解していないなら、人生の全てが信仰に導かれたものでもない限り、「マスター・プラン」の概念を受け入れることは出来ないだろう。今現在の世界が混乱などしておらず全てが正しく在る、と信じるには、それこそ信じがたいほどの信頼(faith)が必要だ。

水瓶座時代(アクエリアン・エイジ)の夜明けへようこそ。そして、今まさに魚座最終度数29°を通過しようとしている天王星(公転周期84年)の世界へ、ようこそ。

    先週はさらに3つの惑星が魚座に入場してきた。そこで、まもなく始まる牡羊座主導の時間帯(3/9〜4/23)に完全に入ってしまう前に、魚座のテーマに没頭してみたい。いや、というより、黄道帯の最初と最後に位置するこれら2つの星座宮と、そして3惑星が2、3日前に離れたばかりの水瓶座が体現している幾つかの事柄について、説明を試みようと思う。

    ではアストロロジーの観点から、次のような問いを発してみよう。
現在世界に起こっている混乱の発生と一致するようなコズミック・サインは何だろうか? マンデーン・アストロロジーの原理を通して、私達が生きる今という時代を(又は「マスター・プラン」・・・そうしたものが存在すると仮定して)いかにより深く理解できるだろうか?

    私の意見では、まず見るべきは天王星の占める位置だ。何故ならそれは「地球に生きる一集団としての人類」を象徴するからだ。私達にはコミュニティやグループに所属したいという本能がある。天王星は「人道主義」の惑星とされているが、それはかならずしも正確とは言えないかもしれない。もちろん、天王星には人間性という側面がつきものだ。そして私見ではあるが、人類の在りように影響を与える将来の社会動向に関わっている可能性もある。天王星はインスピレーションや新しいアイディアに関連する惑星だ。物事について異なった見方をし(そしておそらくは、今までに存在したどんな物より優れたこととして、ある考えが頭に浮かび)、そうした物事を実行に移す努力が大多数の人々のためになると多分想像しながら、これまで一度も試みられたことのないような物事を為そうとする惑星だ。

    だが多くの場合、こうしたアイディアの数々は人類にとっての真の恩恵とはならない。それどころか、これらは殆どの人々にとって、受け入れるには過度に急進的でまとまりに欠け、非常に杜撰ともいえる考えや理論であることが多い。もしこのような計画が進められ、実際に実行に移される(牡羊座)なら、これはしばしば「予期せぬ結果」(誰も考えなかったことが起きる今のような時代にはぴったりの言葉だ — もちろん水瓶座生まれの人は別だろうが)に導かれる。それは現体制(総合的な観点から見れば悪しきものとは限らない)を混乱させ、混沌へと導き、人命が失われる可能性へと繋がる。

もしこれが天王星の影響下にある時間帯で起きるなら、それはしばしば、打倒された直前の指導者より、もっと非情な新体制を生み出していく。天王星は革命そのものと、そして通常は成功裡に終わる、独裁主義的で抑圧的な支配体制を転覆させようとする企てに関連する惑星だ。だからこそ、自由と民主主義、そして個人の権利の追求(もちろんその主体は水瓶座の影響下にある社会や国々に住む人々だが)さえも支配すると言われている。しかし、その結果は多くの場合、自由や民主主義には結び付かない。そればかりか、生み出されるのは前進でさえなく、社会における成長、進歩、そして/または 進化への衝動の、あきらかな(そして願わくは一時的な)退行だ。

結局のところ、最終的には常に進化の力が優勢となるように見える。しかし、物事が後退し(少なくとも水瓶座の視点からはそう見えるだろう)、または停滞して全く動かない状況となるのだ。(これは多分殆どの地性の星座宮にとってはまだマシだと思える状態だろう。)

    天王星に欠けていて、土星に(その支配宮である山羊座との関係によって)備わっている特質は、組織力とよく考え抜かれた管理能力だ。 強く健全な天王星が強く健全な土星に結びつけられる時、そこに革命の成功が生まれる。(大衆心理、芸術、文学、銀行業、そして/または 政府など、これによって影響を受ける人間の体験領域は枚挙にいとまがない。) 

このような革命はその目的を果たし、将来まで持続する強い指導力を提供するだろう。さもなければ、現在の指導者と現行体制を排除はしたとしても、その結果は次のリーダーになりたい人間が支配権をめぐって争い、混沌と人権侵害のはびこる「無人地帯/no-man's land」のような環境をただ生み出すだけだ。

天王星がこれからの7年を過ごす牡羊座に入場しようという今、そしてその間、山羊座の冥王星とのワクシング・スクエア(2012〜2015)を形成することを鑑みれば、私達がこうした状況に導かれていくかもしれない、という危険がある。これは土星と関連する話だ。何故なら、山羊座の支配星は土星であり、これはあたかも天王星が、冥王星と土星の双方とスクエア(90°)を形成するようなものだからだ。

もしあなたが、予期せぬ結果を見込んだ上で、よくよく考え抜かれた計画を持たずに行動する革命家なら、事は簡単には行かないだろう。 しかしながら、今回のスクエアはワクシング(90°)であり、ウェイニング(270°)スクエアではない。だからその痛みは産みの苦しみ(0°)と同義であり、死の苦しみ(270°)ではない。とはいえ、冥王星と天王星が関わる時は、いずれにせよ人間の生にとって大きな代償を払う可能性がつきまとうのだが。

    では金融市場はどうなるだろうか?このような力学のもとで、どんな傾向を表すだろう? まぁ、かなりのカオス状況になるのではないかと思う。各国の政府に起きるのと同じくらい多くの、重要な変化がみられそうだ。すなわち、牡羊座の天王星によって示唆される強い革命的なエネルギーのもと、自然現象や感染力の強い伝染病、あるいは戦争などの要因を背景として、いくつかの国々 — さらにある種の政府なども — 今後の10年が終わるまでには、いやこれから5年の内にも、世界からその姿を消すだろうと考えている。 また私は現在流通しているいくつかの通貨も姿を消すだろうと予測している。


    ではこれは否定的な結果でなければならないのだろうか? 否。 もし土星原理の数々を、そしてもしかしたら、海王星の原理をもうまく適用することができたなら、肯定的な結果を導き出すことは可能だ。 つまり、もしも指導者達が共通の目的(山羊座の冥王星と、集合体としての人類に適用する場合には牡羊座の天王星も)の下に集い、そして人間の生の尊厳を最優先に設定したうえで(共に今年魚座に入場する海王星・カイロンのコンジャンクト)、十分に練り上げられたプランを考え抜くならば、それは上手く行くだろう。

だが牡羊座の天王星それ自体は、同朋である人類の幸福やその生命にさえ、たいして重きを置いていない。要はそれらが自分自身の個人的な利益追求の進捗に役立つかどうか、ということなのだ。(腐敗した権力にしがみつくためには自国の市民達を殺すことなど何とも思わない、どこかの誇大妄想狂の支配者を彷彿とさせるが。)

牡羊座は「自分が一番!」と言う。天王星は「古きを捨て、新しきを得よ!」と言う。それらがあいまって、変化を推進する強いエネルギー(または必要とされる変化を押し留めようとする強いエネルギー)は、極度に非情なものとなりうる。こうした暴力を解き放つのが既存の暴君なのか、または人間の生の価値など一顧だにしない急進的な革命家なのかということは、この際関係ない。

    私はこれが、昨今、世の中に顕れつつある新世界なのだと言いたい。だが、今起きていることをもっと深く考えるにつけ、そうした新世界が到来しているようには思えない。まだだ。今の私の目に見えるのはただ、旧世界(山羊座の冥王星)が終わっていく姿だけだ。 

牡羊座の天王星がもたらす希望とは、人間の生と人権に価値を認め、十分に考え抜かれた計画に基づいて私達をリードしていく、精神性の高い指導者達が現れるような、そんな輝かしい新世界のビジョンがそこに確かに存在する、ということなのだ。 全てが完全で、まさしく在るべき姿で起こっているのだというような、信仰にも似た信頼感よりは、徹底した考察を経て結果が生み出される時にこそ、変化は素晴らしいものとなる可能性がある。





訳文ここまで
--------------------------------------------------------------------
【ひさびさの、翻訳後記^^;】

原文は"faith"。これは魚座のテーマともなっている、目に見えない領域への深い信頼を表す言葉でもある。けれど黄道12宮の最終サインである魚座においての「信頼」が意味するものはかなり難しい。「全ての物事が完全なるものの内にあり、完全なタイミングで起こる・・・」という意識は、魚座のネガティブな側面が出たとき、自分で考え抜いたり行動を起こすことを放棄し、内外の矛盾や傷、暴力から目を反らして内側に閉じこもったり、何も起きていないフリをしたりすることに繋がる。(メリマン・コラムにも出てくる魚座の恐怖心)

本来の"faith"はそうではなく、ひとりの人間として勇気をもって人生のあらゆる出来事に立ち向かいながら、同時に自己の知覚を超えた世界への畏敬を持ち、最後の最後に自己の全存在を未知に委ねる覚悟を持つに至ることが第一段階となる。魚座に備わった感性や慈悲心と共に、かなりの胆力を要求されるのがこのサインのチャレンジで、それが無ければ「信頼」は単なる自己欺瞞に終わる危険性がある。

また、キリスト教の伝統が生活に深く根ざしている欧米では"faith"は信仰そのものを指す言葉でもあるらしい。「全ては神の御心のままに・・・」という心境を指すのかもしれない。 (アストロロジャー、エリック・フランシスはこの魚座的な"faith"を宗教上の信仰心と区別するために、あえて"trust"を使ったほうが良いかもしれないと言っている。)こうした考え方は、いわゆるスピリチュアルな世界やチャネリングのメッセージなどでもよく伝えられる内容だけれど、マンデーン・アストロロジーとはいえ、もともとエボリューショナリー・アストロロジーの人であるメリマン氏がここであえて "faith"よりは練りに練った"深い考察"を・・と言っていることには深い意味があるように思える。 

今後の天王星・冥王星スクエアなどがもたらす強いエネルギーの中で、私達人間は知らず知らずのうちに、一種の思考停止に陥りやすいかもしれないと思う。たとえば今の日本の状況も、実際はかなり大変なことになっていそうなのにもかかわらず、ついつい現在の日常が永久に続いていくかのような感覚を持ってしまったり。(わたしだけかもしれないけれど...) 中東にひろがる動乱や新燃岳の噴火、ニュージーランドの地震などなど、毎日のようにニュースを追っていても、そしてそこで苦しむひとたちの姿にこころを動かされたとしても、どこかで自分の日常だけはずっと続いていく・・・と思っている気がするのだ。。

前回の天王星・冥王星スクエアが起きたのは1932〜34年。1929年には世界恐慌があり、1933年に日本は国際連盟を脱退。この時の日本始原図をチラっと見てみると、トランシットの天王星が牡羊座1室(国・国民の全体状況)でヴェスタとコンジャンクト、始原図7室(国際関係・条約・貿易)天秤座の天王星とオポジション。そこにトランシットの冥王星が蟹座4室(国土)でTスクエア。また冥王星は始原図4室の月のノースノードとコンジャンクトしていた。カーディナル・サインのグランドスクエアでダブル天王星。もう、今にもキレそうなチャート。。世界もキナ臭くなり、その後少しずつ戦争へと向かっていった。

そして今回やってくる天王星・冥王星のサイクルがコンジャンクションで始まったのは1960年代中盤、乙女座。戦後の始原図ではやはり外交・同盟国などを表す7室になる。その時代、日本でも60年の安保闘争から徐々に学生運動の波が起きて、60年代末にかけて盛んになり、内部抗争へと繋がっていった。64年には新幹線や首都高の開通、東京オリンピックもあった。音楽や芸術、ファッションなどいろいろな刺激を海外から取り入れていったのもこの頃かな。「戦後」を脱して高度成長があり、バブルもあった。自然現象でも沢山のことがあり、誰もがみんな、頑張って生きてきた。それを経て今のわたし達がいる。

そして来年から2015年まで7回にわたって巡ってくる、ワクシング・スクエア。このスクエアのアスペクト原理は、今回のサイクルでの最初の根本的挑戦、そして修正局面。 今、社会も時代も変化した。けれど今この瞬間にも、沢山のことが起きていると思う。再び訪れる天王星の革命の風はいったいどんなふうに日本に影響を及ぼすのだろう? (ちなみに2012年6月、最初の天王星・冥王星スクエアは1室・11室(LMTだと天王星は財政の2室にかかる/11室は議会・法律・国際関係など)始原図7室(LMTだと債務・税金などの8室)にある海王星とタイトなTスクエアを形成する。)

土星の冷静・沈着な思考力、そして海王星・カイロン組の祈りにも似た善なるものへの想いと、見たくないものを徹底的に掘り起こして整理していく力。これからの時代の変化に対応していくには、社会的にも個人生活にも、こうした力がギリギリまで必要になってくるだろう・・・メリマン氏はそんなふうに警鐘を鳴らしているような気がした。。



hiyoka.(^_^)

February 27, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 2/28

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年2月28日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------

今週はお休みと思ったのですが、相場に直接関連のある≪先週を振り返って≫と≪短期ジオコズミクス≫のみ翻訳UPしてみました。ただ今回の≪長期的考察≫は現在の世界状況と天王星がわたし達に突き付ける問題など、アストロロジー的にも面白い内容なので、もし時間が許すようなら追ってUPしたいと思っています。 
来週のコラムはたぶん本当にお休みします。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

    世界の株式市場そして金融市場は、重要変化日のジオコズミック・サインが発効したまさしくその日に反転した。それは拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles』の中で提示した計算法による日付2/21+/-3取引日の内だったのみならず、3つの惑星による水瓶座から魚座へのイングレス(サイン/星座宮の移行)とも関連していた。これはすなわち、最初に太陽(これは実際には惑星ではないが)、続いて水星、そして火星と、全てが2/18〜2/22の間に魚座へと移行したということだ。前週末から先週始めの取引日までの間に、世界の様々な株式市場がひとつひとつ、数ヶ月来そして数年来にも及ぶ高値からさえ、下落していった。銀市場も同様だった。

しかしながら、下落は — 週の前半こそ激しいものだったが — たった2〜3日続いただけだった。2/25金曜には、多くの市場がうって変わって反騰を開始した。これが、何故サイクル理論の研究をジオコズミクスと組み合わせて使うことがそれほど重要なのか?という理由だ。サイクル理論の研究は、多くの株式市場がその5〜7週のメジャー・サイクルの6週目にあったことを指し示していた。そして市場がずっと強気であったことから、これにより導かれる考察は下落が3〜8取引日しか続かず、それに続いて次の6週メジャー・サイクルの天井に向かう、新たな反騰がある、というものだった。

    ヨーロッパではドイツのDAXが2/21月曜、3年以上ぶりの高値水準である7441まで騰がった。ロンドンのFTSEもまた月曜に、2008年5月以来の最高値水準である6105まで反騰した。オランダではAEXが2/17木曜に、2008年9月以来見ることのなかった高値374.19に届いた。チューリヒのSMIは2/21月曜に(DAXやFTSEと同様)、6739という2010年4/27以来の新高値を記録した。そして見てのとおり、それら全てがこの重要反転ゾーンの最中にトップアウトしている。その後2/24木曜には、全てがいくぶん急激に週の最安値まで下落し、木星・冥王星の最終ワクシング・スクエアが起きた金曜日にはそこそこの立ち直りを見せている。

    アジア・環太平洋の国々では、2/17〜18に向かっての反騰後、やはり殆どの市場が2/24〜25、木曜から金曜にかけて下落したものの、年初来高値を更新することは無かった。オーストラリアでは、オールオーディナリーズが2/17に5032まで騰がり、2010年4月以来の最高値を記録したが、その後は先週の間ずっと下げ続け、2/25金曜には最安値4889までの下落をみせた。日本の日経平均もまた2/17、2010年4月以来の最高値10,891をつけてトップアウトしたが、オールオーディナリーズと同様にその後は週の間下げ続け、2/24木曜には安値10,428を記録した。香港のハンセンとインドのニフティは2/18にその穏やかな反騰の天井をつけたが、年初来高値には遠く及ばず、2市場とも2/24木曜〜25金曜に向かって下落した。モスクワのMicexは基本的に保ち合い(新高値も新安値も無い)状況であった。

    アメリカ大陸では、ダウ平均とナスダック総合の両方が前週2/18にトップアウトした。ダウ平均にとってその日につけた高値12,391は2008年6月以来の最高値水準だった。ナスダックに至っては、記録した高値、2840は2007年11月以来見られることのなかった水準だった!だがどちらの指数も水曜〜木曜にかけてかなり急激に下落し、ダウ平均は11,983、そしてナスダックは2705の安値をつけた。共に金曜にはなかなかの回復を見せたものの、それでも前の週の高値には届いていない。ブラジルとアルゼンチンでは、ボベスパとメルバルのどちらも複数月にわたる新高値には届いておらず、共に週末に向かって下落した。

    金と銀にとっても先週は興味深い週となった。火曜日、米国では祝日によって短縮された週の最初の取引日だったが、銀は3433をつけて31年来の新高値を記録した。銀の勢いが後退すると、今度は金が木曜、1418.80をつけて月の新高値まで反騰した。だがこれはダブルトップとなった12月と1月の1430—1434あたりには届かず、これは重要転換ゾーンにおける異市場間弱気ダイバージェンスにみられるダブルケースにあたる。とにもかくにも金と銀が先週騰がったのは、そこそこの産油国であるリビアにおける革命の脅威によるものだった。したがって先週最も脚光を浴びたのは原油であり、2008年10月以来初めて1バレルあたり100ドルを超えるまで反騰した。

もうひとつ、華麗な相場を作った市場は史上最高値まで爆発的に騰がったスイスフランだった。これは最も興味深い現象だ。何故なら今や私達は、中東の動乱が地理的には米国よりスイスに近いにもかかわらず、投資家達が通貨における安全な避難所としてスイスフラン — 米ドルではなく — に逃げ込むのを目撃しているからだ。
私達はもう何十年もの間、こんな事が起きるのを見たことがなかった。これはもしかしたら、米ドルが国際基軸通貨としての地位を未来にわたって保つことに対する世界の信頼に関する、"何か"を明らかにしているのかもしれない。

もちろん、冥王星と天王星のトランシットが米国始原図の金星と木星に対しハード・アスペクトを形成することが、この米ドルにとっての「終局」を示唆してはいた。それは2007年12月、木星・冥王星のコンジャンクションが2008〜2015年のカーディナル・クライマックスの先駆けとして起きた時から始まったのだ。このピークは2013〜2015年に迎えることになるが、この10年の最後の最後、土星と冥王星が山羊座の後半でその36年サイクルの新しい周期に入る(コンジャンクション)時まで効力を保つ可能性を持っている。だが、米国政府の指導者達がこの国の負債を軽減する何らかの方策を見出し、支えきれないほどの出費癖を治さない限り、国際基軸通貨としてのドルは、余命いくばくもないように見える。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    今週は市場の反転を示唆するような、ずっしりとヘビーなサインは現れない。重かったのは先週で、この時のコズミック・サインは、銀市場と世界の多くの株式市場で明確に示現したように、今までのところ重要な天井と一致している。

    今週は、金星が保守的なサイン山羊座から、より進歩的な水瓶座へと移行(イングレス)する。 金星はお金と通貨を支配するので、それが3/27まで水瓶座に滞在する間に、通貨の価格に影響を与える金融政策に何らかの転換があるかもしれない。

これはさらに、2/25の木星・冥王星の最後のワクシング・スクエア、そして3/11からの天王星の牡羊座イングレスによって後押しされる。天王星は牡羊座に入った直後、連邦準備制度理事会(FRB / 創設:1913年12/23 6:02PM ワシントンDC -出典 NYタイムス)始原図の、太陽・冥王星のオポジションに対してTスクエアを形成する。この中央銀行から発表される突然の政策転換が、通貨市場にも衝撃を与えるかもしれない。

彼らは何をする可能性があるだろうか? あるいは、中央銀行が反応を起こすような、突然で予期せぬような国際的・経済的出来事とはどんなものだろうか? 天王星が相手となれば、私達は決してその中身を知ることは出来ない。天王星に対応する時のモットーは、「予期せぬことが起こりうることを、あらかじめ予期しておく」ことのみだ。





訳文ここまで
--------------------------------------------------------------------------
【主な惑星スケジュールの日本時間(JST)】
3/02 11:39頃 金星水瓶座入場
3/12 09:50頃 天王星・牡羊座再入場
3/21 08:44頃 太陽・牡羊座0°(春分)
3/28 21:07頃 太陽・冥王星ワクシング・スクエア@牡羊座・山羊座7°28'
3/29 06:41頃 木星・土星オポジション(Vtx含む)@牡羊座・天秤座14°21'
3/31 05:48頃 水星逆行開始:@牡羊座24°21’

February 20, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 2/21

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年2月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------
今週のコラムは≪短期ジオコズミクス≫と≪長期的考察≫が合体しているようで、2パート構成になっています。

来週のコラムは抄訳にさせていただくかもしれません。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

    木星・天王星そして牡羊座が創り出す「資産インフレ特急」はなおも爆走し続けている。先週はこれまでにも増して多くの世界市場がその数年来の高値を更新した。銀相場も同様に31年来の新高値を記録した。一方金市場は、2010年12月につけた史上最高値を抜くことは出来なかったが、それでも週明けからは30ドル以上UPのオンスあたり1380を超えて週を終えている。それぞれの市場が金曜、2/18には週の高値近辺で引けており、これは月曜が「プレジデント・デイ」の祝日であることからも重要なポイントだ。米国の金融市場はこの日休場となる。休日前の週に株式市場が反騰するのは珍しいことではないし、特にここ数週間というものすでに強気相場が続いているのだからなおさらだ。

    直近2/2〜2/9に集中したジオコズミック・サイン群の影響下で世界の株式指数と銀相場両方の上値追いが続いていることは、市場タイミング・ツールとしての金融アストロロジーの、重要な特性を指し示している。拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing (究極の株価タイミング)』で述べたように、ジオコズミックにおける重要変化日(ジオコズミック・サイン群が示す期間の中間地点)は、前後3取引日以内のトレンド反転に関し82%の確率を保っている。しかしながら歴史を振り返れば、残り18%のケースでは市場反転がみられなかったことになる。そのかわりにこのようなケースでは、市場は誰が見ても明らかな抵抗ラインを突破するか(即ち数ヶ月来の新高値または年初来高値)、明確なサポートラインを突き抜けるか(即ち数ヶ月来または年初来安値)するのが通常だ。最近のジオコズミックな重要変化日 2/4〜2/7(2/2〜2/9+/-3取引日以内)にあたる時期、私達はいくつかの金融市場においてトレードを利するに値する反転をみた。米国債(安値)、通貨(高値)、そして大豆と小麦(高値)だ。だが株式市場と貴金属相場では、はかばかしいトレンド転換をみることはなかった。そのかわりに株式指標と銀相場は年初来新高値までブレイクアウトしたのだ。即ち、反転するかわりに上値に向けて加速していったことになる。(上方ブレイクアウト)

これはダウ工業平均が短期間11,000以下に沈んだ時から私達の週報や日報に沿ってロングを保持してきたポジション・トレーダーにとっては喜ばしいことではある。しかし、積極果敢に取引を重ねる短期トレーダーにとってみれば、超短期のテクニカル指標のいくつかが去年12月初旬から未だかつて無いほどの買われ過ぎ状態に留まり続ける中でのこうした状況は、大損害になりかねない目茶苦茶さだ。とはいうものの、私達は今木星、そして天王星と牡羊座について語っている。それ故「通常は」とか「普通は」などという概念は現在、通用しない可能性が高い。

    だがこれはこの先修正安が起こらないという意味ではない。事実上私達は、短期間の内にいくつかのジオコズミック・サインが密集するもうひとつの時間帯に入りつつある。 さてこれらのジコズミック・サイン群はたとえ修正安タイプであったにせよ、株式や銀市場におけるトレンド反転を引き起こすだろうか?  あるいは今後も木星・天王星・牡羊座が走らせる「資産インフレ特急」が、黄道帯における木星の位置に関連した歴史的高値を示唆する時間帯、2011年5〜6月まで轟音をあげて驀進し続け、上方ブレイクアウトの連続で加速し続けるだろうか?  これが昨今のファイナンシャル・アストロロジャーにとって、もっぱらの関心事だ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫


    現在のジオコズミック・サイン群は2/17木曜、太陽が海王星にコンジャンクト(0°)した時から始まった。これは翌朝が満月(太陽と月が180°のオポジション)だったことからも大きな意味を持っている。この天体位相の時間帯(ジオコズミック・サイン群)は2/25まで続くが、その8日の間には4つの重要なジオコズミック・サインが存在する。太陽・海王星のコンジャンクションに加えて、2/18には金星・土星のワクシング・スクエア(90°)、2/20の火星・海王星のコンジャンクション、そして3回目にして最後の木星・冥王星のワクシング・スクエアが2/25に形成される。この読みとしては、この期間の半ばで多くの金融市場におけるトレンド反転を生み出す(82%の頻度、今現在発効中)か、またはなお一層の順方向へのブレイクアウトが加速していき、数ヶ月来の新安値または新高値へと向かうか(頻度18%)のいずれかだ。

    今週は他にも考察を要する天体位相の変化がある。3つの惑星(太陽を含む)が水瓶座から魚座へと移行するのだ。惑星がサイン・チェンジ(星座宮を移ること)することを「イングレス」と言う。イングレスはその主体となる惑星特有の力学と行動性に関連する、集合心理(または投資家のセンチメント)の変化を表すものだ。2/18、太陽は水瓶座から魚座にイングレスし、同領域に3/20まで留まる。水星もまた同様に、2/21の魚座入場後、3/9まで滞在する。追って火星もそれにならい、2/22〜4/1まで魚座に留まる。

    太陽と火星は非常に精力的、または活動的な天体だ。これらには行動がつきものだ。水星はコミュニケーションの惑星であり、商業や取引を支配すると言われている。さて、もしサイン(星座宮)との関わりを考えるなら、私達はサイン移行により起きるであろう心理的変化をかいま見ることになる。水瓶座はカリスマ、インスピレーション、革新と独創的思考のサインだ。占星学上ではリーダーシップの特性として定評がある。しかし魚座はもっと内省的(拒絶されたり批判される事に対する恐怖心の可能性を含む)か、または引きこもりがちな力学を持っている。それ自体では、リーダーシップのために努力したりアピールしたりする事はなく、むしろ人間性における美的な側面や — 理想主義とまではいかないにしても — 想像力豊かな面に向かおうとする。これは他者、特に殆どの人間が当たり前とする幸福に恵まれない人々を手助けしたいという衝動において、貴重な特性だ。

    したがって、私達がまさに目撃し始めている集合心理の変化は、世界の指導者達が 難しい決断を"パント"するか、または避けてしまいがちな期間と関与している事になる。だが、彼らはこの期間(の天体エネルギー)を弱者に対する同情に使いつつも、また彼ら自身さえもがこの攻撃的なサイン、牡羊座に滞在する木星(そしてまもなく入場する天王星)の激しい競争社会においては犠牲者か弱者なのである、と位置付けるかもしれない。これらの指導者達は、模範的なふるまいによって強さを示し導いていくというより、むしろ緊張や闘争から身を引いて誰か他の者を表に立ててリードさせる方向に行きそうだ。となれば、こうした背景からは、これら指導者達が大衆に対する共感を示し、そして(あるいはまた)、巡りめぐって主導権を握ることになった者を批判するという状況が透けて見えるかもしれない。
*)Punt(パントする):アメリカン・フットボール用語。ボールを地面に置かずにキックすること。パントした後は攻撃権が変わる。例えば第3ダウンまでに10ヤード進むことが出来なかった場合に、第4ダウンで攻撃失敗してイヤな位置から攻められるよりは、自陣から少しでも遠いところで攻撃されたほうがマシだという理由からパントを蹴ることが多いらしい。このあたりの攻防センスや駆け引きなどを暗に示唆してこの言葉を使っていると思われる。(アメリカンフットボール用語辞典を参考にさせていただきました。)

    こうした力学は特に米国において今後2〜3週間、重大な意味を持つだろう。連邦債務の法的上限は最初の予測、5月初旬から4月初旬へと早められ、そして今や3/4と迫ってきている。今週末の2/25に木星が冥王星へのワクシング・スクエアを形成することから、債務による苦境(冥王星)に関するヒステリー状態や誇張表現(木星)が爆発するかもしれない。争っているそれぞれの側(民主党と共和党)が、米国を債務不履行寸前まで追いやったのは相手側の責任であると言い立てて、その指導力不足を批判(そして侮辱さえ)する傾向にある。さて、そんな事が起きうるのだろうか? 答えはYESだ。これが木星・冥王星スクエアの潜在力なのだ。で、これはいったい誰が悪いのか?  それはあなたが討論においてどちらの側に与するかにもよる。これら天体位相の原理を鑑みれば、どちらの側も自サイドの責任を認めず、双方共にひたすら相手の落ち度のせいにすることだろう。

    もしかするとこの強気相場にとっては、こうした債務とデフォルトの危機は単に数年来の新高値までより高く昇っていくための、いつもの「wall of worry/懸念の壁」に過ぎないかもしれない。またおそらくは、実際に米国はデフォルトを起こすかもしれない。その場合、債務に関する何らかの合意がみられるまでは、株式市場は非常に厳しい下落に見舞われ、金と銀は史上新高値まで高騰するだろう。 だがいずれにせよ、木星・天王星・牡羊座による「資産インフレ特急」はいまだ順調に運行中だ。それは今年中盤まで、いやひょっとすると2012年初頭に至るまでも、いや増しに高い株価を指し示している。

だがその後2012年の大統領選の時期に至ると、私達は非常に警戒しなければならなくなる。何故なら、その時点で私達は天王星・冥王星のワクシング・スクエア(2012〜2015年)を経験し始めるからだ。先週論じたように、このコズミック・サインは「ブレイクスルー/突破」か「ブレイクダウン/崩壊」かの二者択一の時を象徴している。 そしていずれの道に至るかの差異は、私達自身(そして私達の指導者)が人間の生というものの内に認める、崇敬の重さの中に息づいているのだ。

    この時期を彩る特性を明らかにする占星学上の位相を考察するために、ファイナンシャル・アストロロジャー、そしてマンデーン・アストロロジャーの方々には2014年4/22の天体構成をチェックしてみることをお薦めする。そしてこれを米国始原図(1776年7/2、または7/4)と、また同様に通貨としてのユーロの始原図(1999年1/1)とも対比してみるといい。

私達はこれから先の数ヶ月間、これらが指し示す事象についてさらに詳細に論じることになるだろう。





訳文ここまで
---------------------------------------------------------------------------
【主な惑星スケジュールの日本時間(JST)】
2/21 13:02頃 火星・海王星(水星含む)コンジャンクション @水瓶座28°31'
2/22 06:13頃 水星魚座入場
2/23 10:07頃 火星魚座入場
2/26 04:57頃 木星・冥王星ワクシング・スクエア@牡羊座・山羊座7°02'
3/02 11:39頃 金星水瓶座入場
3/12 09:50頃 天王星・牡羊座再入場
3/21 08:44頃 太陽・牡羊座0°(春分)
3/28 21:07頃 太陽・冥王星ワクシング・スクエア@牡羊座・山羊座7°28'
3/29 06:41頃 木星・土星オポジション(Vtx含む)@牡羊座・天秤座14°21'
3/31 05:48頃 水星逆行開始:@牡羊座24°21’


February 17, 2011

○2/18の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

    さあ、新月のテーマが花開くときがやってきました。毎回のコトで耳タコ目ダコの方もいらっしゃると思いますが・・、満月のエネルギーのベースとなっているのはあくまでも前回の新月のテーマ。それは満月でパワーの最高潮を迎え、花開きます。そしてこの期間の色々な経験や想いを消化しながら、次の新月に備えて歩みを進めていく・・・そんな意味で満月はとても大切な折り返し地点。そして小さな果実を手にする時でもあります。 さて、今月の満月はまたもやいつにも増して強力です。。(今回はなるべく手短にいってみようと思います。 ^-^;)

FMphoto


満月タイムスケジュール
ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

ソーラータイム(LMT)
東京・関東ローカルで17:54前後、北海道周辺で18:01前後、関西方面は17:35前後(JST)、沖縄周辺で17:06前後に獅子座29°20’で満月となります。

その他主な惑星スケジュール
2/17 18:34頃 太陽・海王星コンジャンクション
2/19 04:12頃 金星・土星ワクシング・スクエア
2/22 06:13頃 水星魚座入場
2/23 10:07 火星魚座入場
2/26 04:57頃 木星・冥王星ワクシング・スクエア
3/02 11:39 金星水瓶座入場

3/05 05:45頃 新月@魚座13°55’


今回の基調となる新月のテーマについてはココをご覧ください。


------------------------¨°☆¤☆„¸○¸„☆¤☆°¨--------------------------

Sabianシンボルによる【満月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 獅子座29°20'  太陽 水瓶座29°20'  】

"A Mermaid" + " A Butterfly emerging from chrysalis"
"An unsealed letter" + "The field of ardath in bloom"

今までの現実感覚に新しい気付きが加わる→ ★ずっと望んでいた物事に一歩踏み出す→ ★小さな好奇心が秘める大きな可能性→ ★インスピレーション→ ★まだハッキリとは掴みきれない物事を理屈で明確にしようとする→ ★古いやり方を捨てることの難しさ→ ★情報過多による混乱→ ★隠されたものは明らかに、開かれたものは隠されるという奇妙なパラドックス→ ★理屈抜きで新しい繊細な感覚を得る ・・・・

幸運のポイント
アタマではなくハートで物事を決める、合理性にこだわらない、腹式呼吸/下腹部の筋肉に意識を置く、今までやらなかったこと・又は真に望んでいたことをやってみる、アイディアを分かち合う、自分であり続ける、旅に出る、煙水晶、アメシスト


    今、太陽の周囲にはセレス、ネッソス、水星、火星、海王星・・・そして魚座に入ってきたばかりのカイロンと、強力な惑星達がひしめいています。一方の月は、恒星レグルス、そしてトランス・プルートと呼ばれる感受点ともコンジャンクト。それぞれに違った方向性を持つ星々のエネルギーを一身に受ける今回の満月は、わたし達の感情面を強く刺激してきそうです。

    2/3の新月のテーマは、潮目の変化を読みながらも、自分自身を自由に表現したい!という強い気持ちに導かれて様々な経験をこなしていくことでした。 今回はそうした体験のさなかで、「強い想いの力」がクローズアップされてくるでしょう。周囲の人々との交流の中で新しいインスピレーションを得たり、今までやりたくても控えてきたような物事に思い切って着手してみたり。 ビジョンを共にする仲間と新しいプロジェクトを始めよう、なんて話が盛り上がるかも・・・・? まだ何かはっきりした展望が見えているわけではないのですが、とにかく何かしら行動を起こさざるを得ないような、オシリを蹴飛ばされたような気分も生まれそうです。まるで空間から「目を覚ませ!」とでも言われているような感じかな。。

また、いつになく感性が繊細になるひとも。もしかしたら対人関係の影響をモロに受け、感情の波に翻弄されてもうグッタリ・・・なんてこともあるかもしれません。 パートナーや恋人との関係では、お互いにあえて触れないできた水面下の問題があったりすると、それが再び浮かび上がってくる可能性も。そんな時は、こころに溜めてきたことを徹底的に吐き出して、お互い新しい局面に踏み出すことを促されるでしょう。

    新月当時はまだまだ出発点だったため、ゆっくり進む余裕もあったと思いますが、いよいよ満月、降り注ぐエネルギーのウォーミングアップは十分です。今はとにかく一歩でも前に向かって進むしかありません。

    今回満月とコンジャンクトしている恒星レグルスは「ライオン・ハート」とも呼ばれる王者のシンボルです。合い言葉は「勇気と威厳」。 大きな夢に向かって、何があっても胆力で乗り切る力を与えてくれる星です。 たとえ自分の思いや行動がこれまで頼りにしてきた理屈に合わなくても、論理的な説明がつかなくても、結局最後に暗闇を呑み込んで青空に変える力はわたし達自身のハートから生まれたエネルギーに他なりません。このエネルギーは全体のために身を尽くす高貴な精神のシンボルでもあります。そして、まだ見ぬ大地に向かって人々の希望を道連れに旅立とうとする精神をも意味しています。獅子座の最終度数は、全体の幸福を願うまでに成長した自我をシンボライズしてもいます。多分これは、この時期を良い感じで乗り切るために必須の精神性だと言えるかもしれません。 お腹に力をいれて重心を保ち、この王者のパワーを使ってみてください。

とはいえ今回、月が吸収する惑星たちのパワーも侮るワケにはいきません。大きな目で見れば、この期間は何でもアリのサバイバル世界の始まりです。 全体にちょっと魅惑的な雰囲気も漂う時期ですが、それと同時にかなり奇妙でトリッキーな側面もありそうです。 

そんな中で、時には周囲を駆けていくひと達が眩しく見えたり、自分のアイデンティティがよくわからなくなったり、イケイケムードに翻弄されて何を信じればいいのか、道を見失ったように混乱を感じるときがあるかもしれません。 突然、自分だけが停滞してしまったように感じるひともいるかもしれません。

    でも、ひるまずに進みましょう。今降り注いでいるエネルギーは、ちっぽけな理屈で説明できるようなものではありません。 今まで有効だった合理的な判断基準さえアテにならないかもしれない・・・そんな時期、頼りになるのは自分のハートで下した決断だけです。 

もしなにか思わぬことが起きたとしても、ソレはソレ。今までこだわってきたことが自分自身にとって本当に本当に大事なことだったのか?を直視する良いチャンスが来ています。 その上で、もしそれが本当に自分の道と思えるなら(たとえ今のところは・・・だとしても)、もう振り返ることはありません。ただ 進みましょう。  そして、「もしかしたらもうどうでもいいことだったのでは?」とちょっとでも思えるなら、不必要なものとサヨナラすることを怖れずにいきましょう。この時期、何かから逃げているのかそうでないかを一番よくわかっているのは他の誰でもない、自分自身です。
本来の自分自身の場に降りていって、そこで宇宙から降り注ぐ純粋なパワーと共に在ること・・・極論すれば、今なすべきことはそれだけなのかもしれません。

    NASAナショナルジオグラフィックの記事によると、2/14、太陽は4年ぶりに最大規模のフレアを放ったことで新しい活動周期に入った可能性があるということでした。磁場の不安定化から吹きだした大量の荷電粒子(太陽風)が17日昼頃には地球の大気圏と衝突したのだそうです。 このフレアの強度はまだ2000年代始めにみられたものから比べるとスケールが小さいということですが、アストロロジーの世界から見ると、今後太陽活動が活発になってくるとすれば、それは他の惑星達の動きとあいまって、とても興味深いシンクロニシティがみられるように感じます。 

    太陽が位置する水瓶座最終度数から放射されたエネルギーは満月のサビアン・シンボル『封をされていない手紙』で開花します。そしてフル・ムーンの儀式を終えた太陽は、そこから魚座の0°、『花盛りのバビロンの空中庭園』を取っていきます。未知の霧にとりまかれた世界、魚座に入る寸前にわたし達が目にする この手紙は、誰かに届いて開封された状態なのでしょうか? それとも、まだ誰宛にも投函されないまま、オープンになっているのでしょうか?  ここには深い謎がこめられているように思います。 ここに秘められたメッセージは多分、まだ宛先さえ記されていないもの、誰のものにもなっていないもの。。。これを受け取るのも、そのまま拾わずに通り過ぎるのもわたし達それぞれの選択。 けれど拾って開けてみると、そこには自分だけに向けたとしか思えないような内容が書かれている・・これは魚座が秘めた謎のひとつです。

けれどもしこのメッセージを受け取ったなら、その時わたし達はその内容をそれぞれのこころに携えて、そして、けっしてちっぽけな論理や自尊心というシールで封をしてしまわずに、オープンな態度で魚座世界に入っていくことが出来るでしょうか? 

一歩ゲートをくぐれば、そこには蠱惑的な花の空中庭園、魚座宇宙が待っています。それはわたし達の夢の世界と現実を繋ぐ庭園です。 そして多分、究極にはわたし達をより高いレベルに成長させるための、絶対的オープンさとサレンダーが要求される場所なのだと思います。

今回の満月はわたし達の足もとを煌々と美しく照らしながら、同時に今まで確かに存在すると信じていた大地が突然揺らぐような経験をさせてくれるのかもしれません。これまでの日蝕や月蝕のテーマもまだしばらくの間、リフレインしています。いまだ目に見えない未来に向かってワクワクするような気分と共に、この希有な時期をみんなで共に歩んでいきたいと思います。


Sun2



Have a nice trip!!!★

hiyoka.(^_^)


February 13, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 2/14

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年2月14日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また http://merriman.jp/では無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------
2/15 NYSE始原図の日付が1972年となっていたのを1792年に訂正しました。また、≪ 短期ジオコズミクス ≫の末尾のセンテンスが抜けていたので追記しました(下線部分です)。(^_^;



≪ 先週を振り返って ≫

    世界の殆どの株式指数は先週、年初来高値まで上昇し続け、週末金曜においてさえ、エジプトの大統領ホスニ・ムバラクの辞任に反応して続騰した。ヘリオセントリックの水星とジオセントリックの金星がボラタイルな火性の星座宮である射手座を離れ、より保守的な地性の星座宮、山羊座に移行したこともあって、先週の反騰は爆発的なものではなく、ゆっくりと段階的な上昇となった。

    さて株式市場が下方に向けて反転することはなかったものの、政治情勢の方は今年始めの数週間にみられたような、超党派による「共通基盤」に立つ努力から乖離し始めた。そして、こと財政・金融政策の事となると両党の間にはまったくもって両岸を隔てる深くて暗い河がある、ましてや外交政策などは言わずもがな、という認識へと向かっていった。米国の財政政策については、4月初旬とも目される連邦債務上限への到達がどんどん迫ってきている。そんな状況下で政党間の相違はますます顕著になりそうだ。実際、こうした現象は木星・冥王星のワクシング・スクエア(90°の分離)形成が2/25と不気味に迫り、また3/28には木星・土星のオポジション(180°)がそれに続く事によって起きている可能性が高い。中央銀行や(又は)USA Stabilization group/米国安定操作グループ(即ち「下落防止」チーム)による介入か、あるいは債務上限に関する議会の速やかな合意でも無い限り、株式市場が下方調整局面に入らないとは想像しにくい。特に中東における地政学的安定の不確実性が加わった現状ではなおさらの事だ。

*)下落防止チーム/Plunge Protection Team:もともと1997年ワシントンポスト紙のヘッドラインで使われた言葉。実際の名称は「President's Working Group on Financial Market/金融市場に関する大統領のワーキング・グループ」という。1987年のブラックマンデーの際、米国市場の競争力と金融市場の安定化を図るために設置された。構成は財務長官をリーダーとして連邦準備制度理事会議長、証券取引委員長、商品先物取引委員長とその指名代理人からなる。金融危機に際して招集され、ゴールドマンサックスなどを介して株価安定操作を行っているなどの話がワシントンポスト紙によって伝えられている。(Wikipedia, washingtonpost.com)


    さて、株式市場が反騰し続けるだろうと想像するための材料がひとつある。それは木星が牡羊座にあり、天王星が牡羊座に再入場しようとしている事と関連している。これは去年の晩夏から最近まで効力を発揮し続けている「資産インフレ特急」の基盤となっているもので、2011年5月〜6月まで続く事が期待される。もしかすると2011年の終わりか2012年初頭まで続くかもしれない。米国の税金問題が一時的に政局から取り除かれているせいで、投資家もトレーダーも共に、この「資産インフレ特急」における最も収益性の高い道として、今や商品市場より株式市場に焦点を絞っている。天王星が126年周期の冥王星とのワクシング・スクエアを3年間にわたって展開し始めるのと時を同じくして行われる2012年の選挙に絡んで、ひとたび増税の可能性が蘇ってくれば、それは再び逆転することだろう。私達が2008年〜2010年に目撃してきた事は、2012年〜2015年へのプレリュードに過ぎないのかもしれない。2011年という年はその間隙にあって喜ばしく迎えられた休憩タイムだ。

    他の市場では、先週、殆どの通貨の対米ドル下落が続いた。ドルが強くなるにつれて、食料と原油価格にはささやかな圧力がかかった。しかし、貴金属は正反対の様相を呈し、銀がオンスあたり1ドル近くも上昇、そして金はオンスあたり約10ドル値上がりした。おそらくこれは世界経済に対する不安よりもエジプトで起きた政権交代との関連が強いだろう。新年を迎えてからというもの、ほぼ全日にわたって80.00以下で取引されていたドルは、他の通貨バスケットに対する反騰の機が熟し切っている。77.00以上が維持出来ている限り、ドルがまもなく90.00あたりまで反騰するかもしれないと考える理由がある。しかし、トランシットの冥王星がいまだに米国の木星とオポジションとなっており、またトランシットの天王星が米国の金星・木星のコンジャンクションとスクエアを形成し始めようとしているなら、その反騰はどれだけ続くだろうか?  歳入を超える支出を止める方法を考え出さない限り(またはその意志を発揮しない限り)、これらは古典的な破産のアスペクトなのだ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    これまでのところ、2/2〜2/9の主要なアスペクトが世界の株式市場におけるリバーサルを生み出したようには見えない。しかしながら、それは対ドルでの通貨の天井、原油価格の天井、そしておそらくは大豆と銀価格の天井とは確かに一致した。またそれは2/2の米ドルと同様に、2/9、先週水曜の債券価格の安値とも一致していたかもしれない。

    けれども株式市場はいまだに、今週にも突然の反転をみせる可能性がある。トランシットの火星がニューヨーク証券取引所/NYSEの始原図(1792年5月)の冥王星とコンジャンクション(0°の分離)を形成しようとしているのだ。火星はまた、同取引所の水星・太陽のコンジャンクションとも同時にスクエアとなる。私の見解では、火星がこのように厳しいアスペクトをNYSEのこれらの惑星と形成する時は、80%の確率で急激だが短期の下落と一致する。今回もそれが発動するか、見てみよう。

    今週は、他にもファイナンシャル・アストロロジャーの興味を引くような、注目に値するジオコズミック・サインがある。2/17木曜、太陽が海王星とコンジャンクション(0°)を形成する。2003年に出版された拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles』で述べた研究によれば、これはレベル1(最強グループ)のサインだ。このコズミック・サインは79%の確率で14取引日か、通常はずっと少ないオーブ(例えば4取引日のような)を持ってプライマリー・サイクルの終焉または始まりとの相関関係を持っている。だが海王星を相手にする時はいつも、前述のような反騰を裏付ける理由がけして現実主義に基づいたものではなく、むしろ根拠の無い空頼みやご都合主義的な解釈、そして単なる噂に過ぎないという危険が存在する。

*)各惑星スケジュールの日本時間は訳文末尾を参照してください。


    そしてその翌日(2/18金曜)、金星は土星と90°のワクシング(開いていく)・スクエアを形成する。これはまた別のレベル1のジオコズミック・サインであり、67%の確率で13取引日(これもまた通常は4取引日かもっと早め)のオーブをもってプライマリー・サイクルと相関する。しかし、これらのアスペクト(そして言及していない他のアスペクト)は、2/25に起きる木星・冥王星のワクシング・スクエア(90°)に比べれば二次的なものだ。このアスペクトは誇張や過剰(木星)と負債(冥王星)とを結びつける。この時期には米国の連邦債務の法的上限(そしてデフォルトの見通し)が政界や金融市場で交わされる会話の最もホットな話題になり、そして多分それは3/28の木星・土星のオポジション(180°の分離)の時期まで続くのではないかと私は考えている。 2/4に形成された太陽・火星のコンジャンクションがいまだに効力を発しており、これが2月いっぱいまで続くことを考えると、今後いつ何どきでも高値をとりにいく可能性があることは否定できない。この場合は4月初旬に4〜6%の下落をみる可能性も付随している。しかしながら今のところは、相場が天井をつけて反転下落が始まったと認められるようなテクニカルサインは生じていない。



≪ 長期的考察 ≫

    3/11、天王星は再び牡羊座に入場し、今後7年間滞在する。そして1週間後の3/21、牡羊座0°(に太陽が入り)春分となる。言い換えると、春分の日に牡羊座0°で太陽が天王星とコンジャンクトする、ということだ。それのみならず、これは満月と同時に起こり、この天王星を伴う満月が月の南北両ノードに対して90°のスクエア、即ちベンズ(the Bends)と言われるアスペクトを形成するのだ。その1週間後、木星は20年周期で起こる土星に対するオポジション(180°)を完成(3/28)、そして水星が逆行に転じる。(3/30〜4/22)

*)ベンズ(the Bends):月のノース、サウス両ノードに対して90°、つまりTスクエアとなるアスペクト。過去の因縁を軸とした重要な出来事やエネルギーの刺激が起きるとされている。その内容はその位置に来る惑星の質に依る。


    もしあなたがファイナンシャル・アストロロジーを理解しているなら、これらのアスペクトが米国連邦債務の法的上限に関し、有益かつ評判の良い合意に達するための努力において、困難を暗示することをご存知だと思う。もしあなたがファイナンシャル・アストロロジャーでないなら、来るべき物事に対する感覚を掴んでいただくためにもその原理を分析してみよう。

    天王星は自由と独立への希求を体現する惑星だ。それは順応者でもなければ合意への原動力ともならない。反対にそれは革新と革命、そして「古きものを追放し新しきものをもたらす」ための探求を表す。牡羊座というサインもまた多くの似通った性質を持っている。即ち、牡羊座も独立独歩の精神を表すのだ。だが、このサインは天王星よりなお一層性急だ。牡羊座と天王星、両方が変化を望む — いや、変化を要求する — が、牡羊座はたった今(或いは昨日→今では遅すぎる)それが起きることを望むのだ。牡羊座はたとえ全ての事実を把握していなくても、その信条と本能的衝動に燃えて闘おうとする。非常に原始的であり、「強きものが正義」または「強者(そして非情なもの)のみが生き残る」という信条を持つ傾向がある。天王星と牡羊座という2要素が共に働けばそれは、冷酷なまでの競争、トップに登り詰めたいという衝動が絡み合う可能性をはらむ力=フォースとなる。そしてその過程で誰が踏みにじられようとお構いなしだ。何故なら、最終的には変化が生まれるのだし、そしてそれこそが、自由への唯一の道だからだ。(少なくともある程度の人間はそう信じることだろう。)

    上述したように、天王星は牡羊座に7年間滞在する。そして3/11の牡羊座再入場に続いてまもなく、その天王星に太陽がコンジャンクトする春分が来る。 エジプトやチュニジアでこれらの本質を示現しつつある出来事を見るにつけ、多くの人々はこれがただ2つの孤立した事象なのか、それとも世界中を席巻する新たな革命の波の始まりなのか?と思いを巡らせている。そして、 これからやってくるジオコズミック・サインは後者を示唆している — これは大衆がより大きな自由を求めている地域で多くの政権を転覆させるような、強力な運動の始まりに過ぎない。このような展開はマンデーン/アストロロジャーにとっては何も驚くにはあたらぬ事だ。しかし、驚きとなりうるのは、(同様の動きが予想される)その他の国々の数 — そしてそれらの国の名 — かもしれない。そうした国々は大きな社会不安に対して脆弱であり、その中には米国自身も(ドイツ、フランス、そしてイタリアも同様に)含まれる可能性が高い。

アストロロジーにおけるこうした運動性のピーク(そして2008年〜2015年のカーディナル・クライマックス第二期)は、2014年4/22に起きる。この時期を特徴付ける実際の事象は、この日付の前後18ヶ月以内に起こるだろう。だがこれは、また別の「台風の目」の中心部にもあたっている。もし世界の(そして特に米国の)負債状況がそれまでに解決されていなければ、それはもう1つの経済的津波と共に同時発生するかもしれないのだ。さらに言うなら、債務状況に改善が見られなければ、これはUSドルとユーロの"終わりの始まり"となる可能性がある。つまり、いったいリーダー達は他にどういう手段でこの、絶えず増加し続ける累積債務危機を解消しようというのか? 私が判断しうる限りでは、それは貨幣化(インフレーション)か又は新しい国際基軸通貨という手段だ。まぁ、支出を抑えて歳入を増やすことも出来るだろう。だがそれはあまりにも単純で実質的で、そして殆ど全ての場合において、真面目に目論むことさえも政治的には正しくない。今まで歴史上、誰もこんなサイズの負債を返済したことなど無い。そして、126年周期の天王星・冥王星サイクルが効力を発揮する(歴史上)殆ど全てのケースにおいて、この種の問題(負債)が立ち現れるのだ。

    だがしかし、だ。木星もまた今年、6月初旬まで牡羊座に滞在する。これは政治的リーダー達にとって、何か人気の出ることをする、そしてまた既成概念にとらわれずに何かを考えるには絶好のチャンスだ。そうだ、もし彼ら指導者達が常識的なラインにのっとって合意に達することが出来さえすれば・・・・いやちょっと待った! 私はすでに、今週やってくる太陽・海王星コンジャンクションの蠱惑的な利他主義に嵌っているぞ。おぃおぃ...。 天王星が約束する「Change/変化」の効果をポジティブに経験しようとするなら、希望と共に歩むために、私達にはある程度の現実主義が必要だ。今週は、自分がこうだと信じる事に注意していたほうがいい。それは良さそうに聞こえ、素晴らしく見えてくるだろう。だが、よく耳にしがちな心を打つ言葉を(または警告でさえも)ヒラリとかわして、正しい事実に到達し、そして後に責任を負うべき行動を開始してほしい。 先週私達が目撃したのは、自由と — そして責任 — というものが本質的には何を意味するのか?との問いに関する、常識と過激な思考との闘争の始まりに他ならない。私達は、思考の多様性の価値を理解するという集合的ブレイクスルーに至るか、又は社会的(そして経済面においてさえも)秩序の崩壊に至るかの瀬戸際に来ているのだ。

牡羊座の天王星。 それは現状打破か崩壊かの二者択一だ。そして、両者の差異は人間の生そのものに対する崇敬の、その重さの内に息づいている。



*)集合的ブレイクスルー/collective breakthrough:共同体としての現状打破というニュアンスで訳せるが、現代のアストロロジーではユング系心理学からの影響とみられる集合的無意識といった用語もよく使われている。これは要約すれば人類が種として共有する無意識と言ってもいいかもしれない。ブレイクスルーも現状を突破するという意味合いを超えた、大きな意識上のインパクトを含んだ用語として使われることが多い。メリマン氏も大きな括りではこの流れにあるため、あえて集合的ブレイクスルーとしてみた。共同体として取る場合は、地域や国などの部分的な括りではなく、地球規模とか人類総体といった包括的な意味と捉えて良いのではないだろうか。

*)【惑星スケジュールの日本時間(JST)】
太陽・海王星コンジャンクション:2/17 18:34頃
金星・土星ワクシング・スクエア:2/19 04:12頃
木星・冥王星ワクシング・スクエア:2/26 04:57頃
天王星・牡羊座再入場:3/12 09:50頃
太陽・牡羊座0°(春分):3/21 08:44頃
木星・土星オポジション:3/29 06:41頃
水星逆行開始:3/31 05:48頃 @牡羊座24°21’




訳文ここまで
--------------------------------------------------------------------------