mundane2018_banner
ー2018年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2018』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] は  Amazon Kindleコーナー で販売中です。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

 

April 21, 2011

水星順行開始とエコーフェイズ

すみません!水星順行開始の時間、間違えて記載していました。訂正します。(ちなみに同日午前11:28は金星・天王星のコンジャンクトタイムでした。。早速水星ステーションの影響を受けてしまったようです・・・と言い訳しつつ。。m(_"_)m)

4/23土曜、夜7時〜7時半ごろ水星がやっと順行に移ります。

今は殆ど動きを止めたステーション状態で、これは逆行の総まとめとも言える時間帯。まだまだ大切な決め事や大胆な行動は避けたほうが良いかもしれません。これは別に、運が良いとか悪いとかではなく、まだ本当の意味で見通しを立てるほどの視野が開けていないことが多く、後になって気が変わりやすい(自分も全体も)・・・そんな、不確実な時だからです。ただし、すでに一歩踏み出してしまったとしても、それもひとつの経験です。 間違ったらいつだってやり直しは効きます。 日常の小さなことをあまり重く捉えすぎると、こころが不必要に不安定になったり、クヨクヨ・イライラしてしまうかもしれません。 全ては、これから! アタマとこころを柔軟にして、過ぎてしまったことはなるべく右から左へ流してしまうくらいでちょうど良いかも。

満月の星読みにもちょこっと書きましたが、順行開始から5/11あたりまでは逆行でちょっと崩れたバランスを取り戻す期間。 アストロロジャー、エリック・フランシスはこの時間帯を「エコーフェイズ」と呼んでいます。言い得てるなぁ。。

水星が逆行を開始したのは牡羊座24°を過ぎたあたりでした。、そこに戻っていくまでは、アクセルをグッと踏み込む前の一種のパーシャル・スロットル期間と考えるといいかもしれません。心身の疲れを癒しながら、どこかでバランスを失っていないか、再検討・再構築し、自分自身や周囲の状況を整えていくのに良い時期です。もし可能であれば、本当に大きな決断や結論出し、そして本格的な出発は、エコーフェイズが終わった後に設定する、とスッと納得感があるかもしれません。また、逆行中に始まった事柄や下した結論の真の意味もはっきりと浮かび上がってくる可能性があります。それがどんなことであれ、今よりはきっとクリアに対処できるのではないでしょうか。

5/3は新月です。そしてエコーフェイズの終わる5/11には火星が牡牛座にイングレス、続いて金星・木星のコンジャンクションもあります。多分、そのころのわたし達は、今とは全く違う気分になっているような気がします。

(日本標準時)
4/23 11:28頃 金星・天王星コンジャンクト@牡羊座2°20’
4/23 19:04頃 水星順行開始!(ストームフェイズ終了、エコーフェイズ開始)
4/27 16:21頃 金星・冥王星スクエア@牡羊座・山羊座7°25’
5/01 09:14頃 金星・土星オポジション@牡羊座・天秤座11°54’
5/01 13:26頃 火星・木星コンジャンクト@牡羊座22°20’

5/03 15:51頃 新月@牡牛座12°30’



have a nice trek!!!★


hiyoka.(^_^)


April 18, 2011

満月によせて・・・

今ちょうど満月タイムたけなわ。
こちらはTerje Sorgjerdさんという方がスペインのエル・テイデ山で撮ったTime Lapseです。Twitterでみかけて、とても綺麗だったのでこちらに転載させていただきました。

生きとし生けるものみんな、小さな地球というスペースシップに乗り合わせ、果てしない宇宙を旅し続けているんだな・・・

The Mountain from Terje Sorgjerd on Vimeo.



○4/18の満月—みんなに降り注ぐエネルギー

hiyoka_blue at 12:03|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 星読み随想 

April 17, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/18

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年4月18日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------

≪ マーケットウィークを振り返って ≫

    4/1の重要変化日はファイナンシャル・アストロロジー上、結局は有効なターニング・ポイントとなった。日本の日経の戻りはまさにこの日からだったし、それから3日間の間に、ダウ工業平均とロシアのMicexは2年来の新高値をつけた。他のいくつかの株式市場も、やはり4/1から3取引日以内にそれぞれ3月の安値からの戻り高値をつけた。その後は殆どがちょっとした修正安を見せ、それは先週末まで続いた。この反落が終了したという確証はまだ無いが、それでもいくつかの株式指数は金曜、なかなかの騰げを見せている。

    ヨーロッパでは、オランダのAEXとドイツのDAXが、3/15~16の安値から4/6の直近高値まで、急激に反騰した。ロンドンのFTSEとスイスのSMIでは、その戻り高値は1日かそこらのうちに終わった。全てのケースにおいて、3月中旬からの反騰は8%を超えるものだった。しかし、その後これらの4指数はみな先週後半にかけて反落している。

    アジアと環太平洋地域では、当然ながら最も激しい下落が日本を襲った。日経は2/17の高値10,891から3/15につけた安値8277まで下がり、25%近くの下落となった。 その後日経は4/1にはおよそ20%近く騰げて9822まで回復した。こうした日付のそれぞれが、私達の3つのジオコズミックな重要変化日の範囲内であり、これは正確で一貫性のあるマーケットタイミング・ツールとしてのファイナンシャル・アストロロジーの価値を再度証明するものとなった。

MicexとインドのNIFTYの戻り高値は4/6、それから3取引日目のことだった。これはMicexにとっては2年来の新高値だったが、NIFTYではそこまで行かず、11/8の高値には届かなかった。香港のハンセンとオーストラリアのオールオーディナリーズは、4/11月曜にサイクル新高値をとった。この日はロンドンのFTSEの場合と同様に、水星逆行期のちょうど中間ポイントにあたっていた。以前論じたように、水星が逆行に転じた時にトレンド反転を起こさなかった多くの金融市場は、逆行期間のちょうど半ばで短期かつ急激な反転を見せる。ハンセン、FTSE、そして株式以外の他のいくつかの金融市場がこのケースだった。

    アメリカ大陸では、すでに4/6にはダウ平均が2年来の高値をつけていた。ナスダック、ブラジルのボベスパ、そしてアルゼンチンのメルヴァルもまた、この時期にサイクル新高値をとったが、どれも年初来高値を超えることはなかった。したがってアメリカ大陸においては、これはジオコズミックな重要変化日であった4/1前後の3取引日以内から、異市場間弱気ダイバージェンスが発効したケースとなった。

    先週末、水星逆行期の中間時点と同期して起きた短期で急激な反転は、金と原油市場において最も顕著であった。金は4/11月曜、史上最高値である1476をつけ、その後翌日にかけて30ドル下落した。だが金は4/15金曜までに1488まで騰がり、再び史上最高値となった。 一方原油は4/11につけた113.46でトップアウトし、その後急激に売られて4/13には105.13まで下落した。だが4/15の金曜までには戻って110.00をテストした。

    しかしながら、最も話題の的となったのは再び銀市場であった。銀は重力に逆らい続け、4/15金曜には4300近くまで騰がった。非常に興味深いことは、去年7月下旬、ちょうどカーディナル・クライマックスの中間時点にあった時には、銀は1750以下で取引されていた、ということだ。おそらくは、他のどんな金融資産運用手段と比べても、銀は、牡羊座に移行した木星と天王星によって示され、実際には2010年6月初めにわずかに安い1720近辺だった時から始まった、「資産インフレ特急」の理想的な典型だと言えるだろう。原油もまた、同時期に発車した「資産インフレ特急」の好例で、その動きは現在までも続いている。

しかし、金と銀に話を戻すが・・・この2市場が共に騰がり続けているにもかかわらず、XAU(北米金銀鉱山株価指数)が新高値をとっていないことにひとつ懸念がある。XAU指数はいまだに2011年1/27の高値232.72よりはるか下にあり、現在220のわずか下で取引されている。この状況はまもなく変化してしかるべきだが、さもなければ異市場間弱気ダイバージェンスのパターンが発動して手酷い修正安に見舞われるかもしれない。

    もう1つ、現在の状況とジオコズミックな天体活動との興味深い相関関係を示す話が、4/13付けのウォール・ストリート・ジャーナル紙の記事に見られた。その見出しは『第1頸椎 科学者に脳への新視点(Atlas Gives Scientists New View of the Brain)』というものだった。紙面はこう伝えている。『・・・第1頸椎は、遺伝子が脳内の何処でどのような働きをしているかを理解するための強力な新手段を研究者に提供する。これは、彼らがアルツハイマー病や自閉症、また抑鬱症などの精神的疾患への新しい手がかりを見つけるのに役立つかもしれない。』

これはまた再び、射手座26~27°にある銀河中心を渡る月のノース・ノードに関連している出来事だ。ここ2週間ほどこのコラムでも述べてきたように、銀河中心とは「宇宙意識(Universal Mind)」、および生命の本質そのものに関する新しい発見や考え方の創出との相互関連を持つ、宇宙の領域である。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    このところ続いてきた水星逆行期は今週終わる。そしてこれが終わると、近日中に多くの強力なジオコズミック・サインが展開していく。最初は4/18の火星・土星のオポジションだ。これは拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Vol.3 : Geocosmic Correlation to Trading Cycles』の中で「レベル1」のサインとしているものだ。レベル1のサインは金融市場における反転との最も強力で一貫性のある相関関係を持つものだ。これは11取引日のオーブを持って、プライマリー・サイクルまたはより大きなサイクルとの82%の相関関係を持っている。 マンデーン・アストロロジーの分野では、これは例えば軍事的脅威、政治不安や討論がそうであるように、いわゆる対立の力学を内包している。またこれは、穀物価格の2週間以内のピークと相関する、季節はずれの気温とも合致している。   

    4/20水曜、太陽は牡羊座から牡牛座に移行、そして金星が魚座から牡羊座に入場する。今や投資家の関心は、これまでの物事から別の分野に移行していきそうだ。共に経済を司る牡牛座とその支配星金星が関わる時、来月どんな分野が投資家の関心を惹くかを推測するのはそれほど困難ではない。(即ち予算、債務など) 金星は金銭を支配し、牡羊座は闘いと関連しているということからすれば・・・・。おそらくマネーをめぐる闘いにハイライトが当たることだろう。

    *)日本時間の惑星スケジュールについては『○4/18の満月—みんなに降り注ぐエネルギー』を参照してください。

    4/22金曜、金星は天上で天王星と居を共にする。天王星は混沌、独立、そして興奮の惑星だ。法的債務上限の問題に関して新しいアイディアが提案され、結局反対にあって再び急速に捨て去られるシーンを期待しておこう。またこれは、前後2週間の内に、他の国々を巻き込んだ、次の大きな負債爆発と合致する可能性を持っている。金星・天王星のコンジャンクションは、株価の反転に関わるまた別のレベル1サインだ。そして同日4/22、水星は順行に入る。

    金星はまだまだ向こう2週間の課題を強調する仕事を終えてはいない。4/27、今度は冥王星(負債)とワクシング・スクエアを形成し、その後には土星(愛または金銭の不足)と、4/30にオポジションとなる。これらは共にレベル1のサインであり、13取引日の内に、株式市場におけるプライマリー・サイクルまたはより大きなサイクルと70%を超える一致をみせるものだ。あなたがアストロロジーを研究する人であれば、4/22~30の間に、金星が天王星、冥王星、そして土星との強力なTスクエアを形成しようとしているのに気付く筈だ。

これは妥協と合意のためには厳しい時期だ。だが良いニュースもある。互いの姿勢変化のためには、5月の状況がはるかに助けとなりそうに見えるのだ。この時期は私達が選んだ代議士達にとって、予算に関する合意に達して、米国政府機関の閉鎖と、今や6月初めの週にも起きるとされる債務不履行を防ぐには最高の月であり、絶好の機会の代表格かもしれない。

    まぁ、少なくとも5月から7/8の間は、水星逆行は無い。政府機関閉鎖のわずか1時間前に2011年度暫定予算の合意に達した後の、先週の状況で証明されたように、水星逆行下で民主・共和両党が下した合意の決断には誰1人として満足していない。それは相手方に対する「過剰な譲歩」だとして、両方の党から厳しく批判されている。だがこれは、とにもかくにも彼らが投票したその結果なのだが。

    今週は、ミズーリ州カンサスシティでのワークショップがあるため≪ 長期的考察 ≫は休載させていただく。 皆さんどうか素晴らしい週を!
そして今後10日間に続々と展開する、利益を生む可能性の高い取引機会を見逃さぬよう、よく注意していてほしい。





訳文ここまで
--------------------------------------------------------------------------



April 16, 2011

○4/18の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化していくことになります。 今回はどんな風景が見えるでしょうか? さあ、今月も行ってみます!(^_-)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。今回ジャストの満月時、月は日本から見て地底にあるので実際には見えないのですが、エネルギーの高まりは十分感じられると思います。(不可能なら夜でもかまいません)

【地方標準時(ソーラータイム)】
東京・関東ローカルで12:03前後、北海道周辺で12:09前後、関西方面は11:44前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で11:14前後に 天秤座27°44’で満月となります。

その他主な惑星スケジュール(日本標準時)
4/19 01:02頃 火星・土星オポジション@牡羊座・天秤座12°45’
4/19 23:59頃 火星・水星コンジャンクト@牡羊座13°29’
4/20 19:36頃 太陽 牡牛座入場 
4/21 13:25頃 金星 牡羊座入場
4/23 10:55頃 金星・天王星コンジャンクト@牡羊座2°20’
4/23 19:04頃 水星順行開始!(エコーフェイズ)
4/27 16:21頃 金星・冥王星スクエア@牡羊座・山羊座7°25’
5/01 09:14頃 金星・土星オポジション@牡羊座・天秤座11°54’
5/01 13:26頃 火星・木星コンジャンクト@牡羊座22°20’
5/03 15:51前後 新月@牡牛座12°30’

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。


------------------------¨°☆¤☆„¸○¸„☆¤☆°¨--------------------------


Sabianシンボルによる【満月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 天秤座27°44'  太陽 牡羊座27°44'】

"An airplane hovering overhead" + "Lost opportunity regained in the imagination"
"A man in the midst of brightening influences" + "A large disappointed audience"

何か大きな可能性を感じる→ ★興奮と高陽→ ★足もとを見失う可能性→ ★議論または討論→ ★自己の傲慢さを他者の中に見出す→★まだはっきりと形にならない夢の存在に気付く→ ★期待と失望との狭間でバランスをとる→ ★実質に立ち返る→ ★五感を研ぎ澄まして夢の本質を覗きこむ→ ★強さをはぐくむ孤独→ ★自己の限界と範囲を見極める→ ★地に足を着けての再生→ ★他者からの期待、他者への期待、自分に課した期待からの自由を目指す・・・・

エネルギーのポイント
「イマジネーションが生み出す期待と現実の壁が生み出す失望、その狭間の真実」

幸運のポイント
流されないこと、夢みること、「ここ」にいること、水分を摂る、シルク、自然の音、無音の空間、庭の片隅の影、淡い紫色

FM110418


    前回の満月は、3月20日。東日本大震災から9日目のことでした。あれから約1ヶ月、あっという間でありながら、本当に沢山のことがありました。 考えてみれば今年に入ってから、チュニジア、エジプトの革命運動から中東の動乱、そしてニュージーランドの大地震、内戦状態のリビア・・・これまでに無いほど世界中で社会・自然を問わず大きな地殻変動が起こってきました。そして今も、まだ何一つ解決には至っておらず、世界各国の経済崩壊の危機もいまだに去ったとは言えない状況があります。

わたし達は短い間に、もう十分と言えるほど、まとめて沢山の険しい道、綱渡りの綱を渡ってきました。今回の地震・津波・原発事故の被災者の方はもちろん、遠く離れたところにお住まいの方にも、大きなエネルギー疲労、こころの疲労が浮かび上がってくるころです。

    1月4日、今年は日蝕という、強烈な新月から始まったのを覚えているでしょうか?
そのテーマは 「アイデンティティ — 全体の向上を意識しつつ、自己の旗を鮮明に掲げる」 でした。 その時、こう書きました。

    『これは2008年〜2015年までのカーディナル・クライマックス、そしてその後も続く地球規模の変容というマクロの現象の中で、わたし達個人にとっての 核ともなる重要なテーマです。{Who am I?} {What am I?}  小さな個としての「わたし」。そして、計り知れないほど大きな全体の一部として機能する「わたし」。けれどその巨大な「全て」を個として知覚し、「カタチ」にし、ココに在らしめているのも・・・幸せを求め懸命に生きている、ひとりの「わたし」です。 多分このアイデンティティというテーマは、今後も折りに触れて、螺旋のように繰り返し出てくるのだろうと思います。』

そして、こうも書きました。

    『ただ今回の日蝕では、これまで 「コレだ!これこそ自分のコアとなる部分だ。」とか、「わたしって○○だから・・・・」 と特に理由をあげる必要もないく らいに信じてきたものが、本当に自分の真の姿なのか? 今自分が見て、定義している世界は本物なのか? を問われるているような感じです。 ・・・こんな 自分が居て、こんな世の中がある。こんな世の中があって、こんな自分が居る。 その相対性の中で、最低限、確固とした「自分」っていったい何なんだろう?  自分が今目の前にしている「A」という物事は、果たして本物の「A」なんだろうか? などなど。。』

    日蝕・月蝕のテーマはそれが起こってから数ヶ月、場合によっては数年続くこともあります。あれから3度目の満月となる今回は、この「新たなアイデンティティ」を模索していこうとするわたし達にとって、ひとつの節目になる、大切な時間帯となるかもしれません。 自信と希望は少しずつやってきます。わくわくするような未来へのインスピレーション、新しい門出の予感も生まれるかもしれません。 だからこそ、今回は主に注意点を書き留めておきたいと思います。

20日に太陽が牡牛座に入ると、少し落ち着いた雰囲気になってきそうです。けれど入れ替わるように金星が牡羊座入りしてきます。 水星・土星、そして冥王星はまだまだ逆行中。 世の中は依然として混沌と不安の中にあるように見えます。 けれど、即座の行動を促す牡羊座には天王星、火星、水星、木星、エリス、そして今太陽が集合中で、「これが私だ!」と主張するようなエネルギーの刺激を強烈に与えてきます。 金星の牡羊座入り以降は感性・知覚・行動を司る惑星、それをまた増幅させる惑星が勢揃いするわけで、自分をどんどん追求していく牡羊座のエネルギー、絶好調!という感じになりそうです。 

けれど、対向の天秤座には逆行中の土星が牡羊座の火星と180°のオポジション。 自分本来の姿、自分が本当にやるべき事、進むべき方向性が、何か大きなくくりの中で「かたち」を取って見えてきたような気がするけれど、逆行の土星は「沈潜しろ。まだ実際に具体化するには早すぎる・・・足許を固める時間が必要だ」と言っています。

例えそうであっても、わたし達の中に新しいアイデンティティの片鱗を少しでも感じ取ったなら、きっとそれは本物の未来へと繋がる、「正しい何か」なのです。それを直感すればするほど、時には「早くなんとかしたい!」「今カタチにしたい!」と焦る気持も出てくるかもしれません。 もしかしたら、生まれたばかりの「自分の道」や「新たな目標」がまだまだとても傷つきやすいのを本能的に感知したひとは、過剰なまでに「護らなければ・・・」と感じるかもしれません。  

そしてそれは、人間関係やパートナーシップの中で、ちょっとした摩擦を起こす可能性があります。 何故なら、この満月での火星と土星の緊張関係は、お互いの「世界観」の相違をどうしたら良いか?という問いかけでもあるからです。 この「世界観」は、突き詰めれば「宇宙観」であり、そして「自分の人生の中核をなすもの」 になるかもしれない・・・と深いところで感じ取っているもの、少なくともその片鱗である筈です。 けれど、もし自分が新たに手に入れた「世界観」の正しさにあまりにも固執するなら、それは結局これから先の成長を妨げる目隠しとなってしまうでしょう。

    また、ひたすら逆行を続ける土星は、司っている既存のシステムやコンセンサスに対し、決して満足しているわけではありません。すでに何かが古くなり疲弊しかけていることに、どこかで気付いています。 そして、土星は自分の牙城を再吟味する中で土星流の流儀でほころびを繕い直し、システムを美しく維持したいと考えています。だから逆行中の土星もまた、普段より防衛的になりがちです。弱味の部分は絶対に護られなければなりません。真っ向からぶつかれば、きっと固い殻に閉じこもるか、抑圧的な態度を見せることになりそうです。

そんなわけで、ちょっとした意見の相違が、後で振り返るとドッと疲れるような論争に発展したり、狭量なふるまいになってしまったりする可能性が潜んでいます。 
もし、そんな場面に出くわしてしまったら、相手の姿がそのまま、わたし達自身のクリアな鏡なのだ、と考えてみてください。 他者の中に見るエゴや狡さや怖れは、そのまま自分の中にもあるものです。 わたし達が世の中に見る醜さは、わたし達が創り上げたものに他なりません。 追求すればするほど、それはハッキリと自分自身に敵対し、「これがあなたの姿そのものだ。」と言ってきます。 たいていの場合、それって理屈抜きにとっても腹が立ちます。(^_^;)

「いったい何と闘ってるの?」  ・・・正当な怒りは健全な精神の表れです。けれど、それをカタチにして表現するとき、先人達の古いやり方ではこれから先はうまく行かなくなってくるでしょう。 天秤座で逆行中の土星の精神。それは「権威」の後ろ姿でもあり、現実と妥協と忍耐、そしてバランスの上に立って営々と美的調和を築いてきた精神でもあります。真っ向から闘いを挑んで壊そうとしても、立ちはだかる土星という権威が壊れることはありません。 何故なら、生まれたばかりの牡羊座、そして火星の果敢な精神(エゴ)は、肉体と感性、そして母性でもある月の働きを通して、やがては秩序を与える新しい土星精神へと成長して行かなければならないからです。

わたし達は、火星と土星の緊張を扱う、新たな方法を身近な人間関係の中に見出すことが出来るでしょうか?  ひいては人間として、国として、世界として、新たな共存方法を見出すことが出来るでしょうか? それともイデオロギーや資源や富や権利をめぐる戦争やひそやかな闘争は、これから先も、繰り返されていくでしょうか?  

この対立関係はカーディナル・クライマックスでハイライトされた、土星と天王星との対抗関係を、身近な体験としてなぞるものに他なりません。 これを解決していくにはまだまだ年月がかかることでしょう。 けれど、この満月に示されるアスペクトは、わたし達ひとりひとりにとって、未来の理想を探るための千載一遇のチャンス、大切な時間帯となる可能性はありそうです。  そう考えてみると、どんな体験でもヨシ!として、誠意を持って飛び込んでみるのも良いのかもしれません。。

金星が去った後、魚座に残ったメンターの星カイロン、そして無意識の境界を司る星、海王星。 絶え間ないこころのつぶやきを止めて、ほっと夜空をながめるような時が持てたなら・・・この2つの惑星がわたし達の精神に潜む無私の深淵から、何かしらヒントを囁きかけてくれるような気がします。 


imaginary_voice


もうひとつの注意点としては、水星の逆行があります。これは折り返し地点を越えて、もうすぐ順行に移りますが、今回はその終盤までなかなか油断できません。 冥王星・土星の逆行をベースとして働く水星の逆行は、わたし達の視野をちょっと狭くしてしまう傾向があります。十分に注意を払っているつもりでも、大切なことを見落として思い込みで行動してしまう。 自分が正しいと思うことに固執するあまり、論理を欠いたり、気持がとても狭くなって怒りっぽくなったりする場合もあります。 また逆にスッキリしない疲労感のあまり、何が何だかわからないまま、感覚をにぶらせて閉じこもってしまうひとも・・・。 その場合でも、こころの内側の圧力はとても高まる時期なので、きっと何かしらのはけ口が必要になると思います。どうか遠慮せずに、信頼できるひとを頼ってください。 もし周囲に元気の無いひとがいたら、どうか気にかけて、聞き役になってあげてください。 

物事が落ち着いてくるまで、もう少しだけ、過ぎ越しの姿勢で行ってみましょう。 23日夜には待望の水星順行です。ただし脳に疲労が溜まっているケースも考えられるので、最初はゆっくり足慣らし。水星が本当にその能力をフル回転で発揮し始めるのは5月初旬からになると思います。それまで時間が矢のように過ぎていくと感じるかもしれないけれど、このあたりでまた一段と雰囲気も変わってくるはず。自分なりのペースで、じっくり前進して行きましょう。

月は今こころの底から、「ほっとやすらぎたい・・」と望んでいます。太陽は「いや、そんな場合じゃない。社会に目を向けよう!」と言ってきます。けれど今、太陽を底から支えているのは月のこころです。自分の中の、 うつろいやすく、傷つきやすい側面を大切に扱ってあげてください。 なるべく好きなもの、美しいもの、音楽や絵や、心楽しいものに触れる機会を持ってください。 自分を慰めることをためらう必要は全くありません。 例え他のひとが懸命に行動を起こしていたとしても、自分が必要と感じたら、どうか休める時に休んでください。わたし達はいくつものトンネルを通ってきました。 そして、これからも、もういくつか超えるべき山坂があるかもしれません。 時には義務を離れ、喧噪から離れ、何も考えずに動物のように眠ること。楽しむこと。それは今、誰にとっても大切なことかもしれません。

生命の源の光であり、精神そのものをも象徴する太陽が牡牛座に入場することは、物事を固めていくような雰囲気をつくりあげていきます。その太陽の牡牛座入場は20日。 ただし、今日から17日、18日、19日いっぱいくらいまで、かなり強いエネルギー構成になります。 シジジー(前回の新月の位置)に土星が対向し、そこに火星とブラック・ムーン・リリスも重なってきます。また同時に小惑星ジュノーとも緊張関係を持ち、ノードが地平に重なる時間帯もあることから、やはり 地震その他の自然現象やアクシデントには十分警戒しておきたいと思います。

わたし自身、マンデーン・アストロロジーは専門ではありませんし、決して断定的な事など言えません。 ただ、特にシジジーは強いエネルギーを蓄積する感受点ではないかと考えています。 メリマン・コラムでも何度か言及されていたプラネタリー・ペア・サイクルと同様に、いわばルミナリー・ペア・サイクルとも言えるシジジーの度数もまた十分に充電されていて、そこに惑星が来るときは何らかのエネルギーが、惑星とサインに準じた味わいをもって噴き出します。 もしこれが精神面に影響するとしたら、やはり上記のような世界観・価値観の葛藤や、資源・富に対する考え方のぶつかり合いとして浮かび上がる可能性もあります。 けれどもしこのエネルギーを上手く使えたなら、堅苦しさや格差を乗り越え、大きな視野を持って人間関係をまとめあげる事だって出来るかもしれません。 いずれにしても、このアスペクトが強化される週の前半くらいまでは強いエネルギーが降り注ぐことをアタマに置いて、慎重に行動してくださいね。


---------------
注意点のみ意識して、短めにと思った今回の満月ですが、やはり十分長くなってしまいました。。(-_-;)イツモノコトデス・・・ハイ 

この満月を大切な節目とするひともきっといらっしゃると思います。 何かちょっとした展望を得るひと、本当に新たな門出を迎えるひともいらっしゃるかもしれません。 どんなことが起きたとしても、また期待したことが起こらなかったとしても、これはいつの日にかきっと、わたし達みんなの祝祭へと向かうエネルギーです。本当はそのことだけが、一番大切なことなのかもしれません。 どうか、よい旅を!!!


Have a Nice Trek!!!★



hiyoka(^_^)

April 10, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/11

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年4月11日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------
4/13 ≪ 短期ジオコズミクス ≫中、末尾のフレーズが抜けていました。m(_"_)m
下線部を追記しました。

【注記】
    金曜夜、今週のコラムが投稿された後、そして政府機関の閉鎖に至る前1時間を切ったところで、2011年度予算の370億ドル以上の削減という条件で与野党の合意が達成された。しかしながら、これは政府の法的債務上限の切り上げへの合意と同じ事ではない。本気の議論はこれから始まるところであり、それは数週間後に再び政府機関の一時閉鎖の脅威を呼び起こすかもしれない。


≪ マーケットウィークを振り返って ≫

『人間が完璧に、嬉々として悪事をはたらく時・・・それは宗教的信念から行動する時である。』 —パスカル

    アストロロジーの分野を含む全ての研究がそうであるように、ファイナンシャル・アストロロジーもまた、惑星、星座宮/サイン、室区分/ハウス、そしてアスペクト/位相など、非常に明確な原則に基づいて働く。ある惑星があるサインを通過する時、それは通過中の各サインに関連した心理的力学を統合したエネルギー状態を強化する。2つ以上の惑星が互いにアスペクト(天体位相)または惑星パターンと呼ばれる、ある数学的な関係性を創り上げる時、それは単独である時と同様に、そのアスペクトを通して絡み合う惑星が示唆する力学の組み合わせにハイライトを当てていくわけだ。 時に、これらの力学は共に働いてより良い結果を生み出すことがある。それはしばしば「調和的なアスペクト」の時に起こる。このような時、その期間はあたかも注いだ努力が上手く功を奏する、その絶頂期のように、または単純に「幸運期」であるかのように見える。 

また別の時には、それぞれのサインに在泊する惑星と形成されるアスペクトから生み出される力学の組み合わせが、そう簡単には協調して働かない可能性がある。それは多くの場合、「不調和なアスペクト」が形成される時であり、一般に葛藤と苦闘の時期と重なる。いずれのケースにおいても、ある短い期間、互いにアスペクトを形成する惑星エネルギーの合流は、さきほど述べたような複数の力学を反映した典型的な「絶頂期」を象徴している。その強度が最大限に達した後は衰退していき、次の新たな惑星同士のアスペクトと、それらが象徴する心理的力学に向かい始める。

    観察と演繹的な推論から導き出された結論によって、ファイナンシャル・アストロロジャーは、エネルギー充填された複数のアスペクトからなるこのような時間帯が、殆どの金融市場において、トレンド反転との頻繁な同時性を持つことに気付いた。だが、その相関関係は100%、いや90%にも満たない。ここ30年を通して私が発表してきた研究に見られるように、実際はむしろ77〜82%といったところだ。但し、残りの18〜23%のケースは決してアストロロジーそれ自体や、ファイナンシャル・アストロロジーを否定するものではない。その時、星々がもたらすテーマそのものは世界中でその効力を発揮してきた。

事件や出来事、何らかの決定、発表、そして/または重要な政策は、トレンド反転の有無に関わらず起きており、それは常にこうした惑星間の力学的本質に沿ったものだ。 換言すれば、アストロロジーは決して嘘をつかない。ちょうど総体としての市場がそうであるように。 政治や経済であれ、または自然界において示されるものであれ、それは常に何らかのレベルにおいて示された、心理的力学のパラメータの範囲内で働いている。 ただそれは、想像しうる限りの、人間の全ての活動分野で常に同時に起きるというものではない。全ての金融市場で常に反転をもたらすわけではないという事だ。

    こうした考え方を頭に入れておくと、このように強力な占星学的位相のもとで、世界にはここ数ヶ月というもの、驚異的な出来事が続々起こってきたにもかかわらず、何故世界の株式市場がそれらを振り捨てて、高く、より高くと騰がり続けてきたかという理由を理解しやすいだろう。

この前の1月、木星が牡羊座に移行した。そして政治的動乱がチュニジアとエジプトで始まった。天王星が牡羊座に入場した3月前半、日本が地震と津波に襲われ、リビアに反乱が起こった。だがその後の先週、4/1の★★★重要変化日に続いて、大衆の関心はリビアと日本から、米国の2011年暫定予算に関わる政府機関閉鎖問題の天王山へと移っていった。

    通常であれば、こうした関心のシフトが、それまで騰がっていた株式市場における、下方へのトレンド反転と同期する筈だと予想するものだ。そして、確かに2日間ほどは、世界の殆どの株式市場がそうなった。例えばインドのNIFTY、日本の日経、そしてブラジルのボベスパなどだ。ところが、合衆国政府において政府機関閉鎖への山場が週末に向けて進行していくにつれ、株価は暫定予算の期限切れと政府機関閉鎖という脅威を無視して騰がり続けたか、または少なくとも底堅い展開を見せた。

    またその一方、もし共和党と民主党を財政赤字(冥王星)に関する妥協から隔てている物事について耳を澄ますなら、それが主に、現在深刻化している金額の問題とは何の関係も無い、ひとつの事柄に帰着するのに気付く。 それは結局、妊娠中絶の権利問題であり、家族計画センター(Planned Parenthood Center)への連邦補助金の問題だったのだ。 さてこの事については、私達は先週のコラムでこう述べた。「18.7年周期の月のノードが、射手座27°近辺にある銀河中心を渡りつつある.....ここで浮かび上がる象徴的意味は、普遍、根本、知への欲求だ.......これはおそらく「生命」そのものへの理解と関係があるのかもしれない。例えば、妊娠中絶反対と中絶賛成の問題は、主要な惑星がこの銀河中心を渡る時に再燃する傾向がある。」 まさにその通りの様相を呈してきた。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    今私達は、アストロロジーの観点から見て曖昧な時間帯に入っている。水星(またの名をトリックスター)が逆行中で、一体何が本当に起こっているのか、それが結局どんな結果に至るのか、誰にもわからないような状態だ。 4/8金曜、冥王星が逆行を開始したことから、逆行中の水星とあいまって、多くの陰謀説がほのめかされている。 また勿論、冥王星は負債の問題にも関連している。そしてこれは、米国政府が政府機関の閉鎖を防ぐために、2011年度予算と支出額の妥協点に到達しようと闘う際、抗いようもなく巨大な支配的因子となって君臨してきた。興味深いことに、冥王星は妊娠中絶もまた支配する。そしてそれは、こうした政府機関の閉鎖を防ぐために必要とされる妥協に至るまでの、300億ドル未満の差を隔てる、信じがたいほどにイデオロギー的な障害となり果ててしまった。

    しかし勿論、陰謀的な特性を持つ冥王星にハイライトが当たっていることから、民主党も共和党も、実は双方が自らの政治的優位性を勝ち得んがために政府機関が閉鎖されることを望んでいるのだ、という噂が蔓延している。共和党の方は、政府機関の閉鎖はオバマ大統領に指導力が無いということを指し示す、という事から利を得るだろう。 多分民主党側は、共和党が時宜を顧みず無理ばかり言い、(市民の困惑に対して)血も涙もなく、国の信用状態を晒しものにし、そして給料や社会保障給付金を受け取れなくなる公務員や軍人達の間に大きな不安を巻き起こすのだということを政府機関の閉鎖が証明する、という点から利を得るだろう。

当然、議会のメンバーである議員達は歳費を受け取れるから不安組には当てはまらない。つまり結局は、これこそが水星逆行と冥王星の滞留、そして逆行の開始が体現していることなのだ。牡羊座に火星が滞在して4/11火曜に冥王星とスクエアになろうとしている今、これら対立する両サイドには憎しみしか見られない。

*)日本時間:4/12 06:00頃 (その他の当面の惑星スケジュールは4/2付の新月の記事を参照してください。)

これは、それぞれの側が機能的な妥協点まで譲歩するのを拒絶する、対立的な力学となり得る。どちらかが折れなければならない。何故なら火星・冥王星間のハード・アスペクトは殆どの場合、決してウィン-ウィンの(互いに満足のいく)結果にはならないからだ。そしてこのために、恐らく後味は苦いものとなるだろう。 

勿論アストロロジャーとしては、このような重要な決定を下すのは水星が逆行を開始する以前のほうが良かったわけだが、この政府は2008年9月の金融危機以来、主要な決定を水星逆行中に下すというパターンに沿って歩み出してしまった。そしてこれまで全ての場合において、こうした決定には後に混乱が生じ、結局は変更が必要になるという繰り返しだったのだ。

    さて、金融市場に関する限りにおいては、今は水星逆行期(3/30〜4/22)のちょうど中間にあたる。したがって、3/30近辺で反転しなかったどんな市場も突然、急激なリバーサルを見せる傾向がある。しかしながら、それはそんなに長続きしないかもしれない。株式市場は4/8金曜ぎりぎりまでそのサイクル高値付近にあり続けた市場のひとつである可能性はある。

    にもかかわらず、より俯瞰で見るなら、市場はこのコラムや過去2冊(2010年、2011年)のフォーキャスト本で予測された「資産インフレ特急」の力学を体現する牡羊座の木星・天王星の道を辿り続けている。この状況は6/4まで、そしてことによると2011年暮れから2012年初頭、木星が逆行して牡牛座0°(牡羊座との境界)に戻って来る時まで続くかもしれない。昨年のフォーキャスト本で例証したように、牡羊座初期度数への木星のトランシットは通常は高値を示し、その後牡羊座中盤度数に入って修正安となり、後に牡羊座終盤から牡牛座初期度数にかけて新たな反騰となる。木星が牡羊座の中盤度数にあった3月中旬、私達は下落を見た。そして今、木星が牡羊座後半部に入ってくるにつれて、「資産インフレ特急」における次の反騰を見ようとしている。

しかしこのインフレはなにも株価にだけ起こっているわけではない。金は史上新高値をつけ、銀は1980年以来初めて40ドル/オンスを超えた。 いまにも負債爆弾が爆発するのではないか?という懸念が市場に存在するかぎり、貴金属は騰がり続けるだろう。


≪ 長期的考察 ≫


    このセクションで言っておきたいただ1つの事は、今こそ本物の牡羊座の天王星的な候補者が政治の舞台に入って来つつある、という事だ。読者諸氏は、過去のコラムでこの7年間のトランシット(2011〜2018年)が、過度に攻撃的で無慈悲なまでに激しい競争に満ちた期間を暗示していると述べた事を覚えておられるかもしれない。人々が互いに、どんどん少なくなる資源をめぐってますます大きな利益を得ようと競い合う時、それはおそらく、とても良い期間とは言えないだろう。これは弱者が虐げられ、思いやりや慈悲の精神に欠けた時期のサインであるかもしれない。だがこれは、強くて攻撃的な指導力を望む、または現在の指導者のリーダーシップが弱いか不適切だと見なす人々にとっては、魅力的に映ることだろう。

    牡羊座の天王星が初めて米国政治の舞台に躍り出る、初めてのプロトタイプへようこそ! 彼の名はドナルド・トランプ、そして彼は牡羊座の天王星のエッセンスを反映している。多くの人々が、彼はただ自分のテレビ番組の視聴者を呼び集めようと茶番を演じている客寄せパンダに過ぎないと主張している。だが私はこれについて、それほど確信は出来ない。牡羊座の天王星は、ほんの短期間で通り過ぎてしまうような事象ではない。これは7年間にわたるトランシットだ。そして、2012年の選挙期間の間、それは冥王星との間に非常に挑戦的な、126年周期のワクシング・スクエアを形成するのだ。まさに「神も仏もあるものか!」とはこの事だ。

「牡羊座天王星のトランプ候補」をメンバーに含んだ討論会は、ただのエンターテインメントなどではなく、まるで古代ローマの円形闘技場で繰りひろげられる剣闘士の闘いのごとく、死闘の末、最後にそこにひとり立つ者のみが勝ち残る、そんな類の娯楽となるかもしれない。





訳文ここまで
---------------------------------------------------------------------


hiyoka_blue at 20:25|Permalink 金融/マンデーン・アストロロジー