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February 06, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 2/7

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年2月7日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の及び訳注は翻訳者によるものです)
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今週のコラムは大変に長いため、≪長期的考察≫は省略させていただきます。m(_"_)m

今回の≪長期的考察≫の冒頭でメリマン氏は

     『誰もが犯す最大の過ちは反対者を自ら裁くことだ。もし問題を真に解決する方法を把握したいのなら、あなたは他者の信条を理解しなければならない。あなたは敵対者に自分の信念に合わせるよう強制することは出来ない。もし彼らがそれを拒めば、即ち戦争が勃発する。』

というマーティン・A・アームストロング氏のリポート  "The Assent of China" (1/30, 2011)  からの一節を取り上げ、へびつかい座と13星座騒動をめぐる混乱について論じています。アメリカではへびつかい座関連の本が出版されたり、映画まで公開されるという話もあるようで、いまだに混乱は治まっていないのかもしれません。テレビ番組によく顔を出す科学者で面白おかしいアストロロジー批判を得意芸としている人や、この機に乗じて13星座占いを広め、有名になろうと画策する人達をメリマン氏は偽科学者・偽アストロロジャーとして容赦なく批判し、彼らの意見に対する詳細な反論と天文学的反証を展開しています。こうした流れももしかしたら、水瓶座の新月と太陽・火星コンジャンクションの顕れといえるのかもしれません。

原文はかなり長いもので語り口も熱いのですが、こちらのブログでは相場に関連するメリマン・コラムの速報性に重点をおいていること、そして日本では一応この騒ぎも治まっているように見えることなどから、今回は時間の都合で割愛させていただくことにしました。 ただ、アストロロジー実践者の方には面白い内容ではあるかもしれません。もし興味ある方がいらっしゃるなら、hiyokaまでご一報ください。折をみて翻訳してみます。(^_^)

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 ≪ 先週を振り返って ≫

    株式市場におけるこの『資産インフレ特急』は停まるところを知らずといった状況だ。過去1年を通じてこのコラムで何度となく言及したように、またフォーキャスト2010及び2011でも述べたように、木星と天王星の牡羊座進行は今年前半まで株式市場にとっての強気を醸成するだろう。それは両惑星がそれぞれ2010年5月下旬、そして6月初旬、最初に牡羊座に入場した時から始まった。

  世界の殆どの株式市場が2010年5月下旬には大底をつけたのに対し、米株市場は7月第1週にもう一度、とどめの新安値をつけた。それからというもの — 特に土星が8月最終週にカーディナル・クライマックスにおけるオポジションとスクエアの役割から離れた後 — 世界中、殆どの株式指数が躁状態の様相で上昇し続けている。この事はファイナンシャル・アストロロジーの原理と完全に一致をしており、また木星・天王星コンジャンクションの過去の歴史とも相関している。通常、株式市場は木星・天王星のコンジャンクションの後4〜7ヶ月経たないとトップアウトしない。両者の最終コンジャンクションは2011年1/4に起きた。全ての物事はこの組み合わせと関わりながら、適切な順序で展開し続けていく。勿論、他にも影響を及ぼす惑星コンビネーションは存在するし、2/4金曜に起こった太陽・火星の26ヶ月サイクルのコンジャンクションなどもまた説明が必要だ。

    先週はダウ工業平均、ナスダック総合を含め、世界のいくつかの株式市場で30ヶ月来の高値が目撃された。アルゼンチンのメルバル、ドイツのDAX、そしてオランダのAEXだ。この全てが、2/2水曜の新月と2/4金曜の太陽・火星のコンジャンクションの間に新高値を記録した。高値への動きはまだ終わっていないかもしれない。すなわちファイナンシャル・アストロロジーによるマーケット・タイミングでは今やいつ修正に向かうトレンド反転が起きてもおかしくない時期に来ているにもかかわらず、トップを示すテクニカル・サインはまだ示現していないという事だ。これは重要変化日として知られている期間で、それぞれの判定基準については拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3 : Geocosmic Correlations to Trading Cycles』で詳述している。

    資産インフレ特急の勢いは、先週いくつかの商品市場にもまた波及した。例えば金と銀は週を通して騰がっていた。穀物市場(コーン、大豆、小麦)は全て2年来の高値を更新、原油も同様だった。しかしながら、原油の場合は週末に向かって価格は急激に下落した。また先週は多くの通貨が対ドルで強かったが、木曜と金曜にはそれぞれ数週間の高値を更新した後勢いを失っていった。

    そう、先週は確かにダイナミックな日々であった。それは天上の惑星位相、特に2/2の水瓶座の新月、そして2/4の太陽・火星のコンジャンクションを非常に明確に反映していた。世界中のファイナンシャル・アストロロジャーの誰もが期待したように、先週は積極果敢なふるまいと、何が正しいかについて自己の信ずるところを賭けて闘おうとする衝動の週だったと言える。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    しかし今、ジオコズミックな状況は変わり始めている。そしてこれは単にファイナンシャル・アストロロジャー達の眼に映るだけの卑小な出来事ではない。

    それについて説明しよう。アストロロジーの研究において、最もエネルギッシュなサインはファイアー・サイン(火性宮;牡羊座、獅子座、そして特に射手座)とされている。数個の惑星がこうした星座宮に滞在する時、投資家達は積極的で自信を持ちやすく、株価は上昇傾向を示す。これは惑星群がエア・サイン(風性宮;双子座、天秤座、そして水瓶座)に在る時も同様ではあるが、但しこれはポジティブなニュースに対する積極性であって、火性宮のように何が何でも、という訳ではない。一方、アース・サイン(地性宮;牡牛座、乙女座、そして山羊座)はもっと注意深く、心配性でさえある。アース・サインに惑星がいくつか滞在する時は、投資家達が政治経済の行く末を再評価しようとするため、株式市場は一服するか失速しがちだ。

    私達はすでに、ファイアー・サイン牡羊座における木星・天王星が与える強気なインパクトについて論じてきた。天王星は逆行して魚座に戻ったものの、3/11には再び牡羊座に帰還することから、こうした現象自体はここしばらく変わらないだろう。だが、ヘリオセントリックの水星とジオセントリックの金星がこのところ射手座に滞在していた事も、このような強気の火に油を注いでいた事も確かだ。この2惑星が付加していた条件は今後変わってくる。この週末、両惑星共に過度に楽観的な星座宮:射手座を離れ、もっとずっと現実的で警戒心溢れるサイン:山羊座に入ってきた。その意味するところは、この期間に修正安が始まるか、または少なくとも急上昇が一服するだろうという事だ。これは結局のところ、エネルギーとして規模に勝る惑星である木星・天王星がいまだに強気の位相にあることからも、強気相場を否定するものではない。しかしそれでも最近のトレンドが勢いを失うか、修正に向かう可能性を示唆している。

    また惑星個々の問題もある。ちょうどファイアー・サインが通常強気モードで市場を刺激するのと同様に、火の性質を持つ太陽と火星も類似の働きを持つ。彼らは今天上で寄り添っている。それが株価の上昇とより莫大な利益を意味するにせよ、また弾圧的な政権の打倒と万人の自由への探求を意味するにせよ、象徴的な意味において、これはまさに興奮の火をかき立てる位相に他ならない。

    この太陽・火星のコンジャンクション(0°)は、革命的精神を持つサイン、水瓶座で起きている。興味深い事に、水瓶座を支配するのは天王星であり、その天王星はちょうど次の7年間を過ごすことになる、牡羊座に移行しようとしている。エジプト、チュニジア、ヨルダン、そしてある程度シリアやイランでも起こっている事態は、まだ始まったばかりだ。このような動乱は多くの政権を脅かすものだが、米国でさえもその脅威からは逃れ得ないかもしれない。2013〜2014年、天王星が牡羊座での中間度数に達して冥王星と90°のスクエアを形成する時、それは米国始原図の太陽・土星スクエアにちょうど対向の度数となるのだ。太陽は大統領を支配し、土星はその政府だ。全ての勢力がパートナーとして共に新しい未来に向かって動くのか、または分裂し崩壊する古い構造にとって代わる、真新しい構造が打ち立てられるのか? このいずれかである。

*)米国始原図の太陽は蟹座11°26’、土星は天秤座14°44’で、冥王星・天王星のトランシットとタイトなグランドスクエアを形成する。また、新憲法可決時の日本の始原図では太陽が天秤座13°22’にあることから、日本もまたこのアスペクトの影響はまぬがれないのではないかと思う。(余談だけれど、日本の太陽と米国の土星、そして日本の土星と米国のノースノードがコンジャンクト。日本の天王星に米国の火星がコンジャンクトしている。またエリック・フランシスなどがよく使う米国の始原図シブリー・チャートでは、日本と米国の月同士もコンジャンクションとなる。これがもしパーソナル・チャートなら相当に因縁の深い関係ということになり、興味深い。)

(参考)
米国始原図(メリマン氏使用のもの/アリス・ミラー式)と日本始原図
(共に2013年5/9 日蝕時のトランシット・チャート)

USA20130509NMJapan20130506NM

    さて今週と、次の2週間に話を戻そう。今回の関心の焦点は、自信の源泉ともなった射手座、そして太陽・火星の組み合わせを離れて苦労性の山羊座へと移行し、2/25の木星・冥王星の90°スクエアへと歩を進めつつある。これは統治と債務に関わる問題を示唆している。世界は今も負債の海を泳いでおり、過去2年間の強気の経済政策で真に恩恵を受けた唯一の実体は銀行と銀行家達のみだったように見える。専横的で独裁的かつ抑圧的だと見なされる多くの世界的リーダー達に対し、最近大衆が感じる軽蔑の感情は、耳に心地よい発表を行うその裏で、いかに最近の財政政策と政治判断が一般納税者を犠牲にして銀行を利するものだったかという事実に対する認識の高まりと一致するものだ。これをチェックしたいと思う読者の方々にはこのyoutubeビデオが参考になるだろう。




    さて1月は株式にとって良い時期であり、またこれまでのところ2月の第1週も同様だった。実際、投資の世界では今年前半までは株式市場が好感される可能性がある。だがここに太陽・火星コンジャンクションの歴史が示す事実が存在する。以前述べたように、これはしばしば株式市場における10%以上の価格変動を伴って続いてきたトレンドに終焉をもたらし、そして非常に多くのケースで、10%の反転トレンドを開始させる。時間のオーブは4週間程度だ。もし米国が早めに法的債務上限を引き上げなければ、ヒステリックなデフォルトへの不安が投資社会を素早く呑み込み、株価はすぐさま10%の下落をみる可能性がある。こうした物事の顕れ方は太陽・火星ペアの好みだ。

    もし何も為されなければ、4月の第1週には負債額が米国の法的債務上限に届くだろうとの発表が今週あった。過去2年間ホワイトハウスと議会に起こっている事の全てから判断するに、この重要な決定を下すには期限ギリギリまでかかることだろう。しかし、もし3月の最終週と4月の第1週に天上で何が起ころうとしているかを見るなら、ファイナンシャル・アストロロジャーの眼にはそれが決してバラ色ではないと映る。3/28、木星は土星に対して180°のオポジションを形成する。そして太陽は冥王星に90°のスクエアとなる。2日後の3/30、水星が逆行に転じる(4/22まで)。4/3には火星が牡羊座に入場して天王星とまさにコンジャンクションを形成、同日太陽が土星とオポジションを形成する。これら全てはいったい何を意味するだろうか?

*)日本時間
   太陽・冥王星スクエア: 3/28 21:30
   木星・土星オポジション: 3/29 06:41
   水星逆行開始: 3/31 05:48
   火星牡羊座入場: 4/2 13:52
   火星・天王星コンジャンクション: 4/4 05:23
   太陽・土星オポジション: 4/4 08:37


    それは、政治家達が互いににらみ合いを続ける状況の中で、デフォルトの脅威が確実に現実味を帯びてきているという事を示唆している。彼らはおそらく土壇場に来てやっと、誰も良いと思わないような類の合意に達するだろうし、その後まもなく、これによって再び意図せぬ(そして想像さえしていなかったような)結果を招いて、杜撰な合意内容を変更(または否定)する必要に迫られるだろう。





訳文ここまで
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February 02, 2011

●2/3の新月—みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

2/4 惑星スケジュールの時間中にJST/LMTが混在していたため、JSTに統一し、文中加筆しました。

    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。ではでは今月も行ってみます!(^_-)

新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

ソーラータイム(LMT)
東京・関東ローカルで11:48前後、北海道周辺で11:54前後、関西方面は11:28前後(日本標準時)、沖縄周辺で11:00前後に水瓶座13°53’で新月となります。

次の新月までの主な惑星スケジュール
2/2 21:37 金星(270°/スクエア)天王星
2/4 14:59 金星山羊座入場
2/5 00:12 太陽(0°)火星
2/9 04:57 カイロン魚座入場
2/10 10:31 金星(0°)冥王星
2/18 17:36 満月@水瓶座29°20’
2/19 09:26 太陽魚座入場 
2/21 7:37〜10:04 水星・火星・海王星(0°)
2/22 05:54 水星魚座入場
2/23 10:06 火星魚座入場
3/02 11:39 金星水瓶座入場

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココ、そして木星の牡羊座入場についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【新月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【太陽・月 水瓶座 13°〜14° 】
"A barometer" + "A old sea captain rocking"
"A train entering a tunnel" + "The human soul awaiting opportunity for expression"

大きな浄化の流れの中で感情的影響を受ける→ ★潮目の変化を読む→ ★自分の立ち位置のバランスを取ろうとする→ ★何か新しいものが生まれる予感と緊張→ ★自己表現・自己主張・ロマンへの強い衝動→ ★適切な行動タイミングの重要性→ ★他者の存在を不注意に無視する危険→ ★自己過信→ ★待つべき時、行動すべき時の判別→ ★不安や焦り→ ★善悪の基準を再判別する→ ★心を整理して澄んだビジョンを求める ・・・・

エネルギーのポイント:「新しい世界への予感に導かれ体験と学習を重ねる」
幸運のポイント:
自分が今話している言葉をよく聞く、慎重さ、集中力、深呼吸、現実的に考える、「外側」からの眼差しを保つ、誠実、自然に親しむ、穀物を摂る、食事に気を使う、質の良い睡眠、シンメトリーな図形、黒曜石、サファイア

110203NM


    うーん今回もまた、畳みかけるようになかなか激しいテーマが示されているようです。理想を求めて古いものに反逆していく、ちょっとROCKな水瓶座。そのピークとも言うべき中盤度数で起きる新月ですから当然なのかもしれません。 アストロロジーでは牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座の各1°をカーディナル・ポイントと呼び、重要で強力な度数としています。それと共に、このクロスと斜めに交差するクロス—牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座の中間度数もまた、同じくらいの強さを持ち、その影響力は木霊のように長いこと続くと言われています。ただし今回はそれだけではなく、闘いの神火星が新月とコンジャンクト、そしてセレスも寄り添って天頂近くで何か特別な雰囲気をかもしだしてもいるんです。。

前回の新月は日蝕でもあり、今後も長期にわたってわたし達を取り囲むエネルギーのベースとして働きます。「全体の向上を意識しつつ、自己の旗を鮮明に掲げる」 要約すればこんな感じだったでしょうか。それが前回の満月でいったん圧縮されました。そして今回の新月では力を試すかのように、ダイレクトな行動のエネルギーが押し寄せてきます。すでに数日前から敏感に感じ取っていらっしゃる方も多いかもしれません。

    サビアン・シンボルを見てみましょう。この度数はもともと理想がとても高く、社会の中であらゆる事の内に真実を追究しようとします。水瓶座らしい知性も持っているのですが、ともすると今現在の自分にそなわった実力以上のことを成し遂げようと夢見て、いっぺんに物事をやりすぎる傾向も出てきます。そしてそうなると多くの場合後で思ったような結果にはならず、代わりにあらぬ方向に物事が進展して「あらら・・・」なんて結果になりがち。 もしかしたらその根底には、水瓶座を統治する2つの惑星—土星と天王星のように、2つの異なった志向や哲学が拮抗していて、それを早く統合して大きく羽ばたきたい、クリアーな光の場所にたどり着きたい・・・という強い願いを宿しているのかもしれません。 けれど、そこに辿り着くのはもう少し先の話。。とはいえ、地道に目立たず少しずつ・・・なんていうのはこの度数には似合いません。それに今は楽観的で拡大志向の木星のバックアップも得られるでしょう。

どんな結果になろうとも、それは「自分の進む道」についてもう一歩深く知ることに繋がります。 そして、この度数の本当の力は、その中にこそあります。けれど、もし社会の中で物事をひとつでも完成させ、冒険を成就させたいと願うなら、それなりの緊張感と慎重な防御が必要だということも忘れないでください。。

東京ローカル図では新月を挟んで火星とセレスがせめぎ合い、強いエネルギーを発しています。どちらも理想はひとつなのですが、アプローチが全く違います。セレスは母性的な情念から、火星は自己主張への衝動から、行動のための行動を煽ってきます。 サビアン・シンボルのテーマを待つまでもなく、この組み合わせはちょっとバランスを取るのに苦労しそう。。自分の意見、自分の主張、自分の判断、自分のアイディア・・・束縛を嫌う火星の勢いもあって、いつになく「これが正しいんだ!」と強く押し出したくなるかもしれません。

けれど今は、自分の中で目的意識や意図をもう一度はっきりさせ、結局は行動に移していくとしても、これまでよりは少し慎重に構える・・・くらいのほうが良さそうです。

ただし、これはけして自分を偽るとか抑圧するのが良いという意味ではありません。もしそうしようとしても、この強いエネルギーの下ではなかなかうまく行かないでしょう。また、いかに上手く言うか、伝えるか・・といった技術論の問題でもありません。ストレートな自己表現を促す力は強く、小手先で何とかなるとは思えません。このエネルギーに乗り、これから先の道程に活かしていくには、例え荒削りであろうと自分にも相手にもこころから誠実であること、そしてこれまでに培ってきた忍耐力やバランス感覚をどれだけ使えるかが鍵になるでしょう。

この新月を支配するのは魚座の天王星。その天王星は射手座の金星、乙女座のジュノーとTスクエアです。そして、金星は魚座の支配星、海王星そしてカイロンとセクスタイル・・・そしてそのちょうど中間に山羊座の水星が位置しています。この配置もなかなか一筋縄ではいかなそう。。

社会や人間関係で予想や期待が外れたり、パワーゲームや駆け引きの計算高さ、勇み足、バラ色の眼鏡への逃避、そしてやられたらやり返す精神などが刺激されるかも? ・・・親しい関係や、特にパートナー・恋人との関係では、ちょっとした行き違いから大きなケンカになったり、逆に現実無視のロマンティックな関係に身を投じ、後でショックを受けたりするような可能性もあります。 もしあえて流れに乗って冒険するというなら、「猫にマタタビ」くらいに思えると良いかもしれません。 つまり、今自分は猫で、マタタビに酔おうとしている。でも覚めた途端、何もなかったかのようにその場を立ち去れる・・・と。

けれど、そこに存在するのは自分だけではありません。相手がいます。そして相手も自分と同じように考えているかどうかは別の話です。新月に寄り添う女神・セレスも、新月の支配星、天王星に対抗する女神・ジュノーも、共に独占欲という意味では双璧をなす存在です。彼女達は、けしてやられたままではいません。ちょっとした不注意から相手を深く傷つけるようなことがあれば、今回はあまり軽い感じでは済まないかも?  見た目でウカツな判断をせず、誠実さと正直さをもって常に相手の尊厳を重んじてあげてください。また、それを理解しないようなヨコシマな相手との接触は避けたほうが良い時期だと思います。

「幸運のポイント」の冒頭に『自分が今話している言葉をよく聞く』というのがあります。今回のような強いエネルギーの下では、言いたい・表現したい、相手に反応したい・・という気持が先に立ってしまい、自分が本当には何を、どんなことを言っているのか、リアルタイムでは自分の耳(つまりアタマ)に入っていない・・なんてことが起こりがちです。相手のことばと同時に、自分の口から出ることばを良く聞き、観察してみてください。そんなふうに注意をむけるだけで、かなり『しまった!やっちまった・・><;』的な経験を防ぐことが出来そうです。

2/18の満月を挟んで今月後半、カイロンを皮切りに太陽・火星・水星が魚座に入場するころには大分雰囲気が変わってくると思いますが、牡羊座の木星のパワーは元気いっぱいです。当分軽はずみな言動には注意したほうが良いかもしれません。ただし、もし「やっちまった!」としても、そこから学ぶことは大きいのですが.....。

The Prophecy


さて、世界では今中東の政治的動乱が注目の的になっています。ネットを介し、まるでドミノ倒しのように拡がっていく大きなうねりを、極東のわたし達も自宅に居ながらにしてリアルタイムで見、知ることが出来ます。いかにも魚座から牡羊座へと移行しつつある天王星、一足先に牡羊座入りした木星らしい動きと言えるかもしれません。そして、これもカーディナル・クライマックスの渦の中、2012〜2015年に7回にわたって起こる冥王星・天王星スクエアに収束していく運動性ではないかと思います。

*)2011年7月に前兆ともいうべきニアミス?が1回あります。

日本でも、このところメディアを賑わせている新燃岳の噴火、鳥インフルエンザ、豪雪、政治不信など、流動的で予断を許さない要素が沢山ありますよね。今回の新月を日本の始原図(憲法衆院可決時)で見ると、12室で起こります。この強いエネルギーは、まだ国全体としての目立った動きにはならないかもしれませんが、何か水面下で大きなインパクトを与えそうです。そして世界の激しい動きと共に、強い刺激となってマグマのような力をじわじわ発揮していきそうです。それは地球規模の浄化と変革の潮流の中で、わたし達ひとりひとりが「自分とは何者か?」をはっきりと意識せざるをえないような流れに繋がっていくのかもしれません。日本という国が否応なく変わっていくのだとすれば、変えていくのは紛れもなくわたし達ひとりひとりなのですから。

また、今回も自然現象の猛威を示すアスペクトが出ています。引き続き火山噴火や伝染病、雪崩、農作物への被害や食料に関する問題など、注意が必要そう。そして新月図のアセンダントに恒星アルゴルが来ているのもちょっと気になります。この星は高い精神性を持つ存在には強い光となることがありますが、一般的には不穏な事件や破壊的なエネルギーという面が出やすいと言われています。日本の天空の雰囲気として、こころに留めておきたいと思います。

ちなみにエジプトで見ると、前回の月蝕が始原図の太陽の位置(オーブ約2°)で起こっています。またカイロの日蝕図ではその月蝕をICに、ノードとキラルス、MCに冥王星、そしてアセンダントに木星・天王星、DCにジュノーとVtxのグランド・スクエア。日蝕は政府や国のトップを表す10室で起きていました。

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他の注目すべきアスペクトは山羊座・蟹座初期度数に滞在する月のノードにそれぞれヴェスタとキラルスがコンジャンクトし、牡羊座の木星がタイトなTスクエアを形成していることでしょうか。これは深層心理での既存の価値観のゆらぎと、それでも運命の導きに従っていこうとする信頼へのテスト、そしてその葛藤の中から「何とかなるさ、きっと良い方向に向かう!」という楽観と希望をわたし達に与えてきます。 わたし達が行う一瞬一瞬の選択次第では、本当にそうなるかもしれません。 世の中も大きく動いていくと思います。 けれどまだ今は漠とした希望に動かされている状況で、本当に明確な方向性が見えているとは言えないようです。

わたし達はこれから初夏まで、木星が与えてくれる楽しさと行動力、そして何らかの刺激やキッカケをどんな風に使っていけるでしょうか? この新月は「今」を深く経験すること、そしてそれをどう消化し、今後に繋がるクリアなビジョンにしていけるかを、わたし達に問いかけているような気がします。それは言葉を換えると自分自身を証言していくことかもしれません。 これからも加速していきそうな外界の激動期。 ときにはゆっくり星空を眺めたり、冬の森を散歩したり・・・・自分をホッと休ませながら、元気に波乗りしていきましょう!!


Hava a Nice Ride!!!★



hiyoka.(^_^)

January 30, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 1/31

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年1月31日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
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1/31 ≪短期ジオコズミクス≫最終ブロック「新月」を「満月」に訂正しました。

≪ 先週を振り返って ≫


    世界中の金融市場を見渡すかぎり、今太陽は水瓶座にあるのだとつくづく納得させられる。水瓶座は天王星によって支配されている星座宮だ。天王星は不服従、カオス、そして標準的な規範に対する反逆心の惑星だ。先週の金融市場はノーマルとかいつもの調子などという言葉から遥かにかけ離れて、多くがサポートラインを割ったりレジスタンスを突破したりする動きを見せた。ある株式指数が年初来高値をつけているかと思えば、他の指数は数ヶ月来の新安値に沈んでいる。全世界の株式指数を見渡すなら、先週は混沌そのものだった。商品市場も似たり寄ったりで、小麦は年初来高値まで上りつめ、金と銀は数ヶ月来の安値まで下落した。

    環太平洋地域とアジアでは、最も特筆すべき株式指数はインドのニフティだった。1/28金曜、ニフティは2010年8月以来の最安値に下落したのだ。香港のハンセンもまた先週いっぱい下げ続けた。それと比較すると、日本の日経とオーストラリアのオールオーディナリーズは"inside weeks"、すなわち前の週の安値、高値のどちらも抜けずに保ち合い状況となっていた。

    ではヨーロッパの株式市場が先週どうであったか、比較してみよう。オランダのAEXとドイツのDAXは1/27木曜、2年ぶり以上の高値水準まで騰がり続けた。しかしながらロンドンのFTSEとスイスのSMIはどちらもそうはならなかった。これらは木曜まで騰げ続けたが、その上昇幅はほんの慎ましやかなものであり、前週の高値にさえ届くことはなかった。

    アメリカ大陸ではダウ工業平均が、先週終わりにかけての3日間にわたってザラ場で12,000を超え、そこで頭を叩かれた形となったが、これは殆ど3年ぶりの水準だった。だが引け値で12,000を上回ることは出来なかった。そして金曜には11,800を試している。比べてナスダック総合は結局先週の高値を超えることは出来ず、金曜には同様に急激な下落を見せた。アルゼンチンではメルバルが先週後半またも史上最高値を記録した。しかしブラジルのボベスパは週を通して下落した。

    またファイナンシャル・アストロロジャーの方々は、最も不安定な(それでいて典型的な)水瓶座の太陽特有の習性が貴金属セクターのために用意されていた事に気付かれたかもしれない。金は金曜日早々、1300周辺まで暴落した。これは2010年8月終盤以来の最安値レベルだった。だがその日のうちに大転換を見せた金は、引けまでに1350を試していた。こうしたふるまいは、1/25〜2/4まで効力を保っている射手座滞在中のヘリオセントリックの水星と同様に、水瓶座の太陽ともまた大きな関連を持っている。銀も同じ様に週を通して急落し、1/28金曜早朝には2630まで下がった。これは去年11月中旬以来の最安値レベルだった。しかしその後同日中に2800を超える所まで戻っている。果たしてこれは再び史上最高値を試す動きのスタートを意味するのだろうか? これを判断するにあたっては今後2週間が山場となるだろう。

*)ヘリオセントリック: 太陽を中心として観るアストロロジーの技法。地球中心に各惑星の動きを観る技法はジオセントリックと呼ばれ、メリマン・コラムでも通常はこのジオセントリックを用いている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    今現在効力を発しているジオコズミック・サインの内で、より重要なものの1つは射手座を通過中のヘリオセントリックの水星(1/25〜2/4)だ。このトランシットは通貨(対ドル)と貴金属における、少なくとも3〜9取引日にわたる強力な反騰と非常に高い相関関係を持っている。きっかけとなる安値は時に射手座入場の1〜2週間前につけることがあり、そしてまた時には入場直後につける場合もある。現在のケースでは、ユーロがそのプライマリー・サイクルの底(1.2900以下)をつけ、そしてスイス・フランがメジャー・サイクルの安値をつけた1/10から反騰が始まった。

その後これらは先週にかけて実に段階的な上昇を開始した。ユーロは木曜には1.3750以上で取引された。一方金と銀は、それぞれ今年最初の取引日につけた高値から1/28の安値まで急激に下落していった。これらの市場は、ヘリオセントリックの水星の標準的なコース、つまり射手座入場から3日間反騰し、その後も新安値まで下落することは無いという筋道は辿らなかった。しかし金曜朝までに週の最安値まで下がった後、両市場共にこのトランシットで通常期待されるような鋭い反転を見せている。

    今週私達は、再びジオコズミック・サインがかなり立て込んだ時間帯に入っていく。2/2、金星が天王星に対してウェイニング・スクエア(270°)を形成する。天王星が水瓶座を支配すると同時に不服従と混沌の統治者であることから、金融市場における突然の強力な反転はまだ今後も続きそうだ。そしてこの日は水瓶座の新月が起きる日でもある。これもまた特に貴金属市場における急激な価格変動との一致がみられるのだ。

    また、まだそれでも足りないかのように**太陽と火星が2/4金曜にコンジャンクション(0°)となる。火性を持つこれら2大神の重要性については先週次のように述べた。『数年前シカゴで開催されたアストロ・エコノミック・カンファレンスでの講演で、このコンジャンクションが1〜4週間のオーブを持ちつつ、ダウ工業平均における10%かそれ以上の価格変動と最も高い相関性を持つことを披露した。すなわち、株式市場は直前の高値または安値から少なくとも10%の価格差をもって高値または安値をつけ、その後このコンジャンクションの持つオーブの時間帯で今度は10%以上にわたるトレンド反転を開始する可能性が高いということだ・・・太陽・火星のコンジャンクションは、この期間中にトップが形成された後、次の新高値への行程が始まる前にそこから10%の下落がありうると示唆している。』

    2/4はまた、ヘリオセントリックの水星が非常にエネルギッシュな射手座を抜けて、はるかに思慮深いサイン、山羊座に移行する日でもある。射手座では通貨や貴金属価格は大きく動きやすく、殆どの場合上昇傾向にあるが、山羊座(2/4〜15)となると正反対となるのが通常だ。また2/4は労働省から月間雇用者数と失業率の発表があることからも重要な日だ。これだけでも市場は急激な動きを見せやすい。それが水瓶座で起こるならなおさらの事だ。

    だがそれだけではない。***ジオセントリックの金星もまた、2/4に射手座を離れ山羊座に入場するのだ。以前私達は、射手座の金星(1/7〜2/4)が進行中は株価が下がるというよりむしろ上がる日のほうが多く、その期間中に短期のトップをつけるかもしれないと論じた。今回も再度それに当てはまっている。

    さあシートベルトをよく締めておこう。今週はまた過激に動きやすい相場となり、地政学的にも、また自然現象の面でも、同時に暴発的な現象が起こりがちな状況が整っている。こうした状況はことによると、太陽が水瓶座から魚座に移行する ****2/18の満月まで続く可能性がある。

【日本時間】
金星@射手座28°03’、天王星@魚座28°03’(270°): 2/2 21:37
**太陽・火星@水瓶座15°30’(0°): 2/5 01:23 
***金星山羊座入場: 2/4 14:59
****満月@水瓶座29°20’:2/18 17:35


≪ 長期的考察 ≫

    アストロロジーの研究においては、火星の周回軌道を越えた領域にある惑星は「外惑星」と見なされている。それらの惑星軌道は1周約12年の木星から248年という冥王星まで連綿と拡がっている。ある外惑星が黄道上の1つのサイン(星座宮)から次へと移行するたびに、それはこの惑星の「イングレス(入場)」と呼ばれ、占星学上特別な意味を持つ。この事からも、最近話題になった、黄道には13星座があるなどという考えは簡単に捨て去ることが出来る。

もしそういう事を言い立てる人達が13番目の星座を黄道に組み入れたいのなら、彼らは何故他の50以上もの(黄道にタッチする)星座を含もうとしないのだろうか? 私達が実践するアストロロジーはけして星座(やそれを構成する恒星)ベースではない。それは季節の移行を基盤としたものであり、占星学上の黄道は星座そのものというより四季に依拠した軌道なのだ。

約2000年前のある時点では、それら(星座と星座宮)は合致していた。しかし72年ごとに約1°換算の地軸のゆらぎがあり、それから長い時を経てきて、元の位置に戻るまでには後2万年以上も待たねばならない。

    だが今は話を戻そう...先週、木星が牡羊座に入場した。これはつまり魚座を抜けて黄道12宮の牡羊座に入ったということである。通常は木星が黄道12宮の新しい星座宮に入ると約1年間滞在する。だが逆行運動の関係で、木星は2010年6月に一度牡羊座に入っているのだ。そして9/9に逆行して魚座に戻り、そこで先週末まで滞在した後1/22、牡羊座に帰還した。そして6/4、牡牛座に入場するまで牡羊座を進行し続ける。

    したがって、木星は1/22〜6/4までの間牡羊座に在る、と言うことが出来る。この事が人間の集合的心理(集合無意識)に与える新たな原動力は、木星の原理(拡大、楽観、誇張、膨らむ希望、自信、やり過ぎ)と牡羊座の原理(競争、好戦的、断定的、行動的、性急)が結び付いたものだ。したがって、これは過剰なほど膨らみ誇張された多くの約束への前兆ともいうべき期間だ。それも、どんな事をしてでも・・・という、成功と反映への並々ならぬ欲望を伴うものだ。多分この時期は、未来の数年間が実際以上に輝いて見えることだろう。それに反応して投資家達はいつもに増して株式市場に回帰し、価格を高く押し上げる筈だ。ちょうど2010年6月初旬、木星が最初に牡羊座に入場して以来そうであったように。

    世界の株式市場を一瞥すれば、その殆どが2010年5月下旬に大底をつけている事を明白に見てとれるだろう。そんな中、米株市場は7月始めの週まで下がり続け、わずかに前の安値を下回った。ある複数の株式指数が一度期に底を打ち、一方他の株式指数は数週間遅れて底をつける、こうした現象は「異市場間強気ダイバージェンス」として知られている。

ファイナンシャル・アストロロジーが示唆する相場転換の兆候と結び付けて使う時、これはトレンド反転を特定していくための最も価値ある判断材料の1つとなる。米国がイラク侵攻を開始した2003年3月、ヨーロッパの株式市場は4年サイクルのボトムをつけたが米国市場はそうならなかった。それより早い2002年10月にボトムをつけていたのだ。これもまた異市場間強気ダイバージェンスの1つの例だが、しかし今回は安値をつける順序が米国市場と他国の市場間で反転していた。米国市場は2002〜2003年に先頭を切って大底をつけた訳だが、今回はヨーロッパ各市場が2010年5月〜7月の安値でまず先に大底をつけている。

    こうした事が物語る全てのポイントは、私達が今や新たな集合心理(学)の世界に入りつつあるという事なのだ。牡羊座の木星は未来像に対する大いなる自信と、そして利益のための強大な競争力を表す。そしてまたこの事は、世界中の株式市場が2011年1月から6月の間のいずれかの時期にトップアウトするだろうという予測の基本原理ともなっている。

木星が牡牛座に入場する2011年6/4には、また新たな集合心理の変化が見られるだろう。全体の心理傾向はそれほど楽観的でも攻撃的でもなくなるだろうが、牡羊座の木星によって得られた利益自体は木星が牡牛座を通過する期間(2011年6/4〜2012年7/11)の殆どにおいて安定して維持される可能性がある。しかしながら、株式市場は通常実体経済を3〜9ヶ月先取りすることからみても、株価が木星の牡牛座滞在中を通して強気であり続ける事にはならない。木星が牡牛座を離れる前に、そしておそらくは近々、牡羊座を離れる以前にも、株価はトップアウトする可能性がある。


【NOTE】
    折に触れて私は、このコラムが学習者のための教育目的であることを読者の方々に思い出していただく必要を感じる。このコラムは金融市場における様々な動き、そして地政学や直近の出来事と占星学的ファクターとの相関関係について論じるために用意した場だ。ここで述べる事はファイナンシャル・アストロロジー及びマンデーン・アストロロジーの基礎ともいうべき事柄なのだ。けして金融市場における特定の行動を推奨するものではない。そうした目的のために私達は、投資家用、ポジション・トレーダー用、そして積極的な短期トレーダー用にそれぞれ特別に考案された購読用リポートを用意している。これらのリポート類は月刊、週刊、そして(又は)日刊で発行されている。これらはいくつかの金融市場における特定の売買を推奨するものだ。だがこのコラムはそうした性質のものではない。このような教育目的のコラムのみを頼りとして売買したり投資判断を下すということは、全く賢明とは言えない行動であり、大切な資産を危険に晒すことにさえなるだろう。





訳文ここまで
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January 23, 2011

木星が牡羊座に入場(フツウの戦士サンたちへ♪)

今週のメリマンコラム翻訳は予定どおりお休みさせていただきます。m(_"_)m
merriman.jpさんのサイトには日を追って訳文が掲載されると思いますのでいらしてみてください。今回も短縮版ですが、短期ジオコズミクスには当面の展望が書かれています。

ところで、現在23日午前3時近く。さきほど木星が牡羊座に入場しました。どことなく雰囲気変わったかな・・・?

    これから6月初めまで木星は牡羊座を駆け足で通過します。3月には天王星も入ってきます。牡羊座は「自分とは何か?」という、とっても原初的な疑問 — 人間 が生まれて初めて持つ大きな疑問を、本能的に探求していくサインです。そのエネルギーはとてもダイレクト。考えるよりまず行動します。結果を予測するので はなく、結果が新たな自分をつくり、その新たな自分が休むことなく再び行動していく・・・まるで赤ちゃんが何でも口に入れてしまい、それによって自分に心地よいこと、痛いことを覚えていくように、全てに恐れることなくぶつかっていく、それが牡羊座の本質です。 そうやって「自分とは何なのか?」をひとつ ひとつ確認していきます。

    木星は去年の夏にちょっとだけ牡羊座に入り、すぐに逆行して魚座に留まっていました。天王星と共に魚座特有の霧の中でしばらくの間身を潜めながら、社会的 な理想や個としての最高レベルの意識変革(殆ど無意識の領域であることが多いのですが)に関与していました。

この期間に起きてきたことの中には、理想を 夢見ながらも霧にまかれて欺瞞や失望、挫折に終わってしまったことも多いかもしれません。悲しい出来事もあったかもしれません。それでも魚座は人間の経験と意識が最後に辿り着く場所 —『faith/絶対的に知っている状態/信頼』への門が隠れている場所です。「絶対」ということばを本来の意味で使えるのは、魚座の霧を垂直に突き抜けた地点だけ・・と言えるかもしれません。

この期間は多分、何かが成し遂げられるというよりは 「自分だけでなく、全体(または周囲)にとって少しでもより善くありたい」 という視点が生まれ、それがより精妙な願いとなってわたし達ひとりひとりの心の奥深く熟成される、ということに意味があったのではないかと思います。

    ホロスコープの円を人間の生涯に例えるなら、牡羊座0°のポイントは魚座までの1サイクル/一生を終えて、新たな生命として生まれ変わることを象徴するポイントで す。 生まれたばかりの命には、真新しい細胞のひとつひとつに膨大な経験の記憶と進化・成長への願いが織り込まれています。その全体が「自分」という存在を創り上げているのですが、牡羊座はまだそれを知りません。まず新しい体験へ踏み出すこと、いろいろな物事にぶつかって、自分のために用意された新しい世界を知ること。自分に成ること。それが彼の第一義だからです。

    木星は拡大・膨張・成長の惑星です。魚座の霧が晴れてくると、自己探求の牡羊座の本質をどんどん表現していくでしょう。このエネルギーに「他者」は存在しません。自己とその延長としての世界あるのみです。例えて言うなら悪気の無い、まっさらなエゴ。だから小さなことにはこだわらず「行ってしまえ」「言ってしまえ」「やってしまえ」的なところも出てきます。これはけして悪いことではなく、必要な経験を起こしていくためエネルギー的な促しです。生命力そのもの・・と言ってもいいかもしれません。それは素直な悦びの力です。

ただしこのエネルギーはとても刺激的なので、わたし達の心の奥底に、溜めてきた怒りや抑圧してきた悲しみなどがあるとき、何かの拍子にそれを爆発させることもあります。自分の主張を通そうと頑張りすぎる部分も出てきます。
「いくら何でもソレは違うだろ!ったく何考えてるんだか・・・」「いやそっちこそ間違ってるじゃん!」とかなんとか・・・ね(^_^;
またひとによっては心理的な緊張感が続くことも。或いは何かひとつ打ち込む物事を持っているひとの場合、その事に一直線になりすぎて生きるために必要な他の要素までおろそかにしてしまうような傾向も出てきそうです。そんな時は体もイケイケの推進力について行けなくなってくるので、それこそ周囲をはばからず出来るだけ早めの休息を取るようにしてくださいね。

    新月・満月のテーマとも呼応しますが、この先木星は冥王星とのスクエアや土星とのオポジションなど、他の惑星達とも様々なエネルギー交換をしながらチャレンジの機会を与えてくると思います。衝動的で先鋭的な天王星も牡羊座入りすることから、世の中も、怒ったり笑ったりビックリしたりショックを受けたり、様々な動きが出てくるはず。そんなダイナミックなムードの中、身近な対人関係などでついついやってしまいがちな鋭い批判や皮肉の応酬など、傷を残すようなパワーゲームを演じないよう、気をつけて行きたいなと思います。わたし達はすでに魚座の木星・天王星で最高の自分をチラッとかいま見ているはずですもの。 もしもそれが、遠い夢の記憶のようであったとしても.....。


have a nice trip!!★

hiyoka(^_^)

January 19, 2011

○1/20の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

    さあ今年初めての満月、1/4の新月・日蝕のテーマが花開くときです。自分の中で、何かハッキリと浮かび上がってきたことがあったでしょうか? それを遂行してこれたでしょうか? 「うーん、ある部分は出来たような気がするけど・・・なかなかうまく行かないなぁ」 なんて感じていませんか? でも大丈夫、満月は最終ゴールではありません。人生を駅伝に例えるなら、次の中継点(新月)までの、中間地点のようなもの。 前の新月で与えられたテーマ(タスキ)をこころの中で確かめ、自分の立ち位置を確認する時です。そして、気付いたこと、達成できたことがあればそれを大いに祝うパーソナルな祭のときでもあります。また同時に、やり残してしまったことに焦点をあてて、何故うまくいかなかったか? 目的としていたことが本当に自分にフィットしていたか?などなど、これから次の新月までのペース配分を考えてみるときでもあるんです。 

毎日の暮らしの中で、月は新月ごとに宇宙からもたらされる新しいマップを提示してくれます。そして満月のテーマはその途上で、後半の日々をイキイキと過ごすための沢山のヒントを与えてくれるはず。では、今月もいってみまーす!(^_-)

満月タイムスケジュール
ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【ソーラータイム】
東京・関東ローカルで06:41前後、北海道周辺で06:47前後、関西方面は06:21前後(JST)、沖縄周辺で05:50前後に蟹座29°27’で満月となります。

その他主な惑星スケジュール
1/20 19:38 太陽水瓶座入場
1/23 02:31 木星牡羊座入場
1/26 15:10 土星逆行開始(天秤座 17°13’)
2/4 07:47 水星水瓶座入場、  15:18 金星山羊座入場
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2/3 新月 〜11:29〜 水瓶座13°53’
2/9 05:16 カイロン魚座入場
2/22 06:13 水星魚座入場

今回の基調となる新月のテーマについてはココをご覧ください。


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Sabianシンボルによる【満月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 蟹座29°27'  太陽 山羊座29°27'  】

"A muse weighing twins" + "A woman reading tea leaves"
"A daughter of American Revolution" + "A secret business conference"

自分より大きな力によって抑圧された感覚→ ★価値観の相違・「力」との対峙→ ★刺激と壁を冷静に受け止めるか反抗するか?→ ★現状を認め役割を受け入れる→ ★課された役割から能動的に負う役割への意識転換→ ★自分にとって大切なことの再認識→ ★鋭敏な想像力と建設的な思考→ ★定められた道の中で変革の力を使う→ ★自己の変化・新しい場への予感 ・・・・

幸運のポイント
意志と意図を明確に持つ、応用と実用、肩の力を抜き指先に力を込める、柔軟性、未来志向、想像力を高める、俯瞰でものを見る、護られていることを知る、鉱物・原石

110120FM


    前回の新月のテーマは「自己実現への意志」、そして「自己の旗を鮮明に掲げる」でした。いろいろな意味で、チャレンジングな体験のあった方もいらっしゃると思います。そしてその過程で、もしおぼろげであったとしても、こころの中に「早くこうなりたい・・こうであればいい・・・」という深い願いがわき起こっているかもしれません。

この満月ではいよいよ、内面に生まれた新しい意志が具体的に外界とどう折り合っていくのか?を問われる段階に入ってきたようです。 対人関係や社会の中で、「自分にとって大切なこと」「自分にとっての真実」はいったい何なのか?を再確認しながら進む感じです。 その途上で、人によってはなかなか思うように事が進まなかったり、プレッシャーの大きい役割を引き受けなければならない事もあるのかもしれません。 

今回のエネルギーの一番のチャレンジは、一見他の誰かから押しつけられたように見える役割や、流れの中で否応なくやらねばならない物事を、どれだけ自分に引き寄せて、能動的にふるまうことが出来るか?にあります。 それも、「自分にとっての真実」を曲げることなく・・・です。これは表面的な方法論などではなく、本当にコアの部分、「最後の最後に譲れない部分とは何か?」を自分で掘り下げたときにこそ浮かび上がってくるものです。その意味ではやはり新月から一歩も二歩も成長し、ハードルが高くなっているような感じがします。

でも今回ちょっと嬉しいのは、この満月に集う惑星たちが、個の意志、個の価値観を貫いていくことを応援している点です。 ただしその価値観は、社会生活の中で絶えず変容をうながされ、柔軟性を求められるでしょう。新月で生まれた自己実現への意志は、こうして鍛えられ、カタチを験されながら少しずつ強靱になっていきます。

その途上で、気付かないうちにフッと無意識に行動してしまい、後で「あれ?何であんなことしちゃったんだろう?」とか「なんであの人は自分にあんなに反応したんだろう?」なんて、自分で驚く・・なんてことも考えられます。また、知らず知らずのうちに少しこころが狭くなって、他人の態度が許せない気分になることも。

また、ひとによっては感受性が高まって感情の波が激しくなったり、とても人恋しくなったりするかもしれません。またちょっとした刺激に対しても今までになく過敏になって涙もろくなることも。。それもまた、このエネルギーの下ではとても自然なことです。そんな時はためらわず、どうか素直になってみてください。きっと後でサラッと気持良い風が吹いてきます。

けれど、もしも何だかダークな気持になってしまったら?・・・その時にはもう一度、新月の星読みを思い出してください。新月のラッキーポイントに「決めた事を守る」「全体のためを考えてみる」というのがありました。それは誰のためでもない、自分自身のためです。「集中力の発揮」もそうです。他者がどうであろうと、たったひとりであろうと、自分の真実のためにやらなければならないことをやる。それを自分の中心にしっかり据えなおしてみること。ふぅ。・・・そうしてしばらくすると、きっと思ったより上手に自分を表現することが出来ます。そして、ゆっくりとお腹のあたりから、物事をうまく進めるための交渉力や智恵も生まれてくるでしょう。 これは恋愛関係やパートナー同士でも同じことが言えます。

ダイレクトに、ストレートに、そして軽やかに。
自分のアイディアを表現し、実行に移してみましょう。わたし達がそんな風にふるまえばふるまうほど、「定められてしまった道」が「自分のために用意された道」へと変容していく・・・そんな流れを体験するチャンスです。

今回は社会的な人間関係のハウスにちょっとやっかいな小惑星や準惑星が集合中。世の中の集合心理はあまり穏やかとは言えないかもしれません。けれど今回の満月は、わたし達のこころの奥底、コアな部分の「サバイバル本能」を目覚めさせる働きもあります。

どんなことがあっても、何処にいても、もしも一時的にイヤな思いをするようなことがあっても・・・『どこかで必ず守られている』『何かが見守ってくれている』・・・そんなふうに感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そしていつの間にか、何とかなっていたりします。。 これは本質的に地球の、大地のエネルギーであり、生きてカタチあるものを護る力なんです。そして今後加速度を増す日々の中、前回の新月のエネルギーと共に、これから先何年もの旅路の中で長く長く使えるギフトになると思います。どうか自信を持って、素直に、自分の力としてそれを感じてみてください。このエネルギーは単なる幸運ではなく、意図的にフォーカスしてこそ使える種類のものです。

そして1/23、木星がいよいよ牡羊座に入場します。新月のときも少し触れましたが、今回木星はすごい勢いで牡羊座を駆け抜けようとしています。物事は加速し、しばらくの間、世の中はなんとなくイケイケムードになってくるのかもしれません。けれどそれからまもなく天秤座の土星は逆行に入り、自己と他者との関係をじっくり見直すような動きも始まります。山羊座の冥王星も2月下旬の木星とのスクエアを待って、睨みを利かせています。きっとまた、様々なことが起きてくるはず。そういえば昨今は13星座問題なんていうのが騒がれてもいますよね。今後も周囲の物事が加速する動きに目眩を起こしたりしないよう、今のうちにエンジンを温めておきましょう。そして自分なりのStop & Go, Stop & Go のリズムをイメージしてみてください。


    この満月は蟹座の最終度数で起こります。そしてまもなく月はヴォイドになり獅子座へ。太陽は夜には水瓶座に入場します。カーディナル・サインのクリティカル度数でもたらされるテーマは、とても強いエネルギーではあるものの、それをダイレクトに感じられる時間は短いかもしれません。でもここで感じ取ったものは、きっといろいろな側面で今年のわたし達の進路をバックアップしてくれるはず。変化を怖れずに、ニッコリ進んでいきたいと思います。


今回の13星座騒動?についてひとつ下の記事に書いてみました。もしご興味ありましたらどうかご覧ください。


Have a Nice Trip!!!

hiyoka.(^_^)