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『フォーキャスト2018』レイモンド・メリマン著
ただ今株式会社投資日報社さんのサイトにて予約申し込み受付中です(12月25日発売)
『マンデーン2018』Kindle版は2018年春の発売予定です

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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーで販売中です。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。
 
 

January 19, 2011

アメリカの13星座騒動 — へびつかい座、そして木星・天王星とジュノー

    少し前に欧米のアストロロジー・ブログを見て回っていたら、いきなり「ゾーディアック変更か?」なんてタイトルのエントリーが一斉にUPされていて驚いてしまった。。日本でもずいぶん前に13星座占いが話題になって花火のように消えていった気が・・・。なのに今更どうしちゃったの?アメリカ。 けれどこれはまもなく日本にも飛び火しそうな勢い。。。で、そのうちアリス・ミラー師からもメール配信が来た。それによると事の発端はこういうコトらしい。


The Minesota Planetarium Societyという団体がある。天文学者、教師、市民グループによる組織で、目的は2002年に閉鎖し取り壊されてしまったミネアポリス・プラネタリウムの再建に向けた活動なのだそう。そのひと達が何故に突然アストロロジーの12宮に関して発言し始めたのかはわからないけれど、理事である Parke Kunkle博士がミネアポリス・スター・トリビューン紙のインタビュー中にこう語った。

『バビロニアで黄道帯が確立されてから数千年経つが、月の引力の関係で地球の地軸に歳差運動と呼ばれるぐらつきが生じるせいで、事実上、すでに約1ヶ月ほどのズレが起きている。アストロロジャー達が太陽は魚座にある・・と言う時、実際はそこに魚座は無いんですよ。』

    この話自体は今更新しいことでも何でもないし、カンクル博士自身が『自分はアストロロジーのことは何も知らない。ただ天文学上の事実を言ったまでだし、沢山のひとに実際の空を見上げて欲しいと思っている。こんなに大騒ぎになって驚いている』と語っている。それがこんなに大事になったのは、アメリカ中のメディアがセンセーショナルに取り上げ、ネットで瞬く間に世界中にひろがっていったのが原因なのだろうと思う。

確かに天文学一筋で来たひとが占星術にはトロピカルとサイデリアル、2つのゾーディアック・システムがあることを知らないのは当然だし、軽い気持で話をしたのかもしれない。

    簡単に言ってしまうと、トロピカル・ゾーディアックとはいわゆる西洋占星術で使われている黄道帯システムで、太陽光線と南北回帰線の位置関係を基に作られたもの。その名称は回帰線=tropicから来ている。春分の日と秋分の日、太陽光線は赤道上に垂直に入ってくる。これをそれぞれ牡羊座、天秤座のスタートとし、北半球の夏至となる北回帰線(北緯23°26分)に太陽が垂直に差し込む日を蟹座、同じく南回帰線に垂直となる冬至の日が山羊座のスタート地点となる。つまり実際に各星座の天球上の位置をもとに割り出したものではなく、実は太陽と地球の動き、そしてその動きがもたらす「季節=時間」を基にして、1年を象徴的に12星座に割り振り、360°の曼荼羅に織り上げられたのがトロピカル・ゾーディアックなのだ。だからこそ、各季節の始まりとなるカーディナル・サインの0°=カーディナル・ポイントはとても重要な意味を持つ。当然、13星座にする意味は全くないし、各サインの日付をずらしてしまったらトロピカル・ゾーディアックの象徴体系は成り立たない。

一方、サイデリアルとは天空の恒星の位置を基にしたもので、主にヴェーディック・アストロロジー(インド占星術系のもの)で使われているシステム。トロピカル・システムとは現在のところ約23°のズレがある。つまりカンクル博士が指摘したのはこちらのサイデリアル方式のもの、ということになるのだけれど、実際にはすでに歳差運動によるズレを計算に入れた黄道配置になっている。 わたし自身はサイデリアルに関しては知識が無いのでこれ以上知ったふうなことは言えないけれど、きっとサイデリアル方式の占星術師の方たちも誰も13星座にしようなどとは思わないだろう。

    例えて言えばトロピカル・ゾーディアックは「時間」のシステム。サイデリアルは「空間」のシステム。大元はひとつだったそれぞれのアストロロジーが、発達し、深められてきた歴史的背景や土地と文化の道程を想像するとき、この「時間」と「空間」というアプローチの違いはとても興味深い。そして、みんなにもっと星空を眺めて欲しいと願うミネソタの天文学者、カンクル博士が、実際の黄道星座群といわゆるアストロロジーで使われる星座宮がズレていることに関してこうした発言になるのもムリはないとも思う。彼はただ、天文学的に「正しい」空間認識が必要だと言いたかったのだろう。(彼はなんとなく素朴に見えて、実際話したらいいひとなんだろうな、なんて思ってしまう...資金集めの話題作り、なんていうひともいるようだけれど。。)

けれどアストロロジャー、エリック・フランシスはこう言う。『こうしたアストロロジーのシステムや成り立ちを全く知らずに発言したのだとすれば、それはタイヤの事など何も知らずにレースに出るドライバーと同じだ。もしそうなら、彼は他のコンセプトに関する長いリストに関しても無知だということになるし、それは彼自身の専門である天文学の研究にも支障をきたしていることだろう。』  最近は新しい小惑星や準惑星が発見された時、そのネーミングを決めるのにアストロロジャーと相談する天文学者も出てきた・・とエリック・フランシスはかつて言っていた。そんな彼からすれば、カンクル博士のほうがトンデモな発言に思えるのではないだろうか。

またへびつかい座について彼は、サイデリアル・ゾーディアックにおいてこの星座がリストアップされたことは歴史上一度も無いと断言している。そこに星座があることは間違いないが、実際に太陽が通る道筋からは外れているため、採用されなかったという。プトレマイオスが文献でこの事について言及しており、へびつかい座の他にも、実際には黄道にタッチはしているものの、しかるべき理由で採用されなかった星座が多くあるという。

ではなぜへびつかい座の名前が出てきたか?と言えば、1995年に占星術反対派の天文学者ジャクリーン・ミットン博士が"科学的啓蒙精神"で提案したようにウィキペディアには載っているのだけれど・・・なんと、もっと大元のソースは2000年に亡くなったミネアポリス出身(!)の風刺作家ジョン・スラデックが1960年代に発表した作品「Arachne Rising」で、「オフザケ占星術」の中心的な役割をこのへびつかい座(作中ではArachneという名称)に担わせたことが発端だったという。 (えっ?) その後このへびつかい座の作り話は90年代に一度話題を呼んだ(ミットン博士のことか?)けれど、今頃ゾンビのようにユラ〜ッと蘇ってきたというわけなのだそうだ。 「これはまるで、銀行口座番号を送ってくれれば1500万ドルを送金するよ・・・と言ってくる、ヤフー・オークションでお馴染みのナイジェリア詐欺のような話だ。」と彼は結んでいる。

the explosive power of transformation


    天文学とアストロロジー。この不必要な闘いはいつまで続くんだろうか? 知らないこと、知ろうともしないことが、どれだけひとを、世界を不幸にしているだろう・・・なんて考えてしまう。人間には常に限界があるのだってことは、自分が一番よくわかっているのだけれど。

この問題が大騒ぎになった時、ちょうど魚座の木星・天王星と乙女座のジュノーがオポジションを形成しようとしていた。記事の日時でイベントチャートをたててみると、このオポジションがちょうどアセンダントとディセンダントを挟んで対峙する。乙女座と魚座。わたしとあなた。これはパートナーであるべき関係だ。触れる世界とデータ、実証と理性の世界。そして神秘と象徴と不可視を探る意識の冒険。それぞれが素晴らしい長所を持ちながら、いったんこころを閉ざせば相手の欠点ばかりが目についてしまう。まるでかつては愛し合っていたのに今では憎しみあうカップルのように。

13signs

乙女座のジュノーから見れば、魚座の木星・天王星は「ウサンくさい、とらえどころがない、鼻持ちならないトリックスター」に見えるし、魚座の木星・天王星から見れば乙女座のジュノーは「融通がきかない、頑固で嘲笑的、計算高く報復的」に見えるだろう。  けれど、もしお互いが真の意味で理解し、尊重しあおうとするなら、魚座的な霧が晴れたあとにはきっと人類の意識にとって未知のコスモスが拓けているし、乙女座の壁の向こう側には人類にとって貴重なデータが山ほど積み上げられているのだ。

このオポジションと共にグランドクロスを形成しているのがMC/IC蟹座・山羊座の月のノードとケンタウロス族の準惑星キラルス、そしてメディアや噂、コミュニケーションを支配する水星というのもとても象徴的だ。サウス・ノードとタイトなコンジャンクトのキラルスは長いカルミックな積み重ねの上で突然表出する「損失」や「意味の無いことで生命力が奪われる」という意味を持つという。本来の意義を失った戦争で多くの若い命が失われることなどもキラルスの支配するところだ。 無用な論争。。。

けれどこの無用な論争もやがて落ち着くところに落ち着いていくだろう。そして元はひとつだったパートナーがまた手を取り合う日もいつかは来るかもしれない。13星座騒ぎで表出したアストロロジーへの誤解や偏見が、こうした大騒ぎに揉まれながらいつか溶け去る・・そんな日が近い将来やってくるといいな、と思う。

    また、同時にこんなことも思う。アストロロジーを支配する惑星は天王星だ。去年からのカーディナル・クライマックスで中心的役割を果たす惑星のひとつ、天王星。これは進化を刺激し、強引なくらいに激しい変革を要求してくる星だ。 だから今、この惑星がアストロロジー自体に突き付けている課題も大きいと考えなくてはならない。古代バビロニア、エジプトから連綿と続いてきた、星を読み解くといういわば象徴言語の体系も、時代に合わせて進化しながらここまで来た。そして最近になって発見される惑星たちの数も急激に増えている。 今回の13星座騒動は、ともすれば完成された技法や知識を学ぶことで満足しがちなわたし達アストロロジー実践者にさらなる探求を求めるものなのかもしれない。 

その意味で、アストロロジャー、モリー・ホールの言葉には感銘をうけた。 『この時期にへびつかい座が立ち現れたことはけっして偶然ではないと思う。わたし達は、今一度謙虚にこの星座と恒星群の神話をひもとき、そのシンボルが今わたし達に告げようとする新しい意味合いについて熟考する必要があるのではないだろうか。』 そうね、へびつかい座とこれからの世界・・・面白いかもしれない!

わたしにとって、アストロロジーとはあまりにも奥が深く、どこまで学んでも学びきれるものではないと感じてしまう。けれど、天王星の促しにどこまでついていけるか、せいいっぱい試してみたい気もするのだ。 一生を鋭意勉強ちゅう!・・・で終わったとしても。



hiyoka(^_^;)



January 16, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 1/17

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年1月17日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
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次回のコラム翻訳は都合によりお休みさせていただく予定です。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

    読者の皆さん、スイスのチューリヒからこんにちは。此処で私は毎年1回開催される、金融市場についてのワークショップを行う予定だ。今回受講される予定の購読者及び読者の方々に直接お会いし、ご挨拶出来ることを楽しみにしている。今日は夜の部の講演があるため、今週のコラムは短縮版(長期的考察を省略)とし、また米国・ヨーロッパの市場の引け前時点での執筆・掲載とさせていただく。

    いくつかの市場での2年来新高値を交え、世界の株式指数の多くが先週終盤まで続伸した。そうした中でひとつ注目に値する例外はインドだった。新高値をつけるかわりにNIFTYは去年9月以来の最安値レベルまで下落した。実際、殆どのアジアと環太平洋地域の市場は上昇したが、2年来の新高値には届かなかった。香港では、ハンセンが2ヶ月来の最高値まで反騰した。日本とオーストラリアについては、日経とオール・オーディナリーズがそれぞれ8ヶ月来、9ヶ月来の最高値水準まで騰がった。

    ヨーローッパと米国はさらに強気だった。モスクワのMICEX、オランダのAEX、ドイツのDAX、そしてロンドンのFTSEは皆2年来の新高値をつけた。しかしながらチューリヒのSMIは、去年11月の高値を凌ぐことはなかった。米国においては、ダウ工業平均が2008年9月以来の最高値水準まで上昇、ナスダック総合は2007年12月以来の最高値水準を記録した。ブラジルのボベスパもまた上昇するにはしたが、2010年11月の高値を抜くことは出来なかったし、メルバルは1/6につけた史上最高値の下方で一時休息中に見える。先週の高値のうちいくつかは、それぞれの市場が動きを止めて、この先にもっと深刻な反落が控えているという懸念を喚起した後、1/12水曜につけられている。だが米国では、指数の続伸は週終わりの金曜まで続いた。

    投資家達がこの「資産インフレ特急」の中で、貴金属より株式の方に素晴らしい潜在的上昇力があると見なしているため、金と銀は直近高値をつけて以来伸び悩み続けている。金は、三つ星級の重要反転ゾーンの時間帯である12/7に史上最高値1432.50をつけた後、1390と1400の間が抵抗帯となった。銀の30年来高値は1/3に見られたが、3120をつけてトップアウトしたその日は、3度目の木星・天王星コンジャンクションが起きた日のまさに前日のことだった。そしてその後は安値2800レベルまで下落し、3000以上に返り咲くのが困難となっている。

私達は、金と銀が共に、重要なジオコズミック反転ゾーンの中で、それぞれ直近高値をつけた後に異市場間弱気ダイバージェンスを体現していることに注目している。テクニカル・チャーティストにとって大きな懸念となるのは、XAU北米金銀鉱山株価指数が上昇トレンドラインを下抜けしたことで、これはプライマリー・サイクル以上に大きなサイクルがトップアウトしたことを示唆するものだ。私達はこれについて今週のMMAサイクルズ・レポートで詳述すると共に、株式市場についても長期サイクルの分析を含める予定だ。

    株以外で上昇気流に乗った市場は穀物で、特にコーンと大豆が目立った。コーンは2008年以来の最高値水準まで値上がりし、そして大豆はそれに続き2008年9月以来初めて1400以上まで買われた。とはいえこれは私見だが、農家はこの高値で売り惜しむことなく来期のために利益を確定したほうが良い。ジオコズミック・サインが2011年夏・秋の素晴らしい生育期と豊作を示唆している(私にはそう見える)からだ。勿論、米ドルの墜落によって豊富な供給量による穀物価格の下落という考えが否定される可能性はあるのだが。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    1/4に起きた14年周期の木星・天王星コンジャンクションにまつわる11日間という時間帯は1/19(今週の満月/日本では20日)まで続く。先週述べたように、今は株式市場が重要な高値または安値をつけ、その後実質的な反転を起こしやすい時期だ。ダウ平均といくつかのヨーロッパ市場が先週に新高値をとっているので、現在のところ調整へ向かう可能性がある。おそらくいくつかの市場にとっては、先週の水曜、火星と木星がセクスタイル(60°)を形成したときからそれが始まっているかもしれない。または1/19に起きる今回の満月及び太陽・木星のセクスタイルと共に始まるのかもしれない。

*)原文ではMoonとなっているが、満月時にセクスタイルはあり得ないので多分この日に太陽とセクスタイルとなる木星の間違いだと思う。

    しかし先週のコラムではこうも述べた。「一方、金星が1/7に蠍座から射手座に入場したばかりで、これは2/4まで滞在する。金星は株式のような純資産や所有財産を支配し、また射手座は拡張する性質を帯びていることから、このエネルギーはさらに高い株価に結び付くだろう。これは時の経過に沿った修正安が起こらないという意味ではなく、トレンド自体が、下方に向かうというよりはさらに上を目指している、ということを示唆する。1/13と1/19、火星、次に太陽がそれぞれに木星と調和的なアスペクトを形成してそれを支援する可能性がある。」

*)先週の原文では1/17。これは1/19(日本時間1/20)が正しい。
火星・木星セクスタイル:日本時間1/14 09:06 山羊座・魚座28°29’
太陽・木星セクスタイル:日本時間1/20 07:31 山羊座・魚座29°30’

    その上、今度は木星が1/22に再度牡羊座に入場し、6/4まで滞在する。歴史的に見て木星が牡羊座に滞在中に市場が下落する例はあるものの、同時にその入場時付近、そして後にはその星座宮を離脱する時あたりの時間帯にもまた天井をつけやすいという傾向も存在する。その間の下落は調整臭の強いもので、強気相場の終焉ではない。

    さて今回は違った様相になり得るだろうか? 勿論、いつだってその可能性は存在する。連邦債務の法的上限を目の当たりにして、多くの議員達が歳出削減と同時でなければこの上限引き上げを承認しないと脅かしている状況下では、負債による米国のデフォルトという迫り来る可能性が存在する。法的債務の上限は、木星が土星とオポジション(180°)を形成する3月下旬までに承認される必要がある。オポジション(衝、対立、野党)はまさに読んで字の如く — 2つの側面が互いに対立する時であり、そして違いを乗り越えて折り合わねばならない時だ。

    木星と土星はとにかく古典的なオポジション(衝・対立)の原型だといえる。木星は常に拡大したがっていて、とかく合理的な限界を逸脱しがちなのに対し、土星は緊縮、最小化、そして理に適った限界の遵守を強く主張する。さてここで私達は、政府が購える額より多くの予算を要する拡大志向の行政計画を望む民主党(ホワイトハウスを含めて)のリーダーシップに対抗して、支出を抑え、実施可能になるまでは人々の福利となる計画を縮小したいと望む共和党、という構図を目の当たりにしている。今回は民主党を木星に、共和党を土星に見立ててみればいい。土星がエグザルテーションという高い品位を持ち、しかも妥協のサインである天秤座にある今、私は対立する両党が歩み寄って解決に至ると予想している。しかし土星の典型的顕れを考えるなら、そうした結末は、互いに対立する相手に叩きつける批判合戦と多大な心労の後の、ぎりぎり土壇場で迎えるようなことになるのかもしれない。

    だが一旦合意を築き上げれば、そしてデフォルトの脅威という缶が再び(2012年~2015年の天王星・冥王星スクエア期に向かって)蹴り直されるなら、株式市場は再度5月下旬・6月初旬、木星が牡羊座の旅を終えるその時まで軽やかに急騰するかもしれない。

*)前回1/10付けコラム≪ 長期的考察 ≫参照。





訳文ここまで
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January 09, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 1/10

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年1月10日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また公式サイト merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。
(文中のは翻訳者によるものです)
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1/10 文中の英文スペル間違いなど、細かい部分を訂正しました。


≪ 先週を振り返って ≫

    「資産インフレ特急」はなおも進行中だ。だが今は、明らかに株式市場を中心とした支道に入っている。昨年末議会が(ブッシュ減税を延長して)増税しないと決めたことからすれば、これはそう驚くことでもない。この事はそれのみでは多くの人が信じているように景気に対する刺激となるわけではないものの(税金を減らすことだけがそれを達成できるのだから)、経済自体にポジティブな「精気」を与えるものだ。何故ならこれは2008年以来、経済成長と雇用を圧迫してきた増税に関する不確実性を最終的に取り除くものだからだ。企業経営者達はこれからの2年間に実行可能なビジネス・プラン(即ち予算)を立てられるようになったことを今や知り、未来に対するより大きな自信をもって事にあたれるようになった。それがまた投資家に対しては、政治的・経済的不確実性のリスクに対する防御(と自身の投資拡大)となる商品市場よりも、むしろ拡大経済によって成長しうる企業(株式)に再投資する動きの後押しとなる。

    その上、経済におけるこうした自信は、魚座と牡羊座を通る木星とも一致している。『フォーキャスト2010』及び『フォーキャスト2011』でも詳述しているように、これは株価が上昇する時期だ。株式は主要な経済指標であるため、市場が上がればそれは通常、投資家の間に経済状況が上向く途上にあるという強い信念があるという事を意味する。

    先週は全くもって、世界中の株式市場が上昇した。米国、アルゼンチン、そしていくつかのヨーロッパの株式指数(ドイツのDAX、ロンドンのFTSE、アムステルダムのAEX)を含む多くの市場がその2年来の最高値まで上昇している。と同時に金、銀、そして原油はかなり急激な下落を見せたが、これは投資家達が経済成長と直結している税の安定性の見通しを得たこと、そして歴史的な低金利の継続を鑑みれば理解できることだ。この種のインフレ環境においては、株はもっと上昇する可能性を持っている。

    概して言えば、これは新しい年にとって良いスタートだ。問題はひとつ。この状況はいったいどれだけ続くのか?である。 非常にポジティブな木星・天王星のコンジャンクションが日蝕と共に1/4、先週火曜に起きた。興味深いことに、前述の多くの株式指数はその高値を翌日、1/5につけている。木星・天王星は11取引日のオーブを持って株式市場におけるプライマリー・サイクルと相関する、最も強力で一貫したジオコズミック・サインの1つだ。これは勿論、正確な日付に近ければ近いほど良いに決まっている。だから私達は、これが一時的な調整なのか、それとも何かもっと不吉な物事の始まりなのかを、株と貴金属の両市場でよく観察するつもりだ。私の推測では、どんな反落も株に関しては単に一時的なものだということで、もしこれが正しければ、いったんこの調整が終われば市場はまた再び強力な反騰を見せるだろう。結局、「資産インフレ特急」は木星が魚座と牡羊座に在り続け、そして天王星も同様であるかぎり、終点には至らないということだ。しかし、より長期で見るなら、牡羊座の天王星(2011年〜2018年)の下、不注意、傲慢さ、誤算、そして過度の投機による、何らかの予期せぬ出来事が待つという可能性がある。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達はいまだに、1/4に起きた14年ぶりの木星・天王星コンジャンクションを取り巻く11日間という時間帯の只中にあり、これは株式市場が重要な高値又は安値をつけ、その後実質的な反転が起こりやすい時だ。これが今回起きるとすれば、それは高値からの下落であることは明白である。

    一方、金星が1/7に蠍座から射手座に入場したばかりで、これは2/4まで滞在する。金星は株式のような純資産や所有財産を支配し、また射手座は拡張する性質を帯びていることから、このエネルギーはさらに高い株価に結び付くだろう。これは時の経過に沿った修正安が起こらないという意味ではなく、トレンド自体が下方に向かうというよりは、さらに上を目指しているということを示唆する。1/13と1/17、火星と太陽がそれぞれに木星と調和的なアスペクトを形成してそれを支援する可能性がある。


≪ 長期的考察 ≫

    『ガイトナー米財務長官は、現在の連邦債務13兆9500億ドルに関し、早ければ3/31か恐らくは5/16までのいずれかの時点で法的上限の14兆3000億ドル(2010年2月に議会承認された現在の法的上限)に達するだろうとの見通しを述べた。ガイトナー氏は全議員にあてた書簡で、債務の上限を3月末までに引き上げるよう警告した。上限をどの程度とするかは未定。』— ウォール・ストリート・ジャーナル, 2010年1/7金曜付

    増税しない、という議会とホワイトハウスの決定は、他の景気刺激策と同じくらい多くの人々によって歓迎されている。しかしながら、この歓迎気分は大衆の手にわたるマネーがけして増えるわけではない、という点からみても真実を現したものとは言いがたい。これがもたらすものは、政府がある個人(すなわち富裕層)の手からマネーを取り上げて、それを必要とする人達を利するようなプログラムを創出・支援するのに使う(まあ、これが目的であることは間違いないが、現実となると殆どの金は通常、そして不幸なことに、まったく異なる行き先へと消えてしまう)、といった不安を取り除くということだけだ。

    にもかかわらず、この決定は安堵をもって迎えられている。というのは、これが経済界 — 特に小規模企業にとって、過去2年にわたって何度となく脅かされてきた増税の提案による金銭損失の怖れ無しに雇用に踏み切れる、という安心感を少しは増すことに繋がるからだ。より多くの人が雇われ、より多くの人の賃金が上がれば、それは個人消費を刺激し、それが又より多くの雇用とより高い賃金をももたらしていく — 少なくとも2年間は。 だが最もびっくり仰天すべき事実として考慮しなくてはならないことがある。それは、議会がこの減税措置をたった2年、2012年までしか延長しないと決めたことだ。言い換えれば、米国を2極化するほどの大きな論議を巻き起こし、また茶会運動のような反逆を引き起こし、そして恐らくは過去2年以上にわたる世界の経済停滞への最も直接的な相関関係を持つ、まさにその問題が2012年、続編として戻ってくるということなのだ。

それはちょうど2012年の大統領選と時期を同じくするだろう。これを2012年の選挙キャンペーンに関わる問題とするにあたって、ホワイトハウスはどう考えたろうか? 2010年にあやうく米国をバラバラにするところだった、まさにその問題を復活させておいて、国家をうまくまとめられるだろうか? いや、出来はすまい。そして今後、これは2012年〜2015年に起きる天王星・冥王星スクエアに関する重要な問題の1つとなることだろう。

    という訳で、とりあえずは現在の一時的なブレイクと景気浮揚が続く間はそれを楽しもう。しかし、負債に関する諸問題が終わったなどという国の(いや世界の)妄想の罠に嵌らないよう、気をつけたいものだ。つまるところ、予算のリバランスと累積債務危機の解決には2つの段階がある。まず1つはより多くの歳入増加を図らねばならいが、これは今後2年間、恒久的(いや、一時的な)課税率がもたらすものとなる。そして2番目に、出費を削減してもたらされる収入(金額)よりも支出が下回るようにしなければならない。最初の段階は完了した。そして市場はそれに反応して爆発的に上向き、全体的な信頼感に結び付いた。だが残念ながら、それは一時的なものに過ぎないだろう。

    そして2番目の段階 — 支出の削減 — となると、合意には程遠いものがある。事実、連邦債務の法的上限という天王山が目前に迫り来る中、多くの共和党議員が債務の上限引き上げに同意する前に巨大な経費節減を行うよう要求している。

    もし彼らが債務上限の引き上げに合意しなかったら何が起きるだろうか?ウォール・ストリート・ジャーナルとティム・ガイトナーによれば、『....短期的なデフォルトでさえ「壊滅的」となりうる。それは金利を跳ねあがらせ株式市場と住宅市場を急落させるだろう....』 そら来た。彼らはとうとう口にしたのだ。デフォルトと。これは冥王星が山羊座に入場して以来(2008〜2023年)2年以上にわたって私達が取り上げてきた、まさにその問題だ。三つのD、即ちDeficit(赤字),Debt(負債),そしてDefault(債務不履行)である。それはあなたの側にまもなく立ち現れようとしている。事実上、その場は2011年3月のワシントンDCだ。これはちょうど2/25の木星・冥王星最後のスクエアと3/28の木星・土星のオポジション形成の時間帯に狙いすましたように一致している。

    さてそれでも私は、今回は彼らがそれを克服するだろうと思う。結局のところ、木星と天王星は6月初旬まで牡羊座に滞在する。そして「資産インフレ特急」はいったん止まって修理と給油が必要となるかもしれないが、多分線路に戻って蒸気圧を最大に上げ、再び驀進するだろう。だが、過去10年以上にわたって彼らが行ってきた他の全ての物事と同様に、議会とホワイトハウスはまさに2012年〜2015年の天王星・冥王星スクエアに向かって「缶蹴りの缶を蹴り放った」ところだ。そして、もしも1)議会とホワイトハウスが税率を恒久的なものにして、企業が実際にフルタイムの(一時的でない)雇用を含んだ長期計画を立てることが出来るようになり、そして2)実際に出費を削って予算のリバランスを行い、国の債務を減らす賢明な経済戦略に向かって進展し始めるという事が無いかぎり、この時期こそが列車が脱線するかもしれない時なのだ。

山羊座を通過中の冥王星がまた、蟹座でコンジャンクションしている米国の金星・木星とオポジション(慎重さを欠いたケースでの古典的な倒産のアスペクト)となることからしても、この件に関する彼らの仕事は生易しいものではないだろう。米国と世界の負債が急激に加速していくのを見た過去10年間の財政的無責任を埋め合わせるのは難しいだろう。この事はまたなぜ金価格が、今後数年間、たとえ途上で15〜30%の下落が有ったとしても依然として強気相場に留まりやすいかという事の理由でもある。時には妄想でさえも、現実の認知力に影響を及ぼすことがある。問題は非現実的な希望・願望・そして幻想を司るサイン、魚座においてコンジャンクション中の木星・天王星の下で、こうした妄想が駆り立てられすぎているということだ。私達に必要なのは行動力であり、誤った指示ではない。

多分、非常に多くの惑星がカーディナル(活動)サインに入場する3月下旬から6月初頭にかけて、私達はそうした活力を得ることだろう。 そう、これは私自身の魚座的な願望でもある。





訳文ここまで
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January 03, 2011

●1/4の新月+日蝕—みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

1/4全体に少し加筆、下線を加えました。
    約1ヶ月の惑星スケジュールを追加しました。


    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。 ではでは今月も行ってみます!(^_-)

新月/日蝕タイム・スケジュール
国立天文台のスケジュールでは:
蝕の始め 15:40:10  最大 17:50:34 終わり 20:00:54
【ソーラータイム】
東京・関東ローカルで18:20前後、北海道周辺で18:25前後、関西方面は18:01前後、沖縄周辺で17:33前後に山羊座13°38’で新月(日蝕)となります。
ヒーリング・メディテーションや願い事をしたい方、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

次の新月までの主な惑星スケジュール
1/7 21:31 金星射手座入場, 22:38太陽90°土星
1/13 20:25 水星山羊座入場
1/16 07:42 火星水瓶座入場
1/20 満月 〜06:21〜 @山羊座29°27’
1/23 02:31 木星牡羊座入場
1/26 15:09 土星逆行開始
2/4   07:47 水星水瓶座入場,  新月 〜11:29〜 @水瓶座13°53’
        15:18 金星山羊座入場
2/9 05:16 カイロン魚座入場


前回の新月のあらましについてはココ、満月のあらましについてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【新月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【太陽・月 山羊座13°〜14° 】

"A fire worshipper" + "One hand slightly flexed with a very prominent thumb"
"An ancient bas-relief carved in granite" + "A very old man facing a vast dark space to the northeast"

自己実現への強い意志が生まれる→ ★方向性の模索→ ★これまで信じてきた事を超えた物事の存在をかいま見る→ ★自分を変えていくためのチャレンジ→ ★変化への抵抗→ ★無意識の葛藤から来る憂鬱→ ★土壇場から立ち上がる力→ ★過去の見直しと再評価→ ★より大きな世界観の下で新しい視座を得る→ ★自己の旗を鮮明に掲げて進む・・・・

エネルギーのポイント:「自分が本来あるべき姿」の再確認と再出発
幸運のポイント:
自分で決めた事は必ず守る、規則正しい生活/自己規律、約束の重み、本能を信頼する、素直さ、全体のためを考えてみる、歴史の俯瞰、集中力を高める、リズミカルな休息、正直で一歩踏み込んだ自己表現、着実な資産管理

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    さあ今回は2011年初めての新月、しかも部分日蝕と木星・天王星のコンジャンクション(0°)を伴う、強力なスーパー・ニュームーンです。 少し前からその予兆を感じ取っている方もいらっしゃるかもしれません。

以前の新月、そして前回の月蝕を伴う満月を通して、「過去」がテーマに出てきました。約1ヶ月の間、日常のなにげない暮らしの中で、「過去から受け継ぐべきもの」「すでに自分にとって要らなくなったもの」を見分け、整理していくような感じがありました。 ただし、きっちり気分よく整理のついたひとはごく少数かもしれません。 ある物事については明確な予感やインスピレーションがあったとしても、その他についてはいまだにモヤモヤとしたまま、日々の暮らしに紛れている・・・わたし達の大半がそんな感じだったのではないでしょうか?  12/21の星読みでも触れましたが、月蝕は長いスパンで無意識に働きかけてきます。 自分の中ですでに何かが決定的に変化し、過去の遺物として終わってしまったとしても、それが表面の心理にはっきり捉えられるまでには人によって何年もかかることがあります。

けれど今回は間をおかずに日蝕がやってきます。この日蝕は私達の周辺の物事をどんどん加速化していくことでしょう。月蝕のインパクトがさらに鮮明になってくると思います。 

    サビアン・シンボルのテーマを見てみましょう。今回は何か新しい意志が明確に生まれてくることを示唆しています。それは上辺のエンターテインメントでは終わらない、本物の「自分探し」と言ってもいいでしょう。 この度数は「社会・仕事・家庭・学校」など、「自分を取り囲む環境や条件」から自然に受け入れてしまっていた自己の「役割の鋳型」を突き崩し、「本来の自己」、本来持って生まれた「自分自身の本質」に立ち戻りたい・・・という衝動が生まれることを意味しています。

今まで以上に「自分ではないもの」「気持にそぐわないもの」に対する識別が鮮明になりそうです。 この1ヶ月なんとなく・・・感じてきたことが、ある出来事をきっかけにハッと鮮明に感じ取れるかもしれません。人によっては、今までの枠組みに対して「もうガマンの限界だ!」と感じるかもしれません。その、衝動ともいえる星からの強い促しをどうか大切にしてください。これからの数年を生きる上で、本当に進みたい道を活き活きと進んでいくための羅針盤となる、新しいあなたの「核」がそこに芽生えているからです。

ただしこの度数には注意点もあります。それは、自分の中にたった今存在する無数の可能性や選択肢を感じ取るあまり、アレもコレもと焦点が定まらなくなったり、何をしても、どんな状況が訪れても、「こんな筈では・・・・」と、どこかに不満感が残る可能性です。 これはダイナミックなエネルギーを受けて前に進もうとする時、無意識で知覚している未来の「何か」と「この現実」とのギャップが大きく生じるために、常に起こりうる抵抗です。そんな時、浮き足だったままエネルギーに翻弄されてしまうと、まるで取り残されてしまったような憂鬱や疲労感に悩まされることも考えられます。

このエネルギーをうまく使うには、土星の力・・・全てを固定させ、選りすぐり、手で触れることの出来る「カタチ」を与える力が必要です。 そして今回の日蝕の支配星は天秤座を進行中の土星です。太陽はこの土星と1/7夜、スクエアになります。また土星は1/26の夕方にはステーションに入り、6月中旬まで逆行となります。そして元の位置に戻ってくるのは9月下旬。 この期間の土星はわたし達や社会に、新たな自己実現のための試行錯誤の中で、あきらめずに現実を作っていくための忍耐力と自制する力を、そして取捨選択の識別力を磨いていくための経験を与えて来るかもしれません。それを良いチャンスと捉えられるなら・・・
スーパー・ニュームーンの支配星は、この1年を通して夢をしっかりしたカタチにしていくための、底力の源となりそうです。

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    ではここで、今回の日蝕とそれに伴う主な惑星の動きをザッと見てみましょう。

一般的な新月であればそのテーマは次の新月までの課題となりますが、日蝕や月蝕をともなう場合はまるでエコーのように、長い間空間の底流に響き続けます。蝕のエキスパートでもあるアストロロジャーのセレステ・ティールの計算法で見ると、今回の日蝕のテーマは、約4年3ヶ月程度の持続力を持つ可能性があります。これはちょうどメリマン・コラムで言われている、長期のカーディナル・クライマックスとも重なる期間ですね。 その意味でも、今回はかなり大切な新月となりそうです。また、この日蝕はいわゆるノースノード・エクリプスです。これは何か新しいものに向かってバーンと開いていく動きを援助する性質を持ちます。

この新月・日蝕は恒星マヌブリウスとコンジャンクト、そしてその対向、蟹座の14°には恒星シリウスが輝いています。マヌブリウスもシリウスも、勇気とプライド、そして実行力を与える星ですが、前者は良くも悪くも「エライ人」または「体制」に対する反抗心をもたらし、後者はひとつ間違えると分不相応の野心に翻弄されることにもなりかねない、一触即発的な側面をもっています。

また日本の新月図では蝕の位置取りが6室。職場の環境や健康問題などを司るハウスです。もしあなたが自分に合わない仕事や生活を続けていたとしたら、果たして今のままで本当に良いのか?と自問自答するような場面があるかもしれません。多分、それは正しい疑問です。新しい天地を求めて飛び出すのか、それともその場で何かを変革していけるのか? 世界という海を渡るにあたってどんな結果を作り上げるにせよ、ここでもやはり、土星のもたらす自己規律の力が航海安全の鍵になるでしょう。

日本時間では1/4の 午後8時〜9時ごろ、木星・天王星のジャスト・コンジャンクションが起こります。メリマン・コラムでも言及されているように、3回のうち今回が最後の0°であり、魚座の27°02’で起こります。 その後、1/23深夜2時ごろには木星が一足先に牡羊座に入場します。この木星の動きは2011年前半のカラーを決定するものになるかもしれません。

このところ何だか時間がものすごく早く過ぎていく・・・と感じることはありませんか? 「年を取るごとにそう感じるようになるんだよねー」って?  ハイ、その通りです。。けれど、もしかしたらそれだけではないかもしれません。少なくともここしばらくの間は....。 何故なら、今回牡羊座に入場する木星は、ものすごいスピードで駆け抜けていくからなんです。 普通、木星はひとつのサインに約1年滞在します。 けれど今回の木星はたった5ヶ月間しか牡羊座にはいないんです。6月初旬にはもう抜けて、戻ってはきません。 

このスピードは人の気持ちを駆り立て、どんな物事であれ、全てを加速化していくでしょう。 牡羊座の木星は、生まれたまんまの素直で理屈抜きの感情を、ともないます。それは強烈です。 仕事であれ恋愛であれ、何であれ、今まで表現できなかった自分を正直に見せている自分に気付き、ちょっと驚く・・・なんてことがあるかもしれません。多分、これはとてもエキサイティングな期間になりそうです。本能を信頼して、自己表現の新しいカタチをどんどん試してみてください

え、 そんなことしてもしコケちゃったら? ハイ、その時こそ、落ち着いた天秤座の「土星力」の出番です。 ちょっと感情を離れて、あなたと周囲のバランスを粛々と取り直します。そして公正さや約束を守ることを重んじる、山羊座の冥王星、乙女座の魔王オルクスやジュノーも味方してくれるでしょう。 彼らは厳しいばかりではありません。自分にとって真に「これしかない」と感じられることを真摯に追求するひとには、再び起き上がるのに十分な力を与えてくれます。例えそれがハタ目から見てくだらない事であったとしても。彼らはきっと、こころに射してくるダークな影の力を抑え、あらゆるサバイバルに向けてあなたのオシリを蹴飛ばしてくれるでしょう。

精神世界の探求者さんにとっては、この新月は大きな自己発見のスタートとなるかもしれません。それぞれの人が、まるで自分の故郷をみつけて帰っていくような感じと言えばいいでしょうか。闇をさ迷っていたひと、なんとなく表面を行きつ戻りつしてきたひと、どんなひとにもそれぞれに、自分の内奥からの"Calling"を感じるチャンスがありそうです。そして、そこに戻るための新たな心躍る旅が始まるのではないかと思います。 世界的にも、古い宗教的な幻想がはがれ落ちて、真実を探求したいと考えるひとが増えていくかもしれません。(宗教と政治経済が密接に結び付いた現況では、そうした動きの本格化にいはまだまだ時間がかかるかも・・ですが....)

そして2月にはカイロンが、4月には海王星がその支配宮である魚座に初回の入場を果たします。海王星については、いわば2012年以降のお試し? か予行演習みたいなものでしょうか。でも、お試しといってもそのインパクトは大きいはず。 未知・不可視・不可蝕の海王星の本質を一番強化し、お互いに高め合う魚座入場期は、スピリットの旅に新たな次元を加えるかもしれません。  もちろん、行けば行くほど濃くなる霧の中で迷子にならないためには、土星・オルクス・冥王星など、この世と冥界をしっかり司る惑星達の助けを借りなければ危険です。カイロンのもたらす分析力も足もとを照らす灯りとなってくれる筈。これからの探求には優れた感受性だけでなく、どうしても一段上の「知」の部分が必要となるでしょう。あなたが何を見ようとも、それらは全て地球との共同創造です。その限界を知る人にのみ、真の未知から招待状が届くかも?です。。大地を踏みしめながらいきましょう。

社会的な側面では、 新たなビジネス・モデルの台頭、ビジネスにおける規律や道徳の見直し気運、政治経済の中心部で起きる事の伝播スピードがさらにUPする、世代交代の加速、土地に関わる所有権や財政問題への直面、農業問題、飢饉や食料問題、地震、火山噴火、雪崩、異常気温などが示唆されています。また特に日本では公的機関や公務員、雇用、疾病、ビジネスに関わる法律、対等な外交などに関する問題も一層表面化するかもしれません。

日蝕や月蝕は、それを目にすることの出来る地域に特に影響を及ぼすとも言われていますが、今回の日蝕を観察できる地域はアフリカ北部、ヨーロッパ、中東、パキスタン・印度国境〜カザフスタン、ロシア西部などです。



    ・・・まだまだ細かく見ているとキリが無くなりそう。。。今回の新月・日蝕はいろいろな要素がギュッと詰まっていて本当にダイナミックなエネルギーだなと思います。 人により、それぞれの惑星配置により、起きる物事や感じ方は様々かもしれません。けれど後で振り返ったときに、「ああ、あの時は転機だったな・・・」と思えるような時期が近々きっとあるのではないでしょうか。 それを楽しみに、惑星達の悠久の流れに乗っていきましょう・・・!

Have a Nice Trip!!!★


hiyoka.(^_^)


January 02, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 1/3

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年1月3日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
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今回のコラムは≪先週を振り返って≫と≪短期ジオコズミクス≫で構成されていますが、都合により、≪短期ジオコズミクス≫のみとさせていただきます。と言っても大変短いのですが・・・。(^_^;

なお、≪先週を振り返って≫では2010年の出来事と天体位相、そしてファイナンシャル・アストロロジーとの相関関係を振り返り、その有効性に言及。トレーダー社会に浸透しつつあるものの、いまだにメインストリームではあり得ないことは、それだけ有利だということでもあり、全く問題ではないとしています。但し、その有用性にも関わらずなかなか率直には受け入れられない原因として、市場にいまだに根強い旧態依然とした世界観と相場の動きに対する幻想を具体的にあげて検証しています。
また2011年に入って物事がますます加速化していくこと、そうした中で全般にわたり今後は旧いやり方は通用しなくなると警鐘を鳴らしてもいます。

そして、最後にこう結んでいます。

「何よりまず、私達はファイナンシャル・アストロロジャーであり、その研究の分野は天王星が司っている。 天王星のDNAに追随者の血は無い。真実というものはコンセンサスや因習には依拠しない。天王星が追うのは、喧伝された何かではない、真実そのものなのだ。」


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    1/4火曜日、3度目にして最後の木星・天王星のコンジャンクション(0°)が起きる。これはレベル1のジオコズミック・サインであり、その日から11取引日以内にプライマリー・サイクルが完成する確率において、通常より高い可能性を示唆するものだ。前2回の形成時は、これに続き株式市場において1〜2週間にわたる爆発的反騰が起こった。しかしながら、歴史的に見ればそうした状況が常に起きてきたわけではない。価格上昇に繋がる底値とほぼ同じくらい、下落に繋がる天井が存在するのだ。そして示現するのが天井だった場合には、底の時よりも強力なサイクルの終わりを示す傾向がある。現在、米国やドイツなど世界数カ国の株式指数がその2年来かそれ以上の高値水準まで騰がっている。これまでの研究から見れば、この状況は1/4から11取引日以内に示現する筈の、天井からの急激な下落を示唆し得るものだ。





訳文ここまで
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