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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーより発売されました。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

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『マンデーン2016』こちらもマンデン・アストロロジーの知識が満載です。併せてどうぞ

July 11, 2010

●7/12の新月ーみんなに降り注ぐエネルギー(気まぐれUP♪)

    今回の新月は蟹座の19°23′、皆既日蝕を伴う、とてもパワフルな新月です。アストロロジャー、アリス・ミラーはこう言っています。『まっさらな目で夜空の月を見つめる時、私達はそこに明かな矛盾が存在することに気付く。黄道12宮の天体で最も小さいにもかかわらず、月のもたらす影響は私達がこの地球という惑星に生きて経験する事柄のうち、その重大な部分の殆どを占めるのだ。地球に最も近い天体であるため、月は太陽を含む他の天体の要素を覆い隠すことが出来る。・・・・・月は太陽が放射する生命エネルギーとロゴスを低位次元へと変換し、地上の物質(人間)とその経験(現象)という形態をとった宇宙のアートを可能とする、変換器に例えることができる。』

新月は前回 からの課題を終えて、次の新月までの約一ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。そして日蝕は新たな生命を生み出すための種子をもたらします。月はその体に太陽の光を独り占めして燃料満タン状態。いつもよりずっとパワフル。なのでこの日蝕〜7/26の満月までは、新しいプロジェクトの開始には絶好の期間とも言われています。 ただし今回はちょっと頑張りが必要になるかも。。
残念ながら明日は夜明けごろの新月なので、時間を合わせたお願い事はしにくいかな? でもその時間帯、一人になってこころ静かに惑星の囁きに耳を傾けてみれば、多分得られるものは多いはず。たとえすぐ目に見える成果ではなかったとしても.......。
さて、今回はどんなテーマになるのかな・・・

7/12、日本では沖縄周辺で午前04:11〜, 北海道周辺で05:06ころ, 東京・関東ローカル=04:58,  関西方面=04:40前後 で新月となります。 ヒーリング・メディテーションや願い事をしたい方、 可能ならこの時間帯に合わせてみてください。

eclipse


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Sabianシンボルによる【新月のテーマ】

【太陽・月 蟹座19°〜20°】

*テーマはの意識の流れのひとつを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。

"A priest performing a marriage ceremony" + "A child of about five with a huge shopping bag"
"Gondoliers in a serenade" + "A hidden choir singing"

世の中に認められたいという願望→ ★状況を掴んで計算する能力の必要性→ ★格差のある現実を埋める努力→ ★多少背伸びしても責任を引き受ける→ ★縁の下のハードワーク→ ★突然の感情的ショック→ ★自分の中に生き続ける「子供」に気付く→ ★魅惑的な夢をみる→ ★我を忘れたい気持→ ★目の前にある何物かに駆り立てられて行動する→ ★自分の周りのサブリミナルな力に気付く→ ★隠された力→ ★社会の中で「自分自身の歌」を歌い続けるための闘い・・・・・

エネルギーのポイント:「全ては成長のために」
ラッキーポイント:適度な休息。遠くを見過ぎないこと。音楽による癒し。気の合うひととの交流。気晴らし。知的な寛大さ。イエロー・ライトグリーン・すみれ色。

この時期はストレスが強まることから体調を崩すひとも増えそうです。そうでなくったってこの蒸し暑さ。くれぐれも無理をしすぎないで、デトックスと休息をこころ がけてください。

    前回の新月のテーマあたりから、エネルギーの流れはどんどんと社会的な要素が色濃くなっているようです。ちょうど7/11は参議院選挙。新月になるころには大勢が判明しているのではないでしょうか。 どんな結果であれ、わたし達の選択は今後の日本に大きな影響を及ぼすことになるでしょう。

このところの新月・満月で忘れてならないのは、その背景には常にメリマン・コラムでもお馴染みの「カーディナル・クライマックス」ー大きな社会構造の変化をもたらす流れがあることです。この流れは2020年代まで続き、段階的に世界の仕組みが激変していくと言われています。そして今年2010年はその最初のエポックとなる年。それだけに降り注ぐエネルギーは強化され、加速化しています。政治や経済の世界だけでなく、仕事・恋愛・友情そして家族。。多かれ少なかれ、誰もがその影響を受け、自分なりのやり方で変容していくでしょう。 これから先、多くのひとが構造の変化について行けないと感じる時があるかもしれません。でも、時代の変化はまず個人の無意識の変容からもたらされるのではないでしょうか。
わたし達はみんな、それぞれのあり方で、ひっそりと時代に参加しています。 


    さて、この新月/日蝕は、首都・東京ローカルチャートのアセンダント上で起こります。 アセンダントは人間ならそのひとのパーソナリティやアイデンティティを表す感受点。夏の早朝、東の地平・・・まっさらな1日の始まりを示す位置です。しかも、今回はそこに恒星カストールと小惑星ジュノーが共に新月を祝っています。 この他、蟹座には合計7つもの惑星や感受点が集合中。 この強烈な配置は、この新月が日本に住んでいるわたし達にとって、これから先の新たなアイデンティティ探しの出発点にも成りうることを暗示しています。 
その結果が表れるのはまだ先のこと。日本も、わたし達ひとりひとりも、新しい時代の母胎の中でまだまだ無意識の中にまどろんでいる状態かもしれません。 

(余談になりますが、国の状況を見るための始原図、それも現在の日本国憲法の施行日をもとにして作った日本のチャートでは、一番大切な国家や国民のアイデンティティ、世界の中で果たす機能、そして国家としての「表現」を司るパートがとても弱められています。 これは秘めた力とも言われていて、パーソナルなアストロロジーでは、これを覚醒させるためには大きなインパクトのある体験が何度か必要になるとされています。国家の場合でもこうしたリーディングができるかどうかは、これからの研究によると思いますが....。)

蟹座で起こる日蝕は、エネルギーを受けとる全てのものの成長を一段と加速します。
まるで子宮の中でまどろむ胎児が、アメーバ状態から人間までの進化の過程をたった10ヶ月強で体験してしまうように・・・。 今まで比較的ノンビリ過ごしてきたひとも、「時間が足りない」「何かしなくちゃ」なんて、アレもコレも追いかけたい気分になるかもしれません。また、インスピレーションをキャッチして、これだ!と思う物事をどんどん進めたくなるかも? 

また、『気付いたら行動してしまってた!何でこんなことをしてしまったのか・・・?』と、後になって自分で驚くようなこともあるかもしれません。それは全て、今まで自らフタをしていた物事に直面するため。 星たちは、わたし達の人生の中でこのままでは成長できないほどスタックしてしまった部分に刺激を与えてくるでしょう。

けれど乙女座に集合した金星・オーカス組、火星・ヴェスタ組、そして悪名高い恒星アルカイド・土星組がこぞって、『行動するならキチンと責任を持て!完成度を高めろ!』とプレッシャーをかけてきます。山羊座の冥王星も『大人のふるまいが出来なかったらソク失格だぜ!』と、目を光らせています。

日蝕組のカストールという恒星はもともと好奇心も旺盛で知的な星ですが、「モラルやマナー」も大いに気にします。そしてジュノーもまた「公明正大さ」を求める小惑星。 けれど期待はずれに終わった時、傷つけられたプライドは嫉妬や憎しみに変わりやすいのです。

castor


Sabianシンボルのテーマに示された意識の流れは、自分の中の大人と子供、社会と個人の願望の分裂を表面化します。そして、今まで気付かなかった「隠された部分」に光を当てます。 その中でわたし達は、自分に嘘を付くことなく、他を傷つけることなく、生き方の幅を拡げていくことができるでしょうか?  
それだけの強靱な繊細さを身に付けることができるでしょうか?
    YES。 多分。 そう、いつの間にか..............。

こうしたテーマはこころの中に葛藤を生みやすいものです。そして、このことは自分の内面だけでなく、身近な相手や社会に対しても感じることになるかもしれません。


お母さんのお腹の中で急成長する胎児にとって、何よりも大切なのは安全と栄養です。それが無ければ繊細な魂は無防備に傷つくしかありません。 蟹座タイプの傾向が保守的とか家庭的と言われるのは、この「急速な成長を護る」本能から来るものです。 だから蟹座のエネルギーは、自分を護り癒すための、ある種のシェルターを必要とします。 

でもこれは蟹座のひとだけが持つ特質ではありません。 わたし達はみんな、こころのどこかに生まれたての嬰児のような傷つきやすさを抱えながら、日常手慣れた「仮面」という壁を使って自分を護っているのかもしれません。 そしてこの新月はそんな傷つきやすさを乗り越えて、もう一段大きな人間になることを求めているように見えます。なぜなら、無意識に駆り立てられていくその行動や、結果的な背伸びへのプレッシャーは避けられそうにないからです。

というわけで、この日蝕・新月は自分自身のグレードをアップさせるための、ひとつの挑戦(の始まり)となるかもしれません。 でも。 グッとこらえるばかりが大人ではありません。カーディナル・クライマックスのもと、人生に、社会に、惑星達はこれからも様々なビックリ・ゲームを用意してくれるでしょう。 イヤでも乗らないわけには行かないのなら、上手に発散して楽しんでしまうにこしたことはありません。

『いやいや、そんなポジティブ・シンキングしようったって「言うは易く行うは難し」でしょ。
落ち込んだ時はいくら笑顔で大丈夫と言ったって、重いこころは晴れやしないよ!』って言われるかも・・・そうなんですよね。。感情ってとても厄介なもの。 今回の新月はそこを突いてくるから侮れない。  なんと乙女座の金星は魚座・水瓶座で逆行中のカイロンと海王星、それにリリスとオポジションです。  

愛情問題で恋人やパートナーとの水面下の問題が表面化する・・・なんてことがあるかもしれません。ご夫婦であれば、お金の問題も絡んでちょっと複雑。 以前からウスウス感じていることがあるひとは、注意してください。 何か起きたなら、逃げないでじっくり向き合う時間を作ってみてください。 できれば正直に。 どうか自分にも相手にも、寛大になってください。それでもダメそうなら、別々の道を模索するのも、これからはお互いにとって良いことかもしれないのです。 これから先は、自分にも相手にも、ガマンを強いることは難しくなってきそうです。

反対に、中には思いがけない出逢いを体験するひとがいそうな気配も。一目でピンと来るような感じです。 どんな相手であれ、そして長続きする・しないは別としても、この時期のビッグな出逢いは運命的なものかもしれません。何か大きな経験のチャンスを与えてくれそうです。もしかしたら、今まで自分では気付かなかった新たな一面が浮かび上がってくるかもしれません。戸惑うことがあっても、その部分に一度光をあてて直視してみるのは多分必要なことです。そう、こころが成長したがっています。もっと深いところを見たがっているのです...。 もしコレだ!と思うひとに出逢えたなら、やはり正直さと寛大さが第一。けして束縛したりせず、お互いに相手の「歌」をきちんと聴き合ってください。

仕事に生きるひとも、Sabianのテーマがじわじわ効いてきそう。暑い夏、ハードワークになりそうですが、頑張ることでまだ無意識下に潜んでいる自分ならではの「本能」を鍛えることができそうです。その本能は、本当にイザという時、自分の身を守ってくれるでしょう。

本当に、色々なエネルギーが錯綜してストレスが高まりそうな今回の新月期。これから先、まだ8月いっぱいにかけて、世界的にも何か大きなことが起きるかもしれません。天災や事故かもしれないし、再度の経済異変、または国際紛争の可能性も暗示されているなど、何でもアリ気な、ホットな夏です。

わたし達人間は地球や宇宙を前にしたら、本当に小さな小さな存在。多少感情が揺らされたって当たり前。 どうか自分にとって心地よい環境 ー自分なりのシェルターを準備して、こころのバランスを取りながらこの夏を乗り切ってください。 
あなたもわたしもきっと十分頑張っている、だから楽しむ時は思いっきり何もかも忘れてね!
そしてちょっぴり、優しさも忘れないで・・・


hiyoka(^_^)


July 06, 2010

☆お知らせ☆

今週、そして来週予定していた『メリマン・ウィークリー・レポート』の全翻訳は、都合によりお休みさせていただきます。いつも見に来てくださっている方、すみません!
もしかしたら少しカタチを変えて再登場するかも???です。(^_^;)


hiyoka

2010.07.06 追記
現在、『メリマン・ウィークリー・レポート』の翻訳掲載に関してどんな形で継続可能かを考え中です。予定どおり今週いっぱいお休みとさせていただき、可能であれば次週には何らかの形で再開したいと思っています。詳細がはっきりしましたらまたご報告します・・・と書いていたら、次週はメリマンさんが今年後半を論じるウェブキャストの準備のためお休みされるようです。 星読み的にはかなり面白い、しかも大事な局面な気もするのでちょっと残念。でも無料版だし、ゼイタク言えないですね。。
というわけで....
あらためまして、見に来てくださった方、すみません! m(_"_)m

こちらのサイト「merriman.jp」(日本にメリマンさんを紹介し、その著書やDVDなどを長く扱っていらっしゃる投資日報社さんのサイトです)に今週分のウィークリー・レポートが分割形式で掲載されています。先週から今週にかけてのコラムが気になる方はどうぞご覧になってみてください。

hiyoka

hiyoka_blue at 04:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0) お知らせ 

June 20, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 6/21

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年6月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

          先週は金融市場にとって、金融アストロロジーにとってと同じくらい良い週であったと言える。株式市場、貴金属市場の2つ共に、そのプライマリーサイクルに沿って、前週6/8の木星・天王星のコンジャンクションとの一致を見せながら6/7〜8に底をつけた後、力強い上昇を見せた。 先週述べたように、『ふり返ってみれば、アメリカ(そして他の多くの国の)株式市場が、正確に天王星が土星とオポジションを形成した時(4/26)に天井に達し、そして底をつける日付は正確に木星が天王星とコンジャンクションになった時だった・・というケースが今見てとれる。これが、金融アストロロジーがいかに機能するか、何故非常に貴重なツールであるかということの理由である・・・』

またこれは、アストロロジーに関する一般的な真理のもう一つ別の側面を明示している。ハードなアスペクト(土星・天王星オポジションのような)は必ずしも安値を意味するとは限らないし、また最悪期を意味するとも限らないということである。同様に、ソフトで調和的なアスペクトが常に高値を示唆するわけではないし、絶頂期を意味するわけでもない。 それは、これらのアスペクト期間に入るまでの、各自のサイクルの在りように依拠するのだ。 

例えば、もしあなたがずっと困難と闘ってきて、そこにハードアスペクトがヒットしたとしよう。この場合、それはあなた自身の個人的なサイクルの底と一致し、その後、物事が改善していく可能性がある。しかし、もしあなたがそれまで順調に成功を収めてきて、そこにハードアスペクトがヒットしたなら気をつけた方が良い。もしあなたに十分な注意力が無ければ、その成功は、近々アスペクトが形成される、その時間帯で終わるかもしれない。それはまさに『*転落の前に驕りが生じる』という引用句どおりだ。 同様のことが調和的なアスペクトにも言える。私達は金融市場のトレンドにおいて、これを何度も何度も見ているし、いかにこれらのアスペクトが単に「トレンド転換」を意味するものであるか、を理解している。 必ずしも悪化である必要はなく、またその日が良い日である必要も無い。それは基本的に、1つの周期の終わりであり、別の新しい周期の始まりなのだ。

*(旧約聖書の一節から来ていて慣用句となっている言葉。"Pride goes before destruction"とも言う)

          世界の株式市場においては、ダブル底となった期間5/25〜6/8以来、価格は上昇を続けた。いくつかの市場では、価格上昇はすでにこの1〜3週の間に10%を越す勢いとなっている。 *(オランダ/AEX、ドイツ/DAX、インド/Nifty、ブラジル/Bovespa、アルゼンチン/Merval、そしてアメリカ/NASDAQ複合など) 私達が追っている市場の中で、最も勢いが良かったのはモスクワのMICEXで、5/25の安値以来、15%超の上昇を見せている。 ** あなたは5/20〜25という日付が、カーディナル・クライマックスの惑星に金星がトランスレーションの期間にあたり、6/8近辺に私達が目撃するかもしれない物事の前ぶれであったことを思い出すのではないだろうか。 ある市場は6/7〜8に「底の底」をつけ、他の市場は5/20〜25に一番の安値をつけた、それはまさにダブル・ボトム・フォーメーションであった。

*(日経平均は6/9の安値から6/16高値まで約7.8%の上昇に終わっている)
         
**(正確には現地時間5/17〜23であり、底はその許容範囲の揺らぎの時間帯に付けていることになる。週間コメント5/17、5/24付≪短期ジオコズミクス≫参照)

他の市場では、金が先週金曜にザラ場高値1263をつけ、上場来高値まで上昇した。銀もまた爆発し、わずか数日前に1719の底をつけた後、1900を越えて週を終えた。原油は5/20の最安値の後、先週バレル/80.00を試した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫


          今週は2つの強力なジオコズミック・イベントでその始まりと終わりを迎える。月曜は夏至でもあり、天王星へのハードなスクエア・アスペクト(*ワクシング・スクエア)が始まる。いわゆる自然現象に関して言えば、これは時により地震、ハリケーン、竜巻といったような事象を示唆するシグナルだ。 また地政学の分野で言えば、世界の指導者側の、突然の方向転換、または他者の生命や生活を危機にさらすかもしれない集団による、多大な危険行為の可能性を暗示する。金融市場においては、それはトレンドの転換または区切り、またはサポートラインやレジスタンスラインの強力なブレークアウトを暗示している。 天王星が関わる時、唯一確実なのは、一体何が起こるか、或いははそれに対してどんな反応が起きるかを、知ることが出来ないということだ。
         
*(ある2つの惑星または感受点の間に結ばれるアスペクトが、新月から満月へと移行中の月のように、 0°(コンジャンクション)から180°(オポジション)へと向かう途中である時、「ワクシング」と呼ばれる。反対に180°から再び0°へと向かう途上のアスペクトは「ウェイニング」と呼ばれる)

今回は6/26の部分月食で週を終える。月が山羊座に入って冥王星とコンジャンクト(0°)となるため、これは重要な食となる可能性がある。事実上、この週全体に太陽が、牡羊座の木星・天王星、乙女座終盤度数にある土星、そして山羊座の冥王星とが織りなすグランド・スクエアの開いた1角を占めることになる。これは、私達が7月末から8月初旬にかけて、この一生に一度とも言える天体パターン中5番目の最深部に入った時、体験するかもしれないカーディナル・クライマックスのプレビューであり、そのエネルギーを中継・伝送するものだ。 これは、連邦準備制度理事会(FRB)が、金融規制改革法案を通してもその最も重要な権限に関しては安泰であることを示した最近のリポートにも関わらず、FRBやその他の中央銀行にとって際どいリスクを引き起こす可能性がある。この法案に何か突然の転換があるかもしれない。何かが隠匿され、そして何かが明らかにされる — または何かが、より深い闇に葬られるのかもしれない。

また木曜と金曜は、「射手座ファクター」が働く時間帯だ。この太陰周期(射手座の月)は、多くのマーケット、特に貴金属市場と債券市場において、しばしば非常にシャープな価格変動が見られる時期と一致している。
要するに、市場が — または世界の指導者達が — 静かであったり大人しく飼い慣らされているような状態である理由は全く無い、ということなのだ。 彼らは今も自分達の境界線を踏み越え、誇大表現を用い、そして不機嫌そうに見える。


≪ 長期的考察 ≫

『法規制というものは、企業を民主主義に対する責任に応える状態にしておくための明白な方法であり、その逆ではない — しかし、もしも皆が同じ穴のムジナだとしたら、規制する側の公職者を信頼する理由は何だろうか?・・・鉄道会社(現在は銀行業)のパワーは、より強い政府のコントロール下に彼らを置いてほしいという要求を生み出した。しかし、その同じ強大企業のパワーが、単に強力な政府を買収し、もっと強大になっていくのではないかという恐れを喚起した。』
- T.J. Stiles in “The First Tycoon,” より。*コーネリアス・ヴァンダービルトの1860年当時に関する文章から

*(前回≪長期的考察≫訳注参照)

          先週、私はこう問いかけた。『しかし、より多くの政府による規制がはたして危機を防げるだろうか? それともそれは実際により多くの危機を作り出すという、まだ予見されていない逆効果をもたらすのだろうか?山羊座の冥王星によって暗示される、より一層の行動制限の結果は、牡羊座の天王星が持つ反権威主義で反逆者的な性質による反駁で、ますます多くの危機へと導かれるかもしれない。』

          昨今の金融業界における多くの恐怖感のひとつは、いくつかの国が、他国への負債による重圧ではるか水面下に沈んでおり、それによって国家デフォルトの危機に瀕しているということである。(例えば貸し主の国に対して返済不能になるなど) デフォルト、そして倒産などの事象は、土星の冥王星に対するウェイニング・スクエア(2009年8月、2010年)と同様に、山羊座の冥王星(2008年〜2023年)の得意領域だ。

しかし、一国がその債務を他国に対して負っている時、もし返済できなければ一体何が起こるだろうか?  20世紀以前、政府は自国の銀行、または最も富裕な市民達からよく借金していた。そして負債額が大きくなりすぎると、銀行を都合良く廃業させたり(例えばその銀行が企業として再生不可能になるような法規制を加えて国有化するなど)または金を借りた当の相手である富裕な個人を絞首刑にしたり・・そしてヒュ〜・・負債は風のように消えて無くなったものだ。国庫は余剰になるか、より処理しやすい程度の赤字に戻ったろう。例えばフランスなどはこうしたやり方では芸の域に達している。スペインもそれほど引けは取っていない。ところでこの両国は、ここ1〜2世紀はラテンアメリカ諸国と比べてかなり良いものの、国家財政の歴史における最も多数の債務不履行の事例を抱えている。(出典:『This Time is Different: Eight Centuries of Financial Folly』Carmen Reinhart and  Kenneth Rogoff 著、2009年プリンストン大学出版局)

だがここでアメリカ合衆国の、最近の、そして間もなく法制化される銀行など金融機関に関する規制を例に取ってみよう。政府が *TARPの資金で銀行を救済したのは、それらの銀行が(貸し出しにより)マネーをメイン・ストリートに吐き出して、個人消費を再刺激するだろうとの意図のもとであったが、そこに奇妙な天王星的事象が起きてきた。 銀行は外に金を貸し出さなかった。彼らはマネーを保持し、かわりに自分達自身のバランス・シートを確立し、昨年、記録的利益をあげたのだ。

*(TARP : Troubled Asset Relief Program : 不良資産救済(買取)プログラム。サブプライムローンに端を発する金融危機解決のため、7000億ドル規模の公的救済プログラムが創設された。)

彼らは依然としてマネーを外に出していない。さらに言えば、彼らは新しい挙動を示している。それは、私達が7月下旬と8月にカーディナル・クライマックスの中心部へと向かうにつれ、確実にポピュリスト達がより多くの規制を望む、その叫びに燃料を補給するだろう。金曜のウォール・ストリート・ジャーナルの一面記事は、『* フリー・チェック時代の終焉』というものだった。この見出しが全てを物語っている。政府は新しい規制や罰金を銀行に課し、そして当の銀行は収益のロスを埋めるために、より多くの料金負担を利用者に転嫁する。 同じ事が、医療保険会社が請求するコストを制御するはずだった、いわゆる医療保険制度改革法案でも起きた。しかし規制は低料金の代わりに、保険会社がレートを上げることを可能にしたのだ。そうした事柄の多くが8月にもまた効き目を見せてくるかもしれない。 今年は熱い夏になりそうだ。

*(原文:"End is Seen to Free Checking")

消費者や市民を保護するという、最善の意図をもって規制はスタートするかもしれない。
しかし、銀行や大企業が政治家(監視委員など)を(買収によって)なびかせた時、規制案は変容し、救済される筈だった人々に対して実際にはより多くの害を引き起こす「改悪」となるだろう。
一体何故なのか?  その答は簡単でもあり、また政治とビジネスが互いにベッドを共にした初夜から存在し続ける、太古からの問題でもある。

          山羊座の冥王星、そして冥王星に対して今やウェイニング・スクエアになろうとしている土星。これは、企業界や銀行への政府介入 ー そして規制 ー という新時代の幕開けである。しかし、牡羊座の天王星(2010年〜2018年)はまた、激化する競争と、これら新規制によって制限されている商品やサービスへの要求が高まる時代でもある。 そして規制に続いて、間もなく税金問題がその後を追うことになるだろう。
         
         
 
        
         
訳文ここまで
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June 13, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 6/14

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年6月14日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

          今週のコラムはモニタの前にいる、あなた方「仕置き人」たちに捧げよう。今見上げれば、山のてっぺんにはお仲間の憂国の士がいる! 先週のコラムでは『木曜日6/10、水星が(月を伴って)その本来宮である双子座に入場する。それらは2つとも翌11日、火星とのミュータブル・スクエアを形成する。これはまた一層、「速すぎて木にぶつける」タイプのシグナルだ。 言葉というものは重要である。あなたが議論好きか、または他者を怒らせる危険を冒すのが好きでない限り、自分の考えを(迂闊に口に出さず)良くコントロールするのが一番の道となる。オバマ氏の誕生チャートの月は双子座にあることから、今週後半から、彼の言葉に注意しておくのは興味深いかもしれない』と述べた。

そして、何が起こったか? 6/8、ロイターはこう伝えた。『バラク・オバマ大統領は、メキシコ湾原油漏出に関し、「誰を懲らしめるべきか」を知りたいと言った。そしてエネルギー大手BP(ブリティッシュ・ペトロリアム)Plcに対して圧力を強めた。』 6/10、RSA保険グループの会長ジョン・ネイピアはバラク・オバマ大統領宛に公開書簡を書いた。彼はこう述べている。『BPとそのトップに対する(大統領の)コメントは「偏見を抱かせるものであり、個人的なものです。我々は皆、絶対的優先順位の第一が漏出を食い止めることだということには同意しています。そしておそらく2番目に大切な事は、米国外に対して、大統領職というものが客観的でバランスが取れていて、プレッシャーに耐えうるとみなされるよう、その評判を守ることです。我々は大統領選で見たオバマが好きなのです。その姿をもっと見せてもらえないでしょうか?』 そして、6/11金曜、ファイナンシャル・タイムズ紙はこう書いた。『英国の産業界は昨日、バラク・オバマ米大統領による「不適切」でどんどん攻撃的になっていくレトリックに対し驚きを表明した。そして、石油会社に対する攻撃は大西洋を挟んだ友好関係を破壊する恐れがあると警告した。』 まるで軍神マルス=火星そのものではないだろうか?

そんな訳で、オバマ氏にとって先週は良い週とは言えなかった。 日々進行する火星がその人のネイタル(誕生)・チャートにおける惑星と凶角を結ぶ時、伝説のロック・バンド「*ウォー/WAR」(オバマの出身地シカゴのバンドであり、この時期のこのアスペクトにはピッタリだ)のことが頭に浮かぶ。「Gotta Get Down」という曲の歌詞の中に、こんな一節がある。『 **やっちまえ 誰かを やっちまえ 誰でもいいから』そしてこの節はこんな風に終わっている。『自分もやっちまわないといけないかもな』 だが火星にヒットされている時のもっと良いやり方は、喋る前に2度考えてみる・・・ということを学ぶことだろう。何故ならそんな時あなたの言葉は周囲に対して攻撃的に聞こえ、論争に繋がりうるからだ。

*(1970年代に活躍した人種混合のファンク(・ロック)・バンド。「シスコ・キッド」「世界はゲットーだ」など数多くのヒット曲を生み出した。ハーモニカの天才プレーヤー、リー・オスカーの在籍したバンドでもある。 http://www.youtube.com/watch?v=dJrp6NBin7g

**(原文:"kicking ass," someone's ass, anyone's ass,   I might even (have to) kick my own ass)

          金融市場において、金融アストロロジーは正確に相場環境を描写し続けている。それはボラタイルだ。そしてワイルドだ。強い上昇の動きに突然の方向転換が続く。逆もまた同様だ。 6/8火曜、牡羊座で木星・天王星のコンジャンクションが起きた最初の日、ダウ工業平均は今年の新安値をつけた。しかし、それはS&PやNASDAQ先物の新安値とは合致しなかった。その結果、各市場間の強気度の分岐が見られた。翌日ダウは113ポイント上昇、木曜には大きく262ポイント上昇を見せ、前進した。

アジア・環太平洋地域では、日本のNikkeiが同様に先週9日、直近安値をつけた。しかし、オーストラリアのオールオーディナリーズは5/21の安値を割っていない。インドのNIFTYも5/25の安値は保持しているし、また香港ハンセンも同じく5/27の下値は割れていない。したがって、この地域においても各市場間に強気度の分岐が見られる。ヨーロッパにおいては、私達が追っている全ての指数が5/25に新安値をつけており、先週それは破られていない。

他の市場では6/7月曜、ユーロが4年来新安値である1.1874まで売られ ― おそらくは一時的な ― 底をつけた。 原油もまた先週月曜、木星・天王星コンジャンクションのちょうど1日前、69.50あたりで底をつけた可能性がある。 金は6/8木星・天王星コンジャンクションのその日に1254.50まで上昇、上場来高値を更新したが、その後下降し始めた。

          ふり返ってみれば、アメリカ(そして他の多くの国の)株式市場が、正確に天王星が土星とオポジションを形成した時(4/26)に天井に達し、そして底をつける日付は正確に木星が天王星とコンジャンクションになった時だった・・というケースが今見てとれる。これが、何故金融アストロロジーが他のマーケット・タイミング・ツールと比べて「* すげぇ」のか、という理由である。 そしてこれは金融アストロロジーがいかに機能するか、特にテクニカル分析、パターン認識やサイクル分析などと組み合わせて使われた時、何故非常に価値があるか?ということの理由でもある。 しかし幸いなことに、私達は金融アストロロジーが一般の大部分の投資家達にはそれほど広くは使われていない(またはその価値をまだ良く理解されていない)時代を生きている。その結果として、私達には「全てのトレーダーが求める優位性」を保つ事が許されている。

*(原文:kick ass )


≪ 短期ジオコズミクス ≫

         重要なジオコズミック・サインの猛攻はいまだに終わらず、次々と続く。5/30~6/25にかけて、12の重要なジオコズミック・サインが展開していく。そのうち8個は、プライマリーまたはより長期のサイクルの完成と最も高い関連性を持つレベル1である。( 拙著  "The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles" 参照 )

このうち最も強力なものは先週の木星・天王星のコンジャンクションであり、11取引日のオーブ(許容可能なタイミングのズレ)を与えられている。しかし、このクラスタの中間地点は先週末の6/12であり、したがって市場がこのワイルドな価格の揺れ動きを続ける可能性は残されている。この時間帯は、満月が(6/26)、カーディナル・サインの初期度数で冥王星とコンジャンクト(0°)し、それによりカーディナル・クライマックスにタッチする時、終わる。そして、これの全てが、7月下旬から8月、火星と土星がどちらも天秤座に入場し、この生涯一度の天体曼荼羅の中心核が始動する、そのためのプレリュードに過ぎないのだ。

         アストロロジャーにとって、これはあたかも創造者が天で描いているシナリオを映し出す3Dグラスを通して、新時代の誕生を見つめているような感覚の出来事だ。金融、そしてマンデーン・アストロロジャーとしての私達の仕事は、人類の進化に関連付けながら、これが一体何を意味するのか?を読み解くことである。

私達は自分自身を破壊しようとしているのだろうか? それとも、私達集合体の最も奥深い底に眠る資質に嫌も応もなく降りていかされるという、再生の激震を体験することになるのだろうか?

金融マーケットもまた、この人類史上稀な瞬間の重要性を反映する傾向がある。
何故なら、そこはこの惑星における最も知的な人々を集める闘技場そのものだからだ。 そしてそこでは各自がユニークなやり方でこの不可視でミステリアスなエネルギーに対処し、結局は全く新しい、そしてまだ定義されていない方向性へと向かう動きを引き起こしていくからだ。 私達は新しい現実の入り口に立っている。そして今なお、徐々に姿を顕してくるだろう風景を定義しようと試みている。


≪ 長期的考察 ≫

『・・・「泥棒男爵」という句・・・が、無遠慮に威力をふるい他者へ害を及ぼす企業経営者に用いる用語としてアメリカの辞典に入った。 (ヘンリー J.)レイモンドは *(コーネリアス)ヴァンダービルトを、「過激な競争原理を作り出し・・・競争のための競争、すなわち正当な企業を追い出し・・・または彼らに貢ぐことを強要した」として批判した・・・』
- T.J. Stiles in “The First Tycoon,” regarding the life of Cornelius Vanderbilt in 1860.
       
*(コーネリアス・ヴァンダービルト:1794~1877 オランダ移民の農家の出で、一艘のボートから身を起こし蒸気船で事業を拡大、米英戦争で政府の御用商人となる。その後鉄道事業に進出、アムトラックの基礎を築いて鉄道王となった人物 ― wikipediaより)


         「極端主義の年」は今始まったばかりである。たとえ5/6、ものの数分のうちにダウ工業平均が1000ポイントの下落を見せて以来、こうした傾向のシグナルが明らかだったとしても、である。木星・天王星が共にある時、それは様々な形態の極端主義を示唆する。金融市場の価格動向において、ある特定領域の事業や商品を買い占めようという衝動や、一国の政府と国庫をコントロールしようとする暴君の大胆な攻撃性、またはスポーツにおいて記録破りの成績をたたき出す若いスーパー・アスリート(又は馬)の出現などがそれである。

牡羊座は、他者に対して「俺はクソやりてーことをやるぜ!それがイヤなら止めてみな!」とけしかけるような「マッチョ・マン」の再登場の兆しを示唆する星座である。しかし、来年中は木星が天王星と共に牡羊座を出たり入ったりするとしても、少なくとも天王星はこの10年の殆どを牡羊座で過ごすことになる。(2018~2019まで) そのもたらすテーマも、この期間中おそらく成長していくだろう。何故なら牡羊座の天王星は大胆で攻撃的で、欲しいものを今すぐ手に入れたがるからだ。これはけして忍耐強い組み合わせではない。そして、道徳と法、どちらに対する敬意も妥協の精神も与えられてはいない。

         天王星が牡羊座に滞在すると同時に、冥王星が山羊座に在泊する。牡羊座の天王星は、自分を大いに喜ばせることなら何でも実行する自由を欲しがるのだが、一方山羊座の冥王星は、しっかり定義された非常に厳しい約束事に沿って振る舞うよう他者に強制することにエネルギーを使っている。ここでの鍵となるのは「ルール」かもしれない。そしてここには、ルールを破ると厳しい結果が待っていなければならない、という妄想にも似た観念が存在する。

山羊座は法と支配を司るので、これはより多くの政府による規制の押しつけに導く惑星の組み合わせと言える。そしてその矛先は特に、2008年の金融・経済危機を導いたような、自己制御の意識に欠けた実体に向けられるだろう。2度目(もしかしたら3度目さえも)の危機の脅威が前方に茫漠と立ち現れ、政府の指導者達はそれを防げるかもしれないという希望のもとに、益々多くの規制法案を通そうと熱狂的に立ち働いている。

しかし、より多くの政府による規制がはたして危機を防げるだろうか? それともそれは実際により多くの危機を作り出すという、まだ予見されていない逆効果をもたらすのだろうか? 山羊座の冥王星によって暗示される、より一層の行動制限の結果は、牡羊座の天王星が持つ反権威主義で反逆者的な性質による反駁で、ますます多くの危機へと導かれるかもしれない。 

以前より目減りした富と、その富にアクセスする道がより制限された世界においては、行き場の無くなった欲望を満たし巨額の利益を得るための競争が激増する傾向がある。来るべき時代に競争原理が無情なまでに強化されるとしたら、法や規制は重要問題ではなくなるだろう。 そして、* テストステロンを一番多く持った者が最後に、多くの人々が必要とし、重要な需要のある資源を握ることになるだろう。

*(男性ホルモンの一種。闘争本能や孤独願望に関係すると言われている)

こうした現象はどこに現れそうだろうか? そして、私達に与えられたジオコズミクスの原理への理解をもってして、いかにこれを阻むことができるだろうか? 問題は継続する政府と私企業の癒着にあるかもしれない。世界中の政府が、それらの国の民間企業にさらに巻き込まれつつある。そして、いたるところでポピュリスト達が政府のそうした動向に対する反対キャンペーンをはっているにもかかわらず、強力な企業や銀行のリーダー達は、政府の政策に影響を及ぼす働きにより多く関わるようになっている。

ちょうど過去の歴史において同じ種類のジオコズミック・サインが示したように、あるタイプの規制改革のもと、意志強固で専制的な一握りの個人が不正な手段を用いて独占的支配権を握る可能性が潜在している。もしこのような流れが最後には良い形で解決できるとするなら、それは、どん欲さや無情な競争、そして敵対する相手を破壊する行為を通した絶対的統制の達成(冥王星とスクエアを形成する時の牡羊座の天王星が持つ低レベルの現れ)という欲望を乗り越えて、内的統合と正直さ(山羊座の冥王星の高次レベルの現れ)という個人的な資質を持ったリーダー達が世界に出現するかどうかにかかっているだろう。

これは、牡羊座の天王星のもと、今後ますます活き活きと展開する可能性のあるテーマだ。
ビジネス対政府の構図は交戦状態になるかもしれない。
しかし、その闘いのルールは?  果たして守られるのだろうか?





訳文ここまで
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June 12, 2010

●6/12の新月ーみんなに降り注ぐエネルギー(気まぐれUP♪)

    気まぐれUPと言いながら、このところ続けている新月・満月エネルギー読みのトライアル。 やはりカーディナル・クライマックスのただ中にあるだけのことはあり、最近の惑星パターンは目を離せないほど毎回示唆に富んでいます。で、今回も気付いたままに書いてみることにしました。

新月は前回からの課題を終えて、次の新月までの約一ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時です。 前回の満月直後に木星・天王星が牡羊座に入り、世の中は新しいフェーズに向けて加速。わたしたちの周囲でも、日常の小さなことから国単位の大きなことまで予測不能の突然の変化や形勢逆転などが起こってきているのではないでしょうか。さて、今回はどんな感じになるのかな・・・

6/12、日本では沖縄周辺で19:40〜北海道周辺で午後20:40ころ(東京ローカル=20:33, 関西方面=20:14前後)で新月となります。 ヒーリング・メディテーションや願い事をしたい方、可能ならこの時間帯に合わせてみてください。


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Sabianシンボルによる【新月のテーマ】の流れ

【太陽・月 双子座21〜22° 】


"A labor demonstration" + "A child and a dog with borrowed eyeglasses"
"A barn dance" + "A Chinese laundry

不公平意識の高まり→ ★溜まった感情をうまく伝える表現方法の模索→ ★視野の狭さに注意→ ★いろいろな物の見方を試してみる→ ★試行錯誤→ ★ゆがめられた伝聞による誤解→ ★自分らしくあることを求める→ ★自分にとって最適な「タイミング」に再度フォーカスしていく→ ★世の中=自分の内面に存在するダブル・スタンダードへの気付き→ ★何が白で何が黒か?について見直す・・・

ラッキーポイント:越えてはいけない一線を守る、左脳による右脳のコントロール


    今回のテーマはこれまでと比べて社会的側面にスポットライトが当たっているようです。いつもはノンビリしているひとも、対人関係、仕事、社会や政治など、わたしたちを取り囲む環境からの刺激に「ワレ関せず」というわけにも行かなそう。。 

ただ、次の新月7/12にはエネルギーが一段と強くなることも予測されるので、「今のうちにしっかり心構えをね!」ということかもしれません。 土星は恒星ベネトナッシュが暗示する危険な位置をほんの少し過ぎたばかり。アラビックパーツの危機や死のポイントもうっすら浮かび上がっています。日本では口蹄疫でたくさんの牛や豚たちが殺処分にあい、酪農家の方たちの苦しみが続いています。メキシコ湾岸では原油漏出で魚や鳥たちが死に絶えそうです。その猛威はまだ去っていません。 政治も経済も何が表面化するかわからない不安定さが続いています。 今、自分はいったい何ができるのか?をあらためて考えてみる時期になりそうです。

また、サビアン・シンボルはたまに使われている単語がそのまま現象に出るケースもあります。その意味では、何か中国に関連する話題が出てくる可能性も否定できません。

    さて、太陽と月は双子座にあって、恒星カペラとコンジャンクション。カペラは馭者座のα星で双子座にふさわしい連星です。好奇心旺盛で学習意欲が強く、物事を深く研究するには良い反面、確かな目的意識を持たない時は、人々をしつこくて詮索好きにする傾向があります。 無責任なゴシップや表面的なニュースに惑わされないよう、ちょっとした注意が必要だと思います。 

ただ、その1°隣にはアクエリアン・エイジの始まりと強く関係すると言われる、ノアの鳩 ― 恒星ファクト(はと座α星)が位置しています。 科学的思考とインスピレーションの星とも呼ばれるこのファクトが、木星・天王星の牡羊座入りで力を強めてくれれば・・・そしてそのエネルギーをわたしたちが意識的に使おうとするなら、様々な問題に冷静に対処するメンタル・パワーが増すかもしれません。イザという時はこの星、ちょっと意識してみるといいかも? 内なる統合を目指す星、エリスも味方しています。

    カーディナル・クライマックスを背景とした今回の新月図で特徴的なのは、YODと呼ばれるアスペクトの存在です。 蟹座を進行中の金星が乙女座の土星とセクスタイル(60°)、そして2つとも同時に、水瓶座/海王星・ミーンリリス・魚座/カイロンとクインカンクス(150°)を形成しています。 これは「神の指」とか「運命の道標」などと言われるアスペクト。 そしてまた、このど真ん中を、以前取り上げた火星・オーカス組VS海王星・リリス・カイロン組のオポジション(180°)が貫いています。

金星と土星の吉角はわたしたちに落ち着いた感情と慎重さ、そして一種の安定感をもたらしてくれます。でも神の指さす方角はかなり矛盾をはらんだ位置。水瓶座で逆行中の海王星を中心とした、混沌の3人組です。頼みの綱のカイロンも逆行中のため、この三つ組は今、幻想と疑惑と期待のまっただ中に・・・。 けれどエネルギーの流れは、どうしても一度はそこに突っ込んで行かなければならない・・と言っているようです。

水瓶座の支配星である天王星は木星、イオスと共に牡羊座にあります。様々な選択肢やモヤモヤ湧いてくる疑いの中で、自分にとっての「本当の本物」を知るには、「まずやってみる」ことしかないのかもしれません。 天王星のもたらす突然の変化を通して、それは多分、自分が持って生まれた「資質」がどんなものかを再認識するキッカケになるはず。

さらに2つめのYODが火星・オーカスとMC(天頂)から木星・天王星・イオス組への流れを作っています。そしてこれもほぼ中央を土星と木星・天王星・イオス間のオポジションが貫いています。天頂のエネルギーは惑星ではないので、よほど感受性の強いひとでないと感じにくいと思います。でも蠍座の始まり生まれのひとや蠍座1°付近に感受点を持つひとなら、このYODをキャッチするかもしれません。こちらも本能的・衝動的なエネルギーで自己発見の旅を促すアスペクト。 ピン!ときたら流れに乗っていくしかない時です。トライしてみてください。 ただ自分を主張しすぎたり押しつけるような傾向も出やすいので、言葉や行動はちょっぴり配慮して、親しき仲にも礼儀アリ・・・でね。

もうひとつ、今回面白いのは360°のホロスコープをめぐって、まるで神の指をぐるっと取り囲むように、冥王星・セレス、パラス、火星・オーカス、ジュノー、ペルセフォネー、カイロン・海王星・リリスが6角形の円陣を形成していること。その様子は規則正しい輪舞を踊っているようです。彼らは手をつなぎ合って、うまくエネルギーを回しています。 今回のサビアン・シンボルのひとつに「A barn dance」というシンボルがありました。 農閑期にみんなが三々五々集まって踊るサークルダンスやスクエアダンス。 踊りの振り付けを間違わず、みんなで息を合わせてキレイに踊ることで、その共同体に調和が訪れ、良い雰囲気が生まれます。 それが豊作へと繋がっていくのかもしれません。

これからの約一ヶ月、きっと個人的にも社会的にも、いろいろなことがあるでしょう。
次々と変わるカップリングでせっかく出逢ったひとの足を踏んだり、隣とぶつかって転んだりするかも?  そんな時はムックリ起き上がって、みんなで笑い飛ばしてください。  星たちの囁きは、流れるリズムに耳をかたむけ、転調の合図に体をまかせながら、日々を楽しんで生きましょう!と言っています。


phact

Good Luck to All of You!!

hiyoka(^_^)