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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーより発売されました。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

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『マンデーン2016』こちらもマンデン・アストロロジーの知識が満載です。併せてどうぞ

March 14, 2010

■メリマン・コラム3/15付けを訳してみて_3/13

このところ毎回全文翻訳するのが週末の習慣になってしまったけれど、時間が食われているなあ・・と思いながらも止められない。いつも何かしら、この三次元世界について興味深い考察があると感じるからだ。

今回のコラムでは、言葉でははっきり表現されてはいないけれど、メリマン氏自身も市場のブルっぷりに驚いたのではないかな?という感じがした。もちろん、単なる無料版で細かい動きを示唆などはしてくれないし、顧客の人たちには毎日の予測を修正しながら送っているのかもしれない。いずれにしても、無料版コラムの真骨頂は彼の長期展望にこそあるような気がする。

それにしても、Tスクエアのトランスレーションが市場の強気な動きと連動するというのは、意外なことじゃなかったろうか? なぜならそれは普通、とてもネガティブに現れやすいエネルギーだから。

周りを見渡しても、良いニュース、希望を持てるようなニュースはあまり見あたらず、心が暗澹となるような事件や災害、拡がる政治不信や景気の低迷など、先行きの不安材料に満ちているように思える。主要企業の決算発表がこの先の利益増をうたっていたとしても、少なくとも日本では、毎日感じる街の景気はそれほど良くなっているとも感じられない。ギリシャ不安が治まった、ヨーロッパはこれで安泰かと言われても、それを本気で信じている人はどれくらいいるだろうか?

個人的な出生チャートでも、自分の出生時の惑星位置にこのアスペクトがもろに影響している人は、今本当に苦しい思いをしている事が多い。

その意味で、実社会ではこのTスクエアや火星の逆行・順行、金星絡みの恋愛ごとなどは素直に出ている感じがするけれど、相場の世界は一筋縄では行かない。

アメリカのアストロ・デイトレーダーさん達も、この事に関しては色々論議していた。確かにTスクエアは激しい運動性を持つ。彼らのリアルタイムの話っぷりからは、毎日がブルとベアの一騎打ちのようで、とても緊張感が漂っている様子がうかがえた。その会話を少し拾ってみるとこんな感じだ。

『 NYのレギュラータイムは相場操縦だらけでやりにくいったらないよ、クソッ。 もう時間外で先物や為替にシフトすることにした。そのほうがエネルギーどおりナチュラルな動きをするし、ゲインも大きいぜ 』

『 15日は金融規制法案の提出でしょ? そのあと見せしめに暴落させようとして今ウォール街が結託して上げるだけ上げてるんじゃない? 』

『 15日の新月と同時に水星と天王星が合だよね。これは過去の不要物を捨て去って未来のための空間を空けたいっていう雰囲気を作りそうだ。それに火星の順行が始まってる。何か銀行に関してネガティブなニュースが出るんじゃないかな? 』

『 まあ、今回は長い遅れの後に本当のインパクトが起きるだろうね。でも現時点で市場を動かしている集合意識にはかなりのモティべーションを感じるんだよ。だから予測すべき結果はちょっとランダムな感じだな。まるで投げ上げたボールが何処に再び落ちてくるか、わからないって具合だ。パターンってものは常に繰り返されるけど、いつだって例外はある。天気予報みたいにね。 これがどうして起きるかっていうと、今は見えない部分で背景が大きくシフトしている最中だから。ま、来週はベア達も運良くショートカバー出来る場面があるといいな 』

『 だな。外惑星の多くがゾディアックの1巡りを終えようとしてるなんて歴史的だもんな。先のことなんてわからんよ。とにかく明日の値動きに集中するだけさ 』

・・・そう、みんな本当に苦労しながら相場と闘っている。アストロロジー、数学、サイクル論、ファンダメンタル、政治的読み、色んな武器を使って。

今という時は、分足というミクロの変動と地球規模のマクロの変容が重なり合い、絡み合って、ダイナミックに動いている時間帯なのかもしれない。けれどその渦中にある時、人は自分の目先のことをせいいっぱい頑張って生きるしかない。 

その軌跡は後から振り返ったとき、いったい何を教えてくれるだろうか?  アストロロジーを学ぶ者の一人として、ミクロとマクロ、社会の変動と人の精神、その両方を見つめながら理解を深めていけたら・・・と強く思った。。



hiyoka.(^_^)

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/15

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月15日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそ ちらもご参照ください。またご意見や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
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≪前回コメン トの検証と今後について≫

    火星は80日間にわたる逆行期を先週水曜に終え、世界では殆どの株市場がこの事象に向けて1ヶ月の上昇を続けた。しかしながら、典型的な逆行の終焉期に見られる状況の中で、全ての市場が年初来高値を付けたわけではなかった。

    ヨーロッパでは、ロンドンFTSEとスイスSMIが先週年初来高値をつけた。FTSEは5646まで上昇し、1/11土星が逆行を開始した時点での直近高値5600を抜いた。スイスSMIは今年世界最強市場の一つとして君臨し続け、火星がまさに順行を始めた3/10に6891まで上昇、1/11と1/21に記録したそれまでの年初来高値6666を凌駕した。しかしドイツDAXとオランダAEXは土星逆行開始時の高値の下で終わっている。DAXは先週わずか5989までしか上昇出来ず、1/11の6094をかなり下回っている。AEXは先週、1/11の年初来高値345にわずか3ポイントまで届く高値をつけた。ロシアMICEXもやはり1/20につけた年初来高値1491にはるか及ばず、先週つけた高値は1423だった。これもまた3/10の火星順行開始日のことである。従って、いくつものジオコズミック・サインが錯綜する2/28から3/25 ー (特に強力な3/9~21を含む) ー ダイナミックな時間帯において、ヨーロッパは弱気を主軸として見た市場間の相違や分岐を示したケースだと言える。

    アジア・環太平洋地域においては、各市場間の弱気度の分岐がより顕著だった。事実上、私達が参照しているどの指標も年初来高値を記録することはなかった。オーストラリアは3/11に4850まで上昇したが、これも1/11の年初来高値4984を下回っている。香港ハンセンはわずか21,333まで回復しただけであり、これははるか遡った去年11/18、最初に土星・冥王星のスクエアが離れ始めた日の高値23,099よりまだ安い。インドニフティは先週5158までの上昇を見せたが、これもまた1/6の年初来高値5310を抜けてはいない。この地域では、日本のNikkeiが多分一番のパフォーマンスを見せたと言えるだろう。これは金曜に10,777まで昇りつめ、1/15日に示現した年初来高値10,982に今やわずか200ポイントと迫っている。

    スイスと日本に次いで強かったのはアメリカ大陸地域である。ナスダック複合は年初来高値2376をつけた。これは1/11の前年初来高値2326をかなり上回っている。しかしこれは先週新高値をつけた唯一のマーケットだった。ダウ工業平均は金曜に10,645まで上昇したが、これは未だに1/19に記録された直近高値10,729を抜いてはいない。ブラジルとアルゼンチンのBovespa、Mervalも先週上昇したが、これらもまた1月の高値を抜けていない。

    但し、たとえ多くの市場が新高値をつけることが出来なかったとしても、強含みで週を終えたというのが事実である。テクニカルな見方をすれば、それらは皆新高値をとるために態勢を整えているように見える。しかし再三言うことだが、火星がその進行方向を変え、この株価上昇が顕著になり、そして今他の重要なジオコズミック/サインが進行しつつある。そしてそれ以外にも来週は *セント・パトリック・デー がある。トレーダーが当日いったいどう動くかを観察するのは興味深いことだろう。おそらく醸造所関連株は良い動きをするのかもしれない。

*(聖パトリックの祝日:3/17、カトリックの祝日。シカゴやNYなどアイルランド系移民の多い地域や都市で盛んに祝われ、緑の物を身に付け、ラガービールやアイルランド料理で祝う。NYは盛大なパレードで有名)


≪短期的展望≫

    先週は金星が土星・天王星・冥王星のT−スクエアのトランスレーション(3/3~11)を火曜に終えたという意味でも重要な週だった。強気の週であった。このことは全くもって、この展開しつつあるT−スクエアが相場の反転を前にして、強大な上昇エネルギーと共に働いていることを指し示している。

    また私達は今週、別の手がかりを得ることになる。なぜなら今度は太陽がセント・パトリック・デー(3/17)に天王星と合(0°)になり、次に土星と衝(180°、3/21)そして最終的に3/25、冥王星とスクエア(90°)になるという、金星と同様のトランスレーションを開始するからだ。もしこれもまた、株価上昇と一致して働くと仮定するなら、このブル・マーケットが8月までにあと20%以上の上昇を見せる可能性があると思う。

    しかしながら、金融アストロロジーの研究では、私達はこれらのサイン集合を市場反転の可能性として見る。太陽と天王星が合となる3/17は、特に多くの金融市場でその可能性があると思う。

    "The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to trading Cycles" での研究によれば、これは14取引日の揺らぎを伴ってプライマリーまたはより長期のサイクルに一致するレベル1(最強)のコズミック・サインである。株価は上昇を続けていることから、これがプライマリー・サイクルの頂きを示している可能性がある。

    政治の最前線では、この時間帯(3/17~25)は多くのリーダー達、特に獅子座の指導者達にとっては辛い時期になるかもしれない。太陽は獅子座の支配星だからだ。

    * もしあなたが獅子座で、あなたの立場に対する激しい敵対やプレッシャーを感じていたとしても驚くにはあたらない。あなたの「敵」はいまやはっきりと姿を現しているし、あなた自身のリーダーシップへの意志もまたクリアな筈だ。人とあなたの物の見方が異なる時、双方、または一方がその違いを理解し受け入れない限り、闘争は必ず起きるだろう。

* (この場合はマンデーン・アストロロジーなので「あなた」は主に社会や企業等のリーダー格の人を指していると思われるが、パーソナルなアストロロジーではここで指摘される「敵」が自らの「精神状態」を指す場合もある。強い意志を持っていても、自分の弱点を突かれるような出来事や悩みなどが浮上する・・というようなことが考えられる。その場合に必要なのは葛藤ではなく自己理解と成長のための受容、ということになるのだろう)


≪長期的展望≫

    私達は今カーディナル・クライマックスの心臓部に向けて進み続けている。占星学的にはそのピークは7月末頃から8月初旬になるが、そのフォースは今でさえ目立つものだと言える。

    過去15年にわたる議論を知らない人のために言及するなら、カーディナル・クライマックスとは、私達の太陽系における、*最も外側から数えて5つの惑星の間に形成されるT−スクエアを含み、なおかつその全てがカーディナル・サイン(12星座中、最も強力な節目となりやすいサイン)の最初の度数で起きるという、非常に稀で強力な構成のことである。

*(外側から冥王星・海王星・天王星・土星・木星。これらの惑星は人間の意志の運動を表す内惑星{水星・金星・火星}とは働きを異にし、人間の表面的な意識や合理主義では対抗することが出来ない「外的」な「ユニヴァーサル・エネルギー」を表すと定義されている。スピリチュアル・アストロロジーの世界では「カルマ」に関するとも言われる)

    この構成は、2008年1月、冥王星が金星を伴いつつ山羊座に入った時から「醸造」され始め、2024年までその効力を保つダイナミクスである。このフォースは不正を暴く動きを作るという特別な傾向があり、これまで非倫理的なふるまいで(利を得てきた)人々に対して人類の権利を侵害した対価を払わせ、世界中の政府が何らかの形で変容するという、時代の流れを約束するものである。

    これは、その国の人々を虐待するような独裁者や、一般市民を財布にして自分の利益のみを追求するような"悪党"にとって良い時期ではない。そして同様に、この期間は財政上でも、また人類の生活や生命に関しても、多大な損失が見られるのではないかと思われる。

    2度目のカーディナル・サインへの主要惑星の入場は2009年10/9、土星が天秤座に入った時に起きている。土星は今年天秤座を出たり入ったりするが、2012年10月までは完全に天秤座から出ることは無い。天秤座の土星には希望もある。なぜなら土星は天秤座でエグザルト(その惑星が強くなり、良い性質が強調されると言われている)するからだ。世界の金融構造のひび割れがこの期間の多くの時期に見直され修復されるように見えるかもしれない。世界の指導者達は問題を修復するために協力し、世界平和に向かっての動きをいや増していくように見えるかもしれない。政治的リーダー達はますます「中心/中道」へ向かう傾向を見せるが、しかしその過程において、極右と極左との乖離・対立は激しくなるだろう。

    3度目のステップは天王星がその7年の旅を牡羊座で過ごす、今年5/27に始まる。
この展開は、世界の指導者達にとって大きな挑戦を引き起こすだろう。天王星は兵器と技術的進歩に関わる惑星であり、おそらくその目的は戦争となるだろう。(牡羊座の象徴)
これに関しては、テロリスト達が大量破壊兵器の保有量を増やしたり、サイバー・テロの能力を強化する可能性が考えられる。またポジティブな観点からは、今日人類の前進を阻んでいる問題を実質的に解決するための啓発的な動きや、大きな革新の時期になることも期待される。

    土星、天王星、冥王星の3惑星はこのカーディナル・クライマックスとカーディナルT−スクエアにおける3大プレーヤーである。以前これに似た展開が起きた時期は1930年~1931年であった。しかしながら、今の時期を1930~31年よりもっと強烈にしているのは、6/6に木星が天王星と共に牡羊座に入場するという事実だ。そして火星がそれを追うように、7/29、土星と共に(対極の星座である)天秤座に入場してくる。

この事は、過度な投機的動きや価格の大きな変動に関連する可能性がある。

    天秤座の土星が、いつものように物事をうまくコントロールする働きをできるのかどうか観察するのは、この時期最高に興味深いだろう。果たして各市場の価格は天秤座/土星のいつもの働きによってレンジ相場の様相を呈するだろうか?それとも対極の位置に進行する木星と天王星がその"コントロール"を吹き飛ばして木っ端みじんにするだろうか?

    その答えは多分、世界の指導者達が、このT−スクエアのまさに中心に位置する山羊座の冥王星が示唆する「負債の危機」に関し、どの程度解決に向かって歩を進めることが出来るか?にかかっていると思う。世界の負債状況を抑えるために何か(有効な手だてが)為されないかぎり、私達には従うべき単純な公式があるだけだ。
即ち 増加する支出と負債 + 低金利 = 過度の投機と資産バブル である。

    これから先の数週間、長きにわたって私達はこのことについて論じることになるだろう。今年の夏が近付けば近付くほど、莫大なトレードの機会が生じる筈だ。勿論、それは多大なリスクも意味する。特に貯蓄家タイプの人で、その資産を1%未満のリターンしかない預金から、2008年末から2009年始めにかけてすでに倍にも膨らんだ金融資産に移すことをそそのかされている人にとっては、である。

良い貯蓄家は決して腕の利く投機家ではない。今年は投機家のための年なのだ。

    投機家達は彼らを食い尽くし、何も残さずに放り出すだろう。もしも山羊座の冥王星の影響下で、指導者が投機家達に全てを吐き出させるような措置を講じたり、さらに多くの政府規制によって膨大な罰金や重刑を課すようなことでもない限りは。(山羊座の冥王星は、私達が今日知っているような自由金融市場の終わりをも示唆する惑星配置である)



March 07, 2010

■メリマン・コラム3/8付けを訳してみて_3/7

前回のコラムでは金星と天王星の合(3/3)をピークに相場の上昇は衰えをみせ、次の少し恐ろしげなエネルギーに移行していくのではないか?というニュアンスが強かったように思う。けれど実際は、株式市場は金曜には大幅な騰げを記録。特にNY市場でのCST10:10ごろの上がり方は、現地のデイトレーダーの一人が「陶酔的」とまで言っていて、すごい勢いがあった。それでもメリマン氏の文章は、今週からいよいよ山場に入っていくという確信が感じられる。

惑星の運行とそのアスペクトから物事を予測するには、どうしても揺らぎによる日にちのズレを頭に入れておく必要がある。ひとつのサイクルは、より細かいサイクルとつき合わせ、速度の速い月の運行なども考慮に入れて予測しなければならないと思う。ただ先週は、とても強いエネルギーが後に控えていると思うあまり、わたし自身そちらのほうにばかり注意がいってしまった気がする。

市場は一部の大金を動かせる人種が操作している・・という人もいるし、それもまたひとつの事実かもしれない。けれど、本当に市場全体を動かすのは世界中の無数の人たちが創り上げる集合意識であり、刻々と変化していく場の「雰囲気」ではないかと思う。その意味で相場の世界は世の中の縮図でもある。事件を起こしたりニュースを流すことはできても、それを受けとる「場の雰囲気」をコントロールすることは誰にもできない。もし一つできることがあるとすれば、それは雰囲気を作るための絶好のタイミングを掴んで行動を起こすということかもしれない。だとすればその「ムードの変化」をいかに敏感に感じ取るか? は特に短期トレーダーにとっては必須の才能だと思う。そして同じように、相場の世界には無縁の人にとっても、とても大切なことかもしれない・・・。

世界を構成する様々なエネルギー。 それによって、みんなの共同創造で生まれる「全体の雰囲気」。 そういった目に見えないものに鋭敏になっておくこと ・・・・こういう訓練は日々の生活にも役立つのではないだろうか。 なぜなら自分自身もまた日々、心理面で、行動面で、どこかで何らかの影響を受けているはずだから。その影響のもとで、自分は何を感じ、何をしようとしているんだろうか?  世界の中で・・・仕事・恋人・友人・家族との間で・・・。
そしてこういった鋭敏さは、「誰か」や「何か」を悪者にしようとする視線からはけして生まれないだろうとも思う。

最近、アストロロジー単体や数学を併用してその日の値動きを予測する、アストロ・デイトレーダーとでも言うべき人たちが欧米に存在することに気付いた。このところずっと彼らを追ってみたけれど、その能力はかなり高いと思う。勿論全てを正しく予測できるわけではないけれど、デイトレーダーにとって必須の、インとアウトのタイミング・・つまり値動きの反転ポイントの時刻をかなりの確率で割り出している。もちろん細かい手法を明かしたりはしないので、どんなテクニックを使っているのかはわからない。

それでも、そいういう事が可能らしいと知ったことは、とてもエキサイティングだった。それは自分が多分一生学んでいくだろうアストロロジーのポテンシャルを広げることだし、個としての人生の探求やカウンセリングの世界でも、より正確で役に立つ知識を発見できる可能性を感じるからだ。たとえわたしには出来なかったとしても、誰かが発見し、それがまた誰かの役に立つかもしれない・・・そうやって人間は進化していけるかもしれない・・・道は遠くても、ちょっとワクワクする。

ところで彼らの意見を見てみると、5日金曜は元来ネガティブなエネルギーに満ちていて、相場は下げて当然の日だったようだ。けれど実際には派手に、「陶酔感」さえ伴って騰げているし、これからの上昇への期待感も生まれている。ここまで顕著に予測と実際が異なるのも珍しい。但しこのあたりは意見も分かれていて、別の人為的要素が強く働いているからそれに乗るしかない、との見方もあった。

また、8日NY市場のオープン前にユーロにショートを誘う動きがあると予測し、その数時間後にショートのストップロスを狙った大幅な買い仕掛けがあるのでは?という事を言う人もいて、どこまで根拠があるのかわからないものの、面白かった。

けれど依然として大多数は、8日以降の時点でNYはかなり下げるのではないかと考えているようだ。これはメリマン氏と同じ見方がベースとしてあるようにも思える。

ただし彼らはマンデーン・アストロロジャーであるメリマン氏のように国の行く末を見つめる目を持っていたとしても、相場にかけてはもっと即座の動きに集中する徹底的なリアリストたちだ。多分今頃はみんな月曜の相場に向けて、予測ラインを引き直している最中かもしれない。(^_^)



hiyoka.

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/8

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月8日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
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≪前回コメントの検証と今後について≫

金融市場はこの、今年最初の真にコズミックサインがひしめき合う時期が好みに合ったようだ。
多分それは時間帯の最初のパートが多くの金星絡みのアスペクトを含んだからかもしれない。以前論じたように、金星はこれから形成される天王星、そして土星と冥王星のTスクエアをトランスレートしつつある(3/3-11)。

国債と金は、金星の最初のアスペクトである天王星との合(3/3水)のもと、週をまたぐ上昇を見せた。株式市場、銀、及び原油は週末までひたすら高く上昇し続けた。テクニカルな観点からすればこれは非常にポジティブな徴候だ。

しかしながら、マーケットが長期の激しいジオコズミック活動期に入っていく時、市場が上昇するという動きは通常見られるケースである。 先週のコラムで述べたように、「2月は5日の底値を基点に株、原油、そして貴金属にとってなかなか良い時期だった」 のである。
「しかし、ジオコズミック・サインがそれほど優しくない3月がやってきた」 のだ。


≪短期的展望≫

今週は前回のコラムで挙げた多くの理由により、重要な週である。3/7日曜に金星は火星とトライン(120°)を形成、そこでいわゆるソフト(調和的)アスペクトを終える。金星はそこから3/9火曜に土星と衝(180°)になり、そして3/11には冥王星とスクエア(90°)になる。
後の2つのコズミックサインは世界的に継続する爆発的債務といくつかの国家のデフォルトの可能性に対する不安に関わってくる。

しかし今週はもう一つ、火星がその逆行を終える週であることからも重要な週だと言える。現在火星のステーション(滞留:逆行→順行の切り替わり時に一時的に動きを止めたように見える状態)が獅子座の0°で起きており、魚座から牡羊座に移ろうとしてる金星とトラインとなっている。

これはなかなかに「情熱的」なセットアップで、人々がそれを守るためには闘うことも厭わないような、強い感情や信念を持つことを意味する。しかし火星の滞留により、金星の調和的な願望は火星・牡羊座コンビの攻撃的で力強い本質に打ち負かされそうだ。今週は各証券取引所においていつもよりボリュームが増加し、そのせいで特に商品市況には大きな価格変動が起きるかもしれない。

去年12/20に火星が逆行を開始した時、医療保険制度改革法案が上院通過後まもなく死に体となった。皆がそれに見切りをつけたように見えた。しかしこのコラムではそれがけして死んでいないこと、火星の逆行法則にのっとり、再度浮上してくる可能性があることを示唆した。そしてそれは今単に復活しているだけでなく、この2週間以内にも法案として可決されそうにさえ見える。

また 拙著「The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles」 の中で火星の順行 ー< 逆行ではなく>ー は、株式市場の周期的頂点と非常に高い相互関係を持つという研究が提示されている。その揺らぎは前後に7取引日である。私達は現在その時間帯にあり、株式価格は月最高値に昇っている。ちょうど水星と金星の滞留期間が投資家の心理や経済政策の変化と相互関連するように、火星も同様の働きをする。しかしながら火星の場合、変化はしばしば政治面・軍事面での戦略変更に関連することが多く、それらは当然金融市場の価格変動に影響してくる。

もう一つ、興味深いことメモしておこうと思う。私はしばしば火星の逆行を「フォークランド紛争」アスペクトとして言及してきた。1982年2月~5月、火星が逆行していた時、アルゼンチンが英国の領有下にあったフォークランド諸島に侵攻し、占領したことを覚えておられると思う。アルゼンチンが屈辱的な敗北を味わった時、私は、逆行する火星のもとでの侵略者は殆どの場合敗者となることを理解した。そして今火星逆行のもと、フォークランド諸島は再び英国とアルゼンチンの間での主権論争に巻き込まれている。


≪より長期的展望≫

『ホワイトハウスは、反対票が多いにもかかわらず、ヘルス・ケアに関わる提案が法制化されたなら国民はそれを歓迎するだろうと主張している』ー2010年3月4日ウォールストリート・ジャーナル1面より

そう、ここにこそ問題がある。アメリカ人はけして保険医療制度改革法案の可決を望んでいない、というのではない。票を見る限り、彼らはそれを望んでいるのだ。

しかし彼らは、この保健医療改革案が現在書かれている通りの内容なら可決を望まないし、また、現在理解してもいない事に対して政府に「君らはそれが好きだろう」などと言ってほしくないのだ。これは現政権が罹患している「傲慢」という病気だ。アメリカ人が望んでいること・望まないことにかかわらず、ホワイトハウスはまるで 「* パパは何でも知っている」 とでも言うかのようにふるまっている。

(*「Father knows best」 ー お父さんにまかせておけば安心! 1950年代のアメリカTVシリーズ。中西部の典型的中流家庭を描いたホーム・コメディで常に家族を暖かくまとめ、頼りになる父親キャラが描かれる。日本でも放映された。)

しかし、アメリカ国民の声を聞く耳を持たないと見える件については、民主党も共和党もそう変わらない。殆どのアメリカ人が保健医療制度改革法案が可決されてほしいと望んでいるという事実にもかかわらず、共和党は何も起こさせてはならないという考えに凝り固まっている。彼らは「何でも反対党」という評判を勝ち得つつある。そこで我々アメリカ国民は、集合的意志(民主党)に対抗して何かを行動化させるだけの激突力を駆使して、不動の障害物(共和党)と闘わせる。これを「停滞」と呼ぶ。

マンデーン・アストロロジー(個人レベルではなく、社会・国家・世界規模の出来事やエネルギーを解析/予測する占星学)では、この「停滞」期間は土星と天王星の衝(180°)の期間(2008~2010)に相応するだろう。マンデーン・アストロロジーの研究に沿って考えるなら、土星が天秤座を進行する間に(2009年10/29~2012年10/5)その停滞が終わるかもしれない、という希望があった。

土星は天秤座でその力を増す。土星と天秤座は2つとも、対立する双方をまとめる道と、それに必要な正義と公正さを重要視するという性質を持つ。

しかし、それと同時に土星と天秤座のネガティブな側面が出る可能性もある。「大きな」変化を恐れ抵抗する心理や、完全なる「正しいバランス」を追い求めようとしがちな性質などである。その結果、バランスを崩すことを怖れるあまり何も顕著に動かなかったり、不公平感や不均衡だという感覚が生まれてくる。

市場動向上、天秤座の土星は「レンジ相場」を意味している。投資家がコントロールを失うことを怖れる心理から様子見気分となり、価格はあるレンジの中で取引されるかもしれない。
ある意味で土星は「支配・制御教信者」であり、天秤座は「平等・公平教信者」である。
したがって、明快に大勢がどちらかひとつの道を好むということが無いかぎり、状況は行き詰まったままとなる。即ち停滞である。

しかし私達は、この図式にまもなく木星と天王星が牡羊座に入場するという事実を足して考えねばならないだろう。この2惑星ともが天秤座の土星と衝となる。天王星はすでに2008年11月4日の選挙以来ずっと土星と180°を形成している。

それまでの魚座がセンシティブな性質だったのと比べて、これから天王星が入場する牡羊座はより過酷なサインである。この現象は五月下旬 ー 6月初旬に始まり、2011年3月まで断続的に続く。

牡羊座を進行する木星と天王星は、「無行動」に対して満足はしないものだ。反対に、このコンビネーションは非常に「燃えやすい」性質を持つ。このエネルギーがもたらす心理作用は「もっと欲しい! 今欲しい!!!」 である。

明るい面を見るなら、木星と天王星のコンビは非凡なインスピレーションを持ち、人を発明へと導く。突然、問題を突破するための全く新しい方法がみつかる可能性もある。こうしたシンボリズムがブレークスルーを暗示しているがために、先週のコラムで「医療保険制度改革案が実現するには、多分政治家たちは木星と天王星が牡羊座に入場する時(5月~9月)を待つ必要があるかもしれない」と述べたのだった。

しかしながらその時を前にした現在と、そして2010年9月9日~2011年1月22日には、木星は再び魚座を進行する。魚座はヘルスケアのような事項を支配する星座でもある。それを考慮すれば、ある意味、オバマ大統領が「(保健医療制度を改革するには)今がその時だ」 と言うのは正しいと言えるかもしれない。魚座の木星と天王星は、健康保険制度から外れた人々に対する同情の念がピークにある時を示すからだ。

問題は、殆どの人々が現在の形での提案に反対しているという事実である。人々に置き去りにされる前に、それは内容を変更される必要がありそうに見える。アストロロジー的に言えば、惑星のトランジットから見て5月~9月の間、これが可能であると示唆している。しかし勿論、どんなに保健医療制度改革法案を支持している政治家であろうと、あまりに11月の中間選挙に近い時期を待つことは望まないだろう。彼らのキャリアにとってリスキー過ぎるからだ。

だが、政治の世界と宇宙はいつも調和的に動いているわけではない。火星は今週中に獅子座で順行運動に入る。これは火星の司る原則がいつになく強くなることを意味している。そして、獅子座はリーダーのサインである。したがって、私達はこの時期に法案を成立させるための、ホワイトハウスからの強力な波動を予期することができる。
つまるところ、獅子座の火星の典型・・・即ち 最初に掲げたウォールストリートジャーナルの一節である。

『ホワイトハウスは、反対票が多いにもかかわらず、ヘルス・ケアに関わる提案が法制化されれば国民がそれを歓迎するだろうと主張している』→『パパは何でも知っている』

しかし、木星と天王星が牡羊座に入った時、子供達はおそらく反抗するだろう。 その反逆の叫びは早ければ太陽が牡羊座に入る2週後には始まりだすかもしれない。なぜなら牡羊座は火星の元来のホームサインであり、太陽がそのエネルギーを帯びるということは、後にやってくる木星と天王星の先駆けとなりうるからだ。

この争いはかなり熱いものになるだろうと思う。「* お熱いのがお好き」 状態である。

(*1959年ビリー・ワイルダー監督作、マリリンモンロー主演の映画。原題"Some Like It Hot"。 もともとの意味は「刺激が無ければ生きている気がしない」というようなニュアンス)

私の推測では株式市場と商品市場は特に投機的な動きになると思う。

いずれにしても私は今、現職の政治家にだけはなりたくない。今年11月にはもっとそう感じていることだろう。


February 28, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/1

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月1日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。また間違いなどあればご指摘いただけましたら嬉しいです。
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《前回コメントの検証と今後の展望》

 世界の殆どの株価がその2週間にわたる上昇を先週の早い時期に完成した。それらは残りの曜日、木曜または金曜にかけて今後の予期しうるトレーディングサイクルの安値に向かって衰えを見せたが、市場の最近のトレンドをあきらかに覆すには十分とはいえない。しかしこれは、3/3 水曜に金星が天王星と合となり、同時に(火曜~木曜)月が天秤座(金星が支配する星座)に入場する来週には変化を見せるだろう。占星学的に言って、このことは金星のもたらす心理学的ダイナミクスの頂点という意味を含んでいる。いくつかの金融市場にリバーサルが見られるだろう。

原油は株価に沿って動き、2週続いた上昇のあと週末に向かい休止、保ち合い状況となった。金・銀各市場においては、先週月曜にトップを付け木曜に向かい売られるという、より大きな動きがあった。その後金曜のクローズに向かい勢い良い上昇を見せている。これらは火星が順行を開始する3/10 ー 多くの市場(例えば金のような)に爆発的な動きやリバーサルが起きやすい時間帯 ー まで続行するかもしれない

つまるところ、2月は株・原油・貴金属にとって2/5の底からまあまあの上昇を見せた良い月だったと言える。しかし今、ジオコズミック図がそれほど良いとは言えない3月がやってきた。

《短期ジオコズミクス》

今週示現する主要なコズミック・サインは3/3水曜に起きる金星と天王星の合である。これは拙著「The Ultimate Book on Stock Market Timing/Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles」に示した研究によればレベル1のジオコズミック・サインであり、過去72%の確率で12取引日以内の揺らぎ(時間的ズレの範囲)を持ちつつ、プライマリーサイクルまたはより長期のサイクルに合致する。これが新しいプライマリーサークルの印であるにしては出現時期が早すぎるのだが、もしこれが古いサイクルであるとすれば、新規サイクルの底と同時に起きる可能性がある。もしダウ平均株価が10000を割って始まったら、このケースに合致することをあなた方は知ることができるだろう。

しかし金融アストロロジーというものはたった一つのサインに頼って予測できるほどシンプルなものではない。
 我々は金星が天王星と合になった後、3/9に土星と衝になり、より強い土星/天王星オポジションのエネルギーを相場にもたらすこともまた考慮しなければならない。ちなみに金星/土星の合もまたレベル1のサインであり、13取引日以内の揺らぎを持って、71%の頻度でプライマリーまたはより長期のサイクルに合致する。

そしてこれはそこでもまだ終わらない。それから2取引日後の3/11、金星は冥王星とスクエアとなる。これはもう一つのレベル1サインである。これは9取引日以内の揺らぎ幅を持ちつつ、68%の頻度でプライマリーまたはより長期のサイクルに合致する。基本的に我々がここで経験するのは、これから起きる土星/天王星/冥王星のTスクエアを金星がトランスレーション(より遅い惑星同士の結ぶアスペクトを前もって繋ぎ示現させる運動)する動きであり、いわゆる「カーディナル・クライマックス」のセットアップである。

しかしそれでもまだ事態は終わらない。この後3/17~25に太陽が 金星と同様の動きをしてカーディナル・クライマックスの3惑星をトランスレーションするからだ。太陽は最初に天王星に合となり、その後土星と衝、そして冥王星にスクエアとなる。この新春相場において、(少しでもアストロロジーに理解ある方であれば)なぜ3月が最も一触即発の様相を呈しつつあるか?をおわかりいただけると思う。

 《長期的展望》

しかし金融アストロロジーについて何も知識の無い一般の投資家や投機家にとってこれは何を意味するのだろうか?
 これらの惑星の基本的特性にまつわる力学を考察してみよう。最初にトランスレーションの働きをする金星、これは為替・株・砂糖・大豆取引と関わり、その「価値」や「価格」を左右する。これらの市場にピーキーな価格の上下動が見られ、突然のバリュー変化が起きる傾向を読み取ることができる。

では何がこれを起こすのだろうか?金星と太陽によって起きるトランスレーションの働きで最初にヒットするのは天王星である。何か予期せぬ突然の出来事が起きると予測される。天王星はいわば前もって予測も予見も不可能な出来事を指し示す。それは、まるで降って湧いたような驚きをもたらすとも言えるだろう。また天王星はテクノロジー分野を支配する。今現在は魚座に在泊するが、まもなく戦闘的で軍事的葛藤のサインであり、同時にインターネット及び兵器に関係する牡羊座に入場しようとしている。
大規模サイバーアタックが起こりうるだろうか?新種のミサイルや「大量破壊兵器」が出現するのだろうか?

次に金星と太陽にヒットされるのは土星である。土星は心配事、収縮する運動、物事の遅れに関連している。我々は、土星のアスペクトに向かって衰退を見せる市場は常に潜在的な買い圧力を表すというルールを持つ。しかし、時により市場には、これらのアスペクトに向かって上昇し、そして「悪いニュース」が出現して売られるという動きもまた見られる。土星が関わる時、そこには常に「不十分である」という感覚が付きまとうのだ。これに金星が関わる時、それは「支払いするための金銭、または通貨が足りない」ことを意味する。

その後これら全てが冥王星と結び付いて行く。私が考えるに、現在経済社会面で起きていることの「鍵」がここに集約されている。今後14年間、山羊座に在泊する冥王星。冥王星はあなた方もご存じのように、「負債」を支配する惑星である。またこれは「税金」をも支配している。そしてまた人のライフスタイルにとっての脅威となり、時には人命そのものにも関与する惑星である。そして特に土星と天王星が関わってくる時、このようなヘヴィなトランジットの期間中は何らかの「危害・苦痛」の危険が存在する。今回のケースで私が考えるのは、我々が、負債の状況がまさに暴発しようとしており、多分制御しきれなくなっていると理解するのではないかということだ。国債の上限が数ヶ月前の9兆ドルから今や14兆ドルに引き上げられたことを考えれば、それは危急を告げている。私が正しくこの事を理解しているとすれば、これは半年余りで50%以上の膨張である。
 2012年に始まると最近アナウンスされたいわゆる「支出凍結」を待つことなど到底出来はしない。*ベン・バーナンキさえ、先週の議会報告で状況の深刻さ(即ち過剰な政府支出と負債)に言及している。

この時期は政治家や銀行家にとって心地よい期間ではないだろう。金星は合意や承認を意味する。土星と冥王星は共に働く時、拒絶感や人気の低下を生み出すことがある。今回のケースでは単なる不人気から徹底的な反発へと移行する可能性もあるだろう。

多くの国家において国民はリーダーに今すぐ賢い決定を下すことを望んでいる。2012年になってしまっては多分遅すぎるだろう。彼らは自分たちの政治的リーダーが国民の声に耳を傾け、敵対(反対)する立場の側(党)も共通の基盤を見出して歩み寄り、例え犠牲を伴うことであったとしても、社会を前進させる決定を下してほしいと望んでいる。しかし、彼らは3月中にそれをしそうにはない。そのかわりに、これまでよりもっと分裂し、その結果より激しい停滞、より多くの負債、そして一層の人気の低下を招くだろう。
このような時、株式市場がどのように上昇するのかを予測することはとても難しい。それでも再び市場は、いつものようにこの葛藤の壁を乗り越える道を見出すのではないかと思える。

ある時点において、政治情勢には多分自暴自棄的なエネルギーによるさらに大きなシフトが起きるだろう。もしかするとその時期は、木星と天王星が牡羊座に入場する五月下旬から6月までではないかと私は疑っている。それまでは、政治家達は広く両党の支持を得ていない喫緊の問題に関しうまく舵取りしたほうが良いだろう。全体のエネルギーがこのように極化している時期に、例えば医療保険制度改革案のような問題を無理に議会で通そうとするなら、それはガソリンで火事を消そうとするようなものだ。最初に負債と経済に関する問題に取り組むほうが良いかもしれない。結局、不同意を作り出す大部分は将来的なコストに関わる展望についてなのである。

やがて出現するであろう新しいアイディアは、おそらく「啓発」と「より大きい視野に基づく思考」の惑星(牡羊座の木星と天王星)がその働きを開始するまでは示現しないだろう。その後それらの惑星は逆行運動によって、夏以降に他者への愛とヒューマニズムの星座、魚座へ戻ってくる。その時、より両党の支持を得た普遍的な医療・健康改革案は前進することができるだろう。誰のための「時」がやってきたか?ということである。それは、(医療保険会社と医療ミス専門の弁護士を除いて)誰もが欲していることなのだ。

しかし、どうやってそれをやり遂げるのか? 私は、木星と天王星が魚座(牡羊座の間違い?)に入場にするまでに、前進するための明確な方法を知ることができるかどうか確信がない。魚座の末端に在泊する天王星(5月下旬まで)は「正しい行動」が何かを知る・・という事からはあまりにもかけ離れたエネルギーを持つ。
そしてその前に、否が応でもこうした事柄に直面し、明晰さが訪れるよう強制するような、何らかの災害が起きる可能性がある。


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【追記】3/1
(*メリマン氏は著書「2010年フォーキャスト」でバーナンキ議長の個人チャートを分析し、「彼はどちらかというとサンタクロース型 ー 人々に多くのプレゼントを与えたいタイプ」であり、出来ればあまり厳しい政策で苦しめるようなことをしたくないと感じる人柄ではないかと推測している。ただしこの推測はレクティファイ・チャート ー 出生時間不明時に計算と過去の出来事の照らし合わせにより作成されたチャート ー によるもので、絶対とはいえない)

先回のコラムの予測は概ね正しかったように思う。2月末の一週間は週始めが一番高く、その後衰えを見せながら終わってみれば穏やかな下げ基調のチャートを作っている。けれど一日毎の動きを追えばかなりボラタイルな相場だった。それぞれキッカケはニュースや経済指標の発表だったりして、それに反応するのは当然といえるけれど、印象とすれば何か釈然としない感じ。これを何かの予兆と感じるのは恣意的に見過ぎなんだろうか?
 
アメリカでは アストロロジーと細かいサイクル計算や(多分)幾何学を使って、株指標や為替の1日のインとアウトのタイミングを予測しているデイトレーダー達がいる。今のところ常に予測が当たるわけではなく、前もって予測タイミングをブログで発表し、場中で議論しつつ研究している段階のようだけれど、その人達を追ってみるとやはり先週はかなり難しかったようだ。

今回のコメントではかなり不穏な予測が強調されている。政治情勢や経済への言及は日本の状況にもオーバーラップしてくる。
チリで現地時間27日未明、M8.8の地震があった。これは満月のフェーズに合致する。日本にも津波がやってきた。ハイチに続いてチリ。これが災害の分散なのか、それとも何かの予兆なのかわからない。けれど穏やかなリアリストタイプでもあるメリマン氏が、自分の45年のアストロロジャー人生で初めて体験する非常に強いエネルギーグリッドが2010年から敷かれると言っている以上、色々な意味で十分用心すべき時間帯に入っているのかもしれない。。

hiyoka.