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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーより発売されました。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

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『マンデーン2016』こちらもマンデン・アストロロジーの知識が満載です。併せてどうぞ

September 19, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 9/20

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年9月20日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
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今回は訳者の都合により≪短期ジオコズミクス≫のみの掲載となります。m(_"_)m

≪先週を振り返って≫≪長期的考察≫では共に「これはブルか?それともベアか?」という問いかけを冒頭に置き、これから展開する強力なジオコズミック・サインがどう相場に影響するか、金融アストロロジャーにとって注目すべき期間となるとして、≪短期ジオコズミクス≫に繋げています。また≪長期的考察≫では『今年最高にクレイジーな時間帯の1つとなるかもしれない』といった言い回しも見られ、長期の相場に関わるアメリカの政治状況を財政や税金問題と絡めて解説しています。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

金融アストロロジーを研究する者にとって非常に面白い時間帯となってきた。

*1)木星・天王星は土曜、全3回のうち2回目のコンジャンクション(0°)を形成している。この惑星ペアの14年サイクルは今年6/8にその1回目を記録、これは私達の月刊購読レポート及び既刊「フォーキャスト2010」の中で3つ星レベルの重要な反転シグナルとして紹介したものだ。全てとは言えないが、世界のいくつかの主要な指数が前回の重要反転日である5/20〜25から6/8〜9に安値をとった。例えばダウ工業平均とナスダック総合は、まさに木星・天王星の初回のコンジャンクションが示現したその日に直近安値をつけている。そして、その後全ての株式市場が6/21の夏至に向かって勢いよく上昇していった。この6/21もまた、別の3つ星レベルの重要反転期日だった。

この時、全てのテクニカル・シグナルは再び「買え!買え!」と叫んでいた。ところが実際はその後、騰がるどころかいくつかの株式指数では通常の調整範囲を超える下落が見られた。ダウ平均やナスダックを含む多くの市場で、7月第1週目までに新安値さえ見られるという展開になったのだ。これが殆どの株式指数における年初来安値となっている。

6/8の木星・天王星の初回コンジャンクションは牡羊座0°で形成された。この時は両惑星とも順行中であった。*2)今回はこれが1つ手前の魚座の最終度数ジャストにあと半分というあたりで起こり、しかもどちらの惑星も今や逆行中だ。S&P500、FTSE(イギリス)、オール・オーディナリーズ(オーストラリア)、MICEX(ロシア)、NIFTY(インド)、そしてハンセン(香港)などに見られるように、今回は安値のかわりに全ての株式指数がシャープな上昇を見せており、6/21または8月前半の値を超える新高値をつけている。ここで魚座/逆行中という2度目のコンジャンクションが起こることになる。*3)そして丁度6/21がそうであったように、9/21は太陽がカーディナル・クライマックスの起きた度数に来る、四季の変わり目(秋分)でもあるのだ。6/21、それは2週間にわたる急激な上昇に終わりを告げた日だった。そして今現在、市場は再び8月下旬以来2〜3週間にわたって高々と上昇している。

先週のコラムで私はこの時間帯を『カーディナル・クライマックスの逆襲:続編』と名付けた。その理由がこれだ。太陽がカーディナル・クライマックスの度数を再び*4)トランスレートしようとしている。8月1週目、カーディナル・クライマックスの中心部にあった時は、多くの株式指数が高値をとっていた。いわばプレ・カーディナル・クライマックスとも言える6/21当時のトランスレーションはまた、多くの指数が夏の高値を記録した、シャープな反発局面の終焉であった。そして今私達は、ただ一度のポスト・カーディナル・クライマックスを太陽がトランスレートする9/17〜24を迎えている。指数を見れば、いずれも上昇中でいくつかの夏季新高値も見受けられる。
これは偶然だろうか? それとも、またもやデジャヴ—いつか来た道なのだろうか?

もしあなたが、殆どの市場解説者やウォーレン・バフェットのような伝説の人に耳を傾けるなら、彼らはこう言うだろう。『今回は事情が違う』。これは本物の上方ブレイクアウトの開始なのだ、と。彼らは正しいかもしれない。何故なら天王星が強く関わる状況下ではどんな事だって起こりうるからだ。それは6月に起きたような、主要なトレンド反転となるかもしれないし、あるいはまた、私達が追っている世界の指数のうち現在約半数の市場で起こりつつあると見える、重要な抵抗ラインの突破となるのかもしれない。また私達は、「フォーキャスト2010」で述べたように、魚座と牡羊座を進行する木星が示す長期トレンドが、通常はより強気の傾向を示すという事も覚えておかねばらない。だからこれは、2010年5月下旬から2011年6月までの特定の時期に予測されていた、株式市場におけるバブル的上昇となる可能性がある。

しかしながら今週は、単に私達の歴史的研究("Stock Market Timing"シリーズ第3巻参照)を通じて確認されたプライマリー・サイクルとハーフ・プライマリー・サイクルの完成に最も一貫した関連をを持つジオコズミック・サインのひとつ、木星・天王星のコンジャンクション形成が見られるというだけではない。*5)9/21火曜、太陽は木星・天王星の両方にオポジションとなる。太陽・木星のオポジションもまた、プライマリー・サイクル及びより長期のサイクルとの特に強力な相関関係をもつ位相であり、木星・天王星のコンジャンクションに引けを取らないのだ。またそれから2日いっぱいも経たない9/23の寄り付き前にはなんと満月が控えている。この満月が何処で起こるか見当はつくだろうか? 天秤座と牡羊座の0°だ。さあここで再びカーディナル・クライマックスでお馴染みの度数が出てきた。そして、天秤座—牡羊座の満月は、米国株式において激しい下落と関連する、史上最強の太陽・月の位相のひとつなのだ。

だが今回、天秤座では2度の満月が見られる。1度目は23日、そして2度目は10/22だ。これはいわゆる*6)ブルー・ムーンではないか? もし市場参加者達が買い方で、この満月が打ちのめされるような10月(天秤座)の下落に再び繋がるとするなら、彼らにとってそれはまさに、ブルー(憂鬱)な月となるだろう。



*1)アストロロジャー エリック・フランシスの調べによると魚座で起こる木星・天王星のコンジャンクションは西暦1334年以来の事象だという。

*2)木星・天王星コンジャンクション:東京ローカルでは19日朝6:5 魚座28°43’

*3)秋分:日本時間(東京ローカル)では9/23 12:28に太陽が天秤座に入場する。マンデーン・アストロロジー(国や社会的な現象を予測する占星術)では、春分・夏至・秋分・冬至の日に各カーディナル・サインに太陽が入場する瞬間の、首都のローカルタイムでたてたチャートを各星座のイングレス・チャートと呼び、国家情勢などの予測に使う。なお6/21は夏至であり、太陽がカーディナル・サインである蟹座の0°に入った。

*4)トランスレーション:進行の速い惑星または太陽・月がより遅い惑星の位置を通ることでそのエネルギーを帯びて働くこと。

*5)太陽・天王星オポジション:東京ローカルで 9/21 20:47、太陽・木星オポジション:東京ローカルで 9/22 02:07

*6)ブルー・ムーン:同じ星座宮で2回の満月が見られること。また同じ月の間に満月が2回見られることを指すという説もある。一般に月のエネルギーの影響が強化され、人の気分が変わりやすく物狂おしい傾向が現れるとも言われている。




訳文ここまで
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September 12, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 9/13

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年9月13日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
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来週のメリマン・コラムは都合により抄訳になるかもしれません。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

    2つ以上の惑星が互いにそれほど時を分かたずにその星座宮を変える際、時に相場反転が起きることがある。先週9/8、金星が蠍座に入場し、逆行の木星が魚座に帰ってきたその日、それは起こった。少なくとも先週の金融市場の動向を一見すれば、水曜日が最も重要な反転日だったことを明示している。

    私達が追跡している株式市場の殆どが先週ポジティブな雰囲気で始まったが、その後下落に転じ、水曜には週の安値が示現した。しかしこれらの市場は週末には再び上昇を見せ、木曜か金曜には週の新高値に到達した。これらの市場の大部分が、テクニカル上の強気シグナルを見せて週を終えたのだ。しかしながら、水星が未だに逆行中であることから、これは信頼性の高い指標とはいえない恐れがある。水星はこの日曜、9/12(日本では9/13朝)順行に転じる。

(日本時間での主な惑星進行の詳しいスケジュールはこの記事の下「9/8の新月—みんなに降り注ぐエネルギー」★次の新月までに展開する主なアストロ・イベントの項目を参照してください)

    また貴金属市場はまさに正反対の動きとなり、金と銀は水曜に週の高値をつけた後、金曜に向かってゆるやかなペースで売られていった。銀市場を見ると、価格は水曜に2000を優に超え、年初来高値の水準に達している。金12月限は同日1264.74まで上昇、これは6/21につけた年初来高値にあとわずかというところだった。したがって、これは異市場間弱気ダイバージェンスの示現であり、おそらくは金市場におけるダブルトップ・フォーメーションが形成されていると見なしてよいだろう。しかしながら、これまた水星逆行中の出来事であることを頭に入れておかねばならない。特に、まもなく火星が蠍座に入場しようという今、これが信頼度の高い売りシグナルであるかわりに、いわゆる騙しである可能性があるのだ。

    先週のコラムで私は、9/8が重要なポイントの日になるだろうと示唆した。そして、『何故なら9/8日は新月であり、金星と木星が共に進行する星座宮を変えるからだ。こうした各惑星の星座宮の変更は、世界の指導者達に対する評価が移ろうのと同時に、投資の世界においてもまた、対象への価値観が変化する傾向を生む。それまで注意が向けられていたものから「他の何か」へと焦点が移行するのだ。おそらく投資家達は、歴史的な低金利にある国債への投資はけして賢くも名案でもなかったことに目覚めるのではないだろうか。』 と続けた。 ビンゴ!である。先週最も大きい損失を被った市場のひとつが債券市場だったのだ。このような国債の歴史的な低金利を考えれば、多くの優良株がもたらす配当利回りのほうがずっと良いかもしれない。それに原則として、より多くのゲインをもたらす可能性を秘めているではないか。
そして、景気の二番底に関する話題は色あせ始めた。だが、こうした投資家特有のセンチメントは、今週火星が蠍座に入場し、10月下旬まで進行するにつれて、再び変化を見せるかもしれない。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    これからの1〜4週間、市場はとてもワイルドな様相を呈するだろう。天体気象は再び荒れ模様となる。これは通常、政治・経済界を舞台とする、何か突然のショッキングな出来事が用意されていることを意味する。また自然界もそれに劣らず、地震やハリケーンなどに見られるような暴発的な側面を見せるかもしれない。

    9/12日曜、水星は逆行運動を終える。その翌日、冥王星もまた逆行を終え、共に順行を開始する。これは、水星と冥王星の結び付きがもたらすいくつかの原理にハイライトが当たることを意味している。水星はコミュニケーションの分野を支配している。特に契約や合意事項において、「言葉」の重要性を裏付けると同時に、商業と企業取引全体を統治する惑星だ。そして冥王星は、研究、調査、そして何かを明るみに出す行為を支配する。また負債、税金、そして経済に関わる物事の変化や改革への衝動とも関連している。誰か他者に害を及ぼしたり滅ぼしたりするような意図が存在する時、冥王星は時に危険な働きをすることがある。

したがって私達は、科学や薬学の分野で何か新しい発見があったなどという発表を耳にするかたわら、秘密裡に行われた会談、意志決定や裏の行為の暴露など、その主役となった対象に問題を引き起こすようなニュース記事を目にすることになるかもしれない。経済問題では、米国などにおいて、国の財政的指針を変えるようなプランが発表される可能性がある。また私達は、敵方に対するダメージたっぷりの告発や非難の集中攻撃を目撃するかもしれない。まあ要するに選挙キャンペーン・シーズンだ、という一語につきるのだが、今回の攻撃トーンは異常なほど鋭く厳しくなる恐れがあるのだ。こうした「ストーリー」の目的は変革か破壊のいずれかだが、その情報の出所については注意を払ったほうが良いだろう。 もっとも、もしそれを知ることが出来ればの話だが。

    火星がその6週間にわたる旅を蠍座で開始する翌9/14(日本時間15日)も状況はたいして変わらない。 火星は蠍座の支配権を分かち合う惑星だ。いったい誰と共に分かち合うかって? そう、冥王星だ。自ら支配する領地へと還って来る火星、そして順行を開始する冥王星。これは債務問題と経済崩壊への恐怖が再燃すると同時に、改革を声高に求める動きが浮上することを暗示している。 これまで君臨してきた「お頭達」はまもなくその首を落とされるだろう。冥王星と蠍座は共に終焉を表す。あたかも「君はもう用無しだ!」とでも言うように。

(原文:Heads may fall soon  11/2の中間選挙日の米国始原図 [Sibley Chart] を見ると、国民の総合的状況や国の繁栄を表す1室において山羊座を進行中のドラゴンズ・"ヘッド" (月のノース・ノード) が冥王星とコンジャンクション(0°)を形成しつつあって興味深い。「fall」は惑星や感受点が各ハウス内のある位置に在泊する時に使う動詞でもある。実際にジャストのコンジャンクションとなるのは11/9で、この日の午後には月もまた同じ位置を通過する。そしてこの位置は外交を司る始原図7室の金星とタイトなオポジション(180°)、同時に金星・ドラゴンズ・テール(月のサウス・ノード)がコンジャンクション。友好国との貿易やコミュニケーション、交通問題などを司る3室では、カイロンと共に始原図の月とコンジャンクション状態にある海王星が、その少し前に逆行から順行に転じている。中間選挙の結果が米国の先行きに何か大きなインパクトを与えることを暗示しているように思える配置だ。ただしこの時蠍座にあるのは火星ではなく太陽で、Headsも複数扱いであることからすると、メリマン氏がこうしたことを念頭において暗喩を使ったとするのは考えすぎかもしれない。ちなみにその火星は射手座を進行中で、11/8夜、米国始原図6室最後部、西の地平線下にある天王星とジャストのオポジションとなるのも興味深い。)

    また、これから始まる週の最初の3日間は、月が射手座にあって私達が「射手座ファクター」と呼ぶ位置を進行することからしても、焦点となるだろう。毎月この2〜3日間は、金融市場、特に貴金属と債券市場に大きな価格変動が起きやすい。さらに言えば、火星が蠍座を進行する全期間中、また同様の傾向が見られるのだ。蠍座の特定の度数を進行中の火星ほど強力に貴金属相場に影響する星座宮と惑星の組み合わせがもし他にあると言われても、私は信じないだろう。 とはいえ、この相関関係をけっして100%だとは言うつもりは無いし、火星が蠍座を進行する全期間にわたってこうした強力さが持続するというものではないことを念頭に置いておいてほしい。


≪ 長期的考察 ≫

    『カーディナル・クライマックスの逆襲 : ザ・後編』 に備えよ

    私達は7/21〜8/21の期間をアストロロジカルな頂点として、経済世界の深淵に深く、なお深くと降りていくことで、2008〜2015年にわたるカーディナル・クライマックスの最初の3年を過ぎ越してきた。私達は以前この期間を、カーディナル・クライマックスに関わる惑星間のオーブが刻々と狭まっていく5段階のうち、最後のステージであると認識した。これは、金星、火星、木星、土星、天王星、冥王星、そして月のノース・ノードがすべてカーディナル・サイン(活動宮)にあり、ハードなT−スクエアの正確な形成に向けて互いに歩みを進めていた時間帯だ。このような天体位相は1931年6〜7月以来一度も起きてはいない。

    4番目の層 – 5層目である7/21〜8/21のすぐ前の時間帯 – は、5月下旬から6月前半に起きた。この時は木星と天王星の両方がカーディナル・サインである牡羊座に入場し、6/8に全3回のうち最初のコンジャンクションを形成している。来週末9/18、木星・天王星コンジャンクションの2回目を迎えるにあたり、私達は再びこの4番目の層に帰って来ようとしている。しかしながら、今回はちょっと様子が違っている。何故なら今回の木星・天王星コンジャンクションは、牡羊座の0°ではなく魚座の28〜29°で起きるからだ。魚座は同情心、利他主義、そして危機に瀕していたり、生存のために助けが必要な他者に手をさしのべる行為を司っている。

    これに関して最近の政府の動向を見る時、医療保険制度改革法案がついに可決された2010年3月、木星・天王星が共に魚座にあったことは注目に値する。この2惑星が逆行運動を通して再び全体の健康管理を司る星座宮に戻ってくる時、この法案の撤廃や、少なくとも後戻りして、法案に含まれる条項のいくつかを見直そうという話が出るだろう。はたして共和党は法案そのものの撤廃に成功するだろうか? いや、多分それは無理だろう。

    さて私達はこれから2ヶ月の間逆行を続ける惑星達について論じている。となると、最近可決された法案に何か変更が加えられるのかもしれない。例えば金融規制改革法案だ。この法案に含まれる、税金逃れの誤魔化しを探すという目的のためにIRS(米財務省/内国歳入庁)に16,000人もの新規職員を雇い入れるという項目は、本当に必要なのだろうか? IRS自体さえもが、この条項 – そして金融規制改革法案そのもの – を、職員達に新たな重荷を負わせるものだとして不満を表明しているのだ。

金融規制改革法案は企業に対しても新たに莫大な負担を強いている。彼らは今後、600ドルを超える支払いは対企業だろうが個人だろうが全て、四半期ごとに新たな報告書の束を提出するよう義務付けられる。納得のいかない膨大な雇用、報告書の山。このどちらの条項も、IRSや業界人達には人気が無い。そしていずれの条項も11月の中間選挙時には、主立った有権者達がホワイト・ハウスの指導力を慕うような事態は招かない筈だ。反対に、それは景気回復のための細目が脱線していることを露呈するものであり、多くの有権者達がホワイト・ハウスに背を向ける原因となりつつある。それはとてもシンプルでわかりやすいものであるべきなのだ。だがこの政府の管理下で制定される法案ときたら、簡潔なものなど何ひとつ無い。とにかく全てがひどく複雑で入り組んでいるのだ。

その内容たるや2000ページ以上にも及ぶ法案の数々が急いで可決された後で、いつもその中に複数の「全く別の政策」という地層が紛れ込んでいる事実が発見される。そして、これが政府の言うことに対する不信感を引き起こす元ともなっている。このように、「ピーアールされた行動とその意図」の効き目を、結局は無効にしたり半減してしまうような複雑なふるまいの裏には、アストロロジーに裏付けされた力学が潜んでいる。この徴候は大統領自身の誕生図に見て取れるのだ。(誕生時の月が双子座にあり乙女座の冥王星とスクエアを形成) だがこれについてはまた別の機会に論じることにしよう。

    さしあたって、これから先はカーディナル・クライマックスの4層目と5層目が示唆する問題、そして相場反転の可能性に関わる問題に戻ることになるだろうと私達は予測している。この点については、太陽と水星が共にカーディナル・サインの初期度数を進行し、カーディナル・クライマックスを構成する諸惑星とハードなアスペクトを結ぶ、9/21〜10/8に注目しておきたい。これらカーディナル・クライマックスの「トランスレーション」運動は、おそらく7月から8月にかけて直面した問題への回帰を推し進めるだろう。同様に、8月前半に見られた金融市場における相場の反転とよく似た状況も起こる可能性がある。さて、ここで再度言及しておこう。主要な問題となってくるのはおそらく『3D』だ。すなわち Debt(負債)・Deficits(赤字)・そしてDefault(デフォルト)である。

中間選挙までにこれらの件に関する大修正をほどこす事に失敗すれば、多分現職議員には4番目の『D』が与えられるだろう。 それはDefeat(敗北)の『D』だ。






訳文ここまで
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September 08, 2010

● 9/8の新月ーみんなに降り注ぐエネルギー(気まぐれUP♪)

9/9 DMでいただいた質問に基づいて加筆しました

新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、わたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。 わたし達ひとりひとりが作りあげている「世の中」も、秘かにこうしたテーマのもとで動いていると言えます。

今回の新月が起きるのは、9月8日乙女座15°40’。今回も地球に近い、強力なスーパーニュームーンです。 このところ水星逆行の影響下で、なかなかしっかりした展望が開けてこない日々が続いていますが、こんな時って自分でも知らないうちにストレスを溜め込みやすいもの。 これからの約1ヶ月間は、メリマン風に言えば、またまた沢山のジオコズミック・サインが束になって展開してくる時間帯です。毎日ちょっとでも元気に、笑顔を忘れないで頑張っていくためのこころのナビゲーターとして・・・今月も新月のテーマを読み解いてみたいと思います。


新月タイム・スケジュール
9/8、日本では東京・関東ローカルで19:47、北海道周辺で19:54ごろ、関西方面は19:28ごろ、沖縄周辺で19:00ごろに新月となります。ヒーリング・メディテーションや願い事をしたい方、 可能ならこの時間帯に合わせてみてください。


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Sabianシンボルによる【新月のテーマ】

* テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。

【乙女座15°〜16°】

"An ornamental handkerchief" + "An officer preparing to drill his men"
"An orangutan" + "The flow of inspiration"

自分が持って生まれた能力への気付き→ ★向上のための訓練→ ★クラスやランクの壁・格差を認識する→ ★自己の力に相応しい尊厳と名誉を求める→ ★引き受けるべき責任と日常の努力→ ★自己表現方法の模索→ ★社会の中での外見や立ち居振る舞いの重要性を見る→ ★本能的衝動と理性との闘い→ ★"ワイルド"なものへの志向→ ★セクシャル・エネルギー=生き物としての「ナマ」のパワーをどう扱うか?への挑戦→ ★こころと体の奥底に眠る、純粋な生命エネルギーの流れに気付く・・・・

エネルギーのポイント: 「フラストレーションの解放とその巧みな制御」「融合」
ラッキーポイント: ユーモア。「本質」から目を反らさないこと。肩の力を抜く。ゆっくりした呼吸。歌う。流す。踊らされず、自ら踊る。小さくてちょっと贅沢な装飾品。透明感のあるもの。

100908NM


さて、 前回8/10の新月テーマは『人間関係の中で「裸の自分」を表現したいという願い』をどう実現していくか? その試行錯誤が続くことを暗示していました。身近な家族や恋人、仲間や友人達。そして職場・社会の中で、自由に自分を表現する楽しさを味わえた方はいらっしゃるでしょうか? ちなみにわたし自身は、まだまだ途上、線路は続くよどこまでも〜♪という感じでした。逆に今まで気付かなかった色々な疑問が湧いてきて、この期間の最後はちょっと立ち止まり気味だったかも。。。がんばらなくっちゃ、です。(^_^;)

そして今回も、社会の中でどう毎日を生き抜くか?の挑戦が続くようです。
自分の中で、なにか得体の知れないパワーがわき起こってくるかもしれません。 または、今まであまり気付かなかった能力を自覚するひともいると思います。それはまだ荒削りで、ダイヤモンドの原石みたいなもの。 これをどう研ぎ澄ましていくか? また現状の社会で、うまく折り合いをつけながら力を認めてもらうにはどう振る舞えばいいか? ・・・先月の「自己表現の追求」は、そのステージを1つ上げてきました。

残念ながら、今のわたし達をとりまく社会には歴然とした格差があります。それは昔ながらの「家」や「血筋」「財力」であったり、学歴やコネクション、そして突出した才能の有無、セルフ・プロモーションやマーケティング能力に長けているかどうか?などに左右されます。 その壁を突破するために、わたし達は懸命に自分の仕事やハウトゥー研究にとりくみます。  そして自分の能力や志向に見合った、「良い仕事」「良い就職先」「良い収入」を得たいと願っています。例えばトレーダーの世界では、毎日のゲインやロスがはっきりと数字で表れます。それはそのひとの能力の証として、実はお金以上に重要なステイタスかもしれません。シンプルだけど、厳しい世界です。

こうしてわたし達は様々なランク付けの世界に生きています。「別に気にしてないよ?」と言ってみても、意外と一生懸命生きてるひとは沢山います。誰だって、自分の存在価値は気になるものではないでしょうか。わたし達のこころの中には、周囲の人々や社会、少なくとも「特別な誰か」に認めてもらってこそ、自分の存在意義を実感できる・・という仕組みが存在するのも確かです。 だからわたし達は好むと好まざるとに関わらず、毎日自分を訓練していると言えます。認められるために、自分を「ちゃんと」機能させるために、力を適切に使うために、そして幸せになるために、愛されるために。

dolfin

でもわたし達の中には、けして飼い慣らされることの無いナマの「生命力」がマグマのように潜んでいます。それはとてもセクシャルでワイルドなパワーであり、勝つか負けるか? 生か死か?のサバイバル本能でもあります。もし他者を気遣い、自分を社会的規範に合わせるためにこの、理屈の通じないパワーを押し殺してきた部分があったなら・・・知らない間にレッドゾーンを越えて、なにかの拍子に突然アタマをもたげてくるかもしれません。 扱いようによっては暴力性を含む、危険なエネルギーでもあります。理由もなくムカついたり、妬み嫉みの感情が湧いてきたり、些細なことでケンカにもなりかねません。

(このエネルギーのあおりを受けて、理不尽な暴言や意地の悪い仕打ちをうけたと感じた時には、即座に反応しないでひと呼吸入れてください。相手のエネルギーに同化せず、流せるものは流してしまいましょう。仕事上の問題など、どうしても対応しなければならない時は、ひとつひとつ冷静に問題を検討し、つぶしていくことが必要です。問題となっている事自体がピント外れだったりすることもあるので、慌てて相手のことばをうのみにしないでね。そして最低限、コミュニケーションの架け橋を自分からは外さない・・とこころに決めてかかってください。それがいつのまにかあなたのエネルギーを大きくします。)

けれどここでのテーマは、そんなダイナミックな力を厄介なモノとしてでなく、自然に発散させること、自分に備わった欠かせない一部として認めること、純粋に創造的に使えるエネルギーとして見直していくことです。 もともとこうしたセクシャルなエネルギーは、そのままで「創造」そのもの。命の賛歌のようなエネルギーです。でも今の社会では抑圧と孤立がとても強くて、単なるフラストレーションの発散としてしか扱われないことが多いのも事実。本当はとても勿体ないことかもしれません。。

このひと月の間に、もし自分の中に何か大きなエネルギーの盛り上がりを感じたら・・衝動的に動いてしまう前にちょっと立ち止まり、そのワイルドなパワーを自分でどんなふうに使えるか考えてみてください。もし何か具体的な問題があるなら、それを創造的に打ち破る原動力として使えるかも知れません。 勿論、このエネルギーを、パートナーや大好きなひととのセックスに使うこともステキだと思います。 

どんな使い方をするにせよ、合い言葉は『融合』です。 あなたにとって、本当に他者と溶け合う感覚って、どんなものでしょうか?  セックスであれ勝負の世界であれ表現の世界であれ、ただ一瞬の自己完結ではなく本当に他者や対象と向き合い、「そこ」に「共に居る」ことができた時、初めてわたし達の中に『融合』の感覚が生まれます。 それは多分、真新しい自立した絆です。・・・なんて、これって言うのはとっても簡単だけど、実は意外と難しいもの。なぜならこの行為にはノウハウが無いからです。それぞれが自分のこころ深く入り、ついには溶け出していく・・そんな感覚のものだからです。でも意識して挑戦する価値はおおいにあると思います。 せっかくのテーマなので、機会が訪れたらぜひ試してみてください。もしかしたら、自分の真の存在意義を深く感じることができるかもしれません。。

と・・・テーマの説明ですでに長くなってしまいました。それではサラリと東京ローカル図を見てみます。(日本に特化したエネルギーを見るには、首都の新月図を使います。)

今回の新月は乙女座6室で起こります。月は逆行から滞留に移ろうとしている水星のエネルギーを拾って太陽のもとにやってきます。6室は日常の仕事や職場環境、そして健康面を司るハウス。 新月は、この分野に光を当ててきます。仕事や人間関係から来るストレスから健康状態が悪化することも考えられるので、十分注意してくださいね。本当に、健康面に関しては毎回同じようなことばっかり言ってます。 でも猛暑の中、カーディナル・クライマックスの中心部だけでも大変なエネルギーでした。そこを無事通り抜けてきたものの、まだまだお楽しみはこれから。 少し肩の力を抜き、休める時にキチンと休んでください。 そして、何かあったら自己診断しないで信頼できるお医者様に相談を。

社会的にも、何か病気の問題がクローズアップされるかもしれません。ひとの心が乱れがちで、山あり谷ありの1ヶ月になりそうです。また6室は警察や自衛隊など、国や地域を護る組織にも関連することから、このあたりに何か問題が生じる可能性も考えられます。

気候の変化・天候もまだもう少し要注意かな。天災や異変などが起きやすい天体配置が続いています。もう十分干ばつや洪水で苦しんでいるひとたちがいるのに、これ以上何も起きないでほしいけれど...。

人間関係では、無意識のうちに「人に見せる自分の顔」を変えたいという気持ちが湧いてくるかもしれません。何故かはよくわからないけれど、気分が変わった・・今までとは違う自分を見せたい・・そんな感じで、これまでよりもっと自然体でありたいという気持になりそうです。また、相手ともっと深く知り合いたいという気持も強くなりそう。ただし気持が不安定になりやすいため、周囲と調和していくには少しの工夫と、ちょっとの忍耐が必要かも。ピンチのときはユーモアで切り抜けてね。

長い時間をかけて溜まってきたエネルギーがなんらかの形で噴出するようなことが起きそうな感じも。壊れてしまったものを再構築するために、そして未来へ向けての新しいビジョンを得るために、煙突掃除をするようなイメージの出来事です。何かが方向を変えるのかもしれません。また、水星が滞留から順行に移り、以前逆行を開始した度数に戻ってくる過程で、今まではっきりとしなかった物事が少しずつ薄皮をはぐように見えてくるのではないかと思います。それまでは、たとえ気持がはやっても一歩一歩。とりあえず解ることだけ、できることだけ、無理せず着実に・・って感じで進むほうが、結局は良い結果を招きそうです。

金融アストロロジー方面でも、この新月からは全体のトレンド転換や人気セクターの変化、ボラティリティーの高さを示す天体位相がいくつも出てきます。十分注意を払ってくださいね。そして、どうか機敏に波に乗れますように!

≪次の新月までに展開する主要なアストロ・イベント≫

9日午前1:00前後 金星が蠍座に入場
9日午後2:10前後 木星が魚座に帰還(2011年1月まで)
13日朝8:30前後 水星順行開始
14日午後1:55前後 冥王星順行開始
15日朝8:00前後 火星が蠍座に入場
19日午前10:00前後 木星・天王星コンジャンクションat魚座
23日午後0:30 太陽が天秤座に入場(秋分)
10/8 午前4時頃 天秤座で新月/午後4:30頃 金星逆行開始

米国の先鋭的アストロロジャー、エリック・フランシスはこの新月が射手座15°付近に位置するグレート・アトラクターとスクエアを形成することに注目しています。グレート・アトラクターとは数億光年にわたる宇宙領域の銀河や銀河団に影響を及ぼす巨大な重力異常ポイントで(Wikipedia)、その正体ははっきりわかっていません。この想像を絶する質量とエネルギーを持つポイントを彼は『存在の黙示録』と形容し、この新月とのスクエア形成によって、わたし達人類の存在の深みに「何かが起きる」と指摘しています。それは次の時代へと向かう新しい思考形態の萌芽でしょうか? それとも新しい種子を宿して生まれてくる、これからの子供たちなのでしょうか? 

ちっぽけな銀河の、ありふれた恒星太陽。そのまわりを巡るミクロだけど希有な惑星地球。その上に生きるわたし達にも、遥か彼方のグレート・アトラクターの力は及んでいます。その存在はあまりにも遠く巨大すぎて、微細な呼び声さえ感じ取ることはできないでしょう。 ただ新月のひととき、目を閉じてディープスペースの暗黒に思いを馳せてみるのはとてもステキなことかもしれない・・と思うのです。


greatattractorGreat Attractor(なんとなくこのあたりらしいデス..)



Good Luck to You All !!!★




hiyoka(^_^)

August 29, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 8/30

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年8月30日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jp/では無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
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来週9/6付けのメリマン・コラムは訳者の都合によりお休みさせていただきます。
今度は本当に、お休みすると思います。。(^_^;


≪ 先週を振り返って ≫

    カーディナル・クライマックスの中心的時間帯の終焉を追って始まった最初の週、そして新たな水星逆行サイクル(8/20〜9/12)の最初の週でもあった先週、世界の株式市場は売られ続け、そして最後の最後に反転したように見える。しかし、カーディナル・クライマックスの中心的時間帯である7/21〜8/21を通り抜けた今、もっと興味深いことは、数にしてどれほどの経済界のリーダー達が、米国経済の未来についての彼らの見通しを変えつつあるのかということだ。カーディナル・クライマックス以前、いやすでにその時間帯の初期に入ったあたりでさえも、殆ど満場一致と言うに等しいコンセンサスの内容は、米国経済の二番底はまず無いだろうというものだった。だが今は、彼らの大部分が、景気の二番底の可能性が増大したと言い始めているし、その中の数人は、実際来年には完全にそうした状況が訪れるだろうという展望を述べている。

カーディナル・クライマックスの直後に続く、水星逆行タイムへようこそ!
米国債が「ダブル・バブル・トラブル」の様相を呈し続けていくにつれ、あなたは、「景気の二番底」の可能性について、きっと沢山の予測を耳にすることになりそうだ。それらは、その時々の状況に応じて調整され、「ダブル・メッセージ」と化したものになるだろう。

(ダブル・メッセージ:心理学用語。口に出す言葉と本来の気持を表す表情や動作が相反しているようなケース。本人も気付かない部分で大きな混乱を抱えていると言われる。)

    さてヨーロッパでは、私達が追跡する全ての株式指数が8/25水曜に今月の新安値をつけた。この安値は7月初旬の安値を割ることなく、価格は金曜に向かってかなりの上昇を見せた。アジアと環太平洋地域では、事情は少し異なっていた。殆どの株式指数が8/25に底をつけたのだが、その中で日本の日経225のケースでは9000を割って年初来安値をつけたのだ。日経225は8/25に8807まで売られ、2009年5/1以来の安値を見ることになった。またインドでは、市場は全く安値に落ちることがなかった。事実、NIFTYは8/23に年初来高値を示現している。

    アメリカ大陸では、アルゼンチンのメルヴァルもまた8/25に安値をつけた。ブラジルのボベスパはその翌日にボトムアウトした。そして米国では、ダウ平均とナスダック総合の両方が金曜の早い時間に底をつけ、ワイオミング州ジャクソン・ホールで開かれたカンザスシティ連銀主催のシンポジウムにおけるベン・バーナンキのスピーチ内容が報じられた後、そこから引けまで旺盛な買いによる上昇をみせた。これらの指数は皆、それぞれ7月初旬につけた安値より常に上に留まっていた。

    金と、そして特に銀市場は、先週早々に軟調さを見せた後、新しい活力を得た。9月限の銀は火曜につけた安値1773から、金曜日中に1934までドーンと上昇した。引け値は1904だった。金12月限は木曜に月の新高値1246をつけた。1160以下で取引されていた時からほんのひと月も経たないうちのことだ。原油相場のパフォーマンスもまた、株式や貴金属市場と似たような状況だった。すなわち8/25水曜には6月初旬以来の安値70.76まで売られ、その後週末まで買われて金曜には75を超えるまで騰がった。

    その一方、米国債券市場ではなおも大活劇が繰り広げられていた。8/25水曜、債券価格は前回の金融危機によるパニック時の高値に達したが、週末に向かって急激な下落を見せたのだ。そして日本円もまた別の心躍るドラマを演じていた。円も8/24火曜、1995年初頭の史上最高値以来の最高水準である対ドル84以下まで急騰し、そして米国債と同様、その後週末に向かって急激に売られたのだった。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    さてそれでは、株式市場と銀市場が底をつけ、債券と日本円がトップアウトした先週前半、何がそれほど重要な要素だったのだろうか?こうした現象は8/20〜21に展開した3つの重要な"レベル1"(最も強力)のジオコズミック・サインが支配する3営業日のうちに起きた。この3つとは、太陽・海王星のオポジション(180°)、金星・火星のコンジャンクション(0°)、そして32〜37年周期を持つ土星・冥王星のウェイニング・スクエア(閉じていくスクエア=90°[270°])だ。その上に、水星もまた8/20に逆行に転じていた。

強いアスペクト同士がこのように時間的に近接して展開する場合、通常は3営業日のうちにトレンドの反転が起きる。そして今回も例外ではなかった。だが、このリバーサル局面がどの程度の期間続くか?となると別問題だ。なぜなら、水星逆行中のリバーサルは長続きしないことが多いからだ。いや長続きしないばかりか、上下どちらの方向であれ、価格変動の推進力は通常、すぐ(大概4営業日以内)にその勢いを失う。また私達は、これらのリバーサルが8/24の乙女座—魚座の満月近くに起こったことに注目している。ミュータブル・サインにおいて結ばれる、(要となるような)月相は、異なるタイプのサイン(星座宮)で起きる時とは対照的に、多くの金融市場におけるトレンド反転との関連性が最も強いと思われる。

次回の重要なジオコズミック・サインのシリーズは、9/4に始まる。そこからは、10/8の金星逆行開始を含め、数々のサインが展開すべくたっぷりと待ちかまえている。だからこの5週間にわたる、もう1つのジェットコースター相場に備え、心の準備をしておいてほしい。なぜならパワフルな金星逆行開始と共に終わるその時間帯の中、9/18、私達は全3回のうち2回目の木星・天王星のコンジャンクションに再び遭遇するからだ。拙著『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles』で詳述したように、この2つは株式市場におけるプライマリーサイクル又はそれより長期のサイクルと、歴史的に最も顕著な関連性を持つジオコズミック・サインなのだ。


≪ 長期的考察 ≫

    ここしばらく私は、金融資産における「バブル」について書き続けている。直近(6月以降)では、こうしたバブルが米国債において起こっている事を参照してきた。しかし、「バブル」の概念は別のアナリストにとっては違う事を意味する。数字的に最も厳格な意味合いから言えば、『バブル』というのは、金融資産の価格が通常なら起きるような注目すべき下落抜きでシャープに上昇する現象を言う。殆ど全ての場合、その資産価値は、トレンドが始まった時から比べて少なくとも100%の上昇率となる。いやしばしば価格は4〜10倍の上昇を見せることさえある。

    バブルはファイナンシャル・アストロロジーとの相関関係をとてもよく表している。この2つは、天空と時間とが織りなすある特定のポイント、又は金融市場に関係するある特定の実体(組織など)の始原図の中で、木星か天王星(又は両方)によって結び付いているのだ。ナスダック総合のハイテク・バブルは、天王星がその支配する宮である水瓶座に入場した1995年に750から始まり、2000年3月には5000を超える史上最高値をつけた。その最終局面で、天王星は水瓶座の第3デークを進行中で、牡牛座の土星・木星とのスクエアを形成していた。水瓶座はテクノロジーに関連している。そしてナスダックはテクノロジーの比重が高い指数だ。他にも、天王星が魚座に入場した2003年前半に1バレル25ドルから始まった原油相場が、天王星の魚座第3デーク滞在時の2008年7月、バレルあたり147ドルをつけたバブル現象を見ることができる。魚座は原油を支配する星座だ。そしてどちらのケースにおいても、バブルの終焉に続く下落は6〜24ヶ月の間に、70〜80%にまで達した。

(デーク:各星座の30°を10°ずつにわけたもの。各デークで若干その色合いが異なるとされる。)

    しかし、こうして4〜10倍など価格の倍数によってバブルを定義するのではない、また別の視点が存在する。バブルというものは過度の恐怖感と貪欲さに連動して起ち上がってくるものだ。その結果、投資家はバブルが芽吹いたある特定の市場に群がり、その価値を高く押し上げる原動力となる。そしてこれが取りも直さず今現在の債券市場に当てはまる、というのが私の意見であり、債券市場が「ダブル・バブル・トラブル」を形成しつつあるという見解の基礎をなすものなのだ。勿論いくらバブルとは言っても、米国長期債又は10年以下のT—ノートはその価値評価が他の金融資産とは違うため、騰がり始めた時点から比べて4〜10倍もの価格上昇の恩恵を受けることはあり得ない。1999年と2007年、ベース価格95—105だった10年物T—ノートは、FRB(連邦準備制度理事会)の始原図で12年周期の木星回帰が起きた2008年12/19に、130/25まで上昇し史上最高値をつけた。それは又、金融危機におけるパニックの只中でもあった。この価格はつい最近2010年4月には115まで戻ったものの、現在再び130近辺まで近付いてきている。(先週の高値は約127だった)

(木星回帰:ジュピターリターン。 各惑星は、その惑星の進行速度に応じた周期をもって誕生図や始原図の位置に戻ってくる。それを回帰=リターンといい、その惑星が本来持つとされるテーマに沿って、ひとつの周期の完結・総括と新しいテーマの創出が行われる。個人の場合にはそれまでの来し方によって現象面でも様々な現れ方が見られるが、金融アストロロジーにおいての木星回帰は、関連する相場のひとつの頂点となる要素だといえるのかもしれない。)

    これがバブルではないかと私が疑う理由は、過去4ヶ月にわたるこのシャープな価格上昇の裏に潜む心理学的要因に依るものだ。投資家達が株式市場より債券市場の「安全性」の方に彼らの資金をはるかに多く注ぎ込むのは、過度の恐怖のためだ。私はこの事を、心理学的な要因による危険な徴候—即ちバブルとさえ言えるものだ、と見なす。しかしまた私はそれを、ファイナンシャル・アストロロジーの見地から言っても「バブル」であると見る。木星と天王星は牡羊座の最初期の度数でコンジャンクションを形成してきた。そして、このコンジャンクションは同時にFRBの始原図における太陽・冥王星のオポジションとTスクエアを形成しているのだ。その結果、FRBと、彼らがその意志決定によって影響を及ぼす金融商品は、バブルと同じ「質」を帯びることになる。

(牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座の各カーディナル・サインの初期度数はもっともエネルギーが強い度数とされている。)

    今回私達が体験したカーディナル・クライマックスの中心部が、もう1つの金融危機や政治的争乱、または新たな世界大戦など、壮大な出来事を何も引き起こさなかったことに、多くのアストロロジャー達が困惑を隠しきれずにいる。しかしこの事は、アストロロジーというものがどう機能するか?という事についての教訓を、シンプルに明示するものだ。こうした惑星配置は、ロシアでの干ばつや森林火災に導いた激烈な熱波と乾いた気候、そして中国やパキスタンで何十万もの人々に避難を余儀なくさせた洪水などの原因ではあるかもしれないが、人間それ自体の活動の「原因」となるものではない。

    人間の行動それ自体に関連するアストロロジーは、その行動の「原因」であるというよりは、「共時性をもたらすもの」「共振させるもの」に近い。スイスの偉大な心理学者でアストロロジャーでもあったカール・ユングの精神にのっとって言うなら、『間断なく続く時の流れにおいて、それぞれの瞬間にはその瞬間に固有の「質」が存在し、その瞬間に生起したものは何であれ、全てがその「質」を帯びる』。

そして私もまた、アストロロジーの研究に際してはこれと同じアプローチをとっている。これはその時その時の各惑星や星座宮の意味を繋げて「未来はこうなるだろう」という筋書きを予言する、という観点から来るものではない。世にも稀なコズミック・パターンが展開する時、私はその中で「その瞬間に一体何が生まれてくるのか?」の方がより興味深いと思う。そして私にとって、「その瞬間に生まれたもの」こそが、これから先にどんな結果が待ち受けているか?を理解する鍵となるものなのだ。

    そうした観点から見た時、7/21〜8/21のカーディナル・クライマックスの中心的時間帯においては、少なくとも3つの重要な経済的・社会的な政策決定が「産み出された」と言える。そして、これらの決定はまもなく、私達の経済社会の未来像に関して、何か大きな変革に繋がるような物事へと進化していく、そのサイクルを開始する。いや事実上、それはすでに始まっているのだ。拙著『フォーキャスト2010』で述べたように、『アストロロジー研究の世界から展望すると、2010年という年は、私達の集合的な社会生活にとって最も重要な年となるかもしれない。2010年の夏に入る時、私達は選択の余地を持っている。しかしその時までに、どんな選択をするかは決められているだろうし、その選択が産み出す結果を覆すのは非常に難しいことだろう。』

    それでは一体どんな選択が為され、それらはアストロロジーとどんな関連を持つのだろうか? まず最初は土星が天秤座に入場し、木星・天王星が牡羊座にあってオポジションを形成した7/21、オバマ大統領の署名をもって成立した金融規制改革法だった。この時、各惑星は米国始原図の金星と木星に、それぞれスクエアを形成していた。金星と木星は「マネー」を司る惑星だ。そしてこれは、「都合できる額以上の支出がもたらす破産」に関連する、古典的なアスペクトと言ってよいだろう。

その後8/10、FRBは、以前からアナウンスされていた、保有資産を縮小することによる「出口政策」のプランを捨て去る決定を下した。その代わりに彼らは長期国債の買取プログラムを再開することにより、そのポートフォリオを再膨張させることを決断した。彼らは、木星が逆行初期の滞留状態にあって冥王星との正確なスクエア(過剰に多額の負債を意味する)を結んだ、まさにその時にこの決定を下した。しかもそのスクエアは、FRB始原図の太陽・冥王星のオポジションとTスクエアを形成していたのだ。木星がこの手のアスペクトに含まれる時は、往々にして過大評価と誇張が生まれやすく、それがまた判断を誤る傾向に導いていきやすい。これが私のアストロロジカルな見解だ。
決断は下された。今後は新しい構想から成長した物事が、結果となって現れてくるだろう。そして知っての通り、私達の生涯における最も強力なジオコズミック・サインのラインナップが示す力学に沿って、良きにつけ悪しきにつけ、私達それぞれの人生に多大な影響を与えていくことになるだろう。 『上なる如く、下もまた然り』である。

(「下にあるものは上にあるものの如く、また上にあるものは下にあるものの如くである」元々は錬金術の基本奥義書、エメラルド・タブレットに出てくる奥義の言葉。エジプトのアレキサンドリアに住み、叡智の神とも同一視されるヘルメス・トリスメギストスの言葉とされる。錬金術とは文字通り金を生成する魔術ではなく、神の叡智のレベルを金という暗喩で表し、人間の魂の変容と霊的な成長を促すための哲学体系を言う。)

    さて先々週土曜—8/21に、この期間最後の、3番目の決定が下された。その日、ロシアはイランのブシェール原子力発電所に核燃料棒を搬入し、イラン原発はその稼働態勢を整えた。これは土星・冥王星がスクエアを形成した日であったが、それと同時に、米国始原図におけるプログレッションの**火星が逆行を開始していて、その78年間にわたる逆行期間のいまだ開始途上にある時間帯でもあったのだ。火星はその国の軍事に関わる諸状況を司るものだ。

もし誰かが、カーディナル・クライマックスの中心部は期待はずれで何も起こらなかったと言うなら、私ははっきりと意見を異にするだろう。 私は、世界中の金融アストロロジャー達が予想した派手な事象と全く同程度の重要性を、この期間に起きた出来事が持っていると確信してやまない。
そして、世界の市場はそれを反映している。


(プログレッション:アストロロジーの未来予測法のひとつ。コラムにもよく出てくるトランシットは、国や個人の始原図・誕生図に現在進行する惑星や感受点がどんな関係性やアスペクトを結ぶかで見ていくが、プログレッションの場合は誕生図そのものの惑星位置を、時の経過によって、ある法則のもとに仮に動かしていくことによって見ていく。トランシットより奥に潜む個的要因を示すとされる。)

**(火星逆行:各惑星が逆行に入る期間、その惑星の力は内在し、外側に影響を及ぼす力が減衰したり混乱が生じると言われている。個人にとっては自らを省みてそれまでの行動の方向性を再検討する機会でもあるが、国や社会を見る場合は政策や方針の転換、対外影響力の変化、取り締まり強化などの内圧や格差の増大など、火星の原理であるサバイバル衝動やある種の攻撃性が内在化する可能性も考えられると思う。但しプログレッションの場合は長期的な影響力で、トランシットのように短期間に突出した出来事が起こるというものでもない。通常はプログレッションとトランシット、その他複数の技法を併用して予測を立てていく。)






訳文ここまで
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August 22, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 8/23

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年8月23日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
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今回お休みさせていただく予定でしたが、水星逆行中ということもあって何となく気になるため、≪短期ジオコズミクス≫のみ翻訳UPしました。(^_^;

≪先週を振り返って≫では、前回触れられた異市場間弱気ダイバージェンスに基づく各国市場の下げにサラリと言及している他、冒頭では今後数十年にわたる各国の権力構造のバランス変化に繋がるような重要な決定がなされたこと(FRBの国債買取プログラム再開など)に力点をおいています。そして、今現在アメリカ国内においては信じるひとが少ないとしても、メリマン氏自身は日本の「失われた10年」と同じ事が米国に起きるだろうと断言しています。

≪長期的考察≫は長文でした。ここでは、太陽が8/23乙女座に入ることをふまえ、またコラムの冒頭部分を引き継いで、最近の政府とFRBの重要決定事項と雇用問題の関係を、WSJの記事などを引き合いに出しながら論じています。また、アメリカと日本の債券市場のバブル=金利低下の行く末が、経済活性化の要になるべき退職者たちを追い詰めていく可能性や、日本もまたメリマン氏言うところの『ダブル・バブル・トラブル』に陥る可能性を示唆し、そして"素晴らしい国"であった日本が『失われ、そして見出されざる国』となってしまっている・・と描写している部分が印象的でした。最後に、カーディナル・クライマックスの中心部を過ぎ越した今、新時代への希望もまた生まれるだろうこと。その希望は、各国のリーダー達と国民・大衆との関係性、そして力のバランスが、様々な集合離散の紆余曲折を経て変化し成長し、新しい意識と信頼が築かれていくことにある・・・というようなニュアンスで締めていて、とても興味深いものがありました。

(日本時間8/23 14時46分)

詳しくはmerriman.jpさんのサイトに日を追って掲載されると思いますので、どうかそちらをご参照ください。


 ≪ 短期ジオコズミクス ≫

    これからの3週間、水星は逆行運動に入る。多分アナリスト達はそこでハッと振り返り、過去1ヶ月に起きた事を評価する一方、それが未来にどんな意味を持つか理解しようと試みるのではないだろうか。

今週は水星の逆行以外にはわずかなジオコズミック・サインが効力を発するのみだ。月曜には太陽が獅子座を離れて乙女座に入場し、火曜日には満月となる。そしてこの位相はまさに今週が、現況を鏡に映しその写像を分析していくような週になることを暗示している。その分析の焦点はおそらく雇用問題(乙女座の本領)となるだろう。『仕事はどこへ行ったの?』♪である。そしてもっと重要なのはここだ。『いつになったら仕事は還ってくるの?』♪

(アストロロジーの基本原型として、獅子座は自己の創造性を追求し、外側に表現していこうとする欲望と、それに伴う壁や葛藤を表す。けれどそれはあくまで「自己」を世界の中心に置いたもの。そして乙女座は、次の天秤座での本格的社会参加---自己と他者との邂逅・比較・交流を前にして、徹底的な分析と自省・内的整理を行う意識の座としての原型を持つ。ここで世界と自己の位置は一度逆転する。また乙女座が社会現象面で示す代表的な分野は、雇用環境や健康問題、その他徴兵制度や軍隊など。)

しかし、それはニュースや市場がしばしの間静けさを取り戻すという意味ではない。この前水星が逆行に転じた時(4/17〜5/11)のことを覚えておられるだろう。あの時はメキシコ湾の深海油井が爆発し、米国史上最も甚大な原油漏れ事故を引き起こした(4/20)。その日はまたカイロンが魚座に入場した日でもあった。そしてまたこの期間中、土星・天王星の4度目のオポジション(180°)が起きた4/26のダウ平均に見られたように、世界の多くの株式市場で年初来高値をつける光景が見られた。ダウ平均で約25分の間に1000ポイントという信じがたい下落が起き、その後、引けまでに800ポイントを回復するという場面が目撃されたのもこの期間だ(5/6) 。この水星逆行は、9/18に起きる木星・天王星の2度目のコンジャンクション(0°)の手前近くで 終わりを告げる。私達は、市場が再び大きな値幅に揺れ動くのを見ることができるかもしれない。

(水星が逆行から順行に転じるのは日本時間9/13 午前8時30分ごろ)

8/21にその1ヶ月にわたるピークの終わりを告げたカーディナル・クライマックスにおいて示された徴候からすると、私達は2種の市場動向のうちの1つを観測することになりそうだ。1つは先週後半から始まったトレンドが引き続き今週に入っても持続し、次週にもまたがって展開するというストーリー。もう1つはマーケット自体が、まるで霧の中にでもいるように先の見えない状況の中で明快さを求めて行きつ戻りつ漂流するという筋書きだ。水星の逆行中には、希望と失望がせめぎあう、複雑な経済面のシグナルや、矛盾に満ちた政治的状況が多く観察される。政治的リーダー達が、未だ機が熟さず研究や議論も尽くされていないような案件を性急に決定するという状況が起きる時、水星逆行時に見られる一番厄介な側面が顔を覗かせるのだ。






訳文ここまで
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