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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーより発売されました。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

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『マンデーン2016』こちらもマンデン・アストロロジーの知識が満載です。併せてどうぞ

May 03, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 5/3

http://www.mmacycles.com/
レ イモンド・メリマン・コラム  2010年5月3日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    先週月曜日、4/26の土星・天王星オポジション(180°)は、ちょうどダウ工業平均とその他いくつかの世界の強気市場の新高値と一致した。ナスダック複合、オランダAEX,そしてドイツDAXがそれである。そのかわり、私達が追跡している他の全ての平均指標は新高値を取れず、週をまたがっての安値を記録した。
しかし、4/26の土星・天王星オポジションによるラリーの後、NYダウは213ポイントの急落を見せ、一日における下げ幅 としてはおよそ3ヶ月での最大値を記録した。そして次に木曜の3桁の上昇の後、金曜日にはもう158ポイントの下落が見られ、週の最安値近くで終えている。これは典型的な水星逆行時のパターンであった。

しかしこれは、「非典型」を示唆する土星・天王星オポジションのアスペクトとしてもまた、典型的であったと言える。このオポジションはこの45年にわたる各惑星間の構成周期において、全部で5回ある中の4回目のジャストな構成場面であった。最初の3回もまた、市場において重要なトップをつける時期と一致し、その後かなりの下落を伴った。最初の2回の例は、2009年3/6に終わった弱気相場において見られたものである。各高値(2008年11/4、2009年2/9)は、翌月1500ポイント以上の下落を伴った。3回目の形成は2009年9月中旬、強気市場が続いた後に起きている。そしてこれもまた、その時の最高値の時期と一致していた。だがこの時は強気相場だったため、それに続く下げトレンドはほんの2週間ほどで500ポイント未満の下降に終わっている。

現在私達は、この最近の惑星間のアスペクト構成がどのような事象との一致にふさわしいか、その結論を待つ位置に立っている。先週までのところは、いまだに強気相場が続いていた。だが、先週月曜に示現した先月高値11,258は、全期間高値である2007年10/11の14,198から続いた長期弱気相場の底 ー 金星が逆行した2009年3/6の6470から計算して、正確な *フィボナッチ・リトレースメントの戻りポイントである約61.8%を示している。市場分析にテクニカル理論を用いる人々は、38.2%や61.8%のような、フィボナッチ・レシオの修正をあらわすサポート/レジスタンス・ゾーンに多くの重要性を認めている。

*( イタリアの数学者フィボナッチが発見した兎の出生率に関わる数学的解法で、成長率と相場の関係を表すとされ、その相場の押しや戻りの目標価格を予測する手法として知られている。)

    株式市場の下落は、ドルに対する各国通貨の下落と同様、ギリシャのソブリン債に対する格付けが基本的にジャンクボンド相当に下げられたことに起因した。ギリシャ国債の利回りは先週、15%以上暴騰した。これは前の週までの利回りのおよそ3倍である。また同日、米上院は「2008年のパニック」においてゴールドマンサックスの幹部社員が果たした役割について、厳しい尋問を行った。ゴールドマンサックス幹部の防衛ぶりは情けないものであり、そしてどちらかと言うと、金融業界全体、まして自分達の顧客の保全に心を砕くべき企業としては非常に不道徳的であるように見えた。これはストレートに、クリス・ダッド上院議員の金融規制改革法案を成立に持ち込みたいという議会とホワイトハウスの欲望の火に油を注ぐ結果となった。土星・天王星のオポジションがもたらす精神のもと、変革は起こりつつある。それは刻々と近付いており、当分終わる様子も見えない。

    他の市場では、先週ドルが上昇を見せた。しかし土星・天王星オポジションのもう一つの顕れとして、金市場は「ドルと逆相関して下げる」という動きを見せなかった。金は世界中のドルによって売買されるため、通常はドルに対する各国通貨と同様の動きを見せるものだ。しかし今回はそうはならなかった。そしてまた、水星逆行のもとでも、そうはならないものだ。天王星と関わりながら水星が逆行する時には、全てが予想通りには進まず、予期していなかったことが起きてくる。
     
金市場とドルの価値との歴史的な逆相関関係は、この黄色い金属がドルを含めた全ての通貨に対して上昇するにつれて、今やデカップリングの状況を見せつつある。この事実は、土星が天王星に対してオポジションである状態のもう一つの原則:「世界経済の危機」をシンプルに示しているのだ。金はそのような危機の時に良いパフォーマンスを見せる。それは全期間高値である1227ドルにそれほど遠くない1200ドルのポイントに再び近付こうとしている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達はちょうど今、水星逆行期のタイムバンド 4/19ー5/11の中間期にいる。先週述べたように、『この時間帯の中間では、プラス・マイナス2取引日の揺らぎをもって市場のリバーサルと一致する。この中間地点は4/30だ。この場合、逆行が始まった時間帯にどんな反転も起こさなかった市場は、通常、その期間の中盤に突然の折り返しを見せるという規則性に沿っている。市場が水星逆行の期間中、何かしらの重要性を持つ反転現象をまったく見せずにトレンドを維持し続けることは、極めてマレなことである。』 様々な市場を見るかぎり、ドルに対する通貨群はダウントレンドにあり、米国債と金はアップトレンドにあることに私達は注意したい。しかしながら、金市場については、水星逆行の開始時に底値からのリバーサルを見せたことから見て、こうした水星の中期反転現象の影響を受ける必要があるとは必ずしも言えない。

    もう一つ、今週注目すべきジオコズミック・ファクターは、5/6ー17に起きる *ヘリオ・セントリック(ジオ・セントリックではなく)における水星の射手座入場である。これは特に貴金属相場において、少なくとも3〜9日にわたって見られる、大抵の場合は上向きの、シャープな価格変動を示すサインである。通常、このサインは株式市場ではそれほど強気は示さない。
   
*(地球から見た天体配置/ジオ・セントリックに対し、太陽から見た天体配置でその意味を分析するアストロロジーの技法。ジオ・セントリックに比べてより俯瞰的な視座からの分析に適していると言われる)


≪ 長期的考察 ≫

    金融アストロロジーに基づいて、私達は金融規制改革法案が5月末までに成立するか否か?でなければ7月末ではどうなのか?とさえ、問わなければならないだろう。先週の上院における審問、及びゴールドマンサックスに対するSECの証券詐欺罪の告発は、全て水星の逆行期に起きている。この期間は、計画は提案されるものの、それが施行される前にいくつかの重要な調整が必要とされることを示す時期である。また、もし成立前に全く変更がなされなかった場合には、合意したはずのことが意図どおりに運ばなくなり、正しい先見性の不足による厳しい結果が待つことになる。

    だが、水星逆行よりもっと(金融アストロロジャーにとって)重要なのは、7月末には私達の太陽系における5つの主要な(速度の遅い)惑星(冥王星を含む)のうち、4つが カーディナルサインの始めの度数に位置する、ということである。現在、3つの惑星がまだ ミュータブルサインの最後部の度数にある。カーディナルサイン ー 牡羊座、蟹座、天秤座、そして山羊座 ー これらは行動の星座群である。ミュータブルサイン ー 双子座、乙女座、射手座、そして特に魚座 ー これらは刻々と生成されていく思考と計画の星座群である。ミュータブルサインというものを、何かが開始される前に微調整するための討論と議論のインディケータとして考えて欲しい。物事の開始そのものはカーディナルサインの領域だ。 しかし、それについての討論期間においては、(相対する)サイド同士は、歩み寄りや妥協が求められる時にもかかわらず、両極端に別れやすい。
   
もし万難を排して目標に到達できたなら、各惑星がカーディナルサインに移行した時、そのプロジェクトの生命に灯がともる。しかし、もしそれらがカーディナルサインに移行するまでに歩み寄りや妥協点に達することができなかったなら、極性は劇的な動きにまでエスカレートし、闘争、そして(または) 戦争に至るまで、徐々に拡大していく。

    5月末そして6月始め、木星と天王星は2つともに魚座から牡羊座に入場する。7月末には土星がミュータブルサインである乙女座からカーディナルサインである天秤座に帰ってくる。それらは各々、すでに山羊座の初期度数にある冥王星との正確なTスクエアから1〜2°のところに位置することになる。これは、政治情勢において、非常に「熱い夏」を示す傾向がある。最善の結果になるなら、議会の前に、金融規制や移民規制のような多くの法案に関して停滞を終わらせるような、変革の意志に富んだ新しい解決策が提案されるだろう。(米国始原チャートの木星もまた蟹座の初期度数にあることを思い出してほしい。蟹座は他国の国籍と関わりがある。そしてこの木星は今回のカーディナル・クライマックスによるグランドスクエアにヒットされている。)
   
また、気象に関して言えば、今年は非常に暑い夏となるかもしれない。何故なら、7月末から8月の多くの時間帯において、水相宮(水の性質を持つ星座)には惑星が全く存在しないからだ。

株式市場に関しては、株価はまるで熱気球(またはバブル)のように爆発する可能性がある。 大金を稼ぐこともできれば、資産の多くを失うこともまた可能だ。その結果は各自の市場タイミングを測るスキルによって異なるだろう。


このことは金融アストロロジーの価値そのものに帰結してくる。それが株式市場の各高値や安値と100%の相関関係を持つとまでは言えないものの、私の何十年に及ぶ個人的経験を通して見てきた大部分の市場におけるトレンド反転の先行指標として、これほどの一貫性と信頼性を持つものは他に無いからだ。他のマーケット・タイミングに関する研究の成果で、米株における4/23ー26の高値をターニングポイントとして正確に事前予測し得たものはあるだろうか?  金融アストロロジーは、ジオコズミックなアスペクトと *ルナーサイクル(太陰周期)を通してそれを行った。 金融アストロロジーは(いや事実上、全ての占星学は)文字通り、天からのギフトなのだ。

*(月の満ち欠け ー 新月・上弦・満月・下弦 ー の周期に基づいてその意味を読む占星技法)


----------------------------訳文終わり--------------------------

April 28, 2010

○4/28の満月ーみんなに降り注ぐエネルギー

4/28、日本では 夜9:30前後、蠍座の8°で満月となります。 今回の満月はなかなかにエキサイティングな雰囲気。なので軽~くエネルギーの説明などしてみます。
(今のところ不定期・思いつきUPですが、ご意見・ご感想などいただけましたら嬉しいです。。)

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* これは次の新月5/14までのテーマで、どんな星座のひとにも万国共通で降り注ぐ、全地球的なエネルギーです。ちょっと乱暴に定義してしまうと、ひとりひとりの人がそれぞれの、ある意味「脳内レシーバー」を使ってこのエネルギーを受信。もって生まれた自分だけの翻訳機(いわゆるホロスコープ)を使って実体化→行動化し、自分なりの創造性をもって日常の生活で表現していく・・・という感じです。こんな風に星の動きは、大きくは国の政治経済、小さくはわたし達のこころの問題、すべてにひっそりと影響を与えます。 新月・満月はその「テイスト」のちょっとした区切りとも言えるかな・・?

一刻一刻、星は変化していきますが、その影響は新月・満月で与えられたテーマに沿って顕れることが多いです。 もちろん、その人の生まれた日、時間、場所によって、ダイレクトか間接的か、その影響はマチマチ。けれど、それがどんなふうであれ、「全体のテーマ」を知っておき、それに逆らわず、できるかぎり良い方向で利用できれば、生きてく上でとても良いツールになりうる・・・というのがわたしの実感です。・・・って長い前置きになってしまいました!(^_^;)

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SabianシンボルbyBoveeによる[満月のテーマ]の流れ

【月蠍座8°・ 太陽牡牛座8°→9°のペア それに逆行水星がぴったりコンジャンクト(0°)】

"A sleigh without snow"+ "The moon shining across a lake"
"A Christmas tree decorated" +"Dental work"

今ある問題の洗い出し 転ばぬ先の杖的考え方で、来るべき問題に用心深く備える 自分の中の葛藤や他者との摩擦に折り合いをつける努力 自分の発信することばに気をつける その場をうまくやり過ごそうとする作り笑いに注意 争いを終わらせようとガンバリすぎれば逆に祭となる 新たな方法論やまったく別の考え方を探してみる 迷いのある物事の延期または心づもりや方針の転換 あの時は良かった・・などと懐古している場合ではない 過去を静かにみつめ、要らないものやネガティブな影響を及ぼしている記憶・幻想を整理して、気持を新たに。やがては澄んだ月光のような心境をめざす・・・

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いつだって満月の夜は人間をエキサイティングにするけれど、今回は蠍座。 しかも火星のエネルギーを背負った逆行の水星とペアで起きることで、その傾向がいっそう顕著になるかもしれません。

    その現れは 奥深い情熱  モヤモヤから解放されたい気持  不満と反抗心・・etc.
    とってもホットでディープ、そして複雑なエネルギーです。

    強く感情を刺激してくるものがあり、無意識の衝動も強まります。
    交渉事には誤解の無いようことばに気をつけて。相手のことばにも注意。
    水星逆行の続行中は念のため、大事なデータのバックアップも忘れずに。

    蠍座・牡牛座の満月はセクシャルな情熱も刺激します。
    その奥のこころは・・誰かとひとつに溶け合いたい・「忘我」一瞬でも我を忘れる
    ことにより、自分の境界線を取りはらってしまいたい、そして何か新しいものを
    生み出す刺激が欲しい...etc. という自然で本能的な欲望。
    これがわたし達を色々な行動に駆り立てます。セックスもそのひとつのカタチです。
   
    ファンタジックな経験を追い求めるひとは、そのチャンスが増えるかも?
    けれど相手がいる場合は、その場限りの無責任な行動をとってしまうと
    あとで自分自身や彼/彼女を傷つける結果になりそうです。注意してください。
    新しい経験に飛び込むなら、どんなことがあっても文句いわずに受け入れる!
    ・・くらいの気概をもって・・そうすればきっと経験の幅を拡げてくれると思います。

    でも本当は・・一人静かにリラックスして、自分を振り返る時間を持てるなら
    それがベストの過ごし方かもしれません。いずれにしても、テーマは忘れた
    はずの以前の「気持」や「感情」を思い出し、一度きちんと抱きしめ、そして
    整理していくことにありそうです。

    双子座を進行中の金星がまもなく山羊座の冥王星、それに寄り添うセレスと
    インコンジャンクト(150°)そして同じく双子座にあるジュノーと0°になります。

    結婚してる方、それに準じたパートナーのいる方、「ていねいなコミュニケーション」
    をこころがければ、相手や自分の中に、今まで気付かなかった新しい一面を
    発見できるかもしれません。また、うまく行ってない方は何が障害になっているか
    を洗い出すチャンスかも。。防衛的になりすぎて、ジャブの応酬→お互い権利を
    主張して譲らない→大ゲンカ・・なんてコトにならないよう、相手にも自分にも
    優しくふるまってください。
    痛みを分かち合うこころを忘れないで。。

この前の新月のとき、吉のポイントは「優しさ」とツイートしました。
それに続く満月も、やはり同じです。そして、重要なのはなるべくリラックスできる環境に自分を置くこと。ストレスやエネルギーバランスの崩れが起きやすい時期でもあります。マッサージやヒーリングを試してみるのもいいかも。

ヤサシサ・・というのも、嫌われないための表面的な優しさではく、恐れから自分を押し殺すのでもなく・・・もう一段、深いところの優しさ。水星の逆行から、騙しあいのような状況も多い時ですが、その中であえて、自分の持ってる優しさ、自分らしい思いやりって何だろう? それを正直に相手のこころに届けて、人と溶け合うにはどうしたらいいだろう? 一体どんな表現が出来るだろう?  なんて、ちょっとゆっくりしながら考えてみるのもいいのかもしれません。

このところの新月・満月の背景には週末のメリマン・コラムでもお馴染みの土星・天王星のオポジション(180°)、山羊座の冥王星、水瓶座の海王星、そして魚座に入場したばかりのカイロンの働きがあります。 そのどれもが今、互いに影響を与えあっています。

今、世界が大きく変化しようとして喘いでいる時、大なり小なり、そして意識しようとしまいと、ひとりひとりの心にも同じ様なプレッシャーがかかっています。 それは、物証や論理の世界と、まだはっきりと知覚しきれない全く新しい感覚との葛藤だと言えるかもしれません。 長い時間をかけて、そのひとが生まれた、その本当の目的に沿った人生を送れるよう、メンテナンスやリストアをうながすエネルギーです。

わたし達はみんな、家庭、学校教育、社会などからインプットされた「物事はこうあるべきだ・・そうでなければ失敗なのだ」という鋳型にはまっている部分があります。 それが本当は自分に合わなかったとしても、窮屈であっても、とりあえずそれにハマって生きていればラクな部分もあります。 なのでわたし達は、慣れたものごとを、自分から捨てたり変えたりはなかなかできません。 土星・天王星・冥王星etc.から降り注ぐエネルギーは、わたし達の生き方をもう一度見直して、たとえ一時的には痛くても、要らないものは捨て、責任を持つものは持ち、「こうありたい!」と思える自分の姿を、「単なる夢」や「一時しのぎのポジティブ思考」ではない、地に足の着いたかたちで設計しなおすよう、いざなうシグナルです。 そして、毎月の新月・満月のエネルギーもまた、そのために使える「こころのためのツール」です。 

もしこのつたない文を読んでくださって、興味がわいたら・・・小さな小さなことかもしれない、でも自分にとって、とても大切なものごと。そんな部分から、ちょっと意識して使ってみてください。



by hiyoka(^_^)

April 25, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/26

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年4月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    先週から典型的な水星逆行型の週が始まっている。米国では株式指標は年初来高値を示現した。しかしこれはアメリカのみの事だ。アジア太平洋地域では、4/5から4/15までの年初来高値が有効なまま、その後の最も安値に近いレベルで週を終えている。ヨーロッパでは、株式市場は金曜までよく上昇したものの、それでもいまだに4/12-16に付けた年初来高値を抜けずにいる。
では私達は、いったい今どの指標をリーダーとして考えるべきだろうか? テクニカル面で大変な強気を表しているアメリカだろうか? それともアジアと極東の弱気に見える指標だろうか?

これが「トリックスター/詐欺師」とも呼ばれる水星の本来の一面である。つまりあなたは強気や買いシグナル、そして弱気や売りシグナル、そのどちらも当てにすることができないのだ。 むしろ、買いシグナルが「買い→儲け」を意味し、売りシグナルが「売り→儲け」を意味する「正常な」マーケットの傾向に比べ、水星逆行時の市場傾向は、あなたが多くの虚偽やまぎらわしいシグナルに惑わされないよう警戒態勢をとらねばならないことを意味する。

他の市場では、貴金属相場は前週の終盤と先週早々、ゴールドマンサックスに対するSECの証券詐欺罪の提訴の後ハードな下げを見せた。しかしながら、水星逆行現象の典型として、その話題は日が経つにつれて熱気を失うように見えた。しかし、にもかかわらず、株と商品は週の初めは安く、一方金と銀そして原油相場は先週の終わりまでなんなく上昇した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    金星と木星が支配する時間帯は今週終わりを告げる。金星は自ら支配する牡牛座を進行し、それと同時に木星も自身が支配する魚座を3/31から進行していた。金星は牡牛座を今週日曜、4/25に出る。以前、このコラムは、株式市場がこの期間に大した衰えを見せないかもしれない、そのジオコズミックな理由としてこの件を論じた。これは、少なくとも牡牛座が株式市場を体現している米国においてはその通りに出たと言える。(米国株式市場は1792年5月17日、ニューヨークで創設された→太陽が牡牛座にある)

    しかし、全てが今週変化する。事実上、この週は土星・天王星オポジション(180°)5回のうちの4回目が形成される。マンデーン・アストロロジー(社会・経済・軍事など世界の出来事や流れを予測・解析する占星学)と金融アストロロジーの分野では、土星と天王星のコンジャンクト(0°)とオポジションは、全ての中で最も強力なジオコズミック・サインの一つなのだ。
   
これらのサインの最初の通過から最後の通過までの期間は、およそ2、3ヶ月の幅をもって常に米株式の4年またはそれ以上のサイクルに相関を持ち、そして通常は18年またはより長いサイクルとも関連を持つ。それは今回、既に2009年3月6日に起きている。この時米国株式市場は18年サイクルの底値(そして多分72年サイクルの底も)付けたと思われる。

あなたは、このサイン — 土星・天王星のオポジションの初めての通過が2008年11月4日、まさにアメリカの国民選挙の日に起きたことを覚えておられると思う。もしあなたがこの日付の重要性を世界的な政治情勢の反転現象とからめて論じたいと思うなら、それは非常に良い主題となるだろう。

    私達は、しばしば惑星のサイクルと、自然現象におけるサイクルとの相関関係を提示してみせる。 土星は地球 — 大地を支配し、天王星は大規模な分裂のエネルギーを支配するので、これら2惑星の本来的性質から言っても、強力な地震、津波、および火山噴火が起きる時間帯との一貫した同時性を見ることができる。また非常に興味深いことは、天王星が航空会社をも支配する惑星だということだ。

私達は、今回起きようとしている土星・天王星のオポジションが、先週起きたアイスランドの巨大な火山噴火と、それに付随して全ヨーロッパを覆った火山灰の雲による多数の航空路線のキャンセルと相互関連を持つと主張することができる。今週水曜日に示現する蠍座の満月のもと、その蠍座を支配し、火山噴火とも関連のある冥王星もまた関わることから見て、危険はまだ去っていないと言える。時間のオーブ(完全な180°を付ける日付からのズレ)はパーフェクトな土星・天王星オポジションの日付け * から前後に12日間の幅を持つ傾向がある。

*( 日本標準時で完全な180°になるのは27日火曜の朝6時~10時ごろ )

    この他に、もうひとつ注意しておくべき事がある。水星が4/19から5/11まで逆行している。この期間の丁度中間もまた、市場のリバーサルに前後2取引日のズレ幅をもって一致する傾向があるのだ。それは4/30 * 金曜である。この場合、逆行が始まった時間帯にどんな反転も起こさなかった市場は、通常、その期間の中盤に突然の折り返しを見せるという規則性に沿っている。市場が水星逆行の期間中、何かしらの重要性を持つ反転現象をまったく見せずにトレンドを維持し続けることは、極めて稀なことである。
   
*( 原文では木曜となっている )

*( このリバーサルの時期について、今も多くの星読みトレーダーさん達が議論している。大方の意見では、やはり今週なんらかの反転が起きるだろうという感じだ。けれど、多分それもちょっとした調整程度に過ぎないんじゃないか? 本当のハードな下落はこの夏あたりではないだろうか? との声も出ている。毎日相場と対峙してデイトレードを続けている彼らは、今のNY市場全体が、巨大なマネーによって仕手化していて、惑星の動きを含めたナチュラルなエネルギーや社会経済のリアリティから乖離しすぎている・・という実感を持っているようだ。 ただし、今まで疑心暗鬼にかられていた初心者や新規参入の人たちがそろそろ焦って買いに入って来ていることからして、まもなく何らかのキッカケでハシゴが外されるのではないだろうか?という意見もみられる。  慎重派の一人は「ポジション・トレーダーに告ぐ。よっぽど自分が何をやっているかわかっていない限り、今はロングもショートも最小限にしてキャッシュを多くしておくのがベストの選択だ!」と呼びかけていた。
ちなみに次に土星・天王星のオポジションが起きるのは7月の下旬、その時はそれぞれに火星・木星を側に伴っている。また同時に木星・冥王星のスクエア、水星・海王星のオポジションなど多くの注目すべきアスペクトが起きる )


≪ 長期的考察 ≫

「無限のマネーは闘いの根源の力となる」 — シセロ/Philippicsより


    金融規制改革。 あなたは、冥王星が山羊座にあって土星と天王星からスクエア(90°)となり、そしてまもなく、6月初旬に牡羊座に入場する木星からもスクエアとなる状態をこれほど適切に表現するタイトルを考えつけるだろうか? それは、この構造がFRBの始原図(創設された日のホロスコープ。1913年12月23日午後6時2分 ワシントンDC -New York Times より)における、太陽・冥王星のオポジションに対して * グランド・スクエアになるという事実を考慮する時、さらに著しいものとなる。

*( ホロスコープを十字に四分割するアスペクト。大凶角とされている )
   
アメリカ合衆国で「金融規制改革」について考える時、あなたはFRB — 連邦準備制度理事会(国の中央銀行)について考えなければならない。またあなたは、合衆国自体のチャートについても考慮しなければならない。なぜならそれは政府(太陽と土星)に関連するサインを含んでいるからだ。

    以前のコラムで私は、「ヘルスケア・リフォーム(医療保険制度改革)という苦悶」の直後に起きる2党間の熾烈な争いの的はこれになるだろうと言及した。そして、ちょうど医療保険制度改革法案が火星の逆行によって殆ど死に体となったのと同様、この金融改革法案に関する新たな闘いもまた、水星の逆行のもとでツイストターンを見せ始めている。それは先週、水星が逆行を開始し、上院で法案に関する討論が始まるギリギリ直前という時、ゴールドマンサックスに対して証券詐欺の告発があったことから始まった。
先週のメディアは、ゴールドマンサックスに対するSECの突然の発表が、世論に影響を及ぼすよう政治的に時間調整されたものだという主張に満ちあふれていた。

    しかし、いずれにせよ水星が逆行している最中でもあり、何が起こったのか?そしてなぜ起きたのか?に関する数多くの矛盾する話が伝わりがちである。そして結局、私達は真実の全容を知ることはないだろう。なぜなら逆行の水星は、もっともらしいストーリーや根も葉もない情報、そして否定といった要素を司る「達人」だからだ。
     
しかしながら、一つだけ私が衝撃を受けたのは、政府側がこの法案への最も主要な反対論(共和党、保守派、ティーパーティ運動支持者などによるもの)だと言うものの内容と、私が本当の反論だと思うものとの違いであった。政府側により取り沙汰されている考えは、相手側がこの法案を、企業や銀行のいわゆる「too big to fail — 潰すには大きすぎる」かもしれない状況を終わらせることが出来ないものだ・・・と信じている、ということだ。これは単に表面的な事柄に過ぎないし、基本的かつ最重要な問題でもない。

    基本的問題(と私が考える事柄)を理解するために、この1週間のウォールストリート・ジャーナルから2つの記事を引用させてほしい。そうすれば、社会的関心事の源にたどり着くことが出来ると思う。
   
最初の記事はこう言っている。
『 ・・・その代わりに、共和党は破綻企業に倒産プロセスを踏ませることを求めている ; 法案そのままでは、殆どの企業を破産審査裁判所に強制的に送り込むものの、非常時においては政府による企業の(管理・支配権の)接収というオプションを供給している 』

2番目の記事はこう言っている。
『 最初の段階でホワイトハウスは、政府に大手金融機関を差し押さえ破産させるための権威を与えるであろう法律の詳細な仕様を準備した・・・ 』

    ここでの問題は政府が未来に果たす役割に関するものであり、こうした大手金融機関の単純な規制改革云々にあるのではなく、国民生活の多くの局面に関連してくるものなのだ。それは山羊座の冥王星が体現する問題だ。すなわち「パワー(そして改革)の原則」(冥王星)を政府(山羊座)に結びつけるということである。多くのアメリカ人にとって、こうした法案は個人生活やビジネスに政府のより強大な権限が及ぶことを認めることになる。

そして先週行われたPew Research Centerの調査結果を報じたウォールストリート・ジャーナルによれば、『 ・・・一般大衆は今や政府自身の改革とその力の縮小を望んでいる。 ウォール街に対してのより大規模な規制を除いては、バラク・オバマが就任した当時と比べると、経済に関わるこれまでより強力な政府の支配などを含め、国の問題を政府が直接解決することへの大衆の"食欲減退"がみられる 』

この全ての事の中に、マンデーン・アストロロジーを研究する人々のためのメッセージがある。
これは民主党や共和党、リベラルや保守やティーパーティ熱狂者に関係なく、多くの人々が言いたいと思っていることだ。そう、それはビジネス、銀行業務、そしてウォールストリートの崩壊に関わる問題だ。しかしそれは同じくらいに(もしそれ以上でないとしても)、この、経済不安が非常に高まり人々がまさに誰を信じてよいかわからなくなっている時に、自国と世界の負債爆発や、このような時流への大衆の不安が増大すると同時に起きようとしている、「 政府の権限の増大 」に関する問題なのである。

彼ら(大衆)が信用しないのは、権力が信頼されていないこの時期に自分達の権限を増大させようと企てている人々だ。これは山羊座を進行する冥王星(2008ー2023年)、土星・冥王星のスクエア(2009−2010年)、そして土星の冥王星に対する減衰のフェーズ(2001-2020年)がもたらす問題でもある。
ギリシャに聞いてみるとよい。

April 18, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/19

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レイモンド・メリマン・コラム  2010年4月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者による注です)
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≪ 先週を振り返って ≫

    金星と木星がそれぞれ支配する星座を通過中、株式市場は2/5のプライマリーサイクル、そして50週サイクルの最安値以来、これといった修正もなく殆どの間騰げ続けてきた。そしてこれは金曜日にSEC(証券取引委員会)がゴールドマンサックスを証券詐欺罪で提訴するという砲弾が当たるまで続いた。投資銀行が故意にCDOとして知られる危険なサブプライム(信用力の低い低所得者層向け貸し付け)債務担保証券の販売で投資家をミスリードしたと申し立てたのである。

    その主張は、ゴールドマンサックスが、あらかじめ失敗することがあきらかな証券を含んだそのCDOを組み立てる際にヘッジファンドのマネージャーを雇い、そしてデリバティブを設計したまさしくそのヘッジファンドがそれをショートしていたこと ー ゴールドマンを通して大衆に売りさばいたその証券は、彼らが買いを薦めた一般投資家の損失を伴い、20憶ドル以上の利益を掻き集めたのだとしている。 

    これは真実だろうか? 水星が逆行を開始しようとする寸前である今、私達はその全容を知ることは出来ないだろう。しかし、米株市場において、この数週間でもっとも急激な1日の下落幅を記録し、なおかつ、強気市場を終わらせ、新たなリセッションの開幕を推進するには十分なニュースであった。多分これは一度に起きるのではない。私達は将来のある時点でこの事件を見返し、これをSEC(政府)またはゴールドマンサックス、または金融業界全体にとって「何か」がバッドエンドに向かって進み始めた、その開始点として振り返ることになるだろう。

    このSECの発表のタイミングは多くの人々を驚かせ、頭を横に振らせるものであった。それは上院の財政改革法案「フィナンシャル・リフォーム・ビル」(以前触れたクリストファー・ドッド議員によるものであり、健康保険制度改革法に次ぐアメリカの大規模「爆発物」として私達が警告してきたまさにその法案)の、非常に重要な議事の寸前なのである。(健康保険制度改革法の真実は「疾病に関する法」である。何故なら「健康」に関しては殆どメリットが無いのだから)
   
    ではなぜ金曜の、市場が開かれた直後にこれを発表したのか? そしてなぜこの、オプション期日でいつもより市場のボラティリティが高くなる第三金曜日だったのか?  多分、誰かが次のようなことを試みていたのかもしれない。
すでに銀行とウォール街が「諸悪の帝国」として糾弾されている国内において、原因を新たに別の銀行スキャンダルに結びつけて株式市場を急落させることにより、財政の全分野にわたる政府の規制強化を目指すポピュリスト陣営へのサポートを確実にすることが出来ると。 
結局のところ、ここにマネーというものの全てがある。 

    勿論銀行とウォール街に2008~2009の経済恐慌に対する何らかの責任が無かったということではない。彼らには責任があるし、当然その責任を負わせられるべきである。しかしながら、最近の経済崩壊に彼らと同じくらい共謀していたのは米国政府自体であり、その議会の特定の議員達が、これまでの金融システムを自分たちの利益のために個人的に濫用してきて、経済危機をまだ防げた時期に沢山の過失をおかしてきたということ、そしてまさにその議員達が今やこの金融制度改革法案を推進するリーダーであるということだ。

    この最新の劇場ドラマには、金融の「王者達」に対する世論の判定を確実にネガティブなものへ移行させ、同時に政府の「主達」に今や次の大きな勝利のための手段を講じ、個人的責任から逃れるための力を与える可能性がある。それはうまく行くだろうか? いやあり得ない。冥王星が山羊座にあり、土星とスクエア(90°)である時、当然その答はNoである。誰も逃げられはしないだろう。ゴールドマンサックスも、経済を活性化させるために与えられた納税者のマネーを蓄え込む「金持ち銀行家」も、そして自分たちへの国民の反感を銀行家へ向けるために世論を操ろうとしている政治家も、である。

    今年11月の中間選挙の時、* 月のノース・ノードは山羊座の冥王星とコンジャンクト(0°)となり、金星は蠍座で逆行となっている。政府の操作に対する国民の反感が一つの頂点に達するとき、国中に轟音が響き渡りそうだ。結局、冥王星と蠍座によって行われる事とはこういう事なのだ。それらは毒を排除し、不必要なものを取り除く。冥王星と蠍座は、改革と解体・再生のための真のメカニズムだ。そしてこれが実世界にどう顕れるかは、投票ブースを前にして、またはその時までに確かな選択肢が与えられなかったとしたら街角で、シンプルに「もう沢山だ・・」とつぶやく人々の手にかかっている。

* (太陽と月の軌道の交点。北と南があり、ノース・ノードは昇交点とも呼ばれる)

(* オバマ大統領の支持者達はこの「フィナンシャル・リフォーム・ビル」に関して大統領を支持する署名をするよう、各層に呼びかけている。)
http://my.barackobama.com/StandForWallStreetReform
(* また、支持層にはオバマ大統領の署名で支援を要請するメールが送られている。星読みトレーダーさんの一人がその支持者であるらしく、送られてきたメールの内容が公開されていた。そのメールには強い調子で改革の必要性と、消費者を「虐待して」得た巨万の富を使ってロビイストを雇い、悪事を隠蔽し変化を起こさせまいと暗躍している「銀行家やウォール街などの敵」に対して敢然と闘いを挑む・・・というようなことが書かれていた。英語と日本語のニュアンスの違いがあったとしても、またもともと支持者であるひとたちに送った内容であるとしても、国の指導者から直接こういう激烈な調子のメールが来るというのは、日本人である わたしの感覚にとってはちょっと「ビックリ」な感じだった。さすがはお金さえ出せばピストルが買えるというアメリカ、闘いもハンパじゃなさそう...なんて。けれどアメリカではこれが普通のこととして受け止められるのだろう。)

    さて今一度確認してみよう。世界の全てのマーケットが先週年初来高値をつけるまで騰がったわけではない。ヨーロッパでは、オランダのAEXが新高値を付けたのみである。アジアと太平洋沿岸域では、オーストラリアのオールオーディナリーズが木曜に新高値を付け、月曜は香港ハンセンが第一サイクルの高値を付けた。しかし日本のNikkeiとインドのNiftyは、以前に株式指標の一時的な天井が示現する期日であると認識された、それぞれ4/5と4/7の年初来高値をいまだに抜けないでいる。ナスダックとダウ工業平均は、金曜のゴールドマンサックスによる証券詐欺罪のニュースによる下落の前、共に木曜に年初来高値を示現した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    これからの2週間は多くのミス・インフォメーションや混乱、はっきりしない噂やメッセージに満ちた期間になりそうだ。水星がその3週間にわたる逆行をこの日曜、4/18に開始する。これに続くのが4/23の金星スクエア(90°)海王星、そして、4/26には、全部で5回あるうちの4回目となる土星ー天王星のオポジション(180°)である。

    水星の逆行期はけして * トレードにとってイージーな時期ではない。話されていること、意図されていること、そして聞かれて理解されること、それらがしばしば思い違いを生みやすいからだ。特にあなたのブローカー(*や大事な交渉相手)と話す時は、双方に行き違いが無いよう、あなたが聞いた・言ったと思ったことをくり返し確認し、誤解を避けることが賢明だ。またテクニカル指標をトレードのガイダンスとしている人たちは、この時期、テクニカル研究があまり頼りにならない期間になりがちであることを頭に入れておくことをお薦めする。この時期は買いサイン、売りサイン共に、普段以上に「騙し」が多くなる。

* (株や為替・商品市場だけではなく、一般の商取引や交渉事においても同様のことが起きやすいので要注意)

    しかしこの空間における大嵐の雲となるのは、迫っている土星ー天王星のオポジションだろう。もし水星の逆行が偽の買いや騙しのサインと関連するなら、土星と天王星はサポートゾーンとレジスタンスゾーンが共に、とても弱いサポート及びレジスタンスとなりうることを暗示する。価格はこれらに乗じて爆発するかもしれない。しかし、水星の逆行がある場合、こうした爆発の後まもなく、もともと予想されたような非常に悪質な反転が続いて起きる可能性がある。


≪ 長期的展望 ≫

    先週起こった長期の惑星サイクルに関連して、地政学上重要かつポジティブな進展があった。オバマ大統領は世界の指導者達に呼びかけて核安全保障サミットを招集し、テロリストが核兵器を入手するのを妨げる方法について議論した。また数週間前、彼は世界規模のサイバーテロリスト・アタックの可能性について議論するサミットを主催した。これらの2つの事柄は、現在影響を及ぼしている長期の惑星サイクルに大いに関係している。

    もし私に、土星・天王星・冥王星のTスクエアを含むカーディナル・クライマックスにおいて、何が一番恐るべき事か?を尋ねていただけるなら、私の選択は上記の事柄になる。

    事実、拙著『フォーキャスト 2008,2009,2010』の内容に関して私が話した様々な講演において、何人かの人からまさにこの質問が出た。そしてこの3年間、私の答は一貫してこの2つだったことをその場にいた方々はご存じだと思う。これらの脅威は、2010年から2015年を通じ、そして特に天王星が冥王星にスクエアとなる時(2012年~2015年)可能性の領域に明確に存在し続ける。

    去年私は、もしオバマが彼の人生でもっとも価値ある使命を果たしたいと願うなら、彼はまさにこれらの問題を議論するために世界の指導者達を彼の側に集め、サミットを開催する必要があると述べた。彼はこれらの問題に関してリーダーシップをとる必要がある。何故なら、私の分析では、彼の天命は核とテロリストの脅威を取り除き、世界平和のために世界の指導者達を一つの目的のもとに集めることにあるからだ。彼は各国の指導者達に、これらの問題に対し断固たる態度をとること、そしてその結果、兵器を集めて罪のない命を危険にさらし世界平和の脅威となる人々を孤立させてほしいと頼むことによってそれを成すことができる。

    そして彼は丁度先週それを行動に移し、世界はとても好意的な反応を示した。彼が自分自身に備わった才能と技能にピタリとはまった方向性をもって動く時、彼は成功し尊敬される。

    土星がその殆どの期間を天秤座で過ごすこれからの2年間、もしかしたら私達はもっとオバマを平和を望む政治家として見るようになるかもしれない。そして、完全な景気回復を阻むことにしかならない、高い失業率、経済の脆弱性、そして持続不可能な国家の赤字が蓄積している時に増税したり政府の支出を増やすような、分裂した舞台裏の操縦者という印象を弱めることができるかもしれない。


訳文終わり
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April 05, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/5

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年4月5日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見・ご感想や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
(文中の * 部分は翻訳者の注です。)
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※今週金曜はメリマン氏が終日不在のため、ウィークリーコラムは休載になるそうです。


≪ 前回の検証 ≫

今回も先週の検証部分は省かせていただきました。前半は各国株式・為替・商品市場の動向と高値・安値の日付検証、惑星の動きなどとなっています。そしてこのパートの最後は次のように結ばれています。
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 先週は結局、殆どの市場が良好な状況に見える一週間だった。それでもなお、いつくかの主要産業国の市場には翳りが見られ、この咆哮するブル・マーケットに遅れをとっている。
 
 それらはこれから追いついてくるのだろうか? それとも、これは今後の弱気相場への分岐の先駆けとなり、かなりの規模の急落を暗示しているのだろうか?


≪ 短期的展望 ≫

 このブル・マーケットへのジオコズミック面の下支えは依然として続いている。先週から始まった新たな要素として、『 通常は金星が牡牛座を進行する3/31~4/25まで、株式市場がブル傾向に傾くことが期待出来る 』。しかしながら、これはただ金星がその支配する星座を進行中であるという事実にのみ依拠するものではない。
 
 1/18~6/6の間、魚座を進行中の木星もまた関与している。 これら2つの「ベネフィック(順調・拡大・調和など良い流れをもたらすとされる惑星)」が3月4月の間、株式市場の楽観基調を支えていると言える。それに加え、ニューヨーク証券取引所の始原図は、1792年5/17設立、つまりこの組織が 「 牡牛座生まれ 」 の存在であることを示している。
 
 金融アストロロジーの観点では、金星がその支配星座であると同時にニューヨーク証券取引所の太陽が陣取る星座でもある牡牛座に位置することは、アメリカの株価上昇を支える要因である。今週のコラムの要点もそこにある。

  しかし、前述したような強気のジオコズミクスにもかかわらず、株式市場はテクニカルな観点からすれば買われすぎの様相を呈している。そして、相場の反転時によく見られる3つのジオコズミック・サインが今週から示現してくる。4/3土曜、金星は火星と分離のスクエア(90°)となる。4日の日曜には、金星は冥王星と接近のトライン(120°)を形成する。そして4/6 火曜には冥王星が逆行運動を開始するのだ。
 
  つまり今週は金星・冥王星タイプの週 ( 強い経済と膨張する負債 ) ということになる。これらはどちらも、金融市場のリバーサル現象に関わる最強のサイン、レベル1ではない。しかしながら、このような短期間に3つものサインが起きてくることを考慮すれば、それは常に、少なくとも短期のトレンド転換の可能性を示唆する。
 
  * なお、これより遥かに強力なトレンド転換を示すジオコズミック・サインは、 4/18~4/26 の時間帯までは起きてこない。

  また今週は、より長期間の注目点となるであろうジオコズミック・イベントがある。逆行中の土星が 4/7 に乙女座に入り、7/21 まで滞在するのだ。現在までの観測では、乙女座の土星は貴金属、特に金の相場で強気を刺激する傾向がある。ただしこれを統計的な観測として主張するには、まだあまりにも歴史が浅すぎるのだが。
 
  また、土星が去年 10/29 最初に乙女座ー天秤座の秋分点と交差した頃、米株市場は10/19~23にトップを付け、その後10日間いくぶんハードな下げを見せた後、11/2 に底を付けたことを覚えておられると思う。そして、それは1月中旬、土星が逆行を開始すると共に鮮やかに上昇していった。土星は5月に逆行を終え、順行を開始する。したがって、私達は *以下の時間帯周辺では市場の方向性について非常に注意深くあるべきだろう。
 
  ・土星が乙女座ー天秤座ポイントと交差する4/7周辺の数日間
  ・土星が方向転換する5/30周辺の数日間
 
* ( このリバーサルの時期について、短期売買に集中する星読みデイトレーダーの中でも有力な数人は  上述の4/18~4/26 周辺に近い4月2週~3週目、より狭くは4/16~20周辺が一番可能性が高いだろうと言っている。また、それまでは土星のエネルギーも幾分ブル方向に使われるのではないかとの話も )


≪ 長期的展望 ≫

  天空では、先ほど言及したものよりもっと最近の世界的株価上昇に貢献していると思われる、より長期のコズミック・サインが進行中である。この長期的サインの観測とテクニカル面での研究を結びつけた結果、私達の購読版レポートでは、他のジオコズミック・サインによる相場の反転時期を模索し続けながらも、米株及び日本株の過去数週間にわたる強力な上昇期の間中、ロングポジションを保つこととなった。

  大変重要な事なので再び言及するが、単にジオコズミック・サインだけ、又はこのフリー版コラムに書いてあることだけで売買や投資の意志決定をしてはならない。このコラムの目的は、単にその週のジオコズミック状況のアウトラインを示すことであり、またそれについて検討することに有る。売買で成功しようとするなら、あなたは金融アストロロジーとテクニカル ー そしてシクリカル分析を統合研究する必要がある。またパターン認識の研究さえも必要とされる。

  それゆえ、たとえ複数のジオコズミックな時間帯が2月初旬から市場のリバーサルを示していたとしても、こうした技術的な全体像が私達をロングサイドに留まらせ、結果的に成功に導いたという事なのだ。これはジオコズミクスが相場分析においてうまく働かないという意味ではない。私の意見では、事実それは他のどんな市場タイミングの分析よりはるかに優れ、より一貫した信頼性を保っている。
 
  しかしながら、リバーサルを示唆するジオコズミック・サインは必ずしも常には株式市場にあてはまらない。(但し他の金融市場においてはより明確に現れる ) また、代わりにそれらはしばしば政治上の出来事で示現する。3月の強力でハードな惑星間のアスペクトは、株式のブル・マーケットにおけるどんな実質的反転としても現れなかった。しかし、それらは正に為替、貴金属、原油、そして穀物市場において、正しい反転のタイミングを示唆した。またそれらは、アメリカ合衆国における政治運営上の、そして社会的な反転とも言える 医療保険制度改革法案の成立時期とも一致している。

  さらに、こうした事の全てが、2010年6月~9月、そして再度2011年にピークに達する強力な 「 カーディナル・クライマックス 」 に繋がっていこうとしている。
 
  また市場動向の面で見れば、木星と天王星が5月下旬~6月初旬、非常に小さな時間差で牡羊座に入場する。これらの惑星と牡羊座という宮は、それぞれに 「 投機 」 を意味する。 実際、より適切な表現をするなら、例えば株や商品市場のような場での資産バブルに導く 「 過剰投機 」 と言って良いだろう。

  私達は今やこうした事象の始まりを見始めていると私は信じている。例えば日本のNIKKEIやダウジョーンズ工業平均のような株式指標の、2月初旬の安値からのチャートを見てほしい。それらはただ徐々に上昇してきているわけではない。それらはまるで放物線を描くように上昇し始めている。これは金融バブルの特徴とも言える。

  これらの全ては * 「 Forecast for 2010 」 に詳細にわたって述べられている。こうした事象は今現在進行中であるように見える。そして貯蓄者がこの資産バブルに投資しようと企てることにより、銀行預金口座から株式市場へのマネーの空前の移動が起きるだろう。しかし、問題は次のことにある : 貯蓄家は投機家ではない。そして、これは投機のためのコズミック・クライメートなのだ。市場が折り返しを見せる時、投機家は追随出来るだろうが、貯蓄家はそれに対処する用意は無い筈だ。

 
 *( 「フォーキャスト2010」 投資日報社からマーケット・エコノミスト皆川弘之氏の訳で毎年200ページ強の日本語版が出版されている )


  投機家は未曾有の利益をあげるだろう。そして、投機家たらんと試みた貯蓄家は市場から一掃されてしまう。その後、政府は投機家を処罰し、投機相場に対処する心構えを持たないまま、自分たちには理解できないゲームに参加しようとして生涯収入に匹敵する額を失った "気の毒な" 貯蓄家達の救出に乗り出すだろう。

  次にこれは、制御不能の支出に悪酔いして破産に至ろうとしている政府が、新たな政府規制、罰金、税金などの捻れや、「 金融業界の邪悪なならず者 」 への懲罰法を課すことへの正当化に繋がりうる。 これは全て、土星・と冥王星の分離フェーズのもと、この10年の終わりまで常に起きてくる可能性がある。

  勿論、これは必ずしもこのような筋書きどおりになる必要はない。しかし、およそ政府の制御不能の支出が連邦の負債を放物線状の上昇に導きつつある事実と、殆どゼロ金利に等しい中央銀行の政策が結び付いた時、いったん離陸したら止めるのが非常に困難なインフレ圧力がまさに動き出そうとしていると言える。FED議長は先月の議会証言でこうした状況について述べている。

  2/26 のウォールストリート・ジャーナルにはこう書かれている。米国経済は "・・・税収入に沿った政府支出計画をもたらすために計画される確かな議会プラン無しに、急速に変わりうる" と。

  そしてこの変化をもたらすのは増税云々の問題ではなく(何故ならそうはならない)、どちらかといえばむしろ、人々が租税収入に貢献するよう彼らを職場に戻し、給与支払名簿に載せる・・・という事なのである。