mundane2018_banner
ー2018年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2018』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] は  Amazon Kindleコーナー で販売中です。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。『マンデーン2018』内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。


なお、『マンデーン2019』は2019年3月末日に発売予定です。内容紹介記事はこちらになります。
 

October 24, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 10/25

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年10月25日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------
10/27 ≪長期的考察≫4ブロックめを一部訂正しました。(下線部)

来週、11/1付けのコラムは都合でお休みさせていただきます。m(_"_)m

なお、merriman.jpさんから『フォーキャスト2011』の予約が次の週末から始まるとお知らせがありました。そこで来週はここでも2010年度版を参考に、フォーキャスト本についてサラッとご紹介しようかと思っています。


≪ 先週を振り返って ≫

    以前のコラムで私達は、金と銀の市場における力強い上昇と有力なトップに向けて蠍座の火星が果たす重要な役割について、読者の方々に注意を喚起してきた。また天井を打つ時期についての私達の予測は、理想的には10/4〜26の間であると様々なリポートで特定してきた。その中日は10/15だった。過去数ヶ月間を振り返ってみると、金と銀はカーディナル・クライマックスのちょうど中間地点である7/28、それぞれ価格にして1155と1735あたりで重要な安値をつけたのを見てとることができる。その後、これらの貴金属は両方とも印象的な反騰を開始した。この反騰は実際、9月中旬、火星が蠍座に入場した時から始まっている。

そして今私達は、10/14、ファイナンシャル・アストロロジーというツールによって特定された時間帯中、その中心にあたる日のジャスト1日前、両市場が重要なトップをつけてまさに最高潮に達したことを確認することができる。その当日、金は1388、そして銀は2495にタッチした。 そしてこの1週間、両市場は今や7月下旬のボトム以来最も急激な下落を開始した。10/22金曜、ちょうど満月の日、金は1315まで、銀は2284まで売られた。

    また、この反転は10/8金曜から始まった金星の逆行にも関連していたかもしれない。10/14の高値はそれからわずか4取引日目のことだったが、これはいわゆる「スピルオーバー/溢れ出し」としてそう珍しい事でもない。特にこれが、火星の蠍座進行という、天井をつけやすい時間帯の中間地点と調和しながら働いたという事実からすれば、なおさらの事だ。 金星は11/18まで逆行を続ける。また金融市場の歴史には、逆行開始日周辺のタイミングでサイクル高値(または安値)をつけ、その後トレンド転換が始まり、順行に転じる日近くまでその流れが続行するという、いくつかの実例がある。こうした動向は火星逆行のケースでも過去にいくつか観測されている。

    株式市場では、先週火曜〜水曜、火星がニューヨーク証券取引所の始原図に厳しいアスペクトを形成する蠍座の重要な度数に入った時、強気市場が一時的に中断されたことに注目している。実際、火曜にはダウ平均が数週間のうちで最も大幅な下落を見せた。しかしながらそのすぐ翌日には回復し、事実上今年4/26の土星・天王星オポジション(180°)時につけた年初来高値11,258を試すところまで反騰してきている。だが先週論じたように、土星がカーディナル・クライマックスの惑星達(木星、天王星、そして冥王星)の枠組みからしばらくの間外れるため、今や世界の株式市場は揚力モードに入っている。

NYSE101019
ニューヨーク証券取引所 2010年10/19(火)9:30AMトランシット

(『フォーキャスト2010』に掲載されていた始原図の成立時間は10:30AMですが、このチャートは他のソースから10:10AM成立説をとっています。)






    結局これは木星が支配している魚座における、木星・天王星のコンジャンクション(0°)に尽きる話だと言える。それは『資産インフレ特急』だ。世界各国が相次いで貿易市場の競争力で優位な立場をものにしようと、自国の通貨価値を下げようとしている。これは愚かな競争であり、おそらくはいわゆる貿易戦争や通貨のひずみといった、望ましくない結果へと導く行為だ。だがその後はまた、私の友人でミュージシャンの ジョータウンが歌うように、『木星と恋に落ちるほどバカげたことはない/"Nothing Could be Stupider than to Fall in Love with Jupiter."』

私達は今や競争の時代に生きている。そしてこれは今後8年間、天王星が牡羊座を進行する間続いていくだろう。数週間前に無分別な考えが生み出された時、木星は天王星と共にあった。そして来年前半、今度は牡羊座で再び天王星と邂逅する。これはそれ自体で、多くの金融市場における、ワイルドな価格変動を強く指し示すものだ。だがまず第1に、株式市場にとっての強力な上昇気運をもたらすだろう。これは去年の『フォーキャスト2010』に書いたとおりだ。こうした事象は今現在、進行中だ。私はそれが制御しきれなくなるまでの間に何らかの物事がその流れを止める事になるのかどうか、確信が無い。これが木星(過剰)と天王星(行きすぎた興奮とリスク)の本質なのだ。1)火星が射手座に入ろうとしている今、私達はそのシグナルを目撃するだろう。何故なら射手座もまた、木星がその支配権を握る星座宮だからである。


Jotown: メリマン氏のホームタウンでもあるミシガンを拠点に活動するミュージシャンで、アストロロジーの歴史や哲学に関するドキュメンタリー映画 『Return of Magi』 のサウンドトラック(歌・演奏)を担当している。(個人的にこの映画はスティーヴン・フォレストやロバート・ハンドなど、アストロロジー界の錚々たるメンバーのインタビューが網羅されているようで興味を惹かれる。)
"Return of Magi" Astrology Documentary Trailer
http://www.youtube.com/watch?v=5-MLbqxTeYo

*1)火星の射手座入場:10/28 16:07頃(東京ローカル)



≪ 短期ジオコズミクス ≫

    太陽はこの土曜日、天秤座を去って蠍座に入った。それは天秤座/牡羊座の最終度数で起きた満月の翌日だった。そして火星はまもなく蠍座を抜け、射手座での6週間にわたる旅を始める。今後、海王星が11/7に順行に移るまでは、天上での主要な惑星の滞留やアスペクトは見られない。1)11/18には金星と木星が両者共に順行を開始するが、それまでは穏やかな天界模様となるかもしれない。これはまるで全ての物事が11/2に行われる米国中間選挙後の余波の如何にかかっているかのようだ。

    しかしながら、射手座に入った火星が「大人しくしている」とは考えにくい。射手座の火星は馭しがたい野生の馬だ。隙を見て手綱を逃れ、路上の全てを踏み散らしながらひたすら駆けていく。 あるいはまた、止まれない止まらない〜・・とばかりにフルスピードで爆走する長距離貨物列車に例えてもいい。これは「資産インフレ超特急」だ。この列車にはしばしの一休みをするような停車駅も無いのだ。 問題は選挙のみではない。様々な決定を保留することは、とりもなおさず株やその他の資産への資金の流れ込みを塞き止めない、ということだ。 そしてこの撥ね馬は、侵略者達の今後の軍事行動やテロリスト活動への企みも止めることがないだろう。とどのつまり射手座〜山羊座期の火星は、中東において常に緊張が高まり、イスラエルが普段より高度な危機に晒される時期と重なる。まずは原油に注目だ。


(東京ローカルタイム)
* )海王星順行:11/7 15:24
*1)金星順行:11/19 06:37   木星順行:11/19 02:13
天王星順行:12/6 11:09



≪ 長期的考察 ≫

    さてここで、蠍座における金星の逆行について少しばかり学習してみよう。蠍座は金星が ディトリメントとなる星座でもある。まず注目すべきは、この蠍座の金星逆行が、火星と共に進行しているという点だ。火星は蠍座を支配している。そしてまた傍らに金星が寄り添うこともあって、この組み合わせはかなり蠱惑的で色っぽい働きをする。この際私は、あえて"政治的に正しくない"「性差別」的と言われそうな危険を冒してでも、金星とその支配する星座を「彼女」と呼ぶことにする。そして火星とその支配する星座は「彼」だ。アストロロジーの観点では、私達のだれもがその人格の中に(実際の性別に関係なく)男性性と女性性の両局面を持っているという理解があるとしても、である。

    これら両惑星と蠍座は、金銭の持つスペクトルの両極を司っている。即ち、「富」と「負債」だ。同様に火星と金星は、蠍座と共に「愛」と「セクシュアリティ/性」というスペクトルの両極をも司っている。蠍座の火星は情熱を表し、蠍座の金星は渇望にも似た情動を示す。「富」を司る金星が、同時に「愛の探求」をも司るというのも、また興味深い事ではないだろうか? 金星は「美」と「フォルム/かたち」の惑星、いや、女神なのだ。彼女のシンボルは、1)その手にバランス秤をかかげた正義の貴婦人だ。だがどんなに美しい貴婦人もそうであるように、蠍座での金星は、「誘惑する女=男たらし」となることが出来る。ことに彼女の情熱的な恋人、火星というかたちをとった「軍神」と結びつけたられた時はなおさらだ。

    「で、それがいったい経済とどんな関係があると言うんだ?」とあなたは尋ねるだろうか? 象徴学的なスケール、即ちアストロロジー的言語から言えば、関係は大ありだ。 牡牛座の支配星としての金星は、美と安定性に満ちた世界を求める。これは、「物の価値」に関する確固とした基盤の上に成り立つ、経済的、そして心理的な安全感覚を必要とするということだ。 一方、天秤座の支配星としての彼女は、(あたかもバランス秤で均衡を保とうとするかのように)「パートナーを持つこと」に対する基本的な欲求を持っている。天秤座は常に『私達』という概念を中心に据えて考える。しかしながら火星はといえば、(例えペアを組んでいたとしても)多くの場合『私』を優先しがちだ。『私はそれが欲しい。今すぐにだ。』といったふうに。

    金星は言う。『何かこう、美しくてお互いにその価値を認めあえるような物はないかしら?』 すると蠍座の火星が言う。『何でもいいから欲しいものをゲットしようぜ。値段の心配なんか要らない。借金なんて、オレ達なら何とでもなるさ!』 しかし金星は、預金で負債を相殺したいと望んでいる。彼女は堅実な牡牛座との繋がりにより、自分の総勘定元帳のバランスが負債に傾かず、ウェイトが資本や収益に置かれる事をとても重視している。だが蠍座はそうではない。何故なら、蠍座は「力」を望んでもいるからだ。「征服する」という行為にともなう野生的な力、そこから彼が得る「自分は強者なのだ」という感覚。そしてまた彼は、敵を支配するためなら大いに借金しても構わないとさえ思っている。最終的に彼が勝てば、その負債は結局、非常に良い投資だったことになるのを知っているからだ。

    そのうえ彼は、その「力」が金星に対しては 2) 媚薬として効くことも知っている。だがこれはギャンブルだ。負債やデフォルトに密接に関連する星座や惑星を挙げるとすれば、そのトップに来るのは蠍座とその複支配星、冥王星と火星だからだ。そう、そして彼らは税金にも関わっている。もし土星または山羊座(政府)が全体図に含まれているならなおさらで、実際そのとおりの状況になっている。冥王星は山羊座に2008年〜2023年まで滞在する。そして私達は、土星が冥王星に対してウェイニング(閉じていく)スクエアを形成する年を終えたばかりだ。

    言い換えれば、蠍座の金星と火星は、1年という長きにわたる土星へのスクエアを終えたばかりの山羊座の冥王星と共に、私達がこれからどちらの方向に向かおうとしているのか? その分かれ道となる重要な時点に達したことを示唆しているのだ3)(金星と牡牛座 VS 火星と蠍座)。私達は金星が願っているように、安定した「かたち/形態」と「安全性」を選ぶことになるだろうか? それとも、彼女は自分の恋人が抱く「力」と「征服」への野望を抑えきれないだろうか? もし火星が勝てば、彼は負債の大増加をもたらす。彼はこれまでずっと、それを確実な投資であると自分に納得させてきた。だが本当のところ、この行為は実際にデフォルトをもたらすものであり、彼の通貨はグチャグチャになるだろう。その上さらに、彼は自分の恋人(即ち支持基盤と安全保証)を失うことになるのだ。

    この、蠍座の金星と火星 — それぞれ「価値」と「その低下」のシンボル — の物語中には1つの教訓が存在する。ことに金星が逆行している状況下では、伝統的な価値体系と金銭に対する細やかな神経を持っていた過去の時代に戻りたいという衝動が生まれるてくる、ということだ。そしてこれが今日、確実に成長しつつある「勢い」の正体なのだ。それは国家の、そして個人レベルにおいても、バランスの取れた予算と、今よりはるかに規律を保った経済への取り組み姿勢に戻って行こうとする力だ。 あなたは今度の投票結果にその力を見ることができるだろう。

    しかしそうは言っても相手は火星だ。時に彼は、もう手に負えないほどひたすら頑固になることがある。(蠍座に在っては特にそうだ。)そんな時は何ものも彼の征服への衝動をなだめることは出来ない。そしてこのために彼は金銭を必要し、当然のごとく債務を負う。

彼の行く末をどう推測するかって? 彼は判断を誤り、最愛の彼女を失うだろう。何故なら彼が方向転換を完了する以前に、すでに大きすぎる負債を背負うことになるからだ。彼女は彼の態度に引いてしまい、逆行している。彼女は彼から離れつつある。彼は勝利した。と同時に、彼は敗北したのだ。

    だが一体金星は今、何をやっているのだろうか? 彼女は自分が支配する天秤座に戻ろうとしている。そこで彼女は自分が本来持っていた強さと勢いを盛り返し、自分自身の価値や個としての美しさを再確認するのだ。即ち11/8〜12/7、金星は彼女のホームである天秤座に里帰りする — というよりエステ付きのスパにでも行くのかもしれない。そして11/18、天秤座で順行に転じる(その時米国始原図の冥王星とスクエアになる)時をもって、彼女は「愛」と「価値保証=安全」を求める自らの探求の旅を、再び開始する。彼女は今や以前より強く、魅力的だ(つまりもっと支持されるようになる)。

その一方、火星は蠍座から射手座に活動の場を移し、10/28〜12/7まで滞在する。あなたは、彼が恋人(支持)を失ったというだけで、その浪費癖が止まると考えるだろうか? いや、それは無理だ。反対に、彼はもっと支出を増やし、さらに断固として支配力を求めるようになる。射手座と山羊座の領域を火星が旅する時(10/28〜1/15)、彼はより攻撃的に、より好戦的になり、そしてこれまで戦うために多くの資金を必要としてきた、"戦争"そのものに向かって行く傾向があるのだ。

    だがまだだ。まだ金星は終わっていない。彼女はその、愛と安全への探求をけして終えてはいない。彼女はもう一度恋人と再会することになるが、次の逢瀬の場は彼女のターン、彼女の縄張りの牡牛座だ。それは来年晩春、五月の下旬となる。その時、彼女にはパワーがある。言い換えるならこれから先、その再会の時までは、リベラル派と保守派 、そして鷹と鳩は、選挙の過程で示された大衆の判断に関わらず、国の経済に関して真っ向から対立するアジェンダを追求することになるだろう。金星と火星は次の春、彼らが牡牛座で再び触れあう時、何かについて合意に達する地点をついに見出すことになるかもしれない。そしてこの時、触れあいの場所は彼女が支配するもう1つの星座宮であり、今度は彼のほうがディトリメントという、居心地の悪い立場に立たされるのだ。


*)ディトリメント:主に古典占星術の技法で星座と惑星の組み合わせにより品位/力の強弱が定められている。ディトリメント/障害の場合は力が弱まるとされている。

*1)金星は牡牛座と同時に天秤座の支配星でもある。

*2)原文 aphrodisiac:媚薬・催淫的な。ギリシャ神話における美と愛の女神アフロディーテ(英語名ビーナス=金星)から来ている言葉。この女神の奔放さを物語る逸話は多い。

*3)牡牛座と蠍座はホロスコープ上で180°対向に位置している。





訳文ここまで
---------------------------------------------------------------


October 17, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 10/18

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年10月18日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------
今回は都合により≪先週を振り返って≫と≪短期ジオコズミクス≫のみの抄訳とさせていただきます。m(_"_)m

なお、≪長期的考察≫では、金・銀市場、そして穀物市場とカーディナル・クライマックスとの正確な符合について言及、穀物市場にみられた急騰と急落が金や銀にも 起こりうるかという設問に対しては、特に火星の蠍座離脱後と11月の選挙結果で「反赤字グループ」が勝つような結果になればそれもありうると述べていま す。ただし、それも「資産インフレ超特急」の終着駅ではなく、木星・天王星の牡羊座進行にともない、2011年前半まで続いてしまう可能性もあること、またそうした素晴らしい相場環境には常にバブル崩壊の危機が付きまとうとしています。
また、株式市場については、1928〜1934のカーディナル・クライマックス時と今回を比較検証。当時の世界経済破綻の進行と今回の様相の相関関係に言及、そして今回の相場動向が超長期72〜90年サイクルでの18ヶ月にわたるボトム形成に符合し、実際の底がカーディナル・クライマックスのパラメータ範囲内にあったことを検証・・・と、大体こんな感じだったかと思います。


≪ 先週を振り返って ≫

    木星・天王星(土星抜きの)が走らせる「資産インフレーション列車」は、先週、世界の株式市場でフル・スロットル状態となった。ドイツのDAX、ブラジルのボベスパ、アルゼンチンのメルバル、香港のハンセン、インドのニフティなど、いくつかの株式指数が年初来高値まで上りつめ、そのうちメルバルのケースでは史上最高値を記録した。他の市場では、4月下旬の年初来高値と肩を並べる水準まで騰がった。またこれはオランダのAEX、ロンドンのFTSE、オーストラリアのオールオーディナリーズ、モスクワのMicex、ダウ工業平均、そしてナスダック総合においても同様であった。日本の日経とスイスのSMIはサイクル新高値をつけることはなかった。だがこれは未だに異市場間弱気ダイバージェンスとは言えない。何故なら全ての指数が先週、その高値付近で引けていて、安値で終わってはいないからだ。10/8、金星逆行の滞留があった日でさえ、木星・天王星が作り出す怒濤の群れの勢いは止まらなかった。とりあえず、今のところは...。

    「資産インフレ超特急」は株式市場に留まらなかった。金もまた、木曜日の「月の反転日」に1388まで達し、史上最高値に急騰した。また銀は同日、1980年以来の最高値水準である2500を試しに行った。一方、諸悪の根源は滝落とし状態の米ドルで、これは連邦準備制度理事会の超緩和的金融政策と、ホワイトハウス及び議会の財政上アンバランスな支出政策に関連している。彼らは今年の予算への合意さえせずに会議を終わらせた。こうした政策に呼応して、スイスフランは米ドルに対しこれまでの最高値水準まで急上昇、その間日本円も今や15年前に達成された史上最高値に迫る勢いを見せている。「フォーキャスト2010」がこうした状況をどれくらい正確に予測していたかに関するレビューは www.mmacycles.com (SCORECARD FOR FORECAST 2010)を参照してほしい。

*)月の反転日:原文 "lunar reversal date"
メリマン氏の著書 『The Ultimate Book on Stock Market Timing Vol. IV - Solar-Lunar Correlations to Short-Term Trading Cycles.
and/or
『The Sun, the Moon and the Silver Market: Secrets of a Silver Trader 』 に出てくる用語ではないかと思われる。



≪ 短期ジオコスミクス ≫

    9/18の木星・天王星コンジャンクションがその勢いを止めることはなかった。9/21、木星と天王星に対しオポジションとなった太陽が、殆どの国の株式市場で少しの間ブレーキをかけたものの、米国市場はノーブレーキで突っ走った。(これは一体何を意味するだろうか?) 10/7、天秤座の新月や10/8の金星滞留と逆行もまた、それを止めることはなかった。8月下旬のカーディナル・クライマックスから土星が抜けて行って以来、世界中の株式市場が今、熱く燃えている。魚座の木星・天王星にとってこれは順風満帆の船出であり、そしてまもなく牡羊座へと向かうことになる。

    だがちょっと待って欲しい。今後もこれらの市場が何ヶ月もストレートに騰がっていくことなど不可能ではないか? 普通はそう考えるだろう。特に私達は今週、天秤座の満月を迎え、また進行する火星が、少なくとも2〜3日の急激な下落としばしば一致する黄道帯の重要なポイントにあるのだ。しかも私達は、依然として金星逆行が示唆する反転の有効圏内にある。それは余すところたったの5取引日だが、時にはそのオーブは最大12取引日まで引き延ばされることがある。今までのところ、ダウ工業平均の高値は10/13木曜に付けており、これは金星逆行開始からわずか3日後のことだ。とはいえ、要するに私達が「バブル」を経験する時は、何ものもそれを予定通りに止めることは出来ない。それはいつも、止まるべきラインを踏み越えていくのだ。

    今週はまた、いくつかのジオコズミック・サインが展開する時間帯が控えている。これらのトランシットに関わる主要な惑星は蠍座の火星だ。10/20、火星は木星とトライン(120°)を形成、その2日後10/22には海王星とスクエア(90°)になる。この組み合わせは相場の流れそのものを変える程の強さは無いかもしれない。しかし、そのトレンドを維持しつつも、一旦調整に向かう、という動きと一致する可能性がある。





訳文ここまで
----------------------------------------------------------




October 10, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 10/11

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年10月11日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------
10/12≪短期ジオコズミクス≫の最後のパートを飛ばしてました!スミマセン。m(_"_)m   下線部分を付け足しました。

来週のメリマン・コラムは都合により、またまたお休みさせていただくか、または抄訳にさせていただくかもしれません。m(_"_)m



≪ 先週を振り返って ≫

    まず始めに、先日の講演旅行を成功に導いて下さったアルゼンチンとブラジルの全ての読者と購読者の皆さんに感謝申し上げたい。ブエノスアイレスでは皆さんの株価指数メルヴァルが史上最高値を記録し、リオデジャネイロでは皆さんの国のボヴェスパが4月以来の最高値ゾーンに駆け上った。その時、その場に居あわせることが出来たのは、私にとって大変にエキサイティングな経験だった。

    さて前回、2週間前のコラムから、世界の株価は8月下旬の反騰開始以来力強く反騰し続けてきた。アジア及び環太平洋地域では、私達が追っている全ての指数で数ヶ月来の最高値が記録された。だがその中でも最も輝くパフォーマンスを見せたのは香港のハンセンであり、金曜には2009年11月以来の最高値レベル、23,000まで上りつめた。

    ヨーロッパでは、ロンドンのFTSEもまた数ヶ月来の新高値まで上昇し、火曜の新月には5707を記録した。これは9/21の直近高値5635を超えたものの、4/16につけた5833には届かなかった。しかしながら、アムステルダムのAEX、ドイツのDAX、またチューリヒのSMIはどれも9/21の高値を抜いていないことから、金星逆行に伴う異市場間弱気ダイバージェンスの潜在的事例を示唆している。またロシアのMIXEXは、FTSEと同様に9/21の高値を超えている。

    アメリカ大陸では、アルゼンチンのメルヴァルが先週、史上最高値を記録し、そしてブラジルのボヴェスパが半年ぶりの新高値まで上昇した。ダウ工業平均は5月初旬以来初めて11,000台に乗せて引けた。またナスダック総合は短時間2400以上に達し、9/30と10/5にもかろうじて達成したラインに届いた。

    先週は貴金属と通貨にとってもまた重要な週となった。10/7、金は史上最高値1366を達成、一方銀は2356まで上昇して反落したが、これは1980年の活気あふれる時代以来の最高値水準であった。こうした動きの要因は米ドルの崩壊であり、ドルはスイス・フランに対して史上新安値まで下がり、そして日本円に対しては新たにここ15年来の最安値まで下落したのだった。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達は今や、11個の重要なジオコズミック・サインが目白押しだった9/8〜10/8という強力な時間帯の終わりに来ている。そのうち最も重要だったのは、9/18の木星・天王星コンジャンクション(0°)、9/21の太陽・木星オポジション(180°)、そして10/8からの金星逆行であった。これらの全てが、『The Ultimate Book on Stock Market Timing (究極の株価タイミング)第3巻 "Geocosmic Correlations to Trading Cycles"』で述べたように「レベル1」のジオコズミック・サインだったのだ。レベル1のサインは株式市場におけるプライマリー・サイクル、またはより長期のサイクルとの間に、歴史的に見て少なくとも67%という相関関係を持っている。そのオーブ(時間的ズレの許容範囲)は12取引日だ。(だが通常そのゆらぎはずっと少ない。)

前置きでも述べたように、ヨーロッパのいくつかの市場が9/21にサイクル高値をつけたが、これはこの時間帯の中間地点だった。また他の市場は、天秤座の新月と金星逆行というサインが展開した先週末、新高値をつけた(10/7〜8)。 月曜には2日間にわたり射手座ファクターが展開するが、これは先週末からの相場傾向の余波をもたらすかもしれない。しかし、この期間が強力なミュータブル(柔軟宮で起きる)ルナーサイクル(太陰/月の周期)であることから、このあたりから相場の反転も同様に始まる可能性がある。

    しかしながら、金融アストロロジャーにとって今現在効力を発している最も重要な要素は、蠍座で逆行に転じた金星と、同じ蠍座での火星とのコンジャンクションだ。金星は通貨や高付加価値資産に関連する。そして金と富のサインである牡牛座の支配星だ。だが、現在金星の位置する蠍座は牡牛座のオポジット(180°対向の)サインであり、これは金星の品位が「フォール」であることを意味する。つまり力が弱まるのだ。自分の資産価値を上げたいという願望は金星と牡牛座のものだ。だが、蠍座とその支配星である火星は負債の蓄積に関連している。ある理由から、米ドルは火星が蠍座を進行中に下がりやすく、そして貴金属は急上昇する傾向がある。これが再び起こっている。

    しかし金星の逆行は、それだけでパワフルな相場反転のシグナルだ。これは歴史的に見て、プライマリー・サイクルの底よりは天井と、より高い相関性を持つ。とはいえ前回これが起きた2009年3/6は、ダウ平均における72年サイクルの底を打った、まさにその日だったのだが。金星は5回目の逆行で黄道帯の同じ位置(同じ星座のほぼ同じ度数)に戻り、これを8年毎に繰り返す。以前蠍座の中間度数で逆行が起きたのは2002年10月のことで、これは4年サイクルの底を打ちITバブル後の弱気相場に終わりを告げた、まさにその日であった。 だが今回は底(安値)ではない。これが相場の反転と関連しているとすれば、それはプライマリー・サイクルの天井から始まることになる。何故なら、どの指数を見るかによって基点は異なるものの、多くの株式指数が5/20〜6/6につけた安値からほぼ最高値水準まで上りつめているからだ。もし市場がここで反転しないなら、これは確率として残り22%のケースとなる。

すなわち、ここでの重要な相場反転の歴史的頻度は78%ということになる。こうした反転がその規模においてどの程度で、どれくらい長く続くかは、今週末のMMAサイクルズ・レポートで検討する予定の多くの要素に依拠している。 だがとりあえず今のところは、天秤座の新月期周辺で高値をつけた場合、2週間後に控えた満月に向かって急激な下落が後に続くという事例が過去にあったことを、頭に入れておくに留めよう。 これは金星逆行の経過と共に起きてくる。 経済情勢の変化、金融・財政政策の転換等を示す兆候に十分注意を払わなければならない。それは相場変動に拍車をかけるものだからだ。


*)次の満月は日本時間(東京ローカル)で10/23 午前10:54ごろ、牡羊座29°32'で起きる。以前のコラムでメリマン氏が言及した「ブルー・ムーン」(同じサイン、又は同じ月間に満月が2回起きること)の1種となる。


≪ 長期的考察 ≫

    私は間違っていた。そうだ、勿論これはそう頻繁に起こることではない。
だがもし1度でも起こってしまえば、それはもう十分過ぎるくらいのことなのだ。これは全てのマーケット・アナリストへの呪いだ。あなたはチャートを眺め、数字を見つめ、そして起こりうる物事の確率を把握している。あなたはきちんとした準備とリサーチを終えているからだ。そしてあなたは歴史的実例に基づく、少なくとも80%の確率と共に歩を進める。しかし時に物事は20%未満の確率で起こるものだ。そして事実上、あなたが予想したシナリオ通りに事が起こらない時には、まったく正反対のことが起きているのだと考え始めねばならい。あるいは、あなたが天王星の関わるアスペクトの影響下にあるか、のどちらかだ。その場合は何をどう予測しようが、何事も思った通りには起きてこない。

    そして私はここに至り — ファイナンシャル・アナリストのマスターたる者として、また音に聞こえた金融アストロロジャーの強者として、そして脳内伝説に生きる誉れ高き愚か者として — 株式市場が今年の終わりを節目とした、より長期サイクルの底値に向かっているのだと完全に確信していたのだ。つまるところ、あの2010年7/2の安値を2009年3/6からの50週サイクルの大底とするにはいかにもタイミングが遅すぎた。これは実際には69週目に起きており、67週目を過ぎてから50週サイクルの底を打つというケースは、歴史を振り返ってもたったの8%しか無い。 一体誰が8%の確率に賭けることを選ぶだろうか? 50週サイクルの底は2/5(48週目)の、あの安値でなければならなかった。このことは、新しい50週サイクルがその時から始まっていて、2010年9月以降、他の幾つかの、より長期サイクルの節目が丁度やってくる頃までは底をつけることが無いということを意味していた。 だが、8%の確率は現に起こったのだ。今まで市場のトレーダーに対し、傲慢さや教条主義の罠について散々語ってきた筈の私なのだが...。

    こうして私は今に至り、実際には新しい50週サイクルの最初の位相にあるという時に、あたかも古いサイクルの最終位相にあるかのようなポートフォリオで取引し、ポジションを取っている。サイクル理論研究に馴染みが無い人達にとって、以下の事柄は重要なポイントだ。サイクルの最終位相は殆ど常に弱気である。それはずっと強気であった1サイクルの中で、最も弱気な部分なのだ。そしてサイクルの第1位相は殆ど常に強気だ。それゆえ、サイクルの最終位相における売買戦略は、第1位相のそれとは全く異なってくる。最終位相での戦略は反発を売ること。第1位相での戦略は突っ込みを買うこと。それがサイクル・アナリストやサイクル・トレーダーの手順だ。

    それでは金融アストロロジーの観点ではどうだろうか? 
過ぎ去った今年の夏について、天体位相は何を語っていたのだろうか? 『フォーキャスト2010』で述べたように私は、5月下旬と6月上旬に起きた木星・天王星のコンジャンクションの影響下で非常に投機的な市場環境が始まり、その只中で金融資産(株や金など)は急激な反発に見舞われやすいという先入観を持っていた。それは「金融資産インフレの暴走」となる筈だった。過去140年強の木星サイクルに基づき、株式市場は2011年初頭にかけて高々と舞い上がることが期待された。(『フォーキャスト2010』参照) だがそれは、共に投機の力学を示唆する木星・天王星の牡羊座入場直後には起こらなかった。そして実際には8月下旬まで始まることはなかった。では何故5月下旬から6月初頭には起こらなかったのか? さて、ここで私自身と全ての金融アストロロジャーにとって学びの体験でもあった、金融アストロロジーの力学に辿り着く。私達プロフェッショナルもまた、常に学習の徒なのだ。

    ワイルドで投機的な組み合わせである木星・天王星が、衝動的な火のサイン、牡羊座に入った5月下旬〜6月上旬。だが市場がそこから飛翔することはなかった。何故ならその時同時に、土星が牡羊座の木星・天王星とオポジションを形成していた。(そしてそれらは全て山羊座の冥王星とスクエア(90度)だった。)土星は「恐怖と抑制」の原理に関係している。投資家達がより投機的な株式を選ばず米国債の安全性を求めた時、恐怖が市場のセンチメントに入り込んできた。このトランシットの土星によるハードアスペクトは・・・8/21まで終わることはなかった。そしてその後、株や貴金属のような金融資産の価格爆発が始まったのだ。投資家達は結局、株や貴金属市場に見られる、より力強い伸びしろを求めて国債からのごく僅かな利回りを見限った。それはまさに予測通りではあったが、ただ時間にして2ヶ月ほど遅く、土星がカーディナル・クライマックスの中心部から離れ始めた直後のことだった。

    今やその土星も2011年3月までは木星・天王星とのアスペクトの埒外となり、資産インフレ祭りを先導する楽隊車を止めるような金融アストロロジー上の要素は殆ど無いに等しい — おそらく金星逆行期の数週間の調整を除いては。 一方私は、その合間に、新しいサイクルの最初の位相(強気)であることが明確になったこの時間帯を、より長期サイクルの最終位相(弱気)として扱ったことにより負った、自分自身の傷を克服するつもりだ。

残念ながら、ごく普通の人間である私にもまた相場と同様、人として幾つものサイクルがある。だが幸いなことに、過去の経験から常に学ぼうとしてきたごく普通の人間として、私は市場における自分のライフスタイルを危険に晒してはいない。だから私は一旦理解の光を得れば必要な調整を行う。(勿論、その光が再び私の目を眩ましていなければ、の話だが。) 傲慢さと凝り固まった精神は、とどのつまり、相場の覇者への道程において致命的な一撃となる。

    さて、もし中央銀行の総裁達や政治家達が同様に、今や再び戻ってきた1)過去のサイクルから学ぶことが出来たなら、そしてもし理解の光を得て、彼らの足を猛烈な支出と果てしない刺激というアクセルから離すことが出来たなら、私達はこの経済の2)『トワイライト・ゾーン』を抜け出せるかもしれない。 

何故昨今の投資環境が、1990年代終盤そしてITバブル当時の様相をこうまで私に思い出させるのだろうか?  この疑問を2011年初頭にもう一度投げかけてみよう。それまでは、悪いニュースが巷を駆け巡り、ネガティブな内容に満ちあふれた選挙運動が繰りひろげられようとも、この波乗りを楽しんでほしい。 特に土星が自分の道をひたすら歩むことに専念し、あれこれと物事を押さえつけるのをやめている今、市場はこうした3)「心配事の壁」をよじ登りたがるだろう。   

    そうこうしている間に、連邦政府の取り締まり屋達(規制当局)は、先週ワシントン州のショアライン・バンクを閉鎖した。これは今年に入って129行目の破綻だ。そしてその数は去年潰れた銀行数、140行に刻々と近付きつつある。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
* )脳内伝説に生きる誉れ高き愚か者として:原文"Legend in his own mind"
自分は誰よりも賢くスマートでモテまくりで全知全能だと思いこみ、それらしくふるまうが、実際には口だけの愚か者を皮肉った言葉。70年代から活躍する、黒いディランと呼ばれた闘うジャズ・ファンク詩人、ギル・スコット・ヘロンがこのタイトルで歌っている。

GIL SCOTT HERON Legend In His Own Mind
http://www.youtube.com/watch?v=tPTE0Fbruzg

*1)
過去のサイクル:以前のメリマン・コラムや『フォーキャスト2010』で詳述されている、米国やFRBの始原図などにおいて、進行中の惑星サイクルが今後長期にわたって回帰し再びアスペクトを形成することを指すと思われる。

*2)Twilight Zone:黄昏時。1959年〜1960年代にアメリカで放映された、シュールで少し不気味なSFテレビドラマシリーズのタイトルでもある。その後1985年、2002年にリメイクされている。日本では60年代に主に「ミステリー・ゾーン」のタイトルで放映された。円谷プロの「ウルトラQ」シリーズに影響を与えたことでも有名。
(以前のコラムで語られたカーディナル・クライマックスの文学的描写は、秘かにこのあたりのイメージから来ているような気もしたりしなかったり。。。)

Twilight Zone Opening THEME MUSIC 1962 Rod Serling
http://www.youtube.com/watch?v=-b5aW08ivHU
ミステリーゾーン(日本語版)
http://www.youtube.com/watch?v=eRwRU0nSPKM

*3)「心配事の壁」="wall of worry":市場が経済危機や政治的な要因などで不安定な時に株価が上昇する場合に使われる言葉。"The stock market is climbing a wall of worry".





訳文ここまで
----------------------------------------------------------------

【翻訳を終えて】
今回の長期的考察でメリマン氏は自分自身のサイクルについて少しだけ触れている。実際彼のバース・チャートを見ると、ここ数ヶ月の間、アングルと呼ばれる重要な感受点上で(オーブ2°〜4°)このカーディナル・クライマックスが起きていたことがわかる。これだけのハードアスペクトを受け続ければ、メリマン氏ほどの人でも柔軟な判断がしにくくなるということなのかもしれない。人間である以上、どんなに理屈がわかっていたとしても、目に見えない圧力によってこころも体も影響を受けることには変わりない。自分でもひとのチャートを見るとき、今の自分の状況が判断に影を落とさないよう、今まで以上に気をつけていこうと思った。

それにしても、プロフェッショナルとして自分の間違いを正面から認める(しかも無料版で)というのは勇気の要ることじゃないかと思う。相場の世界は、ニッコリ笑ってひとをカモにするようなひと達も存在する。けれどメリマン氏の文章からは、アストロロジーの研究者としての矜恃と誠実さを感じる。今回の長期的考察は、アストロロジーを学ぶものとして色んな意味で教えられる部分があった。

・・・それにしても毎回、なかなかにハードル高い長文です。時にはメリマン氏特有のお茶目もサクレツして、よくわからずアセることもしばしばです。(^_^;)  またいつも時間切れ気味で、見直しが行き届かない部分もあるかと思います。もしなにかヘンなところがありましたらツッコミよろしくお願いします。。


hiyoka.

October 07, 2010

●10/8の新月—みんなに降り注ぐエネルギー(気まぐれUP♪)

今回はフルの星読みが間に合いそうにないのでとりあえずエネルギーの骨子だけUPしてみました。これから約1ヶ月のテーマです。もしかしたら、後で続きを書くかもしれません。(^_^;
-------------------------------------------------------------------------------
10/10 金星逆行・水星土星コンジャンクションの日付(9月→10月)修正しました。

新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つ時があるんじゃないかと思います。 ではでは今月も行ってみます!(^_-)


新月タイム・スケジュール
10/8、日本では東京・関東ローカルで04:02、北海道周辺で04:13前後、関西方面は03:45前後、沖縄周辺で03:14前後に天秤座14°23’で新月となります。ヒーリング・メディテーションや願い事をしたい方、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。

前回の新月のあらましについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

------------------------¨°☆¤☆„¸○¸„☆¤☆°¨--------------------------

Sabianシンボルによる【新月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【太陽・月 天秤座14°〜15° 】

"A serpent coiling near a man and a woman" + "A Noon siesta"
"An Indian weaving a blanket" + "Circular paths"

「欲望」と「愛」の違いを認識する必要性→ ★問題に直面して結果を出すか?目先的な解決に逃避するか?の選択→ ★自信の欠如によるためらい→ ★臭いモノ(混沌)に蓋をしたくなる→ ★事を荒立てず危険を回避しようとする試み→ ★またか・・!という諦めによる落ち込み→ ★過去から蘇るフラストレーションと内省→ ★取捨選択の試み→ ★別の観点がある事に気付く→ ★内的経験を生かして再び立ち上がる力を得る・・・・

キーワード: 「柔軟な精神は真夜中に輝く太陽を見る」

エネルギーのポイント:「他者との関係・価値観の見直し」

ラッキーポイント: 2つあるもの、ユーモア、写真、古代の叡智、風、鳥、小動物、水辺、海、深いブルー


金星逆行開始:10/8 16:25〜11/19 06:36(東京ローカル) 
逆行期間中に促される意識
→長く抱えてきた世界観・価値観・金銭感覚の見直し。パートナーとの関係を見直す。過去の恋愛・仕事・友人関係etc.が再びよみがえる可能性。未来に向かって必要なもの、捨て去るべきものを判別する。・・・逆行が終わるころには何か新しい視野が生まれる可能性

水星・土星コンジャンクション(0°): 10/8 20:44(東京ローカル) at 天秤座8°39
→今後の為に、過去から曖昧にしてきたことにフォーカスし、何らかの形を与える必要性。判断を示す必要。理想を現実に合わせて妥協と調整を加える。自分の精神構造の弱点を活かし、長所に変える方法を探る。まだはっきりとは見えぬゴールへ向かって踏み出すために物事を整理する。


今回はとりあえずココまで。。

Good Luck to All of You!!!★



hiyoka.(^_^)

September 26, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 9/27

アナウンス
来週10/4付けのコラムはメリマン氏が海外講演で不在のため休載となるそうです。

9/27 細かい部分の修正と補足を加えました。

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年9月27日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
--------------------------------------------------------------------------------

≪ 先週を振り返って ≫

    予想どおり、連邦準備制度理事会(FRB)は、米国経済を支えるのに必要であると考えれば今後一層の「量的緩和策」を実行するだろうとのスタンスを維持した。これは、景気が再び悪化し始めた場合、FRBが経済を支えるために必要だと考えるなら、準備預金金利を0〜0.25%に保ち続け、そして長期国債と中期国債を購入することを意味する。つまり、彼らはいまだに経済成長が安全で持続可能な基盤の上に立っているとは考えていないので、今後も景気刺激的な金融政策を続行するだろう、ということだ。FRB議長ベン・バーナンキは、米国政府は経済が適切な回復への道程に入る前にその膨張し続ける赤字を処理しなければならない、と折に触れて言明してきたわけで、これは当然至極のことだ。ホワイトハウスや議会がそれを実行しようとしている徴候はまだ見られないのだから、FRBがその方針を変える理由も無い。

    この声明はちょうど *)9/21、秋分そして木星・天王星のコンジャンクション(0°)のもと、満月の時間帯に発表された。さらに言えば木星と天王星はその頃、この何十年間かで最も地球に近い距離に達していたのだ。この日は重要な変化日であり、この発表の直後、米国の株式市場は数ヶ月来の新高値まで上昇した。だがそれはほんの少しの間持続しただけで、その後ダウ工業平均は大引けにかけて100ポイント下落した。株価はその後の2日間にわたって下がり続けた。しかし金曜になって、それらは再び回復し始めた。

    金は再び史上最高値まで急騰し、そして銀も1980年代以来の最高値圏まで昇りつめた。そう、当然のことだ。結局のところ、米国政府の爆発的な赤字と継続する支出増大政策、そしてFRBのゼロ金利と量的緩和政策は共に、殆どの金融資産にとって著しくインフレを誘発するものなのだ。彼らは強いドルを維持しようとはしていない。このまま行けばこの先、道程の何処かでその代償を払わねばならない時が来る。その時、不換紙幣は歓迎されないだろう。

こうした状況に応じて外貨もまた先週、米ドルに対し強い反騰を見せた。この状況は、以前米ドルが占めていた安全な避難所としての通貨の地位に取って代わり、その歴史的役割を急速に取り戻している、スイスフランにおいて特に顕著であった。



*)実際の秋分や満月は9/23だが、天体位相の効力から見て前後の時間的許容範囲内にある事を指している。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    先週9/21の重要変化日には、いくつかの株式市場が予期された反転を見せはしたものの、いまだ世界中の市場が大きな方向転換を起こしたとは言いがたい。しかしながら、その影響力はまだ1)オーブの有効圏内にある。そして今、私達は注意の焦点を10/8に開始する金星の逆行に合わせ始めている。金星の逆行、これは歴史的に見ると、オーブを前後12取引日としてプライマリー・サイクル又はより長期のサイクルとの間に78%という相関関係を持っている。またこのサインは株式市場において、4取引日のうちに4%ないしはもっと大規模なトレンド反転が起きる確率で83%という数字を示している。ここで、9/18の木星・天王星コンジャンクション、そして9/21の太陽・木星オポジション(180°)が、やはり12取引日のうちにプライマリー・サイクル又はより長期のサイクルと75%強の相関関係を持っていることを考慮すれば、これら全てのサインの有効期間が重なり合う時間帯に、サイクルの天井を伴って各サインの完成を見る可能性はあり得る。

    さて今週もまた、太陽が9/25に冥王星とスクエア(90°)を形成し、その後9/30に土星とコンジャンクションとなることから見て重要な週となる。この動きは8/21に起きた土星・冥王星のスクエアを「トランスレート」する状態を意味する。当時土星・冥王星スクエアが起きてから2日も経たないうちに(8/25—8/27)世界中で多くの株式市場が底をつけたことは記憶に新しいのではないだろうか。その後日を置かずしてこの10%強に及ぶ大反騰が始まったのだった。またロシアがイランのブシエル原子力発電所に核燃料を入れたのもこの期間中だった。したがって、イランの核開発への野心に関わるニュースがまもなく入ってくるかもしれない。

    太陽・土星のコンジャンクションは、正義と公正さを司る星座宮、天秤座で起きる。となると、太陽光を受けた土星は、新しい法律に関連した動きをもたらす可能性がある。したがって、いくつかの国や地域において、国民・市民にとって今までより公正な裁きを提供するような新法制定への動きが見られるかもしれない。しかし最悪の場合、そのかわりに、政府がより強大な支配権を握るための努力が為されるというケースもあり得る。それは国民・市民に対し、もっと強固な安全と保護を提供するとうたいながら、その裏で実際にはひとり政府のみがもっと強固な支配権を得るという、偽りの操縦手口となるだろう。

市場に関しては、太陽・土星のコンジャンクションがいくつかの市場におけるトレンド変化に関連していたことが観測された。このサインは、株式市場においてはこれのみではそれほどの効力はないが、いくつかの商品市場、特に天候・気象に影響を受ける市場においては多くの場合、相場反転とのより高い相関性を持っている。新たな作物被害が発生するかもしれないし、或いはこれまでの脅威が終わる可能性もある。 経済面では、土星・冥王星のスクエアに太陽が来ることから、赤字や負債問題に対しての注目が依然として続くだろう。




*1)オーブ:アストロロジー一般では惑星や感受点間に形成されるアスペクトの角度の許容範囲をいう。光が中心点から外に向かって徐々に減衰するように、正確な角度から離れるほどエネルギーの効力も薄れていく。進行中の惑星を読む場合、特にこのオーブの有効圏内で別の惑星の力が働く時など、予測された出来事が起こる日時と正確な角度を形成する日時とのズレが起きやすいと言われている。金融アストロジーでは事象を予測する性質上このオーブを実際の取引日数に換算している。


≪ 長期的考察 ≫

    赤字や債務に注意を引き付けるのは、土星・冥王星スクエアの太陽によるトランスレーションだけではない。蠍座を進行中の金星と火星もまた、同様の働きをする。蠍座の支配星は冥王星であり、金融アストロロジーにおけるその原理は負債だ。金銭を支配する金星は10/8から逆行に入るため、今回いつになく長期にわたって蠍座に滞在する。(9/8〜11/7、その後再び11/29〜1/8)  火星は9/14〜10/28まで蠍座を進行する。またその後もなお、月のノース・ノードが冥王星とコンジャンクトしたまま11月の大半を過ごすのだ。 冥王星と蠍座がこれほどまでに強調される時、以前述べた「3D」—「負債/Debt、赤字/Deficit、デフォルト/Default」が、世界の指導者達や、はたまた自分達の政府によって引き起こされたこの10年間の財政的不始末に怒った大衆のビッグな話題となるだろう。

    だが冥王星はまた、税金をも支配している。そして、どの国の政府も今、財政赤字を減らすために税金が果たすべき役割について紛糾している。これを見ていると、次のような疑問が湧いてくる。「米国、そして多分他のあらゆる国において、新しく選ばれた大統領や議員達がいったん権力の座につくと、揃いも揃って税法を変えなくては・・と思い始めるのはいったい何故なのか?」

    企業や個人が、ビジネスや家族の未来の為にプランを立てるにあたり、それを確実にするために、自分達の払う税金の実体が何であるのか、どんなものになるのかを知ることは大切だ。それを拒否する政治家 —政府のリーダー達— というのは、一体どうなっているのだろうか? 税制が変われば、あらゆる企業と多くの個人が彼らの財務計画の変更を行わなねばならない。特にこれが増税という変化ならなおさらのこと、それに合わせて新しく設定しなおす目標やそこに至る地図を理解するまで、進歩や進捗を遅らせるような混乱を招き、彼らの人生や歩みの中断を引き起こすのだ。 企業は雇用を中止し、個人は消費を控えるだろう。これは増税に関する全体像が明らかになり、以前持っていた資金よりも少ない額で目標を達成できるだろうとの想定が成り立った上で、彼らが再び計画を立て直す手腕をふるうようになるまで続くことだろう。

    新しい政党が権力を握る時に付きものの、税制の"いじくり回し"から利益を得る真の存在とは誰だろうか? それが経済成長の裏で原動力となる企業社会でないことは確かだ。 利益を得る唯一の人々とは —殆ど全ての場合において— 政治家自身と、彼らが育てる政府の官僚組織なのだ。税法を絶えず変更するという行為は、とりもなおさず、将来に備えて財政計画を立てる能力を絶えず中断するということであり、持続可能な経済成長に最も甚大な損傷を与える行為のひとつだ。それはまるで行きつ留まりつ繰り返される 2)ストップゴー政策のような状況をもたらし、成功へと導くビジネス・プランを案出する能力を妨げてしまう。

    問題は、経済の持ち直しのために税法が4年ごとに変更される必要があるかどうか、ということではない。こうした議論は偽物であり、不誠実だ。真の問題は、殆どの政府が、国や州や市を運営するために税金から得た収入を、「知性をもって管理していない」ということに有るのだ。もう、この一語に尽きる。そしてこれは、星座宮・蠍座と惑星・冥王星が強調されてくるにつれ、中間選挙の時期、そしてその後にかけても、再び幾重にも討論されるであろう問題点なのだ。

    まもなく蠍座で金星が逆行に転じると共に、私達は税金問題に関して提出される奇妙な提案を耳にしそうだ。これは税務政策に変化をもたらすかもしれない。ちょうど今、米国では「ブッシュ減税」をその期限である2011年1/1に廃止するかどうかについて議論されている。だが、ホワイトハウスは国民の95〜97%(即ち、年収が既婚所帯で25万ドル、単身者で20万ドルを超えない者)に対しては減税措置を続けると約束した。これに対しては共和党全員と何人かの民主党議員が、景気の基盤が健全になるまで、全員が減税の対象となる現行税制の継続を望んでいる。連邦準備制度理事会(FRB)の財政政策からすれば、経済はいまだ健全な基盤に立っているとは言い難い。そうでないのなら、量的緩和政策を続けるはずもない。

    選挙期間中に金星が逆行していることを考えれば、もしこの期限切れの迫る「ブッシュ減税」のみが主な選挙の争点となったとしても驚くにはあたらないと思う。金星逆行中は何も決断されそうにないし、またもし何か決定をみたとしても、あまり歓迎されず、金星が順行に移った暁にはなにがしかの変更が必要となるだろう。大衆が彼らの選んだ議員達に望んでいるのは、より長期を見据えた有効な財政運営政策だ。だがこの蠍座での金星逆行は。政治家達にとって、その先見性の欠如した財政の失策ぶりを披露する、さらなる機会となるのかもしれない。

    そうこうしている間に、株やその他の相場では、拙著「フォーキャスト2010」で述べたような大規模な反騰(即ち資産インフレ)が示現しようとする状況に様子が似始めてきた。  そしてFRBのふるまい —目をつり上げてアクセルペダルを踏み抜かんばかりにスピードを上げる—3)"pedal to the metal"は、まさに以前述べたような、予期された効果を表し始めている。




*2)ストップゴー政策=交互的景気調整策:財政政策や金融政策において景気拡張姿勢と景気抑制姿勢を交互に繰り返す政策のこと。短期間に方針を変更することが特徴。日本でも1990年代初めに景気後退が深刻になり、数々の「緊急」「臨時」「特別」な財政政策が発動され、96年には回復が達成されようとしていたが、97年に消費税引き上げや歳出抑制が行われた結果、98年には危機的な状況に陥った。その後も財政・金融政策の拡張と緊縮は繰り返され、ストップゴーと呼ばれた。(wikipediaより)   (もしかすると車の運転時に目先しか見ず、障害物をよけるためにハンドルを右へ左へと切り続けるうちに収拾がつかなくなる感じにも似ているのだろうか・・・。)

*3)"pedal to the metal":「車を全速力で走らせる」「必死に」「猛スピードで」という感じの言い回し。本文とは直接関連ないけれど、ちょっとその雰囲気など....(^_^;)
"Pedal to the metal" by KAZZER
http://www.youtube.com/watch?v=5vTY6HVhx2g
"Punk/Pedal to the metal" by Impellitteri
http://www.youtube.com/watch?v=eQoZgIZ7STo




訳文ここまで
--------------------------------------------------------------