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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーより発売されました。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

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『マンデーン2016』こちらもマンデン・アストロロジーの知識が満載です。併せてどうぞ

November 05, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント11/6【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年11月6日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、和訳購読者版の申し込み受付もされていますので、そちらもぜひご覧ください。(なお、翻訳者はこの記事をファイナンシャル及びマンデーン・アストロロジー学習者向けのエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

今週もこのパートは割愛させていただきます。m(_"_)m


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        『もし(パウエル氏が)任期を終えて立ち去る時点でFRBが大々的に組織し直されていたら驚きだろう』。2015年までフィラデルフィア中央銀行総裁を務め、パウエル氏と近かったチャールズ・ポスナーはこう語った。『彼はFRBを金融政策の改革と刷新に導いていくとは思えないが、それは彼が議長として相応しくないという意味ではない』

— Nick Timiraos and David Harrison
  Trump Fed Pick: Pragmatic, Low-Key
  Wall Street journal 2017年11月3日付


        “... 日蝕が彼のアセンダント・火星コンジャンクションに(そしてジャネット・イエレンのネイタルの太陽・月にも)触れている。...しかし、もう一つ大いにありそうな予測としては、ジャネット・イエレンの任期は今期限りではないかということだ”。

— 『フォーキャスト2017』
   レイモンド・メリマン 2016年11月執筆


        私達が先週目撃したのは、太陽による木星・海王星トラインのトランスレーションがもたらす株式世界の多幸症だけではなかった。金星が冥王星と天王星にカーディナルTスクエアを形成していたのだ。金星はお金と関連し、金融政策や通貨供給に影響する。そして冥王星と共に働く時は、中央銀行とその政策に生じる変化との関連性を持つ。先週、ドナルド・トランプは彼の最初の任期中に現FRB議長を再任命しなかったが、これは過去30年以上の歴代大統領で初めてのことだ。パウエル氏は1953年2月4日ワシントンD.C.生まれ(出生時間不明)だが、これを見れば何故トランプ氏がパウエル氏に好感を持つのかを理解するのは容易だ。パウエルのネイタルの月は天秤座の中間部に在泊するが、これはトランプのネイタルの木星上にあると言っていいほど近い。そしてトランプの太陽にはトラインだ。実際、水瓶座中盤度数に在泊するパウエルの太陽は、トランプが持つ太陽・天王星から木星へのトラインとはグランドトラインを形成する。つまり彼らはアストロロジー上の「家族」というわけだ。

しかしながらここで最も興味深いのは、天秤座に在泊するパウエルの月・海王星・土星コンジャンクションと、トランプが持つ蟹座の金星・土星コンジャンクションに対してトランシットの冥王星がTスクエアを形成し、このうちトランプの金星・土星にはオポジションとなる2019年〜2020年だ。この両者は互いにどう対応するだろう。 まず当事者が非常にフレキシブルで、変化する状況に素早く順応する意志を持たない限り、冥王星は負債と安全が脅かされる状況を支配する。FRBは今後重大な転換期を迎えるだろう。そして、この二人のうちどちらか、または両者ともに相手によって卑劣に貶められたと感じるか、あるいは自分達のコントロールを超えた外的状況の圧力によって攻撃されたと感じる可能性がある。

        今後2週間を見渡してみれば、11月13日〜16日にはまたもう一つの木星・海王星トランスレーションがやって来る。金星がこの2惑星間のトラインに参加するのだ。この取り合わせは原油と、おそらくは株式にも関連性を持つ。この期間は12月最初の週に起きる木星・海王星の正確なトライン形成の兆しを示し続けるだろう。11月19日〜12月1日には火星もまた冥王星と天王星に対するカーディナルTスクエアを形成していくことから、その感覚はまるで並行宇宙の現実を体験するようなものだろう。一方では大いなる経済楽観主義を謳歌し、同時にもう一方ではテロリズムや自然災害の脅威に対する高度の警戒態勢に入るといった具合だ。

また、11月7日火曜日に金星が天秤座の旅を終えることにも注目したい。天秤座と金星は、貴金属におけるサイクル安値と相関する星座宮/惑星だ。天秤座に在泊する時の金星は強くてポジティブ志向だ。つまり株価は反騰し、貴金属は下落する。さて、こうしたトレンドが12月初旬まで続く次の木星関連トランシットの下で続いていくのか、それとも金星が天秤座を離れることによって転換するのかを見ていこう。



≪ 長期的考察 ≫

        “『法人企業は大幅な減税措置を受けるが、その対価は米国内の不動産によって支払われるのだ』全米住宅産業協会会長ジェリー・ハワードはこう指摘する。『経済において誰が勝者で誰が敗者かを選ぼうなどとは思っていない..いつも共和党はそう言う。だが彼らは明らかに小規模企業より大企業を勝ち組に選んでいるし、米国の中間層よりも富裕層を選んでいる』”

— Laula Kosisto, Christina Rexrode, and Chris Kirkham
  “Tax Plan Cuts Incentives to Homeowners” 
  Wall Street Journal 2017年11月3日付


        今、木星は蠍座に入って約1年を過ごすべく運行中だ。木星は「希望」に関連し、蠍座は「税金と負債」を支配するところから、これは米国における税制改革への期待との相関性を持っている。だが木星は実際に取引をまとめられるのか? 私にはそれほどの確信がない。 その理由の一つに、この税制改革法案は米国中間所得層への恩恵になると喧伝されていたが、私自身がその詳細を調べた限りでは、どうも中間層にとって何かがそれほど変わるようには見えないのだ。私の目にそれは、単に高くつく物事のために安上がりになる物事へとシフトするに過ぎないように見える。

真の勝者は企業であり、法人税率が35%から20%へと下がる。それは良いことだ。だが企業が海外から米国内に資金を移す時は — 5%の税金を上乗せすると? どういうことだ? 私にはこの税制改革に絡む、手品師が使うトリックのような誤魔化しが本当に理解出来ない。これではまるで、選挙運動中の公約だ。頼む、こんな偽物ではなく実物のマネーがどうなるかを見せてくれ! 3個のクルミの殻の下に隠れた豆の在りかを当てろと言わんばかりの単なるいかさまゲーム*ではなく、豆が真に存在する場所を見せてほしい。
* 原文shell game:シェルゲームは台の上に置いたナッツの殻3個のうちどれかの下に一粒の豆を起き、殻を右に左に滑らせて相手に豆が入った殻を当てさせる賭けゲーム。昔からインチキ賭博の代名詞にもなっている。

    人間活動のサイクルとジオコズミックとの相関性の研究において、真に平均的米国人の助けとなる実質的な税制改革に最も頻繁に相関してきたのは、土星・冥王星サイクルだ。このサイクルは2020年になるまで顕れない。つまり、そういうことだ。今現在、巷には税制改革にまつわる興奮が存在する。これは蠍座の木星に似つかわしい状況だ。しかしながら私は、それが宣伝されているようなものかどうかは疑わしいと思う。木星はまた誇張をも支配する惑星なのだ。

ところでファイナンシャル・アストロロジャーであれば、このシグナルに注目するだろう。トランシットの土星が今年の冬至に山羊座入りし、来年の大半にわたって米国の金星・木星コンジャンクションにオポジションを形成する。そしてFRBの太陽・冥王星オポジションの上にも乗るのだ。FRBは、9年間続けた金融刺激策から身を引くことにより、経済の流動性を枯渇させていく。米国は、中央銀行が進めていく経済流動性の喪失(と共にホワイトハウスによる "低湿地" からの "排水")とのバランスを取るために、消費者のポケットにもっと多くのお金を注ぎ込むような、真の税制改革を行う必要がある。この「脱水」(冥王星)作業が成功するのは、銀行と政治指導者達が適切な時期に巧みにパズルのピースをはめ込むことが出来た時だけだ。もし出来なければ、2017年12月から2018年8月の間に「良い時期」は変化し始める可能性がある。






訳文ここまで
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November 03, 2017

●11/4の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで11月4日14:41前後、北海道周辺で14:47前後、関西方面は14:22頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で13:53前後に牡牛座11°58'で満月となります。

今回のテーマのベースであり、今も背景で発効し続ける新月の大テーマについてはココをご覧ください。
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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 牡牛座11°~12° + 太陽 蠍座11°~12°】
   "A woman sprinkling flowers" +
   "A drowning man rescued"
『花に水を撒く女』+
 『溺れて救助された男』

   "An embassy ball" +
   "Window shoppers"
『大使館の舞踏会』+
  『ウィンドウショッピングをする人々』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~11/17】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられるかもしれません。

→★相手を生かす「情」と蝕む「情」の違いを知っておく必要
→★ほんのささやかな触れあいが大きな影響力を保つ可能性
→★「強者」と「弱者」という区別に潜在する思い込みの弊害
→★徹底的な落ち込みや力の欠乏に達して初めて生に潜む深い永遠性を知る
→★溺れる者が掴む藁の意外な強靱さと藁だけが浮き上がるという事実
→★自分には制御不可能な力によって流されていくような感覚
→★環境、階層、生い立ちなどの違いで見える世界が異なるという不可視の隔壁
→★自分が属する集団、共同体の規範から逃れられないという束縛感
           または 自ら規範に同化することで安全を確保する
→★ただナイーブに挑んでもけっして破れない「ガラスの天井」を見る
→★透明な壁に隔てられることによってどちらの側も護られるという現実
→★自分が持つ権利にふさわしい責任を果たす、または問われる状況
→★手に入らないものや世界への欲望をイマジネーションの世界で満たす
→★眼に見える美の揺るぎなさとその影に隠された凄まじい闘争を知る
→★デリケートな物事を円滑に進めるための儀式を構成する「嘘」の効用
→★この社会を生きるために自分がどんな「顔」を使ってきたかをふり返る
→★厳しい関係や環境の中に感じる一瞬の優しさが全てを変える可能性
→★いろいろな重荷を引き受けて なお静かに笑えることの幸せ
→★自分がこの先どんな音色に合わせて踊るのか、進むのかを熟慮する・・・→


エネルギーのポイント:前回の新月『新局面を象徴する新たな指標を見る』
            ↓
            満月『精神的な目標と赤裸々な社会生活との摺り合わせ』 


171104FM


★満月図でちょっと気になる惑星アスペクトすこし★

金星・天王星オポジション +
 土星&イクシオン・小惑星リリス&カオスのオポジションで
 ミスティックレクタングルを形成

 ・予感、鋭いインスピレーション。先々の大きな可能性を整理していく
 ・強く惹かれるこころと反発するこころ
 ・自分を抑圧する相手とみなした者に対する徹底的抵抗と自己の内部にわだかまる
   自己否定が表裏一体に投影されると精神的混乱に繋がる可能性
 ・モラルを超えて手段を選ばないタイプのアウトローなやり方に惹かれる
 ・以上が内面。けれど外面ではバランスと調和を保つことに腐心し有能に見える傾向


土星・イクシオン・フォルス・ルシファー・カイロン・カオス・リリスのTスクエア
 木星・アマゾーン・ヒュロノメ・アグニ・ファナティカ・ネッソスのスモールトライアングル

 ・カルマの支払いどき。
 ・哀しみや怒り、こころの傷を昇華するために糾弾の声をあげる
  一時的に燃える熱狂の渦
  (ヒュロノメとアマゾーンが絡むので女性の怒り、またはフェミニスト
   運動的な要素も)
 ・衝動を抑え穏やかで交渉力に長けた方法を取る場合も引き時が肝心


天王星・海王星(と小惑星ラケシス)がセミスクエア

 ・精神と体の両面で、健康を損なったり現状の回復予定を遅らせる
  突然の出来事や行為、刺激に注意。やり過ぎによる判断力低下に注意。
  心身を休める必要


月・太陽のオポジションを海王星(と小惑星ラケシス)が調停

 ・高い精神性(あるいは隠し持った意図)を通して身の回りや世の中の出来事を
  厳しく見つめ洞察する。直観や予見


ニッポニアとエリスから火星に変形YOD

 ・非常に複雑で燃え上がりやすい問題に対し硬軟取り混ぜてデリケートな
  対応が必要な状況 憎しみを武器にすればやがて自分に跳ね返る

フォルス・ルシファーがコンジャンクトして銀河中心の位置
 月とセレスからクァドリフォーム

 ・ポジ、ネガ両方の感情や緊張の高まりが突然新しい視野をひらく可能性
  (暗くても明るくても、宇宙からのカツが入る感じなので受け入れるといいかも)


ASCにボラシシ、DCにクルースンが乗る

 ・ひとそれぞれに自分が見たいものだけを見る、信じたいものだけを信じて
  行動する状況
 ・血の絆、家系や血統(または民族性)、部族性、霊統(または人生観・
  世界観の共通項)などが持つ結び付きの強さ、または再会の歓び


(その他注目日)
11月7日:金星が蠍座に入居
11月11日 18:44頃:土星・天王星3回目のウェイニングトライン
       射手座・牡羊座25°台
11月13日:蠍座 7°台で金星・木星コンジャンクト
 11月14日:水星・海王星スクエア 射手座・魚座11°台
11月15日:水星が逆行のシャドウフェーズに入る
11月18日 20:42頃:新月!蠍座26°19'
11月19日 21:15頃:火星・冥王星(とアグニ)スクエア
          天秤座・山羊座17°台
       (この日前後は攻撃的エネルギーや事故に要注意)



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        昼間と夜の寒暖差が少しずつ厳しくなって11月、深まる秋。きっともう少ししたら、窓を開けると急に冷たい冬の匂いのする風が入ってくるんだろうな...。などと思いながら、例年の引き籠もり生活の中、ハロウィーンも過ぎていきました。

        そしてあっという間に牡牛座の満月。この満月はどちらかというと「社会の一員として生きていく」上で経験する、様々なこころの深淵を覗くような雰囲気があります。確かに世の中を見渡せば、前回の新月から本当にいろいろなことが起きています。超大型台風21号の被害はニュースを見る限り7人の犠牲者を出し、被害総額は100億円超えに。。そして矢継ぎ早にやってきた台風22号は激しい雨を降らせ、各地で土砂崩れの被害がありました。新月図では火と水の要素が強調されていたけれど、やはり火事や火に関わる事故のニュースも多かったようです。満月期も引き続き火気には注意したいと思います。


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  そして22日には衆院解散総選挙が行われ、与党が安定多数を獲得しました。前々日だった10月20日の新月は、ドラスティックな変化を望む天王星とオポジションの緊張関係。そして投票日当日の太陽は『失望した大観衆』を基盤として、そこから『唱う天の聖歌隊』というシンボルが示すエネルギーを取っていく流れでした。

なのでこの結果は、集合離散と糾弾のみを繰り返し、戦後の理想主義的感覚の維持を教義とする旧態依然とした野党に対する一般人の失望感が反映されているように思えます。また、第98代内閣総理大臣選出発表時のイベントチャートは、ASCが牡羊座0°、MCが山羊座0°のエリーズポイントに来ており、国民を表す月は選出発表図のASCにコンジャンクト。選挙を支配する5室の支配星も同じく月であることから、この結果は大方の民意の表れと見なすことが出来ます。その後マスコミ各社が最新の内閣支持率が発表されているけれど、魚座の海王星が強く働いて霧を吐き続ける今の世界では、どこの国の「世論調査」もその数字は信じたいひとのもの(満月のASCに乗るTNOボラシシ)。たぶん、あてにならないでしょう。

けれどもしかしたら... 日本という国の集合意識の深層には... 社会・経済の向上安定を希求するだけではなく「日本とは何なのか?」「平和とは何か?」という命題について、戦後70年の間に蓄積してきたねじれや歪みの本質を再評価し、変えるべき部分があれば変えたいという願いが頭をもたげつつあるのかもしれません。こうした潜在意識を受けての選挙結果だと仮定すれば、憲法改正問題など、変化をもたらそうとしているひと達は圧倒的に与党側に多いし、変化を断固阻止しようとしているのはおしなべて左派の野党側に見られることに整合性が感じられます。これは日本という国にとって、天王星・冥王星スクエアを筆頭に2020年過ぎまで続くカーディナル・クライマックスの大命題のひとつだと言えそうです。


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  もちろんこの問題は根が深く、そうすんなり行くとは思えません。他に問題は沢山あるし、これからも予想外のことが起きるでしょう。与党も一枚岩ではないし、いずれにしても前途多難。 ただ、1952年に国としての主権を回復する前年の1951年、米国のマッカーサー元帥によって「まだ民主主義国家としては日が浅く12歳程度の少年に過ぎない」と評された日本...。 それ以来、まるで「少年法」の庇護と束縛と目隠しの下で育ってきた感もある日本が、今後成熟した大人の責任を担い、民主主義国家として自立していこうとするのか? それとも「少年の純粋さ」の価値を世界に認められ、それが激化する世界情勢に平和をもたらす(あるいは背を向けて火の粉を被らずに済む)と信じ続けていけるか? そんな選択に迫られる場面がこの先に待っている可能性はあると思います。 いずれにしても変化の潮流はやって来るし、変わろうとすれば、痛みが伴います。おそらくは内的にも、外的にも。けれど変化を拒めば拒むほど、様々な形を通して危機が訪れ、どういう形にせよ強制的に成長させられるのかもしれません。 ならば、どんなことがあろうともただ座して待つ。流れが来たらただ何も言わず、それに巻かれていく。したたかに。そういう "行き方" だって、きっとありなのかも...。


  日本の戦後始原図(主権回復図)の頂点、MCには海王星が乗っています。今、山羊座の冥王星はオーブ2°で海王星の「曖昧な夢」にスクエアを形成し、揺さぶりをかけています。そして年が明けて2018年1月の月蝕~2月の日蝕前後には正確なスクエアとなります。その後も逆行を挟んで来年夏の日蝕あたり、そして秋にも再び。。 山羊座の冥王星は、成長のための破壊を意味します。今年の冬至に山羊座入りする土星もまた、戦後始原図の土星にワクシングスクエアを形成し、生みの苦しみを超え大人として責任を果たすようプレッシャーをかけてきます。 もしこれが自分自身の人生なら、わたし達はいったいどうするだろう? 怖れずに変化を受け入れ、熟慮の上でより良い道を創造出来るだろうか? 海王星が最善のサバイバルを果たし、成熟するにはどうしたら? ... 星々を見ながらそんなことを考えさせられる選挙結果でした。


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  一方、ハロウィーンの10月31日には、神奈川県の座間市で短期間に少なくとも9人の犠牲者を出した凄惨な殺人事件が発覚し、容疑者が逮捕されました。同じ日、ニューヨークのマンハッタン南部でISIS信奉者によるトラックを使ったテロ事件が起き、8人が犠牲となり重症者11人のうち4人が危険な状態にあるといいます。犯人は2010年にウズベキスタンから米国にやってきた合法的永住者でした。この事件を受けて「ロシア疑惑」と「魔女狩り疑惑」の渦中にあるトランプ大統領からは、これまで年間5万件の永住ビザを発行してきた「移民多様化プログラム」(グリーンカード抽選プログラム)をやめるべきだとの発言があったようで、これもまた論議を呼びそうです。(翌日の11月1日夜にはコロラド州デンバーのスーパーマーケットで銃乱射事件が起きています。)


この事件のイベントチャートは日にちも近いせいで、ちょうど今回の新月をくっきりと先取りするようなアスペクトが目立っていました。  そしてもう一つこのチャートで特徴的だったのは、今年8月22日に米国を横断する形で起きた強力な日蝕の位置、獅子座28°~29°台に「殺傷事件」の兆しとして小惑星遣いのアストロロジャー達が挙げていた星のひとつガンロッドが在泊し、スクエアとなる蠍座28°~29°台には「危機」を意味する小惑星ハザードとパンドラが、牡牛座の同位置にはやはり「殺傷、危険、車をぶっ飛ばす」ことを意味する小惑星ガン、そして小惑星イシス(ISIS)が在泊、オポジションとなる水瓶座の同位置にはケンタウルス族のイダルゴ(社会のバカげた決まり事やダブルスタンダードへの抵抗)が在泊してグランドスクエアを形成していたことです。

何か起きたときに、ピンポイントで事のありようを示唆してくる小惑星にはいつも驚かされますが、今回の事件ではそれ以上に「蝕」が起きた位置の意味とその強力さを感じます。そういえば、座間市の事件現場となったアパートに容疑者が引っ越してきたのも8月22日、蝕の当日でした。 この日蝕が起きてからまだ2ヶ月と少し。少なくとも来年春くらいまでは、その影響力を維持すると見ておいたほうが良いかもしれません。(もし初めて来てくれたひとがいたら、上記のリンクから日蝕時の星読みを見てもらえると、もしかしたら何かしら参考になることがあるかもしれません。)


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        またその一方で、難民問題で大きく揺れるヨーロッパからは、スペインのカタルーニャ州独立問題に絡んで亡命も噂される前首相プチデモン氏に国家反逆罪や煽動罪の適用が検討されているというニュース。 余談ですが、少し前に日本を訪れたイタリア人の友人に「財政問題と難民問題で大変なのでは?」と聞いたら…『イタリアはブラックマネーの国だから全然大丈夫。政府もみんなそう。何か起きてもみんな根っこは極道だから ♪』という答が返ってきて『えぇぇぇぇ〜?』なんてことがありました。もちろん彼自身はマフィアでも何でもなく、ミラノのビジネスマンなのだけど。。 ただ、そのことばが冗談混じりだとしても、南欧、アフリカ、中東に囲まれた地中海にせり出し、古代から複雑な歴史のただ中にあり続け今も生きるひと達の現実感覚って、いろいろと鍛えられてるんだろうなぁ... なんて思ったのでした。


        さて、北朝鮮が追加の核実験を行うかどうかが取り沙汰される中、満月後の11月5日からは米国トランプ大統領のアジア歴訪(日本、韓国、中国、ベトナム、フィリピン)が始まります。そんな中、CNBCは defencenews.com の記事を引き合いに、中国がグァム島に爆撃機を飛ばして島そのものに対する爆撃訓練を行い、ハワイ近くまで接近したという米軍オフィシャルの報告記事を掲載していました。その記事には『...また、中国による日本の防空識別圏の侵犯に対し、自衛隊は過去1年のうちに900回ものスクランブルをかける事態になっており、こうした行動は近年エスカレートする一方だ。中国は日本ばかりでなく米国の防空識別圏をも試す行動に出ていて、米軍機が中国軍機にインターセプトされることもしばしば起きている。米国は南シナ海だけでなく東シナ海から太平洋にも手を伸ばす中国の挑発行為への対応を長期的懸念として非常に憂慮し...etc.』とあります。

こういうニュースは日本ではあまり報道されないみたいだけれど。。 他にも沢山の要素が複雑に絡み合う国益と国益の闘いの中で、この米国大統領のアジア訪問がこの先どんな現実に繋がるのか? きっとわたし達がその全貌を知ることは不可能でしょう。 けれど新月、満月、そして次の新月期と、各ルネーションのテーマをじっくり追いつつ。わたし達の個人生活と互いに交差し、オーバーラップしながら展開していく世界のありようを感じてみるのも(たまには?)いいんじゃないかな。


        と、なんだか出だしから社会的なことばかりになってしまったけれど... 。この時期は結局のところ、周囲や社会に自分を投影し、跳ね返ってくる木霊 — 自分自身の声音 — にじっと耳を澄ます...... そんな感じになるのかもしれません。


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★11月満月のサビアン・シンボル★

        では早速いってみましょう。

  まず月が基盤として取るエネルギーは、牡牛座11°『花に水を撒く女』です。庭の花壇か、それともベランダを美しく飾る鉢植えでしょうか。大好きな花が綺麗に可愛く咲きますように...と愛情をこめて水を撒く女のひと。振りかけるとか撒くという行為を指す原語の「sprinkle」には、「ごく少量の」という意味が含まれています。ということは、これは花の鉢かな? 鉢植えって、良かれと思って水をやり過ぎると根腐れを起こして枯れてしまうことがあります。表面の土の色や葉っぱの様子を見て、適度な水やりをしないといけません。でもデリケートな花だと、適切な水の量って花の種類により、季節や気温により、様々に変わってきます。

素敵な鉢を選び、土を盛り、種も蒔き終わった。彼女が待ち望むのは、「わたしの窓辺」を飾る大輪の花たち。色とりどりの花たちは、彼女にとって、きっと春を迎えたひとときを咲き誇る、いのちの象徴なのかもしれません。花も「わたし」も... 同じ大地に生きるものだから。早くその日が来ますように。咲いたらその美の絶頂が長持ちしますように。。 ならばあとは、鉢の中に眠る「可能性」の種子に どれだけ注意を払って水やりを続けられるかにかかっています。根っこが水に溺れたりしないように。窒息してしまわないように。けど、カチカチに渇いて干からびてしまってもいけない。その鉢に咲く花の命運を握るのは、もう大自然ではありません。それは、花を夢見て育てる彼女。そのこころと手... そしてその手から与えられる少量の水なのです。じゃ、いつその手を差し伸べ、どんな時に控えたらいいだろう? 彼女はその微妙なさじ加減を知っているでしょうか? 根っこや双葉の声をよく聞き、上手に成長を助けていけるかな? 水をやりすぎて枯らしてしまったり... しないかな? 


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        じゃ、太陽は何を言っているでしょう? 月に光を与える太陽の基盤度数は蠍座11°『溺れて救助された男』です。これは台風やハリケーンで洪水に呑み込まれたひとなのか...それとも船が沈没してしまったのでしょうか? 

自分ではどうすることも出来ない強大な自然の力に翻弄されて、絶体絶命のところを助けられたひと。。  原語の「drowning」という表現は、ほとんどの場合「死に至る」という含みがあるようです。またB.ボヴィによれば「drowning」は海や湖、または酒浸り、そして通常の用法なら「飲む」という行為を指す「drink」に由来することばで、「混乱する」という意味でも使われるそうです。うーん... するとこのシンボルの「溺れた男」はお酒を飲み過ぎたり何か精神的ショックを受けて、深刻な混乱状態に陥ったのかもしれません。深みから湧き起こる感情の水に押し流されて。 あるいは周囲から放射され注ぎ込まれる、激しい感情のバイブレーションに翻弄されて。。

溺れる男は必死です。藁でも小枝でも何でもいい、彼は手に触れるもの全てを掴もうとするけど、彼の重さに耐えられるものは何もありません。逆巻く波は彼を呑み込み、渦となって水底に運びます。

「もうダメだ...」彼は死を覚悟したでしょうか? 死の前には自分の人生が走馬灯のように蘇ると言うけれど、そのとき彼は何を見たでしょう。。 

でも次の瞬間、波はもう一度大きくうねります。何がどうなったのかわからないままに今度は波のてっぺんに運ばれ、見開いたその眼には雲一つない蒼空が飛び込んできました。そして、目の前に投げ込まれた浮き輪。「おーい!大丈夫か?今引き上げてやるぞ!」どこからか、力強い声が聞こえる....。溺れた男は自分が助けられたことを知ります。


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        彼の体験が水の事故ではなく、お酒に溺れて理性の蓋が吹っ飛び、さめざめ泣くとか怒って絡むとかだったとしても、側に誰か彼をよく知るひとがいれば「まぁまぁ...」なんて言って落ち着かせてくれるかもしれません。人事不省に陥った彼を、家まで送り届けてくれるかもしれません。でも、彼は自分がどんなことを言ったか、何を放射し、どんな行動を取ったか、そして誰が混濁の海から助けてくれたかを覚えているかな? 自分がそこまで泥酔した... 本当の理由を思い出せるかな? 

        ここは蠍座の深淵。「運命」と呼ばれる深淵を覗き込むところ。自分ではどうにもコントロール出来ない何かにぶつかってこころ乱れたとき、いったいどうするのか? お酒を飲んで、パッと騒いであぁスッキリ!となるにはちょっとだけ、水たまりが深すぎるかもしれません。 じゃ、しらふのまんま淵に落ち、激情の波にまかれて自分という底の底を覗き込むのか?  それは帰ってこれるかどうかもわからない、賭けのようなものなのに...。けれど水もまた、いのちを運ぶエネルギーです。やがてはそれがあなたを、いのち輝くところに押し上げてくれる。底を見たとき。満ちるとき。そのとき、誰かが投げた無私の浮き輪に気付くかもしれない。そして、もう一度暖かく燃える火のもとへ帰っていくのかもしれない。「底」の記憶を胸に、少しだけ強靱になって。可能性の種子を宿して。。


        牡牛座 — 蠍座11°に見られる月と太陽の対比には、もしかしたら人間関係に見られる「犠牲者」「迫害者」「救済者」という三角関係のパターン、または「共依存」と呼ばれるパターンが潜んでいるかもしれません。わたし達はこの三役を順番に演じることもあれば、一度に二役を演じることもあります。または、特定のひととの関わりでいつも同じ役割を演じるハメになることも。。 もしそういうことがあるとしたら、それはいったい何故起きるのか? 果たしてそのままで良いのか? この度数はそう問いかけているようにも思えます。


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        じゃ、月がとっていくメインの度数『大使館の舞踏会』を見てみましょう。この度数も、もう何年も前に一度経験しています。今回は当然、惑星アスペクトが違うけど。なので微妙に角度を変えつつ根本部分を踏襲...という感じで再掲載しますね。


        さて情景はガラッと変わって豪華なボール・ルーム。世界各国の超エリートや政治家、著名人とそのパートナー達が集う場です。みんなドレスコードにのっとって、きらびやかに着飾っています。上品な音楽が流れ、最高級の料理やお酒、そして上質な会話が交わされています。

このシンボルが降ろされた1920年代の舞踏会はどんなだったかな? きっと今よりずっと優雅だったかも? 今は権力者クラスのひと達も気軽に(ときには気軽過ぎるほど!)ツイートしたり画像を投稿したりするけれど、昔はきっと、もっと雲の上の存在だったはず。大使館の正式な舞踏会なんて、庶民には想像出来ない憧れの場だったかもしれません。(まぁ、今だってそうかもしれないのですが...)

当然、この舞踏会は単なるダンス・パーティではありません。大使館で開かれているということは、そこが公の場であり、激動する政治の裏舞台でもあることを示唆しています。世界の要人が集まり様々なテーマで開かれるサミットなんかでも、表舞台の会議場だけでなく、晩餐会や控え室など、表に見えないところでの折衝が実は重要な筋書きを創っていた、なんてことがあると聞きます。たぶん舞踏会というのは、完全な表舞台と全くの裏舞台の、中間的な位置を占めるものかもしれません。つまり、にこやかに楽しむ風を装いながらも、とてもデリケートな場。 各国大使にとっては緊張感漂う仕事の場であり、場合によっては国同士の力が絡む、暗黙の闘いの場にもなるでしょう。もしかしたら、秘密の別室では盗聴やスパイ行為も当然のように行われているかもしれません。


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        なので、ひとたびその場の整った雰囲気を乱すような事件が起きれば、悪くすると大きな国際問題にもなりかねません。うーん、たとえば政府要人の誰かがうっかりお酒を飲み過ぎてよろけ、高貴なレディのドレスの裾を踏んでステンと転ばせてしまったら… わたし達のパーティなら笑い話で済むけれど、世界のトップが集う舞踏会なら? 今ならすぐさま誰かがスマホで撮った画像をSNSに投稿し、それを各メディアが奪い合う…なんてことが起きそうだし、エレガントな昔の舞踏会でも、噂話に憶測や様々な尾ひれが付いて、世界中にニュースとなって広まるかもしれません。シャンパングラスから漏れた小さな一滴のしずくが、やがては社会の根幹をゆるがす大津波になっていく… 権力を持つひと達の集まりとは、そういうものではないでしょうか。

だからそこには、立ち居振る舞いについても暗黙の社交ルールが存在します。そこに集うエリート達は、それぞれの地位や立場に基づいて、自分の背後に連綿と繋がる目に見えぬ無数の人々に対する重い責任を負っています。 招待されたひと達はそれを熟知した上で、その規範から外れない範囲で、祖国に、自分の属する民族や集団に、または自分自身の立場に、利益を誘導するための駆け引きをしているように見えます。その利益には、自らの生命の安全がかかっている場合もありそうです。地位や階層に見合ったルールの中で、いかに上手く互いの力と利害を溶け合わせ、または奪い去ることが出来るか...。 今のわたし達が暮らしている社会構造を護りながら、その上でデリケートなパワーゲームをするには絶大な社交の力が問われるでしょう。それはまるで、仮面舞踏会。色とりどりの、にこやかな仮面。冷徹な仮面。そしてときには、道化師の仮面。


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        わたし達は今、世界のトップクラスのひと達が集まる会合をネットやテレビの映像でかいま見ることが出来ます。そこで起きてくる様々な出来事も漏れ伝わってきます。でも、そこでにこやかに交わされる会話の全容は知る由もありません。そこで何が本当に起きているのかを、その真実を、こちら側にいるわたし達が知ることはないでしょう。 ただ、ウィンドウショッピングをする時のように、目に付いた物事を褒めそやしたり手厳しく批判したりしながら、まるで映画のワンシーンみたいに、一瞬を楽しんで忘れていくのかもしれません。それは見るひとによって、ミステリーだったり刑事ドラマだったりコメディだったりするけれど、結局はひとときのエンターテインメント。 そこにはこちら側とあちら側を隔てる見えない壁が厳然と存在します。それは社会的階層の壁。だからわたし達は、いつかショウウィンドウのガラスを破り、飾ってある衣装や宝飾品を身につけ、あちら側に行ってみたいと夢みたりもします。太陽が位置する蠍座12°のシンボル『ウィンドウショッピングをする人々』のように。

けれど、あちら側の暗黙のルールもわきまえないまま、壁を破って飛び込んだらどうなるでしょう?  こちら側にいるときは華やかで楽しそうに見えたボールルームなのに、いざ参加してみたら、そこはいきなり思考形態さえ違う異世界。ひと皮剥けば、激しく火花が散る世界。キョロキョロしてたらすぐに怪しげなヤツ!とはじき出されるし、有頂天になればガラスの壁に突き当たります。 その場に溶け込もうと緊張しつつ頑張ったとしても、見えないところで背負わなくてはならない物事の重圧に気付いたとき、それに耐えられるかどうかはわかりません。美しいショウウィンドウの中は、熾烈な大人の戦場かもしれないのだから。


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  『 いやそんなことはないさ!どこに行っても自分は自分、ひとの事なんて関係ない。自分の思い通りにふるまうさ!』

…そう、牡羊座の天王星ならそう言うかも? でも、山羊座の冥王星は見逃さないでしょう。

  『 ここは君の遊び場ではない。 だが、本当に自分が正しいと思うなら、やってみるがいい。今まで社会を、君自身を支えてきた暗黙の社会構造を思いっきり壊してみろ。君はその後のことなど考えもしないし、自分がここに至るまで、自分が壊したものにどれだけ支えられてきたかも考えない。自分のしたことがどんな影響力を持つかなど、想像したことさえないだろう。 だが責任は負わせるぞ。私、山羊座の冥王星と、もうすぐ山羊座にやって来るコワモテの土星が君の軌道を挟んでいることを忘れるな!  さぁ、規制強化だ。コンプライアンスだ。無害な社会だ。 ところで君は、灰になる覚悟は出来ているのか?』 


        壁…。 壁があるとき、わたし達はそれを破りたいと思います。昔、ベルリンの壁が崩壊したように。こちら側とあちら側の人々が手を取り合うのを見たいと思います。 国境や宗教や信条の壁なんか無ければいいのに、と思います。そして、大好きなあのひととの間に立ちはだかる壁を壊して、共に溶け合いたいと願います。 その一方で、何か危険が迫ったときは、わたし達を護ってくれる壁が欲しいと願うのもわたし達です。戦火から護ってくれる壁。貧困や飢餓から守ってくれる壁。 今の自分を、生活のありようを、護ってくれる壁… わたし達が今まで暗黙の内に同意して築きあげた、社会構造という名の壁。 制度や文化という名の壁。

人間関係の中でも、わたし達は時々こんな風に思います…一度は心身ともに溶け合ってひとつになったはずのあのひと。でも、たまには自由が欲しい。ひとりきりの世界に籠もって息をつきたい。それに、自分だけの秘密も護りたい。壁が欲しい………。 わたし達は本当に壁を壊したいのでしょうか? それとも、今存在する壁を護りたいのでしょうか?


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        ここで問題になる「壁」は、そうそうわたし達に都合よく立ったり崩れたりはしてくれません。わたし達の自我は、壁が無ければ成り立たないからです。そして無数の自我の壁が寄り集まって、社会階層を構築する壁になっているからです。だから、どんなに世の中のシステムが変わったとしても、それを完全に壊してしまうことは…まだわたし達の意識レベルでは無理だと思います。今のわたし達がこの壁と付き合っていくには、スキルを必要とします。 それは「社交」という形式を取り、社会的に練成されてきた「儀式」。 儀式と言っても形式的なものではありません。それは、ひとときの間「壁」を通り抜ける「水のマジック」。存在する壁を透過して、こころを明け渡していく行為です。


自分や相手や周囲の中に暗黙の内に存在する、見えない壁を尊重していくこと。 尊重しながら、そっとそっと手を差し出し、相手の土壌に触れていくこと。 少量の適度な水を互いに与え合うこと。他者の力を奪い取るのではなく、相手の弱みを突くのではなく、寄りかかるのでもなく。正直に、自ら少しずつ溶け出していくこと。互いに変容していくプロセスを怖れないこと。でも、手を引くべきときはサッと引く。相手がそれを選択したと信じられるなら、ひととき溺れる自由を侵害しない。そして、自分の弱みを怖れたりしない。でも、いのちの力がそのひとを押し上げるなら、浮き輪を投げることを躊躇はしない。 こんな関係性を、単なる操縦行為やパワーゲームに陥らず、あきらめずに続けることが出来たなら......いつしか互いの堅固な壁が、自分の中の壁が、まったく新しい「何か」に置き換わっていくのかもしれません。


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        大使館の舞踏会でフロアの真ん中に立ち、その場に溶け込みながら、異なる仮面をつけた幾多の壁に囲まれ、そして自らもマナーという仮面をまといつつ、同時に誠実であり続ける。でも何に対して? 自分がここに生まれてきたことに対して。在るということの全てに対して。

あなたとわたし。あのひと達と、わたし。わたしとわたし。社会という名の人々の集まり…無数の見えない壁の集積を、もっとフレキシブルでより良いもの(あるいは何でもないもの)に変容させていく。わたし達に、それが出来るでしょうか? 怖れと拒否と称賛と力への欲望から這い出し、自分を律して真新しい視座から生まれるスキルを身に付けていくことが出来るでしょうか? 


        自分の未来に大輪の花を咲かせ、仮面舞踏会に天の音楽を奏でる。そう言うとなんだか大それた野望?って感じがするけれど。。 

激しく動き始めながらいつもと変わらない、世界の片隅で。 
揺るぎなくも見える、牡牛座の満月の下で。火と水の大地を踏みしめながら...
しばし、そんな夢に遊んでみるのも悪くない...かも?



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have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

October 22, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント10/23【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年10月23日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中のは翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】来週10月30日付のメリマン・コラムはお休みさせていただく予定です。



ー注意ー

  このコラムの目的は、ジオコズミック研究の経済、政治、社会心理学的事象との相関性についてそれが何であるかの教育的洞察を提供することであり、それが翻って金融市場のタイミング測定の助けとなり、トレードに必要な様々なツールの1つとして役立つ可能性を示唆するものだ。このコラムは金融市場におけるトレードを推奨するものではなく、他の分析ツールとの併用なしに売買に使用するべきではないことをお断りしておく。

R. Merriman


≪ 先週をふり返って ≫

“独裁政治を装う民主主義などない。だがほとんどの独裁国家は自分達が民主主義だとうそぶく。”

— ジョージ W. ブッシュ
  ニューヨーク市にての談話より
  Wall Street Journal 2017年10月20日付


“国際舞台に上る全ての指導者の中で、習近平氏は最も重大な人物になるだろう。これは単に彼が一国家の支配者であり...//... そしてその国の経済が2014年に米国を凌ぎ世界最大級となった(IMF、CIA単一基準の購買力平価による)からだけではない。彼の政権2期目が終わるまでに、中国経済は米国を40%上回るペースで成長する。その時点で、彼は北京を世界に冠たる都市として確立し、習近平という存在を、成長と安定を求める世界がまず第一に頼るべき存在とするだろう。”

— Graham T. Allison「中国の新皇帝を注視せよ」
 Wall Street Journal 10月19日付


“『私は本当に行儀良くナイスな態度を守っている。だがある時点まで来たらやり返すし、そうなればとんでもないことになるだろう』”

— ドナルド・トランプ
  ジョン・マケインが先週行ったスピーチ:
 『...問題解決よりもスケープゴートを見つけることに躍起となる人々がでっち上げた未熟で偽物のナショナリズムのために、世界のリーダーとしての義務と地球における最後にして最善の希望であり続けるという責務を拒否するというのは、我々アメリカ人が過去、歴史の灰燼に追いやってきたうんざりするような他のドグマの数々に愛着するのと同じくらい愛国心に欠ける行為だ。』に答えて。


        先週はまたもや米国と世界の株式指数にとって、9月27日の木星・天王星オポジションに基づく2つの台本のうち1つに関連するブレークアウトの週となった。これら2つの台本とは、1)プライマリーまたはハーフ・プライマリーサイクルからのリバーサル 2)主要な支持帯または抵抗帯のブレークアウト だ。2016年12月終盤と2017年3月初旬に起きたこのアスペクトの最初の2回は、1928年以来の歴史的な確率約82%に沿った形で米国株式市場における高値からの主要なリバーサルと同期した。しかし、3回目となる今回は史上新高値への爆発的ブレークアウトとなり — 今もそれが続いている。ブレークアウトが起きる確率は20%だ。

これが投資家達 — そして私達 — が、講読版のリポートに詳説する実際のトレードにおいてトレンド分析、サイクル・パターン研究、そしてテクニカル研究をファイナンシャル・アストロロジーと並行して活用するその理由だ。たとえばトレンド分析は、ポジション・トレーダーにショートを勧めることはなかった。トレンド分析は2016年2月以来、弱気を示したことがない。18ヶ月の間全ての下落は単なる修正安であり、ファイナンシャル・アストロロジーは下落が始まった時期、たとえば3月1日からの最長下落期など、そのほとんどを正しく割り出した。

また、4月17日〜19日(金星逆行の終わり)、そして8月21日(日蝕と土星順行)のように、後に強力な反騰を伴った年初来で最も重要な安値も正しく特定した。だが、ファイナンシャル・アストロロジーがどれほど価値があり、マーケットタイミング・ツールとしてどれほど一貫した信頼性を持つとしても、それは — それのみで — 誰もに推奨出来るスタンドアローン・ツールとして使うべきものではない。そしてテクニカル分析、トレンド分析、パターン認識研究、あるいはファンダメンタル分析にしても同様だ。どんな因子も研究も、100%の予測は出来ない。木星・天王星アスペクトもそうだ。重要な市場リバーサルに対し100%相関するわけではない。その一貫性は82%であり、私達はその必然性ではなく可能性を参考に仕事をしている。しかし投資家としては、それぞれの研究の都度の重要性を計りながら統合していくことにより、利益対損失のせめぎ合いにおいて失敗よりも成功の可能性を高めることが出来る。

  何故私がそれを持ち出したかというと、このコラムでは82%の歴史的信頼性に基づいて9月27日の木星・天王星オポジション±12取引日内での市場リバーサルの可能性を確認したからだ。それはアストロロジー上の要因のみをベースとした予測だった。何故なら、このコラムの第1の目的は、読者の方々にファイナンシャル・アストロロジーの何たるかを学んでもらいたい、というものだからだ。提示される予測は実際の推奨トレードに使われる他の研究とは全く関わりがないし、このコラムはその種のものではなく目的が異なる。トレード実践者のために様々な因子を総合して実戦的なアドバイスをするというのは講読版リポートが果たす役割だ。

とは言ったものの、私達が分析している他のほとんど全ての市場(株式市場を除く)に、直近のジオコズミックCRD(重要変化日)において主要なトレンド・リバーサルが見られたのも事実だ。そしてこの事は、成功するトレードについてのもう1つの原則 — 市場の多様性 — の好例だ。だがこれについては日を改めて解説するとしよう。今はただ、ジオコズミック・サインのみが9月27日周辺の天井とそこからの下方リバーサルを示唆したという事実と、にもかかわらず他の因子研究ではポジション・トレーダーのショート転換は示されなかったことをお伝えしておきたい。S&P(とナスダック)のポジション・トレーダーは講読版の推奨に沿って、4月中旬に金星が順行して以来今もロングを保持している。

以上の記述は、このコラムがトレードの成功に繋がらないと苦情を言ってきた一部の読者の方々への回答として書いたものだ。もしファイナンシャル・アストロロジーを使ったトレードで成功したいなら、ジオコズミック研究をトレーディング・プランの一部として含んだトレード・アドバイス・サービス(MMAのような)を講読するか、もしくはジオコズミック研究をトレードのために開発された他の信頼に足るツールと統合して使う方法を学ぶことに尽きる。後者の場合、あなたがその方法を自らの経験によって学ぶなら、毎回のコラムに提示された「タイミング・ファクター」を取り入れ、それを私が今週挙げたような他のツールと併用することによって成功出来るだろう。

だが、このコラムだけを頼りにトレードするって? 悪いことは言わない。それはあなたによほど素晴らしい木星トランシットが訪れた時だけにしたほうが良い。



≪ 短期ジオコズミクス ≫

        ジオコズミック研究は今週が「変化」の時だと示唆している。火星は10月22日の日曜に天秤座入りし、太陽は10月23日に蠍座に入居する。また同じく10月23日には、ヘリオセントリックの水星が射手座入りして11月3日まで運行する。これは金属と(または)通貨の大幅な価格変動に相関する最も重要なシグナルの1つだ。

惑星が星座宮を移行する時、集合体の意識はシフトする。火星がカーディナルサインである天秤座の門をくぐる時は、金融市場、特に金利や通貨価格に影響を及ぼすような発表が中央銀行によって行われることが多い。木曜には太陽が木星にコンジャンクトするが、これは12月初旬に起きる木星・海王星トラインのトランスレーションの一部となるものだ。太陽は11月3日に海王星とのトラインを形成してそのトランスレーションを完了する。この動きは多幸症が継続することを示唆するが、世界の株価にとってはその可能性が高そうだ。







訳文ここまで
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この後、移住についてパーソナル・アストロロジーに触れた部分が続き、それも大変興味深いのですが....今週は時間の都合で割愛させていただきます。m(_"_)m


October 19, 2017

○10/20の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

10/20
 ★新月の星模様すこし★ の2項目目に新月への小惑星アスペクトを加筆しました。
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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  10月20日04:31前後、北海道周辺で 04:37前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は04:12前後、沖縄周辺では03:42前後に天秤座 26°35’で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 天秤座26°~27°― 発効期:10/20~11/17
    "An eagle and a large white dove turning one into the other"
『互いに姿を替える鷲と大きな白い鳩』

    "An airplane hovering overhead"
『頭上でホバリングする飛行機』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられるかもしれません。

→★あれもこれもと選択に迷い結局は時間や労力を無駄にする傾向
→★郷に入っては郷に従う ― または時と場所に応じて巧みに言動を変える能力
→★突然の状況変化に対処出来るように物心両面で備える必要
→★黒か白か、正か邪か、戦争か平和かなどの極論に走らせる欲求不満に注意
→★気分やムードが刻々と変化する不安定な心理状態、または状況
→★自分が生まれ持つ能力を最も活かす道を探りそれに集中していく必要
→★フレキシブルに構えて目前の現実に対応しながら視界がクリアになるのを待つ
→★先行きに潜むポテンシャルや達成、または変化の予感に興奮を感じる
→★理屈を超えた体験が将来の方向性や世界観/人生観の刷新を促していく
→★想像力の羽ばたきの中で自分自身を再発見するような感覚を味わう
→★眠っていたアイデアや思想が本格的に目覚め始める傾向
→★「目に見えない理」を侵す人間の傲慢さや尊大さへの直面
→★夢や想像力の世界に救い、または新たな啓示を見出す可能性
→★手を伸ばせば届きそうなのに目に見えない壁の存在を感じる
→★「どう見せるか/見られるか」で動く人間世界のシステムを深く認識する
→★再生と贖い、そして挽回への予感と意志を胸に進む・・・→



エネルギーのポイント前回の新月『次局面に向けての現実的な対応』
                    
            今回の新月新局面を象徴する新たな指標を見る』

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★10月20日 新月の星模様 すこし★
 (すでに発効中のものが多い)

新月と天王星がオポジション、近隣に蠍座の木星と水星
 海王星が天王星に45°、新月に135°

・思いがけない出来事、自然災害、大小の事故、電気・電子機器関連の不具合や故障、曖昧な言説による誤魔化しや虚偽、詐欺行為、ストレスによる神経過敏、神経症、アレルギー症状、過剰反応などに注意。不定愁訴や激しい頭痛など。

・けれど大きな物事を成し遂げたり素晴らしいインスピレーションを得る可能性も。なるべく体を休め、必要ならヒーリングや整体などを受けると良さそう。


新月にハウメア、ウツィロポチトリ、HAL、カルマがコンジャンクト
 山羊座のガイアと蟹座のサウロンが新月にスクエア
 牡羊座の天王星を含んでグランドスクエアを形成
(昨夜ツイートで触れたアスペクト、こちらにも書いておきますね。)
小惑星絡みなので現象の強度は測りがたいけれど、かなりピンポイントで — カルミックな出来事 ー を示唆している。

「火」と「水」が象徴する全ての要素が強調されている。
→嵐や洪水、噴火や火に関わる事故、火事、放火、火傷など。
・激しい感情とそれを昇華するなんらかの「火」の洗礼 (中心に存在する揺らがない炎)
・スペキュレーションとしては、人間社会にとって未来の不可避な出来事に関わるAI・IT関連の大きな進展があるのかもしれない 。
・人間存在の根本に存在するダークマターへの直面と挑戦(悪夢など内面への脅しとその防御)地に足を着け、しかもフレキシブルに流せる構えが全て…という覚悟(環境の見直しと再整備)

などが考えられる。


土星・アグニ・ルシファー・イクシオン・フォルス・銀河中心・B M リリスが
 射手座20°〜27°に集合。この集合を頂点にエリス・天王星、月のNノード、
 カオスがカイト形成中。 またセレスとパラスから土星を中心とする集合に
 クァドリフォームを形成中。そして土星と小惑星集合、火星・カイロンがTスクエア

・このところ継続中の重いプレッシャーと内側から噴出しようとする攻撃的なエネルギーのブレンドが無意識領域を刺激しやすいので要注意。リラックス。
(ゲームやスポーツなど種としての攻撃性を楽しみつつ罪悪感無しに発散出来る行為の中に意外な発見があるかも)

・大きな壁を突破するエネルギーとして使えるが、霊的な挑戦の可能性もあり。

・火のエネルギーが強化されるかもしれない。火に関わる事故、火事や噴火、火傷、その他いわゆるクンダリーニ症状など。また過去生にまつわる苦しみや哀しみの再体験や精神的サバイバルを経験するひとがいるかも。(ひとによっては自己崩壊するのではなく能動的な自己解体によって危機を抜けられる可能性もあり)  


10月27日 
 太陽・木星がコンジャンクトしてシャプレー超銀河団(蠍座3°あたり)の位置に入る(火星は24日に乙女座銀河団の位置に入る)

・銀河レベルのエネルギー洪水が火星と木星を通じて収束し新たな能力の開発や全く新しい知識の獲得に向けた探求を促す可能性。

(これは2012年8月と10月に放射されたエネルギーとよく似ているので詳細は
このページを参照してください)

11月2日
 現在も続いている土星・イクシオンとカイロンのスクエアが正確に形成される

・過去生に端を発するアウトロー的な暴力や闘争の記憶、孤独感や深い哀しみ、人間不信など。つぶさに見ることで大きく癒やされる可能性も。

11月4日満月!(14時23分ごろ)牡牛座11°58'



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        2日後に衆院選投票日を控え、なんとなくザワザワと落ち着かない雰囲気のただ中で起きる今回の新月。惑星達が相互に創り出すエネルギーもなかなか強烈で、わたし達の無意識領域を通して感情と思考の両面を刺激してきそう。。何といっても今回の新月は、予測不能でアグレッシブな牡羊座の天王星とタイトなオポジションです。近くには蠍座入りしたばかりの木星と水星も運行中で、そのエネルギーを増幅しそう。それはつまり、遠い世界の裏側でも身近な環境でも、良くも悪くも思いがけない出来事が起きる可能性を秘めているということかな。人間と人間〜集合体と集合体が相互に絡み合う様々な関係性の中で、喜怒哀楽 — というよりきっと全方向的に — あらゆる思いが噴出してくるのかもしれません。

うーん、なんだか感情的に大忙しのエネルギーを放射しそうなこの新月。何かを背負い、重い気持ちを抱えてるひとも。何も見えずに迷っているひとも。楽しくてわくわくと胸を躍らせているひとも。今、ちょっと立ち止まって深〜い呼吸をひとつ。自分の「重心」はどこにあるかな? どーんと下がりすぎて背中が丸まっていないか? シュッと蒸気みたいに上がりすぎてフワフワしていないか? 降り注ぐエネルギーは刻々と変わっても、自分の重心のあるべきところはたったひとつ。目を閉じて頭を一度からっぽにして、今 体が感じていることをよく確かめる。この新月期には、時折そんなチェックを入れてみるといいかもしれません。だいぶ気温も下がってきたし、まずはお腹と背中を温めてみて。

2020年代初頭に向けて、本格的な変化の流れに入ってきた2017年秋。特にこの新月で形成されるハードなアスペクトに触れるひとには、気付かないうちに「何がこうだから」とははっきり説明出来ないタイプのストレスがかかりそう。はぁ..とため息が漏れたら、神経疲労に負けないよう。けっして焦らず無理せず、ゆったりいきましょう。


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★10月新月のサビアン・ンシンボル★

        じゃ、早速サビアン・シンボルを見ていきましょう。まず、今回のベースとなるシンボルは『互いに姿を替える鷲と大きな白い鳩』。「鷲」と「鳩」って、同じ鳥でも「黒と白」とか「北と南」のように正反対のイメージがありますね。鷲は勇猛で荒々しく獲物を狩る肉食の鳥。また強力な王者の象徴として信仰されたり、その絵姿は国や王侯貴族の紋章としても古来から使われてきました。で、鳩 — それも白い鳩といえば、平和の象徴であり優しく愛情深いイメージです。 

鷲は人間の約8倍も遠くを見通せる優れた眼を持つと言われます。それと同時に、遥か下方の小さな動物達の動きを捉える集中力とそれを切らさない忍耐の力も。そして食物となるべき存在を見つけるやいなや、素早く舞い降りて鋭いかぎ爪を使い、獲物を捕らえて安全な食事の場所まで運びます。 


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        じゃ、鳩は? 子供達や人々の住む家を優しく護り、オリーブの枝を加えてやって来る平和の使者。温かいハート...。原語で "dove" と言えば、よく街でも見かけるグレイの土鳩ではなく「白い小さな鳩」のことを指すようです。なのでここであえて「Large white dove」と言っているということは、おそらくその大きさが鷲に匹敵するくらいあるということ。けど、実際には自然界にそんな大きな鳩はいないでしょう(多分)。だからこのシンボルではきっと「鷲」と「白い鳩」が象徴する精神の「原型」または「特質」が、同じ場所に二つの極として同程度の比率で存在していることを暗示しているのだと思います。

鷲と白い鳩。強く冷徹なこころと、優しくやわらかいこころ。この両方の質が矛盾なく溶け合ってひとつの場 — わたし達の精神に宿っているなら、きっと必要なときに必要な特質が必要十分な量だけ自然に内部から立ち現れ、全ての物事は上手くいくのかもしれません。でも、このシンボルでは全く異質の存在である二羽の鳥が互いに姿を入れ替えています。けっして一つに溶け合うことはありません。ひとつの極から、もうひとつの極へ。それぞれに突出した特質がきっぱりと入れ替わるんです。ならば鷲でなければいけないとき — 強い態度で臨み、自らの種を護るために獲物に狙いを定め、確実に仕留めなくてはならないときに、おだやかに微笑みながらオリーブの枝をくわえていたら? 鳩になった鷲は、きっと自分のいのちさえ護れないでしょう。 じゃ、癒しと平安を必要とする場にコワモテの鷲が出て来たら? 争いが新たな争いを生み、取り返しのつかない修羅場になるかもしれません。


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        鷲も鳩も、自然界に生きている種の在りようは全て、この地球が必要としている特質です。けれどその能力の使いどころ、使いどきを間違えれば自らの目的を果たすことは出来ないでしょう。自然界も人間世界も、攻めだけ、守りだけでは立ちゆかないシステム。その両方を使いこなせなければ存在さえ危うくなるかもしれないのだから...。

ところでこの新月とちょうどオポジションの位置にある天王星は今、エリスとのニアミスに向かって対向度数の牡羊座26°台を逆行中です。そのシンボルは『抱えきれないほどのギフトを所有する男』。この場合の「ギフト」が暗示するのは、おそらく原語が持つもう一つの意味「天からの贈り物」。つまり、生まれ持った才能や能力のことを指していそうです。

手からこぼれ落ちるほど沢山の才能を携えて生まれて来たひと。でも、生まれつき何でも簡単にこなせたとしたら、彼は持って生まれた能力の半分も活かせずに終わるのではないでしょうか。何でも出来るなら、選択肢は無限にある。選択肢が無限にあれば、そこには必ず迷いが生じます。途中までは天然自然のままで何とかなっても、いつか内部でせめぎ合う力が彼の歩みを止めるかもしれません。自分の中に潜在する全方向的な力に振り回され、何も選べず何も捨てられないのなら...。


presents



        自分を生かし、探求したいこと — やりたいこと — をやっていくには、その目的のために必要な力を見極めてそれに集中し、磨き、マスターしていくことが必要になります。天王星に向かって新月が放射する「鷲」と「鳩」の姿は、あらゆる選択肢の中から今、ひとりの人間が生きるために選んだ究極の二元性なのかもしれません。そこには太古から地球上で繰り広げられてきた、いのちのせめぎ合いが象徴されているようです。 たとえば平和をもたらすために赦し、微笑みを浮かべて手を取り合うべきときはいつか? たとえば何かを護るために襲う必要があるのはどんなときなのか? 大きな白い鳩になるべきとき。そして力強い鷲に姿を変えるべきとき。。 無限の可能性の中からその「時」を知り、集中し、シンプルに力を出し切っていく。 

けれどもし優柔不断になって5分おきに鷲と鳩が入れ替わったり、鷲の頭に白い鳩の体なんて、どっちつかずのキャラクターになったら、きっとどんな力も発揮することは出来ないでしょう。 無限の潜在力にひたったまま果てしなく逃げ続ければ、滅びが待つだけかもしれません。 天秤座の旅も終盤に入る度数では、牡羊座の「自分だけの世界」に眠る様々な力をどう活かして人間社会を生きていくか?のテストが待っていそうです。

        あ...でも今回、新月の対向度数に在泊するのは予測不能の天王星です。そして天王星は、一風変わった "天才" を示唆する惑星でもあります。天才と呼ばれるひとの中にはとても気まぐれで変わり身が速く、鷲になったり鳩になったり、感情の起伏が激しいタイプも多いと言います。ならこの二羽の鳥達を制御するのはけっこう難しいかな? 気持ち、ことば、行動、自分の芯を、見る。そして良くも悪くも、あらゆる方向にほとばしり出ようとする力を感じてみる。でも惑わされない。外からの反応として出て来る鷲や鳩じゃない。どちらになるか決めるのはこの自分なのだから。


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        さてエネルギーはメインのシンボル『頭上でホバリングする飛行機』へと向かいます。ん?飛行機ってホバリング出来たっけ? 今ならオスプレイとかがそれに当たるのかな? 上空で留まれる飛行体といえば、まずヘリコプターが頭に浮かびますね。サビアン・シンボルは本来の深い暗示内容とは別に、描かれたモノや情景がそのまま現実として顕れるケースも多く見られるけど、直近では17日夕刻に起きた航空自衛隊所属の救難ヘリの事故など...ここ1週間の間に航空関連の事故に関わるニュースが目立つように思います。そしてそのどれもが鷲と鳩のテーマに関連するような...。やはりこのシンボルが前倒しで顕現しているのかと思わされます。。

ではこのシンボルは何を示唆しているのでしょう? ここで頭に入れておかなくてはならないポイントは、サビアン・シンボルが降ろされたのは1925年の米国だったということです。1903年にライト兄弟が複葉機ライトフライヤーを初めて飛ばしてからまだたった22年。けれどその間、第一次世界大戦を経て飛行機の性能は格段にアップしたと言われます。機体も複葉機から単葉機へと変わり、航行距離も伸びました。でも、チャールズ・リンドバーグが木材と金属の両方で出来た高翼機で大西洋無着陸横断飛行に成功したのは1927年。サビアン・シンボルの誕生から2年も後のことです。まだまだ空の旅は極々少数の選ばれたひと達のもので、今のように飛行機なんて当たり前に見られるという世の中ではありませんでした。だいたいあんなに重いものが空を飛べるなんてこと自体が一般庶民にとっては驚異的で、「とてつもない偉業のたまもの」「次の時代の到来を告げるスーパーな何か」だった... B.ボヴィはそう解説しています。きっと、人類が空を自在に飛ぶ夢の時代を予感させるものがあったのかもしれません。


vintage



        ある日、喧噪に満ちた街中を急ぎ足で歩く「わたし」。... 頭の中は今日のミーティングで持ち出す話のこと、昨夜の恋人が見せた気になる表情、月末の引き落とし、インスタにアップした画像への「いいね!」の数 … そんな気掛かりごとがとりとめもなく浮かんでは消え、無意識に人波をかき分けながら目的地に向かってる。と、そのとき。何かの気配を感じてふと見上げる頭上。「えっ?」「あれは... 何だ?」

何かとてつもない物体が上方にじっと浮かんでる。金属? それは陽光を受けてキラリと輝く外面を持ちながら、物質だと明確に言える特徴がない。初めて見る、何か。重力の法則に逆らって、音も立てずにそこに存在している巨大な何か。もしかしてあれは... 見知らぬ宇宙文明から訪れたU F O ? それとも、どこかの国が技術の粋を集めて密かに建造した最新の飛行物体? その正体はわかりません。本当は、ビルの屋上のモニュメントが燦々と輝いていただけなのかもしれない。でも、そのとき「わたし」はこう思います。「何か今、凄いものを見ている...」 全ての音が止まり、景色は消え、日々頭を離れなかった考えごとも吹っ飛んでしまう。一瞬の静寂。そして。全てが頭上の一点に集中する。


UFO



  他のひと達が同じ物を見たかどうかはわからない。見たとしても、自分と同じように見えたかどうかはわからない。あれは、ただそこに浮かんでいた。静かに、軽々と、ゆるやかに。あれは確かに何かを告げていたような気がする。。。自分が進んでいくだろう「未来」と密接に繋がる何かを...。 

やがて「わたし」は我に返り、チラリと時計を見ながら雑踏の中を歩き始める。きっとすぐに自分は日々変わらぬこの景色に埋没していくだろう。けれど今見たものは忘れない。告げられたことを、これから 少しずつ思い出していくのだから。。。

        では新月にオポジションの天王星が放射している牡羊座27°のシンボルは? それは『想像の中で蘇る失った機会』です。今まで何度となく外してきたタイミング。迷いに迷って決められずに逸してしまった素敵なチャンス。「鷲」にも「白鳩」にもなりきれなかった「わたし」。自分が抱える矛盾に直面することを避け、逃げ続けてきたかもしれない...という苦い思い。そういうのって、人間なら誰でも一つや二つは抱えているのではないでしょうか。それを挽回するチャンスなんて、もう自分には残されていない。過去をふり返り、今という現実をぐるっと見渡して「わたし」は考えます。けれど本当にそうでしょうか? 


area



  リニアな時間の流れの中では確かにそれが正しいかもしれない。けれど、ひととき眼を閉じて、まあるくひろがった自分を感じてみる。ひろがってひろがって、ただ存在そのものとなった自分。それは時間も空間も未分の世界。そこは想像の翼を羽ばたかせて辿り着ける胎内宇宙。言語ではけっして触れることの出来ない世界。そこには失ったはずの全てと、まだ見ぬ全てが誕生前の潜在力として溶け合っている...そんな世界。そこに触れたとき、存在は蘇り、再生していく。。 その中に、小さな「わたし」という自我の領域もきっと含まれてる。その狭い領域に、チラチラと可愛らしく燃えゆらめく感情の炎。。 

それはリニアな時間とリジッドに構築されたシステムの中で、合理的に考え出された「チャンス」の再生ではない。もっと大きな、見知らぬ可能性の源泉。けど、目を開ければ昨日落とした財布が目の前に戻ってる...なんてことじゃない。たぶんその財布は戻らないかもしれない。 でも、財布を落とした...失った...その後悔と困惑と悲しみ。それを通して実は本当に失った何かがある。それが、蘇ってくる。そしてそれが、思いも寄らない次の好機を生み出していく。そんな、奇蹟。


flame



        もちろん、このシンボルも「まんま」の形で顕現してくるケースがあります。もう会えないと思っていたひとと再会したり、ダメかと諦めていたテストに受かったりとか。 ただ、それには通常の思考では捉えきれないほど大きくひろがる人間の潜在力を「知っている」状態でいるか、少なくともそれに気付いていくことが大切かもしれません。いずれにしても、今回このエネルギーを放射するのは天王星です。型破りな思考のワープを得意とし、上も下も右も左も、全方向的に境界を突き破ろうとする、そんな原動力を持つ天王星が関わるなら、何かを予測しても始まらない。予測不可能なら、ただそうと知っていればいい。何かが起きるのを期待したり怖れたりせずに、自分をまあるくひらいて。重心を保って。

見知らぬひとや遠い他国に起きた出来事は、それとわからないほど形と強度を変えて、自分の中にも同時に起きています。ならば全ての「わたし」が、あるときは誇り高き鷲になり、あるときは優しく微笑む白鳩になれる。そんな力を本当は持っているのかもしれません。はるか上空に... けれど手を伸ばせばさわれそうにも見える「頭上」に留まる、何かとてつもなく大きな「しるし」。それを良いとか悪いとか即座に判断する前に、「しるし」に意味を与え、未来を創るわたし達のポテンシャルを信じてみたい。今、そんなふうに感じています。



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have a great trek!!!★

hiyoka(^_^

October 15, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント10/16【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年10月16日(フリー版より)

翻訳:hiyoka     
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さ んでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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【お知らせ】
今週のコラムはお休みの予定でしたが、トレンド確定の記述があったのでとりあえずポイント的に抄訳をUPすることにしました。(来週はお休みにするかもしれませんが...^_^;)今後もしばらくはフレキシブルにいこうと思っています。m(_"_)m


≪ 先週をふり返って ≫

ポイント
9月27日±12取引日という影響範囲を持つ3回目にして最後の木星・天王星オポジションは今、世界の多くの株式市場での上方ブレークアウトに相関し、リバーサルではなかったことが明確となった(他の金融市場及び商品市場も同様)。したがって先週は多くの株式指数が数年ぶりの新高値または史上最高値に舞い上がり、これにはダウ工業平均、ナスダック総合、S&Pも含まれていた。

木星・天王星オポジションの上方ブレークアウト・モードの余波が続き、その典型として世界の株式指数にとっては良い状況が続いた。また商品市場でも先週は強気が目立った。

米ドルは例外で、2020年の土星・冥王星コンジャンクションが近付いてくるにつれて、徐々に大きな懸念となっていきそうな雲行きだ。


≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

    先週は火星が土星にスクエアを形成(10月8日)、太陽が冥王星にスクエアを形成(10月9日)した。これは金融市場のトレンド・リバーサルとしては顕現しなかった。しかし、カリフォルニア州ではワインの産地として知られる地域を襲った凄まじく壊滅的な大火として燃え広がった。火星は火事と関連し、冥王星は生命と価値ある資産の損失に関連する。

    この悲劇的な損失はまた、10月6日に起きた天王星・海王星セミスクエアの171年サイクルにおける全5回中2回目の形成にも関連付けられる。過去のコラムではこのアスペクトをハリケーン(天王星)と洪水(海王星)とに関連付けたのだが、天王星は牡羊座に在泊している。ということは、火事(火星とそれが支配する牡羊座はどちらも火事及び高い気温に関連を持つ)に関わっていた可能性がある。

天王星はまたコンピュータやテクノロジーに関わりを持っている。そして、ネガティブな顕現としての海王星には窃盗行為がある。この二つのテーマを一つに統合して昨今のサイバースペースを見渡せば、スパイ活動、ハッキング、詐欺・窃盗が何故これほどまでに世界を覆う問題となっているかを見て取れる。金融関連の領域では、海王星は泡/バブルに関連を持つ。私達は世界の株式指数にその証拠を見ているわけだが、このアスペクトは2019年に入るまで続くことから、その影響はまだしばらく続く可能性がある。またこれは、偽情報、信用詐欺、そして過去の個人的体験が引き金となる急激な精神障害の発症との関わりも持つアスペクトだ。

    その他にも二つの注目に値する重要なジオコズミック・サインがある。まずは先週10月10日の木星の蠍座入居で、これは13ヶ月間続く。蠍座はOPM(Other People's Monies)、つまり銀行、投資銀行、貸出機関、抵当証券業、証券会社etc.を支配する。まもなく天王星が牡牛座入りして(2018年5月15日)7年間滞在することから、銀行と関連業は2年〜5年続くバブル期へと動き始めることが予測される。だがその後、天王星が牡牛座(銀行のように「価値」を溜め込む場所)を離れる時、バブルは弾ける。この事については『フォーキャスト2018』の中で詳説するつもりだ。

もう一つの注目すべき長期ジオコズミック・サインは3回目にして最後の土星・天王星ウェイニングトラインで、11月11日、今から1ヶ月弱の内に起きる。これは米国株式市場がこの世に誕生してからたった5回しか形成されたことのないアスペクトだ。どの場合も、その中央時間帯に史上最高値が示現した。今回の場合、その時期は2016年12月〜2017年11月の間だ。これまでのところ、市場は過去20ヶ月にわたって顕著な反転を見せてはいない。ならば11月の終わりまでに反転して土星・天王星トラインが示す過去の記録を完全なものにするのか? これらの疑問が私を眠らせない。 まるで全てが良い状況にあって、経済においても金融においても非常に大きな流動性と成長の機会に溢れているように見えさえする今、いったい何が重石としてこれを抑える可能性を持つのか?とあなたは首をひねるかもしれない。この疑問もまた、私を眠らせることがない。

そこで私はメラトニン*に投資しようかと思っている。



*メラトニン:睡眠ホルモン/米国製のサプリメントは日本でも数多く販売されている
       原語「Invest in 〜」で「投資する」の他に口語では「買う」という意味になる



訳文ここまで
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この後にアリゾナ州への移住に関してのエッセイが続いています。

要約すれば:


  引っ越しは厄介事だが変化への期待とワクワク感は素晴らしく、新しい始まりは払う労苦の価値が大いにあると前のコラムに書いた。 で、米国を横断する移住に伴うインターネット接続のゴタゴタは何とかなったものの、なんと電話が繋がらない。こんな状況だということは、きっと私にハードなトランシットのアスペクトが来ているからだと思うだろうが、そのとおり。私の水星・天王星オポジションにトランシットの火星がTスクエアだ。とりあえず私はまだ誰のことも殴っていないし、これまでのところ誰からも殴られてはいないのだが。

  今起きていることといえば、MMAのオフィスに電話やFAXで連絡しようとしても自動的に留守電になり、しかもメッセージ録音も出来ない状態になる。オフィス側では電話のベルさえ鳴らないという事態が続いている。これでは
誰がいつかけてきたのかもわからない。オンラインで調べると、かかってきた数十本の電話が全て番号違いとして記録されているという状況だ。これはもう、誰かを殴りたくなるような状況だが、実際には、まるで誰かから殴られたような感じに近いだろう。

そんなわけで、MMAはミシガン/アリゾナ間の電話・FAXの移行に問題を抱えている。事業者からは来週か再来週には何とかなるだろうと言われているのだが...。 私が祈りの鎮静作用を知っていて良かった。さもなければ誰かを殴るところだ — 誰かに殴られる前に(私は積極的なタイプだ)。

それはそれとして、もしMMAにコンタクトを取る必要があれば、オーダーであればMMAのサイトから、または暫定的なメールアドレス mmacyclesstaff@gmail.com  までご連絡頂きたい。今後1〜2週間で電話は復旧すると思われるが、この試練の間は一時的な電話番号を使うか、通常番号から私達の携帯に転送されるように設定されるはずだ。

  さて... 10月19日木曜(日本時間20日未明)には天王星とオポジションの新月がやって来る。もしかしたら、その後は全て上手くいくのかもしれない。願わくは、地震や新たな予測不能のコンピュータ問題に繋がらないことを祈る。私はこの新月のアスペクトを光明の指標として思い描くつもりだ。そして電話会社にとっても光明となることを思い描こうと思う。どうか私のために幸運を祈ってほしい。私もまた、読者の皆さんそれぞれの幸運と、今週のトレード成果を祈っている。

…ざっとこのような内容でした。


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(以下、後記)

  米国内で会社ごとミシガン州からアリゾナ州に移るということは、北東から南西へと北米大陸を斜めに横断することになります。移転に関わる電話会社の対応ひとつ取っても、日本国内では当たり前に思えるサービス事情が向こうでは全く違っていそうです。きっとビジネスや労働、サービスに関する一般的な価値観やシステムに根本的な違いがあり、何か起きたときにそれが鮮明になるのかもしれません(おそらく人や立場によってかなりの違いはあると思いますが)。

このところのコラムを読んで、メリマンさんは何故『フォーキャスト2018』の執筆期間である今この時に大規模な移住を考えたのだろう? と思うひとは多いのではないでしょうか。わたしもそのひとりです。アストロロジャーであれば誰もが、人生上の大きな決断をするときには自分のチャートを調べます。ネイタルに対するトランシットはもちろん、プログレッションやダイレクション、そしてソーラーリターン、またはホラリーやアストロカルトグラフィなど...。

以下はわたしの推察に過ぎませんが、特に移住や移転の場合、気に入った候補地の中から目的地を決定する際にメリマンさんが重要視する技法の一つはソーラーリターンではないかと思います(著書やこれまでの著述などから)。ソーラーリターンとは一年に一回だけ、そのひとの出生時の太陽の位置にトランシットの太陽がコンジャンクトする "瞬間" のチャートです。なのでほとんどの場合は誕生日になるのですが、時には1日ズレるケースもあります。この場合、移転先の緯度経度を使ってリターン図を描くことにより、その年の誕生日からの一年を暗示する各惑星の「室区分/ハウス」が変わってきます。そして室区分が変われば、その惑星が何をもたらしやすいか、それは人生のどの領域に起きやすいかも変わってきます。もちろんソーラーリターンの場合、次の一年はまた星回りも室区分も変わるのですが、それでも
新しい環境に慣れていくための最初の一年は未来を左右する可能性があり、とても重要な意味を持ちます。そのひとにとって移住の目的がハッキリしているなら、なおさら。。

  メリマンさんはきっと、世界の先行きにも、おそらくは個人としての人生においても、大きな変化がこの先に待つことを予感した上で、今年のソーラーリターン(彼の場合は12月25日)には新しい土地で新しい一年を迎えようと決心したのかもしれません。ちなみにアリゾナ州スコッツデールでのメリマンさんのソーラーリターン図では、資産形成を支配する2室に金星(お金と愛)、木星(発展と幸運)、太陽(生命力/SR図の10室支配)、土星(地固めの力)が入り、その2室のカスプには、ネイタルのMC・ASCの支配星である水星(思考力)が乗っています。また、MC付近には月のNノード、IC付近にはSノードが在泊しており、仕事人としての彼のプライオリティを示しているような気がしました。 また、月のノード軸には蠍座の木星がTスクエアでハードアスペクトを形成しています。その木星はソーラーリターン図のASCとコンジャンクト。そしてプライベートな内面や家庭生活を支配する4室の月・海王星(優しさ、ナイーヴさ、敏感さ、霊感など)のコンジャンクションとは調和的なトラインです。

ASC上の木星は、過去と未来を結ぶノード軸からの大きな試練(Tスクエア)を、明確にそれと理解した上で受け止められること、そしてその際に、木星が持つポジティブな側面(公正さ、寛大さ、発展性、楽天性、法の遵守など)を意図的に使っていくことが出来る... そんな可能性を持ちます。 けれどもし会社と住居が今の住所(ミシガン州オークランド郡ブルームフィールド)のままであれば、2018年は資産を司る2室に冥王星が入り、そして発展を示す木星は、外界に対して力を発揮出来ないと言われる12室に入ります(隠遁生活や外界からは見えないような霊的な側面には力を持つ)。これはどう見てもファイナンシャル・アストロロジャーのためのチャートではありません。

  今後の世界情勢が一層流動的になり、様々な変化や挑戦が待っているのだとすれば、誰のチャートにもそれぞれに、個人的な人生変化を示す星回りが影響してくるでしょう。長年慣れた環境と構築してきたシステムを根こそぎ変えていくのは大変な決断になると思います。けれどメリマンさんが今という時しかないと判断し、そして選んだソーラーリターンのチャートは、仕事人、それもファイナンシャルとマンデーン・アストロロジーの第一人者としては、きっとベストの選択だったのだ...と思えるのでした。


  今現在、訳者はメリマンさんから送られて来た12星座宮/個人の運気予測の翻訳に取りかかっていますが、もしかしたらマンデーン・アストロロジー部分の原稿が例年より遅れるかな?などとちょっと思ったりで...実は少しどきどきしています。でも『なるようになる』以前に『するようになる』というのがメリマンさんのモットーだと思うので、きっと関わる全員が懸命に『するようにして』『なるようになる』のでしょう。2018年の予測はどんな内容になるんだろう? どきどきしつつも...とても楽しみです。(^_^



hiyoka記