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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーより発売されました。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

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『マンデーン2016』こちらもマンデン・アストロロジーの知識が満載です。併せてどうぞ

August 06, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント8/7【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年8月7日(フリー版より)

翻訳:hiyoka     
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さ んでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “7月の米国経済は非農業就業者数が20万9000人の増加となり、予測の18万3000人を大きく超えた。失業率は4.4%から4.3%とわずかに低下、就労率は62.8%から62.9%へと僅少だが増加している。時間あたり平均賃金は9セント上がった... 労働統計局の調査によれば、トランプ大統領の就任以来新たに職を得た就労者数は100万人を超え、その波は今後も続きそうだという。”

— Adam Shapiro and Suzanne O’Halloran
  “U.S. Adds More Jobs in July than Expected”
  foxbusiness.com 2017年8月4日付


        “ポップ・カルチャー時代の大統領職がはらむ危険性は、政治的地雷を含む現実について実際のところ何も知らされないことだ。今週、トランプ政権は臨死体験を味わった。トランプ氏にとって注目に値する出来事は、ロシア、イラン、そして北朝鮮に対する制裁措置を課すために行われた上院と下院の議会投票だった...  巷の話題になったのは桁外れの投票結果で、下院では賛成419票に対し反対3票、上院では同98票対2票で法案が可決している...  これは現職大統領への不信任投票だ。ある共和党議員が匿名で語った言葉によれば『我々はロシアに関しては彼をまったく信用していない』そうだ。”

— Daniel Henninger
  “The White House C-Words”
  ウォールストリートジャーナル 2017年8月3日付


        先週はドナルド・トランプにとって良い週ではなかった。議会において彼を支えるはずの仲間が、政権剥奪への流れを作るいくつかの重要な手段を取ったのだ。さらに、ロバート・ミュラー特別検察官は、2016年の米国大統領選に介入したロシアとの共謀疑惑について、起訴するかどうかを決める大陪審を選出した。これらの出来事や他の多くのイザコザに対する彼の反応を表現するために先週多く使われたキーワードは「激怒」だった。ドナルド・トランプは議会に「激怒」し、共和党に、民主党に、そしておそらくはホワイトハウス広報部長としての最初の10日間の内にメディアへの攻撃的な態度によって解任されたアンソニー "ザ・ムーチ"・スカラムーチに「激怒」している。

アストロロジー研究者にとって「激怒する」というのはまさに火星が持つ象意の1つであり、トランプ氏は彼の出生図の火星とアセンダントが位置する獅子座の度数に8月21日の日蝕という大波が刻一刻と近付いてくるにつれて、自分自身の内に在る火星の生々しくも大いなる力を感じつつあるはずだ。火星とアセンダントは両方とも個人のホロスコープでは主要なパートを占めるものだ。もしかしたら彼の目は血走り、いやひょっとすると体の他の穴からも血がほとばしるという光景さえ見られるのかもしれない。

まったくもって先週は、ドナルド・トランプ(または米国とヴェネズエラの政府)にとって良い週ではなかった。だが世界の多くの株式市場にとっては非常に良い週だった。ダウ工業平均は次々に史上新高値を更新した。だが、それにもかかわらず奇妙なことにナスダック総合やS&Pとは足並みが揃っていない。インドのニフティにはまたも史上新高値が示現した。チューリヒのSMIと香港のハンセンも数年ぶりの高値をつけた。ロンドンのFTSE、ロシアのMICEX、中国の上海指数は数ヶ月ぶりの高値を記録した。しかしながら、ドイツのDAXは反対に、4月中旬の金星順行以来の最安値水準に落ち込んでいる。

  多くの株式指数に見られた新高値へのブレークアウトは、8月2日天王星逆行開始と関連付けられる。惑星が逆行運動を開始または終了する時、その惑星が持つ力学は人間活動の分野において数日の間強調される。天王星が逆行前の滞留に入っている間、あらゆる境界や期待感は脅かされる。そしてしばしば侵される。天王星が絡む時は、市場がブレークアウトするのかダウンするのか、または反転するのかは誰にもわからない。その結果として、いくつかの株式市場が既存の抵抗帯を突き破って新高値をつけることで境界を侵した。

しかし他の市場、たとえば金や銀は、8月2日には数週間ぶりの高値水準まで舞い上がっていたが、天王星が方向を転換したその日の内に反転し、金曜に向けて急落している。これと同じリバーサル・パターンが起きたのはユーロ通貨で、まさに8月2日には30日ぶりの新高値をつけ、その後反転して金曜まで急落してきている。米ドルはその反対に、やはり8月2日に2016年5月以来の最安値レベルに落ち込み、その後急激に反転上昇して週末を迎えた。原油は8月1日にここ2ヶ月で初めてバレルあたり50.00ドル以上まで再反騰したが、金曜には再びその水準のはるか下まで落ち込んだ。ところで、原油は今や夏至(6月20日)につけた安値42.05から反騰して8月1日には50.43と、20%の反騰をしてきている。




≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “巨大な債券ポートフォリオを削減しようというFRBによる不気味な企てには酷い実績がある。事実上、中央銀行が過去にこれを試みたケースでは、その後 毎回景気後退が起きている... FRBは以前にこの削減計画を6回実行に移している。1921年〜1922年、1928年〜1930年、1937年、1941年、1948年〜1950年、そして2000年だ。MKMパートナーズのチーフエコノミスト/マーケットストラテジストのマイケル・ダーダによれば、なんとその内の5回が景気後退を迎えて終わっている。”

— Jeff Cox
  “The Fed’s About to Try Something that Almost Always Has Ended in Recession”
  cnbc.com 2017年8月2日付

        “元FRB議長アラン・グリーンスパンは金曜、債券市場が崩壊の崖っぷちに来ており、それが株価の今後にとっても脅威になるとして大いに警鐘を鳴らした... 長年にわたって議長を務めた氏はこうも語る。『長期に及ぶ低金利が今にも終わろうとしており、それと共にかれこれ30年以上も続いた債券の強気市場も終わる。現行レベルの金利は異常に低く、行き着く先はたった1つだ。これが始まればその進行は恐ろしく速いだろう』”

― Jeff Cox
  “Greenspan: Bond Bubble About to Break Because of ‘Abnormally Low’ Interest Rates”
  cnbc.com 2017年8月4日付

        さぁ、2017年の強大な「蝕」のゾーンへようこそ。8月7日月曜(日本時間8日未明)、水瓶座 — 獅子座軸の15°台で月蝕が起きる。太陽はいまだに獅子座で火星とコンジャンクトしているため、一部の人々にとっては引き続き憤然と色をなす「激怒」の時となるかもしれない。だが一方で太陽と火星は木星に対しセクスタイルを形成しているため、他の人々はいまだにパーティに酔いしれており、何事も単にエンターテインメントかスポーツのように楽しんでいる。そして次が8月21日の強力な日蝕で、オレゴンからサウスカロライナまで、米国中部を暗い影が横切る形となる。

この日蝕も火星はとはコンジャンクションだ。だから一部の人々は真っ赤になって「激怒」するか、または真っ赤になって激怒する人を批難しながら同時にパーティを続行し、直近の出来事をあたかもスポーツでも観戦するように楽しむことだろう。その競技の勝者となるのは、一番鉄面皮で — しかも危険なほど意地悪く — ふるまうことで皆を楽しませた者だ。

一方で、腫れ上がった火星と獅子座の日蝕は威勢のいい脅しやハッタリの時となる。また一方では、トップであること、または最も偉大であることを自負する時となるかもしれない。とは言っても、私達は株式市場のようにはなれない。あるいは、グリーンスパンによれば —  債券市場にもなれない。この時期はグリーンスパンが言うように、膨らみきったバブルの風船に針が刺される可能性を持つからだ。もしかするとこれらのバブルは最後の木星・天王星オポジションが起きる9月終盤まで続くかもしれない。だがそれまでに、現行の強力な火性エネルギー(日蝕、火性、月のノースノードが全てが獅子座に在って射手座の土星と牡羊座の天王星に火のグランドトラインを形成)は終わりを告げる。温度をどんどん上げていけるのは物が燃え始めるまでの間であり、それは火性星座宮に在泊する惑星達が、それに続くより冷えた領域の地性星座宮に移行するまでの間ということだ。移行は獅子座の日蝕の直後から始まる。

ジオコズミックな観点からは、直近で注目に値する2つの時期がある。その1つはたった今だ。私達は現在、天王星逆行(8月2日)、3度目にして最後の木星・冥王星スクエア(8月4日)、8月7日の月蝕のただ中にある。そして次は8月15日〜25日だ。これは8月21日に日蝕が起きるからだけではない。8月25日には土星が順行に転じる。一方、蟹座の金星(お金と愛情生活)は天秤座の木星(パートナー関係)、山羊座の冥王星(政府を転覆し人民に権力を!)、牡羊座の天王星(一番優秀な核兵器を持つのは誰だ)とカーディナルグランドスクエアを形成する。

そうだ。株式市場は他のハードアスペクトをかいくぐって反騰してきたし、今回もそうなるかもしれない。しかし、土星が順行前の滞留に入ると同時に、この獅子座(火性)のエネルギーの全てが乙女座の地性エネルギーに主役の座を譲り始めることを考えれば、私はこのパーティが終わらないと想定することはないだろう。長く続いた二大政党(party)である共和党や民主党でさえ、終わらないとは言えないだろう。結局のところ、世界の集合意識は膨大なリセットのただ中にあるのだ。そして皆さん自身の意識の在りようによっては、それは胸躍るような物事になるかもしれない。








訳文ここまで
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July 30, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント7/31【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年7月31日(フリー版より)

翻訳:hiyoka     
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さ んでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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7月30日 22:15
≪短期ジオコズミクスとと長期的考察≫ 本文2段落目の文中、政治・経済・金融リセットの最終段階についての記述に抜けがありました。その後に「それは2020年いっぱいまで続いていく。」という一文を追記しました。

≪先週をふり返って≫

        “米国経済はロイターの予測どおり年率2.6%の成長となった。一方、7月の消費者信頼感指数は93.4と予測を上回った。これは想定通りの経済進展を基としてFRBが9月を念頭に4.5兆ドルという巨大なバランスシートを縮小する可能性があると示唆したちょうど翌日に発表された。”

— Fred Imbert
  “Dow Post Record Close as Wall Street Shakes Off Amazon’s Fall”
  cnbc.com 2017年7月28日付


        26ヶ月サイクルの太陽・火星コンジャンクションがついに先週、7月26日に起きた。火性で楽観的な特質を持つ獅子座にあって、それはパーティが続くことを願う人々を失望させることは無かった。しかしながら、ナスダック総合は7月27日木曜の朝に史上最高値をつけた後、ひどい下落に見舞われている。先週はインドのニフティにも史上最高値が見られ、また香港ではハンセン指数が2015年6月以来の最高値水準まで舞い上がった。

だがヨーロッパは少々様相を異にしていた。金星が順行に転じて間もない7月28日金曜、ドイツのDAXは4月21日以来の最安値水準である12,098まで下落している。わずか数週間前 — ちょうど夏至の6月20日、DAXは12,951の史上最高値をつけていたのだ。これは今の時点まででおよそ6.5%の下げであり、太陽・火星コンジャンクションの正確なアスペクト形成日から前後6週間の間に重要なサイクル安値または高値をつけるという歴史的事実に基づいて導き出された私達のターゲットに近い。そのターゲットとは、10月終わりまでに多くの株式指数が高値から少なくとも8.5%下げるというものだ。

先週は金と銀、そしてユーロ通貨も急反騰した。これもまた火性の星座宮獅子座における燃え上がりやすい太陽と火星の働きに関連していた。もともと獅子座は金を支配しているが、それよりもっと重要な事実は、ヘリオセントリックの水星による射手座運行(もう1つの火性星座宮)と金が相関性を持っており、これが同時期の7月26日に始まったことだった。金12月限(現在の中心限月)は1277まで急上昇したが、わずか2週間前には1200を試している。また銀もまた印象的な動きを見せ、16.81まで騰がった。これも2週間前には2016年4月以来の最安値水準15.14で取引されていた。"悪者" となったのはまたしても下落した米ドルで、FRBによる利上げ見送りがそのまま後押しとなった形でユーロは1.1800近くに迫った。これは2015年1月以来の最高値レベルだ。この事については先週のコラムにおいても論じたが、私達の年央ウェビナーにおける予測どおりの結果となった。そしてまた米国株上昇のもうひとつの原因でもある。安いドルは米国産商品に対する世界の需要増加を意味するからだ。




≪短期ジオコズミクスと長期的考察 — トランプ編≫


        “皆さんは今後も「魔女狩り」「リーク」という言葉に接するだろうし、また問題となる文書との関わりを隠したい「正体不明の情報源」について、数多くの話を読んだり聞いたりすることだろう。また、ドナルド・トランプが彼を弾劾せんとするバイアスのかかったメディアや政治勢力によってどれほど「犠牲者」になっているかという話も耳にするだろう。この「」で括った全ての言葉が海王星と関連している。”

— 2017年5月22日付 当コラムより


        “ここでのポイントは、トランプ氏は8月いっぱい深刻な火星トランシットの影響下にあり、その間彼は「理性を失う」状況に非常に弱く、彼自身とおそらくは国家を傷つける結果を招くような衝動的な行動に走りやすくなる。”

— 2017年7月3日付 当コラムより


        “『もしジェフ・セッションズが更迭された場合、その代償はひどく高いものになるだろう』リンジー・グラハム上院議員(共和党)はこう語った。『ミュラー解任と同じ事をしようとするならトランプ政権は終わりの始まりだ』”

— Byron Tan
  ウォールストリートジャーナル 2017年7月28日付


        “元々ドラマチックな政権ではあるにしても、この7日間は桁外れの異様さだった... 混乱する数々の出来事の中で、*チーム・トランプはスカラムッチ氏のホワイトハウス広報部長任命をこれまでの流れに対する重要なリセットになると説明したが... トランプ氏の支持率は彼の部下達ではなく彼自身が発したメッセージと行動によって急降下している。”

— Karl Rove
  “How Long Can the Trump Tumult Go On?”
  ウォールストリートジャーナル 2017年7月27日付

* ホワイトハウスの新たな広報部長として任命されたばかりのアンソニー・スカラムッチ氏が、事実上更迭の決まった政権発足以来の主席補佐官、ラインス・プリ—バス氏を政権内の情報リークに関わっているとして公然と批難。スカラムッチ氏の任命に反対したスパイサー報道官がすでに辞任するなど、トランプ政権内の混迷が深まっている。


        それはトランシットの火星が彼のネイタル(出生図)の太陽・天王星コンジャンクション上に来て、やはりネイタルの月とオポジションを形成した5月から始まった。そして日蝕が起き、トランシットの火星が彼の火星とアセンダントを通過していく9月初旬までは終わらないと予測される。以前のコラムにも書いたように、この時期に「トランプ政権とは何か」が定義され、同時に彼の任期中がどんな様相を呈するかも決定付けられるのだ。何度かこのコラムで示唆したとおり、もし彼が自己の衝動をコントロールすることに成功し、国家にとっての重要事項に集中出来るとしたら、彼は単に米国のみならず、世界中に真の革命的変化をもたらす革新的なアイデアと政策のパイオニアとなるだろう。

だがもしそれが出来なければ、彼の政権は短期に終わるか、もしくは2018年にも派手で大々的な挫折を味わう道を進むことになる。いずれの場合でも、世界の政治、金融、そして経済における主要なリセットの第二段階が始まっていくだろう(私達の年央ウェビナーにおいてタイトルとしたこの「リセット」という言葉を現在他の人々がいかに使っていることか)。その第三段階、そして最終段階の始まりは2017年12月20日の冬至に起きる太陽・土星コンジャンクションになるかもしれない。それは2020年いっぱいまで続いていく。 これがマンデーン・アストロロジーとファイナンシャル・アストロロジーに基づいた上での私の見解だ。そしてドナルド・トランプにとって最も危険な時期が今現在 — 第二段階であり、とりわけ2017年8月はその山場となるだろう。

  獅子座の太陽・火星コンジャンクションがついに形成された週 —7月26日 — 米国株式市場は史上新高値に舞い上がった。だがそれと時を同じくして、ワシントンD.C.の政治環境を汚染する泥沼は新たな底の深さを露呈することとなった。これはマンデーン・アストロロジーの研究者にとっては驚くにあたらない。何故なら8月21日の日蝕が駆け足で近付いているだけでなく、土星もまた8月25日に滞留から順行へと転じる(逆行期を終える)からだ。これら2つのジオコズミック・サインをこうも重要なものにしているのは、この日蝕が皆既日食であり、米国の中央部をスパッと切り裂くように伸びる闇の道を創るという現象だ。その道はオレゴンからサウスカロライナまで続き、順行直前で滞留する土星が米国始原図の火星・海王星スクエアに対しTスクエアを形成する。

国土が持つ幅の全てを呑み込む皆既日食は、その国のリーダーシップに主要なシフトが起きることを示唆する。それはあたかも未来への道(太陽)、すなわちその国のペルソナ — 人格・役割 — として定義されてきたものが突如として闇にかき消される(月)ようなものだ。それは変容する。いや最も暗く最も深い感情的な疾患に直面し対応することを強いられさえする。最善の顕れをするなら、それは「ダーク・フォース」や「ネガティブ・エネルギー(現実的な存在であろうと想像上であろうと)」の完全な除去に導かれ、その途上において 新生、新たな方向性、そしてより善く公正な社会 — 世界の再建 — へと繋がっていく。マンデーン・アストロロジャーにとってそれは、土星・天王星・冥王星の3惑星全てが一度にコンジャンクトするようなものだ。

このようなコズミック・ドラマの渦中で、ドナルド・トランプはまさにその中心部に存在している。何故なら、日蝕は獅子座29°で起きるからだ。つまり、獅子座26°〜29°に在泊する彼のネイタルの火星とアセンダントの上で起きるということだ。火星とアセンダントはチャート上、最も根本的で自律的かつ自発的な創造性を持つ部分だ(いわゆる "自分ファースト" )。

彼の支持者が信じるように、もし彼が偉大な男であれば、彼はこの挑戦を受けて立ち、素晴らしいリーダーシップを発揮するだろう。しかしながら、彼の敵が言うようにもし彼が全くの自己中心主義でナルシスト的人格を持つのであれば、この種の宇宙的刺激はおそらく彼の周囲を巻き込みながら無視出来ないほどの自己破壊的なものになっていく。 世界中の数多のアストロロジャーがこの時期を固唾を呑んで凝視している理由がこれだ。長年の間、世界の指導者のチャートにこのようなことが起きた試しはなかった(歴史の上ではあったとしても)。しかもトランプ氏は予測されるタイプのドラマの中で、彼の役どころをきっちり演じつつある。だが、その結果はどうなる? 偉大さか、あるいは手痛い敗北の恥辱か? もしくは何か全く違うものになるのか? 彼はいったい何を為し、どう行動し、そしていかなる反応を見せるのか?

        日蝕とほとんど時を同じくする*土星の滞留は、米国の火星と海王星に対してスクエアを形成する。これはトランプが警告してきた「魔女狩り」のシグナルだ。「魔女狩り」は彼の身に向けられ、そしてジェフ・セッションズの事例に見られるように、彼自身が他者に対して行ってもいる(公的に侮辱し名誉を毀損)。またそれはホワイトハウスを悩ませ続けて来た「情報リーク」にも関連しており、金曜の首席補佐官ラインス・プリ—バス解任に繋がった(これは始まりに過ぎなかった)。だが土星はまた「当然の結果」にも関連する。『自分でまいた種は自分で刈り取らねばならない』だ。先週を通して彼が任命した司法長官ジェフ・セッションズを侮辱し続け十字架にかけたことによって、トランプは他の人々が彼に向けるのと同じ照準を自分自身にあてることになる、一連の出来事の口火を切ったのだ。
* 土星滞留の影響を受けているのは米国だけでなく日本も(米国ほどではないにせよ)同様で、戦後始原図(主権回復図)では3室(コミュニケーション、メディア、教育、文書etc.)在泊の主要小惑星パラス(政治意識、公正さetc.)に対し、現在12室(秘密、隠れた敵、舞台裏etc.)で滞留に入った土星がスクエアを形成している。これは見えない部分で様々な工作が進行中であることを示唆すると思われる。

また、もう一つの戦後始原図(現憲法衆院通過図)では4室(領土、国民の雰囲気や気分etc.)に在泊の天王星(変革、反抗etc.)とオルクス(審判)のコンジャンクションに対して土星がオポジションを形成中であることにも留意。

ちなみに8月に起きる日蝕は、戦後始原図の8室(金融経済、債務、死亡率etc.)に在泊する月のサウスノード(過去からの力、または過去からの呪縛etc.)の上で起きる。また、もう一つの戦後始原図(現憲法衆院通過図)では12室の月とオポジションで起きることも興味深い。なお、ピンポイントで日本を指すことの多い小惑星ニッポニアは現在魚座(主権回復図では3〜2室、憲法通過図では1室)を逆行中で、順行に転じるのは10月末となる。

        トランプが求めていた大衆の同情(海王星)は、犠牲者の役どころに祭り上げられたセッションズの身に集まった。これは今回の滞留の土星がまさにトランプのネイタルの月の上に来て、太陽・天王星コンジャンクションに対しオポジションを形成していることから起きている。ある面でトランプは彼のキャリアの絶頂にある(太陽に対し土星がオポジション)。別の側面で彼は押し寄せる苛酷な要求の犠牲者であり、それが膨大な重圧だと信じてそれを終わらせたいと願ってもいる。だがどうやって? 

土星が月の上に来るということは、多くの支持が集まらないということだ。かろうじて残っている支持も、彼が意志をもって心を開き、自分が置かれた状況に対し自ら責任を負い説明義務を果たさない限り、徐々に少なくなっていく。自分自身を自らの行為ではなく何か外からの力の犠牲者として表現してはならないのだ。これが果たされない限り、彼に自由はない。彼は自分自身の欲望の囚人だ。彼は再生のためにその全てから自由になり、主観を外して物事を明確に見定める必要がある。だがそれは簡単には起きない。特に獅子座の火星が彼のネイタルのアセンダントと火星に向かって近付こうという今の時期は難しい。今は自分自身を止められないだろう。深刻な物事の新展開が彼の地位に影響を与えることがないまま、ひと息ついたりゆったりと夏季休暇を取れるような可能性もない。

        先週が異様な週であったように、今週もそこから大きく解放されるようなことはないだろう。もしかすると、もっと沢山の興奮が待っているかもしれない(本当に? いや本当だ)。牡羊座の天王星が8月2日に逆行に転じる。これは事実上、ワシントンD.C.と金融市場の両方にもっと多くのドラマが起きることを保証するものだ。8月4日には木星もまた、冥王星に対する3度目にして最後のウェイニングスクエア形成を果たす。このアスペクトは物事を誇張したり、周囲の反対者達の勢いに火をつけるような、何か非常に派手な行動に出やすいという傾向を持つ。 今回の場合、それはほとんど誰にでも当てはまる。平常心を失いやすく、言動は下品になりがちで少しばかりショッキングかもしれない(先週などはまだその小さな予告編だ)。しかし、もし皆さんの意識がそれら全てを超越し、そしてもし... 非常に活動的かつ無秩序にうごめく人々の姿をあたかも部屋の上から見下ろすように観察出来るなら、それを楽しめるかもしれない。

        私達は以前からずっと政治的危機の中を通ってきた。それもいずれは終わる... だが今回に限っては、おそらく何かが変化するか、あるいは少なくとも集合的な変容が起きつつあるという、ある種の気付きが高まるかもしれない。そしてその気付きは、私達皆が抱くことの出来る際立ってポジティブな要素なのだ。







訳文ここまで
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July 23, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント7/24【金融アストロロジー】

新月の星読みはひとつ下の記事になります。

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年7月24日(フリー版より)

翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の * は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪先週をふり返って≫


  “ECBがこの秋にも資産買い入れの段階的縮小について協議を開始する可能性があると伝えた後、米ドルは対ユーロで2年ぶりの安値をつけた。ドルはまたロシア疑惑の捜査がトランプ政権の税制改正と経済成長政策を停滞させるかもしれないとの懸念からプレッシャーに曝されている。”

— Patti Domm
  Bottom Falling Out of US Dollar:
  Drops to Near 2-Year Low vs the Euro, 2017 Loss Now 10%”
  www.cnbc.com 2017年7月20日付


  “今じゃもう5セントは10セントの価値もないんだ”

— ヨギ・ベラ


        ファイナンシャル・アストロロジーに関してよく見られる一般的な誤解のひとつは、ある特定のジオコズミック・リバーサル・シグナル(すなわち重要変化日/CRD)が起きる時は、常に株式市場にも何事かが起きるという考え方だ。まるで株式市場だけが、価格の動きに関連するリバーサルやその他の現象が見られる領域の中で一番重要だとでもいうように。しかしこれは単純に間違った思い込みだ。惑星サイクルは金融市場の世界で繰り広げられる人間活動のサイクルに対し、確かに大変強い関連性を持っている。しかし必ずしもそれは、米国株式指数(または世界の他の指数)といった、たった1つの市場の動きに変換されるとは限らない。

        先週、7月17日〜20日に起きた強力な太陽・火星と天王星のスクエアを例に挙げてみよう。全てのアストロロジャー達 — とりわけファイナンシャル・アストロロジャー — は、この組み合わせがすこぶるエキサイティングで潜在的なドラマ性を帯びたものであり、警戒心、パニック、ヒステリーといった感覚と連動することを知っている。金融市場との関わりで言えば、これらは突然で非常に急激な価格変動と同期する可能性があり、その時は支持帯や抵抗帯がしばしば破られる。それはボラティリティのシグナルであり、投資家にとっては手を引けという警告でもある。

また、短期の投機家(デイトレーダーも含む)にとっては超短期の利ザヤ取りというちょっとした楽しみを味わうために準備するきっかけにもなる。ここで頭に入れておいて欲しいのは、成功するトレーダーのゴールとは「最小の投資リスク(マーケット・エクスポージャー)で最大利益のポテンシャル」を得られるタイミングで動くことだ。先週のジオコズミック・サイン(非常にホットで爆発性を秘めた火星・天王星・太陽を含む)の構成は短期トレーダーの大好物だ。また多くの場合、これは定義された支持/抵抗帯を超えるブレークアウトを伴ったトレンドリバーサルと関連する。

        先週の宇宙ラインナップが持つ爆発性は、米国株式市場にはそれほど影響しなかった。だがダウ工業平均という導因抜きでナスダックとS&Pに史上新高値が示現したというのは注目に値する。これは「ジオコズミック重要変化日ゾーンにおける異市場間弱気ダイバージェンス」として知られ、多くの場合、そのセクターにおけるリバーサルと関連する。しかしながら、太陽・火星と天王星間のハード・アスペクト、そしてスクエアによって示唆される荒っぽさや爆発性は、通貨市場においては非常に明白に顕れた。ユーロは23ヶ月ぶりの高値までブレークアウトし、米ドルは2年ぶりの新安値に落ち込んでいる。そのニュースを受けて、金と銀は鮮やかにリバウンドし、他の全ての商品相場もドル安の恩恵にあずかった。

しかしながら、ここでの要点はこれだ。もし米国中央銀行が利上げを進めており、欧州中央銀行がもしかすると10月にも金融引き締めを開始するかもしれないという話が出ているなら、何故ユーロが対ドルでこれほど強い必然性があるのか? 彼らは両方とも引き締めの途上にある — もしドラギが本当に彼自身の "イージーマネー" 依存症から脱するのなら、の話だが。ドナルド・トランプ、そしてロシアによる米国選挙介入への関与を疑われる彼の家族へのFBI操作(これまでのところ、確たる証拠は出ていないが)にまつわる狂乱が、米ドル下落の原因となるなどということがあるのだろうか?

        以前からこのコラムで何度も指摘してきたように、私達にとってその原因ははるかに単純(それにおそらくはもっと深遠)だ。米国の選挙に関連して米ドルには16年サイクルの天井が存在し、ユーロには16年サイクルの底が存在する。16年ごとに共和党の大統領が選ばれ、新しい大統領が任命される1月前後の6ヶ月の間にドルはトップアウトする。同じように、民主党にもそれに換わる16年期が存在し、それにともなって米ドルが底値をつける(直近では2009年1月、そして16年後の2025年1月に期日が来る)。米ドルの高値とユーロの安値の示現はまさに時間通り — 2017年1月3日だった。




≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

  数週間にわたる準備期間を終えて、私達はついに7月26日、獅子座の太陽・火星コンジャンクションに辿り着いた。以前論じたように、この28ヶ月周期のアスペクトは、形成前後6週間の内にダウ工業平均に顕れる重要な安値または安値からの、8.5%かそれ以上のリバーサルと相関する。今回の場合は高値からとなるだろう。直近でこれが起きた2015年6月14日の事例も高値からのケースだったが、その3週間前5月19日につけた当時の史上最高値に相関し、その後16%下落して2015年8月24日に4年および6.5年サイクルの安値をつけた。

現在は他にも重要なジオコズミック・サインが発効中で、これもまた6週間という時間帯の内に示現するリバーサルと関連している。先週の太陽・火星による天王星へのスクエア、そして太陽・火星コンジャンクション(7月26日)に加えて、ヘリオセントリックの水星が7月26日〜8月7日に射手座を運行するのだ。火性の星座宮、獅子座の太陽・火星コンジャンクションと、これまた火性の牡羊座終盤度数の天王星とのスクエアによって、すでに宇宙からの過剰刺激は十分な域に達しているが、その上さらに、非常に興奮度の高まる期間が加わる。

もちろんこれは、いずれかの方向への爆発的な価格変動、またはリバーサルを生み出すに十分な顔ぶれだ。こうした火のパワーの全てが大きな自信、いや過剰と言えるほどの自信と無分別な威力誇示に拍車をかける。これが一時的に株価上昇の支えとなる可能性はある。市場が騰がるためには投資家やトレーダーの自信を必要とするからだ。とはいえ、もし物事がほころび始めて人々が自制心を失うようなことがあれば、手仕舞いへと向かう動きが殺到して「一刻も早く逃げろ!」という状況に導かれる怖れがある。

こうしたジオコズミック・サインは大胆さと勇気のシグナルとなる可能性はあるが、結果をふまえた事前の熟慮や制御不能に陥った場合を考えての計画立案とは縁遠いものだ。つまりこれらは物事が想定外の動きとなった場合の代替シナリオの準備や警戒よりも、「希望」— そこには「貪欲さ」さえも含む — の方に軸足を置くエネルギーだと言える。何が起きるにせよ、また特定の(あるいは全ての)市場がどう動くにせよ、それは過剰(射手座)になりやすく、過度に炎上する傾向を持ち、過反応を引き起こしやすい。これは燃える熱情と競い合いには向いている。だが思慮に富み、注意深く、バランスの取れた判断を下すのはなかなか困難だ。だがもし注意深くしていなければ、結局最後は自らの愚かさを曝すことになるかもしれない。

7月24日月曜、双子座の金星が土星に対しオポジションを形成する。これはもう一つのレベル1(最強の)リバーサル・シグナルであり、株式市場、または大豆、銅、砂糖などの商品市場にインパクトを与える可能性を持つ。8月最初の4日間にはもっと重大な宇宙的状況がやって来るし、その後は当然ながら、1918年以来初めて米国を横断して闇をもたらす8月21日(日本時間22日未明)の稀な日蝕が続く(歴史リサーチを担当してくれたベルグラード在住のアレクサンダー・イムシラジクに感謝する)。だがこれについてはまた来週論じるとしよう。

今のうちは、獅子座初期度数の太陽・火星コンジャンクションの下で楽しい時間をエンジョイ出来るようトライしてみると良いだろう。パーティやスポーツには素晴らしい期間だ。だが、たき火の炎をあまり大きくし過ぎないように気を付けてほしい。さもないと隣近所まで延焼して全てが燃え落ちてしまうかもしれない。






訳文ここまで
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July 22, 2017

○7/23の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】

東京・関東ローカルで  7月23日19:04前後、北海道周辺で 19:10前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は18:45前後、沖縄周辺では18:17前後に獅子座 0°44’で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマ 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた象徴の言葉をそのまま書き写した「オリジナル版サビアン・シンボル」を使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 獅子座0°~1°― 発効期:7/23~8/21 】
  "A daughter of the American revolution"
『アメリカ革命の娘』

  "A case of apoplexy"
『溢血症状』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
※ひとによっては数日前から前倒しで感じられるかもしれません。

→★影で徐々に進展してきた物事が突然表面化してくる
→★真の責任を負って物事を遂行する者が担う重荷を理解する必要
→★身内や何らかの共通点を持つひとびとの苦境への思いを深める
→★一見つまらない出来事が根底の変化への導火線となっていく
→★自明の理と思える「正しさ」や「正義」が抱える矛盾と魔への気付き
→★古くから継承されてきた問題点への水面下の取り組みが持つ影響力
→★長いときを経て培われた「底力」を認め直す、または「病状」を再認識する
→★自分がまさに真実だと信じる物事を喧伝したいという欲望
→★もっともらしい意見の百花繚乱の中で貫く自己さえも超えていく必要
→★自己の内側に向けた理解力を限界まで拡げ深めていく
→★「想定外」の事態となるような状況を自分自身の手で創り出す傾向
→★楽観と熱心さをもって自ら困難や危険領域へ踏み込もうとする心理
→★進まぬ物事に突然こみあげる怒りやフラストレーションの爆発に注意
→★自分の常識が通じない状況やわかり合えないことから感じるショック
→★自分が甘んじてきた「鋳型」を破ろうとする強力な衝動の目覚め
→★どこからともなく生まれるある種のブレークスルーへの予感・・・→


エネルギーのポイント:前回の新月『過渡期に耐えて自己の姿勢を整える』
                    ↓
            今回の新月 『圧縮し、噴出し、無になり、軽くなる』


2013NMFM


        北九州を襲った集中豪雨...そして都内各所に異変を起こした真夏の雹。けれどいつの間にか梅雨も明け、朝早くから鳥達の声とともに蝉の大合唱が始まっています。でも、いつもならひと夏のいのちをこめてギラギラと耳を刺してくる蝉達の声が、今年は何故か、空間に張られた見えない紗幕の向こう側から聞こえてくるような感じも。。不思議だな...。きっと自分のこころの在りようがそう思わせるのだろうけど。 『何がとはハッキリ言えないけど、全体に・何かが・どこかで・確かに・変わりつつある』もしかしたらそんな漠とした感覚。他にも抱いているひとがいるんじゃないかな? とても当たりまえのような感じで...。

さて今回わたし達が迎えるのは、日本時間8月22日未明に起きる、「ザ・グレート・アメリカン・イクリプス(北米大陸横断皆既日食)」と呼ばれる日蝕への明確なプレリュードとなりそうな新月です。このあたりからは次回満月の部分月食を経て、何かあたらしいもの、またはこれまでとは異なる方向性がひっそりと生まれてきそうな感じ。ただそれが「怪物のタマゴ」なのか? それとも(集合)無意識に生まれようとする何らかの精神性なのか? あるいは怪物とも天啓ともつかない真新しい何かなのかは... 今の時点ではわかりません。はっきりとカタチを取るにはまだ時を経る必要があるでしょう。それはきっととても細微で密度の濃いもの。強烈なのに、正体が掴めない... それを表すことばをまだ知らない。だから掴むことが出来ないでいる...何か。 


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  けれどいつもと変わらぬ日常を過ごしながら、まるで隔離された空間にも同時に存在しているような感じを味わってるひとがいたら、そのひとは間違いなくこの不思議な移行期を司るエネルギーの参加者かもしれません。それは「特に何かをする」ということではなく。ことばにならないエネルギーの渦の中で世の中と自分を眺めながら、ただ固唾を呑みつつ時折立ち止まってみるだけであっても。そして別段「精神世界」に生きているようなひとではなくても、あり得ることだと思います。おそらくその感覚は、どこか人智を超えて(つまりただ訳もなく…なんとなく…という感じで)自然に展開していくような種類のものじゃないかな...。

とはいっても、このところの猛暑。わたし達を取り囲むあらゆるエネルギーがその強度を増していく中で、軽微な地震が頻発したり、不穏なほど追い詰められたひとの行動が目立ったり、社会構造を支えてきたものに対する信頼が揺らいだり。目にするもの、耳にする話がわたし達に与え続ける感情や肉体への刺激も、意識するしないの別なく相当に溜まっていそう。不眠または過剰な眠気(この新月は眠気やトランス、夢見を示唆する小惑星ヒプノスともコンジャンクト)や夏バテ・気力減退など心身の変調を経験するひとも増えていると思うので、この夏は例年よりもペースを落として出来るだけのんびり過ごすのが良いかもしれません。 …もちろん、こころから楽しんだり嬉しく感じられるときは思いっきり発散して!  たぶん今は、未来のことを「自分は(またはあれは・あのひとは・彼らは)こうだからああなるかも...どうしよう」なんてあまり思い詰めすぎてもうまくいかない。過去の経験から導き出した狭い予測どおりにいくとは限らない。そんな可能性が高いと思います。体に正直になって、出来る限り自分なりの「自然体」を保ちながら乗り切りましょう(^_^


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★7月新月の星模様★


        ではちょっとチャートを眺めてみましょうか。今回の新月はちょうど西の地平線上。そして獅子座1°台の火星とコンジャンクトしています。また逆行開始(日本時間8月3日)直前の牡羊座の天王星とはスクエア。これだけでもかなり戦闘的なイメージがある上に、新月図のアングルはフィクストサインでイザとなったらテコでも退かない情の強さも暗示しています。DC上で新月が起きるということは、この戦いは 自分のアイデンティティの拠りどころとしての「同族」または 「わたし達」と、敵対する「彼ら」の間に起きやすいのかもしれません。アングルの度数もそれぞれに、何か急に展開する物事とか新しい事態を暗示する位置に来ています。

また新月に寄り添う小惑星をいくつか見てみると、なおいっそう興味深いニュアンスが感じられます。 獅子座0°台で新月とぴたりコンジャンクトしているのは、まず悪名高い小惑星シジフォス(謀りごと、強欲で利己的な屁理屈に基づく行動の繰り返しとその結末)、そして熊狩りで有名なケンタウルス族のテレウスです。以前にも書いたとおり、テレウスは「聖なる動物」と考えられていた熊を狩るその手口があまりに残忍で崇敬の念をみじんも持たなかったため、怪物的なイメージで捉えられていたのだとか。(彼自身も他のケンタウルスと同様に、闘いの中で凄惨な死を遂げることで浄化されていきます。)


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  こんなテレウスも、そのエネルギーを最善の形で使えるなら他のひと達との建設的な協働が出来るし、「仕事そのものに殉じて生きる人生」を全うする助けにもなるとされています。ただ、いずれにしても「目的第一主義」になりやすく、ネガティブな場合はある筋書きの下に実際の顔と周囲に見せるペルソナを巧みに使い分け、ひとの信頼を得て取るものを取ったらサッサと裏切ったり、欲得ずくの無法行為や乱暴、難癖をつけてひとを陥れるような傾向も見られたりします。ある意味 功利主義的マッチョイズムにも見えるけれど、その芯の部分はアストロロジャー、マリナ・マカーリオが言うように「男・女を問わず、どこかで男性性(父性)や雄々しさを間違えて身に付けてしまい、それに殉ずるようなエネルギー」というのが一番近いかもしれません。

そして獅子座1°台で火星とコンジャンクトしているヒプノス。さっきも書いたようにこれは眠りや催眠、夢がもたらす暗示などに関連する一方で「目くらましによるトリックで誤った思い込みを誘う」という象意も持っています。また蟹座29°台には「聖なる海」と「水」を統べる創造神、キュビワノ族のヴァルーナ(審判、批判的態度、狙い撃つ者/全てを覆う者)が控え、ニラミを効かせています。

        今回もうひとつ、あまり聞き慣れない小惑星を挙げるなら...やはり蟹座29°台に在泊するウツィロポチトリかな。これは1993年7月20日(UT5:44, ESO/La Silla観測所)に発見され、つい最近(今年4月)になってアズテック神話の太陽神/軍神/狩猟の神の名を与えられた小惑星です。ウツィロポチトリは地球の軌道を2回横切り、火星の軌道を2回横切って1回かすめるような楕円軌道を持っています。で、この新月はまさに彼が地球の軌道を横切ろうとするタイミング。まだ名付けられたばかりの惑星の象意は時間とデータを積み上げながら徐々に固めていくべきものです。けれどせっかくこの新月に突如浮上してきた星だし…ということで、もし今、スペキュレーションとして仮にその「雰囲気」を覗いてみるなら...発見チャートを見てみるのが一番信頼性が高いかもしれません。発見チャートはその惑星にとって "第二の出生図" とも言うべきものだから。


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  ウツィロポチトリの発見時の位置は、牡羊座0°〜1°あたりです。これは「葛藤と愛惜を突き抜けて新しく生まれ出ようとする衝動」の位置。そして、冥界の審判者オルクスをICに、火神アグニをDCに持つなど、火的な審判の要素を強く持っていることに気付かされます。山羊座の天王星・海王星のコンジャンクションに対して逆行の水星がオポジション。そして牡羊座のエリスがTスクエア。射手座 — 双子座11°台の月のノード軸に対して小惑星ヴェスタ(内なる火, 真の献身)がやはりTスクエア。極端に異なる精神性や価値観のぶつかりあい、自分とはまったくフィットしない生き方との格闘を通し、結局は曲げられない自己の在りかたを護り貫いていくような匂いも感じられます。双子座の金星(「言霊の力」「感情に訴えかける説得話法」の位置)と乙女座の火星(「本能への直面と制御」の位置)がタイトなスクエアなのも興味深いし、水瓶座最終度数の土星と小惑星ルシファーがコンジャンクションというのも、ギリギリの霊的/精神的な闘いをチラと思わせるものがあります。もしかしたら、「父性」がもたらす抑圧や葛藤との関連があるのでしょうか。。 それにしてもダイナミックですね。。


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  このウツィロポチトリという名は「南のハミングバード」という意味を持つそうで、「戦いで死んだ戦士達の魂は4年の間空の太陽を追い続け、その後はハミングバードに変身する」というアズテック神話から来ているのだとか。他にも彼にまつわる神話には数多くのバージョンがあるけれど、特異な受胎によって彼を生んだ母を、名誉を汚したと怒って殺そうとした400人もの兄弟達を大方殺戮してしまったという武勇伝にはなかなかのインパクトがあります。これは太陽神として月や無数の夜の星々と闘い、「夜明け」をもたらすという軍神としての側面ともオーバーラップしているようです(「光」のみを善とする限り、この戦いは永遠に繰り返されるわけだけれど...)。 いずれにしても「心臓を喰う」とされ、生贄の心臓を捧げる儀式があったという伝承は、いかにも獅子座(心臓・ハート・火)の新月にふさわしい、新たな小惑星神の誕生と言えるかもしれません。

さぁ今 まさに地球軌道を横切ろうとするウツィロポチトリさん。彼はこの夏口開けのルネーションで、わたし達にいったい何を囁きかけるでしょう? そんなことをチラリと意識しながら新月を迎えてみるのも面白いかもしれませんね(^_^。


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        もちろん、他にも注目すべきアスペクトは沢山あるけど、この新月に寄り添う星々が持つニュアンスはなんとなく感じてもらえたかな? 星読みのチャートはそれ自体が有機的で、ひとつの要素の中に全体を含み、また全体がひとつひとつの要素を映しそれに呼応しながら動いていく性質があることによく驚かされます。チャートを読めるひとは、ひとつのヒントとして自分なりに考えてみてね。

        そうそう、最後にひとつだけ。新月の翌日7月24日の夕刻から水星が逆行前のシャドウ・フェーズに入ります(実際に逆行を開始するのは8月13日乙女座11°台、順行開始は9月5日の獅子座28°台)。いつも言ってることだけど、仕事上どうしてもやっておかなければいけないこと(アポ取りやプランの仕上げ、コンセンサスを取るなど)は出来るだけ早いうちに終わらせておきましょう。重要なデータはきちんとバックアップを取ることも忘れずに。夏休みのいろんな予約もなるべく早めがベターかもしれません(無理はしないほうがいいけど...)。ちょうど夏休みシーズンを通して水星が逆行することになるので、陸・海・空の事故、そして火と水が関わるアクシデントにも十分気を付けて、心身ともに無理なスケジュールを組まないようにしましょう。要注意期は太陽・月・火星・天王星のスクエアが形成されるこの新月期から始まりそうです。この夏は本当にのんびりモードでいくのが一番かも?


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★7月新月のサビアン・シンボル★


        さてと、この新月のテーマですが... このブログを以前から読んでくれてるひとは、もしかしたらなんとなく覚えがあるかもしれないテーマの再来です。まず太陽と月がとっていくベースのシンボルは『アメリカ革命の娘』。そしてメインのテーマとなるシンボルは『溢血症状』。ただでさえ猛暑なのに、なんか暑苦しいイメージだなぁ…なんて思ったひともいるかな。。(^_^;

けどちょうど蟹座から獅子座への境界線を越えたばかりのこの位置を新月として経験するのって、いろんな意味で自分や世界の「今」を掴むための大きなヒントになりそうな気がします。たぶん、以前より今回の方がずっと身近に感じられるひとが多いかも...。

というわけで以前と重複するけれど、ところどころ今回のチャートを意識しながら書いていきますね。以前は満月だったこともあり対向度数との対比で説明しています。そして今回はDC上に新月が来ていることから、ASCに関わる対向度数も重要な意味を持ちそうです。



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        『アメリカ革命の娘』… なんだか闘う女達というイメージが真っ先に浮かんでくるけれど、これは対向する度数の水瓶座0°(山羊座30°)のシンボル『秘密のビジネス会議』と照らし合わせながら理解していくとわかりやすいと思います。この2つのシンボルには、米国の建国史が色濃く関わっています。米国の独立戦争は1775年~1783年。その間、フランスとイギリスの争いと密接に関わりながら、「代表なくして課税なし」を合い言葉に、植民地支配からの自由と独立を目指して独立戦争が進められていきました。

アメリカといえば自由主義、そして共和主義を国の基盤とすると言われているけど、これはこの独立戦争を通して支持された思想で、アメリカ建国の父と呼ばれるひと達(ベンジャミン・フランクリンやジョージ・ワシントン、トーマス・ジェファーソンなど)によって強く信奉されていたのだそうです。 もちろん当時の女性達も、革命とその思想を支えるにあたっては大きな役割を果たしたと言われています。地球上のほとんどの国々がそうであるように、アメリカという国もまた、多くの人々の血の犠牲と銃弾の雨によって産声を上げた、荒々しい歴史を持っているんですね(神話の霧に包まれた建国史を抱く日本はその意味でとても特異な存在と言えるかもしれません)。


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  米国の独立から100年ほど経った1890年、ワシントン・D.C.に 「 アメリカ革命の娘達(DAR)」という女性団体が設立されました。この組織は今なお活動を続けています。 その趣旨は、独立時に燃え上がった純粋な愛国精神を再び鼓舞すること。そして、米国建国の歴史を保持し、未来を担う子供達に伝統を伝えるべく、より良い教育の機会を与えること。 この精神はそのまま、革命当時の女性達が担ったと言われる役割そのものです。このシンボルを降ろした当時、チャネラーのエルシィがこの団体のことを知っていた可能性は高いだろうと思います。

一方、対向度数のシンボル『秘密のビジネス会議』はアメリカ建国の父達が秘密裡に開いた戦略会議や独立宣言のための会議というイメージと重なります。ひとによってはいわゆる「陰謀論」に描かれる "陰の支配者達" を思い浮かべるかもしれませんね。 いずれにしても、とてつもなく大きな時代の流れとそれを貫く精神のただ中で、人々の集合体をひとつの運動や組織としてまとめ導いていく目的のためには、あらゆるレベルにおいてそれだけの権力、思考力、行動力が必要だったはずです。そして多分、純粋な理念の裏側では清も濁も呑み干し、秘密を護り、必要なら冷酷にもなり得るだけの、大きくて複雑な器を持つ人格も…。 


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  建国の歴史はそのまま国と国、集団と集団との利害関係のぶつかり合いでもあります。あるひとにとっては崇高で美しい理想が、他のひとにとっては幸福を脅かす悪そのものにもなり得る。...これって、今もわたし達の歴史の中で、日々の生活の中で、いやというほど繰り返されている事実ではないでしょうか。 もしそのぶつかり合いを「悪」だと言うなら、悪もまた善と同じように、わたし達ひとりひとりの中に存在していることになります。 ちょっとしたことで「善」と「悪」は簡単に入れ替わります。何が正しくて何が誤りなのか? それも立場や観点によって変化します。 特に今のように厳しいエネルギーが充満するようなとき、利害がぶつかりあえば互いに自分を護ることにせいいっぱいになり、相手を思いやる余裕もなく文句を言うことに終始してしまうかもしれません。

水瓶座0°(山羊座30°) 『秘密のビジネス会議』 は山羊座の終わりでもあり、水瓶座の入り口でもある度数です。活動宮から固定宮へ。 山羊座の旅において、「大人」として究極の責任のもとに秩序と安定の確立へと邁進した精神は、これから水瓶座に入って、その理想を広く伝え、他の人々や集団に変革をもたらそうとしています。( でも水瓶座は人々の意識を変革はしても、自分だけは頑固に変わろうとしないかもしれません。魚座に至って自分を含めた全てが溶け始めるまでは...... ^_^;) 


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        こういった「個」と「社会」を繋ぐ意識を内部から支えているのが、獅子座0°(蟹座30°)の『アメリカ革命の娘達』を貫く精神です。 リベラル的観点から報道されることの多い今の時代、彼女達の姿は保守と伝統の権化のように見られているけれど、もともとは権力支配に反抗し、自由を求め、自分達の理想の国を創ろうとして闘った「革命精神」でした。 今も続くその血脈には、不屈のプライドと強い感情的モチベーションが血液となって流れています。「わたし達を見て!わたし達の根底には正義がある…!」と。 けれど、厳しい現実の日射しに耐え、自分が自分に与えた使命(または人生の目的)を着実に果たし、本物の自由を獲得していくには、おそらく持ち前の本質論に固執しているだけでは難しいかもしれません。 

世界に新しい時代をもたらしたアメリカ革命の精神が、一方では奴隷制度を長らえさせ、先住民族の集団虐殺という歴史を生み落としたのも事実です。 敵か味方か? 奪うか奪われるか? こういった心理は今もわたし達の身近に色濃く見られるように思います。

        アメリカ建国の影の推進力となった女性達の献身と力と誇り。伝統がもたらす美への郷愁。それは「家族」「身内」「仲間」を自分の手で護るという素朴な情熱から始まり、ひとつの大きな力へと育っていったのだと思います。それは「母」なる力だったかもしれません。そして閉じた扉の向こうで密やかに行われる 『秘密のビジネス会議』。これはある種の権力、または少数のエリートを象徴するものです。至高の「父」がふるう力。 全体が音を立てて動こうとするとき、これらははたして悪か?善か? そのどちらでもない「必要悪」または侵しがたい 人間の「現実」 なのか? 秘密はどんな理由があれ、全て明るみに出されるべきなのか? 何が正しくて何が誤りなのか? ...その答はこれから先の、わたし達ひとりひとりの思考レベルと想像力の中にしか存在しないのかもしれません。


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  わたし達個々が胸に秘めるモチベーションは様々です。わたし達はそれを使い、これからしばらく獅子座を旅する太陽の下で、自分の創造性を追求していくことになります。それはともすると増大していくエゴに対す様々な問いと挑戦の旅になるかもしれません。 一方、わたし達の内的宇宙の中心部で開かれる、最高レベルの秘密会議に必要な資質とは何でしょうか? これらのシンボルを使うにあたって考えられるひとつの希望(そして求められる条件)は、わたし達の自我が抱える欲望と矛盾が創り上げた世界の真実をあるがままに見極めていくこと、それをけっして諦めずに続けていくことなのかもしれません。


        さて、エネルギーは次のシンボル獅子座1°『溢血症状』に向かっていきます。溢血って一般に、何らかの原因によって脳や体の血管が破れるか詰まって神経細胞が阻害される状態を言います。それは突然起きていのちにも関わる危険な状況です。また特に脳出血の場合、一番多く見られる原因は高い血圧だと言われています。けど猛暑の夏場は血液がドロドロに固まる脳梗塞にも注意が必要とも聞きます。おそらくこのシンボルは、血圧に関わるこれら一般的な症状を総合したイメージなのではないでしょうか。


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  サビアン・シンボルは描かれた情景そのまんまが顕れることも多いので、もしかしたら突然、何らかの発作に見舞われるようなケースや、そんな出来事に偶然遭遇するようなひともいるかもしれません。けれど、このシンボルが象徴している基本的な状況って、こころや体の内部にいつのまにか溜まりに溜まってしまった不自然な圧力が、あるとき突然解放されて噴出するような体験だと思います。もしかしたらそれは、限界まで蓄積されたフラストレーションや徒労感の噴火かもしれません。それは怒りの形をとって顕れるかもしれないし、突然、全方向的に感情が高まって叫びたくなったり、いつもならあり得ない行動を取る…という形で顕れるかもしれません。普通に歩いてたのに、突然何かに足をすくわれて転んだり、階段から足を滑らせたり。そんなことも考えられます。これは何かのサイン。そしてどんな形で何が起きるにしても、いったん放出されたエネルギーは周囲を巻き込んで拡がっていきそうです。

ひとつ前のシンボルではアメリカ建国の革命精神を支えた女性の姿が、ここでは突然の溢血症状となって出て来ました。うーん、これはいったい何を意味するのかな? じゃ、これも対向度数のシンボルを反映させて考えてみましょう。獅子座1°の対向は水瓶座1°の『日干し煉瓦造りの古い伝導所』です。


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        「日干し煉瓦」は強い日射しの下で乾かし固めたブロックのこと。そして「伝導所」とは、ある特定の信念や信条を、まだ馴染みの無い地域に広く流布させるために設けられた拠点を指します。それはある宗教かもしれないし、政治的な思想かもしれません。あるいは、新たな世界観を分かち合うコミュニティ作りに関する運動かもしれません。燃えるような日射し、燃えるような情熱。これこそがやるべき正しいことなんだとひたすらに信じ、伝導者は駆り立てられるように進みます。

けれど、新たな土地で馴染みのない文化を持つ人々に、馴染みのない信念や新しいものの見方を広めようとむやみに立ち入れば、その反動もまた大きいと思わねばなりません。怖れて誰も耳を貸してくれないかもしれません。馬鹿にされ、怪しまれるだけかもしれません。また、たとえ良かれと思ってその地を訪れたとしても、それが原因となって知らずに新しい病気を持ち込むことだってあり得ます。不測の事態が起きて、悪魔呼ばわりされたり阻害されるかもしれません。 

そんなとき、熱意の伝導者はことを急がずにじっくり構えていられるでしょうか? 肩の力を抜きながら相手の価値観に立ち、想像力を使い、こころを寄せながらも自分であることを護り、信頼を勝ちとることは出来るでしょうか? 


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  こんなに正しいことを言っているのに、何故わからないんだ? みんなのためを思ってこんなに苦労してるのに! 伝導者は頭に血が上る思いを何度も経験するはずです。中には無理がたたって本当に脳溢血を起こすひとだって出るかもしれません。古い日干し煉瓦の建物には、「自分にしか出来ない」という使命感を携えてそこにやって来た、多くのひと達の様々な想いが刻まれています。彼らの理想は、使命は、その後どうなり、その地に何を生み出したでしょう? 伝導者達はどんな運命を辿ったのでしょうか。。 そして本当に...本当に彼らは自分自身のためではなく、その言葉どおり相手のために、あるいは「神」のために行動したのでしょうか? 伝導し、誰かを教化することの意味とはいったい何なのでしょう? 彼は神を「見た」のでしょうか? それとも神とは、個々の胎内宇宙に描像される「永遠に裏切ることのない至高かつ全能の父」の射影であり、その神に認められることが全てなのでしょうか?


        獅子座の初期度数には、突然の溢血症状というちとショッキングな光景がセットされています。獅子座らしく周囲の注目を浴びそうなシンボルではあるけれど、笑って済むようなことで終わるとしても、ちょっとお騒がせな感じです。おそらくここにはひとつの警告が含まれていそう。。 獅子座の旅は自分自身の創造性をめいっぱい追求し、自分がこの世界の王であり女王であるイメージを素直に満喫しながらエゴのパワーを増大させていく行程です。 獅子座のエネルギーには善意があり、与えることの歓びを感じる力もあります。若々しい純粋さを失うこともないでしょう。 けれどそのためには、常に自分自身の風通しをよくしておく必要があります。ともすると崩れがちなバランスを整え、固く凝り固まった精神の筋肉をほぐして自然な姿勢でいられることが大切です。


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  自分は自分であり、あなたはあなただ。それ以下でも以上でもない。ときに自分は何者でもないのかもしれない。それでも構わない。自分という名の胎内宇宙を統べる王は常に自分であり、秘密会議の全責任を負うのもまた自分自身なのだから...。 他者が称賛するなら胸を張って受け入れよう。しかし、それは必須ではない。真の価値と自信はそこに依拠するものではない。…内界と外界とを繋ぐ、精妙でとてもデリケートなバランス。 これが崩れたとき、おそらくわたし達は大きなフラストレーションに見舞われます。フラストレーションは怒りを呼び覚まし、頭に血がのぼります。もしかしたら、気付かずに誰かの琴線に触れるようなことを口走ってしまうかもしれないし、突然気が変わって全ての意欲を失ったりするかもしれません。すべてに行き詰まった感覚に襲われ、暴力的な衝動に駆られるひともいるでしょう。症状は突然起こってきます。何が起きたのか、すぐには誰にも理解できません。。


それでも。もしわたし達が本当に未知の領域へ踏み出していくのなら、この獅子座の初期度数は願ってもないスタートラインだと言えるのかもしれません。だって、とにかく滞っているものがあれば全てを一度吐き出すような力が加わるのだから。いっときどんなにハチャメチャに見えたって、やがて物事も自分自身も、収まるところへ収まっていく。たとえその途上ではもう、ペシャッと凹んだとしても。。。 

        ここで受けていく獅子座のエネルギーは、きっとわたし達に再び快活さを与え、背筋を伸ばして真新しい玉座につかせてくれるような気がします。それはもしかしたら、今まで見たことも考えたこともないようなカタチをしているかもしれません。いえ、カタチなんてあるようで無いのかも。わたし達と宇宙の創造性が、もうひとつ奥まったレベルまで行ったりしないかな(望みすぎ?w) どうなるかはわからない。けど、そのわからない何かを楽しみに、この新月期を過ぎ越していきましょう。

蝉達や鳥の声、そして夏草達が奏でる無音のお喋りに耳を澄ませ、強大な日蝕へと誘う宙のプレリュードに聞き入りながら...。



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have a great trek!!!★



hiyoka(^_^

July 16, 2017

レイモンド・メリマン 週間コメント7/17【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2017年7月17日(フリー版より)

翻訳:hiyoka     
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自 身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧でき ますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さ んでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近 いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “JPモルガンチェイスのCEOジェイミー・ダイモンは、金曜に行われた決算会議会見において米国連邦政府へのフラストレーションを露わにした。『もうほとんど米国人であることが恥ずかしい域に入っている... 米国内で対応しなければならない馬鹿者共の言葉を聞くことさえ厄介だ』ダイモンはあるアナリストの質問にこう答えた。『グレート・リセッションからかれこれ8年経つ間に、政治的愚かさや行き詰まりにもかかわらず我々は1.5〜2%の成長を遂げてきた。米国のビジネス界には力があり強靱なのだ』彼はなおも言った。『私が言っているのは、もしもっと賢明な決定がなされ、政治の膠着状態が壁になりさえしなかったら、もっと強力な成長を遂げられたということだ』”

— Evelyn Cheng
  “Jamie Dimon Blows Up at DC Dysfunction”

  cnbc.com 2017年7月14日付


        2016年の米国大統領選に影響を及ぼす目的のロシアとトランプ一家を結び付けようと試みる「明白な証拠」にもかかわらず、米国株式市場は先週新たな高値水準まで舞い上がった。ドナルド・トランプJr. がロシアの弁護士と防諜機関エージェントに会っていたという先週のニュースが示したように、株式市場にとっての最大のリスクが政治領域であることに変わりはないが、投資家達の興味はこの時節に発表される収益報告の強含みの見通しの方により集中した。その期待を受けて、金曜にはダウ工業平均とS&Pの両方が新高値まで噴いた。ナスダックはこの浮かれ騒ぎに参加するにはあとほんの20ポイントというところだった。また、インドのCNXも新高値をつけた。香港のハンセンは2年ぶりの最高値水準に跳ね上がった。他のほとんどの指数も先週は騰がったが、これらが突出していた。

        先週目立った他の市場は米ドルとオーストラリア・ドルだった。米ドルは去年9月以来の最安値水準への継続的な下落が目立ったが、これはまさに、2017年1月前後の6ヶ月の間に — 特にもし共和党が選挙に勝った場合 — ドルがトップアウトするという私達の2年間にわたる主張を明確に裏付けている。ここ10年の天井は2017年1月3日に示現した。またオーストラリア・ドルもまた先週は注目に値した。ついに重要な下降トレンドラインを突き破り1年以上ぶりの高値水準に噴き上がった。これも過去のいくつかのMMTAインターナショナル・サイクルズ・リポートで提示した私達の予測とよく一致している。オーストラリア・ドルに加えて、英国ポンドも先週は10ヶ月ぶりの最高値レベルまで鮮やかに反騰した。これはどうも、観光旅行に出かけるにあたって最も重要な夏休みに間に合うよう戻ったという感がある。英国人はなかなか賢い!


米ドルの下落を受けて、ほとんどの商品相場もまた反騰した。金と銀は7月10日月曜には数ヶ月ぶりの最安値水準まで落ち込んでいたが、その後の週後半には調子良く反騰した。この反騰は本物なのか? これは今週発行予定のMMAサイクルズ・リポートにおいて、私達が詳細に解説するポイントの1つだ。また、ダウ平均とS&Pに示現した史上新高値についても解説し、これらのより長期のサイクルを通した観点からその重要性について分析していく。

まもなく発刊予定の改訂版『The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 1: Cycles and Patterns in the Indexes』のために行った研究を終えたばかりの私には今、分かち合うべき情報が沢山ある。サイクルを理解するにあたっては、最新の調査が非常に重要だ。これらのサイクルについての過去の研究がなされた12年前と比べてどれだけの事が変化したかは、全く信じがたいほどだ。 同時に、当時なされた研究の多くもまた今なお効力を維持していることについても、信じがたいほどの驚きだ。だが全てというわけではない。いくつかの事例においては、僅かではあるが重要な改変が必要となった。




≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        “国際通貨基金専務理事クリスティーヌ・ラガルドは、FRB議長ジャネット・イエレンによる最近の所感は時期尚早だったかもしれないと示唆し、自分の人生の中で今一度の金融危機が訪れる可能性は排除しないだろうと述べた。『いつかある日、もう一つの危機がやって来るかもしれない... 私は末永い人生計画を立てているし、彼女(イエレン)もそうであることを願っている。だからこそ私はその計画自体に全てを賭けたりはしない。何故ならここ10年以上の間、私達は複数のサイクルが動いているのを見てきたし、それを排除するつもりはないからだ。』ラガルドはこう語る。”

— Karen Gilchrist, Karen Tso
  “I Wouldn't Rule Out Another Financial Crisis, Says IMF’s Lagarde”

  www.cnbc.com 2017年7月12日付

        “FRBが遂行してきた施策が功を奏したせいで "我々の人生が続く間に" もう一度金融危機が起きることはあり得ないだろうとイエレンは予測した。”

— Jeff Cox
  “Yellen: Banks 'Very Much Stronger';
  Another Financial Crisis Not Likely 'In Our Lifetime'”

  cnbc.com 2017年6月27日


        金融危機がもう起こらないという可能性は、人生の中で二度と戦争は起きないという可能性と同じだ。どちらの見解も見通しとしては有りだが、それは異なるサイクルのどれを採るか、そして「金融危機」と「戦争」をどう定義するかにかかっている。

たとえば私達独自の株式市場研究において、米国株式市場には長期72年サイクルが存在し、その中で50%〜90%の下落が起きることが明らかにされている。これは実際4つの歴史的事例において73年〜77年の幅を持ち、直近では2009年に底を付けた。それ以前では1932年と1857年だった。また1784年には英国市場にこれが見られた。このサイクルを基に考えるなら、私達が8年前に目撃したような市場崩壊が私達の存命中に株式市場に見られることはないだろう。

しかしながら、他にも株式市場には90年サイクルが存在する。これは1761年、1842年、1932年につけた歴史的安値に基づいて測定されるものだ。どちらが支配力として優勢かを決めるにはまだ歴史的データが足りない。だが、もし90年サイクルがより強力なのであれば、次回は2022年(±15年)の内に訪れる。

        こうした「暴落」はまた、土星、天王星そして(または)冥王星が、互いにハードアスペクトを形成する時 — とりわけ土星と天王星のコンジャンクションとオポジションの時に発生する(1987年〜1988年、2008年〜2010年)。土星と天王星がコンジャンクションやオポジションを形成する時期は2032年6月28日まで来ない。しかしながら、両惑星は2021年にウェイニングスクエアを3回形成し、その前年となる2020年には土星・冥王星がコンジャンクションを迎える。これは継続中と見られる90年サイクルの中間部に近い。それはおよそ84年±7年ごとにやって来る。

それにしても、イエレン — 彼女はポジティブで楽観的な獅子座だが — 72年サイクルが示唆するように私達の残りの人生にもう金融危機は起こり得ないと考え、翻ってより心配性の山羊座であるラガルドが90年サイクルの暴落が起きる可能性を見ているというのは興味深い。思うに、ラガルドはサイクル理論を研究しているのではあるまいか。歴史を通して一定の間隔で起きてくる特定のテーマの反復に魅せられるのは、太陽を山羊座に持つ人間(私自身もそうだが)にとってはごく自然なことだ。

        来週 — そして再来週 — もまた、ジオコズミックな見地からすれば "魅惑的" だ。7月17日と20日に太陽と火星が天王星に対してカーディナルスクエアを形成する。これは非常に燃え上がりやすい取り合わせで、長期にわたって継続してきた支持帯や抵抗帯を破壊するような、突然で(または)急激な価格変動としばしば同期する。言葉を換えて言えば、非常に短い間に市場は予測したレベルを超えて動き、その後また反転して予測するよりもっと激しく反対方向に動く可能性があるということだ。

どちらのアスペクトもレベル1タイプ — 市場のリバーサルおよびプライマリーサイクルの天井または底に相関するジオコズミック・サイン中、最も強力なグループだ。そして次の週もまた同等の重要性を帯びている。7月24日に金星が土星にオポジションを形成し、これを追って26日には獅子座の初期度数で太陽・火星コンジャンクションが起きるからだ。しかも、それでも市場の尻を突くにはまだ足りないとばかりに、ヘリオセントリックの水星が7月26日からボラタイルな星座宮、射手座を12日間にわたって運行し始める。

それからあまり間を置かずにやって来るのが、8月21日の火星とコンジャンクトした獅子座の日蝕だ。この食はドナルド・トランプのネイタルの火星とアセンダント上で起きる。私達は宇宙地震のただ中に入ろうとしているのだ。米国中央部をその暗部に包み込む食が起きるのは、1918年以来初のことだ。これを乗り超えていくのはおそらく奇妙な体験だろう(私達は皆、乗り超えていくだろうが)。来月の私達は文字どおり、ドラマチックな大自然の攪乱と共に、個々のサイコパス的人物や組織的テロリストグループなどの非常に異様な(そしておそらくは危険な)人間行動を目の当たりにすることになるかもしれない。したがって当然ながら、特別な警戒と危険認知が必要となる。

また同じエネルギーを前向きな観点で見るなら、太陽・火星コンジャンクションの歴史に基づいた10%の下落が始まる前に、企業収益の発表が世界のいくつかの市場をより高値へと推進するかもしれない。その高値が示現する期間は7月26日の前後6週間であり、そしてやはりサイクルに基づくなら、安値は10月中旬までに終了するはずだ。







訳文ここまで
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