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ー2017年の占星学から見る世界と個人の運気予測ー
『マンデーン2017』
レイモンド・メリマン著 [Kindle版] Amazon Kindleコーナーより発売されました。マンデン・アストロロジー/社会占星学に興味ある方にはとても面白い内容だと思いますので、ぜひご一読ください。
内容紹介記事(+スペシャル掲載記事)こちらです。

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『マンデーン2016』こちらもマンデン・アストロロジーの知識が満載です。併せてどうぞ

December 28, 2016

○12/29の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

12月29日04:40
 ちょっとだけ言い足りなかったことを加筆しました。
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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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★新月タイムスケジュール★
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで  12月29日16:12前後、北海道周辺で 16:18前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は15:53前後、沖縄周辺では15:24前後に山羊座 07°59’で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 】
*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 山羊座7°~8°ー 発効期:12/29~1/27 】
  "A veiled prophet of power"
『ベールを被った有力な預言者』

  "Birds in the house singing happily"
『幸せそうに歌う家の中の鳥達』

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★「真実」の異なる側面や他の次元の存在を予感する
→★想像力の豊かさ、またはひらめきや天啓に打たれる
→★発作的な感情やエネルギーが押し寄せて翻弄される経験
→★利口で防衛的なやり方で自分が抱く真の意図を誤魔化す
→★ミステリアス、または型破りな演出による自己プロデュース
→★目に見えているものが全てではないという事実に気付く
→★気の小ささを自慢げな様子、または余裕ある態度で覆い隠す姿
→★内面の脆さ、または繊細さを護るために鉄の規範に依って生きる
→★様々な話題を大げさに伝える、または果てしなく喋り続ける
→★長く置かれてきた環境に知覚能力が飼い慣らされてしまう危険
→★天賦の才能として備わる「隠された美」への独自の嗅覚や感知力
→★閉じこもりながらも自分の見てくれを気にする、または自己賛美に陥る
→★「家」を自分なりの美、プライド、安全の印として捉える傾向
→★美しく清らかな世界と血みどろの闘いの世界との間で感じる葛藤
→★掟、階層、規則、命令、既存の信条の枠内に留まっていたいという願望
→★社会の現状を受け入れ、今自分の手の内にあるものでベストを尽くす
→★厳しさの中で置かれた環境や今の現実に適応していく挑戦・・・→


エネルギーのポイント:『不確実性の壁を前にした乱反射、逡巡と適応力』

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前回の満月は異様に長かったので今回はその反省をこめて(?)というかみんな忙しい年の瀬でもあるし、なるべく短くまとめて....みます(^_^;。


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        2016年。世界には沢山のことが起こり、東アジアの島国に住むわたし達もまた、大きな「変化」の足音を少しずつ身近に感じ始める…そんな年になったのではないでしょうか。そしてもちろん、わたし達個人の人生にも本当に沢山のことがあったと思います。そんな中、いよいよ今年最後の新月ですね。強力な惑星フォーメーションが続くときは、目に見えないエネルギーの怒濤の流れに心身がなかなか追い付けず、時間が加速しているように感じられることがあります。わたし達の意識って、起きている間は間断なく覚醒しているように思うけれど、本当はバッバッと不規則に点滅して周囲を照らすライトに過ぎないのかもしれません。そして抜け落ちた「コマ」を、わたし達はそれぞれの想いや信条を通して出来事の「事実」、つまり「世界」として組み直しているのかも…。


★12月新月の星模様 ★

        さて今年最後の新月は、変化へのプロセスがスタートした2016年を締め括るのにふさわしく、とってもダイナミックです(そしてその結実である来年1月12日の満月も!)。メリマン・コラムでも12月19日の水星逆行〜1月12日の満月までの期間は「数多くのジオコズミック・サインが発効する強力な時間帯」と指摘されていましたね。 こうして新月の瞬間だけを切り取ったチャートを見ても、すでに多くの強力なアスペクトが形成されています。


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  まず目に付くのは新月図のアセンダント(双子座のクリティカル度数!)を支配する逆行の水星が太陽・月にコンジャンクトしていること。そしてMC上に乗る海王星、近接の火星にセクスタイル、ICに乗るオルクスにはトラインを形成していること。これはMC・海王星・火星とIC・オルクスのオポジションを新月と水星が「調停」する形です。この調停というフォーメーションは、オポジションでにらみ合う両者に調和的なエネルギーの流れをもたらすと言われています。ただ、必ず良い方に向くとか、助けになるかというと、そうならないケースもあります。ひとつ言えるのは、ときに相反し矛盾するオポジションのエネルギーを、それぞれに感知し、ひとつに受け止める力が働く…ということかな。けれどそれを上手く処理して前向きなイメージや行動に繋げられるかどうかは、どれだけそのエネルギーを「理解」しているかにかかっています。 相反する引力を受けてそれを感じたとしても、かえって迷ってしまったり、安全第一で内に籠もってしまったり。何となくやり過ごす方向に行きがちで、かえってエネルギーに翻弄される…なんてケースも見られます。

この水星(そして新月)の位置は、キーワードにも出て来るように「強力なインスピレーション」をもたらす度数です。特に山羊座6°台に位置する水星は、そのエネルギーを強く拾うかもしれません。。 ここでもたらされる啓示のソースが何であるかは、ベールに覆われていてわかりません。逆行の水星が関わるということは、「過去」や場合によっては「過去生」に絡む何かがひらめくのかもしれないし、そんな閃きが現状を照らし、何か行く末に関わる「予兆」を感得するひともいるかもしれません。 たとえ些細なことであっても、それは未来に向かうそれぞれのプロセスにとって、とても大切な鍵になり得ると思います。


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        ただここでひとつだけ注意しなければならないのは、サビアン・シンボルに出て来る『ベールを被った有力な預言者』が持つ意味の両義性です。

山羊座は権威を象徴する星座宮です。また厳しい「境界線」を引くこととも関わっています。特に山羊座の第1ディーカンは、社会的な構造の頂点を目指し、力を駆使して揺るぎないシステムを構築しようとするエネルギーが強い領域です。そこに投影される「偉大な預言者」像は、ともすると、伝えられたインスピレーションに絶対的な権威を持たせたり、やみくもに掟を定めたり、異なる方向性を認めず排除しようとする要素もまた併せ持っています。それが昂じると、傍から見て(本人は全くそう思わないままに)エリート意識や一種のファシズム的言動だと感じられたりする場合があります。 エネルギーは受け取る側の使い方次第。異次元のフォースを含むかもしれないこの力を、肩の力を抜いて、まっさらな子供のようなこころで受け止められるかな?

わたし達に啓示を与えてくれる大元のエネルギーそのものは、とても純粋なものです。けれどわたし達人間の脳裡で翻訳されるとき、それは必ず自分自身の過去の記憶や馴染んだ世界観のフィルターを通り、変容します。 わたし達が何かを「ことば」にするときって、ほとんどの場合、どこかで恣意的な選択が行われるのと同じように。。 そして、わたし達は常に「未知」を、馴染んできた「既知」に置き換えようとします。だってそうしないとやっぱり不安だし。。(^_^;

けど水星は逆行中。 ってことは…素晴らしいインスピレーションをキャッチしても、ステキなヒラメキを得ても、焦って動かなくていい。無理に意味付けなんかしなくてもいい。ただしばらく胸に秘めて、楽しみながら(またはあれこれ吟味しながら)温めておくのも手ではないでしょうか。 1月8日、水星は再び射手座の銀河中心とコンジャンクト中のフォルス(突然噴出する過去の蓄積、またはお酒や食物による失敗、疾病などを経て辿り着く癒し)をかすめて順行に転じます。そして1月20日〜21日にはまたこの預言者の度数に戻って来ます。 そのとき、魚座の小惑星パラス(理知)とはセクスタイルに。 またその日の太陽は水瓶座に入居したての0°台で、新たなエネルギーが降り注ぎます。なので順行の水星とパラスの組み合わせは、温めてきたひらめきに形を与え、重要な選択の機会を与えてくれるかもしれません。


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        一方、新月時に魚座9°台のMC上に位置する海王星も、またインスピレーションをもたらす惑星です。そして1月1日の午後にはここに火星が来て正確なコンジャンクションになります(対向には冥王星のエージェント、オルクスが…)。魚座の火星と海王星の組み合わせでは、火星もこの度数ならトリプリシティではあるものの、やはり海王星の天下です。霧のように拡がっていく夢や想像力、美しい理想や犠牲的精神。とめどないクリエイティブな力。。 一方、行動力の火星は曖昧模糊とした物事は苦手です。白い霧のホワイトアウト状態の中で方向が定まらず、不安やフラストレーションを溜めるひともいるかもしれません。そんなとき、何か小さなことでも突然起きたりすると、わたし達はパニックに陥りがちです。力を抜いて流れにまかせながら、そっと目を見開いてさえいれば…何とかなるのに。目を瞑りクローゼットに駆け込もうとしてつまずかないよう、気を付けなくちゃ(^_^;。

それでも、火星が持ち前の性急さや闘争心、溜まった感情の澱を魚座の霧の中でまったりと溶かすことが出来たなら。 溜めた息をふぅっと吐きながら、海王星の深いハートの声に耳を傾けることが出来たなら… もしかしたらこの組み合わせは大きな創造力に変容していくかもしれません。  今、それは何か具体的な成果をともなうものじゃないかもしれない。けれど、魚座が擁する源泉の深みにダイブしていく火星の火は…男性性と女性性(あらゆる二元の源)の最後の壁を溶かし、新しい次元のエネルギーを(一瞬でも)感知していく力となる可能性を秘めています。 それって最高にクリエイティブなことです。何か一歩でも先へ、奥へ。火星の純粋な欲望が、魚座の海王星の最善のエネルギーに触れることが出来さえすれば!!

魚座の9°〜10°は、何かこう、手探りしながら可能性を感じ取っていくような、先の見通しを「見る」のではなく「感じ取る」ような、そんなエネルギーです。そして対向のオルクスは、わたし達の行為に対する審判と結果を突き付けてくる星、常に「因と果」を意識させてくる星です。 社会面でも個人的人生においても厳しい存在だし、今は土星・海王星の下で世界に蔓延した様々な欺瞞の結果を突き付けてきているけれど。。 それでも今、霧の中を行くわたし達にとってのオルクスは ― 自分の行動の責任を全うするこころさえ失わなければ ― もしかすると一種のカーナビみたいな役割を果たしてくれるかもしれません。 だから。たとえ強烈な体験をしたとしても、それを火星の大好きな「冒険」と捉え直し、自分の情緒のジャングルに分け入ってみる。そんな気概を出来るだけ持ち続ける。それもまた、この時期は大切なポイントになると思うのです。


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        そして。太陽と月は山羊座8°のエネルギー『幸せそうに歌う家の中の鳥達』を放射していきます。前のシンボルは立派な預言者がおごそかに何かを予言する感じだったけど、このシンボルはうって変わってドメスティックな雰囲気。鳥達は元々厳しい自然に適応し、自由に木々を飛び回る存在です。彼らの「歌」は求愛であり、餌をねだるヒナの声であり、そして仲間に危険を知らせる警告の叫びです。そのどれもが、生きていく上で大きな意味を持っています。けれど、このシンボルの鳥達は、家の中に置いてあるケージの中で、ただ幸せそうにさえずり、羽をつくろっています。餌を探す心配も要らないし、天敵に襲われる危険もありません。 今家中に響き渡るのは、安泰だと感じているからこそ歌えるメロディではないでしょうか。。 

大いなるインスピレーションを得て、自分なりの未来とその変化を予感したわたし達は、ちょっと怖くなるのかもしれません。まだ何も起きていない。何も顕在化してない。でも、感じる。何かがひたひたと迫って来るかも。どうなるんだろう?  例えばそんな感じ。。ここにはある種の「臆病さ」が見え隠れしています。おそらくその臆病さは、外界では身を護るために絶対に必要な要素のひとつです。けれど、一度異次元のパワーを受け取った身が、ケージの中で身繕いにいそしみ、ただルンルンしていられるんだろうか?  このシンボルにはそんな問いかけがこめられていそうです。。

わたし達は、何か変化を前にすると怖じ気づきます。たとえそれが、自分がこころから望んだものだとしても。そして、今居る場所の居心地の良さを離れたくないと思います。変わりたくない。外に出たくない。どこかでわかっているんです。

『世界は厳しい。一歩外に出れば、そこには血みどろの闘争が繰り広げられているかもしれない。暴力的な世界が拡がっているかもしれない。 または、今まで自分が信じていた世界がたちまち消えて、否定したくなるような現実が待っているかもしれない。内々の楽しい世界に留まっていたほうがずっとマシだし、そんな中にいる自分が好きだ。いつものやり方をしていれば、今まで創り上げてきた「自分」でいられる。周囲の皆もそう受け取めてくれる。だから… 』 
 

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  わたし達はカオスを怖れます。自分でコントロール出来ない状況を嫌います。だから、なるべくなら自分が支配出来る環境の中で、自分好みのコスプレを続けていたいと望みます。自撮りライトを当てて凹凸の飛んだ画像の中で微笑む自分しか許せなくなります。 けれど、もうわたし達を囲うケージは小さくなり過ぎました。このままでは、やがて身動きが取れなくなりそう。 もちろん、それは今すぐじゃないかもしれない。けれど、多分、近い将来。。。  どこかでわかっているんです。何かわからないものが刺激してくるから。 けれどその反動として、「合理化」も起きてきます。わたし達は「現状」に留まるために、いろんな理屈付けをするのが得意です。

いつかは大きな波がやってくる。そしたらわたし達は裸になって、ひとりひとり、その波の中に入っていかねばならない。成長するために。生きるために。 勇気を持って、冒険の旅に出なければならない。この新月はそんな変化への予兆と、それがもたらす戦慄、そして新たな旅へのいざないにどう応えるか? どう適応していけるのか? を問いかけているような気がします。 さらに自分にとって「変化」とはいったい何なのか? 自分の何が変わるのか?という問いかけさえも。。。


       新月図には他にも沢山のアスペクトが形成されています。たとえば12月27日の夜明け前に正確なオポジションとなった木星と天王星。それに絡んで、山羊座の小惑星イカルス、蟹座のケンタウルス族キラルス、そして牡羊座の天王星に寄り添うエリスと小惑星セレスでグランドスクエア。 政治経済や地政学的な側面、自然現象から社会的な事件まで、今までにも沢山の驚くような事件が起きてきました(良くも悪くも多すぎて、すぐに忘れてしまいそうになるほど)。。 今回もそんなエネルギーは十分過ぎるほど発効中です。生命やリソースの犠牲と損失をもたらす物事が起きる可能性はいまだに続いています。また虐待や権威の誤用など、ダークな側面も引き続き尾を引いていて、その発覚も考えられます。 個人的な影響としては、「高く飛びすぎる」「自分を過大評価し過ぎる」「分を超えた言動」に対しては、どうにも身動きが取れない状態に陥ったり、文字通り拘束されるようなことも考えられるかもしれません。。


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  また水星逆行中でうっかりミスや大小の事故が起きやすい時間帯が続いているさなか、魚座に入った火星がネッソス、月のノード、海王星、オルクスと次々にアスペクトを形成してきたことも気になります。それに獅子座に入った小惑星ヴェスタと射手座の土星がセスキスクエアを形成し、魚座のネッソスとはクインカンクス。これは「火による浄化とその結果としての解放」という意味があります。これを「霊的な火」が燃える体験として味わうひともいると思うけれど、念のため。引き続き、火の元には十分注意しましょう。

また、天王星、そしてエリス・セレスの"ダークな女神達"というお騒がせなトリオは現在木星を対向に迎え、さらに射手座の土星とはトラインを形成しています。これに双子座のカオスを加えればミスティック・レクタングルの出来上がり。 しかも射手座の土星・魚座のカイロン・双子座のカオスはTスクエア。これはとてもとても複雑なエネルギーです。がっちり拮抗するグランドスクエアがあり、そして相反するエネルギーが内部をもの凄いスピードで駆け巡る感じのレクタングル。そして「ここまで!」と境界を引くそばから侵害され溶け崩れていくような、ダイナミックな精神の苦悶(土星とカオス)と、その頂点となるカイロンの「権威をめぐる闘争」がもたらす傷、そしてそれを凌駕するブラックアウトの可能性。。。  様々な方向性を持つエネルギーが同時に働くため、わたし達の感覚は日常意識を保ちつつ自動的にふるまうだけで精一杯になるかもしれません。キャッシュを使っていつものように、いつものことをして、いつものようなことをひたすら言い続けるみたいな。それが平和…みたいな(^_^;。 

        でも、わたし達にはそんな状況もときには必要なのかもしれません。だって一昔前なら考えられないくらいの強力なエネルギーに締め上げられているのですから。 もう、これに慣れていくしかありません。 外の嵐はシャットアウト。ただ何も考えず、部屋を整理して一年のホコリを払い、家具を動かし、花を買い...自分が居る鳥かごを綺麗に飾ってホッコリする。スッキリした環境の中で深呼吸し、なんとなくハミングしてみる。これもまた、とっても大事なひととき。(山羊座7°から次の8°への流れを見るなら、心地良いケージで歌う癒しのひとときを過ごした鳥達は、身も心も純粋になって次の冒険へと踏み出していくんですね。。)

ただアンテナを仕舞い込んだまま、夢遊病のようにふるまうのじゃなく。 少し休んで元気が出たら精一杯手を…ハートを…拡げて。 複雑なフォーメーションを組むあまたの星々から降り注ぐエネルギーは、複雑だからこそ、何処からでも、一瞬にして境界を踏み越えて羽ばたくエネルギーに化ける可能性を持ちます。わたし達はいつもその機会を手にしています。 今、ここに居る自分という存在が世界に、宇宙に、何らかの意味を持つこと。あるいは世界に意味を与えていること。その、笑ってしまうほど小っぽけで不思議で大きな謎を、唯一の灯火として、足下深くを見据えながら...。


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        この新月は2016年〜2017年をまたぎ、またもや強力な満月へと結実していきます。「一年の計は元旦にあり」って諺があるけれど、このお正月はわたし達ひとりひとりにとって、意識しようとしまいと、何か特別なプロセスとなるのかもしれません。

苦しいひとも、ウェーイwなひとも、その自分をあらしめ、動かしているエネルギーの実体をほんの少しでも感じられるといいな。 そしてここに存在し生きることの、震えるほどの凄さを感じてちょっと笑ったり出来ますように…。


  今年一年、『言葉のパワースポット』に来てくださった方、星読み記事やメリマン・コラムを読んでくださった方、ありがとうございました。 また来年も、ときどき休んだりしながらきっと続けていくと思います。 

今それぞれの場を生きてる沢山のフツウの戦士さん達。来年もどうか良い旅を!(^_^)/


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have a great trek!!!☆

hiyoka(^_^


December 25, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント12/26【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年12月26日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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お知らせ
来週のメリマン・コラムはホリデー・シーズンの休載です。
また、来年1月9日付のコラムは抄訳になると思います。
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【告知】
来週のコラムは休載とさせていただく。私達にとってもホリデーの休暇だ。親愛なる読者の皆さんもどうか良いお年を。2017年が皆さんに多くの歓びと幸福をもたらしますように!

Raymond Merriman


≪ 先週をふり返って ≫

        今回は今年最後のコラムとなる。しかし、それにつけても世界とその国々にとって何という年だったろう。全てをふり返ってみたくはあるが、その多くを今年の『フォーキャスト2017』でやりおおせたところだ。ファイナンシャル・アストロロジャーにとって、今年は永遠に土星・海王星ウェイニングスクエアの年として記憶されるだろう。それは1)支持率より不支持率の方が高い二人の候補者を擁し、それが元で候補者を選ぶよりは候補者への反対票を投じる結果となった、私達が生きる時代で最も汚い大統領選、2)底を打った金利、3)底を打った原油価格 との相関関係を持っていた。

        ホリデーシーズン前の先週、いくつかの株式指数が史上新高値まで舞い上がるか、少なくとも数ヶ月ぶりの高値まで上昇した。例えばダウ工業平均は20,000近くまで騰がったが、12月20日に19,987で止まっている。これは前回のスペシャル・リポートで概要を述べた、12月26日の木星・天王星オポジションに関わるプライマリーまたはハーフ・プライマリーサイクルの天井が顕現しそうな時間帯の範囲内だ。

実際、木星・天王星オポジションを含むこの期間は、貴金属、原油、通貨、国債を含む全ての市場にとって重要性を持つ。ダウ平均が史上新高値をつけたにもかかわらず、S&P先物はそうならなかったことから、異市場間弱気ダイバージェンスの可能性が出て来ていることは興味深い。同様に、銀は同じ日の12月20日に4月11日以来の最安値水準15.67に下落したが、金はその前の週につけた数ヶ月ぶりの安値1124.30より上に留まっている。こちらは異市場間強気ダイバージェンスが顕れている。しかしながら、今はホリデーシーズンの相場であり、水星が逆行している(12月19日〜1月8日)ことを考慮するなら、これらのシグナルは確実とは言えない可能性がある。私達は1月最初の週がどんな様相を見せるかを待たねばならないだろう。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        今後1〜2週間の間にもし市場にそれほど動きが無かったとしても、それはジオコズミック・サインの不足によるものではない。また、もしかなりの動きを見せるなら、それは12月19日〜1月12に発効する数多くのジオコズミック・サインに沿ったものだ。この時期はトレーダー達が休暇を取ることが多く、取引高は減少し、値動きも鈍くなりがちだ。とはいえ、この期間は強烈なジオコズミック活動が  ― 通常の市場においては ― トレンドの重要なリバーサルに関連し、なおかつ世界では予測不能でおそらくは破壊的な自然現象や地政学的状況に関わる時間帯だ。

        私達はすでに、これらのジオコズミック・サインに関連する一連のテロリスト活動が再び活発になっているのを目撃している。こうしたシグナルの内、最も注目すべきは12月29日に起きる牡羊座の天王星の方向転換と結び付いた木星・天王星オポジションで、前後12日のオーブを持っている。牡羊座の天王星は危険だ。その一方で非常にエキサイティングでもあり、新しいアイデア、新しい希望、未来に向けての新たなビジョンをもたらす可能性を持つ。そのアイデアはラディカルだが、同時に非常に優れたものかもしれない。

したがって、私達は「次に何が起きるのか?」についての期待をともなう興奮と恐怖の感覚、その両方を抱えながら2017年に足を踏み入れることになる。11月末〜1月12日、そして再び2月22日〜4月21日に発効するカーディナル・Tスクエアが現在発効していることから、何事にも慣れるなど不可能だという考えに慣れておく必要がある。これらは何か質的に非常に未知な物事が進行しているというシグナルだ。私達は希望を持つことが出来る。そして変化と驚くような出来事を予測することも出来る。だが私達は、それらの変化や出来事がどんな形を取るのかを知らない。世界中が高度の警戒態勢に入り、何か新しい物事やどこか間違っている物事は無いかと見守ることになる。警戒心は天王星に関連するキーワード、「自由」と「解放」に焦点をあてるだろう。それは拡大するのか? それとも踏みにじられるのか? もし後者であれば、誰がそれに対して物を言う勇気(牡羊座)を持つのか?

        私の人生に起きた素晴らしい出来事の一つは、世界と経済、金融に対する独特の視点を持つ卓越した思想家達に出会えたことだが、その内の一人がテッド・リー・フィッシャーだ。今週彼と電話で話したのだが、その時の会話は私自身のジオコズミック・サイクルとリズムの知識とも考えあわせて今後1年〜3年の間に何が予測し得るかについてのより明確なアイデアへと導いてくれた。テッドは来年3月9日〜13日にサンディエゴで開催する「MMAインベストメント・リトリート」のメイン・ゲストとなる予定だ。彼は現在タイのプーケットに在住しているため、参加予定の方々にとってこれは得がたい機会になると思う。彼が公的な講演会やインタビューに出ることはそう多くない。彼の参加によって、この商品市場における伝説的なトレーダーと4日間起居を共にしながら学ぶ機会を作れたことは、私にとって光栄なことだ。

さて、テッドと私の会話で来年について私の頭をクリアにしてくれた話題とは何か? 皆さんはこのサイトに掲載された内容と、『フォーキャスト2017』で私が論じたアイデアを結び付けることによって、それについてのヒントを得られるだろう。このコラムで論じるにはあまりに大きく広範な主題だが、とりあえずはそれが土星・冥王星バルザミック・フェーズ(2016年〜2020年)と「グレート・リセット」に関わるとだけ言っておこう。これらは2017年12月21日に起きる太陽と土星(コンジャンクション)の山羊座入居を機に完全なフォースとしての船出となると私は考えている。またこれは、FRB設立図に対する2017年のソーラーリターンとも同じタイミングだ。私は来年1月13日にスイスのチューリヒで開かれる会議の講演でもこの問題について論じるつもりでいる。

  新時代の誕生となる2020年±1年を前に、土星・冥王星サイクルの「ダーク・ステージ」に私達が入っていくにつれて、世界は政治、政府と行政機関、経済金融における大々的な「初期化」への動きを身籠もることになるだろう。そう私は考えている。

この時を生き抜く。それは素晴らしいことだ。とりわけあなたが宇宙の遊戯を理解しているなら、なおさらそう感じることだろう。








訳文ここまで
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December 18, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント12/19【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年12月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “FRBが水曜にベンチマークを25ベーシスポイント引き上げ、来年は予想を上回る速いペースで引き締めに向かうというシグナルを点灯した後、米国政府債務の価格は木曜に下落し、もっぱら下り坂を進み続けている…. 水曜、FRBは来年に向けて、予想されていた2回ではなく3回にわたって金利を引き上げるかもしれないとの予測を出して市場を驚かせた。”

― Anmar Frangoul
  “U.S. Treasury Yields Spike Amid Economic Data, Fed Rate Hike”
  CNBC.com 2016年12月15日
        “米国大統領選後のドル上昇は、今週のFRBによる金利引き上げ発表によって加速したが、これは今後の世界経済に与える影響への報いが待つという潜在的可能性を暗示している... ドルの急騰は経済において長期にわたる重大な因果関係を持つ。例えば米国収益の改善を妨げ、また何兆にものぼる世界中のドル建て債務の返済がより高く付く潜在的可能性を秘めている。”

― Chelsey Delaney
  “Dollar Rise Triggers Global Turmoil”
  ウォールストリートジャーナル 2016年12月16日

        36年周期の土星・海王星ウェイニングスクエアが離れ行くと共に、金利は上がりつつある。12月14日水曜、FRBは予測通り短期金利を0.25%引き上げた。その直前となる12月13日、米国株市場はダウ平均が19,966にタッチして更なる史上新高値をつけた。それに続く下落は、火星がNYSEチャートの冥王星に触れ、水星にスクエアを形成したわりには予想より穏やかなものだった(今までのところは)。通常、このようなトランシットはダウ平均で数百ポイントの下落を引き起こす。今回の場合、下落は(今までのところ)200ポイントに満たず、単に大統領選後の反騰の勢いを削いだ程度だ。選挙期間中の11月4日につけた安値17,883以来、まるで走り続ける貨物列車のように2000ポイント以上も騰がっている。おまけに、木曜夜に購読者向けに発行した米国株市場のスペシャルリポートによれば、この貨物列車は今後約2週間の間に到着する次の天王星駅に至るまでは、スピードを落とすことなど無いかもしれない。しかしながら、12月8日にはすでにピークとなる時間のオーブ圏内に入っている。

金利引き上げのニュースは、他の金融及び商品市場では快く受け取られなかった。金利上昇はドルの上昇を意味し、米ドル扱いの商品には厄介の種だ。金は下落して12月15日木曜に2月3日以来の最安値水準1124.30をつけた。銀は同日15.92まで下落、これは6月1日以来の最安値水準だ。米国10年債も同じ日に122/14に落ち込み、2014年4月以来の最安値を記録した。だがもっと重要なことは、ユーロ通貨が1.0364に落ち込んだことだ。ユーロは2003年1月以来、そこまで下がったことは無い。しかし、こうしたトレンドはそろそろリバーサルの時間帯に入りつつある。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        12月19日月曜からは非常に多くのジオコズミック活動がスタートし、1月12日まで続く。ファイナンシャル・アストロロジャーにとって、その間に考え得る全ての可能性を想像しようとすれば、その圧倒的情報量に気が遠くなるほどだ。しかし、それが私のしていることであり ― 皆さんが私に求めることであり ― そして最近、私の精神が驚いてばかりであることの原因かもしれない。実際、私は起きようとしていることにいたく興奮を感じている。どれもこれもあまりに新奇で… あまりにも天王星的だ。

        まず、水星が4度目にして2016年最後の逆行期を12月19日月曜、山羊座15°から開始する。これは山羊座16°の冥王星とは非常に近い位置だ。山羊座に在泊する水星・冥王星の取り合わせは機密情報、秘密裡に行われる機密情報収集、そしておそらくは、ロシアが米国大統領選の結果に影響を与えようとして政党のコンピュータ・システムをハッキングしたという話についての新事実(または申し立て)に関する政府の議論にスポットライトを当てるものだ。これらの懸念は物的証拠に基づくものなのか、それともトランプの勝利を覆すためにまたも流布された陰謀論なのか? 冥王星が関わるからには、私達が筋書きの全てを知る日は来ないかもしれない。山羊座の水星・冥王星が放射するエネルギーは発見というより隠匿に軸足が置かれており、重要情報や人物(とその痕跡)は突如として消失する。

トリックスターたる水星は20日間逆行するが、これもまたコミュニケーションにおいて矛盾したメッセージが混在したり、矛盾する経済データが発表されることと関わっている。発表された経済データが株式市場の強気を促進させる一方で、弱気要因となるようなニュースが流れるといった具合だ。水星逆行単体では、市場に起きるウィップソーと呼ばれる値動き、すなわち1日〜4日の間隔で突然上下どちらかに振れたかと思うと次は急激に反対方向に振れるような動きと同期しやすい。そして冥王星が加わると、これに二つの重要なポイント、税制改革と国の負債という関心事が交じり合う。実際には国の負債というより世界の負債だろう。ギリシャは前回合意された緊縮政策の遵守を中断すると決定し、突如としてニュースの焦点に返り咲いてきた。ユーロが対ドルで同等近くまで落ち込みつつある中、ギリシャ人は解放されたいと欲し、一方のIMFとドイツは合意の遵守と財政規律を求めている。これはなにやら冥王星的匂いがする。

        この水星逆行期がもたらす潜在的ボラティリティは、その後に展開する天王星を含んだジオコズミック・サインの数々によって悪化していくかもしれない。冥王星に近接する水星逆行だけでも十分にややこしいが、強度から見れば(損害から見ても)天王星のシグナルは水星逆行の3倍になる。12月24日、土星が全3回の内最初の天王星に対するトラインを形成する。その2日後、木星が天王星に対し全3回の内初回のオポジションを形成する。12月29日、天王星が逆行運動を終えて順行に転じる。これら全てが重要ではあるが、中でも際立つのが木星・天王星オポジションで、拙著『The Ultimate Book of Stock Market Timing Volume 3: Geocosmic Correlations to Trading Cycles』で解説した研究の通り、前後12取引日のオーブをもってダウ平均のプライマリーまたはより長期のサイクルに関連する惑星アスペクトの中で最高ランクに位置づけられている。1934年からの各事例を分析した結果、少なくともこの時間帯にはハーフ・プライマリーサイクルが展開しており、その83%以上がプライマリーまたはより長期サイクルの頂点を示していた。これが木曜の夜に株式市場のスペシャルリポートを発行した理由で、その中ではこれまでの市場動向の足跡 ― と今後3週間の予測 ― を分析している。

        12月19日〜2017年1月12日の期間はまもなく訪れる重要なジオコズミック時間帯の最初の二つで、天秤座の木星、山羊座の冥王星、牡羊座の天王星によるカーディナル・Tスクエアを含む。もう一つは2月22日〜4月21日に起きるカーディナル・Tスクエアだ。これには3月4日から始まる非常に重要な金星逆行が含まれる。

先週述べたように、
『 これは2017年で最も重要なジオコズミック期間になるかもしれない。これについては12月6日にアップロードした以下のYoutubeビデオで詳しく述べた(12月12日付のコラム参照)。 
金星逆行は19ヶ月ごとに起きるが、5回目ごと ― または8年ごとに ― 黄道帯の同じ領域での逆行を繰り返す。今回は牡羊座13°からだ。前回は8年前の2009年3月6日に起きた。この時ダウ平均が6469まで下落し、当時 の株式市場暴落の底となったことを覚えておられるだろう。それはダウ平均が54.4%を失った弱気市場の終わりだった。それ以来強気市場が続き、株価は今 や205%騰がっている。さて、金星逆行の下でこれが再び反転し、新たな弱気市場が始まるのだろうか? 私達が『フォーキャスト2017』で詳説した分析 の概要を示すYoutubeビデオを制作し、また3月初めにサンディエゴで「MMA2017投資リトリート」を開催するのもこれが理由だ。私達は長期投資 に影響を与える重要な変化について心得ておきたいと考えるし、また金融市場に強力に作用すると私達が信じる、金融・経済政策の変化に対しても準備しておき たいと願っている。』






訳文ここまで
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December 13, 2016

●12/14の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180° 対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる「鏡」だと言えるかもしれません。なので満月のテーマは新月の瞬間から色濃く育っていくとも言えるでしょう。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにその経験を消化(昇華)し、エネルギーはゆっくりと静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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★満月タイムスケジュール★
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯(ずれるなら満月前がベター)に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで12月14日09:24前後、北海道周辺で09:30前後、関西方面は09:05頃(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で08:35前後に双子座22°25'で満月となります。

今回のテーマのベースとなる新月の大テーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月がもたらすテーマと挑戦】

*ここではデーン・ルージャー(ルディアー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・ウィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考に、アスペクトを加味して書き下ろしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 双子座22°~23° + 太陽 射手座22°~23°】
  "A barn dance" + "A Chinese laundry"
「バーンダンス」+「中国人の洗濯屋」 

  "Three fledglings in a nest high in a tree" +
  "Immigrants entering"
「高い樹上の巣にいる三羽のヒナ鳥」 +
  「入国してくる移民達」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)テーマ発効期~12/28】
→★伝聞、又聞きによる誤解や認識のゆがみ、誇張に注意
→★敵対心や分裂を生む原因となった誤解をあぶり出し正す必要
→★ペア、または身近な範囲で協調し手際良く動くことの効果
→★善悪、清濁という一般的な社会的基準に沿って反応することへの疑念
→★全体の中で自分の守備範囲を的確に捉えながら動く
→★歩み寄りと妥協を通して観点の違いを乗り超える必要
→★大きな変化の予感を抱き、来し方をふり返って必須の調整を行う
→★焦りを克服し、忍耐力と勇気をもって必要な行動をとる
→★静と動、休養と運動、ストレスへの対処の必要
→★拓けてくる新たな状況への反動として起きる執拗な安全願望
→★目前に見えながらまだ手の届かない物事にはやる、または焦れる心理
→★自分が属する血統や集合体、仲間への帰属意識の高まり
→★「移行期」にあって自分自身の内に潜在する最善の可能性を問う必要
→★それぞれの「核」または「本性」が表面化し分化していく傾向
→★腐敗の毒を受け、それを「美」に昇華して空間に放つための訓練・・・→


エネルギーのポイント:『トランジッションと予兆』 

161214FM
 

        11月に入って1948年以来の強力なスーパームーンの洗礼を受けたわたし達。わたし達が生きるこの世界は、2008年~2009年の金融危機あたりから始まったカーディナル・クライマックスの中、2012年の天王星・冥王星カーディナル・スクエアを最初のギアチェンジとして、これまでも徐々に段階的な変化を遂げてきました。ひとつひとつを詳細に思い出すことが出来ないくらいにあまりにも多くのことが起きてきたし、つい最近も米国大統領選の逆転劇からトルコの爆弾テロ、韓国の政変、インドネシアの地震、航空機事故、その他山火事や火山噴火(霧島連山の硫黄山も警戒レベルが引き上げられましたね)など、多くの予兆的な出来事が浮上しています。


DramaticMoonset


  それでも私達が暮らすここ日本では、もしかしたら「大変化」はまだ一般に「なんとなく」感じられるようになった程度かもしれません。でも12月後半から2017年いっぱいは、今後3年~5年にセットされた局面のスタートとして、いよいよ本格的なシフトに踏み込んでいくのではないかと思います。さらなるギアのシフトアップです(そろそろ5速か6速あたりに入るころかな。アクセル踏みこむのはまだ少し先としても)。これまでも世の中の動きとともに身の回りや自分の内部をみつめてきたひとは、きっとそのきざしを感じているはず。。

もちろんその感じ方は様々だと思うけど、「自分はいったい何を求め何処に向かおうとしているのか?」「何を経験し、それにどう対処していくのか?」など、ここへ来てさらに茫漠とした未来に目をこらしながら、「あらためて今、この瞬間ココにいる自分はこのままで本当にヨシ!なんだろうか? それをしっかり確認しておきたい…」 無意識からのそんな呼び声を感じるひとは多いかもしれません。

新月のエネルギー・ポイントは『まだ見ぬ未来を感知する新たな視座の胎動』でした。視座の胎動…あるいは生まれたばかりの視線の震え。かなり抽象的ではあるけれど、それに近い何かを感じたひと、いるかな? そしてそれが小さな結実をみる今回の満月、ポイントは『トランジッションと予兆』です。 

★11月満月の星模様

        さて今月後半を見ると、19日からは1月8日まで続く今年最後の水星逆行(中間点は12月29日午前4時ごろ、新月の数時間前)。12月2日にシャドウ・フェーズに入ってからも、すでに人為的ミスや無意識の過失による事故が相次いでいます。惑星フォーメーション的にも集中力や合理性を欠きがちなエネルギーなんだけど、相変わらず海王星とオルクスはタイトなオポジション、しかも今はパラレルでもあります。 誤りに気付いたら即座に正すことが肝要。。 いつまでも独善的な態度でいると、厳しい反応が返って来やすいです。もし何か特別な事情があって秘密裡に行動する必要があるなら、どう転んでも胸を張り、責任をもって善処出来るように現実的な方法論だけは胸の内に用意しておきましょう。つまり、今何かを企むならそれなりの気構えを持って突破を…ということかな。


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  そして、今週のメリマン・コラムでも指摘されていた土星・天王星トライン(正確な形成は25日朝9:05ごろ)。この時、射手座の土星は天王星に「何かに焦点をあて、細かい部分の違いを拡大して見る」というエネルギーを与えてきます。そしてそれを受ける牡羊座の天王星側の感情は、良いにつけ悪いにつけ、誇張されそうです。それは個人 VS 個人、組織 VS 組織、社会 VS 社会が繰り広げる、一種の「陣取り合戦」となって顕れるかもしれません。

ただ、全方位的に良かれと願う天秤座の木星が小惑星グリーヴと共にニラミを利かせているし、小惑星パラスとコンジャンクションの火星は天王星とはミューチュアル・レセプション..どこか理想のレンズを通して「善き方向性」を探りたがっているようです。なので、陣取り合戦といってもお祭りの範疇に収まるかもしれないけど..。 それでも土星・天王星トランスレーションの形で土星とのコンジャンクトを果たしたこの満月の太陽には、どこかしら土星が与えた「異なる観点をどう扱うか?どう対処するのか?」というテーマの重さをまとっている気がします。土星は今回、太陽と共に木星・天王星(と怒れるエリス、セレスの女神達)オポジションを調停する形になります。その "調停" ぶりは、今後起き得ることの前兆/予兆を感じさせるものになるかもしれません。

        また、23日前後(21日~26日)は魚座2°台で火星とケンタウルス族のネッソスがコンジャンクションになります。これは過去(過去生も含む)の底深いしがらみ、または袖すり合うも多生の縁的な出会いをきっかけとしたトラブルが発生しやすい、ちと要注意な組み合わせです。その出方はいろいろだけど、主にセクシャルな要素の絡む不正行為やあらゆる種類のハラスメント、ストーキング、スキャンダル、暴力行為、または恨みを何らかの形ではらそうとする報復行為などが挙げられます。刑事事件にからむ場合は、被害者には何の落ち度もないのに加害者が一方的に何かの思い込みで犠牲者を選ぶようなことも多く見受けられます。またネッソスは、人種、血統、出自や階層などによる差別意識に絡むトラブルにも関連します。


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  このネッソスのテーマを「犠牲者(罪の無いわたし)」「告発者(正しいわたし)」「救助者(善なるわたし)」を頂点に持つ正三角形に例えることも出来ます。で、それぞれが小さな正三角形となって、全体に大きな正三角形を創り上げている状態です。で、その大三角の真ん中には4つめとなる逆三角形があります。そこには「異なる現実を断固拒否する!」と書かれています。 私達はときにより場合により、周囲の三つの三角形のどこかに自分を置きながら、様々なドラマを演じているんですね。それは永遠に続く運動です。何故なら小さな三角形同士は真ん中の逆三角形を中心に、互いに結び付き固く依存しあっていて、決して離れることが無いから。 ど真ん中を突き破り、「異なる現実」に飛び込んでいかない限りは。。

いずれにしても、ネッソスが提示する究極のテーマは「カルマの円環に何らかのケリ、または決着をつける、終止符を打つ」ということ。なのでその毒を含んだ衝動を(たとえ些細な思いでも、降りかかった火の粉でも)どう昇華させるか?が勝負になるでしょう。 というわけで、ミュータブルサイン(双子座、乙女座、射手座、魚座)の初期度数に主要惑星や感受点を持つひとは、せっかくのクリスマス・シーズンだけど.. ..どこかに冷静な目を保って、危ない場所には近付かないほうが吉かもしれません。また、この期間にもし「クゥ~~~!この恨み、はらさでおくものか~~!」的な怒りが湧いてきたら「うわ、出たな妖怪!ネッソスの怒り!」と思ってそれを一度丸呑みにし、お腹から胸にかけて燃えさかる炎で丸焼きにしてみましょう。自分の内側で "胎内護摩" を焚くようなイメージで。。

そこは全ての因縁が渦巻く世界、あらゆるものを生成する真の宇宙の在りかです。いずれ自己破壊に繋がっていくような想いはみな、そこで何度も護摩を焚き、焼き尽くしていくこと。鎮魂していくこと。怒りを生む状況を消し去り、繰り返すカルマの円環からの現実的な脱出口を見つけるには、そのための冷徹さを得るには、それ以外に究極の道は無いかもしれません。白い英雄ヘラクレスに殺された黒い馬、ネッソスの呪いとその「毒」は、自分自身の「火」によって昇華させていくことで初めて解くことが出来るのだと思います。 それはけっして簡単ではないかもしれません。けど、一度焼き尽くすことを経験したなら、そこにはずっとずっと、清浄ないのちの炎が燃えるようになる。そう思います。


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        そして次の新月直前、27日午前3時半過ぎに、天秤座・牡羊座20°台で木星と天王星が正確なオポジションを形成します。これは山羊座16°台に在泊する冥王星と牡羊座20°台の天王星が形成するオーブ4°強の分離のスクエアをトランスレートするTスクエア。2017年は、木星の逆行によってこのトランスレート状態がかなり長期にわたって続きます。これについては『フォーキャスト2017』と来年刊行予定の『マンデーン2017』でメリマンさんが詳しく解説されていますが、いずれにしても世界中の政治、経済、社会に「驚くようなことが沢山起きてくる」期間になりそうです。

けれど今は、もう少し奥に秘められた存在であるケンタウルス族、キラルスが参加してのTスクエアに触れておきたいと思います。キラルスの動きは遅いので、木星が逆行でいったんTスクエアのオーブ圏ギリギリまで後退するときも、また蠍座に移行した後も、影でしっかり天王星・冥王星をT字に結び付けています。

この満月期のキラルスが示すテーマは、みんなが固唾を呑んで見守るような雰囲気の中で、 蓄えた「力」を発揮することが出来るかどうか? 自分の決断や行動が多くの関係性に連鎖的な影響を及ぼすことに十分意識的でいられるか? 突然理由もなく降って湧くように見える出来事(または惨事)に優雅にまたは的確に対応できるか? などの挑戦を示しています。また、美や若さに対する関心の高まりや追求、そしてそれが失われることに対する恐怖や哀しみもキラルスのテーマのひとつです。 個人レベルでこれが影響するとしたら、自分のアイデンティティや帰属する集団のプライドを護ること、またそれに関して、ちょっとしたことばのあや、または誤解で誰かとトラブルになる危険も含まれそう。話すこと、聞く事、書くこと、演じることなど、コミュニケーション全般にわたるパフォーマンスは、日頃の努力次第で素晴らしい成果をあげられる可能性があります。一方、相手の称賛や承認を期待しての実の無いパフォーマンスは大きく裏目に出るかもしれません。

またこの時期は水星も絶賛逆行中。仕事や社交的な場面(SNSも含む)では誤解を生まないよう、ことば遣いに気を付けて。そして他のひとが言っていることを落ち着いて聞いたり読んだりしましょう。けど、一番大切なのは… 何か言うとき、自分が話しているそのことばを同時に自分の耳でよ~く聞いていることです。これが意外と難しいんですよね(^_^;。 そして「ことばの響き」やことばの持つ美しさそのものを大切に意識しながら過ごせたら、一番良い感じにこのエネルギーを使えそう。


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        最後に。この満月は魚座20°台のカイロンとTスクエアです。なのでそれについて少し。このカイロンについては、「傷付いたヒーラー」「哲学、形而上学、代替医療的な知識を伝える者、または霊的な教師」「過去(生)からの魂の傷との直面と癒し」など、すでに様々なテーマが提示されてきました。今回は特に霊的な道をを探求しているひとに向けたカイロンの「もうひとつの読み方」に触れてみます。

それは「バルド」「中有」あるいは「ブラックアウト」と呼ばれるエネルギーです。これはドイツ生まれで仏教者でもあったアストロロジャー、故ハンス・ハインリヒ・テーガーが提唱したカイロンのテーマで、彼自身の実体験とリサーチャーによる膨大なフィールドワークが裏付けになっています。ちなみに彼は、ラインホルト・エバーティン、ハインリヒ・クリスチャン・マイヤーパームからアストロロジーを学びユング系の心理学を修めたひとで、ヨーロッパでは著名人の出生データのリサーチで有名なロイス・ロッデン女史と並ぶ、データ・アーカイブの編纂者でもあったそうです。

彼の解説を簡単にまとめると、ネイタルでカイロンと他の惑星や感受点との主要アスペクトを持っているか、またはトランシットやプログレッション、ダイレクションでカイロンとネイタルの惑星が主要アスペクトを形成するとき、一種の人格的または霊的「ブラックアウト」が起きやすくなるということです。チベット密教系に詳しいひとなら、「チベット死者の書」「バルド・トェドゥル」を知っていると思います。死から49日まで、あるいは再生までの中間的な次元に入る…そんなイメージです。

うーん、これって「生きながら死んだような状態」と形容すればいいのかな。けど、カイロンの場合はただ比喩的・象徴的な表現というより、人格や意識そのものが「自分」から乖離してしまうような、なんとも不可思議な体験になります。自分のパーソナリティを支える全てのルーツを失ってしまう…そんな感覚。 これって「離人症」とか「解離性障害」と呼ばれる症状にそっくり。というか、体験している本人がそれを障害と感じるかどうか、周囲がどう理解するかによっても道が分かれる…そういうことなのかとも思います。

例えば生きながら死ぬ…といっても、一応日常生活は出来ます(症状の度合いにもよるけれど)。ただ、日常の所作や会話はどこか脳内キャッシュを使っているような感じかもしれません。 そして、ふと気付くと、周囲のひとも、会話も、目に映る事物も、全てが意味を失ってしまいます。自分の名前も言えるし、ひとや物の名前もちゃんとわかっています。だから別空間に入っていなければ仕事も勉強も出来ます。でも、同時に全ての関係性が本来の意味を失い、自分さえも誰だったか(わかっているのに)わからない状態になります。 そしてまわりを見渡して、ひたすら首をかしげる…それがひとつの入り口です。


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  けどそんな感じのときは、大抵はそこで怖くなって「日常意識」に戻ったりします。けれどカイロンのエネルギーが強烈になってくると、いわゆるクンダリーニ現象が起きて身体に様々な不具合が起きたりもします。また、強力な至福の瞬間を味わったかと思うと、ひどい鬱状態に襲われる場合もあるようです。 その途上で、今の自分に大きな影響を与えている過去生をはっきり思い出すような夢や幻視を体験するひともいるでしょう。いわゆるサイケデリックな体験を、ドラッグ無しで通過するひともいます。それはプロセスとして起きてくることの一種で、そのひとのテーマにより体験は様々だし、アスペクトによって強弱も様々です。そのひとがもし何か宗教を信じていれば、その教えに沿った光や神の姿を見ることになるかもしれません。そしてもちろん、霊的な道の探求者であったとしても、必ずしもこうした体験を通るとは限りません。それぞれに自ら設定した旅路を行くからです。

ただひとつ言えるのは、カイロンが霊性に触れてくるような働き方をするときは、ことばで説明出来ない種類の強烈な体験をする可能性がある…ということかな。そしてどんなものを見ようとどんな体験をしようとも、それもまたトランジッションでありプロセスの一環。それらは皆「道標」だということ。まだまだその先があるということ。速度の遅いカイロンが行きつ戻りつしながらネイタルの惑星や感受点に触れるたびに、必要に応じて異なる体験を味わい、うっそりと変容していくわたし達。だから怖いものを見たら闘い、そして闘った自分と共に鎮魂し、葬る。また美しいものを見せてもらえたなら、にっこり笑ってこころから「ありがとう!」って、全てに対して。。 そしてまたそれぞれの道を、進む。


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  冷静なまま自分という感覚を失いそうになること。「虚」そのものになっていくこと。それはわたし達にとって恐怖です。そのゲートを通ったら、二度とこの日常に戻れないんじゃないか?と思えるし。でも、起こるべくして起こることは、もし霊的な道を探求する覚悟があるなら、勇気を持って受け入れていかなくてはならないかもしれません。ひとつ言えるのは、それで全てを失うわけではない、ということ。愛? それも存在します。ただその器と位置と捉え方が根底から変わるだけ。でも…愛は変わらずそこに在り続けます。失うことはありません。たとえ人間としての涙が流れ、人間としての怒りが燃えることがあったとしても。ん、うまく言えないけど...結局は得るものの方が大きいかも?(^_^;

けれど乖離の道を行くひとが、生きる上でもし支障をきたすまでになったら、専門家に助力を乞うべきときもあると思います。ちなみにハンス・ハインリヒ・テーガーが経験したカイロン・トランシットはかなり凄まじかったようです。彼は密教修行者だったので、プロセスも強烈だったのかもしれません。けれど彼の場合は周囲の人々に何が起きているかを説明し、理解と助力を得られたことが非常に大きかったと記してありました。以前OOBについて話したときも「理解者」の存在がとても大切だと言ったけど、こうしたプロセスを過ぎ越していくときも、どこかにわかってくれるひとがいることって、本当に大事だと思います。別にそのひとが何をしてくれるわけじゃなくても。

いずれにしても、これは一筋縄ではいかない道です。乖離の次の段階では沢山のあやかしに出会うかもしれないし、ちょっとした神秘体験に固執すれば、そこで道は終わります。けれど、ライフ・タイマーとしてのアストロロジーを学ぶ機会を持てたなら、怖がることなく挑戦のときを過ぎ越していくこともきっと可能なんじゃないかな。。 今が "本来の現実" への一歩なのだときちんと認識しながら。 そして二つの世界を同時に生きながら。。

これはカイロン体験の特殊な事例かもしれません。でも、もしかしたらこれを読んでくれているひとの中に、似たような感覚で悩んでいるひともいるかもしれない。そう思って紹介してみました。

まぁどう転んでもカイロンは放れ馬。多くのケンタウルス族とも出自を異にする、孤独な探求者です。どんなに素晴らしいグルを見つけたとしても、おそらく依存は出来ません。けれど、彼の訪れを受け入れてひとり歩む者には、急なコーナーを抜けるたびに多くの癒しを与えてくれるでしょう。 それは情の絡んだ慰めではなく、ひとをあっと言わせるような力でもなく、ただ自分が行くべきところに行き、為すべきことをしてこの旅を終えるための、その大切な鍵となる何かだと思います。 もしあなたが道を歩む戦士さんなら、これほど素晴らしい贈り物って...あるかな?


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テーガーの研究はとても興味深く、小惑星との絡みなど多岐にわたりますが、残念ながらドイツ語が読めないわたしにはその多くがアンタッチャブルです。。 でもまた面白い情報をみつけたら紹介しますね。



★12月満月のサビアン・シンボル

        さて、ここで『トランジッションと予兆』というエネルギー・ポイントにもう一度戻りましょう。というのは、今回のシンボルを私達は以前も一度経験しているんです(『中国人の洗濯屋』というシンボルはこれで3度目)。。 そのときのネルギー・ポイントもまた『シフト:新たな旅立ちへの準備』でした。当時、こう書きました。

『太陽と月は天空の黄道12宮を巡り、毎年・毎月少しずつ位置をずらしながら新月・満月を形成していきます。月の軌道はいびつなので、そのズレ方は決して一 定ではありません。 けれど、たまに今回のように以前の新月や満月と同じ度数のテーマが示されることがあります。 そしてそんな時は、長い時間を経て再び 前回の課題を復習するような星回り(テーマ)になっているんですね。 だからこの満月は、 前回の新月と2012年12月の新月と、二つの新月の テーマが交差しあって何らかの結実を見る…またはやり残してきた物事を仕上げるように促される…何らかの解答を出さねばならない…そんな重層的な意味を 持っているのではないかと思います。』

そしてわたし達は再び同じシンボルを…今度は太陽と月の位置が入れ替わる形で今、ダメ押しのように経験しようとしています。ならば今はメリマンさん流に言えば「宇宙における一時代の終焉」そしてシフトへの大切なプロセス...予兆に包まれたトランジッションの季節。

そんなわけで、今回のシンボルのテーマは、今もまだ当時の内容を逸脱してはいないと思います。そこで、もう一度2年半前に書いたことをここに再掲載してみようと思い立ちました(リンクにしようかと思ったけど、余計な部分は削いで読めた方ががスッキリしそうだし..)。 当時読んだよ、というひとも…もう一度、時が経った今の視線で読み返してみるときっと面白いかもしれません。(^_^


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<以下、過去記事より>

以下の記述では、太陽と月のシンボルが今回と逆になっています

  ......まずベースとしてとっていく月のシンボルは 『中国人の洗濯屋』(今回は太陽の位置) 。以前からこのブログに来て下さっているひとは、もしかしたら何となく覚えがあるかもしれません。このシンボルが出てきたのはこれで2度目です。 初回は今から1年半前、2012年12月13日の新月でした。 この時は2回目〜3回目の天王星・冥王星スクエアに挟まれた新月期でしたが、その後の世界に大きな影響を与えた事件が沢山起きています。たとえば 翌日には米国でサンディフック小学校銃乱射事件がありました。(余談だけれど・・さっきネットを見たら、ハフィントンポストにこの事件の記事が昨日付けでUPされていました。記事によると、このサンディフック事件以来、今までに 「アメリカの学校では銃撃事件が週に1件のペースで起きている」 のだそうです。この6月だけでも国際ニュースになった銃乱射事件は4件起きています。) 

また3日後の12月16日、日本では衆院選の投開票が行われ、自民党が再び政権交代を果たし、第二次安倍内閣がスタートしました。そして19日には韓国で大統領選が行われ、現在の朴大統領が選出されています。 

また同じ日、インドのニューデリーでは医学実習生が婚約者と乗ったバスで集団レイプ被害にあい、その後暴行を受けた女性が亡くなっています。そして1週間後の12月21日は、世界中に「この世界が終わる」というデマが飛び交い、シェルターを用意したり絶望のあまり自殺する人が出た地域もあったという 『マヤ暦の終わり』 とされる日でした。 メリマンさんのフォーキャスト本にも書かれていた通り、これは実際は単に長い暦の一つの区切りに過ぎなかったけれど、終末論を絡めた噂やそれを利用する動きもあって、一部では大騒動になったようです。。 その他、中国の軍事利用を視野に入れた自前GPSの運用や北朝鮮のロケット発射なども話題になりました。

それにしても、あれからまだ1年半しか経っていないなんて…。 何だかはるか昔のような気さえしてしまいます。 周囲を見渡しても表面上はそれほど変わっていないように見えるけど、それでも当時の自分が何だかとても遠く思えます。 わたし達はそれだけ濃密な時間を過ぎ越して来たのでしょうか。 みんな2012年の12月、どうしていたかな? 何を考えていたかな?(^_^

  太陽と月は天空の黄道12宮を巡り、毎年・毎月少しずつ位置をずらしながら新月・満月を形成していきます。月の軌道はいびつなので、そのズレ方は決して一定ではありません。 けれど、たまに今回のように以前の新月や満月と同じ度数のテーマが示されることがあります。 そしてそんな時は、長い時間を経て再び前回の課題を復習するような星回りになっているんですね。 

だからこの満月は、 前回の新月と2012年12月13日の新月と、二つの新月のテーマが交差しあって何らかの結実を見る…またはやり残してきた物事を仕上げるように促される…何らかの解答を出さねばならない…そんな重層的な意味を持っているのではないかと思います。


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        さて、その『中国人の洗濯屋』ですが、このシンボルの背景には米国の移民の歴史が色濃く影を落としています。 その大まかな背景とシンボルが示唆する原理については、一年半前の記事に書いたものと重複するので今回は割愛しますね。もし出来れば、過去記事(2012.12.13)の射手座22°の解説部分(水晶の写真の下)を読み返してもらえると嬉しいです(^_^;。

一方、この満月にエネルギーを与える太陽のシンボルは 『バーン・ダンス』(今回は月の位置)。 直訳すると「納屋の踊り」、つまり日本だと盆踊りみたいなものかな。 西部開拓史の時代から、人々は何かの折節に納屋に集まり、ヨーロッパから持ち込まれたカドリールという集合ダンスやスクエアダンスを楽しんでいたそうです。 それはまだまだ生きることに皆がせいいっぱいの時代に、人々が必要とした「ハレの日」だったのかもしれません。 一張羅を着込んでおめかしして…そこにはきっと素敵な出会いもあったでしょう。でも、一番の目的は近隣の結束を強め、自分達が属する集団の絆を確かめることにあったのではないでしょうか。 バーン・ダンスではパートナーが入れ替わり、いわゆる総当たりになります。あらかじめ決められたステップを踏み、決められたルールで踊るのですが、あらためて見てみるとけっこう複雑そう。。 誰かが手順を間違えたら、ミスの連鎖が起こってぶち壊しです。 なのでコーラーと呼ばれる歌い手兼音頭取りのひとがいて、「ハイ、次2人ずつ正面に進んで!」なんてかけ声をかけたのだとか。 コミュニティに受け入れられ、馴染んでいくには、コーラーのかけ声をよく理解し、男性女性の役割に沿ってなめらかに動けるようになる必要があります。 バーン・ダンスはその地域地域で踊り方は微妙に異なっていたようです。つまり、その踊りを上手に踊れることは、取りも直さずそのコミュニティの一員であることの証明だったのではないでしょうか。

今は米国でも皆と等しく踊らなければならないバーン・ダンスの様式はすっかり廃れ、その伝統は地方の高齢者コミュニティによって細々と守られているのだそうです。。

(2016年も残り少ない今、あらためて下の動画を見てみると、トランプ大統領を誕生させた原動力の一部にはこういう方々の存在があったのかもしれない...という気がします。)


youtube動画が表示されない時は画面をリロードしてみてください。


        さて、人々が開拓の苦労をしばし忘れてダンスに打ち興じるその一方では…19世紀中盤〜20世紀初頭、当時荒廃した中国から活路を求めてはるばる移民としてやって来た人々がいました。あからさまな人種差別が普通に行われていた当時、同じ国の言語、同じ文化で結ばれ、異国の地で生きるために最下層の仕事に励んだ人々。 金鉱山を追われて都市部に流れた人々の、路地裏の狭い洗濯工場は家族経営だったのでしょうか。そこでは老若男女がそれぞれに洗うひと、干すひと、アイロンがけをするひとに分かれて汗まみれで立ち働いていたことでしょう。 沢山の汚れ物を素早く綺麗に仕上げなければ、食べていくことは出来ません。次から次へと運ばれてくる汚れ物。暑く狭い工場内には中国語が飛び交い、アイロン台の上には見知らぬ白いひと達がハレの日のダンスに着た綺麗な衣装が広げられていたかもしれません。 彼らは暗く狭く蒸気のこもる部屋の中を器用に動き回り、効率良く自分の役割を果たしていきます。きっといつか自分達に陽が当たることを夢見ながら...。こうした日々の営みを積み重ね、それを過ぎ越していったその先に、今アジア系で最大の勢力を持つと言われる中国系米国人社会の姿があるのかもしれません。そしてもしかしたら、今米国と肩を並べる大国となった中国という国家の姿も...。

        新しい状況、新しい土地、新しい出会い。その中でわたし達は自分の居場所を求め、受け入れてもらいたいと望みます。 なぜなら、安全と安心を手に入れたいから…それを手に入れて初めて、夢を追うことが出来るから。そして何よりも、何処かに帰属することが自分の存在理由となり、それがアイデンティティにもなるから……。けれど、ひとの集まるところには様々な矛盾があふれ、誤解が生まれ、疎外や激しい差別さえ生じます。それでも、わたし達はそんな現実に向き合っていかねばなりません。 それがこの世界に "生きること" の赤裸々な第一歩だからです。 生きることの意味、それはもしかしたら、汚れたものを綺麗に洗って送り返すこと…そんな小さな行為の積み重ねの中にあるのかもしれません。


fullmoon


        そして、エネルギーは射手座23°『入国する移民達』に向かっていきます。 一つ前の度数では、すでに米国内で働いているひと達が出てきたのですが、このシンボルではまだ入国手続きは終わっていないようです。 大きな移民船から自由の女神を見上げた人々。 彼らはこれから新しい大地で築いていく暮らしに夢や希望を持っていたことでしょう。 祖国を捨てて新天地に賭けたのです。不安や緊張はあったとしても、目の前には自由の大地が開けている… 今までとは全く違う人生が待っているかもしれない。いえ少なくとも、それを自分の手と器量でつかみ取っていく可能性がここにはあります。下船を待って列を作る彼らのこころは逸ります。早く船を降りて、自分の足を新しい大地に着けたい! 港では当座の仕事や宿を世話するブローカーが屈強な働き手を物色しています。真っ先に降り立つことが出来れば、それだけ有利なチャンスにありつけるかもしれません。。

移民としてやってきた人々は、所定の手続きを終え、住む場所をみつけ、仕事を手に入れるまでは大きな忍耐を要求されます。知らない土地には未知の危険が待っています。だから最初の内は、まだか!とはやる心を抑え、慎重に行かなくてはなりません。けれどそれと同時に、慣れない土地で自分の人生を切り拓いていくには、強烈に燃える炎のようなエネルギーも必要だったはずです。 彼らはそれぞれにこの新天地に降りたって、やがてここで第二の故郷を見出すでしょう。けれどその時が来るまで彼らの内なる炎を支えたものがあったとしたら…もしかしたらそれは…捨ててきた筈の故郷、自分が最後に拠り所とする 「私は誰か?」という問いへの答 ー 自らのアイデンティティだったかもしれません。

このシンボルの対向、双子座23°の太陽のテーマは『高い樹上の巣にいる3羽のヒナ鳥』 です(今回は月の位置)。 ヒナ達はまだ飛ぶことは出来ません。 高い木の上に造られた安全な巣の中で、羽根が十分に強く成長するその時を待っているのでしょう(3はひとつの図形を構成する最小単位。ヒナ鳥というひとつの段階が完成した姿、次に進まなければならないステージを象徴しているのかもしれません)。 小鳥達にはそれぞれの種特有のさえずり方があります。 そのさえずりは彼らの縄張りを主張し、種の継続を高らかに歌い上げます。もちろん、餌を求めて鳴くヒナ鳥達にもその片鱗は伺えます。 3羽はそれぞれに、自分が一番先に食べ物にありつこうと必死です。 一日も早く大きくなって、力を付け、巣から飛び立たなくちゃ! 羽根をいっぱいに広げて! まだ見ぬ森へ、草原へ、高く……。それはヒナ達に備わった本能なのかもしれません。内側から自然に湧き起こる何かに押され、ヒナ達はもうすぐ巣を後にすることでしょう。。


woods



        ヒナ鳥達にも、移民達にも、まもなく新しい門出のときが訪れます。 馴染みの無い世界でひとり立ちするときが、すぐそこに、待っています。これから先のことは誰にもわかりません。ただ、この先にはくぐるべき門があり、越えるべき壁が立ちはだかっています。 それが目の前に迫ってきていることだけを、皆が知っているのです。 はやるこころを抑え、不安を抱えながら、移民達は何を携えて新たな関門に入っていくでしょうか? 家族の写真? コーランや聖書? 必死で貯めてきた、当座用のお金?… それとも、身一つで入国し、新しい故郷を自分の大地として、底の底から、全てを造り上げていくのでしょうか…あるいは、彼らは小さな船に乗って、難民として命からがら異国に辿り着いた者、護るものなど何も無いという心境なのでしょうか?  

このシンボルは、わたし達にとっても今、可視/不可視のゲートが迫っていることを暗示しているように思えます。もうまもなく、何かが変わる。何かが始まる。そのとき、わたし達はいったい何を携えて進んで行くでしょうか?  過去と未来の狭間に立って、あらゆる可能性の渦に直面したとき、わたし達それぞれにとって真の拠り所となるのは何でしょう?  新たな旅立ちへの準備をするには、いったん過去から背負ってきた荷物を降ろし、整理することが必要になります。 わたし達は天王星・冥王星スクエアの下で、今までもそれをやって来ました。 けれど、本当に最後の最後に自分の中に残るものは何なのか? そこまでは、まだ見ていないのかもしれません。 

これから先のわたし達に、未知の冒険が実際に訪れるにせよ、単に心理的な体験となるにせよ、最初の一歩を踏み出すためにわたし達がしなければならないことは、自分を "魂の移民" になぞらえて考えてみることなのかもしれません。


highway



<過去記事ここまで>
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  しんと冷える満月前日の夜明け前。本当はアタマも身体も相当くたびれてるし、今回はキーワードだけにしようかなと思いながら書き始めました。なのにやっぱり盛り沢山になってしまいました(シンボルはまぁ過去記事なんだけど、だから前半を書くことが出来たのかも...)

いつものことですが、新月や満月のエネルギーをひしひしと感じてくると何故かその力に書かされてしまうところがあります。アストロロジーを学ぶ前の仕事だった人形師、絵描き、デザイナーの時代も、やはりそのときその都度、空間に潜在して表現されたがっているエネルギーが自分を通して顕れてきたことを思い出します。アストロロジーは言語や分析を使うので、その経路は異なるけれど。自分に関する限り、やはりシステムとしては同じことだなと思います。 ではこれからは? どこまでこの道を歩いていくだろう? 

ふとそんなことを考えつつ。それぞれのトランジッションの中で懸命に手探りしながら今も歩いている、沢山の戦士さん達の存在を思ったりしています。。



have a great trek!!!★


hiyoka(^_^


December 11, 2016

レイモンド・メリマン 週間コメント12/12【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2016年12月12日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(翻訳者はこの記事をエッセイに近いものと捉えています。詳細な相場予測や何らかのトレードを推奨するものではありません。また文中の は翻訳者によるものです。原文が "ファンキー" な時は、時々お節介な訳注が入るかもしれません。)
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≪ 先週をふり返って ≫

        “『今は素晴らしい時だ。誰もが楽しんでいる。だが、強気相場が悲観の内に終わるのではないことを覚えておく必要がある。幸福感に包まれて終わるのだ。皆さんにはあまり楽観的にならない方が良いと言っておこう』ペーサー・ファイナンシャルのショーン・オハラはこう言う。また『株は税金が安くなるかもしれないという考えを人々は植え付けられている。そして将来もっと良い経済データが出るだろうと』とはフォート・ピット・キャピタルの株式シニア・アナリストのキム・フォレストの言葉だ。”

― Frank Imbert
  “Stocks Close at All-Time High: Post Best Week Since Election”
  CNBC.com, 2016年12月9日


     “「ECBは、資産買い入れの規模は縮小するものの、量的緩和プログラムを少なくとも9ヶ月は続行すると発表して驚かせた」INGのチーフ・エコノミスト、カースティン・ブレスキーはこう記している。「これをテーパリングとは呼ばないとしても、ECBはまさにテーパリングを表明している。これは債券利回りの根拠無き上昇のリスクがあることから、まだ起きることはないだろうと我々が考えていた延長措置とテーパリングとのコンビネーションだ」 一方、ユーロはQEプログラムのペース縮小というECBの決定後、即座に急騰した。そしてドルに対して1ヶ月ぶりの高値をつけたものの、ロンドン時間午後1:15近辺には上昇分の全てを失っていた。”

― Sam Meredith
  “ECB Surprises by 'Tapering' its Massive Bond-Buying Program From Next April”
  CNBC.com,  2016年12月8日


         選挙後の反騰は、投資家達が今後のトランプ政権の下で、より低い税金とより緩やかな政府規制という成長促進型経済の可能性を見続けると共に、大きな音を立てて道を進んでいる。今週に控えているように見えるFRBの短期金利引き上げさえも、株式市場における先週の騰勢を止めることは出来なかった。これはファイナンシャル・アストロロジャーにとっては驚くようなことではない。何故なら現在、木星とそれが支配する射手座が強調されているからだ。つまり、私達は射手座の季節(11月21日〜12月21日)にあり、木星は土星に対し調和的なセクスタイル(60°)を形成している。同様に、週末に射手座でコンジャンクトした太陽と土星の両方が、天王星に対してトラインを形成する。言葉を換えれば、太陽はこれから形成される土星・天王星トラインをトランスレートしている最中ということになる。これは株式にとっては非常に調和的だと理解されている。金星も10月29日〜11月5日に同様のトランスレーションを行い、11月4日、米国株式市場に示現したプライマリー・ボトムと相関した。では今、12月9日〜12日の次のトランスレーション(太陽)に伴いそれが反転し、反落するのだろうか?

        世界の他の指数も先導する米国を追った。例えば日経は騰がって今年初めて19,000を上回り、ドイツのDAXは放物線状の爆発を見せて金曜には11,231と、2015年12月以来の最高値水準に達した。先週は世界の株式市場にとってまたも良い週となった。

        ECBが火曜、現行のQEプログラムを予測されていた4月に終えるのではなくこの先9ヶ月延長すると発表して皆を驚かせた先週のニュースは、ユーロ通貨にとってはあまり良い報せではなかった。ユーロは再び激しく下落し、天王星が冥王星に対し最後の正確なスクエアを形成下2015年3月16日につけた、数年ぶりの安値を試している。この発表はまた金にも急落を起こし、金曜には1157.60と10ヶ月ぶりの最安値に沈んだ。しかしながら、この急落をあまり深刻に考え過ぎないほうが良いだろう。何故なら2017年3月〜4月には金星が逆行する。したがってECBは再び気が変わるかもしれない。



≪ 短期ジオコズミクスと長期的考察 ≫

        現在発効中の主要なジオコズミック・サインは、12月9日〜12日に形成される土星・天王星トラインへの太陽によるトランスレーションだ。つまり、太陽が土星とコンジャンクトし、後に天王星にトラインを形成するということだ。これら二つはやや重要なシグナルだが、通常はプライマリー・サイクルの天井を示す十分な理由とはならない。もう一つ別の重要なトランシットが展開しており、先週のコラムではそれについてこう述べた。

『短期的には、もしかするとトランシットの火星がNYSEのバトンウッド・チャート(1792年5月17日)に重要なアスペクトを形成する12月9日~16日、何か市場に興味深い動きがあるかもしれない。』

まだ急落は起きていないが、このジオコズミック・サインは始まったばかりだ。だから今週前半にもそれは起きるかもしれない。また、火曜夕刻(日本時間は水曜朝9:05)には満月が起きるが、このフォーメーションにはミュータブル・サインの土星が含まれている(太陽とコンジャンクト)。これもまた急激だが短期で終わるリバーサルとの相関関係を持っていることに注目しておこう。


        しかしながら今、私達の視線は年末の2週間に訪れる、もっと強力なリバーサルのシグナルに注がれている。先週述べたように、

『次回の★★★重要変化日は、水星が逆行に転じる12月19日までは来ない。だがそこからは1月12日まで続くラッシュアワーの時間帯で、合わせて11の重要なジオコズミック・サインがひしめいている。まずは土星・天王星による長期ウェイニングトラインの初回形成(2016年12月24日~2017年11月11日)で、もうすぐ刊行される『フォーキャスト2017』で詳説したように、米国株式における長期サイクルの高値とは高い関連性を持っている。また、他にも強力な中期サイクルである木星・天王星のオポジションが12月26日に起き、12月29日には天王星が順行する。ちょうど重なるホリデー・シーズンは通常なら世界政治と金融市場にとっては静穏な時期なのだが、今年は爆発性を秘めているようにも見える。』

        そこにはまた、事実上2番目に重要で強力なジオコズミック・サインの時間帯が存在する。2017年2月22日〜4月21日で、これには3月4日から始まる金星逆行が含まれている。これは2017年で最も重要なジオコズミック期間になるかもしれない。これについては12月6日にアップロードした以下のYoutubeビデオで詳しく述べた。



  金星逆行は19ヶ月ごとに起きるが、5回目ごと ― または8年ごとに ― 黄道帯の同じ領域での逆行を繰り返す。今回は牡羊座13°からだ。前回は8年前の2009年3月6日に起きた。この時ダウ平均が6469まで下落し、当時の株式市場暴落の底となったことを覚えておられるだろう。それはダウ平均が54.4%を失った弱気市場の終わりだった。それ以来強気市場が続き、株価は今や205%騰がっている。さて、金星逆行の下でこれが再び反転し、新たな弱気市場が始まるのだろうか? 私達が『フォーキャスト2017』で詳説した分析の概要を示すYoutubeビデオを制作し、また3月初めにサンディエゴで「MMA2017投資リトリート」を開催するのもこれが理由だ。私達は長期投資に影響を与える重要な変化について心得ておきたいと考えるし、また金融市場に強力に作用すると私達が信じる、金融・経済政策の変化に対しても準備しておきたいと願っている。






訳文ここまで
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