March 14, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/15

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月15日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそ ちらもご参照ください。またご意見や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
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≪前回コメン トの検証と今後について≫

    火星は80日間にわたる逆行期を先週水曜に終え、世界では殆どの株市場がこの事象に向けて1ヶ月の上昇を続けた。しかしながら、典型的な逆行の終焉期に見られる状況の中で、全ての市場が年初来高値を付けたわけではなかった。

    ヨーロッパでは、ロンドンFTSEとスイスSMIが先週年初来高値をつけた。FTSEは5646まで上昇し、1/11土星が逆行を開始した時点での直近高値5600を抜いた。スイスSMIは今年世界最強市場の一つとして君臨し続け、火星がまさに順行を始めた3/10に6891まで上昇、1/11と1/21に記録したそれまでの年初来高値6666を凌駕した。しかしドイツDAXとオランダAEXは土星逆行開始時の高値の下で終わっている。DAXは先週わずか5989までしか上昇出来ず、1/11の6094をかなり下回っている。AEXは先週、1/11の年初来高値345にわずか3ポイントまで届く高値をつけた。ロシアMICEXもやはり1/20につけた年初来高値1491にはるか及ばず、先週つけた高値は1423だった。これもまた3/10の火星順行開始日のことである。従って、いくつものジオコズミック・サインが錯綜する2/28から3/25 ー (特に強力な3/9~21を含む) ー ダイナミックな時間帯において、ヨーロッパは弱気を主軸として見た市場間の相違や分岐を示したケースだと言える。

    アジア・環太平洋地域においては、各市場間の弱気度の分岐がより顕著だった。事実上、私達が参照しているどの指標も年初来高値を記録することはなかった。オーストラリアは3/11に4850まで上昇したが、これも1/11の年初来高値4984を下回っている。香港ハンセンはわずか21,333まで回復しただけであり、これははるか遡った去年11/18、最初に土星・冥王星のスクエアが離れ始めた日の高値23,099よりまだ安い。インドニフティは先週5158までの上昇を見せたが、これもまた1/6の年初来高値5310を抜けてはいない。この地域では、日本のNikkeiが多分一番のパフォーマンスを見せたと言えるだろう。これは金曜に10,777まで昇りつめ、1/15日に示現した年初来高値10,982に今やわずか200ポイントと迫っている。

    スイスと日本に次いで強かったのはアメリカ大陸地域である。ナスダック複合は年初来高値2376をつけた。これは1/11の前年初来高値2326をかなり上回っている。しかしこれは先週新高値をつけた唯一のマーケットだった。ダウ工業平均は金曜に10,645まで上昇したが、これは未だに1/19に記録された直近高値10,729を抜いてはいない。ブラジルとアルゼンチンのBovespa、Mervalも先週上昇したが、これらもまた1月の高値を抜けていない。

    但し、たとえ多くの市場が新高値をつけることが出来なかったとしても、強含みで週を終えたというのが事実である。テクニカルな見方をすれば、それらは皆新高値をとるために態勢を整えているように見える。しかし再三言うことだが、火星がその進行方向を変え、この株価上昇が顕著になり、そして今他の重要なジオコズミック/サインが進行しつつある。そしてそれ以外にも来週は *セント・パトリック・デー がある。トレーダーが当日いったいどう動くかを観察するのは興味深いことだろう。おそらく醸造所関連株は良い動きをするのかもしれない。

*(聖パトリックの祝日:3/17、カトリックの祝日。シカゴやNYなどアイルランド系移民の多い地域や都市で盛んに祝われ、緑の物を身に付け、ラガービールやアイルランド料理で祝う。NYは盛大なパレードで有名)


≪短期的展望≫

    先週は金星が土星・天王星・冥王星のT−スクエアのトランスレーション(3/3~11)を火曜に終えたという意味でも重要な週だった。強気の週であった。このことは全くもって、この展開しつつあるT−スクエアが相場の反転を前にして、強大な上昇エネルギーと共に働いていることを指し示している。

    また私達は今週、別の手がかりを得ることになる。なぜなら今度は太陽がセント・パトリック・デー(3/17)に天王星と合(0°)になり、次に土星と衝(180°、3/21)そして最終的に3/25、冥王星とスクエア(90°)になるという、金星と同様のトランスレーションを開始するからだ。もしこれもまた、株価上昇と一致して働くと仮定するなら、このブル・マーケットが8月までにあと20%以上の上昇を見せる可能性があると思う。

    しかしながら、金融アストロロジーの研究では、私達はこれらのサイン集合を市場反転の可能性として見る。太陽と天王星が合となる3/17は、特に多くの金融市場でその可能性があると思う。

    "The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 3: Geocosmic Correlations to trading Cycles" での研究によれば、これは14取引日の揺らぎを伴ってプライマリーまたはより長期のサイクルに一致するレベル1(最強)のコズミック・サインである。株価は上昇を続けていることから、これがプライマリー・サイクルの頂きを示している可能性がある。

    政治の最前線では、この時間帯(3/17~25)は多くのリーダー達、特に獅子座の指導者達にとっては辛い時期になるかもしれない。太陽は獅子座の支配星だからだ。

    * もしあなたが獅子座で、あなたの立場に対する激しい敵対やプレッシャーを感じていたとしても驚くにはあたらない。あなたの「敵」はいまやはっきりと姿を現しているし、あなた自身のリーダーシップへの意志もまたクリアな筈だ。人とあなたの物の見方が異なる時、双方、または一方がその違いを理解し受け入れない限り、闘争は必ず起きるだろう。

* (この場合はマンデーン・アストロロジーなので「あなた」は主に社会や企業等のリーダー格の人を指していると思われるが、パーソナルなアストロロジーではここで指摘される「敵」が自らの「精神状態」を指す場合もある。強い意志を持っていても、自分の弱点を突かれるような出来事や悩みなどが浮上する・・というようなことが考えられる。その場合に必要なのは葛藤ではなく自己理解と成長のための受容、ということになるのだろう)


≪長期的展望≫

    私達は今カーディナル・クライマックスの心臓部に向けて進み続けている。占星学的にはそのピークは7月末頃から8月初旬になるが、そのフォースは今でさえ目立つものだと言える。

    過去15年にわたる議論を知らない人のために言及するなら、カーディナル・クライマックスとは、私達の太陽系における、*最も外側から数えて5つの惑星の間に形成されるT−スクエアを含み、なおかつその全てがカーディナル・サイン(12星座中、最も強力な節目となりやすいサイン)の最初の度数で起きるという、非常に稀で強力な構成のことである。

*(外側から冥王星・海王星・天王星・土星・木星。これらの惑星は人間の意志の運動を表す内惑星{水星・金星・火星}とは働きを異にし、人間の表面的な意識や合理主義では対抗することが出来ない「外的」な「ユニヴァーサル・エネルギー」を表すと定義されている。スピリチュアル・アストロロジーの世界では「カルマ」に関するとも言われる)

    この構成は、2008年1月、冥王星が金星を伴いつつ山羊座に入った時から「醸造」され始め、2024年までその効力を保つダイナミクスである。このフォースは不正を暴く動きを作るという特別な傾向があり、これまで非倫理的なふるまいで(利を得てきた)人々に対して人類の権利を侵害した対価を払わせ、世界中の政府が何らかの形で変容するという、時代の流れを約束するものである。

    これは、その国の人々を虐待するような独裁者や、一般市民を財布にして自分の利益のみを追求するような"悪党"にとって良い時期ではない。そして同様に、この期間は財政上でも、また人類の生活や生命に関しても、多大な損失が見られるのではないかと思われる。

    2度目のカーディナル・サインへの主要惑星の入場は2009年10/9、土星が天秤座に入った時に起きている。土星は今年天秤座を出たり入ったりするが、2012年10月までは完全に天秤座から出ることは無い。天秤座の土星には希望もある。なぜなら土星は天秤座でエグザルト(その惑星が強くなり、良い性質が強調されると言われている)するからだ。世界の金融構造のひび割れがこの期間の多くの時期に見直され修復されるように見えるかもしれない。世界の指導者達は問題を修復するために協力し、世界平和に向かっての動きをいや増していくように見えるかもしれない。政治的リーダー達はますます「中心/中道」へ向かう傾向を見せるが、しかしその過程において、極右と極左との乖離・対立は激しくなるだろう。

    3度目のステップは天王星がその7年の旅を牡羊座で過ごす、今年5/27に始まる。
この展開は、世界の指導者達にとって大きな挑戦を引き起こすだろう。天王星は兵器と技術的進歩に関わる惑星であり、おそらくその目的は戦争となるだろう。(牡羊座の象徴)
これに関しては、テロリスト達が大量破壊兵器の保有量を増やしたり、サイバー・テロの能力を強化する可能性が考えられる。またポジティブな観点からは、今日人類の前進を阻んでいる問題を実質的に解決するための啓発的な動きや、大きな革新の時期になることも期待される。

    土星、天王星、冥王星の3惑星はこのカーディナル・クライマックスとカーディナルT−スクエアにおける3大プレーヤーである。以前これに似た展開が起きた時期は1930年~1931年であった。しかしながら、今の時期を1930~31年よりもっと強烈にしているのは、6/6に木星が天王星と共に牡羊座に入場するという事実だ。そして火星がそれを追うように、7/29、土星と共に(対極の星座である)天秤座に入場してくる。

この事は、過度な投機的動きや価格の大きな変動に関連する可能性がある。

    天秤座の土星が、いつものように物事をうまくコントロールする働きをできるのかどうか観察するのは、この時期最高に興味深いだろう。果たして各市場の価格は天秤座/土星のいつもの働きによってレンジ相場の様相を呈するだろうか?それとも対極の位置に進行する木星と天王星がその"コントロール"を吹き飛ばして木っ端みじんにするだろうか?

    その答えは多分、世界の指導者達が、このT−スクエアのまさに中心に位置する山羊座の冥王星が示唆する「負債の危機」に関し、どの程度解決に向かって歩を進めることが出来るか?にかかっていると思う。世界の負債状況を抑えるために何か(有効な手だてが)為されないかぎり、私達には従うべき単純な公式があるだけだ。
即ち 増加する支出と負債 + 低金利 = 過度の投機と資産バブル である。

    これから先の数週間、長きにわたって私達はこのことについて論じることになるだろう。今年の夏が近付けば近付くほど、莫大なトレードの機会が生じる筈だ。勿論、それは多大なリスクも意味する。特に貯蓄家タイプの人で、その資産を1%未満のリターンしかない預金から、2008年末から2009年始めにかけてすでに倍にも膨らんだ金融資産に移すことをそそのかされている人にとっては、である。

良い貯蓄家は決して腕の利く投機家ではない。今年は投機家のための年なのだ。

    投機家達は彼らを食い尽くし、何も残さずに放り出すだろう。もしも山羊座の冥王星の影響下で、指導者が投機家達に全てを吐き出させるような措置を講じたり、さらに多くの政府規制によって膨大な罰金や重刑を課すようなことでもない限りは。(山羊座の冥王星は、私達が今日知っているような自由金融市場の終わりをも示唆する惑星配置である)



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