March 23, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/22

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年3月22日(フリー版より)
翻訳: hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそ ちらもご参照ください。またご意見や間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。
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 今回は時間も無かったため前回の検証のパートを省きました。
内容的には各国の株式市場と為替、商品などのブルな値動きの検証と、年初来高値や直近高値の殆どが太陽と天王星のコンジャンクション(0°)の日(3/17)に示現していることなどを述べています。

 前回、今回と続くトーンを見ると、メリマン氏のスタンスはこれまでのように相場の上げ・下げを含めた現象の予測から大きく舵を切っているようにも思えます。(もしくは、多くのアストロ・デイトレーダーさん達同様に、あまりにもナチュラル・エネルギーの流れに相反した、かなり恣意的・意志的な相場の動きに対し、上下を予測することから少し引いているかもしれません。) そう長く見ている訳ではないので断定的なことは決して言えませんが、カーディナル・クライマックスという、占星術的にも大きな変革を意味する時間帯の中心部に突入しようとする今、無料版では「何でも起こりうる」という視点のもと、より俯瞰的なアプローチを取っているように見えます。

 いずれにしても、メリマン・コラムの真骨頂は特にその長期的展望にありそうですので、出来れば以前のコラムと合わせて現況を検証していただけると面白いかもしれません。

 また、このコラムはアメリカの政治・経済状況についての解説ですが、同じ惑星アスペクトの影響を日本も他の国々も同じように受けています。国自体の成り立ちが異なるために惑星のエネルギーがどのように翻訳されて現象化するかは国や地域により様々ですが、基本的なトーンは非常によく似ているのではないでしょうか。
日本の行く末を考えるにあたっても、何らかの示唆があるように思います。



≪ 短期的展望 ≫

 アメリカでは「マーチ・マッドネス」と呼ばれる季節に入った。3月の狂気、これは先週木曜に始まったNCAAー全米大学バスケットボールトーナメントの通称だ。天王星のトランジットは狂気とも関連するか、少なくとも非合理的で型破りな考え方や振る舞い、奇妙で予期せざる物事が起きやすい時間帯だと考えられている。(スポーツの世界では、私達はそれを「アップセッツ=形勢逆転」と呼ぶ…これは、現況の政治世界にも似たような3月の狂気的状況が反映され、同程度の予期せぬ形勢逆転が起きる傾向があるのではないかと思わせる)
言い換えれば、私達は"狂気の週"を過ごしているのであり、世界の金融市場は宇宙のシナリオに沿った振る舞いをみせていると言える。

 政治という劇場におけるドラマにしても同様である。しかしながら、こちらはまだ終わってはいない。なぜなら太陽ー天王星のコンジャンクション(0°)は先週起きた魚座の新月の一部であり、今週の春分時にもそれは影響を維持するからだ。換言すれば、月齢サイクルと季節のイングレスサイクルが共に太陽ー天王星のコンジャンクションを含んでいることになる。それだけではなく、イングレスチャート(シーズンの変わり目のポイントにおける天球図)はこの太陽ー天王星の土星、そして冥王星とのTスクエアをも含むことになる。

 もしあなたが、いかにこれらのアスペクトが型破りで、革新的で、 そしておそらくは少し奇妙な味わいを持った現象をもたらすかの内的考察を得たいなら、ただ週末に議会が医療制度改革法案を通そうとする、その方法がどんなものであるかをよく観察してほしい。 あなたがアメリカ在住であるなら、私の言いたい事をおわかりいただける筈だ。 もしあなたが既に国民皆保険制の敷かれた国に住んでいるのなら、「アメリカでは一体何が起こっているんだ?!」とばかりに頭を掻きむしるかもしれない。

 誰もこれがどんな物であるかを理解しないまま、少なくとも、この新法に関わる提案の2562ページにわたるドキュメントを読むための72時間を与えられた後、安息日・四旬節のど真ん中である * この日曜日 に議会投票が行われようとしている。少しでもこれと同じくらい奇妙な事が、かつて米国政府に起きたことがあっただろうか? 新月に加えて春分とマーチ・マッドネスの始まりが、土星・天王星・冥王星の2010年カーディナル・クライマックスを構成する惑星への太陽のトランジットと重なる、という事象はけして毎週のように起きる現象ではない。

* (予定どおり議会投票が行われ、医療保険制度改革法案が成立した。現地在住の方のツイートによれば、成立は難しいと考えられていたが、決め手はオバマ大統領による妊娠中絶への連邦政府の資金拠出禁止を再確認する大統領令を出すとホワイトハウスが確約したことで、土壇場で中絶反対派議員の支持が得られたとの見方も。この法案の改革は1965年低所得者医療扶助制度が施行されて以来のことだそうで、twitterを見ていてもさすがにトレンディなトピックに上がっている。素直に歓迎する声も多いが、政府のやり方に対する不安と不信のツイートも多く見られ、鬱積する医療保険会社への不満も絡んでこれから本格的な施行に向け色々と問題が出てくるのかもしれない。ちなみに現在魚座進行中の木星は占星術上ヘルスケア関連市場を支配している。)

 株式市場はどうなるかって? 
さて、それらがこうした反転サインのもとでリバースを起こすか、或いは3月の狂気に基づいて上げ続け、各国の市場の年初来高値を更新するのかどうか、観察してみようではないか。太陽はこの週末、3/20-21に牡羊座に入場する。これは春の始まりだ。牡羊座はカーディナル・サインであり、行動を起こしたい・・という衝動を示唆する。一定の方向性を保ってきた金融市場が春分など昼夜平分時のポイントでトレンド転換を見せるのは珍しいことだ。


≪ 長期的展望 ≫

 現在の画期的な惑星間アスペクトにおけるもうひとつの興味深い相関関係は、土星の冥王星とのスクエアである。アメリカにおいて私達は、医療保険制度法案の歴史的な投票に臨んだ。これは土星と冥王星の分離のスクエア(2009年10月~2010年8月)の、ちょうど中間地点で起きている。合衆国が国民皆保険制度の法案通過という事態にこれほど迫ったのは、過去においては1994年のことだった。そしてこれは前回土星と冥王星が互いにスクエア・アスペクトを結んだ時期と一致する。
 
 当時、このアスペクトは接近のスクエアであった。今再び私は、もう随分前の著書である「* Evolutionary Astrology: The Journey of the Soul through States of Consciousness」(Seek-It Publications, 1977, 1991)から引用してみたい。即ち ー 接近のスクエアは 真に必要とされる何かを"産む" ための痛みを示唆する。そして分離のスクエアは反対に、大切にしてきた何かが終わりを告げたことを理解する痛みを意味する。それは終末を迎え、時代の流れに遅れようとしているのだ。このような時必要なのは、その人の人生本来の目的に沿わなくなったり役立たなくなった物・事に代わる何かを創造し始めることである。
 
*(R.Merriman氏は金融/マンデーン・アストロロジャーとして著名だが、同時にスピリチュアル・アストロロジーのパイオニアの一人でもある)

 こうした事から、あなたはヘルス・ケア改革(実際には医療改革だが)のことを思い浮かべると思う。しかしながら、本来土星と冥王星は、健康や疾病関連の問題に関わる惑星ではない。こうした問題は、情の深い星座である魚座を進行中の木星と天王星の領域で、土星は今も健康志向を示唆する乙女座に向かって進行中である。土星と冥王星が関わる、より大きな問題は「負債」であり、予算と赤字とのバランスを取ることである。

 土星と冥王星の分離のスクエアのもと、ここで私達が学ぶべきレッスンは、この国が自国の経済を取り扱ってきた方法論は時代遅れであり、終末を迎えつつあること、そして根本的なオーバーホールが必要なことではないかと私は信じている。もしもあなたが、この医療保険制度改革法案の成立がそうした事実を証言するには難しいと考えるなら、クリストファー・ドッド上院議員による金融制度改革法案が次に舞台に上がるのを待ってみてほしい。

 土星と冥王星は、一つの時代がこれからの10年の内に終わることを告げている。しかしながら、鋭く対立する双方が、お互いに「正気の振る舞い」や「他方を尊重する節度ある態度」を伴って合意に至る事が出来る(出来なければならない)とするなら、一体どんな物事が旧い方法論に代わって生まれてくるだろうか? 一体何が私達個人の、そして国自体の、経済的な安定を保証するのだろうか? この問題は2010年、アメリカのみならず世界の主要国のリーダーにとって大きなチャレンジとなるだろう。 カーディナル・クライマックスの主要期が足速に近付いてくる。特に経済問題 ー 制御不能に陥っている負債問題の解決 ー において、更なる負債爆発を激化させないためにも、解決策が早急に見出されなければならない。



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