金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/5金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/26

April 18, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/19

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年4月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者による注です)
------------------------------------------------------------------------------------


≪ 先週を振り返って ≫

    金星と木星がそれぞれ支配する星座を通過中、株式市場は2/5のプライマリーサイクル、そして50週サイクルの最安値以来、これといった修正もなく殆どの間騰げ続けてきた。そしてこれは金曜日にSEC(証券取引委員会)がゴールドマンサックスを証券詐欺罪で提訴するという砲弾が当たるまで続いた。投資銀行が故意にCDOとして知られる危険なサブプライム(信用力の低い低所得者層向け貸し付け)債務担保証券の販売で投資家をミスリードしたと申し立てたのである。

    その主張は、ゴールドマンサックスが、あらかじめ失敗することがあきらかな証券を含んだそのCDOを組み立てる際にヘッジファンドのマネージャーを雇い、そしてデリバティブを設計したまさしくそのヘッジファンドがそれをショートしていたこと ー ゴールドマンを通して大衆に売りさばいたその証券は、彼らが買いを薦めた一般投資家の損失を伴い、20憶ドル以上の利益を掻き集めたのだとしている。 

    これは真実だろうか? 水星が逆行を開始しようとする寸前である今、私達はその全容を知ることは出来ないだろう。しかし、米株市場において、この数週間でもっとも急激な1日の下落幅を記録し、なおかつ、強気市場を終わらせ、新たなリセッションの開幕を推進するには十分なニュースであった。多分これは一度に起きるのではない。私達は将来のある時点でこの事件を見返し、これをSEC(政府)またはゴールドマンサックス、または金融業界全体にとって「何か」がバッドエンドに向かって進み始めた、その開始点として振り返ることになるだろう。

    このSECの発表のタイミングは多くの人々を驚かせ、頭を横に振らせるものであった。それは上院の財政改革法案「フィナンシャル・リフォーム・ビル」(以前触れたクリストファー・ドッド議員によるものであり、健康保険制度改革法に次ぐアメリカの大規模「爆発物」として私達が警告してきたまさにその法案)の、非常に重要な議事の寸前なのである。(健康保険制度改革法の真実は「疾病に関する法」である。何故なら「健康」に関しては殆どメリットが無いのだから)
   
    ではなぜ金曜の、市場が開かれた直後にこれを発表したのか? そしてなぜこの、オプション期日でいつもより市場のボラティリティが高くなる第三金曜日だったのか?  多分、誰かが次のようなことを試みていたのかもしれない。
すでに銀行とウォール街が「諸悪の帝国」として糾弾されている国内において、原因を新たに別の銀行スキャンダルに結びつけて株式市場を急落させることにより、財政の全分野にわたる政府の規制強化を目指すポピュリスト陣営へのサポートを確実にすることが出来ると。 
結局のところ、ここにマネーというものの全てがある。 

    勿論銀行とウォール街に2008~2009の経済恐慌に対する何らかの責任が無かったということではない。彼らには責任があるし、当然その責任を負わせられるべきである。しかしながら、最近の経済崩壊に彼らと同じくらい共謀していたのは米国政府自体であり、その議会の特定の議員達が、これまでの金融システムを自分たちの利益のために個人的に濫用してきて、経済危機をまだ防げた時期に沢山の過失をおかしてきたということ、そしてまさにその議員達が今やこの金融制度改革法案を推進するリーダーであるということだ。

    この最新の劇場ドラマには、金融の「王者達」に対する世論の判定を確実にネガティブなものへ移行させ、同時に政府の「主達」に今や次の大きな勝利のための手段を講じ、個人的責任から逃れるための力を与える可能性がある。それはうまく行くだろうか? いやあり得ない。冥王星が山羊座にあり、土星とスクエア(90°)である時、当然その答はNoである。誰も逃げられはしないだろう。ゴールドマンサックスも、経済を活性化させるために与えられた納税者のマネーを蓄え込む「金持ち銀行家」も、そして自分たちへの国民の反感を銀行家へ向けるために世論を操ろうとしている政治家も、である。

    今年11月の中間選挙の時、* 月のノース・ノードは山羊座の冥王星とコンジャンクト(0°)となり、金星は蠍座で逆行となっている。政府の操作に対する国民の反感が一つの頂点に達するとき、国中に轟音が響き渡りそうだ。結局、冥王星と蠍座によって行われる事とはこういう事なのだ。それらは毒を排除し、不必要なものを取り除く。冥王星と蠍座は、改革と解体・再生のための真のメカニズムだ。そしてこれが実世界にどう顕れるかは、投票ブースを前にして、またはその時までに確かな選択肢が与えられなかったとしたら街角で、シンプルに「もう沢山だ・・」とつぶやく人々の手にかかっている。

* (太陽と月の軌道の交点。北と南があり、ノース・ノードは昇交点とも呼ばれる)

(* オバマ大統領の支持者達はこの「フィナンシャル・リフォーム・ビル」に関して大統領を支持する署名をするよう、各層に呼びかけている。)
http://my.barackobama.com/StandForWallStreetReform
(* また、支持層にはオバマ大統領の署名で支援を要請するメールが送られている。星読みトレーダーさんの一人がその支持者であるらしく、送られてきたメールの内容が公開されていた。そのメールには強い調子で改革の必要性と、消費者を「虐待して」得た巨万の富を使ってロビイストを雇い、悪事を隠蔽し変化を起こさせまいと暗躍している「銀行家やウォール街などの敵」に対して敢然と闘いを挑む・・・というようなことが書かれていた。英語と日本語のニュアンスの違いがあったとしても、またもともと支持者であるひとたちに送った内容であるとしても、国の指導者から直接こういう激烈な調子のメールが来るというのは、日本人である わたしの感覚にとってはちょっと「ビックリ」な感じだった。さすがはお金さえ出せばピストルが買えるというアメリカ、闘いもハンパじゃなさそう...なんて。けれどアメリカではこれが普通のこととして受け止められるのだろう。)

    さて今一度確認してみよう。世界の全てのマーケットが先週年初来高値をつけるまで騰がったわけではない。ヨーロッパでは、オランダのAEXが新高値を付けたのみである。アジアと太平洋沿岸域では、オーストラリアのオールオーディナリーズが木曜に新高値を付け、月曜は香港ハンセンが第一サイクルの高値を付けた。しかし日本のNikkeiとインドのNiftyは、以前に株式指標の一時的な天井が示現する期日であると認識された、それぞれ4/5と4/7の年初来高値をいまだに抜けないでいる。ナスダックとダウ工業平均は、金曜のゴールドマンサックスによる証券詐欺罪のニュースによる下落の前、共に木曜に年初来高値を示現した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    これからの2週間は多くのミス・インフォメーションや混乱、はっきりしない噂やメッセージに満ちた期間になりそうだ。水星がその3週間にわたる逆行をこの日曜、4/18に開始する。これに続くのが4/23の金星スクエア(90°)海王星、そして、4/26には、全部で5回あるうちの4回目となる土星ー天王星のオポジション(180°)である。

    水星の逆行期はけして * トレードにとってイージーな時期ではない。話されていること、意図されていること、そして聞かれて理解されること、それらがしばしば思い違いを生みやすいからだ。特にあなたのブローカー(*や大事な交渉相手)と話す時は、双方に行き違いが無いよう、あなたが聞いた・言ったと思ったことをくり返し確認し、誤解を避けることが賢明だ。またテクニカル指標をトレードのガイダンスとしている人たちは、この時期、テクニカル研究があまり頼りにならない期間になりがちであることを頭に入れておくことをお薦めする。この時期は買いサイン、売りサイン共に、普段以上に「騙し」が多くなる。

* (株や為替・商品市場だけではなく、一般の商取引や交渉事においても同様のことが起きやすいので要注意)

    しかしこの空間における大嵐の雲となるのは、迫っている土星ー天王星のオポジションだろう。もし水星の逆行が偽の買いや騙しのサインと関連するなら、土星と天王星はサポートゾーンとレジスタンスゾーンが共に、とても弱いサポート及びレジスタンスとなりうることを暗示する。価格はこれらに乗じて爆発するかもしれない。しかし、水星の逆行がある場合、こうした爆発の後まもなく、もともと予想されたような非常に悪質な反転が続いて起きる可能性がある。


≪ 長期的展望 ≫

    先週起こった長期の惑星サイクルに関連して、地政学上重要かつポジティブな進展があった。オバマ大統領は世界の指導者達に呼びかけて核安全保障サミットを招集し、テロリストが核兵器を入手するのを妨げる方法について議論した。また数週間前、彼は世界規模のサイバーテロリスト・アタックの可能性について議論するサミットを主催した。これらの2つの事柄は、現在影響を及ぼしている長期の惑星サイクルに大いに関係している。

    もし私に、土星・天王星・冥王星のTスクエアを含むカーディナル・クライマックスにおいて、何が一番恐るべき事か?を尋ねていただけるなら、私の選択は上記の事柄になる。

    事実、拙著『フォーキャスト 2008,2009,2010』の内容に関して私が話した様々な講演において、何人かの人からまさにこの質問が出た。そしてこの3年間、私の答は一貫してこの2つだったことをその場にいた方々はご存じだと思う。これらの脅威は、2010年から2015年を通じ、そして特に天王星が冥王星にスクエアとなる時(2012年~2015年)可能性の領域に明確に存在し続ける。

    去年私は、もしオバマが彼の人生でもっとも価値ある使命を果たしたいと願うなら、彼はまさにこれらの問題を議論するために世界の指導者達を彼の側に集め、サミットを開催する必要があると述べた。彼はこれらの問題に関してリーダーシップをとる必要がある。何故なら、私の分析では、彼の天命は核とテロリストの脅威を取り除き、世界平和のために世界の指導者達を一つの目的のもとに集めることにあるからだ。彼は各国の指導者達に、これらの問題に対し断固たる態度をとること、そしてその結果、兵器を集めて罪のない命を危険にさらし世界平和の脅威となる人々を孤立させてほしいと頼むことによってそれを成すことができる。

    そして彼は丁度先週それを行動に移し、世界はとても好意的な反応を示した。彼が自分自身に備わった才能と技能にピタリとはまった方向性をもって動く時、彼は成功し尊敬される。

    土星がその殆どの期間を天秤座で過ごすこれからの2年間、もしかしたら私達はもっとオバマを平和を望む政治家として見るようになるかもしれない。そして、完全な景気回復を阻むことにしかならない、高い失業率、経済の脆弱性、そして持続不可能な国家の赤字が蓄積している時に増税したり政府の支出を増やすような、分裂した舞台裏の操縦者という印象を弱めることができるかもしれない。


訳文終わり
-------------------------------------------

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/5金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/26