金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/19○4/28の満月ーみんなに降り注ぐエネルギー

April 25, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/26

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年4月19日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    先週から典型的な水星逆行型の週が始まっている。米国では株式指標は年初来高値を示現した。しかしこれはアメリカのみの事だ。アジア太平洋地域では、4/5から4/15までの年初来高値が有効なまま、その後の最も安値に近いレベルで週を終えている。ヨーロッパでは、株式市場は金曜までよく上昇したものの、それでもいまだに4/12-16に付けた年初来高値を抜けずにいる。
では私達は、いったい今どの指標をリーダーとして考えるべきだろうか? テクニカル面で大変な強気を表しているアメリカだろうか? それともアジアと極東の弱気に見える指標だろうか?

これが「トリックスター/詐欺師」とも呼ばれる水星の本来の一面である。つまりあなたは強気や買いシグナル、そして弱気や売りシグナル、そのどちらも当てにすることができないのだ。 むしろ、買いシグナルが「買い→儲け」を意味し、売りシグナルが「売り→儲け」を意味する「正常な」マーケットの傾向に比べ、水星逆行時の市場傾向は、あなたが多くの虚偽やまぎらわしいシグナルに惑わされないよう警戒態勢をとらねばならないことを意味する。

他の市場では、貴金属相場は前週の終盤と先週早々、ゴールドマンサックスに対するSECの証券詐欺罪の提訴の後ハードな下げを見せた。しかしながら、水星逆行現象の典型として、その話題は日が経つにつれて熱気を失うように見えた。しかし、にもかかわらず、株と商品は週の初めは安く、一方金と銀そして原油相場は先週の終わりまでなんなく上昇した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    金星と木星が支配する時間帯は今週終わりを告げる。金星は自ら支配する牡牛座を進行し、それと同時に木星も自身が支配する魚座を3/31から進行していた。金星は牡牛座を今週日曜、4/25に出る。以前、このコラムは、株式市場がこの期間に大した衰えを見せないかもしれない、そのジオコズミックな理由としてこの件を論じた。これは、少なくとも牡牛座が株式市場を体現している米国においてはその通りに出たと言える。(米国株式市場は1792年5月17日、ニューヨークで創設された→太陽が牡牛座にある)

    しかし、全てが今週変化する。事実上、この週は土星・天王星オポジション(180°)5回のうちの4回目が形成される。マンデーン・アストロロジー(社会・経済・軍事など世界の出来事や流れを予測・解析する占星学)と金融アストロロジーの分野では、土星と天王星のコンジャンクト(0°)とオポジションは、全ての中で最も強力なジオコズミック・サインの一つなのだ。
   
これらのサインの最初の通過から最後の通過までの期間は、およそ2、3ヶ月の幅をもって常に米株式の4年またはそれ以上のサイクルに相関を持ち、そして通常は18年またはより長いサイクルとも関連を持つ。それは今回、既に2009年3月6日に起きている。この時米国株式市場は18年サイクルの底値(そして多分72年サイクルの底も)付けたと思われる。

あなたは、このサイン — 土星・天王星のオポジションの初めての通過が2008年11月4日、まさにアメリカの国民選挙の日に起きたことを覚えておられると思う。もしあなたがこの日付の重要性を世界的な政治情勢の反転現象とからめて論じたいと思うなら、それは非常に良い主題となるだろう。

    私達は、しばしば惑星のサイクルと、自然現象におけるサイクルとの相関関係を提示してみせる。 土星は地球 — 大地を支配し、天王星は大規模な分裂のエネルギーを支配するので、これら2惑星の本来的性質から言っても、強力な地震、津波、および火山噴火が起きる時間帯との一貫した同時性を見ることができる。また非常に興味深いことは、天王星が航空会社をも支配する惑星だということだ。

私達は、今回起きようとしている土星・天王星のオポジションが、先週起きたアイスランドの巨大な火山噴火と、それに付随して全ヨーロッパを覆った火山灰の雲による多数の航空路線のキャンセルと相互関連を持つと主張することができる。今週水曜日に示現する蠍座の満月のもと、その蠍座を支配し、火山噴火とも関連のある冥王星もまた関わることから見て、危険はまだ去っていないと言える。時間のオーブ(完全な180°を付ける日付からのズレ)はパーフェクトな土星・天王星オポジションの日付け * から前後に12日間の幅を持つ傾向がある。

*( 日本標準時で完全な180°になるのは27日火曜の朝6時~10時ごろ )

    この他に、もうひとつ注意しておくべき事がある。水星が4/19から5/11まで逆行している。この期間の丁度中間もまた、市場のリバーサルに前後2取引日のズレ幅をもって一致する傾向があるのだ。それは4/30 * 金曜である。この場合、逆行が始まった時間帯にどんな反転も起こさなかった市場は、通常、その期間の中盤に突然の折り返しを見せるという規則性に沿っている。市場が水星逆行の期間中、何かしらの重要性を持つ反転現象をまったく見せずにトレンドを維持し続けることは、極めて稀なことである。
   
*( 原文では木曜となっている )

*( このリバーサルの時期について、今も多くの星読みトレーダーさん達が議論している。大方の意見では、やはり今週なんらかの反転が起きるだろうという感じだ。けれど、多分それもちょっとした調整程度に過ぎないんじゃないか? 本当のハードな下落はこの夏あたりではないだろうか? との声も出ている。毎日相場と対峙してデイトレードを続けている彼らは、今のNY市場全体が、巨大なマネーによって仕手化していて、惑星の動きを含めたナチュラルなエネルギーや社会経済のリアリティから乖離しすぎている・・という実感を持っているようだ。 ただし、今まで疑心暗鬼にかられていた初心者や新規参入の人たちがそろそろ焦って買いに入って来ていることからして、まもなく何らかのキッカケでハシゴが外されるのではないだろうか?という意見もみられる。  慎重派の一人は「ポジション・トレーダーに告ぐ。よっぽど自分が何をやっているかわかっていない限り、今はロングもショートも最小限にしてキャッシュを多くしておくのがベストの選択だ!」と呼びかけていた。
ちなみに次に土星・天王星のオポジションが起きるのは7月の下旬、その時はそれぞれに火星・木星を側に伴っている。また同時に木星・冥王星のスクエア、水星・海王星のオポジションなど多くの注目すべきアスペクトが起きる )


≪ 長期的考察 ≫

「無限のマネーは闘いの根源の力となる」 — シセロ/Philippicsより


    金融規制改革。 あなたは、冥王星が山羊座にあって土星と天王星からスクエア(90°)となり、そしてまもなく、6月初旬に牡羊座に入場する木星からもスクエアとなる状態をこれほど適切に表現するタイトルを考えつけるだろうか? それは、この構造がFRBの始原図(創設された日のホロスコープ。1913年12月23日午後6時2分 ワシントンDC -New York Times より)における、太陽・冥王星のオポジションに対して * グランド・スクエアになるという事実を考慮する時、さらに著しいものとなる。

*( ホロスコープを十字に四分割するアスペクト。大凶角とされている )
   
アメリカ合衆国で「金融規制改革」について考える時、あなたはFRB — 連邦準備制度理事会(国の中央銀行)について考えなければならない。またあなたは、合衆国自体のチャートについても考慮しなければならない。なぜならそれは政府(太陽と土星)に関連するサインを含んでいるからだ。

    以前のコラムで私は、「ヘルスケア・リフォーム(医療保険制度改革)という苦悶」の直後に起きる2党間の熾烈な争いの的はこれになるだろうと言及した。そして、ちょうど医療保険制度改革法案が火星の逆行によって殆ど死に体となったのと同様、この金融改革法案に関する新たな闘いもまた、水星の逆行のもとでツイストターンを見せ始めている。それは先週、水星が逆行を開始し、上院で法案に関する討論が始まるギリギリ直前という時、ゴールドマンサックスに対して証券詐欺の告発があったことから始まった。
先週のメディアは、ゴールドマンサックスに対するSECの突然の発表が、世論に影響を及ぼすよう政治的に時間調整されたものだという主張に満ちあふれていた。

    しかし、いずれにせよ水星が逆行している最中でもあり、何が起こったのか?そしてなぜ起きたのか?に関する数多くの矛盾する話が伝わりがちである。そして結局、私達は真実の全容を知ることはないだろう。なぜなら逆行の水星は、もっともらしいストーリーや根も葉もない情報、そして否定といった要素を司る「達人」だからだ。
     
しかしながら、一つだけ私が衝撃を受けたのは、政府側がこの法案への最も主要な反対論(共和党、保守派、ティーパーティ運動支持者などによるもの)だと言うものの内容と、私が本当の反論だと思うものとの違いであった。政府側により取り沙汰されている考えは、相手側がこの法案を、企業や銀行のいわゆる「too big to fail — 潰すには大きすぎる」かもしれない状況を終わらせることが出来ないものだ・・・と信じている、ということだ。これは単に表面的な事柄に過ぎないし、基本的かつ最重要な問題でもない。

    基本的問題(と私が考える事柄)を理解するために、この1週間のウォールストリート・ジャーナルから2つの記事を引用させてほしい。そうすれば、社会的関心事の源にたどり着くことが出来ると思う。
   
最初の記事はこう言っている。
『 ・・・その代わりに、共和党は破綻企業に倒産プロセスを踏ませることを求めている ; 法案そのままでは、殆どの企業を破産審査裁判所に強制的に送り込むものの、非常時においては政府による企業の(管理・支配権の)接収というオプションを供給している 』

2番目の記事はこう言っている。
『 最初の段階でホワイトハウスは、政府に大手金融機関を差し押さえ破産させるための権威を与えるであろう法律の詳細な仕様を準備した・・・ 』

    ここでの問題は政府が未来に果たす役割に関するものであり、こうした大手金融機関の単純な規制改革云々にあるのではなく、国民生活の多くの局面に関連してくるものなのだ。それは山羊座の冥王星が体現する問題だ。すなわち「パワー(そして改革)の原則」(冥王星)を政府(山羊座)に結びつけるということである。多くのアメリカ人にとって、こうした法案は個人生活やビジネスに政府のより強大な権限が及ぶことを認めることになる。

そして先週行われたPew Research Centerの調査結果を報じたウォールストリート・ジャーナルによれば、『 ・・・一般大衆は今や政府自身の改革とその力の縮小を望んでいる。 ウォール街に対してのより大規模な規制を除いては、バラク・オバマが就任した当時と比べると、経済に関わるこれまでより強力な政府の支配などを含め、国の問題を政府が直接解決することへの大衆の"食欲減退"がみられる 』

この全ての事の中に、マンデーン・アストロロジーを研究する人々のためのメッセージがある。
これは民主党や共和党、リベラルや保守やティーパーティ熱狂者に関係なく、多くの人々が言いたいと思っていることだ。そう、それはビジネス、銀行業務、そしてウォールストリートの崩壊に関わる問題だ。しかしそれは同じくらいに(もしそれ以上でないとしても)、この、経済不安が非常に高まり人々がまさに誰を信じてよいかわからなくなっている時に、自国と世界の負債爆発や、このような時流への大衆の不安が増大すると同時に起きようとしている、「 政府の権限の増大 」に関する問題なのである。

彼ら(大衆)が信用しないのは、権力が信頼されていないこの時期に自分達の権限を増大させようと企てている人々だ。これは山羊座を進行する冥王星(2008ー2023年)、土星・冥王星のスクエア(2009−2010年)、そして土星の冥王星に対する減衰のフェーズ(2001-2020年)がもたらす問題でもある。
ギリシャに聞いてみるとよい。

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