金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 5/31◆メリマン・コラム6/7翻訳後記_変革の時期と神話ドラマ

June 06, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 6/7

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年6月7日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文で す。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。(文中の*は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

      あなたは金曜日、あの大きな「地響き」を聞いただろうか? あれが木星・天王星がスリルと畏敬に満ちあふれる回路を爆走しながら降りていく時の音だ。昨日は爆益、今日は爆損。この筋書きの担当は誰だろうか? それは勿論牡羊座のMr.天王星だ。彼が躍起となって求めるのは一貫性や予見性ではなく、ただ驚きと思いがけない出来事なのだ。 彼を見張るあなたは寝入ることがないだろう。もし寝てしまえば逃すからだ。
     
1990年代初頭、インターネットとE-Mailが爆発的に拡がっていった時、一体どんな風だったかをあなたは覚えているだろうか? すぐに流れを掴めなければ、あなたはたちまち置き去りにされた。今年、私達はまた同じような道程を進んでいる。 天王星は他の様々な要素と共にインターネットとテクノロジーも支配する惑星だが、彼が担当する時は常に、ノー・ルールが規則だ。 あなたが進むと同時に規則が新たに作られるか、または常に規則に造反する・・・株式市場が今まさに見せているふるまいのように。 もしあなたが、今や投機家が支配している世界で「投資家」たらんと試みているなら、あなたは1990年代初頭にE-Mailアカウントを取って、膨大な急流に追いつくために多大な時間を費やした生真面目な人に似ている。

      休日で短縮された先週、ダウ・ジョーンズは火曜に125ポイント下落、水曜には225ポイント上昇、雇用統計を控えた木曜は大人しく、そして米国における雇用が * 5月に431,000人増加した事が報じられた金曜、引きつけを起こした。その内411,000人は国勢調査のための臨時雇いであった。市場(ダウ)はオープニング・ベルの直後に意気消沈し、200ポイント下で気絶状態となり、クロージング・ベル後に300ポイント以上の下落で取引を終えた。 牡羊座の天王星・木星ペアは鳴り響くベルが好きだ。 彼らは競争と素早い動きを好む。競争の「ニューエイジ」 ― おそらくは無情な競争となるだろう ― が始まろうとしている。
     
* (ロイターによれば、アナリスト・コンセンサスは513,000人だったそうで、この落差が失望を誘ったとされている。しかしこの数字もどれほど確固たる権威のある数字かというと、アテにならないのは衆知の事実だし、同日のニュースでは「なかなか底堅い」などの「識者の意見」も出てきている。いつものことではないだろうか。 
また、下落のもう一つの要因にハンガリーのデフォルトリスクによる欧州債務問題の再燃があったとされている。これはハンガリー政府の要人発言が元となっているけれど、自国の危機を喧伝するかのような発言には、交替したばかりの前政権がいかに無能であったか、現政権の今後の働きがいかに有効であるかを強調したいという政治的意図も見え隠れするようだ。ハンガリー中銀は同じ日に、ハンガリー経済の内外均衡は大幅に改善したとの見解を発表している。このあたりは全てが闇の中だ。
これから先、欧州懸念にとどまらず様々な行き詰まりが露呈することは確実としても、今表面化するニュースや意見に確実なものは何一つ無いかもしれない。あるのはただ、売り材料と買い材料。けれど現在の惑星の影響下で、多分世界中の指導者達が今後、一昔前なら考えられないような大胆発言または無謀な発言や行動を取る可能性は否めないと思う。
日本を含めて...。)


しかし、いったい何のために彼らは競争しているのだろうか? 
多分、面白半分に。彼らはまもなくこの上下動・前後運動に飽きてくるだろう。そして、山の頂上をめがけて競争を始めるかもしれない。ころげ落ちるスリルを味わいたい、ただそれだけの為に。

      もし出来るなら、ピカピカの真新しいフェラーリにあなたが乗り込む場面を思い描いてみてほしい。 夜の街明かりにきらめいて、あなたは運転席に飛び乗り、エンジンをかけ、アクセルを踏み込む ― 最高速に達するまで。 結局、それが牡羊座の天王星なのだ。速度は重要だ。
と、突然ライトが消え、アクセルがスタックする。スピードが殺されて・・・
     
さて、今やあなたは多分、FRB(連邦準備制度理事会)や他の中央銀行が、この木星・天王星のコンジャンクション(0°)と FRBの始原図における太陽・冥王星のオポジション(180°)とのこれから3ヶ月にわたるT-スクエア形成の影響下、それまで経験したことも見たことも無いような累積債務危機に対処しようと試みる時にどんな感じがするか?を想像できると思う。

国債とドルは、1990年代初頭にニュー・テクノロジーを学ぶことに抵抗した人々と似たタイプの脅かされた投資家達にとっての、いわゆる「安全な避難所」として月まで昇る。 そしてまもなく、10年債利回り3%で、彼らはシェルターを出て株式市場に飛び込んで来るだろう。 しかし、そのカタパルトが作動する前に、ダウ工業平均は9000(か、さらに低いところまで)下落しなければならないだろうか? 多分そうかもしれない。 木星・天王星の影響下では、全てのマーケットがその上昇と(または)下落においておおかたの予想を上回る傾向があるのだ。

       そして国債の金利が突然上昇して(ある時点で確実にそうなるだろう)、価格のダイブが起きる時、その少し後に株式市場に何が起こるだろうか? あなたは短期トレードを学ぶか、もしくは中央銀行やIMFが、次の莫大なローンに拍車をかけ、不換紙幣を爆発的に刷り出す前に、彼らのフェラーリのシステム・チェック(例えば記録されたものの秩序正しさなど)を入念に行うことを願ったほうが良いだろう。 変化は来る。そして監査もやって来るかもしれない。

        先週ワイルドなシーソー・ゲームの様相を呈したのは株式市場だけではなかった。ユーロもまた、2006年春以来初めて1.2000以下に下落した。これは底 ー これからの2ヶ月間に付けるだろうと思われる(多分1.1000〜1.1500) ー に近いかもしれない。そしてこれは、時間的な見地からして米国債とドルが天井に近いかもしれないことを意味する。 しかしこの短期間の間中レースは続行し、市場は非常に速く、非常にシャープな動きを見せるだろう。 これが牡羊座を進行するMr.天王星 ― 今や彼の仲間、*ゼウスと共にある ― の好みにかなったやり方だ。 これはビッグ&ワイルド、そして  ** "Fast and Furious" そのものだ。
 外は暗い。彼らはこんな夜遅くに、自分達が果たして何処に向かおうとしているか、本当に知っているだろうか?
       
*(木星は英語でJupiter、ギリシャ神話のゼウス ― 偉大な力と奔放な性質を兼ね備えた大神の原型と同一視される)

** ("Fast and Furious" 邦題「ワイルドスピード」。2001年、ロブ・コーエン監督の映画で、ロスを舞台に無法ストリート・レーサーの生態と様々な改造車が出てくるカー・アクション&刑事もの。当時そのスピーディな映像が評判を呼び続編も作られた。.....訳注の範囲を超えますが、訳者hiyokaの大好きなB級映画なので一応その雰囲気など・・・^^;
 http://www.youtube.com/watch?v=fNRqTfulceQ




≪ 短期ジオコズミクス ≫

        今週は木星が、長く予期されてきたその牡羊座への入場を果たし、天王星との3度あるうち最初のコンジャンクションを形成する。私達は今、牡羊座の体現するテーマに基づき、公式に『新時代』へと入ろうとしている。 と同時に私達は、この信じがたいカーディナル・クライマックスという、2008年に始まり、その影響は2023年まで続く天体現象の、より深い層に入っていくだろう。 しかし、そのピークはちょうど以前のピークが1928年〜1934年であったように、2008年〜2015年となる。 5/28〜29、84年の軌道サイクルを持つ天王星が牡羊座に移行した。 6/6 日曜、木星は新しい黄道帯(牡羊座)の入り口に達するだろう。 そしてその2日後、6/8、木星と天王星は14年周期において3度あるうちの最初のコンジャンクションを形成する。 あなたは奇跡の存在を信じるだろうか? もし信じるとするなら、これはその信念を裏付ける期間となるかもしれない。(9/18、2度目のコンジャンクションが起きる時まで)

        木星と天王星の影響下では、どんな事でも起きうるし、起きる事はおそらく大きいだろう。牡羊座の初期の度数において、新しい日々が始まる・・といった感覚がもたらされるかもしれない。 この時期は多くの活動が見られる期間であり、したがって、物事がより改善されるという希望の時でもある。 木星は原油も司っているので、メキシコ湾ですでに50日近くも続いている致命的な原油漏出を止める解決策が出てくるかもしれない。また、ヨーロッパを苦しめている債務問題をいかに正すかについての、新しくて有効なアイディアが考え出されるのかもしれない。 それは来週には起こらないかもしれないが、かなり近い将来のいつか、現実となる可能性がある。

         木星・天王星の牡羊座入りのみが、起きているサイン・チェンジの全てではない。 月曜には、* 火星がついに獅子座を離れ、クールでクリーンなサイン、乙女座に入場する。これは、冷静で効率的な精神がヨーロッパの債務問題とメキシコ湾の原油漏出災害を解決する道を案出するだろうと考える、もう一つの理由である。 
そして6/10 木曜には、** 水星が(月を伴って)その本来宮である双子座に入場する。それらは2つとも翌11日、火星との***ミュータブル・スクエアを形成する。これはまた一層、「速すぎて木にぶつける」タイプのシグナルだ。 言葉というものは重要である。あなたが議論好きか、または他者を怒らせる危険を冒すのが好きでない限り、自分の考えを(迂闊に口に出さず)良くコントロールするのが一番の道となる。オバマ氏の誕生チャートの月は双子座にあることから、今週後半から、彼の言葉に注意しておくのは興味深いかもしれない。
 
* (東京ローカルタイムでは6/8朝7時半ごろ)
** (東京ローカルタイムでは6/10午後3時頃、但し月は6/11朝7時半ごろ)
*** (ミュータブルサイン/浮動宮同士で形成されるスクエアのこと。融通性、変化、適応性などを示唆すると言われる)



≪ 長期的考察 ≫

         カーディナル・クライマックス。 冥王星はすでに、そして2008年に爆発した「グレート・エコノミック・クライシス」の時からずっと、カーディナル・サインである山羊座に滞在している。 それは2023年までそこにいる。 土星は2009年10月から2010年1月半ばまでの短期間、冥王星とスクエアを形成し、そしてヨーロッパの負債爆発とシンクロしながら、カーディナル・サインである天秤座に滞在した。

2010年7/21、土星は天秤座に戻り、再度その減衰のスクエアを冥王星に対して形成する。それは2012年10/5まで天秤座に滞在する。 そして今、木星と天王星が、カーディナル・サインである牡羊座に入場する。天王星は8/14までそこに残り、その後2011年3/12までの短期間、魚座に戻るだろう。その後牡羊座に2018〜2019まで滞在することになる。 木星の最初の牡羊座訪問も同様に短期だ。これもまた、9/8には魚座に戻り、本格的牡羊座滞在期となる2011年1/22〜6/4が来るまでの間、魚座内をふらふら歩き回る。(魚座的な動きを説明するのにこれ以上の単語はあるだろうか?)

       もしあなたが、沢山の理想を語る言葉や、けして実行されることのないプランの(破られた)約束にウンザリしているなら、大きな驚きを経験するかもしれない。 カーディナル・サインとは活動の周期を意味する。プランは実際に実行される可能性を持つ。それは解決を意味するとは限らない。何故なら、牡羊座においては、何事も正しく賢明に考え出された上の行動ではなく、しばしば衝動的な行動を意味するからだ。

       しかし、市場の人々にとっては、木星と天王星が抽象的で博愛的な思想の遂行をテーマとする魚座にあった時より、はるかに先行きの絵を明確に描けるようになりそうだ。 これら2惑星が魚座にあった時、人々は「誰か」や「何か」を信じたがっていた。彼らは "Wizard of Oz" オズの魔法使い ― 何事も解決してくれそうな政府やリーダーを信じたがっていたのだ。
そして今牡羊座において、人々は * "Wizard of Id" ― 自分達が誰よりも速く素晴らしく物事を解決できると信じる人 ― を見つけるかもしれない。しかしこれは、その人が現実という壁の範囲内で、または実際上可能な事柄のみに着手する時にだけ、成し遂げることが出来る。
言葉は重要である。だが行動は言葉より多くを語るだろう。

* ("Wizard of Id" オズの魔法使いをパロったタイトルのアメリカのニュースペーパー・コミック。Idと呼ばれる中世っぽい王国を舞台にしている。タイトルのIdは、Idiot(間抜け)と、フロイト心理学で人間精神の本能的で初動的な部分を指すId(イド)をかけたものらしい)


それでも、木星・天王星は牡羊座にあり、北半球はそろそろ夏を迎えようとしている。今はワクワクし、楽しんで、旅行をし、沢山の人達に会うべき時間だ。
しかし、ほんの少し、明日のことについて考えてほしい。 あなたがただ内なる衝動のみに基づいて行動するならば、その後遺症はけっして愉快なものにはならないだろう。




訳文ここまで
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