☆お知らせ☆金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 7/19

July 11, 2010

●7/12の新月ーみんなに降り注ぐエネルギー(気まぐれUP♪)

    今回の新月は蟹座の19°23′、皆既日蝕を伴う、とてもパワフルな新月です。アストロロジャー、アリス・ミラーはこう言っています。『まっさらな目で夜空の月を見つめる時、私達はそこに明かな矛盾が存在することに気付く。黄道12宮の天体で最も小さいにもかかわらず、月のもたらす影響は私達がこの地球という惑星に生きて経験する事柄のうち、その重大な部分の殆どを占めるのだ。地球に最も近い天体であるため、月は太陽を含む他の天体の要素を覆い隠すことが出来る。・・・・・月は太陽が放射する生命エネルギーとロゴスを低位次元へと変換し、地上の物質(人間)とその経験(現象)という形態をとった宇宙のアートを可能とする、変換器に例えることができる。』

新月は前回 からの課題を終えて、次の新月までの約一ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。そして日蝕は新たな生命を生み出すための種子をもたらします。月はその体に太陽の光を独り占めして燃料満タン状態。いつもよりずっとパワフル。なのでこの日蝕〜7/26の満月までは、新しいプロジェクトの開始には絶好の期間とも言われています。 ただし今回はちょっと頑張りが必要になるかも。。
残念ながら明日は夜明けごろの新月なので、時間を合わせたお願い事はしにくいかな? でもその時間帯、一人になってこころ静かに惑星の囁きに耳を傾けてみれば、多分得られるものは多いはず。たとえすぐ目に見える成果ではなかったとしても.......。
さて、今回はどんなテーマになるのかな・・・

7/12、日本では沖縄周辺で午前04:11〜, 北海道周辺で05:06ころ, 東京・関東ローカル=04:58,  関西方面=04:40前後 で新月となります。 ヒーリング・メディテーションや願い事をしたい方、 可能ならこの時間帯に合わせてみてください。

eclipse


------------------------¨°☆¤☆„¸○¸„☆¤☆°¨--------------------------

Sabianシンボルによる【新月のテーマ】

【太陽・月 蟹座19°〜20°】

*テーマはの意識の流れのひとつを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。

"A priest performing a marriage ceremony" + "A child of about five with a huge shopping bag"
"Gondoliers in a serenade" + "A hidden choir singing"

世の中に認められたいという願望→ ★状況を掴んで計算する能力の必要性→ ★格差のある現実を埋める努力→ ★多少背伸びしても責任を引き受ける→ ★縁の下のハードワーク→ ★突然の感情的ショック→ ★自分の中に生き続ける「子供」に気付く→ ★魅惑的な夢をみる→ ★我を忘れたい気持→ ★目の前にある何物かに駆り立てられて行動する→ ★自分の周りのサブリミナルな力に気付く→ ★隠された力→ ★社会の中で「自分自身の歌」を歌い続けるための闘い・・・・・

エネルギーのポイント:「全ては成長のために」
ラッキーポイント:適度な休息。遠くを見過ぎないこと。音楽による癒し。気の合うひととの交流。気晴らし。知的な寛大さ。イエロー・ライトグリーン・すみれ色。

この時期はストレスが強まることから体調を崩すひとも増えそうです。そうでなくったってこの蒸し暑さ。くれぐれも無理をしすぎないで、デトックスと休息をこころ がけてください。

    前回の新月のテーマあたりから、エネルギーの流れはどんどんと社会的な要素が色濃くなっているようです。ちょうど7/11は参議院選挙。新月になるころには大勢が判明しているのではないでしょうか。 どんな結果であれ、わたし達の選択は今後の日本に大きな影響を及ぼすことになるでしょう。

このところの新月・満月で忘れてならないのは、その背景には常にメリマン・コラムでもお馴染みの「カーディナル・クライマックス」ー大きな社会構造の変化をもたらす流れがあることです。この流れは2020年代まで続き、段階的に世界の仕組みが激変していくと言われています。そして今年2010年はその最初のエポックとなる年。それだけに降り注ぐエネルギーは強化され、加速化しています。政治や経済の世界だけでなく、仕事・恋愛・友情そして家族。。多かれ少なかれ、誰もがその影響を受け、自分なりのやり方で変容していくでしょう。 これから先、多くのひとが構造の変化について行けないと感じる時があるかもしれません。でも、時代の変化はまず個人の無意識の変容からもたらされるのではないでしょうか。
わたし達はみんな、それぞれのあり方で、ひっそりと時代に参加しています。 


    さて、この新月/日蝕は、首都・東京ローカルチャートのアセンダント上で起こります。 アセンダントは人間ならそのひとのパーソナリティやアイデンティティを表す感受点。夏の早朝、東の地平・・・まっさらな1日の始まりを示す位置です。しかも、今回はそこに恒星カストールと小惑星ジュノーが共に新月を祝っています。 この他、蟹座には合計7つもの惑星や感受点が集合中。 この強烈な配置は、この新月が日本に住んでいるわたし達にとって、これから先の新たなアイデンティティ探しの出発点にも成りうることを暗示しています。 
その結果が表れるのはまだ先のこと。日本も、わたし達ひとりひとりも、新しい時代の母胎の中でまだまだ無意識の中にまどろんでいる状態かもしれません。 

(余談になりますが、国の状況を見るための始原図、それも現在の日本国憲法の施行日をもとにして作った日本のチャートでは、一番大切な国家や国民のアイデンティティ、世界の中で果たす機能、そして国家としての「表現」を司るパートがとても弱められています。 これは秘めた力とも言われていて、パーソナルなアストロロジーでは、これを覚醒させるためには大きなインパクトのある体験が何度か必要になるとされています。国家の場合でもこうしたリーディングができるかどうかは、これからの研究によると思いますが....。)

蟹座で起こる日蝕は、エネルギーを受けとる全てのものの成長を一段と加速します。
まるで子宮の中でまどろむ胎児が、アメーバ状態から人間までの進化の過程をたった10ヶ月強で体験してしまうように・・・。 今まで比較的ノンビリ過ごしてきたひとも、「時間が足りない」「何かしなくちゃ」なんて、アレもコレも追いかけたい気分になるかもしれません。また、インスピレーションをキャッチして、これだ!と思う物事をどんどん進めたくなるかも? 

また、『気付いたら行動してしまってた!何でこんなことをしてしまったのか・・・?』と、後になって自分で驚くようなこともあるかもしれません。それは全て、今まで自らフタをしていた物事に直面するため。 星たちは、わたし達の人生の中でこのままでは成長できないほどスタックしてしまった部分に刺激を与えてくるでしょう。

けれど乙女座に集合した金星・オーカス組、火星・ヴェスタ組、そして悪名高い恒星アルカイド・土星組がこぞって、『行動するならキチンと責任を持て!完成度を高めろ!』とプレッシャーをかけてきます。山羊座の冥王星も『大人のふるまいが出来なかったらソク失格だぜ!』と、目を光らせています。

日蝕組のカストールという恒星はもともと好奇心も旺盛で知的な星ですが、「モラルやマナー」も大いに気にします。そしてジュノーもまた「公明正大さ」を求める小惑星。 けれど期待はずれに終わった時、傷つけられたプライドは嫉妬や憎しみに変わりやすいのです。

castor


Sabianシンボルのテーマに示された意識の流れは、自分の中の大人と子供、社会と個人の願望の分裂を表面化します。そして、今まで気付かなかった「隠された部分」に光を当てます。 その中でわたし達は、自分に嘘を付くことなく、他を傷つけることなく、生き方の幅を拡げていくことができるでしょうか?  
それだけの強靱な繊細さを身に付けることができるでしょうか?
    YES。 多分。 そう、いつの間にか..............。

こうしたテーマはこころの中に葛藤を生みやすいものです。そして、このことは自分の内面だけでなく、身近な相手や社会に対しても感じることになるかもしれません。


お母さんのお腹の中で急成長する胎児にとって、何よりも大切なのは安全と栄養です。それが無ければ繊細な魂は無防備に傷つくしかありません。 蟹座タイプの傾向が保守的とか家庭的と言われるのは、この「急速な成長を護る」本能から来るものです。 だから蟹座のエネルギーは、自分を護り癒すための、ある種のシェルターを必要とします。 

でもこれは蟹座のひとだけが持つ特質ではありません。 わたし達はみんな、こころのどこかに生まれたての嬰児のような傷つきやすさを抱えながら、日常手慣れた「仮面」という壁を使って自分を護っているのかもしれません。 そしてこの新月はそんな傷つきやすさを乗り越えて、もう一段大きな人間になることを求めているように見えます。なぜなら、無意識に駆り立てられていくその行動や、結果的な背伸びへのプレッシャーは避けられそうにないからです。

というわけで、この日蝕・新月は自分自身のグレードをアップさせるための、ひとつの挑戦(の始まり)となるかもしれません。 でも。 グッとこらえるばかりが大人ではありません。カーディナル・クライマックスのもと、人生に、社会に、惑星達はこれからも様々なビックリ・ゲームを用意してくれるでしょう。 イヤでも乗らないわけには行かないのなら、上手に発散して楽しんでしまうにこしたことはありません。

『いやいや、そんなポジティブ・シンキングしようったって「言うは易く行うは難し」でしょ。
落ち込んだ時はいくら笑顔で大丈夫と言ったって、重いこころは晴れやしないよ!』って言われるかも・・・そうなんですよね。。感情ってとても厄介なもの。 今回の新月はそこを突いてくるから侮れない。  なんと乙女座の金星は魚座・水瓶座で逆行中のカイロンと海王星、それにリリスとオポジションです。  

愛情問題で恋人やパートナーとの水面下の問題が表面化する・・・なんてことがあるかもしれません。ご夫婦であれば、お金の問題も絡んでちょっと複雑。 以前からウスウス感じていることがあるひとは、注意してください。 何か起きたなら、逃げないでじっくり向き合う時間を作ってみてください。 できれば正直に。 どうか自分にも相手にも、寛大になってください。それでもダメそうなら、別々の道を模索するのも、これからはお互いにとって良いことかもしれないのです。 これから先は、自分にも相手にも、ガマンを強いることは難しくなってきそうです。

反対に、中には思いがけない出逢いを体験するひとがいそうな気配も。一目でピンと来るような感じです。 どんな相手であれ、そして長続きする・しないは別としても、この時期のビッグな出逢いは運命的なものかもしれません。何か大きな経験のチャンスを与えてくれそうです。もしかしたら、今まで自分では気付かなかった新たな一面が浮かび上がってくるかもしれません。戸惑うことがあっても、その部分に一度光をあてて直視してみるのは多分必要なことです。そう、こころが成長したがっています。もっと深いところを見たがっているのです...。 もしコレだ!と思うひとに出逢えたなら、やはり正直さと寛大さが第一。けして束縛したりせず、お互いに相手の「歌」をきちんと聴き合ってください。

仕事に生きるひとも、Sabianのテーマがじわじわ効いてきそう。暑い夏、ハードワークになりそうですが、頑張ることでまだ無意識下に潜んでいる自分ならではの「本能」を鍛えることができそうです。その本能は、本当にイザという時、自分の身を守ってくれるでしょう。

本当に、色々なエネルギーが錯綜してストレスが高まりそうな今回の新月期。これから先、まだ8月いっぱいにかけて、世界的にも何か大きなことが起きるかもしれません。天災や事故かもしれないし、再度の経済異変、または国際紛争の可能性も暗示されているなど、何でもアリ気な、ホットな夏です。

わたし達人間は地球や宇宙を前にしたら、本当に小さな小さな存在。多少感情が揺らされたって当たり前。 どうか自分にとって心地よい環境 ー自分なりのシェルターを準備して、こころのバランスを取りながらこの夏を乗り切ってください。 
あなたもわたしもきっと十分頑張っている、だから楽しむ時は思いっきり何もかも忘れてね!
そしてちょっぴり、優しさも忘れないで・・・


hiyoka(^_^)


hiyoka_blue at 18:00│Comments(0)TrackBack(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
☆お知らせ☆金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 7/19