●8/10の新月ーみんなに降り注ぐエネルギー(気まぐれUP♪)金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 8/23

August 15, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 8/16

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年8月16日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
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☆都合により来週のコラム翻訳はお休みさせていただきます。m(_"_)m

(8/16訳注追記)

≪ 先週を振り返って ≫ 

    あなたは目撃しただろうか?

    連邦準備制度理事会(FRB)は先週火曜、2007年以降いまや3倍にまで膨れあがった保有資産を縮小させるかわりに、米国債(MBSではないが)の買取プログラムを再開することを決定した。これは7/21〜8/21の期間展開するカーディナル・クライマックスの核となる時間帯の内で、少なくとも3番目に重大な出来事だといえる。他の2つには、7/21に成立した「金融規制改革法」と、ロシアで森林火災を引き起こし、世界中に小麦価格の暴騰を招いた、異常なほどドライで暑い干ばつが含まれる。

6/21(太陽・天王星他のグランドスクエア形成日)からこのカーディナル・クライマックスの中心的時間帯までの高値との間に各地のマーケットで見られた異市場間弱気ダイバージェンスのシグナルに従い、世界中の多くの株式市場が先週、かなり激しい下落を見せた。ヨーロッパでは、オランダのAEXが8/4に直近高値341を示現したが、6/21につけた343.32には届かなかった。スイスのSMIもまた8/6に6409をつけたが、前サイクルの高値6/21の6531に届かずロウワーハイに留まった。しかしドイツのDAXとロンドンのFTSEはこうしたケースには収まらず、6/21につけたそれぞれの高値を超えた。DAXは8/6に6386を示現して年初来高値を記録、そしてFTSEは8/9にサイクル新高値5418まで買われた。だがこれらの指数も木曜か金曜には週安値まで急激に下落した。

アジア・環太平洋地域でも、直近高値からカーディナル・クライマックスの中心部に向かう中で、異市場間弱気ダイバージェンスの徴候がはっきりと見てとれた。7/28と8/3につけた9750〜9760という日本の日経225の高値は、6/21の高値10,251からは遥かに下方にある。またオーストラリアのオールオーディナリーズは8/9に4618まで騰がったが、これも6/21につけた前サイクル高値4631には僅かに届いていない。しかし香港ハンセン、インドNIFTY、そしてモスクワのMICEXは全て、先週末の崩落を迎えるまでこのカーディナル・クライマックスの中心部でサイクル新高値をつけていた。

アメリカ大陸では、ブラジルのボヴェスパとアルゼンチンのメルヴァルが8/9に、ダウ工業平均と連動してサイクル新高値をつけた。これらは皆6/21に示現した前サイクル高値を抜いている。しかしながら、これはナスダック総合では起こらず、8/9には2309まで騰がったのみで、6/21の高値2341には遥かに及ばなかった。

このように多くの異市場間弱気ダイバージェンスが重要なリバーサル・ゾーンの只中に見られる時、即ちある地域の1株式指数が新サイクル高値をつける一方、他の指数がそうはならないような時、それに続いて急激な下落が起きるケースが多い。多くの場合、それはプライマリー・サイクルの天井を示している。もし今私達が見ている状況がそれだとすれば、市場は中間選挙もしくは金星が逆行開始する時(10/8)に向けて下落へのプレッシャーに晒されている可能性が高い。 前回の金星逆行は2009年3/6、「パニック・クライシス」と呼ばれた弱気相場の安値と共に起きた。 金星は8年ごとに、黄道帯の大体同じ度数での逆行を繰り返す。今回の星座は蠍座だ。8年前の金星逆行は2002年10/10に開始された。この時も同様に、4年サイクルの安値をつけると共に、米国株式市場における弱気相場の終焉となった。ちなみにその他各国の株式指数は、ブッシュ大統領によるフセイン政権打倒とイラク侵攻への決断と連動して翌年3月、4年サイクルをわずかに割る安値をつけている。

    先週注目に値する動きを見せた金融マーケットは株式市場だけではなかった。最も重要な展開を見せたのは債券市場であり、この米国政府の超長期にわたる債務の買取を再開するというFRBの決定と連動して、派手に買われた。私達はバブルの可能性があると言った。そして、もしそれが債券市場に起こるなら、即ち「ダブル・バブル・トラブル」の出来上がりだとも述べた。債券市場が2008年のパニック時に見られた高みに近付いた今、まさにそれが起こっているように思える。FRBの決断は、もし物事がそれほど悪化しつつあるなら、再び経済及び市場崩壊への危険が迫っているのではないかと思わせるものがある。もしも経済がホワイトハウスとその「エコノミック・ドリーム・チーム=経済回復諮問会議」が主張し続けるように安定し、向上しているというなら、何故彼らは債券市場をあの2008年世界金融危機当時のレベルに戻すのだろうか? 誰かがアメリカ国民と世界に対し、事の全容を明かしていないのではなかろうか。

私の言葉をそのまま鵜呑みにはしないでほしい。だが、先週発表されたサンフランシスコ連邦準備銀行の報告書に書かれた言葉は、そのまま受けとめるべきだろう。
『・・・米国経済が今後2年の間に不況に陥る可能性は、景気拡大の確率より高い。』


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    今週、またひとつ強力なジオコズミック・サインのラインナップが効力を発すべく控えている。それは2008〜2015年のカーディナル・クライマックスとして知られる、とてつもない天体模様の中心部、7/21〜8/21に織り込まれた糸の束だ。まずは良いニュースから始めよう。私達は宇宙の深淵、その最も深い部分からようやく抜け出し始める。そして、あまり良くないニュースはこれだ。過去3週間のうちに下された決定や施行された数ある政策のうちのいくつかが、今後長期にわたる経済的困難と、おそらくは複数の金融市場における弱気相場に導くかもしれない。

まあこれは既成事実というわけではなく、私見にすぎない。私達は海図に載っていない水域を航海中であり、行き着く先がどこなのか誰も知らないのだ。だから私は間違っているかもしれない。 しかし、この先数週間で(そしてフォーキャスト2011の中で)私はこうしたジオコズミック・サインの数々と、政治・経済の動きとの相関関係を、歴史的実例という文脈の中で説明していきたいと思っている。

今週は、ジオコズミックな天体活動に沢山の見るべきものが待ち受けている。それはこの位相 ― カーディナル・クライマックスの最深奥となる第5層 ― を完成させるものだ。 8/13金曜、天王星が魚座に帰還した。(再び牡羊座に入場するのは2011年3/4で、今度は7年間滞在する)これはさし当たり、医療保険制度改革法の部分的修正を示唆するのかもしれない。(魚座は健康管理・医療、そして天王星は変化・変更を示唆する。) おそらく議会はこの法案の中の、4半期の経費中600ドルを超えるものに対する新規の膨大な報告要件を吸い上げるために何千人もの **IRS職員を雇うという、煩わしく"非健康的"な部分を取り除くことを考えるのではないだろうか。もしそのコストが税金とは無関係なら、より多くのIRS職員を雇うことと、医療保険制度改革との間にいったいどんな関係があるのだろう?

(日本時間では8/14土曜。文中の日付・時間は全て時差を考慮してください)

**(IRS:Internal Revenue Serviceの略で米国財務省・内国歳入庁のこと。アメリカ国内の税金をコントロールしている。これまで退職者向けの処方薬費用を負担し、それを経費として計上していた企業は、医療保険制度改革法の条項により、税控除を受けられなくなる。このため多くの企業がその資産価値の下落に相当する特別費用を計上しなければならない。)

8/16月曜、木星は全部で3回のうち2回目のオポジション(180°)を土星に対して形成する。これは20年周期を持つ惑星サイクルであり、長期のマーケット・サイクルとはかなりの相関性を持ち、またしばしば4年サイクルと共に起きてくる。 1990年、これら2惑星の前回のオポジションが起きた時、世間では不況と共に、株式市場における比較的穏やかな弱気相場があったことを覚えておられるかもしれない。またこれは、ジョージ・H・ブッシュ大統領("W"― 前大統領の父)による大増税という出来事にも関連していた。

今週末(8/20〜21)には、金星が天秤座で火星とコンジャンクト(0°、天秤座で金星は支配星となり、火星は力を弱める)、太陽が海王星とオポジション(180°、非常に強力なレベル1のリバーサル指標)、水星が9/12まで3週間にわたる逆行を開始、そして土星が冥王星に対する32〜37年サイクルのウェイニングスクエア(90°欠けていくスクエア)を終了する。こうしてカーディナル・クライマックスの現在の位相は終わっていく。先週述べたことを再び繰り返そう。『その時私達はふり返って、この期間に起こった事の重要性を理解することになるかもしれない。いやもしかしたら、私達が全ての事を理解するには、水星がその逆行を終えるまで待たなければならないのかもしれない。』


≪ 長期的考察 ≫

    北ミシガンの湖畔、森を背に古い運河を見渡すこの大地に横たわり、ペルセウス座流星群の壮大なシャワーを見つめていた時、私は突然ひらめいた。
カーディナル・クライマックスとは権力のシフト、世界の政治経済の、全面的なパワー・バランスのシフトに他ならないのだ。それは即ち銀行・企業・政府とその新しい支配軍団との間の、権力のシフトに導くような決定の数々のことだと考えてほしい。人々=大衆に関しては言うまでもないことだ。(大体、この新しく創造されようとしている世界の中で、人々とは誰を指すのだろう?) 通貨価値のシフト、それにしたがって起きる各国経済力の順位変更は、カーディナル・クライマックスの熱に醸されて立ちのぼる自然発酵の結果なのかもしれない。私見では、この強力な時間帯は真にその誇大さそのものを体現しきっている。マネーはまもなく、今日とは異なった国々による異なった規格に導かれ、全く違う評価を受けるようになるだろう。
そう、ひとつの時代が終わろうとしているのだ。

    こうした権力構造のシフトの原因は、世界中の債務爆発と、いかに各国がそれぞれ全く異なった方法でそれに対処するかに関わっている。木曜のウォール・ストリート・ジャーナルに掲載されたアレン・メッツナー教授の署名記事『ケインズ主義から飛び降りるヨーロッパ』によれば、『支出削減計画の発表後、イギリスとドイツの経済は以前より明るく輝いて見える』 だがアメリカ合衆国は何をしたか?

先週、合衆国政府と中央銀行、FRBは、経済政策に関する選択肢を持っていた。彼らは、FRBの始原図上の太陽・冥王星オポジションに天秤座の土星がTスクエアを形成した時、イギリスやドイツが取った「スマートな厳格さ」(天秤座の土星)の道を選ぶことも出来た。あるいはこのまま「ケインズ・バス」に乗り続け、同じくFRBの太陽・冥王星オポジションに反対位置からTスクエアを組む、木星・天王星コンジャンクション(スマートな刺激)の道を選ぶことも出来た。この道は、今回こそ本当に国の赤字を減少させるという結果をもたらすという希望(又だ!)のもと、より多くの支出と債務を促進させるだろう。 より多くの支出がこの経済サイクルの局面で、どうやって赤字を減らすことが出来るのか、不思議だ。

FRBと政府が、人々を職に就かせることに対して本当に真剣であるなら、マーク・ライボビットのアイディアを取り上げ、真に資金を必要としていて信用価値のあるビジネスや、人々を雇う力のある企業のために金利0〜0.25%のローンを用意したほうが、単にFRBのメンバーで金を貯め込むだけの「銀行連中」に資金を手当てするだけよりよっぽど良いと思うが? あなたは、この0.25%という広く喧伝されたレートで本当に資金を借りることの出来る人間を実際に知っているだろうか? どこかの銀行が(このままなら、このレートで借りられるのは彼らだけだ)、金利8%以下で実際に金を貸すことがあるだろうか?仮りそめにも彼らが貸し出すなら、だが? 単にラクラクと全くノー・リスクで米国政府の保証付きの国債4%を買うことが出来る彼らは、たとえ8%の金利を取ったとしても、信用に足るビジネスに対して貸し付けを行うリスクを取るべきではないか?

(Mark Leibovit:vrtrader.comのチーフ・ストラテジスト/テクニカルアナリスト)

もしかしたら彼らは何かを見落としているのか?それが何かはわからないが、私には彼らが何かを見落としているように見える。木星と天王星があなたの誕生図の太陽に(FRBのチャートに見られるように)スクエアを形成する時、あなたには過大評価の傾向が現れ、その結果、損失に繋がるような決断を行いがちなのだ。そして木星・天王星があなたの冥王星に(FRBチャートのように)スクエアを組む時、負債を削減していかなくてはならない時に借金を増やすような傾向が出てくるのだ。

FRBFRB始原図with8/4大統領誕生日transits


私は過去3週間の、特に先週火曜に下されたこうした決定の結果、いったい何が起こるかについての確信は持ってはいない。しかし、金融アストロロジャーとしての目には、この政府と中央銀行が、いまだにジョン・メイナード・ケインズの亡霊を追いかけ、牡羊座の木星・天王星の道を進みゆく光景がはっきりと見えるのだ。悪化しつつある経済の最後の一走りに向けて、使い古したエンジンの回転を素早く上げようと、彼らはペダルを思いっ切り踏み込んでいる。

水曜日のウォール・ストリート・ジャーナルはこう書いている。(おそらくはここ数週間の当コラムからヒントを得ているようだ) 『昨日連邦政府は、財政の緊縮政策をとらないことを決定した。これは財政策を時速320kmから300km程度まで落として運行するようなものだ。その代わり、FRBはフルスロットルのまま留まり、保有資産のうち償還期を迎えたMBSからの利益を、そのまま長期国債の直接購入にあてる。』
彼らは経済の最も弱い部分である、住宅部門を支え続けようとさえしていない。彼らは銀行を支えようとしているのだ。(勿論、彼ら自身もその内に入る。) だが、外がそろそろ暗さを増してくる頃、この財政政策というレーシング・カーのライトはまさに風前の灯だ。 これはもう一つの「ダブル・オア・ナッシング=一八勝負」であり、まったくもって国債を「ダブル・バブル」に導くものとなりそうだ。

私達がこの耳で 『な、何だ?---何やってるんだ!?おい!!』 という叫び声を聞くのも、単に時間の問題だろう。






訳文ここまで
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