金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 11/8金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 11/22

November 14, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 11/15

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年11月15日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
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来週、11/22付のコラムは都合によりお休みさせていただきます。m(_"_)m


アナウンス:
この週間コラムはフォーキャスト2011の原稿〆切が迫っているため、今週と来週版については通常より短いものとさせていただく。デッドラインとなる12/1を迎えるまでは、≪ 長期的考察 ≫のパートは割愛される予定だ。
天王星がFRB始原図でTスクエアを形成し、また米国始原図とバラク・オバマの誕生図の金星ともTスクエアになる2011年は、またもや驚きとドラマに満ちた年になりそうだ。また、28〜29年周期の土星リターンが米国始原図上で2010年11月末ごろから2011年8月を通して有効となるのも注目である。


≪ 先週を振り返って ≫

    世界中の株式市場が、先週または先々週につけたマルチイヤー・ハイ(多年にわたっての新高値)から、異市場間弱気ダイバージェンスの多様なケースを示現しながら下落を始めた。例えばダウ工業平均は、翌日の蠍座の新月を直前に控えた11/5金曜に2年来の高値を達成した。だがS&PとNASDAQは11/9火曜日に直近高値を抜き、ダウ平均と連動した動きにはならなかった。これは即ち異市場間弱気ダイバージェンスの現れだと言い得る。これはプライマリー・サイクルの後期に起きているので、現況が7/2の安値からの反騰に対する調整であることを裏付ける公算が高い。しかしながらこれは多分、価格が25週移動平均以下に下落しない限りは、新たな弱気相場の始まりや「資産インフレ特急」の終点とはならないだろう。

    だがこの事は、貴金属相場には当てはまらないかもしれない。貴金属は株式市場より激しい下落に見舞われた。金は11/9木曜に1425近くをつけて史上最高値を記録した。そして金曜までには1359まで売られて65ポイント近くを失っている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    一体何が貴金属市場や穀物市場における劇的なリバーサルを起こしたのだろうか? ファンダメンタル面から言及するなら、これはFRB(連邦準備制度理事会)の量的緩和決定に関する世界の幅広い批判と平行した、米ドルの新たな強さに関連がある。読者の方々の記憶に残っていると思うが、この決定が最初に発表されたのは8/6、占星上、カーディナル・クライマックスのちょうど中心点にあたる時だった。この時私達は、このような決定は後に深刻で予期せぬ結果をもたらすだろうと指摘した。何故ならこの時この瞬間に「生起した」物事は何であれ、後々にこの瞬間の持つ特有の「質」を帯び、その「質」とは、この時クライマックスの構成に包含された惑星の持つ本質であると考えられるからだ。

当時は牡羊座の木星と天王星が土星とオポジション(180°)を形成し、そしてこれら3惑星全てがFRB始原図の太陽・冥王星のオポジションとグランド・スクエアを形成していた。そしてこれは、ある夜高速のレーシング・カーを駆ってドライブに出かけ、アクセルペタルを踏み抜くまでギリギリにスピードを上げることに例えた。そしてその後アクセルは突然スタックし、急カーブが迫り来ると同時にライトは消え、ブレーキも利かなくなるだろうと。あなたは今やアクセルをめり込むまで踏み込み、何かが支障をきたす可能性を熟慮することもなく、闇夜をとてつもなく速いスピードで運転している。

    これは投機的な性格を持つ惑星、木星と天王星が非常に接近していて共に衝動と行動を司り、また投機とリスクを好む星座宮である牡羊座をまたいでいるから、というだけの話ではない。射手座の火星(10/28〜12/7)もまた関与しているのだ。

ファイナンシャル・アストロロジーにおいて、火星・木星そして天王星の組み合わせが共に強調されるような位相は、多くの金融市場におけるシャープな価格変動と相互関連を持っている。 今私達は、木星によって支配される魚座での木星・天王星コンジャンクション(0°)を体験している。そしてやはり木星が支配する星座、射手座では、火星が進行中だ。11/29〜12/5、感謝祭の翌週に射手座の火星が木星・天王星双方にスクエア(90°)となり、そして天王星が滞留から順行へと移行するのを目撃する事は、最高に興味深いことだろう。もしあなたが刺激や興奮がお好きなら、チャンネルはそのまま♪だ。私達が過去2〜3週にわたって見てきたことは、こうした設定への前奏曲なのかもしれない。

    一方、たった今起きている事に対して、ファイナンシャル・アストロロジーの方法論からまた別の洞察を加えることもできる。それは金星の滞留で、111/18、同じく滞留していた木星と共に順行を開始する。これは両惑星共に吉星であり、どちらも自ら支配するサインを進行中であることを考慮すれば、アストロロジー上けして悪くない設定だ。つまり金星は自ら支配する天秤座にあり、木星も自ら支配する魚座にあるのだ。これは通常、非常に良いニュースの前兆となる。木星は楽観と希望に関連するし、一方の金星は2つの政党間、またおそらくは、例えば2今週ソウルで開かれるG-20に集う各国のリーダー達のような、多数の人々の間で交わされる主要な合意を示唆するからだ。

    また、木星は交易をも意味する。このことからもこのミーティングで大きな問題となるのは世界貿易に関する事柄になるだろう。アメリカ合衆国が自らの世界貿易のシェアを拡大しようとして連邦準備制度理事会の決定を通しドルの価値を下落させようとしていることに、世界の皆が動揺している。他の国々は自国の輸出拡大を望んでいるのに、国際準備通貨が米ドルであれば当然米国と競うのは困難となるのだから、これは穏やかではない。ドルが下がれば彼らの自国通貨は上昇する。それぞれ皆が自国の赤字と闘うためにその通貨価値を下げて、世界貿易上優位な立場に立ちたがっているのに、米国は自分自身の目論みを進展させようとして、全員を閉め出しているように見える。その結果が、米国とその中央銀行のゼロ金利と量的緩和政策に対する怒りの源となっているのだ。

    以前にも例えたように、この3QE(量的緩和/quantitative easing)という、アメリカ人のために建造された豪華な定期航路船は、他の国々の政府や中央銀行というかたちの氷山の中へとまさしく導かれている。これは貿易戦争を引き起こす危険を孕んでいる。そしてまたこれは、QE2の発表当時に見られたようなハードな天王星のアスペクトの下で重要な決定がなされた時、どんなことが起きてくるかについてのまさに適切な表現である、「予期せぬ結果」を引き起こす危険をも冒すことになるのだ。あなたは速いレーシングカーに乗って、ブレーキやライトまわりやアクセルを事前点検することなしに、猛スピードで疾走することを決めた。次にあなたが知ることになるのは、それらが誤動作するということだ。あなたは機敏に賢く行動しなければならない。でなければ深刻な結果をもたらす事故という危険を招くことになる。『何もしないよりは何かしたほうが良い』という一般的な概念は、この種の非常に過敏な反応を呼ぶジオコズミック・サインの影響下では、常にうまくいくとは限らないのだ。

    しかしながら、今週の金星・木星の滞留は、他国とのこうした意見相違を解決して、誰をも潜在的に利する可能性のある新しい貿易協定が徐々に結ばれる機会となるような前兆を含んでいる。もし事実上これが起きるなら、突如楽観主義が台頭してホリデーシーズンに向かっての怖れを押しやり、市場は好反応をみせるだろう。もし起きなければ、火星がミュータブル・サインである射手座で魚座の木星・天王星とスクエアを形成する3週間後にはとんでもない事になる可能性がある。

私の意見は楽観的なシナリオ寄りにバイアスがかかっている。ライトは光を取り戻し、ブレーキは再び利き始める。だが、アクセルに乗ったままのその重い足や、速度制限の許容範囲をはるかに超えたスピードで疾走したいという欲望について、まだまだ決断しなければならないことが残されている。



*)射手座火星と天王星・木星スクエア
    火星90°木星: 日本時間 11/29 14:21頃(JST)
    火星90°天王星: 日本時間 12/3 13:44頃(JST)
    ※木星・天王星が約3°差でコンジャンクションであるため、
    この前後の日時が有効範囲となる

    天王星順行開始: 日本時間 12/6 01:50頃(JST)

*1)金星・木星順行開始
    金星順行開始 日本時間 11/19 06:17頃(JST)
    木星順行開始 日本時間 11/19 01:54頃(JST)

*2)メリマン氏がこの原稿を書いているのはG20開幕前の時間帯と思われる

*3QE(量的緩和/quantitative easing)と、1930年代から60年代まで活躍した有名な定期航路大型客船クイーンエリザベス号(QE)とをかけていると思われる




訳文ここまで
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【こんなのが・・・】
アメリカの量的緩和政策についての風刺アニメが11/11YouTubeにUPされていました。
英語の聞き取り練習にもなって面白いです。(^_^)

『Quantitative Easing Explained』


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この記事へのコメント

1. Posted by aea   November 14, 2010 22:58
5 私もこの動画大好きです。
2. Posted by hiyoka   November 15, 2010 01:00
コメントありがとうございます!この動画シリーズ、政治経済の問題がシンプルでわかりやすく説明されていて、面白いですよね。日本でもお得意のかわいいアニメでこういう作品が出てこないかな・・なんて思います。

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