December 05, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 12/6

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年11月22日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
------------------------------------------------------------------------------------

今回の翻訳は都合により≪長期的考察≫の一部を省略させていただきました。
m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

    さあ、再び出発進行だ。「資産インフレ特急」は、まさに射手座の火星と、その火星による木星・天王星/魚座組とのスクエア形成にともない、運行表の次の行程をスタートしたところだ。先週のコラムで述べたように、『この事は金融市場においてここ2、3週にわたって観察されたものよりさらに大きな価格の上下動をもたらす可能性がある。ファイナンシャル・アストロロジーの研究においては、「大幅な価格変動」は火星、木星、そして天王星が同時に強調される日に見られる局面だ。』そして、これはまさしくこれからの10日間、私達が直面しようとしているものだ。

    世界の株式指数の多くが先週月曜~火曜(11/29~30)急激な下落をみせた。しかし金曜には、それらは急激に上昇し、そのうちのいくつかは2年来の高値水準にまで達した。ドイツのDAX、モスクワのMICEX、そしてナスダック総合などだ。アルゼンチンのメルバルに至っては先週史上最高値まで上昇した。他の市場もよく健闘したが、11月初旬の年初来高値までには遥かに届かなかった。

    貴金属においてもパターンは似たようなもので、金と銀両市場は週早々は軟調だったが、後には強さを見せた。銀は金曜現在、ここ30年来の最高値を試しているし、金は11/9につけた史上最高値1426にわずかに届かない1409まで来ている。原油もまた2008年10月以来の最高値水準まで騰がった。

    通貨もまた、急激な動きと反転にかけてはなかなかのものだった。ユーロはアイルランドのベイルアウトに伴いヨーロッパ数カ国の金融恐慌への恐れが再燃したことをきっかけに、週始めには1.3000以下まで下落した。しかし、そうした恐怖はドイツや他のヨーロッパ各国政府がパニックを終わらせるための積極策をとったことにより沈静化した。少なくとも当面は、の話だが。 ユーロが回復してくると、市場の関心は米国とその通貨に戻ってきた。ドルは米国政府とその中央銀行がいち早く財政方針に秩序をもたらさない限り、国際標準通貨としてのドルの役割を基本的に危険にさらしているという現在進行中のストーリーの只中にあって、週を通して下落した。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    12/3金曜の火星・天王星スクエアを追うように今週早々、ボラタイルな星座宮射手座で新月が起こり、加えて天王星と水星の両惑星が進行方向を変える。これらは全て驚きと予期せぬ展開のシグナルだ。12/3金曜の朝、米国の雇用統計が予想よりはるかに少ない雇用増であった時、そして失業率が9.8%と予期せぬほどに跳ね上がったことを知らされた時、私達はそれをかいま見た。誰もがもっと良いニュースを期待していた — もしあなたがファイナンシャル・アストロロジャーで、火星・天王星のスクエアが「期待されるもの」に近い結果など何ももたらさないと知っていたなら話は別なのだが。

    「予期せぬ事」の時間帯はまだ終わっていない。そしてこれは単に経済ニュースや金融市場のみに関係する話ではない。自然界においても、この時期は強風、ハリケーン、竜巻、地震、そして停電などが起こりやすい。 政治や軍事の世界では、テロ、軍事攻撃、爆発、そして事故などが起きる可能性がある。またこの時間帯は大きな誤解や怒りに満ちた反応が生まれやすい時でもある。

    米国では期限の迫ったブッシュ減税についてどうするかの議論、また新START条約すなわちロシアとの核兵器協定についての議論が続いているが、ここに米政府にとっての危険が存在する。もしこれらの決定が、12/10~12/30、水星の逆行中に下されるなら、それは後々頻繁な変更が必要となる、またいつもの政策決定に至る可能性があるのだ。


≪ 長期的考察 ≫

【 最初の2ブロックを省略させていただきました。
内容は主に米国のブッシュ減税問題などに関して、その議論が水星逆行期間にずれ込みそうなこと、合意に達したとしてもこの天体位相下では予期せぬ結果となり、新たな失政に繋がりかねないことなどについてさらに細かく解説しています。】


    いつもなら12月は喜びと歓声に溢れる時だ。結局、それは射手座(11/21~12/21)が統治する時間帯であり、陽気な木星によって支配されている。だが今年の射手座シーズンは、2010年7月と8月の全カーディナル・クライマックスのパターンを火星が12/7に山羊座に入場することによってトランスレートすることになる。先週述べたように、『この惑星発電所とも言える位相の効果は、12/29、火星が土星とのスクエア・アスペクトから最終的に離脱するまで感じられるだろう。それはどんな風に感じられるだろうか? 多分とても強烈だろう・・・・』

    それは金融市場にどんな影響を与えるだろうか?あなたはすでにそれを見ている。多くの市場での、急激な売り圧力とその後に続く急激な反騰。株式市場だけではない。サポートやレジスタンスは殆どの場合無効だ。何故なら天王星が際立って働く時、どんな種類の境界線も尊重されることはなく、安全でもないからだ。価格はレジスタンスを超えて爆発し、サポートを突き破って下落する。あなたがまさにブレークアウトが起きたと思ったその時突然、再び反騰する。これは短期トレーダーにとっては天国かもしれないが、おそらくは多くの投資家の気力を失わせるだろう。

    不安定な市場変動の他に、投資家達は今や年末の税金シーズンを控えて税法(すなわち譲渡所得税)が全く不確定である時に彼らのポートフォリオをどうするかを決めねばならなくなるだろう。もし現在の行政に関して投資家や企業人の神経を最もかき乱す分野があるとすれば、それはこうした件にまつわる控除額がこうも長い間不確実なままになっていることだ。失業率が高いままになっている第1の理由があるとすれば、それは中小企業に対する税制の、この長引く不確実性だ。金曜の雇用統計が示したように、中小企業は人を雇っていない。これは多くの市場コメンテーターによってミスリードされた推定とは裏腹な結果だ。そして中小企業は経済成長のためには最も重要なエンジンなのだ。彼らは — 政府の仕事ではなく — この国の健全な経済を取り戻すための先導役を果たすだろう。だが彼らがそれをするには、政府の明快さが必要となる。そして2年が過ぎた。今のところ何も起こってはいない。

    それでも、これからの2年、土星は天秤座にあってエクザルトだ。そこには新しい議会とホワイトハウスが何らかの共通基盤を見出して合意に達するという希望がある。 だが多分、1/4、最後の木星・天王星コンジャンクション(0°)が起きる頃までは、それはかなわぬ事だろう。

つまるところ、何故彼らは避けようのない決定を下すためにこんなに手間暇とエネルギーを消耗する議論を経なければならないのか?という事だ。 手順もシステムも機能していない。そしてこれは、もしかしたら12/29まで続く、火星から木星、天王星、冥王星そして土星へのハードアスペクトが告げるメッセージなのかもしれない。

一度に100ページからなる法案しか可決出来ないという法律を作れば良いのだ。そうすれば多分、大衆は彼らが選んだ代表者達が、自分達の引き受けた義務の重みを感じながら本当に働いているという、より大きな信頼感を抱くようになるかもしれない。多分、これらの法案の執筆者達ももっと効率的になり、いったい何を私達の代表者に評決するよう依頼しているのか、より明確になるかもしれない。そして多分、私達はもう一度、優れた行政管理の力を信じることが出来るかもしれない。それは天秤座の土星が体現するメッセージのひとつだった筈なのだから。




*)エクザルト:古典占星術から伝わる技法で、各星座宮と惑星の組み合わせによって、その惑星の品位(強度)が決められている。エクザルトはその惑星の力が強められると言われている。



訳文ここまで
---------------------------------------------------------------------------

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字