December 26, 2010

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 12/27

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2010年12月27日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
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12/27 訳注を追加しました。
≪長期的考察≫中、"exited"の読み間違いを訂正しました。
同、"you are never going to please..."のニュアンスを訂正しました。


注記:ホリデイ・シーズンにあたり、今週と来週のコラムは非常に短いものになる予定だ。しかしまあ、今週はそう短いとはいえないものになってしまったのだが...。


≪ 先週を振り返って ≫

    世界の株式市場は先週、またもや比較的おだやかに推移した。12/21、冬至と同時に起こった強力な月蝕にもかかわらず、主要なトレンド反転は起こらなかった。繰り返し言おう。そうだ、水星は逆行している。そしてハイ・ホリデー・シーズンという事実が天体位相の描く青写真に優先したのだ。ダウ工業平均、ナスダック総合、そしてドイツのDAXは2年来の新高値へ粛々と昇って行った。世界の他の市場もまた先週つつましやかに上昇したが、目を引くような動きは全く無かった。一方原油と大豆はもっと印象的で、ある種の興奮した感覚を背景に潜ませながら年初来高値まで騰がった。金と銀は静かなもので、依然として前回の三つ星クラスの重要反転ゾーンであった12/7につけた30年来高値のはるか下方に留まっていた。金の場合は12/7が史上最高値だった。

ハイ・ホリデー・シーズン(High Holiday season):欧米・キリスト教圏でのクリスマス〜新年を挟む休暇シーズン。通常は単にHoliday Seasonと記述され、High Holiday だとユダヤ教の新年祭(9〜10月)を指す。この新年祭の由来と救世主の誕生とは関連性が無さそうなので、メリマン氏が前回コラムでイエスの生誕がこの時期だと特定した事の暗喩かどうかはわからない。但しこの時期はキリスト教新教・旧教をはじめとしてユダヤ教ではハヌカーの祝日、アフリカ系アメリカ人の間ではクワンザ(民族の伝統を祝う祭)が行われるなど宗教的・民族的記念日が重なるため、最近の米国では多民族への配慮から、Merry Christmasとは言わず、Happy Holidaysと言う習慣になっているとか。いずれにしても宗教的由来の休暇シーズンで家族と共に静かに過ごすことを旨としているためか、この時期は市場関係者も休暇で閑散とし、アノマリーとしては値動きも凪状態になると言われている。もしかしたら"High"は休暇シーズンのピークを指すhighと精神的高揚のhigh、そして突発事件も起こらず、結果として堅調だった市場の様子をかけた言葉かもしれない。(参考:wikipediaその他)


≪ 短期ジオコズミクス ≫

     市場は新年の始まりから、よりノーマルな動きに戻るかもしれない。1/4火曜、3度目にして最後の木星・天王星のコンジャンクション(0°)が起きる。これはレベル1のジオコズミック・サイン、すなわち通常より高い確率で約1週間以内にプライマリー・サイクルが完成することを示唆するものだ。水星もまた12/30、木星・天王星がコンジャンクションとなるわずか2取引日前に順行に転じる。その前日となる12/29には、戦闘的な性質をもたらす火星・土星のスクエア(90°)形成が起きるのだが、これもまた異常気象(極度な低温または高温)と同期するかもしれない。またこれは、11/26〜12/29にわたって展開する、この夏のカーディナル・クライマックスのピークを構成した木星・天王星・冥王星・土星の配列を火星がトランスレーションする働きの終了でもある。このトランスレーションは、それ自体でストレスと抵抗の時間帯を示している。いったん通り過ぎれば、おそらく経済問題は今までよりスムーズに動き出すだろう。例えば雇用と企業収益の問題は、共に改善へのより大きな兆候を示し始めるかもしれない。

     火星・土星スクエア: 日本時間12/30  0:45前後
     水星順行開始: 日本時間12/30 16:22前後


≪ 長期的考察 ≫

    先週の『クリスマスのアストロロジー物語』に対し、ポジティブなメッセージを寄せて下さった方々、ありがとう。皆さんとあのような話を分かち合えたことは私の喜びでもあった。

    2010年の終わりを迎えるにあたって、私はこのコラムを読んで下さる方々のお一人お一人に心からの感謝を表したいと思う。読者の方々からは多くのメールを頂くが、その90%は非常に励みとなるものだ。残りの10%は・・・まあ、全ての人を満足させるというものは無い。とりわけ、話の内容がアストロロジーや財政・金融、そして政治問題に関わっている時は...。

アストロロジーというものが人類に知られている学問の中で、これまで生き延びてきた最古のものであるにもかかわらず、こうした研究に対する集合的理解と社会的認知はといえば、依然として暗黒時代のままだ。アストロロジーというものが長い歴史を生き延びてきたのには理由がある。そして、ファイナンシャル・アストロロジーがトレーダー社会の中で急速に拡がり続けている事にもしかるべき理由がある。こうした事は、もしそこに何らかの真実や価値が無ければ起こりえないだろう。何故なら金融市場、そしてそこに集う人々は、時を超え一貫した有効性を示さなければ何事にも何者に対しても、全く容赦ないからだ。

    2010年を振り返れば、今年は天体位相と人間の行動との相関関係、そしてそれらと金融市場のターニング・ポイントとの合致という両方の観点から見て、大変注目に値する年であった。私個人にとっても今年は、このコラムで述べてきたメソッドに基づくトレードを行うにあたり、とても価値ある年となった。

しかし、私が知っている誰もがそうであったように、私自身もまた、6月下旬から9月下旬までのカーディナル・クライマックスの頂点では株式や貴金属市場で苦しい戦いを強いられた。FRB議長のベン・バーナンキさえもが当時、金融市場と経済情勢が「異常なほど不確実/unusually uncertain.」だと発表した。『フォーキャスト2010』において、2010年5月下旬から2011年中盤にかけて起きるかもしれないと予測した「資産インフレ特急」は、ダウ平均の反騰が6/21の夏至に至って急激に終わりを告げ、7/2の年初来安値に向かって一気に下落するにあたり疑わしいものとなった。『フォーキャスト2010』で期待したのは、2010年五月下旬から2011年6月を通じて株価が急激に反騰し、史上最高値さえも上回る可能性だった。当時その予測によって受けたおびただしい数の個人攻撃について繰り返すつもりはない。 私は愚か者だろうか? 馬鹿だろうか? それとも詐欺師なのだろうか? そう考えた読者の方も存在した。

しかしながら今、ダウ平均を含んだ世界のいくつかの株式市場が2年来の新高値まで上昇するにつれて、この予測が実現しつつある事は明白だ。それは予測より少し遅れて8月下旬にスタートしたが、これはおそらく土星が8/21に冥王星との最後のウェイニング・スクエア(閉じていくスクエア)を形成し終えるまで、カーディナル・クライマックスに関わる全惑星を損なっていたからだと思う。 この前の週にはCNBCさえもが『株式市場にはブルが多すぎ?』というタイトルの番組を放映した。予測が行われた2009年後半には誰もこんな事が起きるなどとは信じていなかったし、2010年中盤に至ってさえも、それを信じる人はほんの僅かしかいなかった。にもかかわらず、今日では誰もが — そしてどの市場も — ついには私達に追いついてきたように思える。アストロロジーは天王星が支配する領域だ。そして天王星は常に時代の先を行く者なのだ。

    私達が株や貴金属で苦戦していた5月下旬から夏にかけて、その他の市場は正確に期待どおりの動きを示し、損益のバランスを取るにあたって素晴らしい収益をもたらしてくれた。またユーロに関する6月初旬(木星・天王星の初回コンジャンクション)のジャスト1.2000以下という予測、そして干ばつとそれに起因する、小麦の8月第1週(火星がカーディナル・クライマックスの構図に入った時点)での800以上という年初来高値などは、2009年11月に行われた予測である事を鑑みれば誰の目からみても他に類の無いものだった。また6月下旬以前、そして9月半ば以降、MMA週報は金及び株式市場の大きな動きに関して殆どあらゆる動向を捉えていた。今年の終わりが近付くにつれて、私達のポジション・トレードは殆ど1ヶ月近くを通して株式と大豆のロングであり、そのどちらもが保有開始時から2年来高値を更新するに至っている。ポジション・トレーダー達はまた、保有する金ロングが12/7、史上最高値に達したその日の内に手放し、2010年の第4四半期を最も素晴らしい四半期のひとつとした。

    2010年も今や終わりを迎えようとしている。多くの人にとって、けして楽な1年ではなかった。私達はこの、2008年に始まり2020年まで続く非常に強力かつ希有なカーディナル・クライマックスの只中にある。そしてその影響の殆どは2008年〜2015年の間に示現するのだ。それは、私達ひとりひとりが「既成概念を超えて考える/think outside the box」ことを要求する。何故なら私達が慣れ親しみ知り尽くしてきた人生が、新種のカタルシスを伴う変革の渦中にあるからなのだ。

宇宙が動く時、地球上の生もまた然り。上に在る如く下にも在り — だが、あなたは天上の「我」(上に在るもの)が想起する思念の中に「神なるもの」の筆跡を読み取るすべを知らなければならない。これはファイナンシャル・アストロロジャーやマンデーン・アストロロジャーにとってさえも、生易しい仕事ではない。また、アストロロジカルなサインの数々と人類の選択(または自由意志)を結びつけるにあたって、あなたは非常に高い感性を持っていなければならない。どんな物事の結果も、その2つが交錯して生み出されるものだからだ。これは私達の仕事が予測を立てることであって予言ではない事の理由だ。何故ならあなたは、あるアストロロジー上の局面のもとで、特定の個人やグループがどういう行動を選択するかを正確に知ることは絶対に無いからだ。

「予言としての占星術/アストロロジー」を信じる人は、アストロロジャーがあたかも選択権を持つが如く、こうした決定を下せると信じている人だ。「予測としてのアストロロジー」を信じる人は、そんな事など誰にも不可能だという事を理解している人だ。あなたに出来る事はただ、可能な選択肢と、その選択によって引き起こされる潜在的結果を明らかにすることのみだ。そしてアストロロジャーがその選択を行うことは倫理的にも許されない。彼/彼女はあくまでも「選択肢の明示者」であり、「選択者」ではないのだから。

    以上が今年を終えるにあたっての私の思いだ。2010年、この年は最終的に人類にとって一生に一度の最も重要な年の1つとして判断されることになろうと私は信じている。2010年のジオコズミック・パターンは確実に、生涯における4つの最も印象的なものの1つだった。そして今私達は、自分自身が集合的意志として下した選択が2011年、いや今後10年間を通じてどんな結果をもたらすのか、その成り行きを見守っているところだ。前方を見れば、そこには2012年〜2015年に起きる、126年にわたる天王星・冥王星サイクルの4分の1位相(ワクシング・スクエア)が待ち受けている。 私達人類の集合的な意識変容の旅は、まだその途に就いたばかりだ。


    願わくは 2011年があなた方ひとりひとりに
    健康と大いなる幸福、そして繁栄をもたらさんことを!


earth2




訳文ここまで
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