●1/4の新月+日蝕—みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 1/17

January 09, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 1/10

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年1月10日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また公式サイト merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。
(文中のは翻訳者によるものです)
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1/10 文中の英文スペル間違いなど、細かい部分を訂正しました。


≪ 先週を振り返って ≫

    「資産インフレ特急」はなおも進行中だ。だが今は、明らかに株式市場を中心とした支道に入っている。昨年末議会が(ブッシュ減税を延長して)増税しないと決めたことからすれば、これはそう驚くことでもない。この事はそれのみでは多くの人が信じているように景気に対する刺激となるわけではないものの(税金を減らすことだけがそれを達成できるのだから)、経済自体にポジティブな「精気」を与えるものだ。何故ならこれは2008年以来、経済成長と雇用を圧迫してきた増税に関する不確実性を最終的に取り除くものだからだ。企業経営者達はこれからの2年間に実行可能なビジネス・プラン(即ち予算)を立てられるようになったことを今や知り、未来に対するより大きな自信をもって事にあたれるようになった。それがまた投資家に対しては、政治的・経済的不確実性のリスクに対する防御(と自身の投資拡大)となる商品市場よりも、むしろ拡大経済によって成長しうる企業(株式)に再投資する動きの後押しとなる。

    その上、経済におけるこうした自信は、魚座と牡羊座を通る木星とも一致している。『フォーキャスト2010』及び『フォーキャスト2011』でも詳述しているように、これは株価が上昇する時期だ。株式は主要な経済指標であるため、市場が上がればそれは通常、投資家の間に経済状況が上向く途上にあるという強い信念があるという事を意味する。

    先週は全くもって、世界中の株式市場が上昇した。米国、アルゼンチン、そしていくつかのヨーロッパの株式指数(ドイツのDAX、ロンドンのFTSE、アムステルダムのAEX)を含む多くの市場がその2年来の最高値まで上昇している。と同時に金、銀、そして原油はかなり急激な下落を見せたが、これは投資家達が経済成長と直結している税の安定性の見通しを得たこと、そして歴史的な低金利の継続を鑑みれば理解できることだ。この種のインフレ環境においては、株はもっと上昇する可能性を持っている。

    概して言えば、これは新しい年にとって良いスタートだ。問題はひとつ。この状況はいったいどれだけ続くのか?である。 非常にポジティブな木星・天王星のコンジャンクションが日蝕と共に1/4、先週火曜に起きた。興味深いことに、前述の多くの株式指数はその高値を翌日、1/5につけている。木星・天王星は11取引日のオーブを持って株式市場におけるプライマリー・サイクルと相関する、最も強力で一貫したジオコズミック・サインの1つだ。これは勿論、正確な日付に近ければ近いほど良いに決まっている。だから私達は、これが一時的な調整なのか、それとも何かもっと不吉な物事の始まりなのかを、株と貴金属の両市場でよく観察するつもりだ。私の推測では、どんな反落も株に関しては単に一時的なものだということで、もしこれが正しければ、いったんこの調整が終われば市場はまた再び強力な反騰を見せるだろう。結局、「資産インフレ特急」は木星が魚座と牡羊座に在り続け、そして天王星も同様であるかぎり、終点には至らないということだ。しかし、より長期で見るなら、牡羊座の天王星(2011年〜2018年)の下、不注意、傲慢さ、誤算、そして過度の投機による、何らかの予期せぬ出来事が待つという可能性がある。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達はいまだに、1/4に起きた14年ぶりの木星・天王星コンジャンクションを取り巻く11日間という時間帯の只中にあり、これは株式市場が重要な高値又は安値をつけ、その後実質的な反転が起こりやすい時だ。これが今回起きるとすれば、それは高値からの下落であることは明白である。

    一方、金星が1/7に蠍座から射手座に入場したばかりで、これは2/4まで滞在する。金星は株式のような純資産や所有財産を支配し、また射手座は拡張する性質を帯びていることから、このエネルギーはさらに高い株価に結び付くだろう。これは時の経過に沿った修正安が起こらないという意味ではなく、トレンド自体が下方に向かうというよりは、さらに上を目指しているということを示唆する。1/13と1/17、火星と太陽がそれぞれに木星と調和的なアスペクトを形成してそれを支援する可能性がある。


≪ 長期的考察 ≫

    『ガイトナー米財務長官は、現在の連邦債務13兆9500億ドルに関し、早ければ3/31か恐らくは5/16までのいずれかの時点で法的上限の14兆3000億ドル(2010年2月に議会承認された現在の法的上限)に達するだろうとの見通しを述べた。ガイトナー氏は全議員にあてた書簡で、債務の上限を3月末までに引き上げるよう警告した。上限をどの程度とするかは未定。』— ウォール・ストリート・ジャーナル, 2010年1/7金曜付

    増税しない、という議会とホワイトハウスの決定は、他の景気刺激策と同じくらい多くの人々によって歓迎されている。しかしながら、この歓迎気分は大衆の手にわたるマネーがけして増えるわけではない、という点からみても真実を現したものとは言いがたい。これがもたらすものは、政府がある個人(すなわち富裕層)の手からマネーを取り上げて、それを必要とする人達を利するようなプログラムを創出・支援するのに使う(まあ、これが目的であることは間違いないが、現実となると殆どの金は通常、そして不幸なことに、まったく異なる行き先へと消えてしまう)、といった不安を取り除くということだけだ。

    にもかかわらず、この決定は安堵をもって迎えられている。というのは、これが経済界 — 特に小規模企業にとって、過去2年にわたって何度となく脅かされてきた増税の提案による金銭損失の怖れ無しに雇用に踏み切れる、という安心感を少しは増すことに繋がるからだ。より多くの人が雇われ、より多くの人の賃金が上がれば、それは個人消費を刺激し、それが又より多くの雇用とより高い賃金をももたらしていく — 少なくとも2年間は。 だが最もびっくり仰天すべき事実として考慮しなくてはならないことがある。それは、議会がこの減税措置をたった2年、2012年までしか延長しないと決めたことだ。言い換えれば、米国を2極化するほどの大きな論議を巻き起こし、また茶会運動のような反逆を引き起こし、そして恐らくは過去2年以上にわたる世界の経済停滞への最も直接的な相関関係を持つ、まさにその問題が2012年、続編として戻ってくるということなのだ。

それはちょうど2012年の大統領選と時期を同じくするだろう。これを2012年の選挙キャンペーンに関わる問題とするにあたって、ホワイトハウスはどう考えたろうか? 2010年にあやうく米国をバラバラにするところだった、まさにその問題を復活させておいて、国家をうまくまとめられるだろうか? いや、出来はすまい。そして今後、これは2012年〜2015年に起きる天王星・冥王星スクエアに関する重要な問題の1つとなることだろう。

    という訳で、とりあえずは現在の一時的なブレイクと景気浮揚が続く間はそれを楽しもう。しかし、負債に関する諸問題が終わったなどという国の(いや世界の)妄想の罠に嵌らないよう、気をつけたいものだ。つまるところ、予算のリバランスと累積債務危機の解決には2つの段階がある。まず1つはより多くの歳入増加を図らねばならいが、これは今後2年間、恒久的(いや、一時的な)課税率がもたらすものとなる。そして2番目に、出費を削減してもたらされる収入(金額)よりも支出が下回るようにしなければならない。最初の段階は完了した。そして市場はそれに反応して爆発的に上向き、全体的な信頼感に結び付いた。だが残念ながら、それは一時的なものに過ぎないだろう。

    そして2番目の段階 — 支出の削減 — となると、合意には程遠いものがある。事実、連邦債務の法的上限という天王山が目前に迫り来る中、多くの共和党議員が債務の上限引き上げに同意する前に巨大な経費節減を行うよう要求している。

    もし彼らが債務上限の引き上げに合意しなかったら何が起きるだろうか?ウォール・ストリート・ジャーナルとティム・ガイトナーによれば、『....短期的なデフォルトでさえ「壊滅的」となりうる。それは金利を跳ねあがらせ株式市場と住宅市場を急落させるだろう....』 そら来た。彼らはとうとう口にしたのだ。デフォルトと。これは冥王星が山羊座に入場して以来(2008〜2023年)2年以上にわたって私達が取り上げてきた、まさにその問題だ。三つのD、即ちDeficit(赤字),Debt(負債),そしてDefault(債務不履行)である。それはあなたの側にまもなく立ち現れようとしている。事実上、その場は2011年3月のワシントンDCだ。これはちょうど2/25の木星・冥王星最後のスクエアと3/28の木星・土星のオポジション形成の時間帯に狙いすましたように一致している。

    さてそれでも私は、今回は彼らがそれを克服するだろうと思う。結局のところ、木星と天王星は6月初旬まで牡羊座に滞在する。そして「資産インフレ特急」はいったん止まって修理と給油が必要となるかもしれないが、多分線路に戻って蒸気圧を最大に上げ、再び驀進するだろう。だが、過去10年以上にわたって彼らが行ってきた他の全ての物事と同様に、議会とホワイトハウスはまさに2012年〜2015年の天王星・冥王星スクエアに向かって「缶蹴りの缶を蹴り放った」ところだ。そして、もしも1)議会とホワイトハウスが税率を恒久的なものにして、企業が実際にフルタイムの(一時的でない)雇用を含んだ長期計画を立てることが出来るようになり、そして2)実際に出費を削って予算のリバランスを行い、国の債務を減らす賢明な経済戦略に向かって進展し始めるという事が無いかぎり、この時期こそが列車が脱線するかもしれない時なのだ。

山羊座を通過中の冥王星がまた、蟹座でコンジャンクションしている米国の金星・木星とオポジション(慎重さを欠いたケースでの古典的な倒産のアスペクト)となることからしても、この件に関する彼らの仕事は生易しいものではないだろう。米国と世界の負債が急激に加速していくのを見た過去10年間の財政的無責任を埋め合わせるのは難しいだろう。この事はまたなぜ金価格が、今後数年間、たとえ途上で15〜30%の下落が有ったとしても依然として強気相場に留まりやすいかという事の理由でもある。時には妄想でさえも、現実の認知力に影響を及ぼすことがある。問題は非現実的な希望・願望・そして幻想を司るサイン、魚座においてコンジャンクション中の木星・天王星の下で、こうした妄想が駆り立てられすぎているということだ。私達に必要なのは行動力であり、誤った指示ではない。

多分、非常に多くの惑星がカーディナル(活動)サインに入場する3月下旬から6月初頭にかけて、私達はそうした活力を得ることだろう。 そう、これは私自身の魚座的な願望でもある。





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:27│Comments(0)TrackBack(0)│ │金融アストロロジー 

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