木星が牡羊座に入場(フツウの戦士サンたちへ♪)●2/3の新月—みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

January 30, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 1/31

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年1月31日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
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1/31 ≪短期ジオコズミクス≫最終ブロック「新月」を「満月」に訂正しました。

≪ 先週を振り返って ≫


    世界中の金融市場を見渡すかぎり、今太陽は水瓶座にあるのだとつくづく納得させられる。水瓶座は天王星によって支配されている星座宮だ。天王星は不服従、カオス、そして標準的な規範に対する反逆心の惑星だ。先週の金融市場はノーマルとかいつもの調子などという言葉から遥かにかけ離れて、多くがサポートラインを割ったりレジスタンスを突破したりする動きを見せた。ある株式指数が年初来高値をつけているかと思えば、他の指数は数ヶ月来の新安値に沈んでいる。全世界の株式指数を見渡すなら、先週は混沌そのものだった。商品市場も似たり寄ったりで、小麦は年初来高値まで上りつめ、金と銀は数ヶ月来の安値まで下落した。

    環太平洋地域とアジアでは、最も特筆すべき株式指数はインドのニフティだった。1/28金曜、ニフティは2010年8月以来の最安値に下落したのだ。香港のハンセンもまた先週いっぱい下げ続けた。それと比較すると、日本の日経とオーストラリアのオールオーディナリーズは"inside weeks"、すなわち前の週の安値、高値のどちらも抜けずに保ち合い状況となっていた。

    ではヨーロッパの株式市場が先週どうであったか、比較してみよう。オランダのAEXとドイツのDAXは1/27木曜、2年ぶり以上の高値水準まで騰がり続けた。しかしながらロンドンのFTSEとスイスのSMIはどちらもそうはならなかった。これらは木曜まで騰げ続けたが、その上昇幅はほんの慎ましやかなものであり、前週の高値にさえ届くことはなかった。

    アメリカ大陸ではダウ工業平均が、先週終わりにかけての3日間にわたってザラ場で12,000を超え、そこで頭を叩かれた形となったが、これは殆ど3年ぶりの水準だった。だが引け値で12,000を上回ることは出来なかった。そして金曜には11,800を試している。比べてナスダック総合は結局先週の高値を超えることは出来ず、金曜には同様に急激な下落を見せた。アルゼンチンではメルバルが先週後半またも史上最高値を記録した。しかしブラジルのボベスパは週を通して下落した。

    またファイナンシャル・アストロロジャーの方々は、最も不安定な(それでいて典型的な)水瓶座の太陽特有の習性が貴金属セクターのために用意されていた事に気付かれたかもしれない。金は金曜日早々、1300周辺まで暴落した。これは2010年8月終盤以来の最安値レベルだった。だがその日のうちに大転換を見せた金は、引けまでに1350を試していた。こうしたふるまいは、1/25〜2/4まで効力を保っている射手座滞在中のヘリオセントリックの水星と同様に、水瓶座の太陽ともまた大きな関連を持っている。銀も同じ様に週を通して急落し、1/28金曜早朝には2630まで下がった。これは去年11月中旬以来の最安値レベルだった。しかしその後同日中に2800を超える所まで戻っている。果たしてこれは再び史上最高値を試す動きのスタートを意味するのだろうか? これを判断するにあたっては今後2週間が山場となるだろう。

*)ヘリオセントリック: 太陽を中心として観るアストロロジーの技法。地球中心に各惑星の動きを観る技法はジオセントリックと呼ばれ、メリマン・コラムでも通常はこのジオセントリックを用いている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    今現在効力を発しているジオコズミック・サインの内で、より重要なものの1つは射手座を通過中のヘリオセントリックの水星(1/25〜2/4)だ。このトランシットは通貨(対ドル)と貴金属における、少なくとも3〜9取引日にわたる強力な反騰と非常に高い相関関係を持っている。きっかけとなる安値は時に射手座入場の1〜2週間前につけることがあり、そしてまた時には入場直後につける場合もある。現在のケースでは、ユーロがそのプライマリー・サイクルの底(1.2900以下)をつけ、そしてスイス・フランがメジャー・サイクルの安値をつけた1/10から反騰が始まった。

その後これらは先週にかけて実に段階的な上昇を開始した。ユーロは木曜には1.3750以上で取引された。一方金と銀は、それぞれ今年最初の取引日につけた高値から1/28の安値まで急激に下落していった。これらの市場は、ヘリオセントリックの水星の標準的なコース、つまり射手座入場から3日間反騰し、その後も新安値まで下落することは無いという筋道は辿らなかった。しかし金曜朝までに週の最安値まで下がった後、両市場共にこのトランシットで通常期待されるような鋭い反転を見せている。

    今週私達は、再びジオコズミック・サインがかなり立て込んだ時間帯に入っていく。2/2、金星が天王星に対してウェイニング・スクエア(270°)を形成する。天王星が水瓶座を支配すると同時に不服従と混沌の統治者であることから、金融市場における突然の強力な反転はまだ今後も続きそうだ。そしてこの日は水瓶座の新月が起きる日でもある。これもまた特に貴金属市場における急激な価格変動との一致がみられるのだ。

    また、まだそれでも足りないかのように**太陽と火星が2/4金曜にコンジャンクション(0°)となる。火性を持つこれら2大神の重要性については先週次のように述べた。『数年前シカゴで開催されたアストロ・エコノミック・カンファレンスでの講演で、このコンジャンクションが1〜4週間のオーブを持ちつつ、ダウ工業平均における10%かそれ以上の価格変動と最も高い相関性を持つことを披露した。すなわち、株式市場は直前の高値または安値から少なくとも10%の価格差をもって高値または安値をつけ、その後このコンジャンクションの持つオーブの時間帯で今度は10%以上にわたるトレンド反転を開始する可能性が高いということだ・・・太陽・火星のコンジャンクションは、この期間中にトップが形成された後、次の新高値への行程が始まる前にそこから10%の下落がありうると示唆している。』

    2/4はまた、ヘリオセントリックの水星が非常にエネルギッシュな射手座を抜けて、はるかに思慮深いサイン、山羊座に移行する日でもある。射手座では通貨や貴金属価格は大きく動きやすく、殆どの場合上昇傾向にあるが、山羊座(2/4〜15)となると正反対となるのが通常だ。また2/4は労働省から月間雇用者数と失業率の発表があることからも重要な日だ。これだけでも市場は急激な動きを見せやすい。それが水瓶座で起こるならなおさらの事だ。

    だがそれだけではない。***ジオセントリックの金星もまた、2/4に射手座を離れ山羊座に入場するのだ。以前私達は、射手座の金星(1/7〜2/4)が進行中は株価が下がるというよりむしろ上がる日のほうが多く、その期間中に短期のトップをつけるかもしれないと論じた。今回も再度それに当てはまっている。

    さあシートベルトをよく締めておこう。今週はまた過激に動きやすい相場となり、地政学的にも、また自然現象の面でも、同時に暴発的な現象が起こりがちな状況が整っている。こうした状況はことによると、太陽が水瓶座から魚座に移行する ****2/18の満月まで続く可能性がある。

【日本時間】
金星@射手座28°03’、天王星@魚座28°03’(270°): 2/2 21:37
**太陽・火星@水瓶座15°30’(0°): 2/5 01:23 
***金星山羊座入場: 2/4 14:59
****満月@水瓶座29°20’:2/18 17:35


≪ 長期的考察 ≫

    アストロロジーの研究においては、火星の周回軌道を越えた領域にある惑星は「外惑星」と見なされている。それらの惑星軌道は1周約12年の木星から248年という冥王星まで連綿と拡がっている。ある外惑星が黄道上の1つのサイン(星座宮)から次へと移行するたびに、それはこの惑星の「イングレス(入場)」と呼ばれ、占星学上特別な意味を持つ。この事からも、最近話題になった、黄道には13星座があるなどという考えは簡単に捨て去ることが出来る。

もしそういう事を言い立てる人達が13番目の星座を黄道に組み入れたいのなら、彼らは何故他の50以上もの(黄道にタッチする)星座を含もうとしないのだろうか? 私達が実践するアストロロジーはけして星座(やそれを構成する恒星)ベースではない。それは季節の移行を基盤としたものであり、占星学上の黄道は星座そのものというより四季に依拠した軌道なのだ。

約2000年前のある時点では、それら(星座と星座宮)は合致していた。しかし72年ごとに約1°換算の地軸のゆらぎがあり、それから長い時を経てきて、元の位置に戻るまでには後2万年以上も待たねばならない。

    だが今は話を戻そう...先週、木星が牡羊座に入場した。これはつまり魚座を抜けて黄道12宮の牡羊座に入ったということである。通常は木星が黄道12宮の新しい星座宮に入ると約1年間滞在する。だが逆行運動の関係で、木星は2010年6月に一度牡羊座に入っているのだ。そして9/9に逆行して魚座に戻り、そこで先週末まで滞在した後1/22、牡羊座に帰還した。そして6/4、牡牛座に入場するまで牡羊座を進行し続ける。

    したがって、木星は1/22〜6/4までの間牡羊座に在る、と言うことが出来る。この事が人間の集合的心理(集合無意識)に与える新たな原動力は、木星の原理(拡大、楽観、誇張、膨らむ希望、自信、やり過ぎ)と牡羊座の原理(競争、好戦的、断定的、行動的、性急)が結び付いたものだ。したがって、これは過剰なほど膨らみ誇張された多くの約束への前兆ともいうべき期間だ。それも、どんな事をしてでも・・・という、成功と反映への並々ならぬ欲望を伴うものだ。多分この時期は、未来の数年間が実際以上に輝いて見えることだろう。それに反応して投資家達はいつもに増して株式市場に回帰し、価格を高く押し上げる筈だ。ちょうど2010年6月初旬、木星が最初に牡羊座に入場して以来そうであったように。

    世界の株式市場を一瞥すれば、その殆どが2010年5月下旬に大底をつけている事を明白に見てとれるだろう。そんな中、米株市場は7月始めの週まで下がり続け、わずかに前の安値を下回った。ある複数の株式指数が一度期に底を打ち、一方他の株式指数は数週間遅れて底をつける、こうした現象は「異市場間強気ダイバージェンス」として知られている。

ファイナンシャル・アストロロジーが示唆する相場転換の兆候と結び付けて使う時、これはトレンド反転を特定していくための最も価値ある判断材料の1つとなる。米国がイラク侵攻を開始した2003年3月、ヨーロッパの株式市場は4年サイクルのボトムをつけたが米国市場はそうならなかった。それより早い2002年10月にボトムをつけていたのだ。これもまた異市場間強気ダイバージェンスの1つの例だが、しかし今回は安値をつける順序が米国市場と他国の市場間で反転していた。米国市場は2002〜2003年に先頭を切って大底をつけた訳だが、今回はヨーロッパ各市場が2010年5月〜7月の安値でまず先に大底をつけている。

    こうした事が物語る全てのポイントは、私達が今や新たな集合心理(学)の世界に入りつつあるという事なのだ。牡羊座の木星は未来像に対する大いなる自信と、そして利益のための強大な競争力を表す。そしてまたこの事は、世界中の株式市場が2011年1月から6月の間のいずれかの時期にトップアウトするだろうという予測の基本原理ともなっている。

木星が牡牛座に入場する2011年6/4には、また新たな集合心理の変化が見られるだろう。全体の心理傾向はそれほど楽観的でも攻撃的でもなくなるだろうが、牡羊座の木星によって得られた利益自体は木星が牡牛座を通過する期間(2011年6/4〜2012年7/11)の殆どにおいて安定して維持される可能性がある。しかしながら、株式市場は通常実体経済を3〜9ヶ月先取りすることからみても、株価が木星の牡牛座滞在中を通して強気であり続ける事にはならない。木星が牡牛座を離れる前に、そしておそらくは近々、牡羊座を離れる以前にも、株価はトップアウトする可能性がある。


【NOTE】
    折に触れて私は、このコラムが学習者のための教育目的であることを読者の方々に思い出していただく必要を感じる。このコラムは金融市場における様々な動き、そして地政学や直近の出来事と占星学的ファクターとの相関関係について論じるために用意した場だ。ここで述べる事はファイナンシャル・アストロロジー及びマンデーン・アストロロジーの基礎ともいうべき事柄なのだ。けして金融市場における特定の行動を推奨するものではない。そうした目的のために私達は、投資家用、ポジション・トレーダー用、そして積極的な短期トレーダー用にそれぞれ特別に考案された購読用リポートを用意している。これらのリポート類は月刊、週刊、そして(又は)日刊で発行されている。これらはいくつかの金融市場における特定の売買を推奨するものだ。だがこのコラムはそうした性質のものではない。このような教育目的のコラムのみを頼りとして売買したり投資判断を下すということは、全く賢明とは言えない行動であり、大切な資産を危険に晒すことにさえなるだろう。





訳文ここまで
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