March 20, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/21

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年3月21日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の*は翻訳者によるものです)
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3/22≪短期ジオコズミクス≫最後の段落中、「6月初旬に」を「6月初旬に向かって」と訂正、前後のパラグラフのわかりにくい部分を少し加筆しました。


【特記】
    日本の皆様へ 衷心より哀悼とお見舞の意を表します。日本の多くの読者の方々に、先週の悲劇的な喪失からの回復と、その後に続く素晴らしい復興と成長があらんことを願ってやみません。それでもなお、これほど多くの尊い生命が失われたことは大変痛ましく、長い間忘れられること無く私達の心に刻まれるでしょう。

R.Merriman


※今回は≪長期的考察≫がコラム本文の筆頭に来ています。
≪ 長期的考察 ≫

    かつて1977年に、私は初めての執筆本『Evolutionary Astrology: The Journey of the Soul Through the Horoscope/進化(という観点からの)アストロロジー:ホロスコープを巡る魂の旅路 [日本未刊]』を上梓した。その本はカリオグラフィの専門家によって手書きされ、それを石版印刷(リトグラフィ)した物だった。1440部が瞬く間に売り切れ、その時「エボリューショナリー・アストロロジー」として知られる思想の流派が誕生したのだった。やがてこれは他の多くのアストロロジャー達の仕事によって人々のよく知るところとなっていき、とりわけジェフ・グリーン、スティーヴン・フォレスト、モーリス・フェルナンデス等々のアストロロジャー達が、この思想の誕生から10~30年の間に、こうした知識体系に彼ら独自の洞察を加え続けてきた。

*)ジェフ・グリーン、スティーヴン・フォレストは共に現在エボリューショナリー・アストロロジー界の大御所的存在。特にジェフ・グリーンは冥王星と人類の霊的進化、そして深層意識に潜む葛藤との関係を鋭く突いた研究でセンセーションを巻き起こした。著書『Pluto The Evolutionary Journey of the Soul』など。モーリス・フェルナンデスはジェフ・グリーンの愛弟子で著書に『Neptune 12th House and Pisces』などがある。ちなみにエボリューショナリー・アストロロジーの思想が誕生した1977年は準惑星カイロンが発見された年であるというのも興味深い。


    その本の初版と、今でも出版されている第二版、『Evolutionary Astrology: The Journey of the Soul Through States of Consciousness/エボリューショナリー・アストロロジー:意識の諸状態を辿る魂の旅路 [1991年、日本未刊]』の中で、私は「プラネタリー・ペア・サイクルズ」というコンセプトを、世界に起きうる事象と集合体としての人類における重要な(発達)局面を予測するための貴重なツールとして紹介した。それは以下のように機能する。

天上に強力な天体位相が起きた時、それらが占める黄道上の度数は、それらの惑星本来の特性を帯びながら、その先かなりの長期にわたって "たっぷりと充電された状態" になる。それは主要なトランシット(土星、天王星、海王星、冥王星)がその度数に戻ってくる度に、あたかも元々の構成に関わった全ての惑星とアスペクトするようなものだ。

    去年の夏、私達は一生のうちで最も強力な天体位相の1つ、カーディナル・クライマックスを目撃した。火星と土星がきっかり天秤座の0°に入場し、牡羊座0~3°にあった木星・天王星とオポジションを形成、そしてそれら全てが山羊座3°にあった冥王星とTスクエアを形成したのだ。したがって、カーディナル・サインの0~3°は去年夏のカーディナル・クライマックスを構成した惑星の性質を帯びつつ、"たっぷり充電" されている可能性がある。ある惑星がカーディナル・サインの0~3°に入った時、それはまるでその惑星がカーディナル・クライマックスに含まれた全ての惑星とハード・アスペクトを結ぶようなものだ。実際には黄道帯上の適用範囲をミュータブル・サインの27°からカーディナル・サインの3°まで拡げて考えることも可能だ。何故なら45年周期の土星・天王星のオポジション(180°/カーディナル・クライマックスを構成する1部分)もまたその度数内で起きているからだ。


    読者の方々は覚えておられるかもしれない — 2010年7月下旬から8月中旬 — 4つの重要な出来事が起こった。

1)金融規制改革法が成立
2)連邦準備制度理事会がQE2(量的緩和第二弾)を開始、
    それを予期していなかった市場参加者を驚かせた
3)ロシアがブシェールにおいてイランの原子炉に核燃料棒を挿入すると発表、
    世界の他の国々の願いとは相反するイランの核開発に対する明確な意志を強化した
そして
4)ロシア(そしてヨーロッパの大部分)が干ばつに見舞われ小麦(そして全ての穀物)
    価格が暴騰、パキスタンと中国には破壊的な洪水が起きた

多くのアストロロジャーが、もっと深刻な災難や金融危機が示現しなかったことに失望した。(もちろん人類の幸福に対する思いが無いのではなく、あくまで占星学的見地での話だが) 

ところが先々週の末、3/11~12、天王星が牡羊座に再入場を果たし、その結果、2010年夏のカーディナル・クライマックスで極度に充電された度数が点火された。このイングレスが起きた時、日本の歴史上最も強力な地震と破壊的な津波が巨大な損害を引き起こしたのだ。それから1週間が経過するにつれて、今度は原子炉が付近一帯に放射線漏れを引き起こして、津波以上でさえある潜在的な危機が生まれつつある。

    さてこの週末(3/19~20)は、春分、そして天王星・太陽のコンジャンクションを1~2日後に控え、満月が再びこの強力にチャージされたカーディナル・サインの0°ポイントにやってくる。満月は実際は乙女座—魚座の29°近辺で起こる。そして3/21月曜、太陽が天王星と牡羊座0°でコンジャンクト。だがこれらは皆、去年夏のパワフルな天体位相から生成された、 "たっぷり充電された" 黄道帯領域の一部なのだ。 この上更なる危機が発生するかどうかは未知数だが、天王星が牡羊座の0°~3°に戻って来ている間、即ち6月初旬くらいまでは重大な状況が続き、また新たに何事かが起きる可能性がある。 特に4月の第1週、次回の水星逆行(3/30~4/22)が黄道上のすぐ近くで起きている時、火星が牡羊座に入場してくる時間帯は要注意だ。

    また考慮すべき別の重要なポイントがある。
連邦準備制度理事会の始原図における太陽・冥王星のオポジション(180°)はカーディナル・サインである山羊座—蟹座の0~1°にある。したがって、FEDはまもなくニュースの焦点としてカムバックすることになるはずだ。果たして6月までに、連邦準備制度を排除しようという、更なる努力が為されるのだろうか? それはあり得るだろう。

    その一方私の経験では、今回のような悲劇的危機の渦中にある時、金融市場は約2~4週間ほどパニック状態の心理で反応する。これは最終的な大底をその期間中につけるという意味ではない。しかし、殆どの安値はこの期間に見られるだろう。 また日本の場合、日経平均が引け値で10,200以上に戻すことが出来ない限り、株式市場における大底はこの年末か2012年初頭まで実現しないかもしれない。


≪ マーケット・ウィークを振り返って≫

    日本に起こった痛ましい出来事は、世界中の多くの金融市場における急激な価格変動をもたらした。例えば日経平均は3/15に8227まで下落、2009年4月以来の最安値レベルを記録した。それは最後の三つ星レベルの重要変化日であった2/21月曜まであとわずか2取引日前の2/17につけた年初来高値からは25%(2600ポイント)の下落だった。 だが先週は、日本ほどではなかったにせよ、世界の大多数の株式指数が下落した。ヨーロッパでは、殆どの指数が2/18~21につけた年初来高値から約10%程度下がった。米国での下落は、7%にわずかに満たなかった。

    商品市場もまたボラタイルな週であった。原油は3/7の年初来高値106.95から下落して3/16には96.72の安値をつけたものの、その後反騰し、3/18金曜のザラ場で103.66の戻り高値をつけた。しかし、通貨は全市場中最も爆発的な様相を呈した。米ドルは大崩れとなり、週の終盤にG7各国の中央銀行が円安誘導に向けて協調介入する以前、日本円とスイスフランに対して史上最安値を更新した。先週のような危機の真っ只中における米ドルの下落は大きな関心事だ。(または、そうあるべきだ。)ついこの前までは、このような危機的状況では米ドルが「安全な避難所」として急上昇するはずだった。しかし、進みゆく冥王星と天王星が米国始原図の金星と木星に対してハードなアスペクトを形成していくのに伴い、世界の基軸通貨としての米ドルの地位は、先週の取引状況で証明されたように危険に晒され続けている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    3/11~12、天王星が牡羊座における7年間の滞在を開始したイングレス(サイン移行)は、多くのアストロロジャーが、先週日本に起きた出来事との占星学的相関関係にあるものとして見なすことだろう。だが、イングレスそれのみではこのような事象を生み出すことはない。惑星のイングレスは集合心理学におけるシフトの方により強く関連しているのだ。けれども今回のケースにおいては、イングレスは事象の生起にも関連していたかもしれない。何故なら牡羊座0°(エリーズ・ポイント)が、たまたまカーディナル・クライマックスにおける「プラネタリー・ペア・サイクルズ」の度数と一致し、天王星が牡羊座に入場したことがきっかけとなって点火されたからだ。上述の≪長期的考察≫、そして拙著『Evolutionary Astrology: The Journey of the Soul Through States of Consciousness』で説明したように、この予測ツールはしばしば世界の主要な出来事に合致する。

    2週間前のコラムでも述べたが、『これ(天王星が牡羊座の0°/エリーズ・ポイントを進行していくこと)は一体どんな影響を世界の株式市場に与えるだろうか? 天王星を相手にする時、誰もそれを予測することは出来ない。あなたに出来るのはただ、予期せぬことが起きるのを予測するのみだ。ヒステリー症状がもっと明白に現れてくるにつれ、怒りの爆発と合意の欠如が株式市場を急落させる可能性も見える。結局のところ、天王星は暴風や竜巻、そして地震を司るのであり、海岸での楽しい一日を意味するものではないのだ。(そうした類の事はより海王星的だ。)』 そうした事から私達は、世界の金融市場を混乱させる、さらにまた別の劇的な天王星関連の出来事を経験するだろう。あなたは2008年後半の金融恐慌、そして2010年4月のメキシコ湾岸原油漏出事故を覚えておられると思う。これらもまた、ハードな天王星のコズミック・サインが非常に目立った時期であった。 そしてどちらのケースにおいても、危機の最悪期(そして株価の最も急激な下落の時期)は、最初の2~4週間だった。だが、株式市場における最終的な大底打ちは、それよりさらに遅い時期にならないと実現しなかった。

    しかし今、私達にはこれを的確に見通すための、いくつかのジオコズミックな考察がある。まず第1に、拙著『フォーキャスト2011』やこれまでのコラムにも幾度か書いたように、米国の株式市場は木星が牡羊座に入場した後、2~3週以内にトップアウトする傾向を持っている。このイングレスは1/22に起こった。私達はまたこれらのコラムに、太陽・火星のコンジャンクションから4週間以内に株式市場で10%強の価格変動の終わりと始まりが頻繁にみられるとも述べた。その太陽・火星のコンジャンクションは2/4に起きた。そして2/18~21、世界のいくつかの株式指数(ダウ平均を含む)が(それまでに達成した)10%強の反騰を終えている。(当時木星は牡羊座の5°に位置していた。)この時以来、いくつかの指数が今や少なくとも10%は下げている。もっともダウ平均とS&Pの下げ幅は今のところ7%に近いところなのだが。

    株式市場は『フォーキャスト2011』で提示したように、木星のサイクルを非常によくなぞっているように思われる。これはAIRソフトウェアの金融アストロロジー・システムから(www.alphee.com)導き出したものだ。各サインを巡る木星トランシットを1870年代まで遡ってフィルタリングしてみると、ダウ平均は木星が牡羊座に入場(今回は1/22)する前後にトップアウトし、牡羊座の中盤度数あたり(4/1から2~3週以内。この4/1はまた3/28に起きる木星・土星の20年周期のオポジションとも非常に近い)でボトムをつけ、そしてまた牡牛座にイングレス(6/4)する前後に向かい再びトップを目指して反騰している。 果たして今回の大底はまだ打っていないのか、つまり10%の下落に達するのだろうか?  そしてその後6月初旬に向かって年初来高値を更新するまで反騰することになるだろうか? それとも届かないだろうか?  これが今週のMMAサイクルズリポートのテーマとなるだろう。




*)3/21現在、木星は牡羊座12~13°に滞在中。4/1に15°台に入る


【 主な惑星スケジュール(日本標準時)】
3/21 08:44頃 太陽・牡羊座0°(春分)
3/21 21:15頃 太陽・天王星コンジャンクト@牡羊座0°
3/27 15:53頃 金星 魚座入場
3/28 21:07頃 太陽・冥王星スクエア
3/29 06:41頃 木星・土星オポジション
3/31 05:48頃 水星逆行開始@牡羊座24°21’
4/02 13:52頃 火星 牡羊座入場
4/04 05:23頃 火星・天王星コンジャンクト@牡羊座1°17’
4/04 22:51頃 海王星 魚座入場 
4/23 19:04頃 水星順行開始





訳文ここまで
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この記事へのコメント

1. Posted by るる   March 26, 2011 14:12
3 最近から、読ませていただき、感謝いています。



私は、、孫を守らなければ、田、畑、3年前から、始めて半分自給生活に入ろうかと、考えましたが、


2007年頃からこんな世の中になるのじゃないかと、危惧してきましたが、しいことです。

どんな生き方が良いと、お考えでしょうか、宜しければ、お考えを、お聞かせください・

お金があればよいのでしょうか?



メリマンさんの、アストロジーを昨年後半から読むようになり、2011年版よませていただきました。

ただし、いかようにも、取れて私にはなかなか、理解しにくく、のれません、6月に向け、バブルに成るの、一ことが、わからなくなります。


取りとめなくすいませんでした、わらをもすがりたい気持ちで書かせていただきました、ありがとうございました。
2. Posted by hiyoka   March 26, 2011 20:59



るるさん、コメントありがとうございます。
お気持は痛いほどわかります。。

今日出ている新たなコメントの翻訳をUPし終えましたら、自分なりに考えをまとめてみますので、あらためてお返事させてください。

わたし自身浅学の身で、どれほどお答えできるかわかりませんが、少なくとも今まで感じてきたことなどお伝えできればと思います。すみません、もう少しお待ちください。


hiyoka m(_"_)m
3. Posted by るる   March 27, 2011 09:41
さっそく、お返事有難うございます。

余り書いたことがないので、送り方がわからず、短文に直して、ところどころ削り、なんか文章が、おかしくてすいませんでした。


3年前から、予想しても、対処法がわからず、私は、子供たちと、食の仕事をしていますが、自分達が生きるため、そして、今まで、食してくれた、お客様に、いかに、食べやすく安全な物を提供できるかと考え、田、畑でしたが年間分作ることは、困難です、周りは、そんな世になるわけないと考えていますし、妻が1番反発してましたから、ストレスとやるせなさで、いざこうなって、妻もわかるようになると、自分が本当に、わけがわからなくなりそうです、今も種を撒き、ビニールの中で、芽が出てまいりましたが、こんな、寒ければ、畑に移しかえれません、2015年まで,続くとすれば、希望を持ちつずけることは大変ですね、でも、孫達にとって、耐えられますよね、そう、信じたい。

4. Posted by hiyoka   March 29, 2011 00:13
色々考えながら書いていましたら、コメント欄から撥ねられるほど長文になってしまいました。こちらにはどうしても入りそうにないので、記事欄にUPさせていただきますね。ごめんなさい。

hiyoka m(_"_)m

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