March 27, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 3/28

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年3月28日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中のは翻訳者によるものです)
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3/27 主な惑星スケジュールを追加しました。


≪ マーケット・ウィークを振り返って ≫


    世界中の株式市場で、日本に起きた天災に関連する前週の厳しい下落からの強力なリバウンドが続いた。が、ロシアのMICEXを除いては、どれもいまだにその2年来の高値を回復してはいない。しかしながら、ダウ工業平均をはじめとしていくつかは、近いところまで来ている。木星と天王星の両惑星が現在ゆうに牡羊座に入場し終えていることを考えれば、「資産インフレ特急」は複数年にわたる新高値へのレースを再開しつつあると言える。私達は3/24木曜、金がその史上最高値である1450を試した時、この列車がうなり声をあげて走っていくのを目撃した。同じ日、銀もまた1980年1月以来の最高値水準である3800を上回った。これはジオコズミクスの示唆するところとよく適合している。何故なら3/24~25は「射手座ファクター」の日々、すなわちトランシットの月が射手座を通る時であり、月のこのポジションはしばしば貴金属(そして他の商品)の天井、そしてそこからの下落と合致しているからだ。

    世の中に起きる出来事とそれに関連して金融市場に起きる大きな価格変動は、天王星の基本的な特性を示している。それはどういう事かというと、牡羊座に在る木星と天王星は非常に投機的であり、より高い利益(と価格)を狂ったように追い求める状況を象徴するものの、一時的にそれまでのトレンドを脱線させるような、突然の出来事をも伴うという事だ。トレンドの反転は非常に厳しくなる可能性があり、いくつかのサポート・ラインを割って急な角度の下落が起きることから、その多くがたちまちのうちにトレンドが変わってしまった事を明示するだろう。だがそれと同じくらい突然に、市場は再び反転し、抵抗ラインの新水準をを超えていく。その結果、これが「資産インフレ特急」であるという根本的な大前提に回帰していくのだ。

もし歴史が何かのガイドラインたり得るのなら、こうした傾向は木星が牡牛座の前半早めの度数を過ぎ越していくまで終わらないだろう。または少なくとも、天王星が牡羊座の3°、つまり去年の夏のカーディナル・クライマックスにおいて、その中心部の構成が起きた度数を通過し終える(6月初旬)まで、続くかもしれない。

もしかしたら、過去2年にわたる株式や商品市場におけるこの「資産インフレ特急」について、こうしたコラムや年1回のフォーキャスト本で述べてきたような金融アストロロジーよりも、もっと正確に説明しうる他の研究調査があるのかもしれないが、私はそれを知らない。だがもしそうであったとしたら、私はそれに気付いていない事になる。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達は4/8までの間、また別の強力なジオコズミック・サインの時間帯に入ろうとしている。 3/28月曜、20年周期を持つ木星・土星のオポジションが起きる。またその日のうちに、太陽が冥王星に対してワクシング・スクエアとなる。最初のサインは世界中の政府の分裂に関連し、また2番目のサインは多分負債や所得・生命の喪失に関する新たなニュースに関連している。これはおそらくは日本の天災、及びリビアの戦争からくるものと思われる。    保険会社にとっては良い週にはならないだろう。これもまた冥王星によって支配されているからだ。それから2日後の3/30、水星が3週間にわたる逆行の旅を開始する。これは通常、政治的リーダーや経済データから伝わる、雑多に入り混じった紛らわしいメッセージと合致する。願わくは、議会とホワイトハウスがこの時間帯を熟考と対話に費やし、彼らが2008年9月以来、殆ど水星逆行の度に繰り返してきたように、完全には理解されず、議論も尽くされていない重要な政策を押し通そうとするような事が無ければ良いのだが。

    このジオコズミックな時間帯はその後4/3の火星と天王星のコンジャンクションと、同じ日に起きる太陽・土星のオポジションでピークを迎える。天王星は分裂・崩壊を、そして土星は大地を支配しているので、これは大自然が爆発的兆候を示すまた別の機会を示す可能性がある。また似たような別の組み合わせが4/11と4/18、火星が冥王星とスクエアを形成し、その後土星とオポジションを形成することによって起きてくる。後者の組み合わせは、季節外れの暑気や寒気、または軍隊による戦闘の脅威からくる怒りや冷酷な気質に該当するかもしれない。朗報は、太陽が4/20に火性のサインである牡羊座から、もっと地に足が着いて肩の力の抜けた牡牛座へと移行する頃には、私達がそこから抜け出す、ということだ。


≪ 長期的考察 ≫

    昨年頃私は、MMAサイクルズ・リポートの1購読者にリポートの内容に関する質問を認め、購読サービスの一環として、後に全ての購読者達にその内容を分かち合うという事を行った。彼女の質問は、回を重ねるごとにどんどん優れたものになっていった。今回のコラムでは、彼女の質問と私の回答から2組を選んで再現したい。これは全ての読者にとって有益なものだと思う。


【クローディアの質問】   
    あなたは木星が2011年6月~2012年6月まで牡牛座を通過し、その時、価格の下落が示唆されると言いました。牡牛座は「価値ある物を維持する」事に長けています。2009年3月以来、株価は市場全体を覆う波の上で、多くの場合一体となって上下動してきました。もし各サイクルに追随してきて、安い価格の時に相場に入れば儲かったわけです。いくつかの非常に注目すべき例外がありながらも、株価は一斉に騰がったり下がったりするように見えます。では木星が牡牛座を通過している時、こうした事は変化しそうですか?

【私の回答】
    まず最初に、市場がどんな時に高値をつけるか考えてみましょう。1870年代に遡った研究に基づいて『フォーキャスト2010』と『フォーキャスト2011』で述べたように、それは木星が牡羊座の終盤の度数、または牡牛座の初期の度数にある時に起こりやすいのです。前回木星がこの領域にあったのは、2000年1/14にダウ平均、2000年3/24にS&Pが当時の史上最高値をつけた時でした。2000年1/14、木星は牡羊座26°にあり、そして同年3/24には牡牛座7°に滞在していました。しかしこのケースでは、木星が牡牛座に入場したのはそれが最初ではなかったのです。

    当時、木星は1999年6/29に牡羊座を離れ、初めて牡牛座に入りました。それは逆行を開始して牡羊座に回帰する1999年10/23まで牡牛座に滞在し、その後2000年2/15まで牡羊座で過ごしました。この初回の牡牛座滞在時である1999年7/16~19頃、市場は当時の史上最高値をつけました。それは木星が牡牛座に入場した直後のことでした。(この時木星は牡牛座2°にあった) ダウ平均はその後8/25にもう少し高値まで伸びましたが(木星がその後牡牛座4°~5°まで進みそこで逆行に転じた)、S&Pはそれ以上騰がりませんでした。その後ダウ、S&P共に1999年10/18に向かって急激に下落しました。(S&Pは13.25%の下落を見せたが、その時木星は逆行中で牡牛座0°にあり、今にも牡羊座に帰還しようとしていた。) 次に木星が牡羊座最終盤度数、そして牡牛座の初期度数に移行するにつれ、2000年初頭に向けて新高値への反騰が始まりました。

    つまりこれが、何故高値をとる時期に対して時間のオーブ(ゆらぎ・許容範囲/ 度数にして7°まで)を見なければならないかの理由であり、また、4年サイクルの天井をつけるのが、木星が牡牛座初期度数を初めて通過する時になるのか、または2011年12月~2012年1月(これに1ヶ月ほどの猶予さえも与えつつ)、木星が逆行して牡牛座0°に帰る時になるのかを、確信する事が不可能である理由なのです。

しかし私達は、2000年初頭にかなり大きな反落が起こり、その後2年以上も下げが続いたのをその目で確かに見ました。米国の株式市場は2002年10月に、その他の市場は2003年3月に底を打ち、これはイラク戦争の始まり、そしてその非現実的な終焉と一致しています。(現在のリビアに起きている事を考えてみよう。) 
この下落は木星が牡牛座の中盤度数に入り始めた後の典型的な現象です。この下落は数週間や数ヶ月といったものではなく、何年か続きます。

NYD


【クローディアの質問】
    1月下旬に起きたエジプトの革命には驚かされました。そしてそれから何週間か経って、今度は地震と津波が何千もの生命を奪い、史上最悪の原発事故の1つが起こりました。今日のニュースの見出しはリビアに焦点をあてていますが、日本の胸を締めつけるような話はまだまだ続いています。これらはまさに、私達が去年の夏に予測した種類の現象 — 戦争、革命、海や広大な水域に関わる危険、そして原子力にまつわる「出来事」 — です。

    去年の7月から8月にかけての惑星の構成はとても強力だったので、その効力を感じられる時間帯は例外的に長いものでした。私達はいまだにその時間帯の中にあるのでしょうか? それとも、ここ最近の混沌は、3/28の木星・土星のオポジションの方により多く関連しているのでしょうか? 最悪の時期はもう過ぎた可能性が高いのでしょうか、それともオポジションの正確な日付、3/28がまた新たな事件の引き金になりそうでしょうか?

【私の回答】
    それらの事柄は、木星・土星のオポジションとはそれほど関係していません。このアスペクトは政府の亀裂と二極化といった現象により多く関連しているのです。あなたは、極性が世界中で日増しに増大し、私達ひとりひとりを引き離しつつあるのに気付きましたか? 木星が土星とオポジションである時、それは天災ではなく、法律、政府、そして裁判所の判決により多く関連します。

    *)木星(拡大/成長する)・土星(制限/固める)の両極性がオポジションで強調される時、個人レベルで無意識にこのエネルギーが使われた場合、現象面では一般に激しい意見の対立や不満、いらだち、怒り、別離などの可能性があるとされる。ポジティブな現れとしては忍耐力や優れた客観性、責任を全うする力など。

    カーディナル・クライマックスとして知られる時間帯は、2008年から2020年初頭まで続きますが、特に2008年~2015年に効力を発揮します。これが自然現象におけるもの凄い激変、政府・政治関連(暴動)、そして経済混乱(すなわち負債/冥王星)により多く関係付けられるものです。

    去年の夏、火星、木星、土星、天王星、及び冥王星の全てがミュータブル・サインの約27°からカーディナル・サインの3°で、最もタイトに近接したTスクエアを形成した時、占星学上(そして天文学上)最強のパターンが生起しました。したがって、それらが占めた黄道帯上の区域は、カーディナル・クライマックスと呼ばれるそのパターンに含まれた各惑星の持つ力学と一体になって、たっぷりと充電されています。今後数年の間に、土星、天王星、海王星または冥王星がそれらの度数を通過する時、これら各惑星の力学が発動し、それらに関連した事象が起きてくるでしょう。今現在、天王星はこの黄道帯区域を進行中で、それは6/3まで続きます。そして逆行に転じた後、2011年8月~2012年3月の間、再び戻ってきます。カーディナル・クライマックスは決して終わってはいません。

    そして2012年~2015年、天王星と冥王星がその126年周期のワクシング・スクエアを牡羊座と山羊座(再びカーディナル・サイン)の8°~15°に於いて形成する時、このもう1つの「プラネタリー・ペア・サイクル」がもう1つの黄道帯区域をたっぷりと充電するでしょう。これらの度数は、それからの数年間大変高度に充電された状態になり、主要な惑星がそれぞれの度数に入ってくる度に、これらの惑星(トランシットしてきた惑星と元になった天王星や冥王星)の持つ力学に関連した出来事がおそらくは展開していくでしょう。

    この「黄道帯における高度にエネルギー・チャージされたポイント」というコンセプトは、1977年に出版された『 Evolutionary Astrology: The Journey of the Soul Through the Horoscope』という本の中で私が発見・考案したアイディアと関連しています。それは「エボリューショナリー・アストロロジー」として知られる学派の誕生でした。このコンセプトは「プラネタリー・ペア・サイクルズ」と呼ばれ、今日多くのアストロロジャーによって使われています。(この本と、1991年に出た改訂版『Evolutionary Astrology: The Journey of the Soul Through States of Consciousness』に示された他の多くのテクニックやコンセプトもまた同様です。)改訂版は今でもこちらで入手することが出来ます。

最初の本は1970年代後半に出てすぐに完売し、1980年代には米国東部(ケンブリッジ、MA)そして西海岸(サンディエゴとロサンゼルス)のいくつかの研究グループの基礎を為すものとなりました。そこから、他のアストロロジャー達による応用や文献によってさらなる成長を遂げてきたのです。しかしこの本の中には、土星、天王星、海王星、冥王星または月のノース・ノードの、カーディナル・イングレス・ポイントへのイングレス(カーディナルサインの最初の度数への進行・入場)によって示されるような、集合体の進化に関わる重要性が説明されています。私達はたった今、2011年初頭、月のノース・ノードが山羊座0°にイングレスし、天王星が牡羊座0°にイングレスする時期を過ぎ越そうとしています。事実上、月のノース・ノードは現在射手座27°のギャラクティック・センター(銀河中心)とコンジャンクトしています。これは重要な影響を及ぼす現象であり、これについて私達は来週論じることになるでしょう。



【 主な惑星スケジュール(日本標準時)】
3/28 21:07頃 太陽・冥王星スクエア
3/29 06:41頃 木星・土星オポジション
3/31 05:48頃 水星逆行開始@牡羊座24°21’
4/02 13:52頃 火星 牡羊座入場
4/03 23:31頃 新月@牡羊座13°29’
4/04 05:23頃 火星・天王星コンジャンクト@牡羊座1°17’
4/04 08:37頃 太陽・土星オポジション(@新月の度数)
4/04 22:51頃 海王星 魚座入場 
4/23 19:04頃 水星順行開始






訳文ここまで
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