金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/4○4/18の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

April 10, 2011

金融アストロロジー/週間コメント by レイモンド・メリマン 4/11

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年4月11日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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4/13 ≪ 短期ジオコズミクス ≫中、末尾のフレーズが抜けていました。m(_"_)m
下線部を追記しました。

【注記】
    金曜夜、今週のコラムが投稿された後、そして政府機関の閉鎖に至る前1時間を切ったところで、2011年度予算の370億ドル以上の削減という条件で与野党の合意が達成された。しかしながら、これは政府の法的債務上限の切り上げへの合意と同じ事ではない。本気の議論はこれから始まるところであり、それは数週間後に再び政府機関の一時閉鎖の脅威を呼び起こすかもしれない。


≪ マーケットウィークを振り返って ≫

『人間が完璧に、嬉々として悪事をはたらく時・・・それは宗教的信念から行動する時である。』 —パスカル

    アストロロジーの分野を含む全ての研究がそうであるように、ファイナンシャル・アストロロジーもまた、惑星、星座宮/サイン、室区分/ハウス、そしてアスペクト/位相など、非常に明確な原則に基づいて働く。ある惑星があるサインを通過する時、それは通過中の各サインに関連した心理的力学を統合したエネルギー状態を強化する。2つ以上の惑星が互いにアスペクト(天体位相)または惑星パターンと呼ばれる、ある数学的な関係性を創り上げる時、それは単独である時と同様に、そのアスペクトを通して絡み合う惑星が示唆する力学の組み合わせにハイライトを当てていくわけだ。 時に、これらの力学は共に働いてより良い結果を生み出すことがある。それはしばしば「調和的なアスペクト」の時に起こる。このような時、その期間はあたかも注いだ努力が上手く功を奏する、その絶頂期のように、または単純に「幸運期」であるかのように見える。 

また別の時には、それぞれのサインに在泊する惑星と形成されるアスペクトから生み出される力学の組み合わせが、そう簡単には協調して働かない可能性がある。それは多くの場合、「不調和なアスペクト」が形成される時であり、一般に葛藤と苦闘の時期と重なる。いずれのケースにおいても、ある短い期間、互いにアスペクトを形成する惑星エネルギーの合流は、さきほど述べたような複数の力学を反映した典型的な「絶頂期」を象徴している。その強度が最大限に達した後は衰退していき、次の新たな惑星同士のアスペクトと、それらが象徴する心理的力学に向かい始める。

    観察と演繹的な推論から導き出された結論によって、ファイナンシャル・アストロロジャーは、エネルギー充填された複数のアスペクトからなるこのような時間帯が、殆どの金融市場において、トレンド反転との頻繁な同時性を持つことに気付いた。だが、その相関関係は100%、いや90%にも満たない。ここ30年を通して私が発表してきた研究に見られるように、実際はむしろ77〜82%といったところだ。但し、残りの18〜23%のケースは決してアストロロジーそれ自体や、ファイナンシャル・アストロロジーを否定するものではない。その時、星々がもたらすテーマそのものは世界中でその効力を発揮してきた。

事件や出来事、何らかの決定、発表、そして/または重要な政策は、トレンド反転の有無に関わらず起きており、それは常にこうした惑星間の力学的本質に沿ったものだ。 換言すれば、アストロロジーは決して嘘をつかない。ちょうど総体としての市場がそうであるように。 政治や経済であれ、または自然界において示されるものであれ、それは常に何らかのレベルにおいて示された、心理的力学のパラメータの範囲内で働いている。 ただそれは、想像しうる限りの、人間の全ての活動分野で常に同時に起きるというものではない。全ての金融市場で常に反転をもたらすわけではないという事だ。

    こうした考え方を頭に入れておくと、このように強力な占星学的位相のもとで、世界にはここ数ヶ月というもの、驚異的な出来事が続々起こってきたにもかかわらず、何故世界の株式市場がそれらを振り捨てて、高く、より高くと騰がり続けてきたかという理由を理解しやすいだろう。

この前の1月、木星が牡羊座に移行した。そして政治的動乱がチュニジアとエジプトで始まった。天王星が牡羊座に入場した3月前半、日本が地震と津波に襲われ、リビアに反乱が起こった。だがその後の先週、4/1の★★★重要変化日に続いて、大衆の関心はリビアと日本から、米国の2011年暫定予算に関わる政府機関閉鎖問題の天王山へと移っていった。

    通常であれば、こうした関心のシフトが、それまで騰がっていた株式市場における、下方へのトレンド反転と同期する筈だと予想するものだ。そして、確かに2日間ほどは、世界の殆どの株式市場がそうなった。例えばインドのNIFTY、日本の日経、そしてブラジルのボベスパなどだ。ところが、合衆国政府において政府機関閉鎖への山場が週末に向けて進行していくにつれ、株価は暫定予算の期限切れと政府機関閉鎖という脅威を無視して騰がり続けたか、または少なくとも底堅い展開を見せた。

    またその一方、もし共和党と民主党を財政赤字(冥王星)に関する妥協から隔てている物事について耳を澄ますなら、それが主に、現在深刻化している金額の問題とは何の関係も無い、ひとつの事柄に帰着するのに気付く。 それは結局、妊娠中絶の権利問題であり、家族計画センター(Planned Parenthood Center)への連邦補助金の問題だったのだ。 さてこの事については、私達は先週のコラムでこう述べた。「18.7年周期の月のノードが、射手座27°近辺にある銀河中心を渡りつつある.....ここで浮かび上がる象徴的意味は、普遍、根本、知への欲求だ.......これはおそらく「生命」そのものへの理解と関係があるのかもしれない。例えば、妊娠中絶反対と中絶賛成の問題は、主要な惑星がこの銀河中心を渡る時に再燃する傾向がある。」 まさにその通りの様相を呈してきた。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    今私達は、アストロロジーの観点から見て曖昧な時間帯に入っている。水星(またの名をトリックスター)が逆行中で、一体何が本当に起こっているのか、それが結局どんな結果に至るのか、誰にもわからないような状態だ。 4/8金曜、冥王星が逆行を開始したことから、逆行中の水星とあいまって、多くの陰謀説がほのめかされている。 また勿論、冥王星は負債の問題にも関連している。そしてこれは、米国政府が政府機関の閉鎖を防ぐために、2011年度予算と支出額の妥協点に到達しようと闘う際、抗いようもなく巨大な支配的因子となって君臨してきた。興味深いことに、冥王星は妊娠中絶もまた支配する。そしてそれは、こうした政府機関の閉鎖を防ぐために必要とされる妥協に至るまでの、300億ドル未満の差を隔てる、信じがたいほどにイデオロギー的な障害となり果ててしまった。

    しかし勿論、陰謀的な特性を持つ冥王星にハイライトが当たっていることから、民主党も共和党も、実は双方が自らの政治的優位性を勝ち得んがために政府機関が閉鎖されることを望んでいるのだ、という噂が蔓延している。共和党の方は、政府機関の閉鎖はオバマ大統領に指導力が無いということを指し示す、という事から利を得るだろう。 多分民主党側は、共和党が時宜を顧みず無理ばかり言い、(市民の困惑に対して)血も涙もなく、国の信用状態を晒しものにし、そして給料や社会保障給付金を受け取れなくなる公務員や軍人達の間に大きな不安を巻き起こすのだということを政府機関の閉鎖が証明する、という点から利を得るだろう。

当然、議会のメンバーである議員達は歳費を受け取れるから不安組には当てはまらない。つまり結局は、これこそが水星逆行と冥王星の滞留、そして逆行の開始が体現していることなのだ。牡羊座に火星が滞在して4/11火曜に冥王星とスクエアになろうとしている今、これら対立する両サイドには憎しみしか見られない。

*)日本時間:4/12 06:00頃 (その他の当面の惑星スケジュールは4/2付の新月の記事を参照してください。)

これは、それぞれの側が機能的な妥協点まで譲歩するのを拒絶する、対立的な力学となり得る。どちらかが折れなければならない。何故なら火星・冥王星間のハード・アスペクトは殆どの場合、決してウィン-ウィンの(互いに満足のいく)結果にはならないからだ。そしてこのために、恐らく後味は苦いものとなるだろう。 

勿論アストロロジャーとしては、このような重要な決定を下すのは水星が逆行を開始する以前のほうが良かったわけだが、この政府は2008年9月の金融危機以来、主要な決定を水星逆行中に下すというパターンに沿って歩み出してしまった。そしてこれまで全ての場合において、こうした決定には後に混乱が生じ、結局は変更が必要になるという繰り返しだったのだ。

    さて、金融市場に関する限りにおいては、今は水星逆行期(3/30〜4/22)のちょうど中間にあたる。したがって、3/30近辺で反転しなかったどんな市場も突然、急激なリバーサルを見せる傾向がある。しかしながら、それはそんなに長続きしないかもしれない。株式市場は4/8金曜ぎりぎりまでそのサイクル高値付近にあり続けた市場のひとつである可能性はある。

    にもかかわらず、より俯瞰で見るなら、市場はこのコラムや過去2冊(2010年、2011年)のフォーキャスト本で予測された「資産インフレ特急」の力学を体現する牡羊座の木星・天王星の道を辿り続けている。この状況は6/4まで、そしてことによると2011年暮れから2012年初頭、木星が逆行して牡牛座0°(牡羊座との境界)に戻って来る時まで続くかもしれない。昨年のフォーキャスト本で例証したように、牡羊座初期度数への木星のトランシットは通常は高値を示し、その後牡羊座中盤度数に入って修正安となり、後に牡羊座終盤から牡牛座初期度数にかけて新たな反騰となる。木星が牡羊座の中盤度数にあった3月中旬、私達は下落を見た。そして今、木星が牡羊座後半部に入ってくるにつれて、「資産インフレ特急」における次の反騰を見ようとしている。

しかしこのインフレはなにも株価にだけ起こっているわけではない。金は史上新高値をつけ、銀は1980年以来初めて40ドル/オンスを超えた。 いまにも負債爆弾が爆発するのではないか?という懸念が市場に存在するかぎり、貴金属は騰がり続けるだろう。


≪ 長期的考察 ≫


    このセクションで言っておきたいただ1つの事は、今こそ本物の牡羊座の天王星的な候補者が政治の舞台に入って来つつある、という事だ。読者諸氏は、過去のコラムでこの7年間のトランシット(2011〜2018年)が、過度に攻撃的で無慈悲なまでに激しい競争に満ちた期間を暗示していると述べた事を覚えておられるかもしれない。人々が互いに、どんどん少なくなる資源をめぐってますます大きな利益を得ようと競い合う時、それはおそらく、とても良い期間とは言えないだろう。これは弱者が虐げられ、思いやりや慈悲の精神に欠けた時期のサインであるかもしれない。だがこれは、強くて攻撃的な指導力を望む、または現在の指導者のリーダーシップが弱いか不適切だと見なす人々にとっては、魅力的に映ることだろう。

    牡羊座の天王星が初めて米国政治の舞台に躍り出る、初めてのプロトタイプへようこそ! 彼の名はドナルド・トランプ、そして彼は牡羊座の天王星のエッセンスを反映している。多くの人々が、彼はただ自分のテレビ番組の視聴者を呼び集めようと茶番を演じている客寄せパンダに過ぎないと主張している。だが私はこれについて、それほど確信は出来ない。牡羊座の天王星は、ほんの短期間で通り過ぎてしまうような事象ではない。これは7年間にわたるトランシットだ。そして、2012年の選挙期間の間、それは冥王星との間に非常に挑戦的な、126年周期のワクシング・スクエアを形成するのだ。まさに「神も仏もあるものか!」とはこの事だ。

「牡羊座天王星のトランプ候補」をメンバーに含んだ討論会は、ただのエンターテインメントなどではなく、まるで古代ローマの円形闘技場で繰りひろげられる剣闘士の闘いのごとく、死闘の末、最後にそこにひとり立つ者のみが勝ち残る、そんな類の娯楽となるかもしれない。





訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:25│ 金融アストロロジー 
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