●5/17の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント 5/30 【金融アストロロジー】

May 22, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 5/23 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年5月23日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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≪ マーケットウィークを振り返って ≫


    先週の満月は、世界の株価にとって特に注目に値するものとなった。この満月が起こった日付は5/16または5/17で、これは読者の方が地球上のどこに住んでいるかにもよる。アジアと環太平洋地域の株式市場では、週の最安値が5/16〜17につけられた。オーストラリアのオールオーディナリーズでは安値が5/16の4718で、これは3/17につけたプライマリー・サイクルボトム、4559よりはかなり高い。週の高値は木曜につけた4834で、こちらは4/11につけているこれまでの年初来高値5069よりはかなり安く終わっている。香港ハンセンと日本の日経は5/17にボトムをつけたが、これらの安値も3/15〜17につけたプライマリー・サイクルの底値には達していない。その後これら両市場は共に反騰して5/19、週の高値をつけたが、これもやはり、ハンセンでは4/18、日経では5/2につけた直近高値には届かなかった。つまりこれらの市場それぞれにおいて、価格は3月半ばの安値から4/11〜5/2の高値の間に密集していることになる。しかしながらロシアでは、MICEXが先週1603をつけて複数月にわたる安値を更新している。これは2010年12/2以来の最安値水準であり、おそらくはこの2週間に起きた原油価格の下落に起因するものと思われる。

    ヨーロッパにおいても同様に、いくつかの異市場間ダイバージェンスが見られた。私達が追っている4つの市場それぞれが、5/17か5/18に週の安値をつけた。だが3/15〜17につけたプライマリー・サイクルのボトムを抜けたものは無い。4市場はその後それぞれに、先週末5/19〜20に向かって反騰した。この反騰はAEX、DAX、FTSEの各市場では月初来高値に届かなかった。しかしながら、5/20金曜にはスイスのSMIがサイクル新高値を記録した。この徴候がいくつかの強力なジオコズミック・サインの真っ只中に顕現したことから、これは異市場間弱気ダイバージェンスのケースとなるかもしれない。だが、この考えは、もし今後1〜2週間の間に前述の3市場で株価がサイクル新高値をとれば覆されるだろう。徐々にくたびれてきてはいるものの、木星・天王星はいまだに牡羊座にあり、それがエンジンとなって今もこの「資産インフレ特急」を走らせていることを考慮すれば、その可能性は捨てきれない。

    アメリカ大陸でもまた、異市場間ダイバージェンスの潜在的可能性がみられた。米国ではダウ工業平均とナスダック複合の双方が共に5/17、週の最安値をつけた。これらの安値は、3/15〜16につけたプライマリー・サイクルの底からすれば、かなり高かった。だが先週末に向かって起きた反騰はそれほど印象的なものではなかった。5/2につけた複数年にわたる最高値を超えることはなかったし、弱気な引けで週を終えている。したがって、世界の殆どの株式指数がそうであったように、米国の株式市場もまたその値は5/2の高値と3月中旬の安値との間に集約していた。しかし南アメリカでは様子が少し違っていた。

アルゼンチンのメルバルは、このところどんどん動きが鈍くなっている。毎週の株価レンジは小さくなる一方で、やはり3/16のサイクル安値と4/6のサイクル高値との間に株価は密集している。 だがその一方ブラジルのボベスパは、他の市場が先週末に向かって騰がった時でさえ、2010年7月以来の安値水準まで下落し続けた。ブラジルとロシアのインフレーションは、現地の証券取引所では株価に反映されていない。

    他の市場では、金と銀の両方が5/17火曜まで弱く、週の安値をつけた。金は1471、銀は3296まで下落した。だがどちらの場合も、これらの安値はそれまでの2週間の安値の上で留まった。その後の銀の反騰はそれほど印象的なものではなく、木曜には3575でトップアウトした。しかし、金価格は週末に向かって週の高値まで反騰し、金曜のザラ場高値は1515.80までつけた。そしてどちらの金属も、4/25(銀・4984)と5/2(金・1577.40)の高値からすれば、いまだに低いところに位置している。

原油は同じく5/17、6月限が95.02まで下がって週の安値をつけた。こちらもその後反騰し、水曜と木曜には100.00をわずかに超えたが、週末の引け値は100を割った。通貨では、ユーロとスイスフランが5/16、満月の1日前に週の安値をつけ、金曜寄りに向けて反騰を開始したが、5/4につけたサイクル高値のまだはるか下で終わっている。その後ユーロは再び引けに向かって売られたが、スイスフランは週の高値付近に留まった。その一方で日本円は、ちょうどその反対の動きを示した。円は前週の終わり(5/13)に高値をつけ、先週はその殆どの間、日々下落し続けた。 太陽が現在双子座に入ったことから、これらの市場間の一貫性を期待することは出来ない。

    米ドル指数について触れるなら、複数年にわたる新安値72.86を5/4につけている。だが先週は印象的な反騰を見せ、5/17に高値76.97をつけた。その後は週末まで下げて終わったが、それでも75.58で留まり、まずまずの結果となった。読者の方々には私のサイトに掲載した米ドルについての長期分析を読むようお薦めしたい。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    「資産インフレ特急」の鍵となる要素、木星と天王星だけが今、投機的かつ積極的な星座宮、牡羊座に残っている。まったくもってこの列車は、5/2〜3に牡牛座の新月が起き、その後いくつかの他の惑星が牡牛のサインに移行して以来、ぐっと速度を落としてしまった。太陽は現在、保守的な地性星座である牡牛座を離れ、5/21〜6/21までの間ワイルドで予測しにくい星座宮、双子座を運行しようとしている。双子座はミュータブル・サイン(柔軟宮)であり、ミュータブル・サインではトレンドがしばしば変わる。 水星も6/2には太陽に加わる。1週間後の6/9、金星も加わる。海王星はすでにミュータブル・サインである魚座に8/5まで滞在中だ。あなたはコズミック・フォースがシフトしつつあることを理解できるだろう。何故なら、6/4、木星もまた牡羊座を後にするからだ。そして、天王星だけが残される。 

事実上、天王星は約7年間同じ星座宮に滞在する。だが、木星の同伴なくしては、「資産インフレ特急」はまるで地図も無く何処に向かっているかもよく解らないまま速度を上げ続ける、ドライバーのいないスピード・カーのようなものだ。何処かへ向かって大急ぎで走るのだが、道に迷ってしまったように見える。そこで車は見覚えのある道路に導かれることを期待して、代替ルートをとり始める。ところが意に反して行けば行くほど道を外れていくように見え、不安はどんどん高まるばかりだ。米国の連邦債務は先週5/17、14兆3000億ドルの法定債務上限に達している。

    前回論じたとおり、少なくとも4つの主要なジオコズミック・サインが5/20〜23に起きてくる。先週のコラムではこう述べた。『これは何か大きなことが始まろうとしているのかもしれない。もしかしたら、それは「資産インフレ特急」の終点かもしれない。いや、もしかしたらこの列車は海王星が逆行に転じる6/2まで、走り続けるのかもしれない。このサインはちょうど10取引日の間に、プライマリー・サイクルまたはより大きなサイクルと、驚異的な86%の相関関係を保っている。そしてまた今回は、木星が牡羊座から牡牛座へ移行する日の一日前という、発動するにはまさに特級の利点を持っている。』  興味深いことには水星もまた同様に1日前の6/3、自らが支配する双子座に入場するのだ。線路の終点は近い。


≪ 長期的考察 ≫

    「資産インフレ特急」の終焉は、株価における、木星の牡羊座から牡牛座への移行との歴史的相関関係と関連している。これまでのコラムにおいて、この事象が米国株式市場の長期の天井と相関関係を持つ、時間のオーブ(7°)について論じてきた。私達は現在その時間のオーブ内、すなわち中心部である6/4の前後約7週以内にいる。また私達は、このアストロロジカルな宇宙のオーブである**2011年10/7〜2012年3/7の間、木星の逆行運動によって再び同じ領域に足を踏み入れることについても論じてきた。この日付のうち1つ(あるいはダブルトップ・パターンであれば2つとも)が、2009年3月から始まった現行の強気市場の天井と一致する予定だ。

    だが、米国の政治リーダー達が 1)連邦政府の法的債務上限を引き上げること 2)政府の支出を減らすこと に関して合意に達することが出来なければ、今がその天井となるかもしれない。2つ組の缶の1つだけが、通りに向かって遠く蹴り上げられた。より遠くに蹴られれば蹴られるほど元に戻すのは困難となる。連邦債務は先週火曜5/17、14兆2000億ドルの法定債務上限に達している。 しかしながら、巧妙な金融手法によって、財務省は現在8/2までキャッシュフローを維持するため、連邦の年金基金から借りる形を(そして他の疑わしい手段も)とっている。 これは新たな***「Dデー」(デフォルト・デー)だが、当然有り得べき切迫感が欠如しているように見える。 もし米国が債務を返済しなければ壊滅的なことになるだろうと、私はずいぶん前に自説を述べたが、これがちょうど今、金融界、政界のあちこちで議論されている。

    私達ファイナンシャル・アストロロジャーにとっての問題は、合意が可能となる時間帯の終わりまで、もう猶予が無いということだ。以前から、実際的な合意をもって累積債務危機の問題を解決するには5月が最も良い月だとしてきた。多くの惑星が実利的な牡牛座に集まり、トランシットの金星に対しこぞって好ましいアスペクトを形成するからだ。そのうえ金星は「合意」そのものを支配する。そして、この期間中最後の金星トランシット(アスペクトの形成)は5/23月曜、火星とのコンジャンクションで終わる。その後の天上は、安定感と分別の牡牛座から離れ始め、非常に気まぐれで才気にあふれるが必ずしも実際的とは言えない双子座の世界に移行していく。そこは何でも起こりうる世界だ。 通常、双子座のもとでなされた合意は持続的というより一時的だ。多くの変更を受ける。6/3には海王星が滞留から逆行を開始することから、まもなく合意という考え自体が実際的なものから希望的観測に変わるかもしれない。いったん現実がこうした状況になると、なされた約束は到達不可能なものとなる可能性がある。

    この期間全般(5/3〜6/6)は、愛とロマンスにとって素晴らしい時間帯だ。だが今やそうしたムードは急速に蒸発して消え去ろうとしており、時宜は財政問題についての合意のポテンシャルが高い期間から、決定的な解決策がみつからずに不安ばかりが徐々に増大する期間へと移行しつつある。この調子だと6月中旬の満月期(6/10〜17)、株式市場にドスンドスンという衝撃音が鳴り響きそうだ。しかしながら、これは必ずしも今後数セッション中に株価の突然の急騰が起こることを否定するものではない。先週の安値が維持される限りにおいてはその可能性がある。これがもし抜けたなら、「資産インフレ特急」は脱線しているかもしれない。



*) 時間のオーブ:効力の及ぶ範囲・領域。通常は度数で表されるが、この場合は度数を時間に換算したもの。惑星により1°進行するのに要する時間は異なる。

**) 木星が逆行運動によって牡牛座0°〜7°の領域に入ってくる時間帯。上記「時間のオーブ」解説も含めて、詳細は 3/28付けのメリマンコラム≪ 長期的考察 ≫質疑応答 を参照してください。

***) 「Dデー」 通常はノルマンディー上陸作戦の作戦開始日のこと






訳文ここまで
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