★6月の主な惑星スケジュール★●6/16の満月・月蝕 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

June 12, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 6/13 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年6月13日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんには無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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≪ マーケットウィークを振り返って ≫

    軌道を外れて飛び出す時、列車はどんな音をたてるだろう? 疾走するスポーツカーのライトが消え、アクセルがスタックしたまま迫り来るカーブにぶつかっていく時の音はどうだろう? そしてなんとか状況を立て直そうとした時、突然ブレーキまでも効かなくなったら? これらは、投機的な惑星・木星と天王星が共にワイルドで独立心の強い星座宮・牡羊座を進行するにつれて、去年から私が伝えようとしてきた「資産インフレ特急」に関わるイメージのいくつかだ。そしてまたこれらは、6/4に木星が牡羊座を去り、もっとはるかに用心深い牡牛座に入って特急が終点を迎える時、それがどんな感じかを説明するために用いたイメージでもある。この列車が脱線して別の軌道に飛び出した時、最初のうちはコントロールを取り戻したかに見える時があるだろう。しかしその後、新たな問題が発生して緊張は徐々に高まり、恐怖が素早く戻ってくる。 そしてこれが常に問題となる。何故なら人間は往々にして物事が拙いことになり、危機が迫るのが明白になった時点からずっと後までも、永久に緊張状況を少しずつ和らげて危機を避けようと試み続けるからだ。

    先週は殆どの株式指数が、急落を制御しようとしているように見えた。この急落は1年にわたる木星の楽しげな牡羊座進行が終わる、まさに2取引日前に、海王星が逆行に転じた時に始まった。こうした投機の盛り上がりはその殆どが、Fedが去年の夏に仕掛けたQE2、量的緩和策の第2ラウンドの結果だった。その政策発表が行われたのは2010年8月最初の週で、火星、木星、土星、天王星、そして冥王星の全てがカーディナル・サインの初期度数に位置し、互いに壮観なTスクエアを形成するという、アストロロジー上ではカーディナル・クライマックスのピークとも言える時期だった。こうしたタイプのコズミック・パターンは1931年以来のことで、ちょうどその当時1928年から1934年まで続いたのと同様に、2008年から始まり2015年まで継続中のジオコズミックなエネルギー展開の一部であった。

    QE2として知られる金融政策をFedが決定した時、このコラムではそれがどんな物になるかについて論じ始めた。その内容は、「資産インフレ特急」が段階的に脱線へと向かうこと、それはまるで超速スポーツカーのアクセルがスタックした状態で暗闇の先を照らすライトが消え、そしてその先には急カーブが迫り来ようとしているというものだった。当時、殆どの金融アストロロジャーは、カーディナル・クライマックスが猛暑や干ばつ、そしてロシアの小麦被害を除いては大した「大事」が起こらなかったことに失望していた。だがこのコラムでは、「決定」は事が起きるのと同じくらい重要であること、何故なら後々 — ちょうど木星が天王星と居を共にしていた星座宮、牡羊座を去った時のように、それが「大事」へと導いていくだろうことを指摘し続けた。

    そして今、私達はここに来た。いや、ただ牡羊座の木星とFedのQE2政策の終わりに来たというばかりではない。カーディナル・サインの初期度数に位置する5つの惑星が、連邦準備制度理事会自身の始原図において山羊座・蟹座の0°〜1°を占める、太陽・冥王星のオポジションとのグランド・スクエアを形成したのと同時にこの流れが始まり展開していったことを考えれば、これは何とも皮肉なことだ。この特急列車は過去2〜3週の間に脱線し始め、現在土星、天王星、そして冥王星がその同じTスクエア(カーディナル・クライマックス)とのオーブ圏内に戻りつつあるのだが、そのスクエア形成は2010年7/21〜8/21、非常に重要であったにもかかわらず、「特筆すべき事」は何も起こらなかったように見えたのだった。だが実際は、その時起きたどんな小さな出来事も、その全てが、現在世界中の株式指数に起こりつつあることの要因となっているのだ。世界規模の負債爆弾が着火され、銀行や政府の指導者達は2010年春以来その事を知っていながら、未だに導火線が燃え進むのを止めるような措置をとってはいない。米国のテクニカル・デフォルトへのカウントダウンは今や余すところ数週間というところだ。これら全ての事を鑑みるにつけ、事実はより一層皮肉さを増してくる。

    株式市場の反応は先週、はかばかしくなかった。多くの市場が今年の新安値に沈み、残りの市場も危険なほどそれに近いところまで落ち込んだ。オーストラリアのオールオーディナリーズと香港のハンセンは3/17の安値に対するダブルボトムをつけた。その一方、日本の日経はこうした安値のはるか上にある。

    ヨーロッパでは、オランダのAEXが3/16の安値を割り、チューリヒのSMI、それにロンドンのFTSEもそれに近いところまで下がっている。ドイツのDAXは未だに当時の安値より500ポイント以上高値にあるが、今現在4/18のメジャーサイクル・ボトムを試しているところだ。

    ダウ工業平均とナスダック複合はそれぞれ5/25と4/18の安値を割りつつあるが、それでもまだ3月中旬の安値には届いていない。しかしながら、まるでヨーロッパの市場仲間に追随するかのように、週末にはダウが3月中旬以来初めて12,000を割った。アルゼンチンのメルバルは3月につけた底値を抜けて下落し、2010年11月以来の安値レベルに達した。ブラジルのボベスパとモスクワのMICEXのみが先週、少なくとも金曜までは、なかなかの強さを見せた。

    また、通貨市場では先週顕著な活況が見られた。ユーロは先週初め(6/7)米ドルに対して反騰し、1.4700まで騰がったが、その後急激に売られ金曜には1.43台中盤で引けた。ヨーロッパはヨーロッパで独自の問題を抱えている。絶えず自身の資産管理を誤り、あなたの口座からの貸し金で救済しなければならない兄弟と一体どうやってうまくやっていくのか、という問題だ。原契約に入れるべき強制退去の条項を忘れたがために、彼ら厄介な兄弟を絶対に家から追い出すことが出来ない時、これはことさらに難問となる

    ポスト「資産インフレ特急」時代へようこそ。読者の皆さんはそれがどんな感じなのかを知りたがっていた。そして、昨年来このコラムで伝えてきたイメージはかなり正確であったことが判明した。検討すべき次なる疑問は、Fedが経済及び株式市場を救済するためにQE3に踏み切るのか、又は銀行への給付金制度まがいになるのをぐっと抑えて米ドルを守るのか、どちらかという事だ。一体いつから、そして何故・・・私達の中央銀行はこうも相互依存的で、しかも国の救済者たる立場でこれほど莫大なコストを負担するような、イネイブラーになってしまったのだろうか? 
*)enabler(イネイブラー):アルコールなどの依存症治療において、身近な人間が患者の役に立つつもりでかえって「共依存」と呼ばれる心理状態に陥り、問題が一層深刻化する例がある。この援助者=症状助長者の役割を無意識のうちに担う人をイネイブラーと呼ぶ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    見上げれば希望が降臨する。 もし読者諸氏が信心深い方々なら、こうした考えを説く必要も無いだろう。しかし、もし皆さんがあえて天上からのサインを探すなら — 太陽系の壁に書かれた神の御印というわけだが — 今週、株式市場が何らかのサポートを見出す可能性がある。火星が今から一週間以内に進行する天空の領域は、急激な下落の終わりとの頻繁な相互関連を持っているのだ。

    それに加えて、土星が 6/12日曜には滞留から順行に移り、逆行の動きを終わらせる。天上でその進行方向を変える(あくまで地球から見た場合だ。太陽視点で見れば進行方向が変化することは無い)惑星はどれも、その惑星が象徴する集合体の心理的力学の側面が強調される。土星の心理的力学は、他の要素(多くが肯定的なものだが)の中でも「怖れ」と「心配」だ。強い土星が強調される時期に向かって下落する市場は多くの場合ボトムをつける時が近いことを意味し、それに続いて健全な反騰がやって来る。ファイナンシャル・アストロロジャーにとっての疑問はこうした反騰がどれくらい強さを持っているか?だ。 単なる修正高であるなら、それはたったの数日で終わるだろうし、その後に恐怖が戻って来る。そこで私達の関心は、夏至(6/21)の直後、6/26〜7/2までの間、太陽が前述した土星 - 天王星 - 冥王星のTスクエアとグランドスクエアを形成する時期に移っていく。

    さしあたって、私達は今週の6/15又は6/16、これはあなたが世界の何処に住んでいるかによって変わってくるが、この時起こる強力な月蝕をよく観察することになるだろう。この月蝕は、東ヨーロッパ(6/15夕刻)とアジア(6/16早朝)に住む方々にとってはきっと壮観にちがいない。もし空が晴れていれば、満月はグリニッジ標準時で9:14に起こるはずだ。この月蝕は射手座 - 双子座という、非常にボラタイルな星座宮で起こる。その時、市場はかなりワイルドになりそうだ。多分、自然現象もそうなるかもしれない。

*)各惑星進行の日本時間については1つ前の記事「6月の主な惑星スケジュール」を参照してください。


≪ パーソナル・アストロロジー &その他の考察 ≫


    『Stock Market Timing』シリーズの第5巻の完成に向けて執筆しながら過ごしたヨーロッパでの2ヶ月間は、驚くべき体験となっている。勿論、占星学的視点からそれを貴重なものにしているのは、牡羊座の初期度数に天王星が滞在していて、山羊座の初期度数にある私のネイタルチャートの太陽とそれがスクエアを形成しているという事実だ。 カーディナル・サイン(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の初期度数に生まれた(太陽を持つ)全ての人と同様に、私自身もまた多くの新しい体験に出会っている。単に私がアストロロジーを理解しているからといって、こうしたトランシットが暗示する力学を超越したり避けたり出来るものではない。あえてそうしたいとも思わないだろう。

    以前私はこの旅行にまつわる天王星の破壊的な性質について書いた。そして今私は、ハードな天王星のアスペクトの只中で外国に滞在するという事について、他のいくつかの個人的な観測結果を皆さんと共有したいと思う。だが少し話を戻して、今私が居てこれを書いているヨーロッパ諸国と米国との間の、今まで私がその存在を知る事のなかった相違についての観測結果を披露してみよう。まず最初は関係性についてだ。私は個人的な人間関係について話しているわけではない。それについて書けば丸々本一冊分にはなるだろう。私が話しているのは、飼っている犬との付き合い方における、米国人とヨーロッパ人との違いについてだ。 ヨーロッパの犬というのは本当に驚くべき存在だ。彼らはアメリカの犬より英語をずっとよく理解する。 ヨーロッパ人と彼らの犬との「恋愛関係」は、アメリカにおけるそれよりもっとずっと激しく、しかもごく普通のことなのである。

    また、ラインランドとして知られるドイツのとある地域があるのだが、それはケルン近郊で、この旅行中、私が沢山の書き物をこなした場所でもある。そこに住む人々は「ラインランダー」と呼ばれ、非常にユニーク(天王星タイプ)なふるまい方を身に付けている。 そうとも、私はたった今人生に対し天王星の直撃を受けているのだから、天王星タイプの人々と出会って然るべきなのだ。その例をあげるなら、先日聞いたこんな話がある。

12歳のラインランダーがバスの座席に腰掛けていた。当然ながらここでは、子供達は立っているお年寄りに対して必ず席を譲るように躾けられる。で、このラインランダーの少年がバスで座っているところに年配の女性が乗り込んできた。他に空席は無い。バスは次の停留所に着き、沢山の人々が乗ってきた。次の停留所ではもっと多くの人々が乗ってきたが、それでも若いラインランダーは席を立とうとしなかった。年配の女性は通路に立ち続け、だんだんと気難しい顔になっていった。 3つめの停留所を過ぎたあたりでも、この年若なラインランダーが立ち上がって席を譲る様子は無かった。ついに堪忍袋の緒がきれた年配の女性は彼にこう言った。『 ちょっとあなた!立とうとは思わないの? 』  さて若いラインランダー君はそれに答えて曰く、『 ははぁん! そんなこと言って僕を騙そうったってそうはいかないよ。 僕が立ったら席を横取りするつもりでしょ! 』  いや全くもって、ラインランダーと呼ばれる人々は真に天王星キャラなのである。

    『 はい、それで? その話が金融市場や経済の未来とどう関係があるっていうんです? 』 と皆さんは聞くかもしれない。さぁ・・・おそらくは、困難な時でさえユーモアのセンスを持ち続けるのが最良の方法だということかもしれない。 天王星を相手にする時、あなた方は次に何が起こるのかを知ることは出来ない。アストロロジーを熟知していてさえも、だ。しかし、それを乗り切り生き延びるための鍵は、自分を融通の利くしなやかな状態にしておくこと、そして突然もたらされる新しい状況を、逆境に変装した好機の到来と見ていくことにある。ハードなアスペクトの渦中にあってさえもユーモアのセンスを持ち続け、こうした厄介な状況はすぐに過ぎ去ることを常に自分に思い出させるというのは良い方法だ。

    ラインランダーはこんなことを言う。
『来る時は来る。去る時は去る。以前は良かったかもしれない。未来だって良いかもしれない。だがたった1つの問題は、今この瞬間が良いかどうかだ。で、終わり良ければ全て良しなら、今日のことでそんなに悩むことなど何も無いではないか?』

古いルールはもう当てはまらない。そしてもし皆さんがそのルールを無理矢理押し通そうとするなら、それはまるであなた方を騙そうとするかのように見えるだろう。 そして、もしあなたが期待を持つなら、他者はけっして立ち上がって席を譲ってくれはしない。 だが、もしあなたがラインランダー式の禅にも似た世界観から物事を眺めてみるなら、彼らはきっと笑いの種を提供してくれることだろう。






訳文ここまで
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