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July 10, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 7/11 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年7月11日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。またmerriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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7/12 ≪先週を振り返って≫5ブロックめ、わかりにくい表現を訂正しました。(下線部)

≪ 先週を振り返って ≫

    いやこれは驚いた! はてさて、強力な天王星の影響力のもと、私達はいったい何を予想すべきか?  いや、何も予想などするなかれ、だ。

    米国労働省の雇用統計では6月の雇用増が12万5000人になるだろうと予測されていた。だがその予想に反して現実はわずか1万8000人増と、期待を大きく裏切るものだった。それに加えて失業者数は9.2%にハネ上がり賃金も下がるなど、これまた驚きと失望の結果となったのだった。

 1960年代、『花は何処へいったの?』 というフォークロックが人気を博したものだ。今日のアメリカでは人々が『 仕事は何処へいったの? 』 とか 『 景気刺激対策費は何処へいったの? 』 などと哀しげに歌っている。だが近頃巷で奏でられている旋律はフォークロックではなくブルースだ。何故ならこのままいけば 『 仕事もねぇし金もねぇ...あの娘も愛想がつきたとさ♪ 』 なんて顛末になるからだ。( you ain’t got no job, you ain’t got no money, and soon your baby ‘a gonna’ leave you too!  )

    7/7木曜、金星が天王星に対してワクシングスクエアを形成した。7/9土曜には * 天王星が逆行を開始した。そしてこの両日のちょうど中間にあたる7/8金曜、金星は冥王星とオポジションを形成した。天王星は予期せぬ出来事を支配し、金星は金銭と愛情問題を、そして冥王星はそれがタッチする物事なら何でも、往々にして否定したり価値をおとしめたりする傾向を持つ。そんな訳で市場はポジティブな雇用統計を期待していたが、金曜の朝に実際の数値が出てみると、そこにはあえて語るべき新しい仕事も何も無かった。そのかわりにこの発表後、最も頻繁にアナリスト達の口をついて出たのは 『 ショックを受けている 』 という言葉だった。ショック....そう、これもまた天王星の領域に入ればよく耳にする、いつものひと言だ。

    雇用統計は予測されたようなものではなかったが、こうした「ショック」に対する株式市場の反応はお定まりのものだった。ダウ工業平均は6/23につけた、プライマリー・サイクルのダブルボトムとなる安値からの強力な反騰で続伸した後、8日寄りから3桁の下げで始まった。実際、この反騰は太陽が天王星とスクエアを形成した日の1日後である6/27月曜から始まった。反騰がこの時から始まったこと自体が予期せぬ出来事だと言えるし、加えてその規模もまたショッキングなものだった。 ダウ平均は11,874の安値から9取引日後の7/7木曜には高々と12,753まで駆け上り、5/2に達成した12,876という3年ぶりの高値を試した。そして金曜の雇用統計発表後、寄りから150ポイント下げたが、それでもかろうじて踏みとどまり、徐々に持ち直して引けにはたったの62ポイントの下げに留まった。これは怖れられたほどには悪くない結果だ。それもこれも、株式市場が新たなプライマリー・サイクルの初期段階にあるからで、そこでは(殆ど常に)強気が支配する。

    商品市場も株式に追随し、このワイルドなローラーコースターのレールをひた走った。原油は火星とそして原油の支配星である海王星とのスクエア(日本時間6/22 15:15)で起きた、IEAによる戦略石油備蓄の放出という疑わしい発表の翌週、そして太陽・天王星スクエアの翌日となる6/27に、89.61でボトムをつけた。そしてその後7/7までに価格は99.42までハネ上がった。これは8取引日で10%の値上がりとなる。7/7というのは木星・冥王星のトラインという援軍の支援を受けた日だった。ちなみに木星は原油の副支配星だ。

    金と銀は7/1に滑落を止め、先週リバーサルに入った。たったひとつ異なる点は、金曜の「ショッキング」な雇用統計の後で株や原油が前日比マイナスで終わる一方、金と銀は騰がり続けた事だ。突然、仕事も金も無いという事実を突き付けられた時、人は怖れおののき、来たるべき厳しい時代に実質的貨幣価値を持つ何かを探し求めるものだ。だがあまりに気に病みすぎるのは良くない。典型的な天王星スタイルのもと、この **急上昇や急下落はただ単にレーダースクリーン上に発生する多くのノイズに過ぎないかもしれないのだ。

土星は6/12に順行に転じ、現在天秤座を進行中だ。ということは、7月以降はもっと多くの新規雇用数が示され、まだまだ多くのマネーが行き着く先を探し回っている可能性がある。ただ唯一の問題点は、こうしたマネーがそれを一番必要としている人々、即ち失業者や低賃金労働者の手にいまだに渡っていない、という事だ。そしてこれこそが、票集めのために階級闘争を繰りひろげる政治家達によって煽られた、社会不安の創り方なのだ。 私の推測では雇用市場と株式市場はまもなく回復すると思う。だが果たして賃金はどうだろうか?


*)天王星逆行開始:日本時間で7/10 午前9:35頃。その他7月の各惑星 日本時間スケジュールは1つ前の記事を参照してください。
**)原文(sharp) blip:株価などの一時的急落・急上昇、レーダースクリーン上でピッという音と共に他の飛行機や潜水艦の位置を示す輝点。転じて米俗語では「取るに足らないもの」


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    私達は現在、土星・天王星・冥王星のTスクエアを金星がトランスレーションしていく時間帯の、ちょうど中間地点に来ている。金星は先週日曜7/3、蟹座に入場し、7/7〜7/13までに土星・天王星そして冥王星とのグランドスクエアを完成させていく。これは通常であればいくつかの金融市場におけるリバーサルを示唆するものだが、天王星が絡んでいる限りにおいては、通常起きうることがその通りに示現するとは限らない。それに加えて天王星は7/9に滞留を開始し、順行から逆行へと運動方向を変えつつある。惑星が進行方向を変える時は、その星の持つ力学が数日の間強調される。だから私達は天王星タイムに今現在いるというわけだ。何事も予測どおりには行かず、驚きの要素 — または「ショック」が至る所に潜んでいる。もちろん、こうした驚きのいくつかが喜ばしいものだという可能性はある。例をあげれば、木曜の ADP調査では15万7000の新規雇用が生まれた事が明らかにされた。これぞ私が天王星と驚きという言葉によって意味する事に他ならない。木曜のADP調査は非常にポジティブな内容だった。そしてその翌日に出た労働省の雇用統計はすこぶる期待外れな内容だった。 さてどちらが正しいのだろうか? 私はADPだと思う。

    いずれにせよ私達は、金星のトランスレーションが関わる最後のアスペクトが、今週水曜7/13に起きる土星とのウェイニング・スクエアだという事に注目している。この金星・土星のスクエアに向かって下落していった市場は、ボトムをつけた後に反転し騰がる可能性が高い。


*)ADP調査:オートマティック・データ・プロセッシング社(企業向け給与計算サービス会社)による民間部門の雇用調査統計


≪ 長期的考察およびパーソナル・アストロロジー/トランシットの話題 ≫

    太陽と金星のトランシットが土星・天王星・冥王星のTスクエアをトランスレーションするという仕事を完成させた時、そこに希望が生まれる。 蟹座の初期度数を進行していく過程で、太陽と金星は今週末7/15までに米国始原図上の金星、木星、そして太陽とコンジャンクトしていく。アストロロジーの世界では、太陽、金星、そして木星は「吉星/ベネフィック」として知られている。だからこれら吉星(太陽・金星)のうち2つが米国始原図上の吉星3つとコンジャンクトする時、希望という要素が増大していく。そしてだからこそ、議会とホワイトハウスが法的債務上限に関する合意に近付いたとするニュースが流れるのはまさにこの時期となるわけだ。ファイナンシャル・アストロロジーの原理からすれば、5月に一度格好の機会が失われている。それはトランシットの金星が他の惑星と調和的なアスペクトを形成した時だった。金星は合意と譲歩に関連している。だが今、私達は6月下旬〜7/15という、もう一つの絶好の機会を迎えている。

    こうした明るいニュースは民主党・共和党の双方がその達成に意欲的だとみられる妥協案を拠り所としている。民主党側は内政対策と給付金制度に関わる大幅な歳出削減に同意する用意があるようだ。共和党側は国防費の削減と、企業や富裕な個人によって節税のために利用されてきたいくつかの抜け道をふさいで税収の強化を計る事に前向きであるように見える。 金曜のウォール・ストリート・ジャーナルによれば、『 両者の取引は、給付金制度の変更を、共和党が望む個人及び企業の税率引き下げの見返りに民主党が望む、歳入創出のための減税廃止に向けた大幅な税制の見直しに繋げるかもしれない。』

    もしこれが本当なら、何に手間取っているのだろうか?  おそらくは増税に関してもまた常に移ろい続ける彼らのスタンスに関係しているのではないか。 先週のウォール・ストリート・ジャーナルはこう報じている。『 税制に関する対立でさえも、対処はたやすいように見える。民主党は税率を上げようとはしていない・・・・彼らは石油会社とガス会社に対する税の優遇措置や広範囲にわたる他の減税措置を追求することで歳入増加を計ろうとしている。』 ところが今週になると記事は再び、大統領が1兆ドル以上の増税を彼自身の提案に含めたことにより、これまでの歩み寄りが後退する可能性を呼び起こしたとしている。

    個人や企業に対する増税の代わりに税法を見直し、抜け道をふさぐことによって歳入を増やすというのは、土星・冥王星サイクルのウェイニング(閉じていく)期間に対処するにあたり、非常にポジティブなアイディアに見える。 現在の時間帯は、概して各国政府がまかないきれないような膨大な支出増加によってその借金の重荷を増やし、その後増税と新たな借金(国債発行)によって帳尻を合わせようとする周期の一部だ。より高い税金とより多くの支出、そしてより莫大な借金の必要性という組み合わせは、より甚大でより深刻な経済停滞へと導く。株式市場にもまた、より多くの弱気相場がみられ、一方金や銀などの商品は値上がりするのが常だ。土星・冥王星サイクルのこうした位相は1966〜1982に起こり、2001〜2020に戻って来ている。だがもし、税率を上げる代わりに現行の税の抜け道や据え置き措置を取り除いて、債務を減らすために歳入を増やし、同時に支出削減に合意できるとしたらどうだろうか?

民主・共和両党にとって、このプランは合意をみるにはあまりにも気が利きすぎているようだ。しかし、米国始原図に対する金星の譲歩のアスペクトが現在7/15まで有効であり、両党が来週この問題を解決しようとする意欲は米国民のみならず、世界中に希望を与えるものだ。もし米国が8/2、水星の逆行にともなって債務不履行に陥れば、世界全体の力学構造に変化をきたし、この10年の残りの日々は苦痛に満ちた結果に終わるかもしれない。米国にとっての「失われた10年」となるのだ。

    しかしながら、こうした過程において心配の種となりそうな事が金曜のウォール・ストリート・ジャーナルの記事中にみられた。それにはこう書いてある。『 オバマ氏は木曜、2012年の選挙期間中、債務上限の引き上げを行わないとするような合意にはけっしてサインしないだろうと議員達に告げた。』 何故サインしないのか? もしも両党が減税、増税、そして支出削減に関する合意に達する事が出来なかった時、米国の有権者がこの問題に関して投票すべきでないという理由でもあるのだろうか? 自身が仕えている国民の知性に対する政府の信頼という点からして、これは一体何を示すのだろう? 必要なら1年の期限を設けてデフォルトを避け、来年の大統領選で米国民にこの問題に関する信を問うよりも、債務上限を超過して債務不履行に陥ったほうが良いというのだろうか?

 これが今日の政治の抱える問題だ。そしてこれが山羊座の冥王星の問題でもある。・・・ 『 さて私は真に国益となる法案を通過させ、国民全てにとっての重要な問題に関して個々の立場を表明する機会を人々に与えるのか? それとも私自身の手で事をうまく運んで再選の機会を高めるのか?  いや多分その両方を成し遂げるんだ。』

    私が理解する限り、オバマ氏の抱える問題点は次のようなものだ。 即ち、もしオバマ氏が再選を果たしたなら(現在時点で私は彼が再選されるだろうと考えている)、そして2013年に再び債務上限の問題が危機を迎えたなら、彼はその時点で弾劾される可能性に直面するだろう。 何故か? その理由は天王星・冥王星のスクエアが米国始原図の太陽・土星スクエアに対し、カーディナル・サインの11°〜14°でグランドスクエアを形成するからだ。 太陽は一国の大統領(指導者)を体現する。そして土星はその国の政治機構を表す。この時点までに負債を制御出来ていなかったなら、政府全体が大混乱にあたって全くの無防備となるのだ。 現時点、及び2012〜2015年に見える徴候を前提として私の意見を述べるなら、債務(税金と歳出)問題に関する合意を今すぐに築けるならそれがベストだ。もしこれが不可能な場合は、オバマ氏にとってのセカンドベストはむしろ、2012年11月、国民に選挙を通して決めさせる事だろう。投票箱を通じて自らの選択結果を表現する機会を人々に与えぬままこの問題を未解決の状態で2期目に持ち越すよりは、その方がよっぽどいい。

    冥王星は今山羊座に居る。1776年、米国建国の時もまた冥王星は山羊座に居た。したがって米国はまもなく初めての冥王星回帰を迎えることになる。冥王星は税金と負債に関連する。この国はまさしくこうした問題を包含する抗議運動の上に築かれたのだ。そして再びそれは戻ってきた。皆さんは民主・共和両党が自分達の立場を擁護するために事あるごとにしきりと建国の父達の言葉を引き合いに出す事に気付いたろうか? これには宇宙的な理由がある。星は巡り続けるのだ。






訳文ここまで
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