るるさんへのお返事_2●8/14の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

August 07, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 8/8 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年8月8日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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≪ 告知 ≫

来週末はサンフランシスコでのシンポジウムとスピーチの予定があるため、ウィークリーコラムは休載させていただく予定だ。よって通常スケジュールに戻るのは8/19からとなる。来週サンフランシスコで幾人かの読者の方々とお会いできることを今から楽しみにしている。


≪ 先週をふり返って ≫

    本当に、なんとファイナンシャル・アストロロジーのレッスンにはふさわしい週だったことか! 驚愕、失望、市場のパニック、そしてボラティリティ。これすなわち全てが火星・木星そして天王星を含む強力なアスペクトの為せる技だ。

    先週は米国の指導者達がついに債務上限の引き上げに関する合意に達したところから始まった。最終投票は火曜日、ちょうど水星が逆行に転じる1日前だった。そして、予測どおり、誰も本当のところは好んで合意したわけではなかった。彼らが合意したのはその殆どが、民主・共和両党から6名を出して委員会を構成し、年末まで引き続き協議を続けること、そしてもし彼らが合意に達しなかった場合には、更なる経費削減が広範囲にわたり様々なプログラムに対し自動的に実施される、というものだ。いわゆる「歴史的な」事実上の経費削減額は、結局のところ合計すると予算の1%となった。

さあ、これこそが水星逆行だ。その間に決めた物事は何であれ、後になって再び俎上に乗せられることになる。米国をデフォルトから救うための土壇場の努力の後を追うように、その後イタリアに関するまた別のデフォルトの脅威がヨーロッパを襲った。(そのうえ更に、これはスペイン、ギリシャ、アイルランド、そしてポルトガルでも起きている。)

    だから、この合意以前に株式市場が6取引日のうち5日間にわたって急激な下げをみせていたことを考慮すれば、皆さんは投資家が債務上限の行き詰まりが終わって有頂天になるだろうと思ったかもしれない。確かに始めのうちはそうだった。先週のダウ工業平均は取引開始後最初の数分で140ポイント近くも騰がった。だがそのムードは急激に変化した。そして金曜までに(ユーロ圏の新たな債務危機を受けて)ダウ平均は11,139に下落、これは2010年12/1以来の最安値水準だった。そのわずか2週間前、7/21につけた12,751という直近高値から、1600ポイントを失ったのだ。投資家は怯えていた。彼らはパニックだった。幸いにも市場は週の終わりにかけて約300ポイント反騰したことから、一部の投資家にとっては少しは眠れる週末となるかもしれない。それでも先週の引けは依然として弱気相場であることを示していた。

    この下落途上では多くの主要なサポートラインが破られていったが、現在まだ4年サイクルを11,018でサポートする、重要な23ヶ月MAが残っている。

    先週大忙しだったのは市場ばかりではなく、ファイナンシャル・アストロロジーが大活躍する典型的な時間帯でもあった。これはなにもファイナンシャル・アストロロジャーたる私がこうした市場の毎日の動きを逐一正確に読んでいたということではない。これは、アストロロジーそのものは結果的に正しくとも、アストロロジャー個人は人間の常としてその一部を読み違えることがある、というケースだった。それでいてこんなことを言うのは気が引けるのだが・・・しかしながら、私達の購読者のうち短期トレーダーの方々は、金曜までには荒れる市場をうまく乗り切り、いくつかの指数で高値と安値の両方を確実に捕らえ、それ以上の成果を上げることが出来た。 

これは片や株式市場と原油市場でサポートラインを破り、一方金と債券ではレジスタンスを突破し、週全般にわたってそれぞれの水準が交互に破られるという、水星逆行期(8/2〜26)にみられる典型的な現象だった。

    市場の崩壊と投資家のパニックは、「パニックとヒステリー」の可能性が正しく示唆されていた、ヘリオセントリックの(太陽中心で見た)水星の射手座進行中(7/19〜31)に始まった。その後この傾向は火星、木星、そして天王星が絡むハードなアスペクトが展開していく(8/1〜10)につれてエスカレートしていった。このコラムで幾度か論じたように、いわゆる「大変動」はこれらの惑星が短いタイムスパンの間にハードなアスペクトを形成する時、頻繁に起こる。先週、太陽と金星は両方とも木星とスクエアだった(順に8/1と8/4)。今週は 8/9〜10に火星が天王星とスクエアになり、冥王星とはオポジションを形成するが、その影響はすでにその前から感じとれる。しかもこの両日には、月が射手座を進行するのだ。(いわゆる「射手座ファクター」であり、この間市場はしばしば大きな価格変動を起こしやすい。) その後、そして週末の満月(**8/13)を過ぎれば、物事は少し落ち着いてくるかもしれない。だが少なくとも今週始めのうちは、私達はまだこの暴力的で突発的な時間帯の渦中にある。

    差しあたって、株と商品市場はまるでサイケデリック・アンフェタミンのカクテルをジャックダニエルズのワンショットをチェイサーに一気飲みしてワケがわからなくなった、とでもいうようなふるまいをみせている。火星・天王星の組み合わせの典型的な現れとして、そこにはカオスの感覚、そしてコントロールを失っていく感覚がみられたし、それは今でも続いている。 先週は株式市場のパニックが世界中を襲った。 その狂気の中で、金、スイス・フラン、日本円が舞い上がり、新たに史上最高値を更新。米国債もそう引けはとらない動きをみせた。 そして史上最高値をつけた後、金と日本円は急激に売られた。だが「安全な避難所」としての歴史にもかかわらず、一部の者が提案するようにスイス・フランが世界の標準通貨として米ドルに取って代わることはあり得ない。 こうした役割を果たすにはスイスは単に国として小さすぎるし、彼ら自身がそれを望むとも思えない。 と言うのは、彼らは乙女座であり、そして何よりも、スイスだからだ。 スイスのことはそっとしておいて、彼らのやるべきこと、すなわち機密性と守秘性が結びついて非常に高い効率性を生み出すような物事に最善を尽くしてもらえば良い。彼らに世界の通貨問題がもたらすストレスを負わせてはならない。 私は彼らがその役割を受け入れるとは思わない。

*)日本時間 火星・天王星スクエア 8/10 00:59 
                   火星・冥王星オポジション 8/11 13:50
**)日本時間では8/14


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    今週もまた引き続き、金融市場で正気と確実性を見出すのは困難な傾向にある。水星はいまだに逆行中で、基本的なチャート・パターンも、テクニカル指標も、サポート/レジスタンス・ゾーンもアテにはならなさそうだ。これはデイ・トレーダーや積極的で超短期のトレーダーには嬉しい時間帯かもしれないが、もし皆さんが1〜4日間以上ポジションを持ち続けたいと思うなら、まだまだ気力を挫かれる展開となるだろう。

    火星は現在蟹座を進行中だ。ここでは火星は弱いばかりでなく、火曜には天王星とスクエアになり、そして水曜には冥王星とオポジションを形成する。アストロロジャーはこれをカーディナル・Tスクエアと呼ぶが、惑星が黄道上でカーディナル・サインの同じ度数(初期度数)に来ることからしても、昨年夏に起きたカーディナル・クライマックスとよく似ている。 これは金融市場での荒っぽい動きに加え、ハリケーン、地震、突風、停電、干ばつなど大荒れの自然現象、そして火事との相関性を持っている。 

個人レベルでは、カッとなりやすい人物とは敵対しないほうが賢明だろう。それは直ちに相互の緊張度を高め、一触即発の危険な兆候を増大させる。

 しかし、この時間帯( ** 8/1〜10)は確実に、2012〜2015年にやってくる天王星・冥王星のオーブ無しの正確なスクエアがもたらす様相について、その片鱗をかいま見せてくれるものだ。 世界の負債爆弾について何らかのコンセンサスに至るのは決して平坦な道程ではないだろう。 こんがらかってグチャグチャの(しかも敵対的な) *** ミミズ缶は、ちょうど今しがた、再び道に蹴り出されたところだ。

*)日本時間では水曜と木曜
**)日本時間では8/11まで
***)原文can of worms: 複雑に絡み合って1つ解決するとまた別の問題が頭をもたげるような状況のメタファーとして使われる。「パンドラの箱」と同義に使われる場合も。


≪ 長期的考察、パーソナルアストロロジー、トランシット他 ≫

    『 1841〜1842のデフォルト:これは実際には9つの州政府による債務不履行が連続したことを指す。その内3つの州は断固として全ての債務の支払いを拒否した。連邦政府はそれに関わってはいなかった。』 
— by CNBC.com 編集主任ジョン・カーニー, 2011年5/23付

    まずは米国政府のデフォルトの証拠とその歴史に関するリンクを送って下さった何人かの読者諸氏に御礼を申し上げたい。リンク上の記録のそれぞれが、事実上、アメリカ合衆国はその負債によって債務不履行に陥ったことが一度も無いということを明確に示していた。しかし、その中には州がデフォルトを起こした2、3のケースがみられた。  それには著名な経済記者ニコラス・クリストフによる、1998年9/20付けニューヨーク・タイムス国際版の記述を参照の上、米政府のデフォルトとして先週のコラムで触れた、1842年のケースが含まれている。数名の方々から送られた記事によれば、確かに当時デフォルトは起こったが、それは9つの州によるもので、連邦政府による債務不履行ではなかった。事実の明確化に貢献してくださった皆さんに感謝している。

    とは言っても、より多額の負債、増大し続ける赤字、そしてデフォルト( 恐怖の/dreaded「D's」)の危険という3つのDの潜在的可能性は非常にリアルだ。そしてすでに私達は、米国における市政機関の破産を目にし始めている。天王星と冥王星がいまやそのワクシング(開いていく)・スクエアにあと1°のオーブ範囲内にある時 — ジャストのアスペクトは2012年6月〜2015年3月の間に7回起きるのだが — このトレンドは多分、極度に流れに逆行するような経済政策でも導入されない限りはエスカレートしていく恐れがある。私はこうした政策がいつか取り入れられることを信じて疑わない。 だが、経済も株式市場も共に大荒れとなり、天王星・冥王星が同じようにスクエアを形成していた時代(1876年〜1877年、1932年〜1933年)を思い起こさせる今日このごろ、このアスペクトが完全に結ばれて、圧倒的な力で問題を押し進めていくその前に画期的な政策が施行されるかどうかとなると、私には確信が無い。

*)メリマン氏は2010年9/13、2011年1/10付けコラムの長期的考察において 「Deficit/赤字、Debt/負債、Defalt/債務不履行・デフォルト」 を3つの「D」とし、山羊座の冥王星の大命題として提示している。

    それに加えて、さらに今後3年間、私達は木星のトランシットが弱体化するサインを進行する期間を迎える。以前言及したように、牡羊座の木星は2010年半ばから2011年6月を通してひた走った『 資産インフレ特急 』の基礎をなすものだった。歴史的にみると、木星が牡羊座23°から牡牛座7°までに滞在する期間は米株がトップをつける時期と一致している。この条件は今年5/2〜7/22に当てはまった。ダウ工業平均のチャートを見てみれば、市場が5/2に12,876でトップをつけ、次に7/7と7/21にそれぞれ12,754と12,751でトリプルトップをつけたことがわかるだろう。各トップはこの領域の中盤ではなく、始まりと最終部につけている。その後7/21から今日に至るまでに、ダウは1600ポイント強の下落をみせた。 『 資産インフレ特急 』は、木星が牡牛座に入場した6月初めの週に脱線していた。だがその後6/15と6/23にダブルボトムをつけてから、列車は7/21に向かって自らを立て直したように見えたのだ。 だがそうではなかった。 この2週間で、特急は再び脱線してしまった。

    さて私達は今年終盤、木星が今一度牡牛座の0°に逆行してくる時にいったい何が起こるのか、その成り行きを見守ろうとしている。事実上、木星は2011年10/7〜2012年3/7まで牡牛座の0°〜7°に戻ってくる。 その時市場は新高値をつけるだろうか?それとも二番天井だろうか? それに対する答えをまだ私は持っていないが、少なくともファイナンシャル・アストロロジーの研究はその可能性を認めている。 これまでのところ、米株の15.5ヶ月サイクルからみれば、この市場の急落は単に「ノーマル」な修正安の範疇であり、現在私達はこのサイクルの底が示現する予定の時間帯(2011年7月〜2012年2月)に居る。

 だが、もし15.5ヶ月サイクルの底に向かう途上で、通常の修正安を維持する重要サポートエリアをブレイクするようなら、それはすでに4年サイクルがトップアウトしたことを示す。そして、2013年〜2014年にかけての木星のトランシットで示唆される弱気相場が本格的に進行しつつあることを意味している。

    この場合、ダウ平均はどの程度下落するだろうか?  さて、72年、90年サイクルの殆どの場合とは異なり、4年サイクルはその史上最高値から77〜93%という下落をまだ起こしていない。2007年10月〜2009年3月初めまでの下落はたったの54%だった。 だからこそ、サイクル・アナリストでありファイナンシャル・アストロロジー史の研究者でもある身にとっては、先週天王星・冥王星がジャストのスクエアからオーブたった1°まで迫った時、肌身に感じた経済危機は、非常に現実味を帯びているのだ。 経済の方向性が変わらない限り、私達は経済的自己崩壊の道程にあり続ける。 

これが2012年〜2015年、天王星が冥王星と正確なスクエアを形成する時の恐ろしいメッセージだ。そしてこれは米国始原図の太陽・土星のスクエアと共にグランドスクエアを形成する(2013年〜2014年)。

この事象に関する肯定的なメッセージ、それは 「チェンジ/変わること」だ。 こうした筋書きは変わっていくかもしれない。 しかし変わるとすればそれは、2012年〜2015年の前だろうか? その間だろうか? それとも後だろうか? も し後だとすれば、それは他に選択肢が残されていないから変化するにすぎない。

2008年〜2015年に私達皆が経験するのは、良かれと意図しながらその実破滅的な、政治的・経済的決定によって引き起こされる経済恐慌のみではない。それは進化の危機でもある。 人類の進化の道は、果てしのない探求の道であり、私達人間の個と個を結びつけていくものだ。 理解しあうことを拒み、ひたすら他者を支配し、自らの観念的で孤立したお題目に従わせるために互いを破壊しあうことではない。






訳文ここまで
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この記事へのコメント

1. Posted by らいらっく   August 08, 2011 10:02
こんにちは
メリマンさんのレポートも毎回楽しく読ませていただいております。

メリマンさんの文章(翻訳者の方の力量でもありますが)には
どこかしらお茶目なところがあって大好きです
今回は「スイスはそっとしておいて」のくだりで笑ってしまいました

傭兵と金融の国スイスは確かに手堅い国ですものね^^

今週は暑い夏!になりそうですね^^
なるべく身軽にして涼しく過ごしたいものです。
hiyokaさんも充分ご自愛くださいね・・・
2. Posted by hiyoka   August 08, 2011 22:11
らいらっくさん

ありがとうございます^^

そうなんですよね。メリマンさんの文章はただ政治経済や市場を予測するだけじゃなくて、人柄がにじみ出ているというか、ファンキーっていうか・・・訳しているとその時々の気持ちや情熱が伝わってくるようで。。 きっとそのパワーがこの1年半翻訳を続けてこられた理由じゃないかなと思います。ヒネリのある表現が出てくると「ウッ 出たな!」と一瞬ひるむのですが、それを調べるのも(ヨユウのある時は)楽しいですw。

ほんとはもっとこなれた訳が出来るといいのですが・・・週明け相場が始まる前に間に合わせようと思うといつもギリギリすべり込みで、読みにくいところも沢山あると思います。そのあたりは速報性重視ということでどうか大目にみてやってくださいませ.....m(_"_)m

そんな感じなので、楽しく読んでくださっているなんて、とても嬉しいです!
3. Posted by らいらっく   August 09, 2011 09:38
お返事ありがとうございます

メリマンさんは
アストロロジャーとして金融の渦中にいながらも
どこか面白がっている姿勢が見えてツボですね

もちろんその分析力にも敬服するのですが
「楽しんでいるなあ」というのが
どことなく垣間見える気がしますね^^

hiyokaさんの訳文は
急いで翻訳しているとは思われないほど
とても読みやすいですよ

自分が英語嫌いなので(笑
特に尊敬してしまいます

金融という仕組みがどのように変化していっても
きっとメリマンさんは楽しくレポートしてくれるんだろうなと思っています。
それをほぼタイムラグなしで拝読できるのは(しかも無料で!)
とてもありがたいことです

hiyokaさんに感謝です!
4. Posted by hiyoka   August 10, 2011 04:05
ありがとうございます。
そんなふうに言っていただけると励みになります。(^_^)

いつまで続くか自分でもわからなかったりするのですがw、時々お休みを入れながらリズムよく学んでいければと思います。これからもよろしくお願いします!★

(あ、とか言いながら・・・もしかしたら9月はお休みさせていただくかもです。。^_^;)
5. Posted by ルル   August 10, 2011 07:35
お世話様です、

何回も、読み直しているうち感激がどんどん湧いてきて経済だけじゃなくさまざまなこれからが、見え隠れしますね、不安が多いですが。

メールしました、読むだけで、メール、ツィッター入り方とか、まだ良くわかりませんが届けば良いなと思います。
6. Posted by hiyoka   August 10, 2011 22:49
ルルさん

こんばんは。^^

メールはまだ届いていないのですが、もしかして戻ってきてはいないでしょうか? わたしのコメントにあったアドレスからのコピーペーストだと、@を全角扱いにしているので利かないかもしれません。半角で打っていただければOKです。または、rsh@rem.co.jpを試してみてください。(これもきっと水星逆行時に起きることの一例ですね ^_^;)

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