レイモンド・メリマン 週間コメント 8/8 【金融アストロロジー】もうすぐだね。満月の夜に・・・(^_^)

August 13, 2011

●8/14の満月 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方標準時(ソーラータイム)】
東京・関東ローカルで04:16前後、北海道周辺で04:23前後、関西方面は03:57前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で03:28前後に 水瓶座20°41’で満月となります。

その他主な惑星スケジュール(日本標準時)
8/14 21:25頃 月・海王星コンジャンクト@水瓶座29°45’
8/14 21:54頃 月 魚座入場
8/15 05:54頃 月・カイロンコンジャンクト@魚座03°36’
8/15 13:05頃 月・火星(キラルス)トライン@魚座・蟹座07°48’
(8/16〜8/17 太陽・金星・水星コンジャンクト@獅子座)
8/16 19:55頃 太陽・金星コンジャンクト@獅子座23°14’
8/17 09:02頃 月 牡羊座入場
8/17 10:00頃 太陽・水星コンジャンクト@獅子座23°48’
8/17 17:03頃 月・天王星コンジャンクト@牡羊座4°00’
8/21 22:28頃 金星・海王星オポジション@獅子座・水瓶座29°33’
(8/22 太陽・金星/海王星/月/小惑星リリス Gスクエア)
8/22 07:11頃 金星 乙女座入場
8/22 09:53頃 月 双子座入場
8/23 08:19頃 太陽・海王星オポジション@獅子座・水瓶座29°31’
8/23 20:21頃 太陽 乙女座入場
8/24 19:31頃 月 蟹座入場
8/24 19:36頃 金星・カイロン オポジション@乙女座・魚座03°07’
8/25 02:31頃 月・天王星スクエア@蟹座・牡羊座03°47’
8/25 04:47頃 月・冥王星 オポジション@蟹座・山羊座5°1’
8/25 19:31頃 火星・土星スクエア@蟹座・天秤座14°31’
8/25 21:57頃 月・土星スクエア@蟹座・天秤座14°30’
8/25 22:05頃 月・火星コンジャンクト@蟹座14°34

8/26 08:05頃 金星・冥王星トライン@乙女座・山羊座5°00’
8/26 23:25頃 太陽・カイロン オポジション@乙女座・魚座3°01’
8/27 01:09頃 月 獅子座入場
8/27 07:03頃 水星 順行開始
8/28 08:48頃 月・水星 コンジャンクト@獅子座18°46’
8/29 03:14頃 月 乙女座入場

8/29 12:04頃 新月@乙女座05°27’

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【満月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 水瓶座20°41'  太陽 獅子座20°41'】

"A big white dove, a message bearer" + "The Zuni sun worshippers"
 →「メッセージを運ぶ大きな白鳩」 + 「ズーニー族の太陽崇拝者」
"A woman disappointed and disillusioned" + "Chickens intoxicated"
 →「失望し幻滅した女性」 + 「興奮した若い雌鶏」

【テーマの流れ】
全ての事物に遍在する聖性を思う→ ★現実の物事に極端な二元性を見る→ ★自分だけ別世界から来たような感覚→ ★インスピレーションを受け取る→ ★根拠の薄弱な期待感または未成熟な幻想にとらわれる→ ★溜まった物を発散する必要性→ ★酔う→ ★毒をもって毒を制することに潜む危険→ ★守るべきモラルと打破すべき因習の識別→ ★依存を脱し成熟した対応を考える ・・・・

エネルギーのポイント:『自己の宣言と行動』 『発想の転換に繋がる体験』 
精霊の顕示: 焦りが出たら立ち止まる、変わる、呼吸に気を配る、見切る、背筋を意識する、無邪気な笑い、グレープフルーツ

110814FM


    新月から始まった"ちょっとタフな8月"も中盤を迎え、水瓶座の満月がやってきました。 前半はアイデンティティの探求から実践へ、そしてエゴにまつわる様々な問題が浮き彫りに・・・ちょっとキツイ体験をされた方もいらっしゃるかもしれません。 でも、このところ社会的にも個人的にもずっとハードな星回りが続いて鍛えられてきたわたし達でもあります。 だから『 いや、それほどでも・・アハハ』 なんて笑い飛ばせているひともいるかな? (^_^;

満月はいつもそうですが、特に今回は7/31の新月のテーマを色濃く反映し、その延長線上でなんらかの結実をもたらすもののような気がします。何故ならこの満月図のアセンダントはちょうど前回の新月の度数に来ているからです。なので、もし時間があれば、もう一度新月のテーマを見てみてください。

    さてサビアン・シンボルは・・・前半の根底のエネルギーは精神的な深みと拡がりを感じさせるシンボルですが、後半の結果に向かっていくエネルギーはちょっと波乱含みな感じです。

不安なニュース、悲しい話、怒りを覚えるような物事が続く中で、『 もういい加減にスッキリしたい 』 『 希望が欲しい、楽しみたい 』 という気持ちは人間なら自然な感情として誰でも持つと思います。 根底からの変化を否応もなく強いてくるようなシビアなエネルギーのもと、わたし達に必要なのは明るさや希望、そしてちょっとした気晴らしではないでしょうか。 では、このシンボルはそんな気持ちを戒めるものなのでしょうか・・・?

 今回の満月は、そうした気晴らしを求める獅子座の太陽とそれに寄り添う金星に対し、未来志向の水瓶座の月とコンジャンクトしたネッソスが 『 それでいいのか? そのままでいいのか? 』 と問いかけているような感じです。

じゃ、何もしないでベッドで布団をかぶって寝ていればいいの? いえ、そんなはずはありません。水瓶座の満月はインスピレーションに従ってどんどん行動していくこと、自分の生き方、考え方を変化させていくことを促してきます。 もし今まで少し縮こまっていたなら、勇気を持って起ち上がる必要があります。 この満月は行動のときです。意思表明のときでもあります。 ・・・とすれば今回サビアンのテーマが示しているのは、その動機が自分の中のカオスから湧いたものではないのか? その期待は誰のためのものか? それはフェアな欲望か? と自分に問いかけ、行動しながらも常に舵取りをしていく必要性ではないでしょうか。

 今回の満月図で1室に入る獅子座の太陽・金星の組み合わせは、自分の道、自分のやり方を追求する上でとてもクリエィティブな組み合わせです。ただ、この満月ではそれに小惑星メドゥーサがタイトなコンジャンクト。 このメドゥーサが加わると、物事に一筋縄ではいかない要素が出てきます。 メドゥーサには、どんな物事に関しても、単なるエゴの満足のために行うことは容赦なくその流れをカットしていく傾向があるからです。それはまるで 「え〜?何でこうなるの!?」って感じかもしれません。 だからこそ反対に、行動の真の目的が非個人的なもの、他者を思う気持ちに彩られたものであればあるほど、流れはスムーズになっていくし、また失望や幻滅を味わう経験も避けられるはずです。 またこうした傾向は、10室の牡牛座の木星と5室射手座のダーク・ムーン・リリスがクインカンクスであることからも強調されそうな雰囲気・・・。 とはいえ、このあたりを自分自身で識別していくのって難しいんですよね。。 かなり奥深く入ってみないと自分でもわからない部分かもしれません。

 乙女座に一瞬入ってすぐ獅子座に戻り逆行中の水星は、新月のテーマでも触れた獅子座のエゴを深く辿って沈思黙考ちゅう。 多分どうしたら生まれたままのエゴを他者との関係でリファインできるか? なんてコトを陰で考えていそうです。 10室のアスボルスは今、社会的にも個人的にも、財政・資産・資源・価値観の面で「サバイバル」にハイライトが当てられていることを示しています。 この両者がタイトなスクエア。 ってことは・・・うーん、やはりあんまり浮かれたり興奮したりして軽はずみな行動に出てしまうと、ちとヤバイかも?(^_^;

 火星・キラルス、月のノースノード・ヴァーテックス組がクインカンクスなのも目を引きます。 冥王星とオポジションになったばかりの火星の気持ちを考えると、怒りや皮肉めいた気分がこころに鬱積していたとしても不思議ではありません。けれど、それをどうポジティブに・・・言い換えれば前に進むために、未来に繋がる道に向けた行動に使っていけるか? 表現していけるか? という挑戦がここにあります。 これを意識的に扱わない限り、溜まったエネルギーは表面ににじみ出ます。そして次に刺激を受けたとき、強い衝動となるかもしれません。 単に抑制するだけでは逆にある種の引力として働く場合もあります。 自分が渦中にいなくても、多かれ少なかれ無意味な争いを目の当たりにすることがあるのかもしれません。 でも、もしそんなことが起きるなら、見るべくして見ている・・・そこから何かを確実に得る。だから、OK。そういうことなのだと思います。


aquamoon


そして水瓶座の月とネッソスのコンジャンクトです。 ネッソスに限らず、ケンタウロス族の惑星達は皆、奥深く潜んだ様々なこころの傷を浮かび上がらせ、それを癒すことに関わっています。 なかでも ネッソスはかなり厄介というか、上級者向きというか・・(こころの傷に上級者ってヘンですけど)、もしかしたら人間の一番深い部分に陣取る闇の部分を司っていると言えるかもしれません。  だからネッソスは社会においても個人的にも、一種のカオスを生みます。 今までにも事あるごとに触れてきましたが、今回はもう少しネッソスについて書いてみます。

このネッソスがネイタル・チャートで重要な部分に位置している場合、まだ子供のころに満足な愛情や世話を受けられず人間性を否定されたり、生存の危機にさらされたりするケースがみられます。 

そこまで行かなくても、成人するまでの間に何度となくハートから血が流れるような思いを重ねていくひとも多いです。 これが臨界点に達したとき、カルミックな犯罪の犠牲者になったり、場合によっては自分が加害者になることもあります。 欧米では子供に対する性犯罪、キリスト教原理主義の狂信的家族の中で育てられた子供たちのチャートでネッソスが重要な役割を果たしているとも言われています。 

有名なジョンベネちゃん事件では、彼女のネイタルチャートのネッソスが土星、キラルス、そして金星とカイロンのコンジャンクトと共に「犠牲のレクタングル(トリデシル+キンタイル)」を形成していました。 これは例え結果が悲惨なものであったとしても、人格では知り得ない魂レベルの目的は果たされたこと、それがとても崇高なものであったことを示唆していると思います。 また、少し前のアリゾナ銃撃事件では、被害者のガブリエル・ギフォーズ議員、そしてジャレッド・リー・ローナー容疑者共に、アングル上にこのネッソスが乗っていました。 事件当初はこれが政治的な意味を持つものと思われたのですが、その後の捜査では、ローナー容疑者の個人的な妄想がギフォーズ議員に投影されたものとみられているようです。 事件直後にyoutube上に残っていた彼のアカウントを見ましたが、何とも言えないある種の"ねじれ感"と共に、荒涼とした風が吹くような孤立感を感じる映像がポツンと置いてあったのがとても強く印象に残っています。。。

けれど、例え強力なネッソスをチャートに持っていたとしても、誰でもが悲惨な思いをするわけではありません。たとえこころの闇を意識せざるをえない体験はあったとしても、逆にそれがあるからこそ、一般には理解されにくい深い深い痛みを理解することもできます。 この暗闇を丸ごと呑み込んで受け入れ乗り越えたひとの中には、自らある責任を引き受けて人知れず世の中の隅を照らしているひと達が多くいるのも事実です。 きっと彼/彼女達は真の意味で、生きる上での自由と独立を勝ち得たひと達ではないでしょうか。 

ちなみに国の始原図では、日本は2室・6室・8室にネッソス・土星・火星のTスクエア、そして米国は3室・7室・9室にネッソス・火星・オルクスのTスクエアを持っています。 それぞれの国としてのトラウマを考える上で興味深いのではないでしょうか。

 と、ここまで新月に引き続きシビアなことばっかり書いてしまったけれど、わたし自身はそれほど悲観的になってはいません。 というより、少しは面倒なコトもあるかもしれないけど、でもちょっぴり楽しみ♪・・・そんな気持ちです。(^_^)

今まで触れてきた惑星達に以前の満月でも触れた牡羊座の女神エリスが加わって、カイトというアスペクトを形成しています。 このアスペクトは別名「イニシエーション・フィギュア」と言われるものです。 このアスペクトがあるとき、ひとは「完全さ」を求めて奮闘します。 物事を理解する力も増し、全体的な調和を目指すこころが強化されるといいます。確かに障害が無いわけではありません。 でも、それを乗り越える力が与えられています。 それは、新月で受けたエネルギーへの、わたし達それぞれの回答になるはず。。。 フツウの戦士の一員としては、受けて立つのに不足は無い感じですw。  

自分の生き方、習慣、観念をどれだけ未来に向かって変えていけるか? それを宣言し、表現していけるか? 失敗を怖れずに進んでいけるか?  果てしない旅の途上、獅子座の新月に対して独立心旺盛な水瓶座の満月がどんな答えを出すのか、がんばって見つけていきたいと思います!!


have a great trek!!!★




hiyoka.(^_^)

hiyoka_blue at 23:14│Comments(2)TrackBack(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

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この記事へのコメント

1. Posted by みどり   August 16, 2011 08:37
こんにちは。はじめてコメントいたします。
すでに満月を過ぎてから、記事を読みました。

わたしは牡羊座ですが、
ずっと縮こまっていたものが、ようやく抜けたかな、
という感じです。

未来に向かって変えるべきところもわかってきています。
hiyokaさんの最後の段落で、勇気が出てきました(^^)

軽はずみにはならないように気をつけながら、
でも、進んでいきます。
ありがとうございます!
2. Posted by hiyoka   August 16, 2011 14:20

みどりさん

コメントありがとうございます!
その「わかってくる感じ」ってすごく大事な鍵ですよね

わたし達みんな、これからも角にアタマぶつけていくかもしれないけど その都度、痛いところや暗い部分に勇気を充てると こう、体の中から自然に湧いた温かいエネルギーが集まってきて、そして、「あぁ・・!」とわかっていく

癒しって慰めのようなものではなく、理解だと思うんです。 だから、そのたびに強くってやわらかいこころになっていくと

明日朝にはまた月が牡羊座に廻ってきますね

天王星・冥王星・火星組のスクエアはあいかわらず睨みを利かせてるけど、これから19日まで・・・ 獅子座の太陽・水星・金星と牡羊座のエリス&BMリリス、そして射手座のNノード&DMリリスがグランド・トライン。 
ダーク・フェミニンが目指す、解放のグランド・トラインです。

これは何より「理解を目指す者たち」のエネルギー。
よかったら、使ってみてください。^^

wish you a great trip!★

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