レイモンド・メリマン 週間コメント 10/3 【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント 10/10 — 2 【金融アストロロジー】

October 09, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 10/10 — 1 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年10月10日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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今回は全体に長文のため、時間の都合で≪ 長期的考察 ≫は遅れて掲載させていただきます。(多分、明日夜になります)m(_"_)m。 長期の方は相場というよりマンデーン・アストロロジーですが、個人的にはとても興味深い内容でした。なので興味ある方はぜひまた読んでみてください。(^_^)


≪ 先週を振り返って≫

    世界の株式市場は再び先週の≪ 短期ジオコズミクス ≫に書かれたとおりの筋書きに沿って動いた。市場は予測どおりに荒れ模様のスタートとなった。火曜までに、ダウ工業平均は10,400付近まで下落、これは8/9(10,604)と9/22(10,597)をはるかに下回っている。S&Pとナスダックもまた香港やアルゼンチンの指数と同様に、年初来安値まで雪崩を打つ勢いで下がっていった。しかし、火曜の取引時間中遅くに何かが起こった。ダウが突如反転し、400ポイント騰がったのだ。当初ニュースはショートカバーのせいだと告げた。まさしくその通りだ。だが、その裏には見た目以上の理由が隠されていた。いや、実際には見た目通りなのだが、殆どの人の目には、そこまで深くは見通せないものだ。

先週のコラムに述べたとおり、『 だが、この週に限っては、米株市場が先週引けにかけて売られたことを考えると、しかも火星が週初めの月曜に木星とスクエアを形成することからしても、あまり落ち着いた様相で始まるとも思えない。 次の事を覚えておいてほしい:火星、木星 そして/または 天王星が互いにアスペクトを形成する時は、大きな価格変動が起こりやすい。私達は今、そうした日柄のひとつに至っている 』。 月曜に11,000近くからスタートして火曜には10,404まで下がり、そして同じ日のうちに10,800以上で引けるという値動きは、十分に大きな価格変動と見なせる。 金曜までにダウ平均は11,200以上で取引され、引けにかけては月の進行による反転法則との一致をみせて少し値を下げた。

    火曜日の火星・木星スクエアの法則に従って、世界中の殆ど全ての株式指数が金曜、急激に上昇した。例えばチューリヒのSMIのような一部の市場は、この2ヶ月間での最高値水準まで反騰した。先週火曜の安値では、いくつかの地域で非常に多くの異市場間強気ダイバージェンスがみられた。 例えばアメリカ大陸では、ダウ平均、S&P、ナスダック総合、そしてアルゼンチンのメルバルにみられた新たな年初来安値は、ブラジルのボベスパがつけた安値との不一致をみせた。後者は8/9につけた安値を上回った状態をキープしている。アジアと環太平洋地域でも、香港のハンセンがつけた新安値は日本、インド、またはオーストラリアにみられた安値と一致しなかった。(中国は建国記念日で全週にわたって休場だった。) またヨーロッパでは、先週の安値は9月、8月を通してみられた安値を割ることはなかった。

    原油もまた先週火曜、あたかも株式市場に共感したかのようにサイクル新安値まで落ち込んだ。これはファイナンシャル・アストロロジーの上で火星・木星の示唆するサインが株式より原油により密接な関連性を持つことからも納得がいく結果だ。為替ではユーロも10/4火曜、1月からの最安値水準まで下落した。 一方金と銀は、火曜に新たな安値へと下落したものの、どちらも私達の★★★重要変化日、9/26につけた安値をはるかに上回っている。これは以前の安値に対する再試行に底堅く成功したともとれるが、それを確認するにはもうしばらく時間、そして/または 上値をとる動きが必要だ。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    さて、これからどうなるのか? 読者の皆さんの疑問は常にこれに尽きるだろう。10/4に起こったリバーサルと異市場間にみられた強気のサインは5ヶ月にわたる弱気相場の終わりを確認するに足るものだったろうか? いや、まだそう言い切るには足りない。だがとりあえずは良いスタートだ。 今週の満月がもうひとつの重要な鍵となるだろう。 先週述べたように、『 覚えておくべきもう1つのポイントはこれだ:太陽が天秤座にある時の新月と満月は非常に重要なリバーサルと一致する可能性がある。先週の高値は火曜、9/27、まさに新月その日であった。続く満月は10/11となり、ヘリオセントリックの水星が射手座を通過する非常にボラタイルな時間帯(10/15〜27)の直前だ。しかも大変興味深いことに、その時間帯は10/28、太陽と木星のオポジションという年に一度のスーパー・ボラタイルな位相が形成されると共に終了する 』。

私達は今なお米国株の15.5ヶ月サイクルの底が入ったことを立証するに足るテクニカルなサインを待っている。もし底を打ったとすれば、市場は月末に向けて急激に上昇するかもしれない。もしそうでないなら、この先再び急落があるだろう。 だがいずれのケースにせよ、重要な安値をつければその後、逆行する木星が10/7〜3/7に牡牛座0°〜7°に帰還することにより発生するエネルギーを基盤として、2〜5ヶ月にわたる10〜20%の反騰が待っている。 投資家にとってのただ1つの疑問はこれだ : 相場に早く入りすぎて10%以上のダウンサイドリスクを背負うのか? すでに底打ちして十分値が上がった後に入って遅きに失するのか? ただ1つの疑問とはいえ、これはトレーダーが相場に入ろうとする時、毎日のように直面する問題だ。

それは市場参加者にとって、土星(怖れ)と木星(貪欲)の間に間断なく繰りひろげられる相互作用だ。先週、そして今月の残りの日々は木星の作用にかかっている。だからもし木星がそのネガティブな側面を発揮すれば — つまり、もし貪欲さが参加者の感情を支配した状態で市場が下方に動けば — 市場を覆う雰囲気はただちにヒステリーとパニックに転じるだろう。当然、これは怖れの感情と直角にぶつかりあうような状況を作り上げ、これからやって来る天王星・冥王星のスクエアがもたらす問題へと繋がっていく。



≪ 長期的考察 ≫へつづく

hiyoka_blue at 20:14│Comments(0)TrackBack(0)金融アストロロジー 

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