●12/10の満月/月食 — みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント 12/19 【金融アストロロジー】

December 11, 2011

レイモンド・メリマン 週間コメント 12/12 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2011年12月12日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

    先週はどちらかといえば平穏で秩序のあるスタートとなった。世界の株式市場は穏やかな上げ基調で金、銀、原油も同様だった。多くの株式指数が、わたし達の直近★★★レベルの重要変化ゾーン(10/28)であった10月終盤の高値を試した。例えばダウ平均は、10/27に12,284でトップをつけた。続いてちょうど★★重要変化日であった11/25に11,231まで下落した後、次の★★★重要変化日12/7水曜には二番目の高値である12,257まで反騰、これは私達の日報を購読するポジション・トレーダーにとって、『12,250、又はそれを超えるところで手仕舞いする』というアドバイス通りであり、満足のいく結果となった。

    だがその後、彼が喋った。いやいや、バラク・オバマでもベン・バーナンキでもない。通常は彼らが何か喋ると世界の株式市場が動くのだが。喋ったのはヨーロッパの新しいキング・メーカー — マリオ・ドラギ — 欧州中央銀行の新総裁だ。で、彼が行ったことの全ては真実を話すこと、それによって、ユーロ圏の債務危機拡散問題でECBが何らかの役割を果たすという幻想を一掃することだった。彼は米国のFRBが取ってきたような量的緩和と同じ道を選ぼうとはせず、投資家の期待には応えなかった。いや、投資家の心理は単なる「期待」をはるかに超えていた。彼らは一歩先んじて射手座の楽観に浸っていたのだ。彼らはドラギがバーナンキ&米国という金融族の族長をそっくり真似るだろうと思い込んでいた。だがあいにく我等が火の宮劇場のスター、オバマとバーナンキ(彼らは順に獅子座と射手座、両方とも火性星座宮だ)とは違い、ドラギはもっと実質的かつ地に足の着いた乙女座の世界からやって来た。そこではルールに対して精密に、正確に従ってこそ、物事が有効に働く。

    それではドラギがしたこと、そんなにも実質的かつ、彼にサンタクロース役を期待した者達にとってはこんなにも失望を呼んだこととは一体何だったろうか? 彼は不況を防ぐために金利を引き下げた。しかし彼はECBがQE1及びQE2(量的緩和策)のようなスタイルを踏襲してもがき苦しむ国々の国債を買い入れることには同意せず、多くの人々がそうするだろうと思い込んでいた オペレーション・ツイストにも否を唱えた。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、彼は『 ・・・また、ヨーロッパの各国中央銀行が国際通貨基金(IMF)や緊急援助資金のような第三者を通す形で特定の政府に資金を繋ぐという提案にも冷水を浴びせた。彼は、中央銀行が政府に資金を供給することを禁じた、その設立憲章の「精神」をECBは遵守する、と強調した』。 おやおや! いったいこの理性の声は何処から来たのだろう?
オペレーション・ツイスト:中長期債の買い操作と短期証券の売り操作を併用する金融政策。通過供給量を変えずに長期、短期の金利を逆に動かす操作を言う。米国で1961年に採用された公開市場操作方式の1つ。
    さて、彼が話し終えた直後から株式と貴金属は急激に売られた。これが理性の声と創設者達への敬意に沿って真実を告げた結果、もたらされたものだ。世界の株式市場はそれまで順調に上げて来たが、彼のコメント — 市場が開く直前 — の後、下落に転じた。ダウ平均は200ポイント近く下げて引けた。だが水星逆行と天王星の方向転換間際の常で、これらの市場はなんと翌日(金曜)には急転し、ダウは取引時間中に200ポイント以上反騰した。金はドラギによってECBの意図が明確化された時間まで、1760まで騰がっていたが、その直後に1707に急落した。しかし、株と違って金は翌日もそれほど回復はしなかった。まあ結局ドラギは中央銀行総裁なのであって、金の投資家というわけではない。彼の領地は紙幣であり、彼の使命はユーロ通貨を護ることだ。強い金市場はこうしたアプローチ(もし成功したとして)による恩恵は受けない。権威と影響力を持った男、ドラギは金にとっての重石となるかもしれない。

    これが、私達が探してきた市場を揺さぶる予期せぬ驚きだったのだろうか? それともまだ何かあるのか? 月曜にはそれが解るだろう。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

    今週、逆行を終える惑星が2つあり、そのどちらもが突然の市場変動との関わりを持っている。ひとつは水星で、 11/24から12/13まで、拡大志向で希望に満ちた射手座を逆行してきた。二つめは天王星で、12/10土曜にその数ヶ月にわたった逆行運動を終える。同日はまた、強力なエネルギーながらほんの少し分裂気味な味わいを持つ月蝕が双子座・射手座で起こる。またこの日は待ちに待たれていたユーロ圏首脳によるサミットが開催される日でもある。したがって、12/10+/-3取引日は非常に荒れる可能性がある。
水星順行開始:日本時間12/14 10:43頃
    アストロロジーの専門用語で言えば、これは水星、天王星、そして満月の持つ原理を強調する。水星はトレーダーだ。彼は敏速に市場にインし、手早く利益を確定して次の機会を狙う。彼はポジショントレーダーというよりはスキャルパー寄りだが、いずれにせよ、トレーダーではある。彼の強味は短期のトレード機会をとらえて物にするその敏捷性にある。 また天王星はステロイド剤を使った水星といった感じが少しあり、Xboxゲームのメインキャラ的だ。でなければもしかすると、ジョイスティックに手を置いたまま片時もじっとしていられないゲームプレーヤーかもしれない。彼は神経が高ぶっている。彼は機敏で賢く、市場価格とのわずかな差分などというより、もっと大きな何かを見分ける。彼は地震、津波など、突然何もかもがバラバラに崩壊したり寄り集まったりするもの、そして大きな価格変動と一致する物事の始まりを見極める(または創造する)。 そして勿論、満月 — 特にミュータブルサインで起こりしかも月蝕といった場合 — となれば、ただもう強力なエネルギーがちょっとしたカオスと多くの矛盾に結びついていく。これら全てを1つにすれば、サミットが始まる今日がどんな感じなのかを掴める。沢山のノイズ、映像に切り取られるキャッチーな言葉、そして大げさな警告や散乱した矛盾の山だ。

    市場に関する限り、これは強力なリバーサルとなり得る。だがその代わりに、サポートを大きく割ったりレジスタンスを遥かに超えたりする可能性がある。天王星を相手にする時、確実に知っていると言えるのは、何も確実には知らないということ、そして殆ど何でも —特に予想も何もしていないことが— 起こり得るというだけだ。ではそんな中、どうやってトレードするのか? 大きなハネ上げ、派手な花火を待ち、その後その動きの中でトップやボトムを捉えようとする。それがいずれかの方向に爆発的に向かうのが確かなのと同じくらい、目星と反対方向にくるっと反転することも可能だ。これが水星の台詞であり、最高に働いた時の様相だ。全てがトリックだ。だからもし褒賞が欲しければ、人はそれがトリックである、またはトリックに見えることを知り、しかもそれに騙されないようにしなければならない。水星はトリックスターであり、そして彼の逆行は・・・まぁとにかく非常にトリッキーだ。天王星と月蝕はまさにゲームを意味し、その褒賞はいつもより非常に大きい。それが現実に地震やテロリスト活動として顕現しなければ、の話だが。

    天王星はコンピューターを支配し、水星はコミュニケーションを支配する。そこに月蝕が重なれば、サイバーアタックやあなたの周囲のデジタル・コミュニケーション世界に多くの混乱が生じる可能性と一致する。またこの時期は革新的で卓越したアイデアが世に問われる可能性の高い時でもあるが、その直後にそれは急進的であり過ぎると主張する力によって、撃ち落とされるかもしれない。これはそのアイデアが素晴らしいこと、そして同時に誰かの権威と地位にとっては脅威となることを意味する。輝かしい希望に満ちていたものが、いざ実行する段になると突如として大上段に振りかぶった拒否のふるまいに遮られる。歩み寄りは無く、したがって実行に移される計画も差しあたっては無い — 少なくとも一部のエゴが地上に舞い戻り、ある程度私心の無い感性を駆使するようになるまでは。そして彼らが — いや彼らのみが —その中心に君臨するような自分自身の個的宇宙の代わりに、この惑星全体を気遣うようになるまでは....。さて誰が今週このトリックスター役を世界というステージで演じるか、見てみるのも面白いだろう。だが先週一週間ではっきりしたように、そしてThe Whoが歌っているように — 『 Don't get fooled again(もう二度と騙されない) 』。

"Won't get fooled again" by The Who



≪ 長期的考察 ≫


    先週私は『 しかしながら、真の力の転移は個人をも含む 』と話した。今週はこの考えについて少し詳述してみたい。

    1965年~66年、天王星が冥王星との112年~142年ぶりのコンジャンクションを形成した。そして2012年~2015年、初回のクォーターサイクルフェイズ(1/4局面)、ワクシングフェイズに至る。1965年~66年+/-3年に植えられた種子は、2012年~2015年の3年間に具現化しようとしている。より具体的に言うなら、あの時代、1960年代に生まれた人々が個としての力を持つに至り、そして全体としてその世代が集合的な力を持ちつつあるということだ。今や彼らが権限を持つ時であり、そして今、この世代が政治面、経済面で発生しようとしていることの成り行きを決めることになるだろう。このシックスティーズ世代の力こそが、現在の世界に存在する大きな亀裂を変革し癒すだろう。さもなければ彼らはその力を破壊的なやり方で駆使することになる。彼らが2012年大統領選の結果を決め、そして彼らが選挙にどう反応するかが、この国の葛藤を癒すか増大させるかを決めるだろう。彼らの集合的な意図は、現時点で殆どの人が理解しているレベルよりはるかに強力だ。何故なら、殆どの人々はアストロロジーのサイクルについて理解しておらず、特に — 1960年代に始まった — 天王星・冥王星サイクルが今やワクシングスクエアとして知られる、重要な初回のクォーターサイクルに入ろうとしている事実を知らないからだ。これは1世代にとって最も重大な変革期のひとつであり、数年、いや数十年にわたって私達の住む世界を再形成していくことになりそうだ。そこで集合意識としての彼らは一体何を選ぶだろうか? 破壊か? または変革と癒しか? 私にはわからない。だが今は射手座の季節だ。だから私が望むことは皆さんご存知の通りだ。

    だがさらに言うなら、私は海王星を上昇惑星として持っている。だからたとえ私が ダブル山羊座だとしても、こと人類とその運命についての話になると、常に希望に満ちて理想主義的になる。 さてここで、個人的なトランシットの話を分かち合いたいと思う。何故ならアストロロジーを学ぶ一番の方法は経験に基づくもの — あなた自身の外側に踏み出して、自分のネイタルチャート(出生図)に訪れる様々なトランシットやプログレスのアスペクトを旅する中で、自分の人生に何が起きているかを理解することだからだ。この前の夏、私はトランシットの天王星スクエアの下で人生がいかに予想も出来ないような形で変わってしまうかについて長々と書き綴った。
メリマン氏はネイタルで太陽と月を山羊座に持っている。
    先週、私がフォーキャスト2012を書き終えた直後にあたるその日、私は大部分の視界を失った。突然、私は「正常」にはもう何も見えなくなったのだ。全てが2つ見えていて、焦点を合わせようとすると、片方の像が最初よりどんどん遠くなり始めた。『 あれれ、これは運転するのはマズそうだな。 』 私は目の前の車が左に進路変更しようとしているのを目で追いながら自分に向かって言った。だがその車は実際にはそんなことはしていなかった。 『 クソッ!一体何が起こっているんだ? 』 私は自問した。全ての形が変容し続けていて、それはまた興味深くもあった。何故なら私は来たるべき天王星・冥王星のワクシングスクエアと、それが世界の指導者層や世界の経済、特に通貨に対してどう影響するかを記述するにあたり、まさにそのコンセプト —「 シェイプ・シフト」に取り組んでいたからだ。 だが私にとってはコンセプトどころか現実にそれが起こりつつあった。それとも一体・・・?

    私は運転出来なかった。読めもしなかった。ただコンピューターのスクリーンに匹敵する距離を除いては...。 私はコンピューター画面の世界に閉じこめられてしまった。二重視野は3D深度の像に取って代わり始めた。さて、これは面白いぞ、と私は思った。 私が見られるものはコンピュータ画面だけだ。そしてそれは、ここ40日間というもの1日に6時間~8時間、今年の本を執筆するために釘付けになっていた、まさにその画面なのだ。私は左目の神経を痛めてしまった。そして今、それだけが私に見える世界だ。私は自分がまとめたそのイメージの世界に住んでいるのだ。

    そんな訳で、これはもう1つの天王星の物語だ。フォーキャストを36年間執筆し続けてきて、私はこんなことは予想していなかった。勿論私は自分の現実が変わるだろうと予測していた。ライフスタイルが変化するだろうとも予測していた。だがこれは想定外だった。だから、予期せぬ出来事に対して心の準備をさせてくれたアストロロジーを有難く思っている。それに、これもまた天王星と射手座に付き物の話だが、良いニュースがある。私の視界は約90日で戻るだろうということだ。これはまた何と興味をそそられることだろう! 何故かって? それは、誰かが天王星のトランシットの下で新しくエキサイティングな関係に入ろうとする時、いつも私はこうアドバイスするからだ : あまりに親しくなり過ぎる前に90日間待った方がいい。天王星の下ではよっぽど適切に育てていかない限り、新しい物事は90日以上続かない。もしあなたの気がはやって "相性"に反応すれば、最初は桁外れに凄い感じがするかもしれないが、その後段々シューッと勢いを失って、自分にこう言うことになるだろう。「うわ何てことをしちまったんだ?」粉々になった破片を拾い集め、来たるべき未来のためにこの教訓を記録して覚えておきなさい。それは再び起こるだろうから。

    もしあなたが私にメールをくれて返信が無かったなら、どうかその理由を理解してほしい。 現在私は記述すべきリポートがある時だけはコンピューターに向かえるよう、自分の眼を休めようと試みている。向こう3ヶ月間はEメールから遠ざかるだろう。また、12/21~1/1までは全ての仕事を休みにするつもりだ。何故なら、『フォーキャスト2012』を期日通り完成させるために自分の眼に対して積み重ねた負担と緊張を元の状態に戻すのは、休養することだけだろうからだ ( まぁ、あるイタリア語の翻訳者の一人が「今回の本は最高傑作だ...でもあなたの視界には代えられない!」とも言ってくれた。それが真実であることを願うのみだ )。 天王星のトランシットの下、避けられないケースとして私は悔やみつつこう自分に言っている。『 自分の内なる声に耳を傾けなかったとは、何てバカなんだ。』 しかし一人の楽天家としては、またこうも言っている。『 なぁ、私は今まで耳を傾けて来なかった、この自分の内なる声に沿って生きなくてはいけない。だからそのために、内なる視力を発達させるこの機会を有難く思っているよ。』 私は自分が何処へ行こうとしているかは見えないかもしれない。だが、自分が何処に居るかは「知って」いる。

そして今なお、風がどちらに吹くかを知っているのだ。





訳文ここまで
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