昨日はありがとうございました。●2/8の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

February 05, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント 2/6 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/

レイモンド・メリマン・コラム 2012年2月6日(フリー版より)

翻訳:hiyoka

文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。 自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)

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≪ 先週を振り返って ≫


    2/3、金曜朝の米国雇用統計は、予想されていたよりも随分と良好なものだった。失業率は⒏6%から⒏3%に下がり、非農業部門雇用者数は予測されていた60,000~125,000をはるかに上回り、243,000もの新規雇用が創出された。これを受けてダウ工業平均はザラ場で12,870までと、去年5/2につけた年初来高値12,876以来の最高値水準まで騰がった。先週、特に雇用統計の発表後は全てが好転した。そしてそれは今週に向けての絶大なる自信のきっかけとなった。 


    『 資産インフレ特急 』が還ってきた。だが再び迫る危険なカーブまではそう遠くない。木星が牡牛座7°に急速に近づいている。これは歴史的に株価がその長期サイクルのトップを完成させる、特急コズミック・ライナーの終点だ。株価の天井が実際に示現する時期は、木星が牡牛座の7°を離れる3/7にどの程度近いだろうか? 誰も確信を持ってはいない。だがフォーキャスト2012に詳述したように、1870年代以来その実績は全くもって否定しがたい。まあ勿論、短期金利をゼロ%近いままに抑えることを確約したベン・バーナンキはその時代には存在しなかったのだが。 



≪ 短期ジオコズミクス ≫


    先週金曜は、驚くほど強い雇用統計が株価を急騰させた日、というだけではなかった。この日は海王星が自ら支配する星座宮、魚座での14年にわたる旅を開始した日としても注目された。海王星は、市場と投資家が不条理なほど熱狂する現象について言及したアラン・グリーンスパンの有名な警句との関連を持っている。


    さて今週、私達はリアリティという名の薬を一服投与されるかもしれない。ハードな現実を担う惑星、土星が2/7火曜に天秤座29°で逆行に転じるのだ。 このコズミック・イベントは、過去10年の間数回にわたって株価の重要な天井との相関関係を保持しているが、今回もまた同様の働きをする態勢は整っている。この影響力のオーブ( 時間的ズレの許容範囲 )は歴史的に見て最長11日間だが、もしリバーサルが起こるとするなら、殆どの場合たったの4取引日の間に起きてくる( Stock Market Timing シリーズの第3巻を参照のこと)。


    もう一つ、投資家心理に変化を生じさせそうなジオコズミック・イベントが2/9水曜前後に起こる。金星が幸福感を満喫した魚座を離れ、心理的に問題を抱えがちな牡羊座に入居するのだ。 金星は分かち合いと公正さを望む。牡羊座は全てを望み、公正さなどクソくらえという態度だ。特に翌日は無慈悲な牡羊座の天王星と触れあうことからみても、これは金星にとって脆弱性となる。おそらく民主・共和両党が互いに雇用の好転という功績を主張しあうのはほぼ間違いないだろう。先週末に魚座の海王星と金星が創り上げた心地良いフィーリングが、今週末には敵対的な論戦と闘争に道を譲り、そして市場がいとも簡単にそこから何らかのきっかけを得る、という流れもまず確実のように思える。これらは全て、いくつかの市場において来るべき突然の反転を示唆するサインだ。 


   また金星についてさらに言うなら、今週金星はこれからやって来る天王星・冥王星スクエアへのハードアスペクト・トランスレーションを開始する。 2/8、金星は天王星とコンジャンクトし、その後2/15に冥王星とスクエアを形成するのだ。その時までに何か変化が起こらなければならない。金星は調和を欲しているのだが、牡羊座にあっては何もかもが拙い方向に行ってしまう。 天王星・冥王星とのハードアスペクトの下、これは見る方も苦痛だが、当事者となれば一層辛いものになるかもしれない。



≪ 長期的考察 ≫


  『 自由への歴史は政治権力を如何に抑制するかの歴史であり、その増大ではない 』

  —アレクシ・ド・トクヴィル 


   先週私は最近のヨーロッパ講演旅行に関して、米国とヨーロッパにおける厄介な展開とその異質性を物語る二つの出来事を関係づけた。こうした展開は、都合7回の内 2012年6/24に初回の形成をみる天王星・冥王星ワクシングスクエアの反映として顕現した、潜在的爆発力を持つ底流を社会に映しとったものだ。その最後の形成は2015年3月に起きる。その3年の間に、このパワフルなスクエアはさらに強力なグランドスクエアをアメリカ合衆国始原図の太陽(リーダーシップ)と土星(政府)に対して形成する。これは建国の日付が1776年7/2の図だろうと7/4の図だろうと変わりはない。 


    天王星・冥王星のトランシット同士で形成するこのスクエアの一つの現れは既に起きている。それは世界に拡がる「 負債爆発 」だ。冥王星は負債に、天王星は爆発現象に関連している。だが他にも多くの事象が顕現してくる可能性がある。特に米国政府にとっては、彼らを自分達のニーズと利益のために選出した当の米国市民に対して払うのと同様の注意と関心を、世界で最も近しい幾つかの同盟国との関係保全に払わなければ、こうした潜在要因が危険を孕むことが明らかになるかもしれない。


  トランシットの天王星が人のネイタルチャート(出生図)のパーソナル・プラネット —例えば太陽のような— とハードアスペクトを形成する時、それは人生における新しい方向性を意味する。ある時はこの新しい方向性は自発的に選択されるが、多くの場合それは、その人の人生で以前は重要な役割を演じてきた人々との別離や離婚によってもたらされる。関係性の中で、一方がこれはもうあまり上手く行かないと結論づけ、そこでで「 サヨナラ 」となるか、または仕事上の関係であれば、「 君はクビだ/私は辞める、 我々はもう君を必要としない/私はもうあなた方とは仕事したくない 」となっていく。 

パーソナル・プラネット:太陽、月、水星、金星、火星など主に個人の精神・感情・行動を司る惑星群

    一方、トランシットの冥王星がネイタルチャート上のパーソナル・プラネット ―例えば太陽のような― にハードアスペクトを形成した時、これもまた人生の新しい方向性を示唆する。だがこの時それをもたらすのは拒絶または強制的な力だ。それは多くの場合末期的なものであり、その関係性を癒やすか修復するには、ふるまいの大々的な変化を必要とする。そして2012年〜2015年、米国は自らの蟹座の太陽に対し、天王星と冥王星の両方からハードアスペクトを受けることになる。


    だが今回はそれ以上のものがある。これら2惑星は米国始原図の土星ともハードアスペクトを形成するのだ。土星は政府を支配するのだが、それと同時に権力、そして私達の上に引かれる境界と限界の原理をも支配している。ネイタル(出生時)の土星にこうしたアスペクトが形成される時、人はまた、突然新しい力を獲得した他者の手によって、自分自身が制限と拘束の対象とされることに気付くかもしれない。始原図に天秤座の土星を持つことから、米国はその国家としての性格 — 魂 —の中に、「公正さ」という核が埋め込まれている。しかし、トランシットの天王星または冥王星がネイタルの土星とハードアスペクトを結ぶ時、そこには他者との関係性の中で、個の尊厳や敬意の原理が犯されるという含意が生じてくる。 人は自分自身の価値観が権力のために過度に妥協させられるか、または権威主義者によって無理強いされたと感じた時、働くことをやめる。 あなたは真剣に仕事を辞めようと考える。それは何も自分のやっている事が嫌になったからではない。その会社の経営者 — 権力者 — が突如身をもって表し始めた物事に耐えられないからだ。それはあなたが期待し、敬意を払ってきたものではない。これが何故天王星・冥王星のワクシングスクエアが、世界中に拡大するこの強烈な自由への衝動、例えば去年の「 アラブの春 」に見られたような動きと合致するのかという、その理由だ。だがその終わりは見えない。それはまだ始まったばかりだ。そしてこれは何も中東に限ったことではない。  


   想像してみてほしい。例えば、あなたの雇い主に、同僚や顧客の機密を暴露することを強制されたり、有無を言わさぬ解雇に直面したなら、あなたはどうするだろうか? 殆どのアメリカ人は、トランシットの天王星か冥王星が自らの土星にハードアスペクトを形成する時にもたらされる、こうした強圧的に尊厳を傷つけられるような状況下では、その会社を辞め、別の雇用主を探す。さて今度は米国それ自体が、ネイタルの天秤座土星に天王星と冥王星両方からのハードアスペクトを受ける時、どんな状況を迎えるかを想像してほしい。


    米国は今、脱税者によって失われた税収を取り戻すための手立てを追求する中で見せる高圧的なふるまいによって、例えばスイスのような、非常に価値ある同盟国を失うような軌道に入っている。確かに、個人はその資産を海外の銀行に隠すことによって払うべき税を逃れてはならない。だがそれは個人としての脱税者と米国政府間の問題だろうか? それともこれは外国の(いや国内でさえも)銀行 — 自らが仕える顧客の許諾無くして何人にもその顧客の名を明かさないという守秘義務法を持つ銀行と外国の政府との間の問題だろうか? これはデリケートな設問であり、また天王星と冥王星が国家のネイタルの土星にハードアスペクトを結ぶ時に浮上する倫理上のテーマを明確に表現している。 


2012年〜2015年、米国始原図はこのアスペクトに極めて深刻にヒットされる。だから、外国の銀行や政府に彼ら自身の機密保持法を破ってでも米国市民である顧客の氏名を差し出せ、そうすれば我々はこれらの人々が実際に脱税して米国の法を犯しているかどうかを調査出来るからという米国政府の要求は、その強圧的な態度において衝撃的であると共に、他国の価値観に対する非礼でもある。そして、あなたはなおもこう尋ねなければならない。 それで一体誰が勝つのだ? 米国政府か? それとも人々に仕えさせるためにその政府を選んだ米国民か? あるいはそれが実効化された時の必須事項として起こってくる預金の移動から(それが没収される前に)利益を得る立場にある、米国の銀行か?


    金曜のウォールストリートジャーナルは見出しでこう報じている。 『 米国、脱税事件でスイス銀行を起訴 』。問題になっている銀行はウェゲリン・アンド・カンパニーだと判明した。これは先週のコラムで私が論じたまさにその銀行家の銀行で、その関係者は足留めや拘束の怖れさえあるとして、今や米国に足を踏み入れることが出来ないという。私はスイスの読者から次のようなEメールを受け取った。これはこの問題の深刻さをよく物語っている。それは殆どのアメリカ人にとって、今世界で米国に何が起きているかへの気付きの埒外で進行している問題だ。


  『 昨日、スイス最古のプライベート銀行の一つであるウェゲリンは米国政府によって追い詰められ、大急ぎでビジネスを売却しなければならなくなりました。脅迫があったのです。彼らの米国人顧客の氏名を明かさない限り、米国本国においてスイス銀行を起訴すると。スイスの銀行が顧客情報を差し出すような事をする筈がありません。


現在一般的なスイス銀行は米国人顧客を排除しています。最近では国営のチューリヒ・カントナル銀行が米国政府への怖れからその措置をとりました。2013年以降、米国企業の株式を保有する全てのスイス国民は、たとえその事実以外に米国とは何の関係も持っていなくても、米国の相続税を払わなければならなくなります。ここでもまた米国政府はスイス銀行に個別の顧客名を明かすよう強要しています。その結果として人々は米国の株式を売り払っています。…スイスから米国を訪れる旅行者に対する入国管理プロセスは、今やまるで悪夢です。ですから私はもうあなたの国を訪れることは無いでしょう。私はアメリカの人々や文化や景色はとても好きなのですが… 』


    この問題自体に内在するその核は厄介なものであり、また世界に対して非常に高圧的で、おそらくは傲慢でさえあるアメリカ合衆国のふるまいをくっきりと浮かび上がらせるものだ。もう一つ厄介なことに、ウォールストリートジャーナルによるとウェゲリン銀行は『 富めるアメリカ人が海外の秘密口座に12億ドル以上を隠す手助けをしたとされている…』そうだ。ほう?それはひどい! ならば米国の国家負債は現在どれだけあるのか? 16.4兆ドルだ! 過去のたった3年間、米国政府が納税者の金を管理(ミス)しただけで、負債が一体どれだけ増えたか? 5兆ドル以上だ! それなのに私達は12億ドルを取り戻す話をしているのだ。その間2008年以来、ここ米国の政治家や銀行は、その一万倍もの金を無造作に使い、納税者から搾取してきた。ネイタルの土星に対する天王星や冥王星からのハードアスペクトは単に反逆へと導く高圧的姿勢を示すだけではないと、私は既に述べたろうか? それは人が所属するコミュニティにおいて信頼と尊敬の失墜を招く、偽善が知覚される可能性をも示唆する。この場合、コミュニティとは世界だ。 


    殆どの米国の読者がそうであるように、私は愛国者だ。私 — いや私達はアメリカを愛し、そしてその国民と、過去2世紀にわたり世界においてこの国が象徴してきた物事を愛している。だがまた殆どのアメリカ人と同様に、私はこの世紀が改まって以来、そして土星が自らの軌道の外を巡る外惑星全てに対してハードアスペクトを形成し始めた時( 2001年~2010年 )以来、米国政府がその進路として選び取った道を心配している。そして今、中でも最大のアスペクトが展開しようとしている。20012年~2015年、天王星・冥王星スクエアだ。 だが良いニュースもある。それは、このアスペクトの下では — 天王星から土星、海王星、冥王星を含むどんなアスペクトの下でも — そのトレンドは突然反転する可能性がある、ということだ。天王星と冥王星の組み合わせでは、こうしたリバーサルは自発的な形で起こり得る。例えば民主的な選挙によってそれまでとは異なる行動路線が選ばれるか、あるいは暴動のように強圧的な支配力よって進路が変更されるか…。 


   これからの3年間は — 米国始原図の太陽と土星にグランドスクエアを形成する天王星と冥王星の下で — 米国史上、最も重要なターニングポイントとなるかもしれない。バラク・オバマ大統領がこう言った言葉、『 ・・・アメリカ合衆国が衰頽していると考える者は自分が何を言っているかわからないのだ 』。 これが正しいかどうかは、この3年間で決まるだろう。もしかすると私達は、『 衰頽 』という言葉が真に意味することについて議論する必要があるのかもしれない。 






訳文ここまで

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昨日はありがとうございました。●2/8の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)