レイモンド・メリマン 週間コメント 2/6 【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント 2/13 【金融アストロロジー】

February 07, 2012

●2/8の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのか を、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方標準時(ソーラータイム)】
東京・関東ローカルで07:12前後、北海道周辺で07:19前後、関西方面は06:53前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で06:24前後に 獅子座18°31’で満月となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。


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Sabianシンボルによる【満月のテーマ】
*ここではディーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーのオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【月 獅子座18°~19° + 太陽 水瓶座18°~19°】

"A teacher of chemistry" + "A man unmasked"
「化学の教師」 + 「覆面を取った男」
"A houseboat party" + "A forest fire quenched"
「ハウスボート上のパーティ」 + 「消火された森林火災」

【テーマの流れ】
場に応じて自分自身の断片を次々に繰り出して見せる護身→ ★その場を支配する原理や「信条」を明確に把握する→ ★隠されたハートの鼓動を感じる→★非常に微妙で興味深い状況の中で安定を図る→ ★表面上の「軽さ」と内に燃える「火」との摺り合わせ→ ★狡猾さと正直さ→ ★全体を視野に入れての新しい自己表現の模索→ ★ひとりだけ異なるキーで歌うための技術→ ★持続のために情熱をコントロールする必要性→ ★ゆっくりと、そして確固とした充足感を知る ・・・・

エネルギーのポイント:『ハートの高鳴りと化学変化』『火の扱いを学ぶ』
精霊の顕示: 胃と胸部の間に居続ける、自己の輝きを通して世界を観察する、水に映る光景、空気に色を見る

120208FM

        このところ、個人と社会との関係をテーマにぐっと濃密さを増してきたルナー・サイクル。 この満月ではまた一歩進んで、社会生活の中のテクニカルな側面が出てきているように思えます。 

もともと獅子座は個の輝き、個の歌を高らかにのびやかに歌い上げる星座宮です。けれど今回の満月のテーマを見ると、それだけでは御しきれない「大人」の状況判断が必要になってくるのかもしれません。それも、ただ周囲の空気を読んでソツなくふるまうというのでは無さそう。。 月を介して聞き取れる太陽のことばは、あくまでの内側の変容を示唆しているようです。 その挑戦は多分、表面的には軽い社交的な空気が支配する中で、いつ爆発するかわからないような不穏な何かが微妙に潜んでいる・・・そんな状況に出くわしたとき、試されるのかもしれません。 

わたし達は集団の中にあるとき、本能的にその集団の暗黙の了解に合わせようとします。それが身を護るには一番安全だからです。空気を読んで、その場の雰囲気を壊さず、そこそこ楽しく過ごすこと。 うーん・・わたし達日本人のDNAにはそれがたっぷり刷り込まれているかも?(^_^;)  でも獅子座の満月には情熱があります。たとえ煌びやかなステージは用意されていなくても、今、ここで、歌いたい歌があるんです。 それをみんなに聴いてもらいたいのです。

わたし達の意識は本物のアイデンティティとは何かを探求しながらこの1年近く、旅を続けてきました。 ここまで来て、それなりに見えてきたもの、選ぶべき方向性は、多少なりともわたし達それぞれのハートの奥底に見え隠れしていると思います。  たとえそれがどんなに皆と違って見えたとしても、ただその場を取り繕うために、その歌を押し殺しすことが出来るでしょうか? 妥協すべきなのでしょうか?

今回のテーマは起きてくることへの咄嗟の反応―古い記憶に潜む感情を乗り物にしての、いつもの反応ではなく、積極的でしかも何か新しい表現方法を身に付けていくことを示唆しているようです。 それは獅子座と水瓶座、個の輝きと普遍的な価値という、対極の関係に橋を渡す技術だと言えるかもしれません。 

太陽・地球・月が織りなすこのサイクルも、次の節目の新月でとうとうゴールの魚座に入ります。そろそろサイクル終盤近くまで来て、『 自分の意識を意図をもって扱う 』、という技術を身に付けるときが来たのかな、と思います。 そういえば新月のテーマにも、『 忍耐 』が含まれていました。 でもそれは、押し殺す忍耐ではなく、育てる忍耐、持続させるための忍耐です。

せっかくの情熱の火を不用意に煽って、消さねばならない火事にしてしまわないこと。 ハウスボートのかがり火のように皆を楽しませながら、少しずつその火の価値を浸透させ、受け入れられるように、時を待つこと。 その火が全てを温かく包めるようになるまで、成熟させていくこと。 

命の火、愛の火、何かを成し遂げるための火、護る火、そして存在するための火。 わたし達それぞれが意識の「火」を託された者のひとりとして、それを絶やすことなく進んでいけるように、今、自分自身の成熟を問われているのだと思います。

    そういえば、サビアンシンボルの専門家でもあるアストロロジャーのブレイン・ボヴィは水瓶座・獅子座19°のラインを、1970年代に公開されたメル・ブルックス監督の映画「ブレイジング・サドル」に出てきた妖艶な酒場の女キャラ、リリィ・フォン・シュタップの台詞で代弁していましたっけ。

    『 もう疲れたわ。。男たちはいつもやって来ては去り、去ってはまたやって来る。それにいつだって来るのが早すぎるのよ! 』

        ではでは、このあたりでアスペクトなどチラリと見てみましょう。(・▽・;

NestOfUniverse


今回の満月では、太陽と水星がタイトなコンジャンクトです。 水瓶座の水星はシャープで全体を包括的に把握する力があります。そして、今回の水星は天王星や逆行中の火星と共に、休み無く働くパワフルさを持っています。 月は太陽と水星から大きなエネルギーを注がれて、社会や集団の中で自分とは誰か、何なのか、立ち位置はどこにあるのか・・・などを一生懸命探っているようです。 そんな月と太陽の間を、準惑星アスボルスとセドナがじっと窺っています。

 もしかしたら、何気ないコミュニケーションの中に、何かを育むためのヒントが隠されているのかもしれません。それはまた、何があっても必ずサバイバルしていくこと、何かを許し切り、自分を前方に向かって開いていくことで、何より大切な尊厳を勝ち取る・・・なんてことに関係あるかもしれません。これは日常的なやりとりの中でこころにチクっと触れる、ちょっとした挑戦でしょうか。。

でもアスボルスが絡むと、ひとはギリギリまで耐えてしまう傾向があるようです。なのに本人はそれにあまり気付いていなかったりします。。 で、突然それが表に出るか、または倒れる寸前まで行って生還する、なんてことが起こります。それもアスボルスの持つサバイバルパワーのひとつですが、やはり痛みを感じたときは、自分をうまく開いて自然に表現していくほうが良さそうです。たとえ必ず生還出来る力を持っていたとしても、煤(アスボルス)になるまで自分を燃やしてしまう必要は、誰にもないのですから。 そうそう、アスボルスはお酒もちょっと要注意!お好きな方は飲み過ぎて出会い頭にトラブったりしないよう、少し気をつけたほうがいいかも?

 逆行中の火星は魚座のヴェスタとオポジション。 東京ローカル図では魚座と乙女座がインターセプトされています。 これは心理をちょっとフクザツにしがちなフォーメーションかも。そして これを調停しているのは再びアスボルスとセドナのコンビです。 同時に火星は牡羊座のエリス、水瓶座でアセンダントに乗ったネッソスからのクインカンクスを受けて、YODの頂点に。。  ゆっくりと見直しモードに入っている火星に対してエリスとネッソスがネガティブに作用すれば、「 そりゃ皆はそれでいいだろうけど、自分はどうなるんだ! 犠牲になっちゃうの? え? 」 ・・・なんて感じの疎外感や怒りの感情が出てくるかもしれません。  

ヴェスタは熱誠や献身の女神ですが、今の彼女は乙女座に向きすぎて、細部をツンツンつついています。火星は火星で、勇ましい軍神でありながら、魚座のウェットな霧の宮殿を気にしています。まるで互いに居場所が転倒しているみたい。 二人とも、「あれ?何か違うなぁ・・・」と思いながらも、お互いの照準をうまく合わせることが出来ていない様子。。。


一般にインターセプトは自分の居場所がとても見えづらく、自分の代わりに対極側のサインを生きようとするところがあります。でもそんなの、うまく行くはずもありません。傍目にもどうして?というくらい、不器用な生き方になったりします。しまいには本人もあきらめて、そこだけ無視してうまく迂回するような生き方をする場合もあります。そして、代わりにどこかで何かの力を突出させて、人生で使えない部分を補うんですね。。だからインターセプトが解けて目覚めると、そのひとは凄いパワーを出すことが出来ます。 


あれ?話が横道に逸れちゃいました!! 火星もヴェスタも深いところでは肉体に火を持つ同士、通じ合うものがあるので、もしも補いあえればかなり素敵なカップルになれると思うのですが、そんなわけで通常の補完関係が効きにくくなっています。 これを補うには2人にひとつ、目的を与えるといいのかもしれません。


火星の逆行についてはこれまでも少し触れましたが、今までの行動や動機を再度吟味する、という含みがあります。 そしてこれに沿ってどんどん深く降りていくと、本当に幼い子供のころに体験してきたことまで戻っていきます。 アストロロジャー、エリック・フランシスは火星の中に、子供の頃大人達との関係の中で心身にインプットされた「罪」と「罰」の感覚と、そこから発生する「狡猾さ」が潜んでいると指摘していました。  これはダメ、あれはいけない、と大人たちは子供を抑え、立派な大人になるよう教育していきます。子供はそれを受け取り、頭で、時には体で覚えながら成長していきます。  でも、時々大人の目を盗んで「悪い」ことだってやります。 時にはとっても残酷なことを。。 子供は好奇心の塊。 わたし達はみんな子供のころ、好奇心を満たすことと、罪や罰の感覚との間で、無意識にバランスを取りながら成長してきたのではないでしょうか。 でも、もしどこかにバランスを取り忘れた部分があったとしたら・・・ どこかまだ深い部分に、満たされなかった欲望や、満足と同時に覚えた罪悪感を抱えていたとしたら・・?

もし機会に恵まれたら、そんな部分を深くみていくことも火星の逆行をめいっぱい上手く使うコツだったりします。 その行為の結果は「解放」です。 そして魚座のヴェスタは、そのためにはまたとない良いパートナーです。 ヴェスタの実体は浄化の火そのもの。その献身と熱誠と、内側に燃える処女神の情熱を意識してみてください。そして、 火星の逆行力を使って、子供のころの純粋な好奇心を、ちょっぴりヨシヨシしながら蘇らせてみてください。 もしかしたら、その行為は一種の「贖罪」であるかもしれません。 ん? でも何に対して?  子供のころいじめた誰か? 線路の上に置いて物陰からどうなるかじっと見ていたザリガニ?  いえ、何より誰より、それはすっかり大人になってしまった自分自身に対して・・・なのかもしれません。。。

そういえばエリスもネッソスもそれぞれに、やはり「贖罪」という意味を持っています。そしてまた、大いなる「解放」という意味も!! 

折しも大人の代名詞たる土星が、7日の23時過ぎに天秤座で逆行を開始します。天秤座の支配星、金星は「甘美なわたし」でいられる魚座を出る寸前で、土星とクインカンクスに。 コラムでメリマンさんも触れていましたが、金星はこれから、チョイと居心地の悪い牡羊座に入り、予測不能な天王星とドッキングしなければなりません。その前に、どっかり安定感の土星とネゴシエーション中・・・。 金星はデコボコ道の大冒険に備えて変わりたいのかもしれません。土星はといえば、蠍座に入る前にもう一度天秤座を振り返り、人間関係のカタチを熟考しようとしています。 金星はそんな土星に、何かを確認しているのでしょうか。 何しろ火星の領土に入るのですから、やっぱりこれは、火星逆行のテーマとも関係ありそうです。 うーん・・・・・・うまく行けば、熱く自由を叫ぶ天王星をちょっと突き放しつつ、衝動と本能の道程をなんとか過ぎ越していけるかな? 

そう、確かに忍耐は必要になりそうです。でも、成熟した金星はきっと内なる火を絶やすことなく冒険の旅を続けていくでしょう。 2/10には天王星とコンジャンクト、そして2/15には冥王星とスクエアになる金星。その前後はハードなアスペクトが生じる、気を抜けない期間です。 カーディナルサインに惑星や感受点のあるひとは、ここら辺、冷静な大人力を試してみるチャンスかも!!!

一方大いなる木星はこの満月、牡牛座の初期度数を進みながらブラックムーン、ダークムーンの両リリスにがっちりスクラムを組まれちゅう。。頑固とさえ言える牡牛座の価値観にちょっとずつ風穴が開きつつあるのかもしれません。 リリス姉妹に囲まれると、単なる目先の欲望で動いてもなかなか思い通りには行かないことが多いです。 誇張も卑下も無い、自分自身に対するまっとうな価値観と、フェアな世界観、そして力の使い方を要求されている様子・・・・・あぁ、ここでもまた、大人力が! (^_^;


        なんかもう、あれこれ賑やかに星たちの話し声が聞こえてきそうな満月。。。 それでもやっぱり獅子座の満月。 クリエイティブな点では誰にも負けない獅子座の純粋なパワーだって使えそう。 そして魚座にはもうすぐ戦士の女神、パラスが到着してカイロンと共に海王星をガードし、ヒーリングパワーを強化してくれそうです。 だから・・・ハートに松明をかかげ、もう一度 成熟した子供になろうと思います。 そして、予期せぬ世界にも気持をひらき、じっくり・ゆるりと進んでみたいと思います!



have a great trek!!!★


hiyoka(^_^)


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