●3/8の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント3/19 【金融アストロロジー】

March 11, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント3/12 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2012年3月12日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)

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        このコラムを執筆しているのはここベルグラードの金曜午後であり、これは米国の株式市場が寄り付いた直後の時間帯になる。従って米国市場における週の大引けを見てから書くという利点が使えない。また、講演と移動スケジュールにより、今回も再び短縮版となるだろう。

        来週のリポートも時差の関係上、似たような制限があるかもしれない。しかしながら、この期間の日報・週報購読版に関しては予定通り発行するつもりだ。月刊のMMAサイクルリポートも同様だが、今週は通常より1日遅れとなるかもしれない。


≪ 先週を振り返って ≫


        金曜の米国雇用統計は新規雇用者数が227,000件に増加する一方、失業率は変わらず8.3%に留まった。またギリシャの救済問題ではその1日前、新規債務削減策の実施を条件として95%の民間債権保持者たる投資家が75%のヘアカット(スワップ取引)の受け入れに同意するという前向きなニュースが流れた。その直前の2日間は、火曜のダウ工業平均を突然200ポイントの急落に導いたような疑念が市場を覆っていたため、このニュースは好感をもって迎えられた。そして金曜の雇用統計によって安堵感は裏付けられ、ナスダック総合は12年ぶりの最高値水準である3000を再び試すところまで来た。この様子が来週早々にも変化するという可能性はある程度残されているものの、このコラムを執筆している現時点までのところ、米国株の現物と先物は2/29~3/2に記録した数年ぶりのサイクル高値をいまだに維持している。しかしまたこれは、「ダブル・トップ」として知られる構造だともとれる。拙著『 The Ultimate Book on Stock Market Timing: Cycles and Patterns in the Indexes (「究極の株価タイミング」シリーズ第一巻:「指数におけるサイクルとパターン」)』において発表した研究によれば、これはプライマリー・サイクルまたはより長期のサイクルの天井を示す共通のパターンだ。 だが、果たしてこれは長期サイクルの天井だろうか? 過去数ヶ月にわたる木星効果の示現と今週の短縮版リポートでの再検討によれば、その可能性は未だに存在する。わたし達はその答をまもなく知ることになるだろう。

        金と銀は先週も苦闘し続け、火曜に金は1663の安値まで下がり、そして銀は3249まで下落した。だがプライマリー・サイクルにおけるこの時点での動きとしては、どちらも至ってノーマルな反応だ。これが今週以降も下がり続けるようなら懸念要因があるかもしれない。その場合は購読者に特別リポートをお送りする予定だ。だが私は依然として昨今の下落を「 天からの贈り物 」と見ている。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        今週はもっと多くの「 天からの贈り物 」が届くだろう。

        非常に珍しく興味をそそられるジオコズミック・パターンが、この3/12~14に天上で繰り広げられる。それはアストロロジーの世界で「 グランドトライン 」と呼ばれ、少なくとも3つの惑星が相互に120°の距離をとって正三角形を形成する。今回はこれが地性の星座宮(牡牛座、乙女座、山羊座)で起こることから、「地のグランドトライン」と呼ばれている。

        今回のケースでは、この地性の星座宮は金融・財政、そして社会・政治的な事柄を意味している。アストロロジーの世界では、地のグランドトラインをネイタル(出生図)に持って生まれた人々は経済的に恵まれ、人生が非常に巧くいくと言われている。従って、今回のパターンは世界の金融構造を巻き込むものであり、これに伴う「 天からの贈り物 」は、特にギリシャ政府に宛ててもたらされている。

        この特定の一例においては、3/12月曜、まず木星(牡牛座)と冥王星(山羊座)との間でパターン形成が始まり、翌日には金星(牡牛座)もまた冥王星に対してトラインを形成する。そして3/14の水曜、金星は牡牛座で木星とコンジャンクション(0°)になると同時に、乙女座の火星、山羊座の冥王星の双方にトラインを形成する。火星も同時に木星とトラインを形成するわけだ。ギリシャは新しい金融政策と引き替えに、金の貸し主である債権保有者が払った1ドルに対し約25セント支払うことに同意していることから見ても、これがいかにギリシャの債務削減と再構築にとって支援となり得るかがわかる。これは金星・木星ペアの典型的な表現だが、金融界は少なくとも初めのうちは、またもう一つ「道の彼方に缶を蹴り出す」行為の成功事例を祝うだろう。これから先もっと時間を経れば、この同じ問題について、まだ誰も思い付いていないような新しい解決策がきっと何かの形で生み出されるかもしれない・・・という希望が生まれる。 だが土星が2012年10月に蠍座に入って殆ど3年をそこで過ごす、「 報いの時 」の入り口が急速に近付いている。それは、この世に魔法や奇跡のような解決策などありはせず、ただただ犠牲と実際的な決断あるのみだ、という現実への理解を意味するが、当然これは、魔法や奇跡のような約束のもとに「私を選びさえすれば!」とメッセージを発し続けてきた政治リーダー達にとっては失望以外の何物でもないだろう。
「缶を蹴り出す」:メリマン氏は2010年からしばしば、債務危機や法的債務上限に関わる問題に関する政府やFRBの動きを「缶蹴り」に例え、重要な問題の徹底処理を先送りにするという含意をこめて「缶を通りの向こうまで蹴り飛ばす」というような比喩を用いてきた。
        そんな訳で、ここにはまた再び、世界の債務危機に関わる金融解決策に対する希望や願望の高まりとその頂点が現れている。 そう、キーワードは「頂点」だ。何故なら、ここから先は時が経てば経つほど、天体の軌道が完全に現実的な様相を帯びてくるからだ。 私達は6月の天王星・冥王星間のワクシングスクエアに向かって進んでいる。これは2015年いっぱいまで支配的なジオコズミック・パターン(及びテーマ)であり続ける。ちょうど今回のギリシャに見られたような合意への可能性を示す天からの贈り物は、あったとしても恐らくほんの僅かだろう。言葉を換えて言えば、今回が最後の大規模で寛大な救済であり、同時にその終焉となるかもしれない。 『 君は今や自分一人の力で出来る筈だ。家をすっかり大掃除するか、さもなければ全部壊して新しい家をもう一回建てなさい 』これがここから先ずっと唱えられていく呪文となるだろう。そうでなければ想像しうる限り最も大規模な法定不換紙幣の印刷に備えなければならない。それは1970年代終盤以来、私達が経験したことも無いようなインフレーションの惹起へと世界を導いていく可能性がある。

        まるでこんなシナリオではまだシンプル過ぎるとでも言わんばかりに、こうした合意はまさに水星が逆行に転じる、これもまた3/12月曜という日付に実施されようとしている。ファイナンシャル・アストロロジャーならよく知っているように、この時期は生成されるテクニカル・シグナルの信頼性に疑問符が付く期間だ。センチメントは強気の筈なのに市場の動向は弱気だったり、その逆もまた生じる。しかしこれは、必ずしも長くは続かないだろう。多くの市場が3~4日かそこらでシーソーのように上下する、その繰り返しではないかと思われる。あるいは、もしこの時期に新しいトレンドが始まったように見えたなら、その動きは逆行期間のちょうど中間地点周辺( 前後約9~11日間 )で突然崩れる。こうした不確実性は通常、経済的・政治的シグナルの混淆の結果として生じる。例えば、被雇用者数は経済の回復を指し示しているように見える一方で、先々の雇用成長にとって妨げとなることを暗示する新しい課税政策が検討されている、などのケースだ。

        もう1つの不確実な領域は、共和党大統領候補の指命に向けての流れだ。前回水星が逆行に転じた時、双子座(支配星は水星)のニュート・ギングリッジの運が逆転し、どこからともなく現れてそれまで最有力候補であったミット・ロムニーとハーマン・ケインからリードを奪った( ロムニーは魚座、ケインは射手座で、両方の星座宮において水星は「衰弱」するとされる )。 今は再びロムニーが先頭を奪い返し、ギングリッジは集団の後方だ。もしロムニーが指命争いに勝利を収めたいなら、彼はこの期間を巧みに過ぎ越して、もう一度ギングリッジの存在に注意を向ける必要がある。前回、水星が逆行から順行に戻ろうとする12/10あたりの時点では、誰もがギングリッジで指命争いの決着がついたと考えていたことは覚えておられるだろう。だが当時このコラムでは、彼のエネルギーが( 彼の太陽が水星に支配される双子座であることから )ピークに達しようとしていて、まもなく彼の支持率は下降するだろうと予告した。これはまさにその通りとなった。今後3週間、それと何か似たような事が政治の世界に起きてくるかどうか注目しよう。もしかするとそれは米国に関連する事象ではないかもしれない。フランス、イラン、その他、選挙シーズンを控えた他の国々に関する事で起きる可能性もある。

        だがこの辺で、これから先4/4まで続く、水星の牡羊座での逆行運動( 戦争の話 )と魚座に戻ってから続く逆行運動( 平和の話 )に伴って展開されていく、今日的な物事の決定プロセスに話を戻そう。この期間は、どんな約束事や脅しも現実には実行されそうもないか、少なくとも当初の話の真意を再定義するために、後でその言葉の意味を曲げるような事が起こる。これは曖昧な言い回しではぐらかしたり、否認したり、そして一旦口にした言葉を全く新しい意味にすり替えるような行為が行われる時期だ。 あなた自身の常識に対する攻撃に備えておくべきだ。そして、「 君は自分の言っている事を解っていないんだ 」というセリフにこめられた思い込みは、実際には「 君は私が言っている事を解っていない。そして私も君の言っている事が解らない。だが私は絶対にそれを認めない! 」という事を意味するのだと気付いておいた方が良い。

        さて、こういった事がどう金融市場に影響してくるだろうか? このグランドトラインのピーク(3/12~14)が、株式市場においても殆どそのまま天井と重なる可能性があるのではないかと普通は考えるかもしれない。だがこうしたサインの矛先の全貌は、太陽が天王星とコンジャンクションになり、両惑星が冥王星にスクエアを形成する3/25~29にならないと明確にはならないだろう。


≪ 長期的考察 ≫

        木星は2/29~3/7まで牡牛座7°に滞在した。去年のコラムで詳述したように、牡牛座7°は過去140年間の平均値における米国株の長期サイクルの天井と相関関係を持つ、黄道帯のタイムリミットだ。しかしながら、この平均値には例外がある。その内最も注目に値するのは1929年9月と1966年2月につけた、当時の史上最高値だ。この時木星は双子座の14°~17°に滞在した。この事は非常に興味深い。何故なら、これら2回のケースは今回同様、前世紀においてやはり2回しか起こらなかった天王星と冥王星相互のハードアスペクトの時期に近接して起こっていたからだ。

        これは一体何を意味するのだろう? 私の考えでは、株式市場はすぐにでも( まあせいぜい今月いっぱいまでに )トップアウトするか、それとも強気が続行して少なくとも2012年の8月~11月まで(あるいは2013年3月~5月までも)このまま行くのか、そのどちらかだ。もし2012年3月を過ぎてから株価がサイクル新高値をつけるようであれば、平均値の研究結果は機能しないことになり、私達は天王星・冥王星の強気シナリオという代替案に乗り換えることになる。いずれの場合でも歴史的に見れば、未だ市場は木星が獅子座に入るまでに急落する傾向にある。

        しかし過去2週間にわたり、株価にはある興味深い動向がみられた。購読者のロバート・ベネットによれば、ダウ工業平均は2/29、木星が牡牛座7°に達した瞬間から1時間経たない内に3年ぶりの新高値をつけた。一方ナスダックはダウやS&Pとは連動せずにその後も高値を更新し、3/2まで維持した。

        これは牡牛座7°がやはり米国株の長期サイクルの天井と一致するということだろうか? 勿論、どんな事にも可能性があるし、何にせよその可能性を140年間の平均値の研究が支持している。だが選挙に向けて市場をパワーアップしようと目論んでいるかもしれない政治戦略も底流にあるとすれば、これについては時間が経たないと判明しないだろう。こうした流れはたまたま木星が黄道帯の双子座領域に入る時期と合致する。そしてこの領域もまた、木星が牡牛座に滞在する間に強気が止まらなかった時、長期サイクルの天井と同期することが観察されているのだ。

        今年はより高値(それも、著しい高値)の待つ1929年や1966年のようになるのだろうか? それとも同じく選挙の年であった2008年のように、恐らく現在の時点で天井をつけていて、選挙前の数週に入るや否やたちまち一斉にメルトダウンが始まる、といった年に近いのだろうか? どちらのケースも現時点ではファイナンシャル・アストロロジーによって支持されている。だが可能なシナリオの内の1つは、もし全ての株式指数が3月を過ぎても年初来高値を更新するようなら変化するかもしれない。






訳文ここまで
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