○4/21の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント4/30 【金融アストロロジー】

April 22, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント4/23 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2012年4月23日(フリー版より)
翻訳:hiyoka http://twitter.com/hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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今週末はコロラド州ボールダーで開かれる金融市場関連のワークショップがあるため、今回のコラムは短いものになると思う。来週は通常の形でお届けしたい。


≪ 先週を振り返って ≫

        金融市場は先週、比較的狭いレンジでの取引が続いた。これはおそらく火星の方向転換と同期した、経済の先行きに対する不透明感の反映だろう。それでも先週早々の株式市場はちょっとした興奮状態で賑わった。例えばダウ工業平均は、火曜に突如200ポイント近く上昇し、今にも新たな年初来高値まで駆け上りそうに見えた。米国債市場もまた、4/16月曜、サイクル新高値に達した。だがその後、天王星・冥王星コンビが持つ原理の典型としてスペインの債務危機問題が再燃、またフランス大統領選の見通しがはっきりしない事もあって、投資家はたちまち用心深くなった。株式でも国債でも、その後は週を通じて大した動きは無かった。太陽もまた動きの遅い星座宮、牡牛座に入場していることから、今のところはいわゆる「様子見」といったところだろう。

        ユーロ通貨は先週月曜に1.3000まで下落した。これはヘッドアンドショルダー(三尊)のネックラインを割る形で、今にも崩壊するかに見えた。だがその後、これまた突然 — そして火星の方向転換には付き物の現象として — ユーロは反転し、先週強い部類に入る市場の1つだったことを証明した。ここで皆さんはこれが金と銀を後押しすると思うかもしれないが、そうはならなかった。金は木曜に1631まで下落、これは4/4の有力な重要変化日につけた、直近安値の1613からそう離れていない。その後も金は苦闘し続け、結局週末の大引けを1650以上で迎える事は出来なかった。

        こうしてみると、いくつかの市場は先週、まぎれもない底か天井を明確につけて、その時点から価格の反転を開始してもよさそうなものだった。だがこれまでのところ、それらの安値や高値からの動きは、リバーサルが始まったのだと確信を持って断言出来るほど印象的なものではなかった。おそらくは4/21土曜に起こる新月が、もっとはっきりした光に照らして新しいトレンドを確定するのかもしれない。結局のところ、牡牛座は金銭と資産を統治し、新月は新しい月のサイクルを意味する。それは新月の下で新たな活動が始まり、2週間後の満月期までこれが続くということだ。それは月の「ワクシング・フェイズ」として知られている。特に他に顕著なジオコズミック要因が無い時には、時にこれが金融市場でも短期トレンドとして働くことがある。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        で、他のジオコズミック要因が見当たらないという件だが・・・ 今はまさにその一言に尽きる。今後4週間はジオコズミック・サインの働きに目立つものは無い。まぁ、4/23には太陽・火星間のトライン形成があるし、4/29にはもう1つ、太陽・冥王星のトラインがある。しかし、「ストックマーケット・タイミング」シリーズの第3巻で述べた研究では、このどちらもレベル1(最強)級のサインではない。これらはレベル2で、様々な市場における価格の短期の上下動と相互関連すると考えられる。そこでトレーダーとしての私達は、これからの4週間、相場への入りと出の好機を計るにあたって太陽と月のコンビネーションをこれまで以上に拠り所とすることになるだろう。私達のウェブサイトのトップには、株式指数と銀市場に関する太陽・月の数値が毎日掲示されている。どちらのケースもこの加重値が120を超えた場合は、そこから相場が反転し、少なくとも2.5%の価格変動を伴うような孤立した高値、または安値と相関する可能性が非常に高いのだ。
太陽・火星トライン:日本時間4/24午前10時頃、太陽・冥王星トライン:日本時間4/29午後6時半頃
        さてこれはもっと大局的に見た場合、市場が単に横ばい状態になるという意味ではない。もし新しいトレンドが4/14の火星順行開始から数日の内に始まったとするなら( 単に火星が順行するというだけでその可能性はある )、これらのトレンドはさほど邪魔されることも無く次の大きなジオコズミック現象、5/15の金星逆行開始に向かって進展し続ける可能性がある。これを次のように考えると良い : 最も強力なジオコズミック・サインは磁石のようなものだ。金融市場はこれらの磁気帯に向かって下落するか反騰していく。その後市場はエネルギーを使い果たし、反対方向に転換する。つまり5/15という日は、強力なエネルギーを持つジオコズミック・サインが待ち受ける次の時間帯、または磁気帯なのだ。金融市場は今からその時期まで上下いずれかに引き寄せられていく可能性がある。
金星逆行開始:日本時間5/15午後11時半頃

≪ 長期的考察 ≫


        先週私は読者から、2011年11月から始まった二重視の症状を治すためにどんな手段をとったか教えて欲しいというリクエストを頂いた。私は多くの事を試みたが、基本的に私の通う眼科の専門医は正しかった。彼女は二重視が約90日で自然に治癒するだろうと言ったのだ。私がやらなくてはならない事は何も無く、ましてや手術など必要無いと。そして私はそれから95日の内に治り始めた。

        とはいうものの、ここに至るまでに私は自分の視野を強化するのに助けとなりそうな事をいくつか試してきた。MMAの購読者から薦められたホメオパシーのセルソルト、"ヘンルーダ" は、コンピュータによる目の緊張を和らげるのに役立った。また、これも別の購読者から薦められたのだが、目のエクササイズとピンホールメガネの使用は目の筋肉を強化する助けになった。またもう一人の眼科医からは、眼精疲労を避けるために3分ごとにコンピュータのスクリーンから視線を外して見上げること、そして休み無しに連続1時間以上コンピュータワークを続けないようアドバイスされた。他に私が摂った栄養素の内で役立ったのは、おそらく "ルテイン" と "ゼアキサンチン" だったと思う。興味深いのは、二重視の症状が良くなり始めて私の目がどんどん元の状態に近付くにつれて、これは実際に視力が向上している、と眼科医が断定した件だ。長年の間、こんな事は経験した覚えがない。私の視力は標準の1.0に近付きつつある。もっとも、深夜に運転している時などはまだ二重視が出るのだが。

        アストロロジーの学習者の皆さんにとっては、ちょうど視野の歪みが始まった週に、私のプログレスの水星(私の支配星)が健康を司る6室魚座でまさに逆行に転じていたという事実のほうがおそらく興味深いことだろう。水星は約4ヶ月ごとに逆行する(通常はもう少し短いが)。逆行期間は約19~24日間だ。順行に転じてから次の逆行までが約88~101日間。セカンダリー・プログレッションとして知られるアストロロジーの技法では、誕生後の一日一日が人生の1年に相当する。したがって、殆どの人が一生に一度、プログレスの水星が逆行する19~24年間を過ごすことになる訳だ。今、私の番が来た。そしてこれは、22年間続いていく。
アセンダント(生まれた瞬間の東の地平線)を占める星座宮の支配星は、その人の人生に強い影響を及ぼすと言われている。メリマン氏のアセンダントは乙女座にあり、その支配星は水星。
        さて、あなた自身のチャートでプログレスの水星が逆行する時、それは何を意味するだろうか? 可能性の内の1つは、過去19~24年の間にあなたが為してきた物事の中で、コミュニケーションと学習の惑星である水星が関わる問題について振り返り、そして懸案事項があればそれを解決する、または再検討する必要性だ。私の場合、それはおそらくここ22年の間に発表してきた書籍の全てを書き換え、アップデートするという事かもしれない。( おっと、私は本当にそんな事をしなければならないのか?) だがそれ以上に、このプログレスはこれから私が過去22年にわたって開発してきたマーケット・タイミングと市場分析のメソッドを主軸として、人生の新しい局面 — 他者を教える事、指導する事 — に入ろうとしている事を意味していると思う。実際、私は最近になってこれを決心した。そう、プログレスの水星が逆行を開始してからだ。まもなく着手しようとしているこの新しいライフワークを思う時、これほどまでに私をワクワクさせるような物事はもう長いこと経験していなかった気がする。草案としては、2013年初頭から多分10名ほどの修習者を募って2年間の見習い実習制度をスタートさせるつもりだ。私がリサーチと開発に人生を捧げてきた、このマーケット・タイミングと市場分析のユニークな手法をもって、後に続く彼らを養成出来るよう願ってやまない。

        結局のところ、自分が意識の新しい段階に歩を進めた後でもなおそこに残り、営々と続いていくであろう一連の作品を創造することが出来ないなら、山羊座の人間にとって人生の目的とは何だろうか?






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 20:48│Comments(0)TrackBack(0)金融アストロロジー 

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