レイモンド・メリマン 週間コメント5/21【金融アストロロジー】○5/21の新月/金環食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)「その1」

May 20, 2012

○5/21の新月/金環食―みんなに降り注ぐエネルギー 「その2」

さて、なんかシンボルの説明だけでまたもや長々と書いてしまいましたが…(^_^;)  とりあえず東京ローカル図をチラ見してみましょう。

まずは天王星・冥王星スクエアを大背景として、
双子座で金星逆行中
金星・土星・クァオアー・エリスのミスティック・レクタングル
火星・冥王星・ヴェスタのグランド・トライン、+カイロンでカイト形成
日食のロード=水星・セドナ+木星のコンジャンクション、それにエリスとヴァルーナの絡み
日食新月・トランスプルート+オルクス・ジュノー・リリス+海王星のグランドスクエア

ざっと見ただけでも、準惑星を入れるとこれだけのアスペクトがあり、それぞれになかなかの緊張感をかもし出しています。でも、やっぱり金星逆行、長く続くし気になりますよね。

Venus


こ の前の記事でも触れましたが、金星は主に愛情やお金、物質の豊かさを支配する惑星です。で、その金星が双子座で逆行するというのは一種の天からのギフトかもしれないな、と思うんです。わたし達のこころにどっかりと根を下ろした二元の世界観。それでいて、善悪も、豊かさや貧しさという概念も、なにかすっかり行き詰まってしまったような世の中。目の前のほんの小さな幸せだって、いつ崩れるかわからない。こころだけが取り残されたまま、世界は不安定になってしまいました。金星はそんなわたし達のこころの底をゆっくりと潜行しながら、固まってしまったコンクリートの壁を柔らかくほぐそうとしてきます。金星は双子座のマインドと出会い、その思考力に繊細さを加えていきます。双子座で、彼女は「見る力」と「感じる力」、そして「伝える力」を使うことが出来ます。それはこの日食のサビアン・シンボルが意味するテーマともオーバーラップしているのではないでしょうか。

今回の金星逆行は、特に情が絡んだ関係のカルミックな面を強調してきます。だから、最近疎遠になっていた古くからの友人や以前の恋人と再会したり、もう終わったはずの関わりが再燃したり明るみに出たりしやすいと思います。または、過去生で関係あったとしか思えないような出会いなどもあるかもしれません。 

もうすでにそんな経験をしているひともいるかな? その中で、もし痛みや悲しみや怒りを感じているとしても、そのひとはこれからの期間、そんな辛い感情を思いっ切り出して、その後で冷静にみつめなおすことが出来る筈です。見切ろうと、こころに決めさえすれば。そしてその経験をあえて言葉で表現していくことによって、少しずつ傷を癒やしていくこ とが出来るでしょう。もし痛みが繰り返しやってくるように見えても、そのたびに強くなることが出来ます。本当の自分は今、目に見えない透明なガラスにそっと護られている。 今はただ、自分が体験してきたこと、体験中のことを、すっかり見切ること、それだけが大切。 そして理解することが大切。自分にも、そして可能なら相手にも、そ して周囲にも、素直な言葉でコミュニケーションをとってください。何があっても、自分の体に1本、芯を通して。 そして愛情表現するなら、出し惜しみせずに。 

この金星逆行に、土星、クァオアー、エリスがミスティック・レクタングルで絡んでいます。様々に揺れるこころの中で、古いありきたりな観念に囚われていた自分達の姿が浮かび上がってく るかもしれません。ダブル・スタンダードやご都合主義、自分を護るためのちょっとしたウソや密やかな裏切りなど、人間の持つ弱さの部分をイヤというほど見るかもしれません。 イッツ・オーケーです。良いにつけ悪いにつけ、素直に踊ってみてください。表現する。そして沢山コミュニケーションをとる。そして再び、自分自身が生まれた場所に還っていく。多分、それが新生への一番の近道。

ネイティブ・アメリカンの創生神クァオアーは、全ての神1人1人と共に踊ることよって、その神々を "真に" 生み出したのだそうです。彼が踊った祝祭のダンスのように、一瞬も留まることなく降り注ぐ、強くて軽やかなエネルギーが金星に反映されています。金星はそれを優しく抱き留めることが出来ます。このエネルギーは過去の価値観が支配する場では厳しい結果をもたらすものかもしれません。でも、色あせた孔雀の羽根を捨て、まだ見ぬ未来を自分の手で生み出そうと開いていく精神には、大きな祝福のエネルギーです。この体験は、自分自身を変えていく大きなきっかけになるかもしれません。

そして次の満月・月食の直 後、6/6には金星のオカルテーション、日面通過が起こります。愛情面ではとても強力なエネルギーが降り注ぐ日。この日のアスペクトはダイナミックで緊張度が非常に高いのですが、きっとわたし達のハートには、それを乗り越えるだけの愛と美のエネルギーが届くのではないでしょうか。

        金星逆行が終わるのは6/28、0時過ぎ。天王星・冥王星ワクシングスクエアの直後です。この大きな変革の扉が開く時間帯に、金星が双子座を逆行してわたし達のこころを吟味しつつ、ずっと寄 り添っている。共に作業している…このこと、とても重要なポイントだと思います。迷いの中で、日々固くなった思考パターンからいったいどんな思いが生まれてくるかを見物しながら…わたし達のグラスボートを先へと進めていきたいと思います。

火星・冥王星・ヴェスタのグランド・トライン、+カイロンでカイト形成
5/10付けのmsnbcのニュースによると、NASAのスペースクラフトの観測によって、竈の火を護る女神、小惑星ヴェスタが実は太陽系が生成された初期から存在し続ける、原始惑星だっ たことが確認されたそうです。これ、天文学的にはちょっとした格上げかな? 今まで考えられていたよりも複雑な背景を持つというヴェスタの秘密を解き明かすことで、生まれたばかりの太陽系の様子や小惑星帯生成の謎が解明されるかもしれないとか。アストロロジーの世界でも、今後ヴェスタが帯びる意味には幅と深みが増してくるでしょう。

このカイトには色々な解釈が可能だと思いますが、ここでは特に戦士サンのためのカイ ト、探求者のエネルギー源となる内なる火、クンダリーニ・エナジーと関連するものとして捉えたいと思います。これはわたし達の肉体・生命を支え、存在の源 となり、そして意識の進化を司る根本のエネルギーと言われています。古代から、わたし達人間はこのエネルギーを呼び覚ますために大変な「行」を必要として きました。今の時代は遅い惑星達の力が大きな背景となって、昔よりは進化のチャンスが大きいと言われています。それでも単に興味本位や力への欲だけでクン ダリーニ開発などしても意味が無いばかりか、大変な危険さえつきまといます。

 けれど、このカイロンを軸としたカイトには、わたし達人類 全体の進化を俯瞰する上で、大きな希望があるように思うのです。無数の問題を抱えて苦しみ続けている人類、そして地球。それでもいつの日か、2元の世界を 超えて次なる段階の知性へと成長していける。カーディナル・クロスがもたらす異変や争いもそのためにこそ、起こっている。そのことを今、天のシステムが暗 示している。 わたしはこのカイトを、あえてこんなふうに読みたいと思います。

だから探求者の方でこのカイトの一端にネイタルの惑星を持 つひとは、何か意識の上でちょっとした機会が訪れるかもしれません。でも、瞑想をしてクンダリーニをUP!とか、そんなことをオススメしているわけじゃないんです。神秘体験とか、アストラル飛ばして超次元とか、そんなことも一切、枝葉末節。ただただ、何があっても自分に宿った内なる火を絶やさずにいること。その火を放射し続けること。そしてめげずに、世界を愛し続けること。それによって、自らを癒し続けること。そして何より、真の「火」とは何なのかを深く知ること。知ろうとし続けること。 ただ、それだけです。

その他のアスペクトもろもろ
日食のロードである水星や新月のアスペクトから感じるのは、何かとても父権的な観念、過去から続いてきた権威に対する、怒りやその権威の凋落。そしてその過程 で起こる互いの批判や懲罰的な思考、犠牲を求める声、そして裏切り、欺瞞、度を超えた感情的反応の危険性です。そして、大き過ぎて、重すぎて、身の丈に合わないものを背負っている誰か。。でも背負われている「何か」の本当の価値を知るひとは誰もいないというような・・・。

バネが伸びようとする直前、思いっきり縮むように、わたし達のこころもまた、不安定な社会の中で固く縮みがちです。ネットの世界でもメディアでも、健全な議論より心ない煽り合いの方が目立つような気がします。 何が真実なのか?  何が正しいのか? 今はまだ誰にもわからないのかもしれません。でもそんな時だからこそ、静かな水底をじっと眺めるひとりの過客として、その視線を失わずにいたい。いつもそこからステップを踏み出そう・・・そんなふうに思うんです。今自分が観ている世界を判断するって、とりもなおさず自分自身を判断することだから。。

annularEcr


最後に・・・
今回の日食はサロス128のシリーズです。このシリーズの始まりは西暦984年、日本の平安朝まで遡るんですね。去年の初夏の日食祭りでは、サロス156のシリーズが新たに誕生、その記念すべき初回が起こりました。今回の食は金環食としては33回目でシリーズ最後となり、サロス128全体もそろそろ終盤に入ってくる感じ…と 言っても、シリーズの最後って今から約270年も後のことなのですが…。で、前回、新サロスの誕生時に何かシリーズごとのテーマがあったりするのかな?と思ったのですが、何せ1シリーズ1300年とかあると膨大すぎて見当もつきません。。

とりあえず思い付きで戦後のサロス128の日食が起きた年をwikiで調べてみると、まずは1958年4/19。この年、4/25に当時の岸信介総理大臣と野党第一党の日本社会党委員長鈴木三郎議員との間による党首会談の末に、「話し合い解散」が行われています。その後今に至るまで、いわゆる話し合い解散って起きていないんですね。 

その次は1976年 4/29。この年は日本の政治史上の一大スキャンダル、ロッキード事件の年として有名です。そして同年7/27に田中角栄前総理大臣が逮捕されました。ち なみに故・田中角栄氏のネイタルチャート(出生時間の信憑性は不明)では、この日食は8室の太陽とオーブ4°でコンジャンクト、11室土星とは タイトなスクエアでした。そして逮捕当日の7/27、やはりネイタルの土星と緩くコンジャンクトした彼の海王星の真上で新月が起きていました。

そしてシリーズ直近の日食は1994年5/10です。この年は細川内閣の総辞職後、自民・共産を除く与党7党1会派+自民離脱議員で結成した新3党が推す、 新生党党首の羽田議員を首相として4/28に羽田内閣が成立。でもこれには新会派結成だの内閣離脱だのと連立に関わる混乱があり、それが尾を引いていまし た。(ちなみにこの時の新生党代表幹事が小沢一郎氏)また内閣成立後も、就任直後の永野法相が『 南京大虐殺はでっちあげだ 』と発言したのが元で辞任に追い込まれるなど落ち着かないまま、内閣不信任決議が可決される見通しとなり、不利な解散総選挙を避けるために自発的総辞職を したとされています。これは歴代第3位の短命内閣だそうです。まぁそんなこんなの後、6/30になって、当時の日本社会党委員長村山富市氏を首相とした自・社・さ連立政権、村山内閣が発足しました。 …そしてその翌年1月に、阪神淡路大震災が起こっています。余談になりますが、震災直前の日食は94年11/3に起きたサロス133の皆既日食で、日本始原 図上ではネイタルのジュノー(ネイタル火星ともコンジャンクション)の真上で起き、同時にネイタルの土星、ネッソスとTスクエアを形成していました。そし て震災が起きた翌年1/17、この位置には月のノースノードが来ていました。

こうしてみると戦後のサロス128には、政治面で与党のスキャンダル、勢力の拮抗や内紛、政争、そしてそれに伴う政権交代が共通点として見られるようです。勿論、たったこれだけでは検証にもならないと思いま すが、なんだか今の政界にも通じるような気がしたり。。見方によっては因縁が続いているとも言えるのでしょうか。いずれにしても、今回の日食とそれに続く月食は、日本にとってこれから先大きなインパクトをもたらすものかもしれません。 

また、金星・土星・海王星、そして天王星・冥王星・火 星・水星の間に継続してアスペクトが形成されることから、天候も変化しやすく、まだ雨や風の強い日がありそうな感じ。
5/26には食と食の間で太陽と月のノードがアスペクトするムーン・ウォブルが起きます。セレステ・ティールとカール・ペイン・トビーの研究によると、その前後3日くらいはカッと煽るようなエネルギーが生まれ、事故や判断ミス、暴力行為、地殻変動も起こりやすいのだとか。この期間は運転や仕事など、ちょっと慎重にいきたいです。またこの時間帯は次回の月食近辺、そしてその後も6月24の天王星・冥王星スクエア形成〜と強いアスペクトが続きます。このところ太陽活動も活発なので、しばらくの間は異常気象や地震への注意が必要だと思います。



        うーん、今回も盛り沢山な双子座金環食。 ほんとに、折角だから見られるといいなぁ。 わたしの場合は知らないうちに目覚まし止めて寝坊したりしがちな ので、あまりエラソなことは言えないのですが・・・でも。。 もし見る事が出来なくても、ここしばらくは 『 いつもこころに金環食!^^v』  …こんな感じで行こう、いや行きたい。なんて、思うのでした(^_^;




have a nice trek!!!



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