●7/4の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント 7/16 【金融アストロロジー】

July 08, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント 7/9 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2012年7月9日(フリー版より)
翻訳:hiyoka
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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 ≪ 先週を振り返って ≫

        たった一週間という時間の流れが何という違いを生み出したことか。言ってみれば、天王星・冥王星スクエアの下では2〜3日おきに物事の様相がくるくると変わるように見える。何も確固としたものは無い。今日素晴らしく見えたものの全てが、明日には突如としてそんなに良くないと見えてくる。そして今や崩壊寸前かとみれば、何やら驚くべきことが持ち上がり、突如として再び、何もかもが有望にみえだす。大抵の場合は。これこそ、天王星・冥王星の112年〜147年の周期において、今から2015年3月まで効力を発揮する最初の1/4サイクルの下で繰り広げられる、人生が辿るであろう姿だ。それは多くの驚愕やねじれ、そして突然の変化という側面で成り立っている。だがもし皆さんが去年来このコラムを読み続けておられたなら、こんな事は驚くに値しないだろう。とはいえ、私達は今特筆すべき、そして大いに興味をそそられる天体模様の中に在ることは事実だ。

        天体模様といえば…冥王星が他の遠い惑星(天王星のような)とのハードアスペクトに含まれる時は常に、厳しい気象条件による作物被害の可能性が急上昇する。米国の記録的な暑さは穀物市場を爆発させ、大豆は1ブッシェルあたり16.60とこれまでの史上最高値を試し、トウモロコシはブッシェルあたり7ドル以上に、小麦はブッシェルあたり8ドル以上を再び記録した。冥王星はまた、生命や財産喪失の脅威とも関わっている。コロラドの山火事では多くの人々が住む家を失った。また暴風による停電のため、熱波のさなか、全米のあらゆる所で多くの人々が猛暑の日々に電気無しの生活を余儀なくされている。

        世界の株式市場では、6/4に始まったホットな反騰が7/5まで続いた。アジアからヨーロッパ、そしてアメリカ大陸に至るまで、多くの株式指数が10%以上騰がったが、その要因の大半は、ヨーロッパの政治指導者と銀行がスペインとユーロを救うための基本的合意に達したという先週の発表を受けてのものだった。しかしながら、過去のコラムで指摘したように、こうした合意は天王星・冥王星スクエアの下でなされたのみならず、木星・海王星スクエア、そして金星、土星両惑星の方向転換の下でなされたことでもあった。つまり一度その細部を精査すれば、自ずと異なる解釈の可能性が出てくるということだ。案の定、その詳細が理解されてくるにつれて、先週末までに何もかもが急激にひっくり返った。そこには当時皆が思ったような話は何も無かったのだ。世界中の株式指数が下落したばかりか、ユーロ通貨もまた下落した。実際、ユーロはその前の週終盤に1.2700を試した後、7/6金曜には1.2258まで下がって2年ぶりの安値を記録した。それに加えて金、そして銀もまたその上昇分の多くを失ったが、それでも未だに6/28につけた安値より十分高い値を維持している。


≪ 先週のベストトレード ≫

        先週はホリデイウィークであり、加えて木曜は私がヨーロッパから米国に戻る移動日だった。そんな訳で、それほど多くのトレードは遂行していない。だがおそらく一番上手くいったトレードはTノートだったろう。私達は2〜3週間前からTノートをロングしており、7/2付けの週刊レポートで『 積極的なトレーダーは週のサポート少し下にストップロスを置いてロング。水曜または金曜にもし価格が週の新高値(133/26より上)をつけたら利食いしてショートで入り直す。ストップロスは135より少し上に置く。』 金曜の高値は134/13だったので、買いサイドでは上々のトレードだった。そして現在売りサイドでも上手くいくかどうかを見ているところだ。

このコーナーの訳文は細かいニュアンスなど省略しています。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        ヘリオセントリック(太陽中心)の水星は7/17まで射手座に滞在する。これは多くの金融市場で非常に大きな価格変動が起きる時間帯であり、特に貴金属、原油、そして通貨市場においてこれが顕著にみられる。

だが、このトランシットにおいて最もドラマチックなパートはまさにその最後の部分か、そこからもう少し後まで続くかもしれない。

7/13金曜、天王星は逆行に転じ、この惑星の特徴である、突然で突拍子もない変化にハイライトを当てることになる。そのまさに翌日、水星も反転して逆行を始めるが、これも天王星とよく似た働きをする。こうした事は、輝かしく未来的な発想を約束するものではあるが、それと同時にコミュニケーション全般において、予期せぬ分裂という奇妙な出来事をももたらす。

またこの間は危険な時期となる可能性もある。何故ならこれは、まるで地球が神経衰弱を患うようなものだからだ(天王星と水星は神経組織と関連しているが、今回の場合は送電網との関連が考えられる)。同じ日の7/14、太陽が土星とスクエアを形成するが、これは遅延、もしくは何らかの喪失のシグナルとなり得る。

        だがこれですっかり終わった訳ではない。次の週には火星が天王星・冥王星スクエアとTスクエアを形成(トランスレーション)する(7/17〜18)。火星はこの間、木星ともトラインを形成する。こうしたコンビネーションは株式市場における非常に大きな価格変動のシグナルとなる。

私の同業者、アリゾナ州ツーソンにあるクロフォーズ・パースペクティブスのアーチ・クロフォードは、火星・天王星のペアを 『 クラッシュのシグナル 』 と呼んでいる。私達はすでに先月から、この天王星・冥王星スクエアに惑星がタッチする時、金融市場ではいつも突如としてドラマチックな価格の動きや方向転換が起こるのを目撃してきた。今週後半から来週にかけて、それが再び始まったとしても驚くには値しない。

この7/12〜19という期間を描写するにあたって一番ふさわしい表現を選ぶとしたら、私なら 『 衝撃と畏怖( shock and awe )』 にするだろう。トレーダーであれば、この天体状況をフルに活かして利益をあげるためには、注意深く機敏でなければならない。大きな変動を頭に入れておくべきだが、それがいつまでも長続きすると期待してはいけない。そして、何があっても楽観してはならない — もしあなたが深いまどろみから突然叩き起こされるような感覚を楽しめるというなら、話は別だが。
"shock and awe":「衝撃と畏怖」2003年のイラク戦争における米国の対イラク軍事戦略を表す言葉


≪ 長期的考察 ≫

        『 投資銀行家に大手銀行の管理を任すというのは、ネズミにチーズの供給を一任するようなものだ 』 — 英国 ビジネス、企業および規制改革大臣 ヴィンス・ケーブル (2012年7/1、オブザーバー紙に寄せた回想録より)

        さぁ例によって例のごとくといった感のある、木星・海王星の金融スキャンダルが持ち上がった。これは天王星・冥王星のお掃除・粛清キャンペーンに絡んで、重大な結末をもたらす可能性を秘めている。

        以前 『 The Ultimate Book on Stock Market Timing, Volume 2: Geocosmic Correlations to Investment Cycles (究極の株価タイミング・第2巻/投資サイクルとジオコズミックの相関関係)』 執筆のために、木星が海王星に対してワクシングスクエアを形成した時の歴史を調べていた時、私はある非常にタイムリーな物事に気付いた。木星・海王星が織りなすこのアスペクトは、政府、銀行、そして金融・財務における信頼の裏切り行為との間に強力な相関関係を持っているのだ! 

最近起きたいくつかのケースには、米国大統領リチャード・ニクソンを退陣に追い込んだ1974年のウォーターゲート事件、そして1999年7月〜2000年3月にかけて起こったワールド・コムやエンロンなど、ウォールストリートを震撼させた粉飾事件などが含まれる。そこで私は、現行の2012年6/25のケースではどんな金融スキャンダルが起こり得るかと熟考してみたのだが、具体例を思い付くのにそう時間はかからなかった。 そう、バークレイズとJ.P.モルガンだ。

        6/29、インターナショナル・ヘラルドトリビューン紙18ページの見出しにこうあった『 JPモルガンのトレード損失、90億ドルに達する見通し 』。 記事は最高経営責任者であるジェイミー・ダイモンに焦点を合わせていた。彼はこの5月、 "The Whale" (鯨)として知られる自社のトレーダーによる、クレジット・デリバティブへの投機の失敗により、20億ドルの損失が出たと発表していた。( 鯨とはまたなんと相応しい名称だろう。なにしろ木星と海王星はそれぞれ "でっかい事" と "海の生物" という意味を持つのだから )。 ダイモンは損失の額についてはちょっとズレていたようだが、これは、木星の誇張しがちな性質が海王星の希望的観測やお花畑の現実乖離といった性格に取り込まれる時はまぁ、よくありがちな事だ。

        同じ日、同じ新聞の同じ紙面に、もう1つの見出しが載っていた。『 政界、バークレイズのトップに狙いを定める 』…これは、ロンドンのバークレイズ銀行を率いていた "攻め" のアメリカ人、ロバート・ダイアモンド(ダイモンと良く似た名だ)のことだった。 このバークレイズ銀行に関しては、『 ……自社の利益を下支えするために…ロンドン銀行間取引金利の決定基準に不正に影響を与えようと企てた 』 疑いで捜査中だという発表が行われたばかりだ。 

その2〜3日後にロンドン・オブザーバー紙に掲載された、ヴィンス・ケーブルの言葉を再び引用するなら 『 腐敗は蔓延し、堕落は風土病となった……LIBOR(ライボー/銀行同士による貸借時の金利)にまつわるスキャンダルは、バークレイズ・キャピタルの中枢部に巣喰う深刻な堕落行為を実証するものとなり……そして貪欲が生じた。それはボーナス欲しさに突き動かされて不正に売られた、複雑な金融デリバティブ商品だった。 何万もの小企業が、彼ら自身も、また銀行の販売担当さえもその中身を理解していないような商品を、抱き合わせて購入した場合にのみ、銀行融資を受けられるだろうと告げられたのだ。その結果として、多くの有望な企業が倒産に追い込まれた……殆ど聖書にしか出てこないような、こんなモラルの泥沼に直面して、一体どうするべきなのか? 』
バークレイズ・キャピタル:バークレイズの旧社名
        どうするべきか? それを予測するのはファイナンシャル・アストロロジャーにとっては簡単な事だ。 単に山羊座の冥王星にあたってみれば良い。 その解決策とは粛清、処罰、そして排除だ。 ところがそうすると、牡羊座の天王星が踏み込んできて告発された者と一体化し、今度は彼が挑戦的な態度で立ち上がり、やり返す。( さぁ、皆さん牡羊座の天王星の威勢の良さがお好きなのではないかな?) ロバート・ダイアモンドの退陣は英国政界の要求だった。 彼は自分の立脚点 ( さて何だろう? 自分なりの行動原理か? ) に立って反抗し、退陣を拒否した。 さて、これが先週の出来事だ。今週になって、彼は結局、他の幾人かのバークレイズ幹部達と共に退陣した。 だがそれは、事件全体を通してイングランド銀行の共謀があった事を暴露するという脅しを受けてからの事だった。 なんと、この事件は日を追うごとにその闇と汚濁の度合いを増していく。

この話の中にはまた1つの学びがある。山羊座の冥王星は、牡羊座の天王星が持つ傲慢さや無慈悲なまでの身勝手さを暴くことに歓びを感じるのだ。

        そして皆さん、まだこれには先がある。もし皆さんがこの、( 2015年3/17まで続いていく )都合7回にわたる天王星・冥王星スクエアの最初の1回でこれが全て起きていると考えるなら、次に来るものが何かをうすうす感じ取るはずだ。 そしてそれは、私が7/4のインターナショナル・ヘラルドトリビューン紙上の 『 仏警察、サルコジの自宅を強制捜査 』 という見出しに辿り着く前に早くも起きていたことになる。フランスの前大統領もまた、選挙資金集めに関わる違法行為で告発されているようではないか。

        さて親愛なる読者の皆さん、知っての通り、私は政府の規制や、より多くの監督官の雇用を支持する者ではない。 何故なら、私はそれが単に民間部門の創造性、革新性、そして生産性を落ち込ませるだけだと信じているからだ。 と同時に私は、金融界のトップに巣喰う貪欲さと腐敗が、どの国の経済にとっても有害で破壊的になり得る — なってきた — こともよく承知している。 実際、どんな経済や(または)市場の崩壊も殆ど常に、大企業が自制心を失うことによって生み出された悪徳商法、または強欲と腐敗を伴って起きてくる。 ともすれば彼らは、法的制裁を避けるために賄賂を贈ることが多い。だがその同じ強欲さや腐敗は、規制当局が権力を持ちすぎて企業のトップに対し同様の賄賂を要求する時にもまた、手に負えない状態に陥る。 これは米国のどんな主要都市においても、多くの小規模企業が、地方自治体の職員を相手にする時にはそうした事実がある、と証言し得るとおりだ。

        しかしながら、ファイナンシャル・アストロロジーにおいて、その結論はいたってシンプルだ。 牡羊座の天王星は企業が持つ独立と成功への欲望を代弁する者であるのと同時に、その非情さと貪欲さを体現する者だ。対して山羊座の冥王星は、腐敗と不正行為を白日の下に曝し、自分自身の個人的な利益向上のために法を犯す者達を罰したいという衝動そのものだ。この2つが共に働く時は多くの場合、銀行、企業、そして政府の役人間の共謀関係が暴露され、即座の改革とその結果を出せという、怒りに燃えた大衆の要求へと導かれていく。

        牡羊座の天王星・山羊座の冥王星スクエアの第一幕へようこそ。 ご存知のとおり、もし私達が用心深くなければ、このサインは魔女狩りと宗教裁判へと導いていく ( 私はサルコジを思い浮かべているのだが ) 。それは誰の「 敵対者リスト 」にも載らないように、用心しなければならない時だ。 いやもっと重要なことは、何らかの力を保持する者の中で、実際に 「 敵対者リスト 」 を作っているとおぼしき者を白日の下に曝す時なのだ。

山羊座の冥王星が最高の形で顕現する時。 それは他者を力づける時だ。 単に自分と意見が合わないからといって、他者の人生を壊したり、破滅させたりするような時ではない。
山羊座の冥王星の含意として、例えば力(権力)を持つ者が信頼に足る者を識別してその力を分け与え、能力を発揮させたり、自信を持たせて自助努力を促す、といったことが挙げられる。





訳文ここまで
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終わりにちょっと一休み。。
Marilyn Monroe - "Diamonds Are Girls Best Friend"

"ダイヤモンドは女の子の大親友" :1953年の映画『紳士は金髪がお好き』の中でマリリン・モンローが歌った有名な曲 "Diamonds Are Girls Best Friend" 。愛よりお金(ダイヤモンド)が一番!という内容の歌詞で、80年代にはマドンナが "Material Girl" のPVでこのシーンのパロディを演じ、2001年の映画『ムーランルージュ』ではニコール・キッドマン演じるヒロインが歌っている。
(実は最初に送られてきた原稿には金融スキャンダルとこのダイヤモンドの歌にかけた、ちょっとしたジョークが含まれていたのですが、訂正便3通目では削られてたのでした。(もしかして女性に気を遣ってたりしてw?)けどせっかく調べたのでオマケに置いておきます。(^_^)


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