レイモンド・メリマン 週間コメント 7/9 【金融アストロロジー】○7/19の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

July 15, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント 7/16 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2012年7月16日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです) 
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【お知らせ】
来週、7/23日付けのコラムは都合によりお休みする予定です。m(_"_)m
今週は≪ 長期的考察 ≫は休載となっています。


≪ 先週を振り返って ≫

        先週は、太陽・月のコンビネーションの中でもおそらくは最も喜ばしいフォーメーションの1つによって締め括られた。この組み合わせは毎年起こる。それは太陽が蟹座に位置すると同時に、月が牡牛座を進行する時だ。これが、水曜遅く( 東部夏時間 )から金曜にかけて起こった。この太陽・月の織りなす時間帯は、より大きな背景として起きているジオコズミックな嵐 — 天王星・冥王星スクエアとそれに加わった火星のTスクエアの只中に忽然と生まれた、とても平和で静かなひと時のようなものだ。

        ところで嵐の中心に横たわる静けさに還ってみると… 蟹座の太陽は家族、父・母、娘・息子、孫などといった血縁関係、そしてはるか昔に遡る、心の奥底からの絆 … 等々と関係している。月は蟹座を支配するので、今月は月がどこにあろうと — 太陽が蟹座に滞在する間は — 家族をテーマとした繋がり、または思い出を強調してくる。そしてその色合いは、その時々に月が滞在中の星座宮が持つ原理に沿ったものとなる。

        例えば月は蟹座を支配するが、牡牛座ではイグザルト(高揚)するため、一般的にみて優しく親切だ。だから、毎年6/20~21から7月後半部(7/21~22)にかけての2~3日間、太陽が月の支配宮である蟹座を進行するのと同時に月が牡牛座に滞在してイグザルトする、とイメージしてみて欲しい。この2~3日間が、ちょうど7/11~13に起こったわけだ。そして株式と貴金属の両市場とも、"19回目の神経衰弱 " からひと息ついて、木曜には再びそれぞれが一旦下落をみせたものの、結局その日遅くから金曜を通して持ち直しから好調な反騰となり、ソフトランディングを果たす形となった。
イグザルト:惑星は滞在する星座宮によって影響力の強弱やニュアンスが変化すると言われる。これを「ディグニティ/品位」といい、イグザルトは主に惑星の調和的な面が強化される。(機嫌が良い…的な)

19th nervous breakdown(19回目の神経衰弱):1966年にヒットした、ザ・ローリングストーンズの楽曲タイトル。(この曲名をわざわざ使ったのはリフレインのHere it comes,,,♪もさることながら、7/12がストーンズの初ギグから50周年の記念日だったことから同時代のロックファンとして敬意を表したのかも。。)
        エレクショナル・アストロロジー( 幸先の良い日付を選択する技術に基づいたアストロロジー )に関心を持つ向きのために言うなら、1年の内でこの1~3日間ほど転居に向いている日は思い付かない。そこで私は引っ越しを敢行したが、その結果移動は比較的順調に運んだ。

        月自体とそれが支配する星座宮である蟹座は、家族と家庭、そして古い過去からの絆との関連を持つ。そして月が、楽しみと強力な価値観を体現する牡牛座に滞在する時、それはエレクショナル・アストロロジーの観点から見て、家庭と家族、過去と未来に関することならどんな事にも良好な時期だ。

        アストロロジーの基本原理に基づいて何らかの計画を立てる時は、1つだけ覚えておくといい。新居に移転するにあたって良い日を選ぶ際、もし広い範囲の期間から選択出来るなら、1年の内で太陽が蟹座に、そして月が牡牛座に在る2~3日間を選ぶよう最善を尽くすことだ。私のアストロロジーへの理解に依れば、これは住まいを新しくするには最高の時だ。特に今現在、時を同じくして金星(牡牛座の支配星、つまりは牡牛座に滞在する月のディスポジター)が木星とコンジャンクトしているのでなおさら好ましい。これもまた「幸運」のコンビネーションなのだ。
ディスポジター:ある惑星が滞在する星座宮の支配星をその惑星のディスポジターと言う。ディスポジターを順番にピックアップしていくことでエネルギーの流れと作用を見ていく。ちなみにミューチュアル・レセプションはディスポジタ—同士の関係となる。
        さて、こうした事を持ち出すのも、これから先いよいよ水星が7/14~8/8まで逆行を開始するにあたり、皆さんはこれに関してイヤと言うほど耳にすることになるからだ。この時期は、ちょうど「誤解」が生じる時に起こるような、物事の理解における「方向転換」と相関する。だからこれ単体だけでも十分、マトモとは言いがたい期間だ。だが、この時期は特に常軌を逸した時間帯となるかもしれない( 月が牡牛座を離れる7/14土曜日以降 )。何故なら同じ日の7/14、天王星もまた逆行に転じるからだ。これは水星の逆行よりもっと狂気じみる可能性がある。こうして2惑星はひたすら互いを刺激し合ってもっと素晴らしい才気を目指し、そしておそらく場合によっては、過剰に刺激された思考が … 非合理的で混沌とした状態にまで行き着くかもしれない。いやそれどころか、もっと凄いことになる可能性もある。
天王星逆行開始:日本時間では13日夕刻
何故なら、1)天王星は最近冥王星と正確なスクエアを形成している 2)この山羊座の冥王星は、天王星が境界線を逸脱し過ぎたと見るや、毎回怒って叩きのめす 3)7/17~18(火曜と水曜)、火星が天王星とオポジションを形成しつつあり、冥王星とのTスクエアになる。 そこで天王星が攻撃性を発揮して境界を逸脱するや、その後すぐに再び冥王星がなだれ込んで天王星の尻を蹴飛ばす、という筋書きが予想される。そしてこれは実際土曜の夜遅くから始まって火曜の朝まで続くが、その時月は双子座を進行中で、その双子座は天王星と同じ日に逆行に転じた水星が支配する星座宮だ。おやおや、今これを書いている牡牛座の月の下と双子座の月の下では、物事は何と敏速に変化してしまうことか。もし瞬きでもしようものなら、あなたは変化する物事それ自体、あるいは何か鍵となる重要な様相を見逃してしまうかもしれない。

        市場について言えば、先週木曜、蟹座に太陽が在って月が牡牛座に入場した時、私達は株式市場が好ましいソフトランディングを果たしたのを目撃した可能性はある。下値支持線は維持され、市場は週の終わりを好調な反騰で飾った。だが今週初めに、これにほんの少しでも近いような動きを見られるかどうかといえば、私にはそれほど確信が無い。


≪ 先週のベストトレード ≫


        先週は私達がトレードする殆どの市場で新たなポジション取りは無かった。既に保持しているポジションには通貨も含まれている。例えばデイリー・リポートでは、ポジショントレーダーと積極的なトレーダーの双方ともに、先月終盤ユーロが1.2700の時からショートしていて、7/13金曜現在1.2171まで下落が続行していることから上々の結果となっている。

        先週はウィークリー・リポートでもナスダック100(NQU)のe-mini9月限でナイストレードが出来た。『 ポジショントレーダーはショートを保持してストップロスを2655より少し上または週のサポート付近に置く。木曜、2582か機会があればそれ以上で手仕舞い。木曜までは待機し、その時週の新安値をつけた時のみ手仕舞いする。』週の高値は2625だった。それが木曜には下落して、良いタイミングで週の新安値2516をつけた。その日の引けでは2537をつけている。このポジションでも好調に利益をあげることが出来た。ポジショントレーダーはウィークリー・リポートに沿って2週ほど前からスイスフランとユーロ/円をショートしていて、手仕舞いポイント寸前まで来ている。

このコーナーの訳文は細かいニュアンスを省略しています。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        7/17、ヘリオセントリックの水星が、射手座で繰り広げたその "発作" を終える。この日はまた、火星が冥王星とスクエアを形成し、木星とはトラインになる。翌日には火星が天王星とオポジションを形成、これは先週言及したアーチ・クロフォード言うところの『 クラッシュ・サイクル 』の一部だ。金曜引け後に月が親和的な領域である牡牛座を離れ、今週のスタートに向かって、ちょっとイカレて激しく理不尽な才気に彩られた双子座( 水星・天王星共に逆行状態 )に歩を進めることを考慮すれば、急激なリバーサルが再び起こる可能性がいかにも高い。だがそれは、週末の7/21を頂点に木星が天王星にセクスタイル(60°/吉角)となることから、迅速に踵を返して再び生還するかもしれない。

        現在、天上では多くの物事が進行している。それは天王星・冥王星が都合7回起こるスクエアの内、最初の1回を6/24に形成して以来、初の惑星によるトランスレーションだ。だが皆さんもおわかりのように、現在展開している惑星間コンタクトの性質は、スペクトルの両端に分かれている。その半分は矛盾したドラマが満載で、他の半分は驚くほどのグッドニュースや発展性に満ちている。こんな時、金融市場は通常、ホイップソー( whip-saws/鋸歯のようにギザギザな価格の動き )として知られる、短期間での大きな価格変動という形で反応する。今週はホイップソーに要注意だ。また事故には気をつけねばならない。何故なら火星と天王星が共に働く時は常に、大自然かあるいは人間の攻撃性による予期せぬ危機が訪れる時期となり得るからだ。それは反逆の時であり、他者とやり取りするにあたっては、何としても衝動的な行動は避けたほうが賢明な時間帯だ。

一歩踏み出す前に、まず考えることをお薦めする。



"whipsaw" には買ったら天井、売ったら底という往復ビンタ状態に見舞われる、という意味もある。




訳文ここまで
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ってことで(?)今回もひと休み用に…Happy 50th Anniversary!(^_^)
‪『 19th Nervous Breakdown - The Rolling Stones (HQ) ‬』
後半はブライアン・ジョーンズが動いてる60年代の映像が入っています。


hiyoka_blue at 20:57│Comments(4)TrackBack(0)金融アストロロジー 

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この記事へのコメント

1. Posted by らいらっく   July 16, 2012 10:35
hiyokaさん こんにちは^^

激しい天体模様のせいか解りませんが
周囲では体調を崩す人が続出です^^;
私も今風邪っぽい症状が長引いています。

それにしても
天王星の常軌を逸した行いに怒る冥王星って
ホント面白い表現ですよね^^!
目に浮かぶようです^^なんだか微笑ましい・・・☆

今週はホイップソーの往復ビンタが見られるかもしれないんですね(笑
メディアは大変な現実をこれでもかと流し続けますが
個人天体蟹座集中の身としては
それさえも楽しみたいと思います^^

今週も素晴らしい一週間を^^☆
2. Posted by hiyoka   July 16, 2012 14:48

らいらっくさん、こんにちは。^^

最近はXクラスのフレアが連続して出てますし、今も磁気嵐が続いてるようですね。気象も大地の気も、精密機器も乱れやすい状況で、人間の体も大きな影響を受けているのではないでしょうか。風邪のような症状、原因不明の熱とか、けっこう多く耳にします。(実はわたしもちょっとその気が…^_^;)

ま、とりあえず細かいことは気にしないで疲れたら休む…ちょっぴりアタマを野生に戻して、体の声を聴く。草木の気を沢山受けて。。そんな過ごし方ができたら一番かなぁ。

だって今の天王星と冥王星の厄介な綱引きには、イヤでもみんな何かの形で付き合わされてますものね。「はいはい、ホイップソー、ホイップソー!」とか言いながら、なんかこう、眼の焦点をワザと外して、体の奥でモノを見る・考える…みたいな感じで過ぎ越してやろうかな、な〜んて。イカレた天王星に踊りつつ、ちょっぴり怠惰な海王星をふりかけて、芯のところに不動の山羊座の冥王星が鎮座して、「ふっふっふ」と笑うイメージですw。 \(°ρ。)/

ダイナミックな7月中盤。
らいらっくさんも、ゆるゆるしつつ…めいっぱいこの世のジグザグを楽しめますように!☆

3. Posted by らいらっく   July 16, 2012 17:59
ありがとうございます^^☆
いろんなところで膿み出しを見たせいか(笑
何気ない暮らしが送れるだけでも
ホントありがたいと思うこの頃です^^

人間同士だけで固まって暮らしていると
この地上にさも自分たちだけしか存在しないような錯覚に陥ってしまいがちなんですが
・・・でも私たちって大地の恵みがなければ
パンひとつ作れない身なんですよね^^;

人間がどんなに殻に閉じこもって暴れまわっても
変わらず食物を与えてくれる自然に
至高の愛を感じます^^

毎日の食事を美味しく戴けるって本当に幸せなことですね!
ありがとう地球と太陽☆&太陽系の愉快な仲間たち(笑
そしてhiyokaさん
いつも素敵な翻訳記事をありがとうございますm--m
4. Posted by hiyoka   July 16, 2012 21:07

本当に、世界のありようを様々に見尽くしたら
今までとは違う場所から
もっと大きなまなざしで
この世界を見ていけるのかもしれませんね。
それって、足許にある沢山の小さな祝祭に
気付いていられるってことと同じなのかも

らいらっくさんの素敵な眼差しに!<☆^^

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