レイモンド・メリマン 週間コメント 7/16 【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント 7/30 【金融アストロロジー】

July 18, 2012

○7/19の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。 ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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7/19  文末に金星について追記しました。

新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで13:42前後、北海道周辺で13:49前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は13:24前後、沖縄周辺では12:54前後に 蟹座 26°54’ で新月となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月についてはココをご覧ください。

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Sabianシンボルによる【新月がもたらすテーマと挑戦・7/19~8/17】
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使っています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。


【太陽・月 蟹座 26°~27° 】

"Contentment and happiness in luxury, people reading on davenports"
贅沢さに満足と幸福感を覚えながら、長椅子で読書する人々

"A storm in a canyon"
谷間を襲う嵐

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★休養とリラックスの必要、または
→★快適な場で何もせず寝ていたいという願望
→★ひたすら心地良いものや幻想に慰めを見出す、逃避願望を満たす
→★動きが滞る感覚
→★自分の中や身近に両極端な意見や行動の現れを見る
→★突然の攻撃や圧倒的な力の前に膝を屈する経験
→★「隠れ家」の必要性、または他者の「安全地帯」に踏み込む行為
→★内的な心の嵐、または外的な事件によって突然何かから解放される
→★慣れない領域へ"持って行かれる"経験
→★些細なことが積み重なって大きな変革へと繋がる可能性・・・→

エネルギーのポイント:
「 ピークと谷底」 「 防御と解放 」

120719NM

        天王星・冥王星の正確なスクエアから3週と少し経ち、わたし達は今、大きな渦の真っただ中。どちらを向いても何を見ても、流動的でダイナミックな流れを感じます。

関東・東海まで梅雨は明けたそうですが、お天気はまだ不安定な感じが続いています。このところずっと太陽活動や磁気嵐も盛んで、体調にきているひとも多いのではないでしょうか? 今年は疲労の出方がいつもの年とは違う・・・なんて感じたら、常日頃からこまめに休養をとるようにしてください。天王星・冥王星スクエアが織りなす山あり谷ありの強力なエネルギーは、影響を及ぼす時間が数年にわたる長さのため、鋭敏な人にとっても徐々に空気のように当たり前の感覚に近くなってくると思います。 でも今、わたし達は長い創造のトンネルに入ったばかり。 意識する・しないにかかわらず、わたし達の心身は休みないストレスに曝されています。

エボリューショナリー・アストロロジー的な観点から大きく言ってしまえば、これは人類全体の進化へのプレッシャーと言ってしまっても良いのかもしれません。 でも、日々の生活の中で実際に 『おぉ!人類は進化してるぜベイベー♪』 的な直覚を持てる機会がどれだけあるでしょう? ・・・それにはまず、十分に世の中の雑事から離れ、静謐な集中力の中で、自分の深奥に潜む井戸の底からじっと宇宙をのぞき込めるような環境に身を置くことが必要かも? そんなの、普通は無理だと思います。 それに、そういう場に運良く行けたとしても、本当にそんなこと出来るでしょうか?  多分、今のわたし達の殆どが、目先の現実の中で対応すべきことに追われ、懸命にならざるを得ないのではないでしょうか。 そして、そのこと自体を通して、心的(または霊的)エネルギーを、エゴの関知出来ない領域で知らないうちに蓄積し、それが相互作用しながら、集合体としての進化へと繋がっていくようなシステムがあるのかもしれません。

だから、去年よりずっと強力に、絶え間なくかかるストレスの負荷に耐えながら、この長い変革期を笑って過ぎ越していくために・・・ 楽しんで、休んで、がんばって、休んで。。時には一歩踏み出してよろめきながらも、少しずつ少しずつ、こころと体を慣らしていきたいと思います。

dawn
 *7/18_新月前日の朝焼け

        ということで今回のテーマは、心地良く、ちょっと贅沢な環境で好きなことをして楽しむ風景がまず出てきますねw。この贅沢は、物質や金銭的なものだったり、人によっては時間だったり、様々です。。新月の度数は26°台も終盤なので、最初のシンボルのテーマはもう十分味わっているひとも多いんじゃないでしょうか。もしかしたら今の感じだと、積極的にバカンスを遊んで楽しい!というよりは、どちらかというと 「息切れ」 に堪らなくなって、しばし休憩・・!みたいな感じのひとも多いかもしれません。

        今回は蟹座の新月なので、自分にとって一番安らぐ場所、いつでも帰っていける安全な場所としての「家庭」、「ホーム」がハイライトされます。 あなたにとって一番安心できる「ホーム」は何処にあるでしょう? とりあえず家庭が一番!という人もいれば、家族や身近な環境に問題を抱えている人などは 「ひとりになれる場所」 が一番!だったりします。わたし達がそのどちらであるにせよ、ここで一度、日々の小さな闘いから身を引いて、世の中の喧噪と自分との間に境界線を引く必要がありそうです。

そして、その中で、ひたひたとわき起こってくる一種の逃避願望。習慣の中で、日々の義務の中で、普段から気付かずに自分を抑え込んでいればいるほど、そのエネルギーはどこかで突出してきます。これ、多分本当に多様な形でもう出てきているのではないでしょうか?  

今回のサビアン・シンボルではとてもリッチな環境で何の心配もなく好きな読書にふける人々が出てきます。 そう、ここでの鍵は「何の心配も無い状態」 「何にも追われることの無い状態」です。 そして、その「安心」が「贅沢」によって保証されている・・・そんな光景です。 このシンボル、とても多くのことをわたし達に問いかけてきます。

        どんな心配からも護られ、時間も無限に使える自由さえあれば・・・アレだってコレだって出来るかもしれないのに! ・・・そんなふうに思ったこと、ありませんか? で、その後に続くのは大抵の場合、「でも、自分の現実はそうじゃないしなぁ。。」という感覚。または、「今時そんな事が出来るのは一部の特権階級だけさ!」とかだったり....(^_^;)。

けれど、わたし達が本当の意味で何かを学び、知識を正しく取り入れることが出来るのは、「安全」 「安心」 な環境あってこそだと思います。勿論、日々の闘いの中で学ぶことは沢山あります。でも、そこで取り入れた知識を咀嚼し、智恵に高めていくには、本当に落ち着いたテリトリーに戻り、とりあえず呑み込んだあれこれを血肉にしていく時間が必要です。 特に今の子供達をみると、本当にそう感じます。。

        今回のシンボルの光景は、人によって見方が分かれるかもしれません。 寝転んで本を読む姿を「怠惰」とみることも出来ます。 リッチな邸宅の外側で何が起きているのかを想像することすらなく、自分だけの世界に閉じこもり、ただ時間を浪費する姿。 。これは確かに、究極の贅沢かもしれませんねw。 

また、シンボルのフレーズに出てくる「満足」という言葉に注目するなら、彼らは今自分が置かれているリッチな状況が満ち足りたものだと十分知った上で、それを味わっているのだと考えることも出来ます。 わたし達って、一度欲望を満たすと次から次へと際限なく欲がふくらんでいきます。けれど足ることを知って、その「今」を、喜びと共に十二分に味わうことは、傍目にどう見えようと決して怠惰とは言えません。外の喧噪から離れ、そして何よりも、他ならぬ自分自身が創り出している数々の心配事からも距離をおいて、好きなことに集中力を発揮している時、わたし達は新しいエネルギーを取り入れることが出来ます。新しい発想や発見は、そんな中から生まれることが多いんじゃないでしょうか? 

        本当の贅沢って何だろう? 特に最近は、あまり良い意味で使われることが少ない言葉です。。でも贅沢はお金で買えるもの、物質的なものだけではありません。こころと体、身の回りの豊かさ全て。それを否定出来るひとって、いるのかな?  そして・・・・・・あなたは今、何かから逃避していますか? もし逃避しているとしたら、そのつかの間のひとときを、十分味わっていますか? 歓びを感じていますか? それとも・・・罪悪感や焦りを感じながら、耽溺しきれずにいるでしょうか? ・・・蟹座の26°には、そんな問いかけが含まれているような気がします。 

この度数に対向して支え合う形になる山羊座26°、そのシンボルは「水の精」です。水はわたし達にとって欠くことの出来ない生命の源。 暑い夏のひととき、自分自身にちょっと贅沢な時間を与えて命をうるおすことは、とても大切だと思います。 水は刺激によって生まれる感情を滞りなく流れさせ、新鮮な感性を与えてくれます。 一方、水は怖い側面も持っています。 次から次へと深い淵から立ち現れる、妖艶な水の精。彼女達に誘惑され、水底に引きずり込まれた美少年ヒュラスの神話。。 現実に背を向け、抗いようもなく、あらゆる幻想や妄想に足を取られるのも、わたし達人間です。 うーん、行き着く先は怠惰の水底かしらん?  でも……この勝負は多分、最後の最後までわかりません。 だって、もし怠惰に始まりがあるとしたら、それは"人生をすっかり諦める"っていう、究極の贅沢かもしれないんです。。けれど最後の数時間、いえ、数分に迫ったところでパッと水しぶきが上がり、そこに活路を見出すことも可能。それが、生きるってことの面白さなんだと思います。(わたし、しょっちゅう味わってますしw。)

life


        さて。次に待つのは大きなインパクトを持つシンボル、蟹座の27°です。 深い谷間に大嵐が襲ってきます。 切り立った崖がそそり立つ急峻な山中で、大気のエネルギーが暴力的なまでに猛々しく荒れ狂います。 26°で出来てきた豪華な邸宅もまた、この谷合に建っているのでしょうか? 

        サビアン・シンボルのデーン・ルディアー版では、このシンボルが 『 高級な邸宅が集まる谷間に猛威をふるう嵐 』 という文言に書き変えられて、前の度数の贅沢や安全感覚に対する、因果応報的な色合いを強めています。 例えば、特権階級に対する社会的なカタルシスとも言える、被抑圧者側の暴動。そんな圧倒的な力の前に、これまでしっかりと社会を支えてきたはずの構造と、それに護られてきたひと達が打ち負かされるようなシーン。ルディアーの解説はそんな現象や心的エネルギーを連想させるものです。 これまでにも世界中で次々とこんな動きが起こっていますし、この新月図に形成されている天王星・冥王星・火星(とダークムーン・リリス)そしてキラルス(生命やエネルギーの浪費・無駄な損失)の強力なグランド・スクエアを見れば、実際にこうしたことがもっと凄まじい形をとって起こって来る可能性は十分にあります。 

こうした集合的な動きが、"因"に対する"果"、カルミックな現象なのだとすれば、それは肉体的にも、精神的にも、共同体がまったく新しい境地へと進むために通らなくてはならない、ひとつの門なのかもしれません。 けれど、それが十分に過ぎ越されるまでは、関わる全員にとって痛みをともなうものになるでしょう。 これは本質的に勝ち・負けをはるかに超えた問題だからです。誰もがそれぞれに傷を負うことになるでしょう。そのことへの深い理解が相互に生まれた時に初めて、このシンボルでルディアーが言っている、 "rise to the occation (起きた事に応じて、起つ)" という行為が持つ、真の意味が生きてくる・・・わたしにはそんなふうに思えます。

        また、わたし達個人のこころの中にも、突然の嵐は起きます。それは圧倒的な力をふるってわたし達を打ちのめすのでしょうか? それとも、抗しきれない風に巻かれて蟹座の居心地のよいホームから引き離され、何処か全く親しみの無い領域へと吹き飛ばされるのでしょうか? 

        シンボルのオリジナル版では、この度数は単に 『谷間を襲う嵐』 というシンプルな表現となっています。 谷間、谷合・・・深い山の谷合・・・断崖絶壁のように急峻な形態を持つ地学的構造。その底には多くの場合、やがては大きな河となる、小さな"水"(感情?)の流れが生じている。 嵐・・・Stormとは、大気(または場を支配する雰囲気?)の攪乱現象、または心理的な興奮や情熱の激しいほとばしり・・・( カッコ内を除き、B.ボヴィ版より)。  このシンボルでは極端な地形の中で、極端な気象が生み出されています。谷底の小さな水の流れは、逆巻く濁流となって山肌に地滑りを起こすかもしれません。

ここで大切にしたいのは、今経験している物事の「極端さ」、それが一方の「極性」に傾いていること。それに気付いていることです。 例えば前の度数でちょっと休憩したとしたら、ここで 「起きた事に応じて、起つ」 という経験を強いられるかもしれません。 わたし達が起き上がり、そして一歩踏み出す時。 右が先か左が先か、とりあえず瞬間的にバランスを崩し、また瞬時に軸足を変えてバランスを取り直しながら歩き出します。

とても小さなことだから普段は気にもとめないけれど、わたし達の体はいつも1つの極からもう1つへと、無限のバランスを取りながら存在しています。そして、その中心軸にこそ・・・わたしたちが依って起つ、自分だけの「核」、または「ホーム」が、3次元的(体)にも4次元的(精神)にも、存在しているのではないでしょうか。

        わたし達が体験する感情や物事、そして人生。それが、こうしたミクロな時間と動きの相似形で出来ているのだとしたら・・・静止状態から次の行動へと移らねばならない時、ひとは必ず一度はフッとバランスを崩し、ある極を体験するようなシステムがあるのかもしれません。 勿論、いちいちそれに足を取られていれば、身動きどころか、嵐のように狂った動作を永久に続けることになります。でも通常なら、わたし達の普段の動きでそんなふうになってしまうことはありません。

体は多分、知っているのです。だから、蟹座も終盤に来たこの度数では、"こころ" もそれを知らなければならないところに来ています。わたし達が感情的には極端と極端の間を揺れ動く存在だとしても、少なくとも体験の渦中でそれに気付いていること。 もしも「起たねばならない」 時が来たら、どんなに風を受けて飛ばされたとしても、自分の中心軸を探り、そこから周囲を見回すことが出来るように。。

        こうしてみると、シンボルに出てくる「谷間」は、やはりわたし達の最後のホーム — 誰も立ち入ることの出来ない、大切で安全な、蟹座らしい 「孤独の領域」 を指しているのかもしれません。 その深い谷底から、蟹座の優しさや愛情、そして自ら成長し、他者を育もうとするエネルギーが生まれてきます。けれど、時が熟せば、そこからは自ずと嵐が生まれます。 それはカルミックなものだとも言えます。けれど、もっと相応しいのは、「脱皮のための自浄作用」という捉え方かもしれません。まるで蟹が脱皮を繰り返すように、荒れ果てた谷間はきっともっと壮大で、真新しいホームへと変わっていくはずだから。。

SummerBreeze


        この新月のサビアン・シンボルでは、心理的にも現実的にも、お休みモードから臨戦態勢へと変化する、なんらかの出来事が示唆されているようです。 折しも水星・天王星は逆行中。その他に冥王星、海王星、カイロン、エリスなども逆行しています。 これは社会的にも、わたし達それぞれのこころの中にも、相当の内圧がかかっているはず。 爆発を体験するひと、嵐を横目にみて風に乗るひと、水に流されるひと、その経験は様々であっても、その想いの奔流は、やがて1つの大きな流れとなって隅々まで伝播していくことでしょう。

この新月には小惑星ヘカテがコンジャンクトしています。ヘカテはこの世とあの世の交わる場に立って、十字路を護る者。探求者にとっては、底深いアンダー・ワールドやマジカルな体験へのガイドとなってくれる者。ただし、これには決意と責任がともなうのも事実です。 またヘカテは「成長を促す者」でもあります。今、ヘカテは蟹座と山羊座を結ぶ対向軸の真ん中に立ち、成長への痛みを通してこの十字路を渡る気があるか? と、問いかけているのかもしれません。

あいかわらず乙女座のオルクスと海王星はオポジション。4室の海王星は、私達が何か大事なものを失う痛みを感じた時、深いヒーリングとして力を発揮してくれそうです。けれどその反面、もしかするとオルクスが示唆する、 「全体、または家族や一族のサバイバルのために護らなければならない掟」 というプレッシャーを感じて、ちょっと逃げ出したいと感じているかもしれません。同じく魚座で逆行中のカイロンは、木星・セレスのペアとスクエア、火星とはクインカンクス。 自分のこころの中と、周囲の動きとのギャップを感じ、疎外感を持ちやすい配置です。また、自分や他の誰かの中に、鬼とも慈母とも、一種両極に分裂した母性をみてしまうような経験があるのかもしれません。 そうした体験はわたし達を、感情的なサバイバル体験へと導いていきます。 全ては脱皮のために起こっている・・・とでもいうように。。

他にも、メインとなる天王星・冥王星・火星・キラルスのグランドスクエアを筆頭に、沢山のアスペクトがある今回の新月。。けれどやはり一番のテーマは、サビアンシンボルで言い尽くされているのではないでしょうか。  木星はセレスと共に、火星・天王星のオポジションを取り持っています。これもまた、厳しい環境の中にある精神に対し、成長への原動力となって働くでしょう。 

この新月の後、太陽・月は共にヴォイドとなり、月は午後7時過ぎ、そして太陽に関しては、22日深夜に獅子座入りするまで続きます。わたし自身は普段はあまりヴォイドを気にしたことは無いのですが (自分の体験ではかえって体が軽くなったりするので) 、今回のグランドスクエアの下では、ちょっと要注意の時間帯になるかもしれません。 異常気象、磁気嵐、地震などの可能性、そして感情的な暴風の可能性も含めて、マイ・ホーム&マイ・ワールドの点検・見直しをしておきたいと思います。

        最後に、いつもの繰り返しになりますが・・・あらためて、8/8まで続く水星逆行の注意点をあげておきますね。(前にツイートもしたし、シツコイ気もするけど・・・まぁ天王星も一緒に暴れそうなので ^_^;)

目の前に展開している現実が自分の中でどんな筋書きに変換されていくかを観察する必要/自分が、または他者が作り出す"妄想"に注意!/計画や約束事は流動的になる可能性をアタマにいれておく/高額の買い物は失敗する確率が高い/エゴ的な自己主張は叩かれやすい/誤解・誤認・誤操作などによる事故に注意/精密機器や電子部品の故障などが起きやすい/忍耐力は重要(脊髄反射はNG)/ペース落ちても論理性を大事に/あらゆる種類の見落とし、うっかりミスに注意/物事をいっぺんにこなす時や、特にパターン化した行動が必要な時は意識を集中すべし/約束や計画、仕事はいつもより時間の余裕を・・・


        あは。今回もまた、ダイナミック! でもこの蟹座の新月の下で、そっと思ったりします。 こうして、地球の片隅にひっそり生きて死んでいくかもしれない、ちっぽけな自分がここにいる。何故か、ここに生きている。こうして生きた殆どの時間は、やがては跡形もなく忘れ去られていく時間。 それでもほんのひととき、ほんの少しだけ、誰かの役に立ったり笑いあったり、そっと手をとりあったり出来るのだとしたら、それって何て贅沢な人生なんだろう・・・なんて。。(^_^;)

さぁ、ここまできたらこの空中トンネルを、どこまでも行くっきゃありません。太陽が獅子座に入る23日ごろからはまたエネルギーもぐっと変わり、雰囲気もアクティブになってきそうです。それまで、この蟹座で沢山の栄養と勇気をもらって、やわらかに脱皮していきましょう!


7/19新月 追記
5/15に逆行を開始した金星はその途上、6/6に太陽面を通過。その後金星は双子座6°まで戻って順行となり、現在はエコーフェイズです。 そして7/19〜20、日面通過のときの度数に戻ります。エボリューショナリー・アストロロジーの観点では、ここで人間精神の"regenaration"(復活・再生・新生)が起きた可能性が示唆されています。特に今から明日いっぱい、そしてもしかしたら7/31に逆行開始地点双子座23°に戻って天秤座の土星とトラインになるまでの間は、瞑想やフォーカスに慣れた方ならそのエネルギーを一種の至福感として感じるチャンスがあるかもしれません。調子の良いときに試してみて下さい。




have a great trek!!!★

hiyoka.(^_^)


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