○7/19の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)●8/2の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

July 29, 2012

レイモンド・メリマン 週間コメント 7/30 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム 2012年7月30日(フリー版より)
翻訳:hiyoka 
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また merriman.jpさんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです) 
--------------------------------------------------------------------

≪ 先週を振り返って ≫

        先週はその前の週、7/17~18に起きた火星による天王星・冥王星トランスレーションに起因して、「 衝撃と畏怖 」が引き続き展開していった。まずその口火を切ったのがコロラド州オーロラで起こった銃乱射事件で、神経科学を専攻する元大学院生の若者ジェームズ・ホームズによって、12人の罪も無い映画の観客が命を奪われ、58人が重軽傷を負った。またその後、失脚した元重慶市党委書記、薄熙来(ボー・シーライ)の妻、谷開来(グー・カイライ)が、英国人実業家ニール・ヘイウッド氏殺害の容疑で逮捕された。こうした事柄はまさに現在進行中である天王星・冥王星スクエアの暗黒面の現れであり、底流として2015年3月まで続いていく。人間の暴力による無意味な生命の損失は、この長期にわたる強力な惑星サイクルの力学と常に一致して観察されるものだ。
準惑星を視野に入れると、今回の天王星・冥王星スクエアにはケンタウロス族のキラルス(資源と生命の無意味な損失)が逆行運動を伴って付かず離れずしながら、常にTスクエアを形成している。前回1930年代のスクエアでは牡羊座・蟹座の天王星・冥王星に対してキラルスは天秤座にあり星座宮としてのスクエア関係はあるものの、正確なTスクエアとはなっていない。但し、この時山羊座に在った同じケンタウロス族のフォルス(小さな要因の堆積が大きな結果を招く)と常にスクエアを形成していたことは興味深い。
        だがこれは同時に、爆発しつつある世界の負債とその経済システムの構造危機という問題にも関わっている。ファイナンシャル、そしてマンデーン・アストロロジーの研究によれば、天王星と冥王星は激増・急増・暴発に関連しており、特に冥王星は負債、そして経済・金融システムの改革への要求と関わっている。ヨーロッパの多くの国々が経済・金融危機の只中にあることは今や明らかだ。

先週木曜、欧州中央銀行総裁マリオ・ドラギが金融界を次のような発表で驚かせた。『 …ECBはユーロを護るためならマネーを刷るという力の行使を厭わない 』(ウォールストリート・ジャーナルより)。ドラギはそれに続けて、『 ECBの持つ権限の範囲内において、我々はユーロ保護のためなら何でもする用意がある。信じてほしい。これは正真正銘、十分な効果を発揮するだろう 』。フーム。まぁ私は、もしかすると斜め読みし過ぎなのかもしれない。だが、誰かが私に『 信じてくれ 』とか『 トラスト・ミー 』とか言ってきた時に私が最初にとる態度は、その言葉の後に来るものを「 信じない 」、または「 信頼しない 」という傾向を持つ。特にそれが水星逆行中に口に出された時は、その後まもなくその言説自体が無効になるか、もしくは内容に修正の必要が生じるからだ。

        世界の株式市場はドラギのメッセージを好感した。それはサプライズ( 天王星の典型的顕現 )であったばかりでなく、希望を提供するものだった。何?希望だと? — これはつまり、欧州中央銀行がついに、日本や米国が続けてきたのと同じ方策、すなわち何が何でもユーロ圏の金融危機を食い止めるために、極大量の国債を買うということだ。または言い方を変えれば、経済回復に拍車をかけるという希望の下、ユーロ圏諸国が金融負債から抜け出せるように、様々な国とその銀行が負債の重荷( 低金利で )を増やすことを手助けするということだ。国債を売るという形式をとって借金をするというのは結局、負債を増やすことに他ならない。こうした「 良いニュース 」は全て7/26、水星逆行期( 7/14~8/8 )の中盤に流布された。市場が水星逆行の開始時期に反転しなかった場合、中間期において突然に急で短期のリバーサルを起こすことは何も珍しいことではない。

        先週羽ばたいたのは株式市場ばかりではなかった。金と銀もまた、重要な上値抵抗線をブレークアウトした。そしてユーロ通貨はドラギの「信じてくれ」発言を受けて、7/24につけた2年来の安値から回復した。しかし、これら全ては水星逆行期のちょうど中盤に起きている。その間の言説は多くの場合、その後に続く行動によって裏切られることになる。


≪ 先週のベストトレード ≫

        先週のベストトレードは通貨だった。7/23のウィークリー・リポートでユーロについてこう述べた:「 積極的なトレーダーはフラット。1.1990~1.2060で買いを狙う。ストップロスは118以下 」。7/24、ユーロは1.2040で底を打ち金曜には1.2400を試していた。ウィークリー・リポートはまたポジション・トレーダー向けにユーロ、スイスフラン、ユーロ円の全ショートの手仕舞いを指示。先週は好調な利益をあげた。デイリー・リポートではポジション・トレーダー向けに1ヶ月越え(1.2700付近)のショートポジションを指示してきたが、これも7/23月曜に全て手仕舞いして好成績をあげた。

このコーナーの訳文は細かいニュアンス等を省略しています。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        先週のコラムで長々と述べたとおり、水星は8/8まで逆行を続ける。だがこれからの1週間は、沢山のソフトで調和的なアスペクトが現れる。これは通常、現在のような市場動向では好ましい結果をもたらす。しかしながら、8/2には満月( 獅子座の太陽と水瓶座の月 )もまた、起きる。これは現行の反騰の継続性を邪魔する可能性がある。

        私達の展望はもう少し先、今後2週間を見据えている。特に8/10~20は、ニューヨーク証券取引所始原図( NYSE:1792年5/17設立)上の重要なポイントで火星が土星とコンジャンクトする( 占星学においては干ばつの最盛期を示唆 )。この期間中、火星は天秤座の22°~27°を進行する。NYSEの始原図では、天秤座22°~27°に木星と海王星があり、これに対してオポジションとなる牡羊座26°には土星が位置する。これは社会的な意味でも( 軍事紛争や激しい意見衝突を示唆 )金融市場にとっても、爆発の火種となるかもしれない。このアスペクトを最高に活かすとしたら、この時期は人生をよく整理して、多くの事を仕上げていくのに向いている — もしあなたが十分に集中力を使えるならば。


≪ 長期的考察 ≫

        私達は株式市場において、木星・双子座期の長期サイクルにおける天井を見ようしているように思える。これは天王星も同時に冥王星とハードアスペクトを形成している時に起こりやすい。過去140年間にわたって立証されてきたこのパターンを振り返ってみよう。

        2011年と2012年版のフォーキャストで詳説したように、1870年代に遡る研究によれば、米国市場は — 歴史的平均値として — 木星が牡羊座23°~牡牛座7°を進行する間にトップアウトしてきた。木星が黄道帯のそれぞれの星座宮を約1年かけて進行することから、この研究は11回の木星サイクルを含んでいる。

木星は2011年5/2~7/21、黄道帯のその領域に在った。私達が追っている殆ど全ての株式指数がこの時期、まさに2年来の新高値をつけ、その後2011年の7/21~10/4まで、急激な下落をみた。2011年10月、木星は逆行して牡牛座7°に戻り、徐々に牡牛座0°に近付いていった。そして順行に転じた後、木星は2012年3/7、ついにこの領域を抜け出した。2011年10/4~2012年3/16までの間に、世界の多くの指数が再び急な反騰をみせ、戻り天井をつけた。これらは2011年5~7月の高値を抜くことはなかったが、唯一米国内では2012年3/27と5/1、S&Pとダウ平均がそれぞれ新高値をつけたのだった。

        その後のさらなる調査によれば、過去100年間で、木星が牡羊座23°~牡牛座7°の領域に位置した時に株式市場が長期サイクルの天井をつけなかったという例外的なケースが2件存在した。これら2件は、以前天王星が冥王星にハードアスペクトを形成した2度の期間に近接して起こっていた。1929年当時の史上最高値は、ちょうど前回の天王星・冥王星スクエアの直前に示現している。この高値の後、株式市場は3年もの間激しい下落に見舞われ、大恐慌が猛威をふるうと共に、その価額の約90%を失った。

次の(そして直近の)天王星・冥王星間のハードアスペクトは1965年~1966年に起きたコンジャンクションだった。ダウ平均は1966年2月、初めて1000にタッチし、再び史上新高値を記録したのだ。ダウはその後即座にリバーサルを起こして弱気相場に転じ、実際1974年に至るまで終わることは無かった。この2つのケースそれぞれにおいて、市場は木星が牡羊座終盤から牡牛座初期度数に在った時期を超えて騰がり続けた。1929年のケースでは、ダウ平均は木星が双子座14°に位置した時にトップアウトした。また1966年のケースでは、ダウは木星が双子座24°に在った時、トップアウトしている。

        さて、この2つのケースは統計的な調査研究において有効な例とは言えない。だが、現在株式市場が再び新高値へと駆け上がる態勢を整えたように見え、そして今一度、非常に破壊的かつ予測不能な天王星が冥王星に対してハードアスペクトを形成している期間(2012年6月~2015年3月)に、木星が双子座を進行している状況でこれが起きていることは興味深く、注目に値する。

読者の皆さんもご存知のように、木星は6/11に双子座入りしている。そして2013年6/26まで滞在する。この間、木星は双子座14°~24°の領域に2回入る。1回目は2012年8/27~11/12、その後は2013年の4/12~6/4だ。今回が以前示現した2度の例外的ケースを踏襲するパターンであれば、これら2回のうちの1つは天井形成に理想的な時期となるかもしれない。しかし、たった2度の例外的ケースから、黄道帯における双子座14°~24°の領域が天王星・冥王星のハードアスペクト形成時に天井を示現させるかどうかの結論を出すのは不可能というものだ。

ここで私達が仮説として言えるのは、この領域がその可能性を含むということだが、この領域は黄道帯上、度数にして10°ぶんを占めることから、実際にはこの範囲の前後10°までが可能性の領域に入ってくる。ということは、双子座4°~蟹座4°までが領域に含まれて、天井示現の可能性を持つ時間帯が2012年6/29~2013年7/18まで延長されることになる。

        ファイナンシャル・アストロロジーは、長期サイクルの天井または底をつける可能性のある時間帯を狭めていくために使われる、数多くのツールの1つだ。サイクル研究も同様にその中の1つだ。この2つを併せて考えるに、先週のコラムでも述べたアイデアだが、天井は十中八九、年末より以前かまたは来年初頭、2013年1/1に実施となる増税が投資家を手ひどく打ちのめす前に示現するだろうと思われる。キャピタルゲインと配当に対する課税は、"差し迫る「 財政の断崖 」" と一般に言われる状況の中で、炸裂するだろう。

以前論じたように、その結果として起こる税引き後の配当に関わる減収を調整するには、株価は少なくとも30%の下落をみねばならない可能性がある。増税が撤廃でもされない限り、こうした利益からの健全な利得分配を保持するためには、投資家は配当指向の株を2013年1/1以前に売らなくてはならない。

冥王星(税金)が山羊座(政府)にあって、牡羊座の天王星にスクエアを形成されている時( およそ想像し得る限り、礼節や対立者同士の合意などからはかけ離れた状況 )、こうした法令を撤廃するために歩み寄る可能性など、ファイナンシャル、そしてマンデーン・アストロロジャーの目には殆どゼロに等しい。また、外部の観察者の視点からすれば、現状、議員達の頭を占めている主な関心事は次のようなことだろう。『 我々がまさに発動させようとしている、差し迫った、そして終わることの無さそうな金融危機の次の局面を、いったいどうすれば相手方の党のせいに出来るだろうか?』

            これから1~2年の間、ある朝起きてみると彼ら自身が — 銀行家や議員達の双方が — ちょうど最近のアイスランドの状況のごとく、自らの市民達によって責めを負わされていることに気付く。これは彼らを驚かせるだろう。この話が一般大衆紙に載ることはない。何故なら・・・いや、そのワケは皆さんおわかりになる筈だ。ただサーチ・エンジンの小窓に「 Iceland politicians taken to court.(アイスランドの議員、訴えられる)」と打って結果を見てみればよい。
日本語では「アイスランド 無血革命」で調べても色々出てくる。
天王星が冥王星にワクシングスクエアを形成し、そして冥王星が山羊座に滞在する時、他の多くの国々の大衆が、彼らの銀行家や議員達を、天王星・冥王星ワクシングスクエアによって示される債務爆発を止めることに失敗したり、あげくに悪化までさせたという怠慢によって告訴されるべきだと要求したとしても、何も驚くにはあたらないだろう。ここで1つ問題なのは、この天王星・冥王星スクエアが、まもなく米国始原図上の太陽・土星スクエアに対してグランドスクエアを形成する、ということだ。国家の始原図において太陽は大統領を示し、そして土星はその政府を意味する。2013年~2015年。これは米国にとって、来たるべき強力なアストロロジー上のイベントであり、いまだかつて、まず見られることの無かった現象なのだ。

         これはぞっとするような話に聞こえるのではないだろうか?まるで革命が醸成されているかのようだ。では、必ずそうなっていくのだろうか? いや、勿論そうではない。私達はまだ、結果を決定付ける選択が可能な世界に生きている。だがこれらの選択 — または可能性が目の前にありながら選択が出来ないという失敗 — にもまた、それにふさわしい結果が待っている。ちょうど選挙がそうであるように、だ。 天王星(大衆)が冥王星(権力)にスクエアを形成する時、私達は、その力を具現する秩序の総体が指導者達から民衆へと急激に移り変わっていく時代を生きている。どの国の政府も、爆発しつつある世界規模の負債という金融危機の結果として、歴史的変革の崖っぷちに立たされているのだ。

        ドルやユーロをもっと沢山刷って、もっと沢山の借金を"買う"ことが、本当にその借金を減らすための解決策たり得るのだろうか。特に、議員達がこうした資金を負債減らしのために使うのではなく、むしろ本来なら手が届かないような支出プログラムを賄うのに使い、結果としてもっと多くの — 少なくではなく — 負債を背負うことになると知っているとしたら。






訳文ここまで
-------------------------------------------------------------

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
○7/19の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)●8/2の満月 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)