レイモンド・メリマン 週間コメント 9/10 【金融アストロロジー】○9/16の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)Part1

September 15, 2012

○9/16の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)Part2

では引き続き、気になったアスペクトを少し・・・

太陽・月にペルセフォネーがタイトにコンジャンクト
   そしてセドナがトライン 
    土星・セレスがトライン
    新月・金星・小惑星リリス・ネッソスで変形YOD

ここでペルセフォネーは、自分の人生に影響を与えている「親と子の関係性」、そして「自分自身の選択による決断」という要素を新月のテーマに加味してきます。

またペルセフォネーは、ある出来事をきっかけに自分から進んで何かの役割や運命を引き受けていこうとするこころの動き、そしてそれによって新しい道や新しい アイデンティティを獲得していくことに関わり、同時にそれが叶わないときの息苦しさや精神的な抑圧とも関連すると考えられます。

このエネルギーを強く受けたとき、その個人的な現れには無数のパターンがあると思いますが、例えば・・・
親との関係、子供との関係の中で、もしどちらか一方が(または両方とも)相手に依存しすぎていたり、隙間のない息苦しさを感じているような場合には、何かそれに気付かせるような出来事があるのかもしれません。 

または、家族や近しい間柄で、互いが果たしていくべき物事のために、それまで共に依存しあっていたような関係から遠ざかりたい心理が生まれるかもしれません。

も しそんなことを感じたなら、それが自分であれ相手であれ、その希望や決断を大切にしてください。その決断は冒険かもしれないし、潜在的に欲している自分だ けのドラマを創っていくには、これから先、かなりの強靱さを必要とします。でも、それがどれほど無謀に見えても、無理に"調教"して今まで通りの型に納め るのはあまり良い結果にはならないと思います。これは多分、もっと成長したい、スピードを上げたいという抗しきれない衝動からくるものだからです。

そんなときは押しつけず、決して見返りを求めずに、相手のことばをきちんと聞いて、お互いに良い落としどころを考えてみてください。メリーさんと羊にも、時を経ていつか別れはやってきます。でも、一度正直にハートを通して繋がった絆が消えることはありません。 それに、こんな時は意外と、失望の後に嬉しい驚 きがやって来ることだってあります。 互いの成長を阻害せずに"純粋さ"を護っていくにはどうすればよいか・・・出来ればそんなテーマで話し合ってみるの も良さそうです。

sunrise


射手座のフォルス・イクシオン・ヒュロノメに双子座のカオス、そして木星がオポジション

こ の射手座・双子座軸のフォーメーション、しばらく前から両星座宮の中盤あたりにずっと居座っています。それも木星以外はケンタウロス族(フォルス、ヒュロ ノメ)、TNO/太陽系外縁天体(イクシオン、カオス)と、いわば冥王星のお仲間が4つも集まった組み合わせ。 しかも射手座のこの周辺にはグレートアト ラクターが位置します。 これ、強力だと思います。

でもこれくらい遠くてわたし達の眼では決して見ることの出来ない天体だけに、ミュータ ブルサイン(射手座・双子座・乙女座・魚座)の15~18°あたりに個人惑星を持っているひとでもなければなかなかダイレクトにその影響を感じることはないかもしれません。なので殆どのひとが、「最近世の中オカシイよね・・・」的な感覚を通してこのエネルギーを受け取っているのではないかと思います。

このオポジションを簡単に解釈すると、_____積もり積もったいろいろな歪みがまるで一斉に蓋を開けたように噴出してくること(フォルス)_____犠牲となった者達の叫び(ヒュロノメ)_____道義や倫理観の決定的欠如(イクシオン)に対し、_____過剰や誇張(木星)_____あらゆるポテンシャルが渦巻く混沌から事物を生み落とす力(カオス)が拮抗し、互いにエネルギーを放射し投影しあっている_____そこで生まれた事象にはウィルス(フォルス)のような伝播力がある・・・そんな状態とでも言えばいいでしょうか。。また、エリック・フランシスはイクシオンについて、「欲望を満たすためなら軽々と倫理の一線を越えて手段を選ばない」という、人間の持つある極性を象徴する場面が多く見られると指摘しています。(もちろん、個人のネイタルの場合に はまた別の解釈が出来ます)

そして、こうした惑星達のエネルギーが、射手座( イデオロギー・宗教・学問・高等教育・法制度・文化的アイデンティティ etc. )そして双子座( 情報・教育現場・メディア・コミュニケーション・スピーチ・近隣貿易相手国 etc. )という、2つのフィールドで絡み合っています。

これは何を意味するでしょうか。。世界を見れば、イスラム社会と欧米の宗教が複雑に絡んだ因縁と、それに絡み合う各国の地政学的な混沌が噴出しています。米国大統領選にみられる宗教やジェンダーにまつわる信条の対立や法的な論議も関連していそうです。また、エリック・フランシスが、先日死亡を伝えら れた宗教家、文鮮明(統一教会)と米国政財界との繫がりについて、冥王星射手座時代とその後に再び射手座にハイライトを当てたこのアスペクトの文脈を使って分析していたのも印象的でした。

そしてわたし達の日本は・・・身の回りに思い当たること、いろいろあると思います。学校や社会でのいじめ問題、メディアの暴走と不信感、感情的なイデオロギーの対立、国家的アイデンティティ喪失への危機感、手段を選ばない政局政治、そして領土問題に端を発した中国や韓国との因縁、真実と虚偽が入り交じったような陰謀論の台頭、などなど。。 情報の洪水の中で、わたし達はいつしか嘘を耳にすることにも、嘘をつくことに対しても麻痺し、忍耐力を失ってしまったような気さえします。

このアスペクトは今年晩秋まで継続し、木星の逆行によっていったんゆっくりと解体していきます。 そして来年5月初旬〜中旬、ちょうど3回目の天王星・冥王星スクエアと同じタイミングで再び射手座・双子座に立ち現れます。

きっ とこのフォーメーションも、時代を激動させるカーディナルスクエアと協働しながら、ある方向に向かって大きな流れを作ろうとしているのではないでしょうか。その流れは、これからも時代の沼に沈んだ真実の断片を白日の下に曝していくのかもしれません。そこから立ちのぼる炎を鎮めることは個人の力を超えていると思います。でも、こうした社会のうねりを現実世界に創り出しているのはわたし達ひとりひとりです。 

この新月には行動の惑星・火星が、蠍座の深い眼差しを得てこうした惑星達を刺激します。だから、もしかしたら・・・この星達が働いていることをただ知ること、それだけでも、わたし達の何かが少し変わっていくかもしれない・・・新月前の朝焼けをみながらそんなことを思ったりするのです。。




        天王星・冥王星 2回目の正確なスクエア形成は9/19、14時50分ごろ起こります。その時天頂には火星が上り、8室乙女座の太陽にはオーブ1分というタイトさで、キュ ビワノ族のロゴスがコンジャンクトしています。 ロゴスとは・・・この宇宙が最初に発した言葉_____言葉を超えた概念_____全ての意味が生み落とされるところ _____原理_____ロジック_____歪みのない純粋な思考。遙か彼方から太陽を介し、ロゴスがわたし達に求めるものは・・・知的な謙虚さ、共感する能力、完全さへの憧れ、そして何よりも、勇気.....。 

乙女座の新月、そして2回目のカーディナル・スクエア。 星達のエネルギーをハートいっぱいに受けて、ひとつ、大きく深呼吸してみませんか?



have a great trek!!!★



hiyoka(^_^)
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hiyoka_blue at 16:02│Comments(0)TrackBack(0)新月(満月)の星読み | パーソナル・アストロロジー

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