○2/10の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)レイモンド・メリマン 週間コメント 2/18 【金融アストロロジー】

February 11, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント 2/11 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年2月11日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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≪ 先週を振り返って ≫

        世界の多くの指数が年初来高値を更新したにもかかわらず、先週は比較的静かな週となった。例えばダウ工業平均のプライスレンジは、たったの170ポイントに過ぎなかった。そして先々週はといえば、わずか159ポイントだ。ダウ平均の値幅が200ポイントを切った日のうち、この水準に匹敵するものを探すとしたら、2012年9月21日の週まで戻らねばならない。このタイプの「保ち合い」は、今にも何か大事が起きようとしていることを示唆している。

9月21日はナスダック総合が年初来高値をつけた日だったのを皆さんは覚えておられるかもしれない。その高値から11月16日の安値まで、ナスダックは400ポイント以上下落し続けた。S&Pはその前週にトップアウトしたのだが、その一方でダウ平均は10月5日にわずかながら上値を取ったため、その時点での、他の指数との総合判断による天井は未確認だった。その後は7週間にわたって全ての指数が10%の暴落をみた。世界の他の市場にはもっと酷い下落が起きた。

        上記から私達はどんな事を学べるだろうか? 「株式市場が狭いプライスレンジを伴って新高値をつけた時は気を付けろ」だ。特に今現在のように、これがプライマリー・サイクルの終盤付近で起きている時は注意を要する。もっと気を付けなければならないのは、一つの市場に示現した新高値が他の関連市場の新高値と連動せずに起きている時だ。そしていつも言うように、一番警戒すべきは、こうしたタイプの異市場間弱気ダイバージェンスのシグナルが"重要変化期間"に起きる時だ。これは短期間の内におびただしい数のジオコズミックサインが連続して — 暦日で6日以上空けずに次々と — 展開する時間帯を言う。私達は3月6日まで、このような時間帯の真っただ中に在る。

        先週、比較的狭いレンジの値動きに終始した金融市場は株式だけではない。金と銀にしても同様だった。例えば銀の値幅は、わずか82セントだった。過去数年にわたって、通常であれば少なくともこの2倍の値幅があった。こんな小さな値幅の週を探すには、約3カ月前に戻らなければならないだろう。

        しかしながら、株式と貴金属に代わって要注目とされるのは通貨で、こちらは激しい動きをみせている。活況を呈してきたのこの市場だ。おそらく今後2週間はこの活況が続くだろう。株式と貴金属市場がサイクルの終盤に来ているのと同様に、通貨市場もそれ以上にサイクルの終わりに近付いている。株と貴金属の両方共にまもなく通貨に倣った動きをみせるだろうと私は予測している。それらのサイクルが程なく現在の通貨市場に相当する段階(最終ステージ)に達するからだ。ファンダメンタルの観点からもこれは妥当な見方だ。何故なら、ちょうど2週間で米国の連邦予算強制削減問題が起きてくるからだ。それは山ほどの政府プログラムのための歳出が、大幅に自動削減される時だ。これが水星の逆行期間内(2/23〜3/17)に期日を迎えるというのは、何とも興味深いではないか?


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        米国株式指数は複数年にわたる新高値を2月8日金曜に記録した。これは先週のコラムで述べた内容と合致する。

すなわち、『しかしながら、株式のトレーダーにとって最も重要となり得るのは週の後半だ。2/7 木曜、金星は木星にトラインを形成する。それに続いて2/10には火星・木星間のスクエアが起きる。これはある意味で、木星・海王星間のオーブの広いスク エアを火星がトランスレートするとも言えるだろう。これはアラン・グリーンスパンならさしずめ例の「不 合理な熱狂」と関連づけそうなエネルギーだ。その時まで株式市場が放物線状の上昇を続ける可能性はある。何故なら木星が活性化している時はいつでも、金融 市場のトレンドは期待と抵抗線をはるかに越えて上昇するか、支持線をはるかに下回って下落するかのいずれかになるからだ。それはワイルドだが見当外れの熱 狂となるか、あるいはヒステリーとパニックに覆われるか、どちらかだ。今のところは、前者の路線が強いように見える。 さらにその上、2/10には水瓶座で新月が起きる。それを追って次は2/11~18、土星絡みのジオコズミック・サインが束になってやって来る。木星によってもたらされた希望は、そこで土星のもたらす現実によって打ち砕かれることになる。』

        今週も引き続き、この見解を変更する必要はないだろう。


≪ 長期的考察 ≫

        先週の長期的考察では、バラク・オバマ大統領の出生図における月と冥王星に対する、火星と海王星のトランシットに焦点をあてた。さて、オバマ氏の一週間はどんな様子だったろう? そしてそれは、これらのトランシットにあてて述べた説明とどれ程近いものだったろうか?

        まずは火星が主張、攻撃、そして闘争を意味し、その一方で海王星が理想、本能的な平和の希求と同時に幻滅、意図の誤解、誤魔化しや偽善行為の疑惑を意味し得ることを頭に入れておこう。ネイタル(出生図)の月と冥王星にこれがハードアスペクトを形成する時は、本人の評判を貶める目的で故意にその意図が歪められて伝わるという事象として顕れる可能性がある。あるいは当の本人が、他人に対してそのような企てを起こす扇動者であるケースも考えられる。以下は先週のウォールストリートジャーナルに掲載された二つの記事の見出しだ。

        『米政府とスタンダード&プアーズ、熾烈な闘争へ — 政府がS&Pを不当な格付で提訴』

        『信用格付引き下げへの仕返しか — 米政府のS&P提訴』

        記事によると、米国司法省は格付会社S&Pに対し50億ドルの課徴金を…『2008年の金融危機に先立ち不動産抵当証券に不当に高い格付を付与した詐欺により』支払うことを求めて提訴した、とある。ふむ、いいだろう。だが何故S&Pを提訴して、ムーディーズやフィッチや他の格付会社は訴えないのか? 当時は彼らもまた、そういった証券に対する彼ら自身の意見に基づいて、全く同じ抵当証券に高い格付を与えていたはずだが?

これは、おそらくS&Pが — 他の格付会社は何もしなかったが — 実際に米国の信用価値を2011年8月に引き下げ、その動きが多分ホワイトハウスを苛立たせたせいだろう。冥王星(または蠍座、あるいは8室)が関与する時はいつも、「報復の時」と同期する可能性がある。2月6日にウォールストリートの編集者達が達した結論がこれであり、オバマ氏に『…公益の向上を意図するのではなく…』彼の敵を懲らしめようと意図する人物の役を再び割り当てている。

        これでもまだ不足と言わんばかりに、こういった見出しが続く:
        『オバマの無人機メモ』そして『無人機の王様』

ここではホワイトハウスがもう一つ別の権力拡大の動きについて非難されている。そのメモはオバマ氏に『米国市民を含めたアル・カーイダの工作員達を特定し殺す』権力を与えようとしている。ホワイトハウスが非人道的で野蛮だとして不快感を示している拷問と違い、この覚書はアル・カーイダ(またはアル・カーイダ関連と思われる組織)と関わりがあると見なされた米国市民は『しかるべき法手続』を許さずに、むしろ単純に殺してしまう方がより良い方法だとしているのだ。この論説の中で、ウォールストリートジャーナルはこう述べている。『偽善はさておいて、司法省は適正な訴訟事例を作り上げる…(だがその行為は)反—反テロ左翼として告発されている』。

しかしながら、そうなると葛藤が生じてくる。すなわち、オバマは多くの人々が言うようにラディカルな極左平和運動家なのか、それともこの国の安全を脅かす怖れがあると彼が見なした一部の米国市民の生死を一存で決めるような、そんな巨大な権力を彼は本当にその手に握ろうとしているのか? それに加えて、米国民は彼らのリーダーが誰かを "殺す" ことに関わっているとされることを、どう感じるのだろう? さてこれもまた一つ、自身の敵に対する『報復の時』の事例なのだ。
これは先週司法省の極秘メモとされるものが流出したことに端を発した問題を指していると思われる。それによると、無人機によるテロリスト殺害範囲に関係者の疑いのある米国民も含まれることが明記されているそうで、これまで米国市民はどのような場合も国内法によって適正な裁判を受ける権利を保証されていたことから、これを無視するメモとして議論を呼んでいる。オバマ大統領は安価に運用出来る無人機を攻撃用に多用している。
        この後を追って次のような記事が掲載された。
        『オバマ、反乱軍を阻止 — ペンタゴン、CIA、国務省(ヒラリー・クリントン)によるシリア反政府組織への武器供給計画にホワイトハウスが反対』

今やオバマは葛藤を抱えている。国の安全保障のために鳴り物入りで指名した彼のドリーム・チームだが、その後、非常に慎重に扱うべき軍事問題に関して彼らのアドバイスに真っ向から対決する道を選んでいるのだ。しかもそれは、「人々が抑圧からの自由を求める権利」と、そうした人々が望むものを手に入れるのを助けるための尽力という、彼がしばしば口にする彼自身の最大の価値観に沿っているはずの計画だ。これもまた困惑(海王星)の一語に尽きる。

        先週末にはまたもう一つ別の記事が出た。『ハイアット役員、商機を窺う』この記事によれば、ハイアット・コーポレーションのペニー・プリッツカーはバラク・オバマの政治キャリアにおいて主要な資金調達責任者だった。そして今や彼女は最高の閣僚ポストを約束されている。ここでも「報復の時」が再び示現している。だがこのケースでは、敵ではなく盟友から与えられた助力に対する報奨という形をとっているのだ。この話はジョージ・W・ブッシュの友人ハリエット・マイヤーズを思い起こさせる。彼女は最高裁判所の空きポストに(ブッシュによって)推薦された。だがそれは果たせなかった。何故なら大統領との友人関係は、こうした職位への確固とした適格性とは見なされなかったからだ。
ペニー・プリッツカー:ハイアット・ホテルチェーンの創業者の娘で現役員。オバマ・キャンペーンの財務を担当。オバマ大統領一期目で商務長官指名を取り沙汰されたが果たせず、今期は確実と噂されているらしい。
要するに、大統領にとって先週は良い週ではなかった。これはトランシットの火星が海王星とコンジャンクションで、共に出生図の月・冥王星スクエアにTスクエアを形成する時の典型的な例だ。それは能力が試される時だ。あなたの評判が危機にさらされ、あなたの行動の動機について他の人々が何かひどいことを憶測する。同様に、あなた自身があなたに反対する人々の行動の裏に隠された動機に疑問を投げかけるかもしれない。

        オバマ氏にとっては幸いにも、来週には火星がこのコンビネーションから抜けていく。しかしながら、海王星は今後2年間、この同じコンビネーションのオーブ範囲内に留まる。この時期は大統領にとって、ホワイトハウスが最近宣言したような『もはやお人好しではない』などという印象を与えてはならない時だ。それは海王星のハードなトランシットに取り組むにあたって、まさにとってはいけない問題解決法なのだ。その反対にもっと上々の道を行くなら、彼本来の、そして米国のためのポジティブなビジョンに立ち返り、『…公益の向上を意図する』姿に戻ることだろう。これは海王星の表出により良く順応する道であり、それがこのトランシットの下で、大統領を可能な限り最高のレベルまで引き上げることになる。

        私達は今後のコラムの中で、オバマ氏のチャートに形成されるこのアスペクトを追い続けるつもりだ。何故か? 彼がこの時期を上手く舵取りしながら過ぎ越してい
くことが、目下世界中を悩ませている金融市場や他の経済事象にとって、信頼性を増すための活性剤となり得るからだ。





訳文ここまで
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