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March 17, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント3/18 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年3月18日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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今回、≪ 先週を振り返って ≫は抄訳です。

来週3月25日付けのコラムはお休みさせていただきます。m(_"_)m


≪ 先週を振り返って ≫

        マンデーン及びファイナンシャル・アストロロジーによれば、先週は多くの点について注目に値する週であった。スピリチュアルな星座宮である魚座の新月、また水星、金星、火星そして海王星の存在とも呼応して、カトリック教会が新しい法王を選出したことは、宇宙的な観点から見ても適合した事象だった。また新法王が貧者や苦しむ人々への慈愛で知られる聖フランシスコの名を選んだというのも天体が示唆する時宜にふさわしかった。ウォールストリートジャーナルによると、アストロロジャー達が魚座という星座宮、そしてアッシジの聖フランシスコとの両方に属すると見なす特質『…教会の謙虚さ、清貧、慈善の強調』を彼は重視しているとのことだ。海王星の14年にわたる魚座在泊、また魚座の新月と他の多くの惑星の魚座在泊にともない、カトリック信仰 — そしてまさに全世界の宗教にとって — 今や新しい時代が始まろうとしているのかもしれない。

        だが先週私達が目撃したように、天王星・冥王星ワクシングスクエアに付き物の、俗世界と経済における危機は、今もなお盛んに進行中だ。サイバー攻撃はニュースの種となり続け、米国と中国の間のこうした反目から新たな非難の応酬が生まれている。税制改正の議論もまた盛んで、共和党主導の下院と民主党主導の上院が両方共に各自の予算案を提出した。上院ではここ4年間で最初の予算案となった。そして予想通り、連邦議会のそれぞれの側が、他の一方を完全に拒絶した。天王星と冥王星が共通の立ち位置を見出すのはこのところ大変困難になっているが、とりわけ非常に重要な税制改正問題についてはなおさらの感がある。冥王星は拒絶と関連し、天王星は斬新で大胆なアイデアに関係している。どうか幸運を!

        …以下、世界各国の株式指数について、またスイスフランとユーロ、原油、金、銀についての総括(比較的地味な価格レンジだったことなど)が続きます。来週中盤、水星の滞留から順行以降は、価格レンジやテクニカル上の下値支持線・上値抵抗線共に、通常通りであればノーマルなパターンに戻るだろうとのこと。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        惑星達は今週、優しく情け深い魚座から抜け出して、もっと好戦的で強引で、大言壮語の星座宮である牡羊座に移行し始めている。いや、誤解しないでほしいのだが — 牡羊座には愛すべき点、尊敬に値する点が沢山ある。彼らは断固としている。彼らは行動的だ。だが彼らは、魚座が携えているような他者への感情移入や理解を好まない。これは重要なポイントとなるかもしれない。何故なら、バラク・オバマ大統領から下院上院の共和党議員達に向けて始められた "チャーム・オフェンシブ(微笑み攻勢)" の路線が、今後1カ月の間に唐突に — 再び — 変更されるかもしれないからだ。

        3月22日金曜、火星が天王星・冥王星スクエアのトランスレーションを開始する。火星はこの日、最初に天王星とコンジャンクトし、その2日後に冥王星にスクエアを形成する。太陽と金星もまた、3月28~31日に同様の動き(天王星・冥王星スクエアのトランスレーション)をする。言い換えれば、宇宙の天気は再び荒れ模様になるということだ。それと共に、いくつかの金融市場に突然のリバーサルが勃発するかもしれない。

マンデーン・アストロロジーにおいては、これらのジオコズミック・サインは自然現象による危険、または人間が起こす危機の指標だ。またこれらは事故が起こりやすいシグナルでもある。だから誰にとっても、「安全」はまず第一に念頭に置くべき事柄だ。衝動的に行動したり言葉を発したりする前に、よくよく考えた方が賢明だろう。

トレーダー諸君へ:準備しておきなさい。短期収益の上がる例外的なチャンスがやって来そうだ。もちろん、もしあなたが間違った側に付けば、それは損失の危険が増加することをも意味している。


≪ 長期的考察 ≫

        " アレシナ教授が主張するには、「より強い経済成長へ戻る道がもし有るとするなら、それは大幅で恒久的な公共支出の削減と比較的小幅な増税のコンビネーションだ」。その方法論が何故良いのか? 「支出削減をベースとした調整は、生産性の低下という観点から見て税金ベースのそれより犠牲が少ない。支出ベースの調整は多くの場合、穏やかで短期の景気後退に関連付けられてきた。税金ベースの調整(増税)は、長期に及ぶ深刻な不景気に関わるものとされてきた。」 "

         — by Daniel Henninger, ウォールストリートジャーナル紙 2013年3月14日付より引用。記事は全米経済研究所の依頼によりハーバード大の経済学者アルベルト・アレシナ教授によって研究・報告された「財政再建」をテーマとした論文について解説しており、その研究内容は、OECD加盟国政府によって1978年~2009年に実施された全17例の財政計画の過程を分析したもの。


        もし私達が過去の失敗から学ぶことがなければ、私達はそれを繰り返す運命にある、とはしばしば言われてきたことだ。そして、こうした失敗を識別する方法は、歴史を遡り、似たような状況、政策、そして(または)行動の下で起きた物事を定量化/数値化(分析)することだ。これを「研究」と呼ぶ。研究の結果として、私達は共通する、あるいは繰り返されるテーマを識別し、その発生頻度を確認し、それをもって未来における可能性を把握することが出来るのだ。

        私達がマーケット・タイマーとして行っていることがそれだ。私達の仕事は可能性が全てだ。それは — 金融市場において繰り返し起きる事の頻度率、そして人間活動(金融市場のような)における出来事の周期的な生起とジオコズミック・サイクルとの相互関連性だ。

        歴史的に見て、金融市場における天井や底と100%の相互関連性を持つサイクル — ジオコズミック、リズミックの如何を問わず — は殆ど存在しない。動的タイムバンド(一部のサイクル・アナリストによって使われる静的タイムバンドではなく)を創造するために時間のオーブ、あるいは正確な惑星間アスペクトに対する度数のオーブを使ったとしても、100%の相互関連性を見出すことは非常に稀だ。これから開講するMMAマーケット・タイミング・アカデミーで伝授される手法において、私達は相関性で最低限65%の頻度率を持つと考えられるものを使っていくが、実際私達は80%以上を重視している(82%またはそれ以上が私達の標準だ)。

        MMTAで伝授されるサイクル研究と米国株式市場との相関性の内、2つの例を先週、購読者の方々にシェアした。これら "高頻度率を持つ" 特定の相関性が現在発効しているからだ。これらは米株市場における重要な長期サイクルの天井が近付いていることを示唆している。購読者に送られたメール(その内容はMMTAの修習者が4月6日~8日に受ける講義内容の概要を象徴している)では、以下のような調査結果が伝えられた。

        『 私はちょうど株式市場の4年サイクルに関するMMTA講義用の研究を終えたところだ。1893年の市場から調査を始めたが、4年サイクル全30回の中で、49カ月を過ぎてからトップアウトしたのはたったの3回のみだ。さて、2013年3月は現行4年サイクルの48カ月目にあたる。これは、4月末までの間にいつ何時でも天井が示現する可能性があること、そして少なくとも20%の下落(天井から底までの下落幅が少なくとも20%に達する確率は87%)が続く可能性を示唆している。より長期の18年サイクルの中で最初の4年サイクル局面の下落率が20%以下だった例は一つも無い(20%は6例)。下落レンジは21~51%で推移してきた。現行サイクルは、2009年3月の安値から始まったより長期の18年サイクルにおける、最初の4年サイクル局面だ。一度下落が始まれば、少なくとも2カ月間は続く可能性がある(確率97%)。初回局面の終盤においては、通常それが12~18か月程度(確率83%)に及ぶ。』

        この研究が示唆するように、4年サイクルの天井が今月または来月に示現する可能性は高い。歴史的に見た頻度率 — つまり生起の可能性 — は100%ではない。90%だ。4年サイクルの中で一番長く続いた強気相場の期間は60カ月ないしは5年で、これは1982年8月~1987年8月に起きた。現行の強気相場が4月を越えて(おそらくは2014年3月に至るまで)続く可能性は10%となる。しかしながら、私達の予測 — それに沿ってトレードを推奨するのだが — このような高確率を示すデータに基づいている。私はこうしたことが必然 — 混じり気無しの100% — であったならと願うが、そんな極端な確実性など、ネイタル・チャートに活発な海王星を持つ人達の頭の中以外には存在しないだろう。






訳文ここまで
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hiyoka_blue at 21:55│Comments(0)TrackBack(0)金融アストロロジー 

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