レイモンド・メリマン 週間コメント4/29 【金融アストロロジー】★2013年5月の日蝕とサロス・シリーズについて★

May 05, 2013

レイモンド・メリマン 週間コメント5/6 【金融アストロロジー】

http://www.mmacycles.com/
レイモンド・メリマン・コラム  2013年5月6日(フリー版より)
翻訳:hiyoka  
文中の日付・時間はすべて米/東部時間です。
自身の学習のための翻訳文です。日本語になりにくい箇所は意訳があります。また知識不足による誤訳があるかもしれません。原文は上記サイトで無料で閲覧できますので、よろしければそちらもご参照ください。またご意見やご感想、間違いのご指摘などいただけましたら嬉しいです。また投資日報社さんでは無料コラムには記載の無い情報や、文中のメリマン用語の解説も掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください。(文中の は翻訳者によるものです)
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お知らせ
来週、5月13日付けのコラムはお休みさせていただきます。m(_"_)m

金市場の売り仕掛けに関する興味深い記事が投資日報社さんのサイト(5/4〜6のメリマンコラムのコーナー)に掲載されています。もしまだの方がいらしたらそちらもぜひどうぞ。


≪ 先週を振り返って ≫

        先週の米国株式市場は山ほどの弱気シグナルと共に始まった。4月30日火曜、S&Pは史上新高値を記録し、ナスダック総合は2008年以来の最高値へと登り詰めた。だがダウ工業平均は、4月11日のジオコズミックな重要変化日に記録した史上最高値14,887を超えることは出来なかった。翌日の5月1日にはダウ平均は急激に — 138ポイント — 下落し、また世界の他の市場も同様に下がったことから、一般に "異市場間弱気ダイバージェンス" と呼ばれる明確な事例が示現した。4月30日のS&Pとナスダックにみられた新高値への反騰は、三つの惑星(順に金星、太陽、火星)が *パーティ・クラッシャー(*陽気なパーティをぶち壊す者)として知られる土星に対しオポジションを形成していく4月22日~5月1日という時間帯の終わり近くに起きている。さて本来なら、ジオコズミクスとテクニカルなサインのこのような合致は、少なくとも4%の下落が始まるシグナルとなっていたはずだ。

        しかしながら、今は通常時ではないし、正常な市場でもない。

        大幅下落のあった5月1日の引け近くにビッグ・ベン(バーナンキFRB議長)がもう一度声を上げ、かなり長期間、少なくとも米国の失業率が6.5%に減少するまでは、短期金利は0%近くに留まるだろうと話した。市場はこの再保証の言葉を好感して活気付き — 彼がこの呪文を唱える度にいつもそうなるのだが — ダウ平均はその翌日、前日失った138ポイントの内130ポイントを回復した。ところがそんなものは、翌金曜日の市場を覆い尽くした高揚感と比べれば何でもなかった。金曜朝に発表された雇用統計で失業率は7.5%に落ちており、これは数年ぶりの低失業率だったのだ。また非農業部門雇用者数の数字も事前予想より良好で、前月値をかなり上回った。この予想を上回る発表を受けて、ダウ平均は史上初めて15,000を超えるまで反騰した。S&Pもまた始まって以来の1600以上で取引された。先週は米国株式市場と世界のいくつかの指数にとっては歴史的な週となった。

        さて、このような事象は、今日の株式市場に対するジオコズミック及びシクリカルな相関関係について、何を語るだろうか? 最初に、ダウ平均における新高値への急騰 — そしてS&Pとナスダック総合の両方にみられる継続的な上値追いの動き — が、土星へのハードアスペクトが終了した後、即座に起きたことに注目だ。土星が去れば、パーティは再開される。二番目としては、天王星が、5月20日に予定されている冥王星との7回の内3回目のランデブー、即ちワクシングスクエア形成にフルスロットルで向かっていることだ。
日本時間:5月21日07:55前後
        天王星を含むハードアスペクトが発効範囲内にある時はいつも、記録は破られる。長期の抵抗線は全く無視される。天王星は想像上の(あるいは現実の)どんな制限であれ、突き破るのを好むからだ。その水準ラインがどんな方向への動きを塞いでいるかなど眼中にはない。ただただ壊し破りたいだけなのだ。だがそこにはコインの裏側が存在する。どんな方向に突出したにせよ、突然同じような急激さで踵を返し、反対方向に向かってより激しくすら動く性質だ。天王星はいくつかの市場セクターにおいて大きな上昇と同期した後、在泊していた星座宮や形成したアスペクトを去る前に、その同じ市場で結局は激しい下落を呼び起こすことで歴史的に悪名が高い。

        1995年~2003年、天王星が水瓶座に在泊していた時のことを覚えておられるだろうか? 水瓶座はテクノロジーを支配する。その期間の前半にテクノロジー関連株(すなわちナスダック)に何が起きたか覚えておられるだろうか? 指数が5000を超えるまで上昇した2000年3月頃には、ポートフォリオに十分なドットコム株を持とうとしても誰も追い着けないような状況だった。そして天王星が水瓶座を去る前の2002年10月頃には、ナスダック総合は2000年初頭にそびえ立った頂から実に80%以上下落して1000を試していた。 天王星が次の星座宮、魚座に入居した2003年~2010年のことを覚えておられるだろうか? 魚座は原油を支配する。2008年5月、"黒い金" は1バレルあたり147ドルを越えるまで上昇し、史上最高値を記録した。だが天王星がまだ魚座に在泊していた同じ年の12月、原油はバレルあたり30ドルを試すまで暴落しており、これは殆ど80%近い下落だった。

        さて現在、天王星は2010年~2019年まで牡羊座に在泊しており、冥王星に対してワクシングスクエアを形成している(2012年6月~2015年3月)。牡羊座は銃や武器を支配する。皆さんは最近、拳銃のための銃弾や弾薬を買おうとしただろうか? おそらくそうはしていないだろう。何故なら手に入らないからだ。もし買えたとしても、2010年以前の購入額の5倍は払わないと手に入らないだろう。冥王星は銃、爆発物、弾薬 - または人類の生命や安全を脅かす武器といった事柄を支配する(あるいは、もしあなたが保守派であれば、これらが人類の生命を守ると考えるかもしれない)。
共和党、NRA(全米ライフル協会)の支持層。ちなみに民主党政権下で1994年に施行され共和党政権移行で2004年に失効した銃販売店への規制法ブレイディ法の発効前後では銃の売り上げが5割増しとなった。その後再びオバマ大統領による銃規制法案成立への熱心な取り組みによって空前の売り上げに達し、オバマ特需、米経済を牽引する業種などと揶揄されたりもするという。最近の売り上げ増加のメインは新規に銃を購入する女性層だというニュースも。4月17日、大統領が推進する比較的穏やかな銃規制強化修正法案は共和党の反対によって否決された。
        こうしたこもごもの事象が、金融不安と個人的安全に関わる恐怖に覆われた世界における自衛のための究極の武器たる金と銀に私達を向かわせる。まぁ、先週の金と銀は殆ど動かなかったに等しい。もちろん、株のように、5月1日水曜のザラ場で金と銀は急激に売られた。しかしながら、株のように、週末に向かって気の利いた反発をみせている(株ほど鮮やかとはいかなかったが)。金はかろうじて前週4月26日の高値を抜けたが、これは土星に対する一連のアスペクトが発効する期間のちょうど中間点で起きた。銀は4月26日の直近高値を抜くことはなかった。


≪ 短期ジオコズミクス ≫

        今週は特に重要なジオコズミック・サインは見当たらない。しかしながら、5月9日(日本時間10日朝)には金環日食が起きる。この、他のジオコズミック・サインによって支持されていない日食が、はたして株式市場のリバーサルに合致し得るかどうかを観察するのは興味深いだろう。数年前にISAR(International Society for Astrological REserarch)ジャーナルに掲載した私の研究によれば、歴史的にみて、通常日食単体では大した影響力を持たない。しかしながら、以下の4つの理由から、今回は それが異なった結果となるかどうか、疑問を持たねばならない。
即座の現象を扱うファイナンシャル・アストロロジーにおいては日食は同時に起きる他の惑星間のアスペクトがもたらすエネルギーを増幅するものとして扱われる。
        第一に、今が5月初めだということだ。過去3年にわたり、株式市場では4月または5月に重要な天井をつけ、その後に数週間か数ヶ月もの急落が続いた。

第二に、天王星・冥王星スクエアという大物が5月20日に迫っている。普通、市場はこういった長期にわたる惑星シグナルが正確に示現するその日に反転はしない。だが重ねて言うが、歴史的に言って、長期サイクルの天井や底は5回ないしそれ以上にわたる正確なアスペクトのシリーズ中、3回目に起きることが多い。そして今回がその3回目なのだ。

第三に、今週は木星が双子座18°~20°に入ってくる。過去2年にわたりこのコラムで注意を喚起してきた通り、土星・天王星がハードアスペクトを形成する時間帯の近傍で双子座の14°~24°を運行する木星は、米国株式市場における長期サイクルの天井と合致するという先例を持っている。これもまたこのコラムで論じてきた理由によるが、その黄道運行の時間帯は蟹座4°に至るまで延長する必要があるかもしれない。ということは、今から6月末あたりまでの間にいつでも起こり得るということだ。

そして第四に、私達はいまだに太陽・火星コンジャンクションのオーブ範囲の時間帯にあって、これは5月末まで続く。また、前のコラムで報じたように、このジオコズミック・サインは10°のオーブを持って、米国株式指数における価格差10%以上のリバーサルとの関連を持つが、これは私達が研究してきた他のどのアスペクトに比べても最強だ。おっと、まだ考慮すべきジオコズミック・ファクターがあるが(例えば大規模リバーサルと関連する太陽と火星の土星に対するオポジションが持つ11取引日という時間のオーブなど)、全体の状況はおわかり頂けるだろう。

        今現在の状況は輝いて見える。だが、この輝かしい光の裏側を覗き込めば、その先には鋭く切り立った下落の崖が存在するかもしれない。私がこう言うのはパニック売りがあると知っているからなのか(土星と — または — 冥王星が目立って働く時はいつもそれが起きるが)? いや、そうではない。私がこれを書くのはそういった理由からではない。誰も怖がらせるつもりはない。私はただ、過去のジオコズミックサイクルが未来に立ち現れること、そして過去においてみられた相関性がどんなものだったかを読者の皆さんに伝えることが自分の義務だと感じるだけだ。そうすれば皆さんは現在と未来におけるそれらの可能性に気付いていられる。

        こうして相場の天井に関連するいくつかの現行ジオコズミック・サインを挙げたとしても、同時に私はこの反騰が、木星・土星・海王星間にグランドトラインが形成される7月に入るまで続く可能性があるとも考えている。それはこんな感じだ:あなたは激しい嵐を生成しそうないくつかの気象パターンが収斂し始めていることを理解している。だがいつこれら全てのパターンがぶつかり合って嵐となり、襲ってくるかはわからない。それでもあなたは7月のグランドトラインの直後に形成されるパターンはわかっている。

ではグランドトラインが終わった後、そこに残るのは何か? 木星・天王星そして冥王星間のTスクエアだ。これは古典的な破産のアスペクトであり、2014年に入っても優に持続する。加えて土星が2015年まで引き続き蠍座に在泊することから、この時期は報いの時であり、三つのD、すなわちdebt(負債), dificits(赤字), downgrades(信用格下げ)を含む過去のふるまいの結果を刈り取るべき時となる。


≪ 長期的考察 ≫

        以下はカナダ在住の購読者が報せてくれた記事だが、読者の皆さんにも喜んでシェアしたいと思う。    『カナダ放送協会が、米国FRBや他の国々の中央銀行によるワイルドなお金の印刷っぷりについて、洞察に満ちた3本の記事を彼らのウェブサイトに掲載しました。多分あなたはその内容に興味を持つのではないでしょうか。』 私達がこのコラムでずっと昔から紹介し、今もなお重要だと信じているテーマにメインストリームのメディアが気付いたのを見るというのはなかなかのものだ。

        The 'monarchs of money' and the war on savers

        The illusion of growth

        The secretive world of printing money





訳文ここまで
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