レイモンド・メリマン 週間コメント5/20 【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント5/27 【金融アストロロジー】

May 24, 2013

●5/25の満月・月食 ― みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    満月は前回の新月のテーマが熟し、花開くときです。 この日は太陽と月が、地球を挟んでちょうど反対側にやってきます。0°の新月から始まった地球全体への課題は、満月で180°対向のエネルギー同士がぶつかりあい補いあうことにより、輝く満月というひとつの「結果」を見せてくれます。それは、わたし達が空間から受け取ったエネルギーをどう昇華し、現実に表現してきたのかを、あらためて見せてくれる鏡だと言えるかもしれません。そして わたし達はみな満月を超えて、次の新月までにそのテーマを消化、エネルギーはゆっくり静まっていきます。 さぁ、今回はどんな風景が見えるでしょうか? では今月も行ってみます。(^_-)~☆
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満月タイムスケジュール
エネルギーが高まる時です。ヒーリング・メディテーションや祈りを捧げたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じられると思います。

【地方平均太陽時:ソーラータイム(LMT)】
東京・関東ローカルで 5月25日13:45前後、北海道周辺で13:50前後、関西方面は13:24前後(日本標準時の場合はこの時間)、沖縄周辺で12:56前後に   射手座4°08’で満月・月食となります。

今回のベースとなる新月のテーマについてはココをご覧ください。

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サビアン・シンボルによる【満月のテーマ】 5/25~6/8
*ここでは有名なデーン・ルディアー版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使いブレイン・ボヴィの解釈を参考にしています。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【月 射手座4°~5° + 太陽 双子座4°~5°】
 "A little child learning to walk " + "Holly and mistletoe"
「歩行を学ぶ小さな子供」 +「ヒイラギとヤドリギ」

"An owl up in a tree" + "A radical magazine"
「木の上の梟」 +「ラディカルな雑誌」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
 →★古いものから新しいものへ、何かが変わっていく
 →★今在るものへの挑戦として起きるリズムの乱れ
 →★革命的な精神の胎動
 →★新しい挑戦に対する根の深い抵抗と狭量さを見る
 →★確固とした基盤に基づく変革かノリに流された退行かを見分ける
 →★古い思考法に守られて新しい方向性が発芽する
 →★通俗的な思考に裏打ちされた過激性
 →★古いものと新しいもののせめぎ合いにほの見える可笑しさ
 →★足許をよく見ないことから来る錯覚の危険
 →★平等/対等という理想にかいま見える厳然とした階層
 →★自由であることに付随する責任を軽やかに受け入れる→ ・・・・
 
エネルギーのポイント: 『変化』 『狭き門をくぐる』

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        今年の蝕祭、最後の半影月食がやってきます。この月食はサロス150シリーズ。そして、今回は新たに誕生する月食サロス・ファミリーの記念すべき一回目なんですね。    このシリーズはこの月蝕で始まり、その終焉ははるか33世紀。西暦3275年の6月30日だそうです。これから1262年もの間続いていくんですね。。。 この月食が終わるその時、わたし達人間はまだこの世界に居るかしら?

        バーナデット・ブラディは食に関する研究の中で、『 各サロスシリーズが根底に抱えるテーマはその誕生の時に決まる』 と述べています。食の誕生を受胎の時だとすれば、今回の月食がたずさえる長い長い周期の「根底の雰囲気」を決めるのは、今を生きているわたし達ひとりひとりの精神だとも言えます。千年以上もの時の流れを、人類が生き延びていけるのかどうか? 未来は明るいのか? 日食と比べて付随的に扱われがちな月食、それも生まれたばかりで、地球上の誰も見ることさえ出来ない胎児のような食ですが…… それでもこれは未来志向のノースノード・イクリプス。想像さえつかない時の彼方の惑星史に今、ココから…地球の片隅に生きるひとりの「わたし」として参加出来る、これは稀有な機会です。だから、いつも以上に自分を、自分と繋がっている全体を、そのより良い未来を、大切に抱きしめるような気持ちで過ごせたらいいなと思っています。

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        それではざっとサビアン・シンボルをみてみましょう。 新月のポイントは 『突破と覚悟』 でした。これを基盤として、まず初めにとっていくシンボルは 『歩行を学ぶ小さな子供』 です。 この子はつかまり立ちを覚え、そしてまだおぼつかない足取りで歩きだそうとしています。好奇心に目をキラキラさせながら…。その危なっかしい姿をみると、周りの大人は思わず手助けをせずにはいられません。

ブレイン・ボヴィは、2本の足で立ち、歩き始めることを『人類にとって進化への決定的なフェイズ』であり、進化・発展の各エポックごとに、その時点での「革命」が存在すると指摘しています。

2本足で立つ状態はバランスがとれている状態です。けれどそこから歩き始めるには、まず最初に一瞬そのバランスを崩す必要があります。わたし達のこころ/精神も、ひとつの段階から次の段階へと成長するとき、一時的にバランスを崩し、葛藤や迷いの中で極端な考えに傾くことが少なくありません。それは古いもの・古い状態から、全く新しいもの・新しい状態に移行する際に、多かれ少なかれ、必ずくぐり抜けなければならない門だとも言えます。

        これに対して太陽が位置するシンボルは 『ヒイラギとヤドリギ』 です。この二つの植物は樫の木によって結ばれています。ケルト文化では聖なる樫の木と共にこのヒイラギを、大いなる守護のエネルギーを持つ植物として用いていました。冬、ケルト部族にとって神聖な存在である賢者の樫の木が葉を落として裸になる季節.....そのとき、青々とした葉に赤い実をつけるヒイラギは、寒々と暗い世界に美をもたらすものと考えられたのだそうです。そしてヤドリギもまた神聖な植物であり、特に樫の木に宿ったヤドリギは、宿主の聖なる魂の顕示として扱われました。ここで樫の木は冬至 — 日照時間が一年で最も短く、そこから太陽が成長し始める日 — 太陽の新年を象徴する木であり、ヒイラギ・ヤドリギ・樫の木の三つ組みは古い年から新しい年へ、古い王から新しい王へと、「力」が移行していくさまを象徴するものとなっています。

        よちよちと歩き始めた子供は、バランスを崩して今にも転んでしまいそうです。葛藤はわたし達を苦しめます。革命の萌芽は社会全体を揺るがせます。それでも、前に進むためにはどうしても一歩一歩、その危機を乗り越えていかねばなりません。太陽から注がれる、成熟した樫の木のエネルギー。成熟した大人は、月に示される子供を助け教えながら、やがては力を委譲して退くときが来るのを知っています。けれども子供は何処に行くかわからず、その動きはまだまだアテになりません。大人のやり方で導こうとしても、きっと手を振り払って転び、ついでに大事な置物まで落として割ってしまうかも? 大人はハラハラし、ときにはイライラして叱りたくなるけれど、先回りして支えようとしても子供はイヤイヤをします。歩行練習は果たして安全に進むでしょうか? 

古く物慣れた感性と、新たに芽生えた可能性。わたし達のこころの中にもその二つは存在します。 その二重性の狭間で、わたし達は危機を経験し、それに立ち向かい、やがては交互にバランスをとることを覚え、新しい目標に向かって歩き始めます。社会もまたそんなわたし達をなぞるように、危機を迎え、紛糾し、破壊や反抗、反動と抑圧を体験しながら次の時代へと移り変わっていきます。わたし達が今という移行期を穏やかに乗り越えていくには、自分の足許をしっかりみつめ、周囲を見渡し、謙虚に、大胆に学んでいくこと。それが最初の挑戦となるのかもしれません。

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        さて、食のエネルギーは次のシンボル 『木の上のフクロウ』 をとっていきます。フクロウは智恵の女神、アテーナーの象徴なのだそう。目も眩むような高い樹木の上で、彼はあたりを睥睨しています。フクロウはとても敏捷で、その目は夜の闇をものともしません。その高みに羽を休めてくつろぎながら、ぐるっと首を回して大地の形状を知り、獲物の気配を感じ取ります。 彼が止まっている一本の枝は太い幹に連なり、その幹は大地に深く根をはっています。女神アテーナーにも擬せられるフクロウの真の智恵とは、長い時の流れに培われたもの。年月のもたらす多様な経験を、広大な視野を通してゆるぎなくまとめあげたものなのかもしれません。さぁその智恵をもって狙う獲物は、いったい何でしょう?

        一方太陽がとっていくシンボルは『ラディカルな雑誌』です。ラディカルとは急進的、または過激な思想を意味します。保守とか革新とかいうけれど、そのどちらにもラディカルな思想は存在します。「全てを壊し新しくせよ!」 または 「堕落した現在を否定して古き善き時代に還れ!」 …それぞれの思想の根本原理に根ざし、それを極端に純化しフォーカスしていった結果、常識ではとても付いていけないような主義主張が叫ばれるようになります。この雑誌は月刊誌?それとも季刊でしょうか? いずれにしても、あるサイクルごとに過激な文面やグラフィックに彩られた雑誌が刊行されます。 読者達は何を求めてその雑誌を読むのでしょう?

ラディカルな雑誌は、それがどんなジャンルであろうと、現体制を舌鋒鋭く批判します。そして支配的立場にある者達を追い落とし、自分達の原理に基づいた思想・運動こそが絶対だと叫びます。その声高な論調は、共感を抱いて読むひとに一種の昂揚感を与えるでしょう。でも....その声は、本当に広い視野で「今」をとらえ、大地に根を張りながら未来を見据えて叫ぶ、魂の声なのでしょうか? それとも、大して深い考えもなくただ巷の欲求不満を拾い、そのはけ口として借り物の思想や言葉を連ね、ある事ない事取り混ぜて大言壮語しているだけなのでしょうか? 長い時を経て培われた智恵に裏付けられた、未来へのビジョンはあるでしょうか? そして、闇の中でも獲物の動きを見極める鋭敏な目を、 本物を聞き分ける鋭い耳を、わたし達は持っているでしょうか?

        木の上のフクロウは、状況を変えたい!自分を変えたい!誰かを変えたい!と願う叫びに応えてターゲットを絞り、高枝から滑空し、鋭いかぎ爪で獲物をとらえるかもしれません。でも、もしその叫びが欺瞞や誤魔化しだったら?  フクロウはその智恵の適切な使いどころを失い、虚しく宙を掻き風を起こしてホーッホーと鳴くかもしれません。英語でフクロウの鳴き声を意味する"hoot"には、もうひとつ、不満を表す叫び声、そして嘲りを秘めたヤジという意味があるそうです。

owl


        古い時代から新しい状況へ。古い精神から新しい息吹へ。さぁ、出発しよう!な〜んて、ことばにするのはとても簡単。。でも時代の変わり目、人生の変わり目の実相は、様々な闇をくぐり抜けていかねばならない、困難な道だと思います。それでも、何かが確実に、それも根底から変化しようとしているのを、わたし達は感じています。わたし達を取り巻く社会、世界、そして気象や大地の様相までも…。その流れ、その道筋を創ってきたのは、創っているのは、他ならぬ無数の「わたし」のこころと言葉と行為です。


        カーディナル・スクエアが織りなす、この壮大な移行期。どこかの誰かが何かを変えて、その波が押し寄せて翻弄されるんじゃなく。 日常の自分自身こそがその変化の構成要因だということを今、こころに留めておきたいと思います。 自分がどう変わり、どんな人生を夢見て、どんな将来を見るのか…高い木に止まって広い森を見渡すフクロウの智恵を求め、魚座の海王星がもたらすありったけの想像力を使いながら、優しく目を凝らしていきたいと思います。 これからの自分達のために。 えっと、それから…はるかな時の彼方に存在するかもしれない、未来世紀の子供達のために……(^_^。



アスペクトから少し…

牡羊座の天王星とクルースン・山羊座の冥王星・蟹座のヴェスタのTスクエアを大背景として….

        もうお馴染みの天王星・冥王星ワクシングスクエアですが、今回は天王星に小惑星クルースンがタイトにコンジャンクトしています。クルースンという名は、古代ケルトの一部族からとられたのだとか。この小惑星はまるで地球にまとわりつくような特異な軌道でも有名ですが、リン・コイナーはその原理を 『自らのルーツを探ることによって体験する内的な変革』 と読み解いています。この"ルーツ"は祖先から受け継がれてきた血の流れを指しますが、ひとによっては志向や思想のルーツだったり、霊的なルーツを指したりもするようです。わたし自身も、ネイタルやトランシットのクルースンが強力なコンジャンクションを形成したときは、子供のころからずっと会うこともなかった親戚と再会したり、自分の思考がどこから来るのかについて再発見したりと、"ルーツ"にハイライトが当たるような体験をしました。

        牡羊座の天王星・山羊座の冥王星、そして蟹座のヴェスタと牡羊座のクルースン。この組み合わせは光と影、両方の側面を持っています。影からみれば、自分のルーツ(血族・民族・社会・思想・信条)と一体化し、その正当性を確固としたものにするために他の全てを否定してかかるような狭量さを持ち、敵とみなした相手を倒すためなら犠牲もいとわない、というエネルギーになります。

そして光の側面は、他のひと達のルーツを尊重し、その違いを認め、共存の道を共に探ること。自分が根ざす深い感性を大切に、主張するべきことは臆さず、でも誠意をもって互いに高い見地から全体に献身していくこと。。これって理想主義的に聞こえるかな…

        どちらかというと現実主義のわたしは 「そんなん、ほんとに出来るんだろうか?だって人間てそこまで大きくないし…」なんてちょっぴり思ったりします。 それに、実際には光と影のちょうど中間くらいに立ち止まったまま、どちらにも突出出来ないっていうのが殆どのわたし達。でも、少なくとも、理想をどこかに抱き、少しでもこころがけていくこと無しには、今のカオスを突き抜けていく道なんか無いのかもしれません。月食時、天高く運行するヴェスタは、神殿にその身を捧げて熱誠の炎を守る乙女達の女神です。彼女は思いも寄らない運命の犠牲者として顕現することもあれば、理想に献身する火のフォースとして立ち現れることもあります。彼女の力をどう使うか。それは、やはりわたし達が何を意図し、どんな選択をするかにかかっているのではないでしょうか。

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今回の月食は双子座 — 射手座軸の食。それに魚座の海王星がTスクエア、対向の乙女座にはいまだにオルクスが在泊してグランドスクエアに。双子座在泊の水星・金星・ブラックムーン・リリス(&木星)のコンジャンクション、そして射手座在泊のフォルス・イクシオンのコンジャンクションを入れて、オブセッション・ラダー(ブリッジ)が成立。全体的に不安定で、落ち着きたくてもなかなか落ち着けない・・・って感じのチャートかな(^_^;

        この月食は東京ローカル図では3室で起きます。双子座精神が持つ水平軸と射手座精神が持つ垂直軸がぐるっと入れ替わった感じ。高みに昇ろうとして水平に拡大していく精神は、感じとったことを身近な環境で表現していく必要を感じます。それはともすると、自分の感覚・世界観を、際限なく言葉にして発していこうとする衝動となって現れるかもしれません。 どちらかというとコミュニケーションというよりは、話すことで安定を図ろうとするような感じです。

        この月食にそれぞれTスクエアとなる海王星とオルクス。魚座の海王星は、もともとビジョンや理想に献身したり、自己犠牲の精神を発揮する潜在力を持っています。けれど月食とオルクスとのハードアスペクトの下では、無意識世界からヌッと立ち上ってくる根深い恐怖心に刺激されがち。。。 いったいこれからどうなっちゃうんだろう....? そうなると海王星は幻を見始めます。踏ん張って今・ココに居続けることが出来ず、お酒やその他、そのひとなりの逃避行動へとズルズル流されたり、自分の正当性を裏付けるための誤魔化しや小さなウソが口をついて出やすいエネルギーになります。一方、オルクスにはミニ・冥王星とでも言うべき性質があり、自分が属する部族や血族的な感覚、同じ"種"としての「掟」や社会ルールを破るような行為を罰したいと感じます。

        また、金星・水星それにブラックムーン・リリスのトリオは、自分や他のひと達が発するその言葉が "今の流れ" に対して適切でスムーズで、人間関係を円滑にするためにバランスが取れているか? をチェックするような感じ。その裏には、様々な性格を持ち、様々な事情を抱えた個人の集まりや、多様な民族・文化の相違を効率良く取りまとめていこうとする高度な目的も存在しています。でも、これに木星のゼウスちっくなエネルギーがミックスされると、「自分の観点こそが調和なんだもんね!絶対!」なんて独善的な気分が生まれる可能性もあります。

それに加えて、このグループには牡羊座のエリスがセクスタイルで関与中。エリスもB.M.リリスも、ダークな女神達です。一筋縄ではいきません。 もし自分の中に、相手の中に、または状況の内にあらかじめ不和の"種"があれば、それを増幅してきます。このエネルギーは折りに触れて、今までのウソや誤魔化しを白日のもとに曝そうとする意識に変換されそう…。これに射手座のアラクネも絡んでいるので、いったん事が起きればネットワークを介してその影響が拡がっていくケースも考えられます。 一方、相変わらず射手座でペアを組むフォルスとイクシオン組は、大言壮語や 「モラルがどうしたオレ様一番!」 的な心理や言動、蓄積したエネルギーの突然浮上、そしてそんな心理のウィルス的伝播を司っています。

影の側面をみれば、これは個人的にも社会的にも燃え上がる報復精神。ダークな女神の大ボス格、恒星アルゴル(メドゥーサ)とコンジャンクトする火星も、離れたところからそんなこころの動きに力を与えていそうです。新月・日食からこの月食まで、増大してきたエネルギーの流れの中にも、十分にこんな動きが見られたのではないでしょうか。

        無責任な情報で多くのひとが動いたり、奇妙な出来事が持ち上がったり。 今まで水面下に隠れていたストーリーのベールが剥がれて見たくもない現実と直面したり....そんな中で夢や希望、理想が失望に変わったり……。 もしわたし達がそんな感覚を味わうとしたら、それは皆、アスペクトがもたらす惑星エネルギーの影が現実化されて起きてくること。 でも、それを反転させていくことだって出来るはずです。 魚座の海王星とトラインを結ぶ蠍座の土星は今回、ペルセフォネーとぴたりコンジャンクト中。 ペルセフォネーは冥界のザクロの実を食べました。それは自ら運命を選ぶことであり、一年の半分を光の下で母の良き娘として過ごし、半分をダークな冥界の女王として過ごす、二つの役割を受け入れることでした。この神話は、彼女が運命にもてあそばれる弱い乙女ではなく、自立したひとりの女として成長する道を選んだことを暗示しています。 

        蠍座の土星は重荷やブロックというコワモテの側面ばかりではありません。成長し、受けとめ、自分の足場を確かなものにしていく力にもなってくれます。ここでは、自分という存在の価値を誰よりもまず自分の中にしっかり認めること。そして自分の足許を固め、一見ダークに見える状況からも逃げずにその場で出来るベストの選択をしていくことを促されます。けっして状況に流されないこと、踏みとどまること。 この土星は、他のひと達と共に助け合いながら、芯のところで自己充足していく道、依存しあうことのない道を行けと示唆しています。もしかするとこれは、明るく自由な"向こう側"にたどり着くために、一度はどうしてもくぐり抜けなくてはならない門、渡らなくてはならない橋なのかもしれません。

        ペルセフォネー、ブラックムーン・リリス、エリス、そして恒星アルゴルの傍らでペアを組むパラス・アテーナーと小惑星リリス。前回の日食で矢面に立ったセレスから聖なる光の小枝を受けて、この月食では彼女達が背面に立ち、ヨチヨチと歩むわたし達の後ろ姿をみつめています。 あらゆる物事の水面下に潜むダークな女神達のエネルギーを受けとめて.....本当の精神的独り立ちを果たすために、その力をめいっぱい使えるよう、意図してみたらどうかな...? 彼女達はやがて、ゆるぎない自信や純粋な笑いの境地をたずさえてわたし達の内宇宙を訪れ、フフッと微笑みかけてくれそうな気がします。。。


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        6月に入るにつれて、徐々に、この蝕祭が創り出した強烈で奇妙で爆発的な雰囲気は緩んでくるかもしれません。半ばも過ぎれば多くの惑星達が蟹座に集合し、もう一度「真の優しさ」とは何か?「赦し、溶け合う」とはどんなことか?を問いかける、この夏の「水の大三角」の下地が出来てくるのではないかと思います。その感性と感情のエネルギーをどう使うかは、今、ココを生きる、この瞬間のわたし達が方向付ける....この月食に、そう意図してみたら? 

だから今は、双子座の月食期がもたらす思考の乱反射に翻弄されることなく、優しさと想像力を使って誠実なコミュニケ-ションを....ちょっぴり.....こころがけていきたいと思います(^_^;。



have a great trek!!!★


hiyoka.(^_^)


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この記事へのコメント

1. Posted by サラ   May 26, 2013 00:03
hiyokaさん、こんばんは。

そーでした。今日は月蝕だったですね。
しかもまたまた、イベント的な月蝕シリーズの始まりとは、驚きです。

仕事は相変わらず忙しくて、帰宅も遅く。。状況もなかなか改善されないけれど、ふとこんなこと思いました。

『ストレスを感じたらキリ無いし、、ストレスをストレスと感じない為に、私の捉え方をどう変化させたら良いかしら??』
など。

まだまだ、その答えは見つからないけれど、探した続けたいと思います。
2. Posted by hiyoka   May 26, 2013 01:11
 
サラさん、こんばんは^^

今回の月蝕はひそやかに大きな意味のある月蝕だったと思います。きっと、サラさんにとっても....(^_^ 今すぐ何かが変わってどうこうとはならなくても、新しい種子が確かに頭上に蒔かれた感じ。。そこから知らないうちに蓄積される新しいエネルギーがありそうな。内面も、そしてそれを追うように少しずつ、外側の状況も変化していくのだと思います。

天王星・冥王星スクエアは本当にゆっくりと、じわじわ効いてきます。わたしもまさにそうですが、渦中にあるときは本当に重い。。でも、全てが抜けていった後、過ぎ越したあと、自分の中身がすっかり変わって軽くなっていることに驚くかもしれません。バージョンアップした自分とでもいうか...(^_^

探し続けて、時々「くぅっ」と固まったりしながらも小さな発見を積み重ねて、いつか、遠い遠い星雲にたどり着くかもしれません。。少し前からしばらくは、バネが一番縮まってる時期かも。 疲れすぎないよう気を付けて、水面下の大きな流れに乗っていかれますように☆

探し続ける戦士さんに、星々の純粋な笑いの力を!^^
 
 

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