レイモンド・メリマン 週間コメント9/30 【金融アストロロジー】○10/5の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

October 04, 2013

○10/5の新月―みんなに降り注ぐエネルギー その2

新月期のアスペクトから少し...

10.5 16:40 魚座のカイロン部分にちょこっと加筆しました。
        
新月と天王星・小惑星ネメシスがオポジション、冥王星、小惑星ラケシスと共にグランドスクエア、天王星・土星がクインカンクス、木星がフォルス・イクシオン組とクインカンクス、獅子座の火星・水瓶座のネッソスがオポジション

        このフォーメーションは天王星・冥王星スクエアの力を天王星を通して新月でガシッと受けるような感じ。とても強力です。 良いにつけ悪いにつけ、何か想定外のことが起きやすい配置だと思います。 また、奥底に澱のように溜まっていた深い感情を揺り動かされるような雰囲気も。錯綜する情報。疑いの中でモラルや倫理観を問いたくなる感じ。一方では、先行きへの不安に突き動かされて何かしなくては!という焦りが出るひともいるかもしれません。。 今のうちに何とかしなきゃ、何かを変えよう壊そう、そして護りたい。あまり時間は残されていない・・・そんな感覚を伴うような感じです。そういった感覚は、仕事やお金に関する心配、健康面、近しい人間関係やセックスが絡む問題…そして自分の能力や他のひと達に対する不満として表れる可能性もあります。最悪の場合、誰かをスケープゴートに仕立てて「アイツさえ居なければ上手くいったのに…」なんて責任転嫁したくなる場合も。犠牲者を出さないよう、また自分が無用な犠牲になることのないよう、気を付けたいと思います。

その反面、自信をもてなかったり、内側に引き籠もっていたい願望も同時にアタマをもたげそうです。なので、とりあえず極端な意見だけ言ってみる、"口だけ番長" が増えるかも? 自分の口から、誰かから、極端なことばが出る時、そこには見るべき何かの "しっぽ" が隠されているかもしれません。また、それに対する相手の反応を見て怖れをなしたり、ある意味 "満足して" 再び閉じこもってしまうようなら、あまり良い結果にはならないと思います。キチンとした態度を表明して自分の言動に責任を持つ必要があるでしょう。留意しておきたいのは、大きな集合意識のレベルでは、潜在的に「何でもいいから何か起きればいいのに…」 なんて、すごく矛盾した気持ちがどこからかひたひたと忍び寄りつつあることです。これは長いスパンで続いていきそうなので、頭の隅に入れておきたいと思います。

でも、チクチクと逆なでされるような感覚がわたし達の本能を刺激するとしたら、それが逆に功を奏して、現状をうまく切り抜けるための良いアイデアがひらめくことも! まずはひと呼吸いれて、"体が発しているあらゆる声" を注意深く聴いてみましょう。そして、今回の新月のテーマを思い返してみて。きっと何かヒントが隠れているはずです。


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MC/IC軸で乙女座のヴェスタ、魚座で逆行中のカイロンがオポジション

        東京ローカル図ではこの2惑星のコンビネーションがハイライトされています。特にICにかかったカイロンはとても強力。今回は月食となる満月図も、そのアングルは新月と殆ど同じ位置に来ます。(これって珍しいんじゃないかな…) なのでカイロン・ICのコンジャンクションは新月期の1カ月間ずっとその力が強調されたままになります。この取り合わせは、特に道を歩む戦士さん、そしてそのとば口に立ったひとにとっては重要なアスペクトじゃないかと思います。

魚座のカイロンは、黄道12宮の旅も最終段階に来ているということで、とても複雑。準惑星の専門家のひとりであるメラニー・ラインハートはその著書「 Chiron and The Healing Journey 」の中で、『 カイロンはそれがどのサイン、どのハウスに在っても、その領域が抱える根源の問題に結び付いていく 』と語っています。だからカイロンは、各自の意識の奥底に潜んだ問題があれば、ありとあらゆるカタチをとって浮上させてきます。 

もともと魚座って、半分はこの世のものではないところがあるんですね。魚座のシンボルである二匹の魚が示すように、こちら側とあちら側、正と邪、YesとNo、愛と憎悪、生と死など、二律背反する両極が交差し、ミルク色の霧が立ちこめています。同じ二重性でも双子座と異なるのは、二つの領域を隔てる境界線がすでに溶け崩れてしまっていること。そこはこの世を成り立たせている二極性の、そのどちらもが価値においては等しく両立し、どちらにも開かれているような世界です。その感じは一種の "統合感覚" と呼んでもいいと思います。輪廻においてひとつのゴールを迎え、新たな旅立ちを前にした魚座にとっては、それこそが自分本来の世界。。。

けれど、この世にフィットしながら生きていくには、どうしても土星的な「鋳型」を使っていく必要が生じます。つまり、心地良くいられるはずの "統合感覚"を "犠牲" にして折り合いをつけていかねばならないということです。 そうでなければ物事が定まらず、この人生は危ういものになってしまうでしょう。 

だから、もともと魚座の意識の奥底には、 「犠牲を払ってどちらかに偏るという嘘を重ねて自分はここに居る」 という感覚が潜んでいます。それは「もうこれ以上この世に関わりたくない。新たな輪廻の前の夢想の中でまどろんでいたい…。もう嘘だらけの世の中に生まれ変わるのはイヤだ。」 という、前進:二足歩行の世界への拒否にも似た感覚なのかもしれません。

魚座のネガティブな側面が出るとき、欺瞞や嘘、夢想や逃避行動、依存症、まるでまとわりつくように他者のエネルギーを吸い取る行為などが表面化しやすいのは、こうした"欺瞞"へのそこはかとない罪悪感も含めて、自分も、世界も、どこかふわっと俯瞰で眺めているからではないでしょうか…。 魚座に来て消えていく「境界線」は、見方を変えればこの世的な「規範」でもあります。けれどその一方で、この世への捧げ物として失ったはずの統合感覚の記憶は、境界を持たない感受性を通して生きとし生けるもの全てに対する深い慈しみや哀しみとしても表れてきます。

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        魚座のカイロンは、わたし達それぞれが抱える 「積もりに積もったいわく言いがたい記憶の集積」 的なものを掘り起こしてきます。そして何とも言えない「心許なさ」を突いてきます。それは、普段の意識からはあまりに遠く深く沈殿してしまった根本的な怒りであったり、漠然とした疎外感だったりするかもしれません。それが何であるかは、それぞれのネイタル・チャートにもより様々です。でも、今のカイロンはまっすぐに乙女座のヴェスタを見上げています。 天頂に昇ったヴェスタは献身と熱誠の象徴。 現実社会で引き継がれてきた実際的な役割を自分のアイデンティティとして、確固とした生をひたすら生きようとしています。まるで、それだけが自分の存在証明だとでもいうように。。。真下から仰ぎ見るとき、その姿は魚座のカイロンにとって、手の届かない「ゆるぎなさ」のシンボルに見えるのではないでしょうか。

        乙女座のヴェスタと魚座のカイロン。彼らはまるで合わせ鏡のよう。 このリジッドな世界で、何かしらの役割を担って人生を全うしようとするわたし達が、どこかでふと、足許が溶け崩れていく微細な音を聞いたとしたら........鏡に映った自分の姿が、自分ではない何者かの着ぐるみを着ているような気がしたら........または、誰からも気付いてもらえない、本当に取るに足らないどうでもいい存在かもしれないと感じたら? 心許なく天を見上げれば、こんな世の中でも立派に生きているひとはいる。でも、自分はそのグループには決して入れない….。そんな風に感じたとき、わたし達は、耳を塞ぎ、目を覆い、何も見なかったことにするでしょうか? ん、まぁ世の中なんてそんなもんだし(微笑....

        多分、あと少し、もう一歩踏み出せば、何か違う世界を、違う視座を得られるのかもしれません。でもその最初の一歩は、どんな小さなことでも、何か自分が実際に手を下せることで誰かの役に立っているという実感を重ねていく…そんな地道なことなのだと思います。魚座のカイロンは、どんなひとにも何かしら世の中に奉仕する道を持っていること、それは何もかも受け入れて犠牲者を演じることとは違うということを教えてくれます。カイロンは永遠の異端者であり、「焼き印を押されることない牛」です。

これ、典型的な西部劇の粗筋で例えるなら、街にフラッとやってきた得体の知れない風来坊の若者カイロン(ちょっと世をすねてたりする)。で、その街には使命感に燃えて悪の一団と戦っている若い保安官助手ヴェスタ(前任の保安官は悪者に撃たれてしまい、誰もなり手がいなかった)…っていう役どころかも。2人は出逢い、最初はそこに色々な火花が散ります。だけどお互いを無視出来ない2人。やがて...青年カイロンはこの出逢いから眠っていた才能を開花させ、保安官と共にならず者と戦って街に平和を取り戻す.....ヴェスタは立派な保安官として称賛されるようになり、一方自分の道に目覚めたカイロンは、再びさすらいのガンマンwとして街を去っていく…そんな原型をすくい取れるかも。いや、ベタだけどw。 ん、それとも....?   魚座の「何でもアリ」な霧の中で、みんなそれぞれにクリエィティブな筋書きを創れそうですね。

        カイロンが魚座を完全に出るのは、2019年の春。それまでの約6年半、カイロンは折りに触れて、わたし達それぞれの視野の端に、名状しがたい魂のブラックホールを見せてくれるかもしれません。そんな時、突然噴出するダークな感情を怖れないでください。それがどんなにショッキングであっても、翻弄されず、ただその地点にしっかり踏みとどまること。そして「社会的な善」という構造の中で生きている自分に耐えること。この世の成り立ちを超えようとする視点をキープしたまま、一歩踏み出して皆と共に生きていく強さを身に付けること。生きている限り、手を、足を、体がしっかりと受け継いできた本能的な方向感覚を尊ぶこと。。けっして苦行者にも操縦者にも単なる評論家にもならないこと。 これ、今というタイミングに乙女座のヴェスタが暗示する大きなヒントだと思います。

        う〜ん。。特に魚座に関しては、大抵の場合「言うは易く行うは難し」ってことが多いです…。書きながら自分でそう思います(^_^;。浅い層ではとても優しげに見えて、マジで突っ込んだら多分一番手強い領域。  でも、海王星とカイロンという、意識の深奥を行く二大巨頭が魚座を旅するこの時期、もしも機会が訪れるなら、やっぱり突っ込んでいくしかありませんw。そのために生まれてきたようなひとも、きっといるんじゃないかな?


starTCha


水星のシャドウフェイズ入り

        水星は満月後の10月21日夕刻、蠍座18°台から逆行を開始します。 現在はすでにシャドウフェイズに入っていて、じわじわと逆行前の影を落とし始めているところ。特に今回の逆行は、月食と日食、そして天王星・冥王星のスクエア形成日を超えて11月11日朝まで続くことを考えると、側面からけっこう強力に働くかもしれません。ちょっと前倒しで注意をしておいた方が良いかもしれません。特にこの新月期には焦りを感じたり、無意識に言動がおおざっぱに(または乱暴に)なったりする可能性もあるので、不注意からの事故、怪我、誤解からくる疑いの気持ち、争いや損失には十分気を付けていきましょう。19日の満月前後、そして火星とネッソスがオポジションとなる10月8日前後も、念のため慎重に過ごしたいと思います。もっとも、8日は金星が蠍座を抜けて射手座入りする日でもあるので、雰囲気が少し軽くなるのでは?なんて期待してるのですが…

その他、小惑星フラード(Flood)が太陽・月とコンジャンクトだったり、ケンタウルス族のティフォン(Typhon)も冥王星近くに在泊したりと、天候不順を暗示する惑星がカーディナルサインに入っています。秋は天気が変わりやすいものだけど、今年の秋口はいつにも増して台風や雨が多いかもしれませんね。連休もあることだし、秋らしい澄んだ青空そして満天の星空に、一日も多く恵まれますように!(^_^






        気がつくと今回もやたら長い文章に。。 満月は手短に、もしかしたらキーワードだけになる.........かも?...しれません。 今年も『フォーキャスト2014』の季節がやってきました。そろそろダッシュしないと、です。。 メリマンさんのアストロロジー解説が一層読みやすく良いものになるよう頑張りますので、また今年もよろしくお願いいたします。m(_"_)m




have a great trek!!!★


hiyoka(^_^)


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