レイモンド・メリマン 週間コメント10/28 【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント11/4 部分訳【金融アストロロジー】

November 01, 2013

○11/3の新月・日食―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

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    新月は前回からの課題を経て、次の新月までの約1ヶ月をかけて取り組む新しいテーマが開示される時。 そしてこれは生まれた星座に関係なく、地球に生きるわたし達みんなに平等に降り注ぐエネルギーです。わたし達はこのエネルギーを使って日々、自分なりに考え行動していきます。その現れはひとの数だけ様々ですが、やがてはお互いに影響しあいながら、社会・国・世界の潮流を作っていきます。これは言い換えると、わたし達を取り囲む「空間の雰囲気」です。星読みの世界から見れば、誰もがその中で生き、そのテーマに呼応して・・(素直になったり、反抗したり、無視したりしながら・・)自分なりの人生を創造していると言えます。 その意味でも、刻々と変容していく惑星エネルギーの流れをおおまかに知っておくことは、きっと何かの役に立つんじゃないかと思います。
    例えば…シンボルの光景やキーワードを覚えておくだけでも、何かに迷った時の指針になるはず。。ではでは今月も行ってみます!(^_-)
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新月タイムスケジュール
願い事やアファメーション、ヒーリング・メディテーションなどしたい方は、もし可能ならこの時間帯に合わせてみてください。エネルギーの高まりを感じとれると思います。(^_^)

【地方平均太陽時: ソーラータイム(LMT) 】
東京・関東ローカルで11月3日 22:09前後、北海道周辺で 22:15前後、関西方面(日本標準時ならこの時間)は 21:50 前後、沖縄周辺では 21:20前後に 蠍座 11°16’で新月(日食)となります。

前回の新月のテーマについてはココ、満月・月食についてはココをご覧ください。
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Sabianシンボルによる【 新月がもたらすテーマと挑戦 →11/3~12/2 】
*ここでは有名なデーン・ルディアー(ルージャー)版やマーク・エドモンド・ジョーンズ版の解釈ではなく、透視家エルシィ・フィーラーの伝えた言葉をそのまま書き写したオリジナル版サビアン・シンボルを使ったブレイン・ボヴィの解釈を参考にし、アスペクトを加味して読んでいます。
*テーマはひとつの意識の流れを表したものです。この流れは順不同に現れたり循環したり、ひとつだけ突出して感じられる場合もあります。また、解釈の内容はその時々のアスペクトを意識しながら抽出しています。


【太陽・月 蠍座 11°~12° 】

"A drowning man rescued"
「溺れて救助された男」

"An embassy ball"
「大使館の舞踏会」

【テーマがもたらす雰囲気と挑戦(順不同)】
→★小さな感情の蓄積が迸る/多くの記憶を掘り起こしていく
→★被害者・加害者・救済者の三つ組みの共依存に気付く
→★行き着くところまで行く寸前で踏みとどまる智恵の大切さ
→★他者の感情の爆発や制御不能な現象に巻き込まれる
→★大きな波のうねりの中で自分の小ささを知る
→★忍耐の中で一歩踏み込み、何かを、誰かを支えていく
→★情で繋がった人々との絆を確認する
→★社会的な階層に存在する見えない壁
→★知性、文化、ステイタスの誇示
→★壁に隔たれることによってどちらの側も護られるという事実
→★重要な事のために表面では違う「物語」を演じる必要性
→★デリケートな物事を円滑に進めるための「儀式」というスキル
→★自分のハートの中に存在する見えない壁に気付く
→★自分にとって計り知れないものへの敬意をもって胸襟を開く・・・→

エネルギーのポイント:「見えない壁を行き来する」

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        前回の満月・月食に続いて、蠍座の日食、それもちょっと珍しいハイブリッド日食(観測地点によって皆既日食または金環食になる)がやってきます。 そしてその手前で起きる4回目の天王星・冥王星スクエア。これが11月1日 19:25ごろ。 最近は新月・満月も、数日前からそのエネルギーが来ることが多いですね。なので、もうすでに日食のエネルギーと共に、この絞り上げるようなスクエアの感覚を感じているひとも多いのではないでしょうか?  

今回、牡羊座・山羊座の9°台で起きる天王星・冥王星スクエアには、蠍座の太陽、乙女座の火星、魚座のカイロン、射手座のグリーヴがそれぞれ9°台で参加しています。この時、太陽には逆行中の水星と月のサウス・ノードがコンジャンクト。グリーヴは恒星アンタレスとコンジャンクト。火星はといえば、そのアンタレスと対向のアルデバランという、共に強力なロイヤル・スターであり、勇気と好戦性を合わせ持つ恒星のミッドポイントに位置しています。火星、ここでブーストアップされそう….。そしてこれに水瓶座の8°台に在泊中のジュノーを加えれば、蠍座の太陽・水星組、牡牛座のサウスノード・Part of Death組とはTスクエア。そうそう、しかも太陽は来年4月に起きる5回目の天王星・冥王星スクエア直後の牡牛座の日食8°〜9°とはちょうど対向に位置しているという。。うーん…なんと賑やかで緊張感の高いフォーメーションなんでしょう! 

        各サインの9°台近辺に惑星や感受点を持つひとは、このエネルギーの影響をなんらかのカタチで受けているのではないかと思います。こころにも、体にも。 それがもし強力であれば、何かが確実に自分の中で、外側で、壊れていく感じとか。今まで簡単に出来ていたはずのことが出来なくなったり…。または、気付くと何だか昨日とは違う風景が見えていたり。上下動のある、とても不安定な時期に入っているかもしれません。でも、全てを過ぎ越したとき、そこには今の「自分」という感覚に代わって何とも表現出来ない新しい意識が芽生えている可能性が高いと思います。 たぶん、そのために今、ココにいるんですよね!(^_^

        この天王星・冥王星スクエアのチャートでは、太陽のエネルギーの大半が巡り巡って同じ蠍座の土星に収束していくような感じです。そして今回の日食は、この時の太陽・土星のちょうどミッドポイント。土星、ノースノード、水星とのコンジャンクションを保持したカタチで起きます。これはもう、蠍座的エネルギーの爆発。。。

前回の月食を含んでこのあたりから、次の天王星・冥王星が起きる来年4月22日までの約半年間、世界は未来に向けてその行く末を決める、本当の中枢部=勝負時に入ってきました。もちろん、わたし達それぞれの人生にも、ハートにとっても…! 今回の日食は日本からは見られないけど、その影響力はとても大きいと思います。

ちなみにこの食はノースノード・イクリプス。過去から続いてきた何かが頂点を迎え、それによって扉が開き、新しい何かが始まる食です。そして、サロス・ファミリーは143。その始まりは1617年、誕生と共に前回の月食サロス117とペアになりました。テーマ的には今のところ、前回の月食で触れたような感じかな。。初めての方は、時間があったらぜひ覗いてみてください。


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        ではでは、早速サビアン・シンボルを見てみましょう。 まず土台となるのは、蠍座11°「溺れて救助された男」です。 津波や高波にのまれて溺れたひとでしょうか? それとも船から落ちたのかな? 広大な海原、逆巻く波…巻き込まれたら絶体絶命。。人生には、自分ではどうすることも出来ないことってあります。まるで運命の津波に呑み込まれて、為すすべも無いまま押し流されていくような感覚。 「もうだめかも…」 って観念するとき。。でも、このシンボルの男は助けられ、九死に一生を得るような経験をしました。 助けてくれたのは彼の仲間でしょうか? それともたまたま近くに居たひと達? いずれにしても、目の前でひとが溺れていたら、殆どのひとは知らんぷりで通り過ぎることなど出来ないと思います。あるひとは流れに飛び込み、または浮き輪を投げ、ひとを呼びに走る。 咄嗟のとき、余計なことを考えるヒマもなく行動することってありますよね。みんなの行動がうまくかみ合えば、誰かの命を助けることが出来る。。 助けられた側も助けた側も、ひととき同じ「水」の脅威を体験し、戻って来ました。その体験は、関わった全てのひとにとって何か大きな意味を持つはずです。

 「水」は、無意識に渦巻く感情を象徴するもの。 海も河も、その大元は一しずくの水が流れ集まったものです。 ブレイン・ボヴィはこのシンボルのエネルギーをこう説明しています。『時には一滴の水が全てを変えてしまうこともあれば、船を呑み込むような大波だけが動かす物事もある』 と。 溺れた男は、少しずつ、染みこむように蓄積した暗い感情の波に呑み込まれ、突然バランスを失ってしまったのかもしれません。 感情の暴発は本人も周囲も、全てを危険に巻き込んでいきます。そこに手を差し伸べる側もまた、彼が必死に立てる波をかぶって自分の中の深い感情をかき立てられます。 目の前で溺れているひとは、まかり間違えば自分の父親、兄弟、夫、恋人、親友かもしれない。いえ、自分自身かもしれないのです。『何とかしなくちゃ!』   こうして、みんなが自らの内に持つ「水」は、互いに溶け合って大きな波となり、わたし達をひとつの行動に駆り立てていきます。

そして、彼の命は救われました。この事件は、関わったひと達皆にとって、それぞれに違う新たな経験です。彼らはそこに新しい自分の力をかいま見るでしょう。そして、その「力」を自分の人生の一部として取り込んでいきます。

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         蠍座の中盤に向かおうとするこの度数は、わたし達皆が根底で共有する、奥深い感情を揺さぶってきます。感情は思考より素速くわたし達に行動を促します。こうしてわたし達はひととき溶け合い、手を取り合い、何かを経験し、やがてまた、自分のテリトリーに帰っていきます。そのとき、助けられた男は安堵の気持ちと共に、再び与えられた命の力を感じているかもしれません。助けたひと達もまた、命を救った喜びと共に、自分の中に生まれた新たな力の側面を感じ取っているのではないでしょうか。 

         このシンボルの対向度数、牡牛座11°のシンボルでは、女性が自分のテリトリーの中で、やがて人生に花開く様々な経験を思い描きながら、庭に少しずつ水を撒いています。そこに描かれているのは、自分の「潜在的な力」を確認し、育てようとする意志でした。 そして今 わたし達は蠍座まで来て、共通の危機的状況を通じて他者と触れあい、感情の交わりや、時には肉体的交わりを通して、得てきた「力」を融合し、交換していくことになります。 それぞれが同じ体験を通して取り込んだ「力」は、わたし達を毎回ほんの少しずつ変容させ、人生に、社会に、また新しい大波を創っていく潜在力になっていくでしょう。 助ける者、助けられる者…… この先も、その都度役割を変えながら、わたし達はこの「水」に導かれた力の交換を体験していくはずです。それが自分を成長させ、支え、強くするから…水の力が無ければ、わたし達の花は枯れてしまうから。。 

でも、もしも役割が固定してしまったら? 助ける者と助けられる者がいつもいつも同じ顔ぶれだったら? そこに成長はありません。あるのはただ、共依存だけ。そして、その閉じられた輪の中にはもしかしたら…男を水に突き落として溺れさせたひとの存在が隠れているかもしれません。 あるいは、突き落とすひとと、助けるひとが同じだったりするかもしれません。 そのとき、お互いの「力」は高め合うことなく枯れていくでしょう。 そこは吸血鬼の世界。 吸血鬼は今を永遠に維持するために、他者の血という名の水を吸い続ける必要があります。。
他者と溶け合って力を共有し、成長していくこと。ヴァンパイアであり犠牲者でもあるような、永遠のエネルギー・ループにはけっして陥らないこと。これは蠍座が課してくる、ひとつの挑戦かもしれません。


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        そして、エネルギーは蠍座12°「大使館の舞踏会」をとっていきます。シーンはガラッと変わって豪華なボール・ルーム。世界各国の超エリートや政治家、著名人とそのパートナー達が集う場です。みんなドレスコードにのっとって、きらびやかに着飾っています。上品な音楽が流れ、最高級の料理やお酒、そして上質な会話が交わされます。このシンボルが降ろされた1920年代の舞踏会はどんなだったでしょう? きっと優雅で華やかだったでしょうね。 今でこそ、権力者クラスのひと達が(少なくとも自分の名で)TwitterやFacebookにどんどん投稿する時代だけれど、昔はきっと、もっと雲の上の存在だったと思います。大使館の舞踏会なんて、庶民にとっては手の届かない憧れの場だったのではないでしょうか。(まぁ、今もそうかもしれないのですが…^_^;)

当然、この舞踏会は単なるダンス・パーティではありません。大使館で開かれているということは、そこが公の場であり、激動する政治の裏舞台でもあることを示唆しています。世界の要人が集まり様々なテーマで開かれるサミットなんかでも、表舞台の会議場だけでなく、晩餐会や控え室など、表に見えないところでの折衝が実は重要な筋書きを創っていた、なんてことがあると聞きます。たぶん舞踏会というのは、完全な表舞台と全くの裏舞台の、中間的な位置を占めるものかもしれません。つまり、にこやかに楽しむ風を装いながらも、とてもデリケートな場。 各国大使にとっては緊張感漂う仕事の場であり、場合によっては国同士の力が絡む、暗黙の闘いの場にもなるでしょう。もしかしたら、秘密の別室では盗聴やスパイ行為も当然のように行われているかもしれません。

なので、ひとたびその場の整った雰囲気を乱すような事件が起これば、悪くすると大きな国際問題にもなりかねません。ワルツのステップを踏み外して着飾ったお相手をステンと転ばせてしまったら… わたし達のパーティだったら笑い話で済むけれど。 トップが集う舞踏会なら? 小さな話に憶測や様々な尾ひれが付いて、世界中にニュースとなって広まるかもしれません。シャンパングラスから漏れた小さな一滴のしずくが、やがては社会の根幹をゆるがす大津波になっていく… 権力を持つひと達の集まりとは、そういうものではないでしょうか。

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だからそこには、立ち居振る舞いについても暗黙の社交ルールが存在します。そこに集うエリート達は、ひとりひとりの肩書きに基づいて、後ろに繋がる目に見えない大勢の人々に対する責任を負っています。招待されたひと達はそれを熟知した上で、その規範から外れない範囲で、祖国に、自分の属するグループに、または自分自身の立場に、利益を誘導するための駆け引きをしているように見えます。地位や階層に見合ったルールの中で、いかに上手に互いの力を溶け合わせ、または奪うことが出来るか。。。今のわたし達が暮らしている社会構造を護りながら、その上でデリケートなパワーゲームをするには、絶大な社交の力が問われるでしょう。

        わたし達は今、世界のトップクラスのひと達が集まる会合をネットやTVの映像でかいま見ることが出来ます。そこで起きてくる様々な出来事も漏れ伝わってきます。でも、そこでにこやかに交わされる会話の全容は知る由もありません。そこで何が本当に起きているのかを、その真実を、こちら側にいるわたし達が知ることはないでしょう。 ただ、ウィンドウショッピングをする時のように、目に付いた物事を褒めそやしたり批判したりしながら、まるで映画の1シーンみたいに、一瞬を楽しんで忘れていくのかもしれません。見るひとによって、ミステリーだったりアクションだったりコメディだったりするけれど、結局はひとときのエンターテインメント。 そこにはこちら側とあちら側を隔てる見えない壁が厳然と存在します。 それは社会的階層の壁。 だからわたし達は、いつかショウウィンドウのガラスを破り、飾ってある衣装や宝飾品を身につけ、あちら側に行ってみたいと夢みたりもします。

けれど、あちら側の暗黙のルールもわきまえないまま、壁を破って飛び込んだらどうなるでしょう?  こちら側にいるときは華やかで楽そうに見えたボールルームなのに、いざ参加してみたら、そこはいきなり思考形態さえ違う異世界。すぐに怪しげなヤツ!とはじき出されてしまうかも? 同化するために懸命に頑張ったとしても、見えないところで背負う物の重さに気付いたとき、耐えられずに嫌気がさすかもしれません。美しいショウウインドウの中は、熾烈な戦場だった!な〜んて......。 

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『 そんなことないよ!どこに行っても自分は自分、ひとの事なんて関係ない。自分の思い通りにふるまうさ!』…そう、牡羊座の天王星ならそう言うかな? でも、山羊座の冥王星は見逃しません。

『 ここは君の遊び場じゃないぞ。 だが、本当に自分が正しいとそう思うなら、やってみるがいい。今まで社会を、君自身を支えてきた暗黙の社会構造を思いっきり壊してみろ。君はその後のことなど考えもしないだろう。自分のしたことがどんな影響力を持つかなど、想像さえしたことがないだろう。だが責任は負わせるぞ。私、山羊座の冥王星と、蠍座の土星が君の軌道を挟んでいることを忘れるな!』 

…はぁ、見えない壁を正面からぶち壊すには、相応の覚悟が要りそうです。。

        壁…。 壁があるとき、わたし達はそれを破りたいと思います。昔、ベルリンの壁が崩壊したように。こちら側とあちら側の人々が手を取り合うのを見たいと思います。 国境や宗教や信条の壁なんか無ければいいのに、と思います。そして、大好きなあのひととの間に立ちはだかる壁を壊して、共に溶け合いたいと願います。。 その一方で、何か危険が迫ったときは、わたし達を護ってくれる壁が欲しいと願うのもわたし達です。戦火から護ってくれる壁。貧困や飢餓から守ってくれる壁。 今の自分を、生活のありようを、護ってくれる壁… わたし達が今まで暗黙の内に同意して築きあげた、社会構造という名の壁。 人間関係の中でも、わたし達は時々こんな風に思います…一度は心身ともに溶け合ってひとつになったはずのあのひと。でも、たまには自由が欲しい。ひとりきりの世界に籠もって息をつきたい。それに、自分だけの秘密も護りたい。壁が欲しい………。 わたし達は本当に壁を壊したいのでしょうか? それとも、今存在する壁を護りたいのでしょうか?

        蠍座で問題になる「壁」は、そうそうわたし達に都合よく立ったり崩れたりはしてくれません。わたし達の自我は、壁が無ければ成り立たないからです。無数の自我の壁が寄り集まって、社会階層を構築する壁になっているからです。 だから、どんなに世の中のシステムが変わったとしても、それを完全に壊してしまうことは…まだわたし達の意識レベルでは無理なのだと思います。 今のわたし達がこの壁と付き合っていくには、スキルを必要とします。 それは、「社交」というカタチを取った「儀式」。 儀式と言っても形式的なものではありません。それは、ひとときの間「壁」を通り抜ける「水のマジック」。存在する壁を透過して、こころを明け渡していく行為だと思うのです。


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自分や相手や周囲の中に暗黙の内に存在する、見えない壁を尊重していくこと。 尊重しながら、そっとそっと手を差し出し、相手の核に触れていくこと。。 他者の力を奪い取るのではなく、相手の弱みを突くのではなく、正直に、自ら少しずつ溶け出していくこと。互いに変容していくプロセスを怖れないこと。でも、手を引くべきときはサッと引く。相手をけっして侵害しない。自分の弱みを怖れたりしない....。 こんな関係性を、単なる操縦行為やパワーゲームに陥らず、あきらめずに誠意をもって続けることが出来たなら、いつしか互いの堅固な壁が、自分の中の壁が、まったく新しい「何か」に置き換わっているのに気付くかもしれません。それはもう、壁とさえ呼べないでしょう。 

けれど、そこまでいくには相当の自己信頼と忍耐が必要です。 目の前の現実を見て、周囲をありのままに見て、自分を振り返り、感じ取る。 自分の中の飾らない欲望を、きちんと見る。考えてみる。 本当に、何がしたいのか? 自分に、相手に、周囲に、社会に、何を求めているのか? 今、本当にやるべきことは何なのか...? 

大使館の舞踏会でフロアの真ん中に立ち、その場に溶け込みながら、異なる顔の幾多の壁に囲まれ、自らもマナーという仮面をまといつつ、同時に誠実であり続けること。 社会という人々の集まり…無数の見えない壁の集積を、もっとフレキシブルでより良いものに変容させていくこと。わたし達に、それが出来るでしょうか? この蠍座の海の中で、怖れと拒否と力への欲望から這い出し、自分を律してスキルを身に付けていくことが出来るでしょうか?

        それでも、もし本気で既存の「壁」を壊したい、飛び出したいと思ったら、エイッとやってみるのもいいと思うんです。壁は永遠のものじゃないから。古い壁はいつか崩れ去り、新しいものに変容するのだから。 けれど、独りよがりな行動を取ったりしたら、蠍座の土星にソク責任を問われそう。。 彼はこう言うでしょう。『 壁を破壊して新しいテリトリーに辿り着きたいなら、それなりの手順を踏め。現実を見ろ。侵害するな。働け。繋げ。コミュニケーションを取れ。信頼を得ろ!』 …ふぅ。なんかこう、ウルサイですね。。(^_^;

そして、最後に冥王星がとどめの一発。
『 灰になれ。一握の灰を力として立ち上がれ。そして、君の新たな壁を創るのだ。もって瞑すべし! 』


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        それにしても、今回の土星、強いと思います。 そして、チャージされて活力に満ちた火星もまた、舌鋒鋭く批判精神にあふれていそう。叩けるものなら何だってやり玉に挙げるかも? 水星・ノースノード・太陽・月・土星の日食軍団とこの火星から、牡羊座の天王星にYODが形成され、同時に天王星とジュノーから火星にゆるいYODが来ているのも気になります。 何かまた、どこかで驚くようなことが起きるのでしょうか。 カルマの精算を象徴するケンタウルスのネッソスが天王星・冥王星のミッドポイントに来ていることから、あいかわらずの内戦やテロに加えて、秘密の漏洩、愛情問題やお金が絡んだカルミックな出来事、法律問題、仕事や信条に関する裏切り行為の発覚や事件などはまだまだ続きそう。。 来年の天王星・冥王星スクエアにかけて、地政学的にも発火しやすい感じだし、地震や災害を示す惑星配置にもこと欠きません。それに彗星接近で太陽フレアによる磁気嵐も警戒続行中。。天王星が強調されている限り、何を予測しても意表を突かれるというけれど…いずれにしても、やっぱり世の中は騒然としそうです。 

でも、今回牡羊座9°〜10°に居座る天王星にはちょっとだけ、期待しています。古くなって壊れたものを何としてでも再び機能させ、新しい領域に導いていこうとする、前向きな意志を持っている度数だから....。これが水面下でじわっと効いてくれるといいな。。


        そんな中、今日も頑張って息だけはしながら(^_^; …わたしもまた自分なりに人生を歩んでいます。惑星達のエネルギーに翻弄されて毎日バタバタと暮らしながら、遅々としつつ。ふと気が付くと木々もずいぶん色付いてきました。ベランダに枯葉が落ちています。早いなぁ…もうすぐ冬なんだな。。そういえば10年前の今頃って何をしていたろう? もう何も思い出せない気がする...(遠い目

水星逆行下にあって、フッと昔の記憶がこころを触ってくることも多い今日この頃。 蠍座の沼地に咲く美しい花を見て、ヒタヒタとこころに迫る深い音色に耳を傾け、自分の中の水と思いっきり戯れ、そしてときには大波をかぶりつつ… 変化していく世の中と溶け合い呼応しながら、意識を、世界を見据える眼を、閑かに成熟させていけたら…そして自分と世界を、意識と次元を隔てる見えない壁を自在に透過していけたら........なんて思ってる、天王星・冥王星スクエアの昼下がりであります。。。


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最後に少しだけ、久々の惑星スケジュールなど

11月  7日 昼頃 水瓶座でネッソス順行開始
11月14日 早朝 魚座で海王星順行開始
      土星がエコーフェイズを終えて逆行開始位置に到達
     (後片付けから未来志向へ)
11月11日 水星順行開始@蠍座2°29' ここからエコーフェイズへ
     (この日の前後は様々な乱れに注意)
11月18日 0 : 15頃 満月
11月19日 カイロン順行開始





have a great trek!!!★


hiyoka.(^_^)


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この記事へのコメント

1. Posted by らいらっく   November 03, 2013 20:27
hiyokaさん こんばんは^^☆

うう、またもや強烈な星回りですね。
最近こんなのばっかりですね(汗

冥王星社長の台詞とか
土星部長の台詞とか
うわーほんとにそう言ってそう…
と思って震え上がりました(^^;

でも私の中でも天王星の部分が
いつも叫んでる感じがしますね。
「改革!革命!」とかって(笑

夢はあるけれど
5室の土星と9室の冥王星が
「ちょっと待ったあ!!!」
「現実的に働け!稼げ!」
みたいなことを言いますね やっぱり(^^;

まずは現実重視路線になっちゃってますが
心の中の希望は大切に
日々をガンバリたいと思います☆

一気に寒くなってきました。
風邪などお召しになりませんようお気をつけて!


P.S 前回のコメントの名前の件
   レス返せずごめんなさい!!(汗
   全く気にしてませんので^^okです☆
2. Posted by らいらっく   November 03, 2013 20:34
あっ、すみません!
私の土星部長がおわしますのは
7室でした!

いずれにせよ きっつい部長です…(笑
3. Posted by hiyoka   November 04, 2013 01:32

らいらっくさん、こんばんは^^
わーんありがとうございます!! m(_"_;)m

ほんと、冥王星社長も土星部長もキッツイですよね
海王星は…優しげに微笑みながら実はどこを見てるかよくわからない、一癖も二癖もある専務さんかな?

あまりにも重いときは、「宇宙はブラック企業かい!」な〜んてw でもやっぱりそうじゃなくて....
どんな"労働環境"であろうと、その時々で働きがいのある場所なんだなとも思います

9室冥王星、7室土星ですか!人間関係の中で沢山のことを学びながら、そのひとつひとつがらいらっくさんの中で濾過されて、いつか…"世界"という名の形容しがたい現象に収束していく。それがらいらっくさんの、常に変容しようとする世界観になり...それを地図として、旅が続いていく。地図に書いてあるのはたったひとこと。「それは何か.......?」…もしかしたら、そんな魂の運動性を持って生まれていらしたのかな。。なんて。これも見方のひとつに過ぎないけれど(^_^

蠍座におわします土星部長はきっと今、手取り足取り部下を指導してくださってるのかもですね。 研修終了印をもらえるその日まで、夢と現実をオーバーラップさせながらお互い地道に実習にはげみましょう(^_~)-☆

どうか希望いっぱいの新月期を!
4. Posted by らいらっく   November 04, 2013 11:21
海王星の役職はなんだろうって
ちょうど考えてました(笑
ああ、あれは専務ですね!!
眠たげな眼差しでフロア全体を見渡している感じです…^^;

私は3室集中型なので、
いつも「旅」が頭の中にあるんです^^
仕事や家族の世話をしながらも
旅を楽しめる方法はないかなって
模索している感じですねえ^^;

でも最近はどっぷり仕事漬けで…
どこにも行けていません(涙)!!!
どっか行きたいー!!!

9室社長のおかげか?
外国語習っているんですけど
日常に拘束されていて
「このまま続けても何にもならないんじゃ…」
と不安になってます。

うーん、いかんです。
せっかくの蠍集中新月なんで
ちゃんと掘り下げて考えなきゃ、ですね(汗
5. Posted by hiyoka   November 05, 2013 17:59

アハハ そうだったんですか!
チャート全体の惑星配置にも依るけれど、らいらっくさんの場合はもしかしたら、9室の冥王星から社長命令(魂レベルの願望)が下り、企画部(3室)の海外事業課にエネルギーが送られて『旅」というプロジェクトが立ち上がり…社長直々の統括の下でGoサインが出るまで、頑張って事業計画を練っている…そんなエネルギー回路がありそうですね(^_^

3室の「旅」のイメージは9室の冥王星が吸収し、そこで一段深い"望み"に変容していって、そこから再びバーンと3室へ戻していく…自分でいつも意識しているような願望が
実は人生全体の核をなすような、とても深い意味を持っている。冥王星がからむ場合は、精神の中でそんなエネルギーの運動が絶えず起きてるようなケースが多いです。

冥王星は凄腕の創業社長。ただし、謎かけして社員を試すクセがある鬼社長w。でも、めげずに社長の ”志” への理解を深め、関係部署(例えば蟹座さんなら国内事業部の差し迫った課題との摺り合わせとか?)と連携しながら企画をしっかり準備していくと、機が熟したとき、ステキなことが起きるかも!今想像してるのと全然違うプロジェクトに育っていく場合も?

9室冥王星のキーワード(遠いところ、精神性、自分にとって物事を理解する基になっている"法"や信条、俯瞰的な視座、「"それ"は…結局、何か?」に対する自分なりの究極の答、その他いろいろ)をたよりに、海王星専務のイマジネーションのお力も拝借しつつ、企画が最高のカタチで実現するよう頑張ってくださいね(^_^  専務と接触するには、場合によっては渉外担当の土星部長経由が効くかな。

実際にはもっとフクザツではあるけど、「夢」を具体化するには自分のネイタルへの理解を深めていくのが一番早いです。てなわけで、とりあえず創業社長の命令を理解すること、すごく重要かも…

"株式会社らいらっく"さんの事業発展、こころからお祈りしてますね!(^_~)-☆
 
6. Posted by らいらっく   November 09, 2013 00:18
レス遅くなりまして申し訳ありません!!
いやあ、hiyokaさん
なんか身につまされますー(笑笑

ホント株式会社・自分って感じですー(笑笑

ネイタルとトランシットって難しいですよね。
ネイタルでは私の社長は5室乙女座におわすようです。
ここには木星課長も御同居。
コッホでなけでば天王星…役職なんだろう、営業部長?もご一緒です。
コッホシステムだと社長と営業部長は6室に行かれてしまいます(笑

このあたりの解釈も
自己流では理解するのが本当に難しい!

5室って子供とか恋愛とかいいますが
木星課長が滞在している割には
恋してない期間が長すぎるし
恋をすればハマって究極に苦しむし(汗
あまり良い思いがないのは
やっぱり……社長がいるから???(大汗…

確かに今している恋は外国に関係してはいますが…^^;

創業社長の命令、なんでしょうねえ…
乙女座20度だから、チームでなんか目指しなさいってことなんでしょうか。

でも今はフリーランスなんですよね、ははは^^;

hiyokaさん、いつも色々アドバイスありがとうございます!
赤字にならないように㈱らいらっく
気をつけたいと思います…(大汗



7. Posted by hiyoka   November 09, 2013 22:40

らいらっくさん、こんばんは^^
あ、そうか。前のはトランシットのことで、ネイタルは5室だったんですね。サインと室区分の組み合わせ、いざとなると難しいですよね…。確かに5室は恋愛、子供、エンターテインメントetc.を指しますが、その大元の原型はそういう具体的な意味をもっと掘り下げたところにあります。
例えば、黄道12室を人間の一生に見立てて、生まれてから色んな体験をしつつ意識が成長していく段階を各室に当てはめてそれぞれの原型をあぶり出します。

一例では、4室(家庭)っていうのは、こころの奥底にある、自分だけの、誰にも邪魔されない安全ななテリトリーという意味を根底に持ちます。それが「この世」的に投影されると個人の足場としての「家庭」という意味を持って来るんですね。

4室で意識の中に安全な足場、領域を確保したうえで、次の5室で「自分を表現していく」段階にいたります。例えば「子供」は一種、親である自分の再生産。もちろん生まれてしまえば他者なのですが、それでも自分のDNAを使った…究極のクリエィティブワークですよね。 恋愛も様々なカタチの自己表現と言えます。つまり、5室は「世界の真ん中で自分を叫ぶ」ハウス。創造と素直な自己主張のハウス。その大テーマの下にいろんな体験が起きてきます。5室は「自分らしさ」をどう創造するか?のハウス。

それが6室になると、いきなり転倒します。意識が成長していくためには、7室で本格的に他者と対峙する前に、5室で膨れあがった自分を一回ボカッと叩いとく必要があってw。なので、そこは謙譲、勤勉や奉仕の精神を学ぶハウスになります。6室が職場、健康、ヒーリングなどに関連するのもそのためですね。

超簡単な例ですが、そんなふうに各室の「原型」からみつめ直してみると、度数の意味も含めて、自分のチャートならではの意味がもっと見えてくるかも?(^_^
 
 

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レイモンド・メリマン 週間コメント10/28 【金融アストロロジー】レイモンド・メリマン 週間コメント11/4 部分訳【金融アストロロジー】