レイモンド・メリマン 週間コメント3/31【金融アストロロジー】○3/31の新月―みんなに降り注ぐエネルギー(フツウの戦士サンたちへ♪)

March 31, 2014

★大ボス・天王星・冥王星スクエアと海王星そして土星…

        ざっと今回の新月チャートを見てみると、こう、何とも形容しがたく物狂おしいというか、悩ましいエネルギーを感じてしまいます(^_^;  背景には沢山の水のエネルギーがあって、とても繊細な感受性を生み出してくれるのですが、やはり4方向から容赦なく来るカーディナル・グランドクロスのプレッシャーは相当なものがありそうです。また、準惑星や小惑星達の火のグランドトラインも入れ替わり立ち替わり形成されて、吉凶こもごもの、落ち着かない意識エネルギーを送ってきそうです。 ただ、アスペクトをひとつひとつ見ていくと、そこには何か共通点があるように感じます。個人、グループ、そしてもっと大きな集合体として、何としてでも、新しいアイデンティティを見出したい…そんなエネルギー。だから、合い言葉は、「私は誰か?」…になるのかな。。そして、全てが4月のカーディナル・グランドスクエアに繋がっていきます。なので今回は新月にみられる個々のアスペクトではなく、あらためて4月4週目に起きるグランドスクエア…というより、それに側面からエネルギーを与える海王星や土星に触れてみます。

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 4月22日、カーディナル・グランドスクエアの口開けとなる
 天王星・冥王星ジャスト・スクエア図



まずは直近でエネルギーが緊張しそうな日(前後に数日のオーブをみます。)を挙げておきますね。
 ※()内は心理的な表れの一例ですが、現象面でも爆発力があると思います。
   おしなべて、 とりあえずこころはクールに行こうね…っという感じかも!(^_^

 3月31日朝7時過ぎに月が天王星にコンジャンクト
  (感情的なエネルギーチャージ)
 4月1日23時過ぎ、ネッソスが魚座に入居/6日に金星とコンジャンクト
  (深いレベルに蓄積した感情の澱が出来事として表面化する、まはその予兆)
 4月1日夕方ごろ太陽が木星にスクエア
  (自分のお気に入りの信条、目指すゴールを再チェックする必要)
 4月2日夕方前に太陽が天王星にコンジャンクト
  (自分の中にある無理や矛盾を廃し、リアリティに裏付けされた問題解決をはかる必要)
 4月3日夕方太陽・冥王星スクエア
  (お金and/or力の問題。貪欲さ・支配力・羨望・闘争、自己充足の必要)
 4月9日朝、太陽・火星オポジション(火星逆行のミッドポイント)
  (対人関係のフラストレーション、報復のための策略など)


大ボス・天王星・冥王星スクエアと海王星そして土星

        ふり返ってみれば、カーディナル・クライマックスの前兆となった2008年の土星・天王星オポジション以来、そして2010年夏におきた天王星・冥王星Tスクエアでその最初の口火が切られて以来、すでに世界中で多くのことが起きてきました。日本にも、とても大きなショックがあり、その傷はまだまだ癒えていません。そして今、この瞬間も世界中あちこちで沢山のことが起き続けていて、まるで地球全体が轟音を立てながら、まだ誰も見たことのない領域へと進み出しているように思えます。 ピンポイントで示現する強力な星回りを見るかぎり、たぶん、2014年~2015年の2年間で、日本は大きく変わっていくのではないかと感じます。 

これからの約2年は、動乱の60年代中盤において日本がその精神に取り込んだ天王星・冥王星のエネルギーが、今90°スクエアという生みの苦しみの時代を迎えてどんな子供を次代に送り出すかの勝負時になるのだろうと思います。

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        天王星・冥王星スクエアやカーディナル・クライマックスについては、もう以前からメリマンさんも、その他のアストロロジャー達も多くのことを指摘してきたし、語り尽くされた感もあるかもしれません。実際、予測されていた 「予期せぬ出来事」 が起き続けているし、今はまだ身の回りが平穏だったとしても、対岸の火事は少しずつ近付いているという感じはあります。なので今、あらためて何か書く必要もないかも?…とも思うのですが。。

        ただこれから先、牡羊座の天王星が創り出す爆発力には注意したいと思います。このエネルギーは、絶対の自由を求めるある種の純粋さを持っています。本能的な、容赦ない純粋さとでも言えばいいでしょうか。これに精神を刺激されるときは、老いたひとさえある種の若々しさを感じることが出来るでしょう。これは、余計なことなど何も気にする必要が無く、ただ前に進むことだけを考えていた時代…若さや青さを思い出させてくれるエネルギーでもあります。なので、個人の人生でも、社会においても、ともすると「壁を壊すこと」そのものがもたらす"カタルシス"がゴールになってしまうことがあります。

たとえば社会で働く牡羊座の天王星は、「I am human!」とか「We the people」とか「1% vs 99%」……公正と平等! なんて正論の極みのスローガンの下で、いったん打ち壊すべき「敵」や「システム」を見出せば、徹底的に頑固にターゲットを攻撃しようとします。けれど、対象を破壊した後のことはあまり考えていません。それは自分の役割じゃないとどこかで知っている…って言えば聞こえはいいのですが、気分的には後で誰かが何とかするさ、自分に責任は無い…っていうのに近いかも。。。何か建設的な理論を持っているように見えても、中身は現実味の薄い理想論だったりします。このエネルギーは若さだけが持つ、まぶしいような飛躍を体現するけれど、それだけにとてもエゴイスティックでワガママな面が強く、溜まったものは吐きだし、ぶつけようとします。

ただしこのエネルギーが現実生活の中で強く働くときは、それを受けるひとの持つテーマによって、表現は多岐にわたります。ひとりひとりを見れば、けっして単純ではないでしょう。その末端の顕れで一番わかりやすい例は、 "何でも良いから、腹立たしさをとりあえず叩きやすい存在にぶつける" ような行為となります。この場合、伝聞が本当に事実かどうかは関係ありません。気にくわないヤツは悪いヤツに違いなく、今苦しい思いをしている自分はその悪いヤツを叩く正当な理由がある。。。 このエネルギーは、ともすると大人の皮をかぶった子供みたいなひとを沢山生み出します。 それは、牡羊座の天王星によって呼び覚まされた、それぞれのひとが抱える「インナーチャイルド」の叫びであるかもしれません。

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        一方、魚座の海王星と共に働く牡羊座の天王星は、「弱者」に対する共感や同情にも突き動かされます。この魚座のエネルギーは、本来とても崇高なもの。現在土星が在泊する蠍座、木星が在泊する蟹座との水の三角形は、今のわたし達にとって、自分自身の暮らしを、そして社会をより良くしていくためにもたらされた、必須のエネルギーだと思います。そしてこのエネルギーは、2014年7月半ばに木星が獅子座入りするまで、影からわたし達のこころに豊かな感受性をもたらしてくれます。たとえ自分自身が完全ではなくても、こころに余裕があれば、わたし達は自然に助け合おうとするし、そうありたいと願っています。触れあいの中で感じる温かさ…その中には沢山の小さな希望があります。

けれど、これにもやはりネガティブな側面があります。他者への同情や共感は、自分がカタルシスを得る(牡羊座の天王星)ためのエゴ(牡羊座の天王星)の"欺瞞の盾"(魚座/12室)になってしまう可能性があるからです。本来はやわらかくひそやかな、優しい願いだったはずのものが、牡羊座の天王星によって「敵から護るべきもの」として認識されたとき、「攻撃は最大の防御なり」という理屈が成立します。そして、牡羊座の天王星が求める興奮が怒りというカタチを通して立ちのぼってきます。これは日常でも、わたし達の意識の中で一瞬にして起こり得るエネルギーの動きだと思います。

こうしたこころの作用は、わたし達が犯しやすいとても大きな欺瞞(魚座の海王星)であり、牡羊座の天王星が体現する最善の状況、真の自由や革新とは程遠いものです。これが起きるときはまた、その隙につけ込むように、煽り、利用しようとする人々もまた引き寄せられてきます。

自分の身を削って(魚座)でも、自らが抱えている内面の問題や不安に直面し(蟹座)、こころの深い部分で清も濁もその全てを呑み干し、鎮魂し、自己充足による解決をしていかない限り(蠍座)、他のひと達に"真に"手を差し伸べることは難しいのかもしれません。それでも、わたし達はきっとトライし続けるでしょう。

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        人生だって社会だって、自分が世界に放った言動は、結局は自分の身にふりかかってきます。 なぜなら、土星がいつのまにか背後に立って、『おぅ 自分で蒔いた種の責任は取れや、あ?』 なんて言ってきますから。(いや、そんなにガラは悪くないかもしれないけど…^_^; )  天王星はもともと水瓶座の支配星ですが、その水瓶座のもうひとつの支配星は土星なんですね。一方、冥王星が在泊する山羊座もその土星が支配しています。 …山羊座の冥王星と、牡羊座の天王星…この2つの要素を影で繋いでいるのは、今蠍座を逆行中の土星です。そして土星のエネルギーは、わたし達人間が今、意図して使えそうな力の最大のもの。だからきっと、この土星力をどう使うかは、わたし達の今後に大きく関わってくるのではないでしょうか。

ディープな重さをもたらす蠍座の土星。蠍座の原型のひとつに、「わたしは誰であって、誰でないのか?」 というのがあります。 これは、わたし達それぞれが存在の内に持つ「限界」を、「これは自分ではない」という対象をよく知ることによって確かめていく行為を指しています。

蠍座は自分自身の限界を拡げていくために、人々と深く強烈な交流を持つと言われています。それは、あらゆる物事に対して「何故?」と問いながら、対象に浸透していくような感覚かもしれません。その中で蠍座は 「自分ではないもの、自分の境界線を拡げるのに必要なもの」 を探し求めます。これには当然、"生と死の境界線"も含まれています。 蠍座が奥底に持つこうした原理は、この領域に天性の心理学徒を生み出すエネルギーを与えます。これはいわゆる世間知から秘教的な教えまで、状況に応じて幅広い理解力となって顕れるでしょう。

 「自分ではないもの」を怜悧に識別した上で 「自分がまだ持っていないもの」と出会うことは、「力を持ち、それをふるう体験」と、「無力感にさいなまれる体験」の両方を蠍座のテーマとしてもたらします。 それは重い体験かもしれません。けれど、黄道12宮も蠍座まで来ると、毒や死でさえも、自分自身を変容させ、今ある限界を超えさせてくれるかもしれない大切な養分です。 清も濁も一気に吸い込んで消化するとき、意識に取り入れた全てが蠍座の 「力」 になり得ます。そして、その力の本来の質は、あくまで 「自分自身の変容」 そして 「より偉大なもの」 に近付いて行くことにあります。

        土星が蠍座を旅する今、 「自分の限界と持てる力」を知り抜き、その上で各自のユニークなパワーを成長のためにどう使っていけるか? というテーマが土星力を彩っています。この組み合わせがネガティブに出れば、支配力を強めるために相手の急所を突いて操縦する力にもなるでしょう。今、そんな力が世の中には沢山働いているように思います。

また、土星がエネルギーを発するとき、そこには常に「責任」という観点がつきまといます。 蠍座の土星はいつも自分が引いた境界線を頑固に注視しているところがあります。 それは自分と他者との境界線を 「壊さずに拡げていく」 ため。。なので、その境界を護り内側にこもることで、結果的に支えきれない責任を負って深く傷付くことがあります。また反対に、支配力の拡大のために、または報復として、執拗に相手の責任を糾弾するようなエネルギーとして使われることもあります。

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        けれど、同じ土星が蠍座の持つ最高のエネルギーを帯びたとすれば?  きっと、カーディナルスクエアとグランドスクエアがもたらすショックをしっかり受け止め、自己充足の中で感性のバランスを保ち、互いに見合った責任を負いながら皆でしっかりと大地に立つ…そんな働きをしてくれるのではないでしょうか。 対象に深く浸透し理解する力、限界を超えていきたいという願い、そして自分だけでなく、他の人達も自分の限界を超えて高く深く飛翔させる力になりたいという願い....。これらはみんな、蠍座から香り立つ美しいエネルギーです。

現在の逆行運動を通して、この蠍座の願いにそっと触れることが出来たとき...土星はあらためて社会に生きる自分が負うべき本物の責任に目覚め、人間という存在への知識を深め、後に役立つエネルギーを蓄積することが出来るかもしれません。そして、わたし達の内に潜む "インナー・チャイルドの叫び" を理解し、本物の大人へと成長する機会を与えてくれる可能性があります。これはやがて、山羊座の冥王星に「強者の力」ではなく本当に「公」を重んじる統治者としての自覚を与え、牡羊座の天王星に責任の本質を見せていく力にもなるでしょう。だから今はきっと、「理想は高く、行いは慎重に・・・」 というスローガンが合う時なのだと思います。

        牡羊座の天王星、魚座の海王星、蠍座の土星…カーディナル・クライマックスの中で働く、ほんの一部の側面について触れてきました。数多くのわたし達の、無限に多様な顕れの、本当にほんの一部だと思います。実際は、無数の星達の、無限に多様なエネルギーがその都度絡み合って世界となり、時代となり、歴史となってきたし、これからもひとが生き続ける限り、それは変わらないでしょう。全てを知り、全てを語り尽くすことなど不可能に思えます。

でも、その全てはわたし達人間ひとりひとりの集合体が創りあげています。 結局は、誰のせいでもない…みんなで、日々の暮らしの中で、一瞬一瞬小さな選択をしながら進んでいる…。 そう思うとき、変化の力は今・ココ、わたし達の小さな手の中に戻ってきます。時代の変わり目で、もし何かが失われるのだとしたら、その失われゆくものを惜しむ気持ちと共に、まだ種子に過ぎない新しいパラダイムの芽吹きを見届けてみたい。自分の中にも、そして世界にも…。 (日々ハァ~とぼやいたり、地団駄ふんだりしながらも。。^_^;)

        カーディナルサインの13°はいわゆる "クリティカル度数"。もともと強い力を持っているとされます。 それに加えて今回冥王星が居座る山羊座の13°は、2011年1月4日、あの東北関東大震災の直前に起きた強力な日食と同じ度数です。 蝕の研究家セレステ・ティールによれば、日食・月食の効力は短くて半年、長くて3年は保たれるのだとか。奇しくも今年はあれからちょうど3年目です。 このグランドスクエアはわたし達に、『そろそろ答をみつけて先へ進め!』 と、再び新しい挑戦をしかけてくるのかもしれません。 でも。。わたし達みんな、このエネルギーを受けるために生まれ、今を生きているのだとしたら、もう...........受けて立つしかないですよね!! (^_^




once again,
have a great trek!!!★

hiyoka(^_^)

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